JP2608733B2 - スイッチング回路網 - Google Patents

スイッチング回路網

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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は同期多重変換装置、ディジタルクロスコネ
クト装置、マルチメディア多重変換装置、交換機等に用
いられるスイッチング回路網に関するものである。
「従来の技術」 第5図に従来技術の例を示す。スイッチング回路網は
時間スイッチTと空間スイッチSとを組合せたT−S−
T構造の3段スイッチング回路網である。各時間スイッ
チに対して空間スイッチを共通的に使用することによ
り、スイッチング回路網として時間スイッチTを順次空
間スイッチSのスイッチング規模まで増設することがで
きる。例えばこの図の例では空間スイッチSのスイッチ
ング規模は8×8であるから、時間スイッチTが1個ず
つ8個まで増設することができる。しかしこの例では時
間スイッチTを8個以上の増設ができない欠点を有して
いる。
強いて増設を行う時は、現在稼動中のT−S−Tのス
イッチング回路網を止めて、増設した空間スイッチでT
−S−Tのスイッチング回路網を構成し、この新しいT
−S−Tのスイッチング回路網を稼動させるという方法
をとらねばならず、公衆網等の大規模システムにこのよ
うな現用回線を切断する増設方法を適用することはでき
ない。
従来技術では第5図の例についていえば時間スイッチ
Tを1個から最大8個まで既存のスイッチング関係に影
響なく増設することができるが、空間スイッチSを増設
できないため、時間スイッチTの増設規模は8個までに
抑えられていた。
空間スイッチSのスイッチング規模は空間スイッチS
を収容する架(ラック、箱)に時間スイッチTと空間ス
イッチSとを結ぶリンクが物理的に入れることができな
いことに起因することが多い。第5図では時間スイッチ
Tからでている各リンク数が8の場合であり、その結果
空間スイッチSを具備する架(S架)では最大128本
(2×8×8)のリンクを収容することになる。時間ス
イッチTの動作速度が速くなるにつれてリンクの数は多
くなる傾向になる。
第6図に時間スイッチTの構成とリンク数との関係の
一例を示す。第6図AはデータメモリDMにデータはシー
ケンシャルに書き込まれ、コントロールメモリCMの内容
に基づいてシーケンシャルに読み出され、処理は通常8
ビット等の並列処理で行われることが多い、第6図Aの
場合をリンク数1と呼ぶことにする。第6図Bは時間ス
イッチTの速度が速いために外部に出力するときにより
低い速度を用いるものであり、リンク数がNの場合であ
る。第6図Cはいわゆる2並列展開あるいはマトリクス
展開により拡大された時間スイッチTであり、並列展開
の数だけのリンク数となる。第6図Dは第6図Bの場合
にリンクの速度を低減した分リンク数が増大した場合を
示している。
以上述べたように空間スイッチSのスイッチング規模
を抑える一因として、空間スイッチSを収容する架のリ
ンク数の収容限界があった。この明細書ではm×nは入
力端の数がm、出力端の数がnのスイッチの規模を表わ
し、m・nは数mと数nとの乗算を表わす。
「問題点を解決するための手段」 この発明においては3段のスイッチング回路網の各中
間スイッチはそれぞれm・n個の入力端とn個の出力端
(m=2k,kは1以上の整数)の(m・n×n)の第1乃
至第m単位スイッチから構成され、そのm個の単位スイ
ッチの対応するm・n個の入力端子同士が互に結線され
ている。更にこの3段スイッチング回路網全体として2
面設けられる。
1段(初段)スイッチがm個以下では各中間スイッチ
は(n×n)のスイッチとして構成され、1段スイッチ
が(m+1)個以上の場合は同一構造の中間スイッチが
(r−1)個(r=2s,s≦k,sは1以上の整数)更に設
けられ、これらr個の中間スイッチによりr個の(r・
n×r・n)中間スイッチとして構成される。
「実施例」 第1図にこの発明において用いられる中間スイッチの
一例を示す。この例ではm=2,k=1,n=8の例でおり、
m=2個の(2・8×8)単位スイッチが設けられ、こ
れら2個の単位スイッチの16個の入力端子の対応するも
のは互に接続される。このような中間スイッチが単位ス
イッチとして用いられる。
この中間スイッチによれば第2図Aに示すように、各
単位スイッチをそれぞれ(8×8)の空間スイッチとす
る2系統として使用できるようにすると共に、第2図B
に示す如く両単位スイッチを1つの(16×16)空間スイ
ッチとする1系統としても使用できる。このとき(8×
8)の空間スイッチの2系統と、(16×16)の空間スイ
ッチ1系統とはリンクの数では一緒であり、これを同一
架に収容したときの全リンク数は同一である。
今、第3図は第2図Aのように8個の(8×8)の空
間スイッチ、又はこれとリンク構成上等価である第1図
のような4個の(2・8×8)の空間スイッチで構成さ
れるT−S−Tのスイッチング回路網の1つの系面であ
り、同様の構成であるT−S−Tのスイッチング回路網
がもう1つの他の系面として設けられている。これは時
間スイッチTの増設がこれ以上できない最大増設した状
態を示している。
この状態より時間スイッチTを増設可能にするために
空間スイッチ架を増設する。この空間スイッチ架の増設
の手順を一例により説明する。第4図に示すように既設
の空間スイッチ架(0系面;S01〜S04、1系面;S11
S14)と同一の空間スイッチ架をまずそれぞれ既設の0
系面と1系面に増設する(0系面にS05〜S08、1系面に
S15〜S18)。つまり増設される空間スイッチ架は、それ
ぞれが既設の空間スイッチ架と同じく第1図のような4
個の(2・8×8)の空間スイッチで構成されるものを
1つの系面とする2つの系面である。増設された空間ス
イッチ架はその一方を0系面としてこれを既設の0系面
の増設用に、他方を1系面としてこれを既設の1系面の
増設用に当てる。次に第4図の上段のように既設の0系
面の接続関係を切断しないようにして、第4図の下段の
ように既設と増設の1系面の空間スイッチを用いてリン
クの張り替えをおこなって1系面のT11〜T18−S11〜S18
−T11〜T18スイッチング回路網を作成する。この時各時
間スイッチT11〜T18からの8本のリンクの内、4本のリ
ンクを既設の空間スイッチ架S11〜S14に残し、他の4本
のリンクを増設された空間スイッチ架S15〜S18に移設す
る。このようにして新たに作られた既設と増設の空間ス
イッチ架で構成された1系面のT11〜T18−S11〜S18−T
11〜T18のスイッチング回路網における回線の接続関係
は、既存の0系面のT01〜T08−S01〜S04−T01〜T08のス
イッチング回路網における回線の接続関係と同じように
しておく。つまり第4図の上段に示す既設の0系面のT
01〜T08−S01〜S04−T01〜T08のスイッチング回路網と
同じ回線の接続関係を持つ1系面のT11〜T18−S11〜S18
−T11〜T18のスイッチング回路網が第4図の下段に示す
ように作成され、0系面が稼動し1系面が待機している
状態が実現されたことになる。このように全てのリンク
の張り替えが1系面で実現できたら、第4図の上段に示
す後段時間スイッチSELの選択回路を切替えることによ
り、0系面のT−S−Tのスイッチング回路網から1系
面のT−S−Tのスイッチング回路網に現用回線は切替
る。この切替えは0系面と1系面のリンク構成は同じな
ので読出しのタイミング関係を合わすことにより、既存
の接続関係に全く影響を与えずに1系面に切替えること
が可能である。
次に0系面のT−S−Tのスイッチング回路網のリン
クの張り替えを1系面と同様にして行う。つまり待機中
となった第4図の上段に示す既設の0系面のT01〜T08
S01〜S04−T01〜T08のスイッチング回路網を、既設の0
系面と増設された0系面の空間スイッチを結合させて、
第4図の下段に示す1系面のT−S−Tのスイッチング
回路網と同じになるように、つまりT01〜T08−S01〜S04
−T01〜T08になるように、リンクの張り替えを行う。こ
れで第4図の下段に示す1系面のT−S−Tのスイッチ
ング回路網と同じものが2つできたことになり、新設及
び増設空間スイッチ架の接続関係を維持することにより
空間スイッチ架の増設は終了する。
このときS架は2架になっているがスイッチの規模は
(16×16)になっており、時間スイッチの増設が点線で
示すように更に8個可能となったわけである。
つまり従来の構成では第5図を参照して説明したよう
に、8×8のSスイッチでは最大8個のTスイッチまで
の増設しかできない。それに対応するこの発明の実施例
(第4図の増設部分がないもの)では、16×16のSスイ
ッチを2系統とし、それぞれの系統では論理的には8×
8のSスイッチとして使用する。この場合もやはり最大
8個のTスイッチまでの増設しかできない。
しかし、従来の構成では、それ以上の増設をするため
には、接続されている回線を断とし、接続しなおさなけ
ればならない。それに対して、この発明では第4図を参
照して具体的に説明したように、接続を変更することに
より回線を断とすることなく増設することができる。
以上は空間スイッチを有する架(S架)を当初1架と
して(8×8)2系統として構成しておきS架を2架に
するときに(16×16)1系統として使用することを述べ
ているが、簡単に分るようにこれは次に示す如く一般的
に拡散することが可能である。すなわち当初1架として
(N×N)M系統として構成しておき、S架を2架にす
るとき(2N×2N)M/2系統として使用する。更にS架を
3架にするとき(3N×3N)M/3系統として使用する。い
くつまでS架を増設するかはT−S−Tのスイッチング
回路網に要求される条件等で決めれば良い。またS−S
−Sスイッチング回路網にもこの発明は適用できる。
「発明の効果」 以上説明したようにこの発明では最初は1架のS架を
用いてこれに接続可能な分だけT架を増設し、これ以上
のT架の増設が必要な場合にもうひとつS架を置き、さ
らにT架を増設でき、必要に応じて徐々にS架を増設に
より大規模なスイッチング回路網が構成できる。このと
き、T架とS架に既に接続したリンクの半分を外し増設
したS架に接続し変える必要があるが、スイッチング回
路網が2重化されているので、これを活用して既設の設
定に影響を与えずにスイッチング規模の拡大が行える。
つまりこの発明は今までに接続してあるスイッチング関
係を切断することなく、空間スイッチの規模を大きくす
ることが可能であるから、スイッチング回路網を小規模
でよいときから大規模として使用したいときまで経済的
に、時間スイッチ及び空間スイッチを増設することによ
り使用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に用いられる中間スイッチの構成を示
すブロック図、第2図は第1図のスイッチの2つの使い
方を示す図、第3図は1架の空間スイッチをつかいき
り、これ以上時間スイッチが増設できない状態を示す
図、第4図はこの発明による空間スイッチを有する架
(S架)の増設する過程に表われる状態を表わす図、第
5図はT−S−T構造の3段スイッチング回路網の例を
示すブロック図、第6図は時間スイッチTの構成とリン
ク数の例を示すブロック図である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力端と複数の出力端との各任意の
    1つを互いに選択的に接続可能とされたスイッチが3段
    縦続的に配され、かつ各段のスイッチは複数であり、初
    段の各スイッチの出力端の何れか1つが中間段の各スイ
    ッチ(以下中間スイッチと記す)の1つの入力端と接続
    され、上記各中間スイッチの出力端の何れか1つが終段
    の各スイッチの1つの入力端と接続された3段スイッチ
    ング回路網において、 同一構成の上記3段スイッチング回路網が2組設けら
    れ、 その2組の3段スイッチング回路網の入力端は対応する
    ものが互いに接続され、出力端は対応するものの一方が
    セレクタで選択され、 上記各中間スイッチは入力端がm・n、出力端がn(m
    =2k,kは1以上の整数)の第1乃至第m単位スイッチで
    構成され、 各中間スイッチの第1乃至第m単位スイッチのm・n個
    の入力端は対応するものが互いに接続され、 かつ各中間スイッチの第1乃至第m単位スイッチの各互
    いに異なる各n個の入力端が上記初段のスイッチと接続
    され、 各第1乃至第m単位スイッチのm・n個の入力端の任意
    の1つとn個の出力端の任意の1つとを選択的に接続可
    能とされ、 各中間スイッチはその入力端と出力端の接続を制御して
    第1乃至第m単位スイッチをm/i個(系統)の(i・n
    ×i・n)のスイッチ(i=1,2,…,m)として使用可能
    とされていることを特徴とするスイッチング回路網。
  2. 【請求項2】上記各第1乃至第m単位スイッチはそれぞ
    れm個の(n×n)スイッチにより構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のスイッチング
    回路網。
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