JP2606222B2 - ファイル名の長さ制限拡張方式 - Google Patents

ファイル名の長さ制限拡張方式

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JP2606222B2 JP62197221A JP19722187A JP2606222B2 JP 2606222 B2 JP2606222 B2 JP 2606222B2 JP 62197221 A JP62197221 A JP 62197221A JP 19722187 A JP19722187 A JP 19722187A JP 2606222 B2 JP2606222 B2 JP 2606222B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機システムのファイルの管理方式を変
更することなく、ファイルの名前の長さの制限を拡張す
ることのできるファイル名の長さ制限拡張方式に関する
ものである。
〔従来の技術〕
通常、計算機システムが管理できるファイルの名前の
長さには制限があり、ファイルの名前の長さはその制限
以内のものしか使用できない。
〔発明が解決すべき問題点〕
計算機システムが管理できるファイルの名前の長さの
制限を越えるファイルの名前をプログラム中に使用する
場合、計算機システム上では、ファイルの名前の長さの
制限を越えた部分は無視されて、結果としてファイルの
名前が他のファイル名と重なる可能性が発生する。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、計算機
システムのファイルの名前の管理方式を変更することな
く、プログラム中でファイルの名前の長さがあたかも無
制限に使用できるようにするとともに、信頼性があり、
かつ安価に実現することができるファイル名の長さ制限
拡張方式を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明は、取り扱うファイル名の長さに制
限のあるファイルを管理する計算機システムにおいて、
プログラム上の仮ファイル名の文字数が制限以下のと
き、仮ファイル名をそのまま実ファイル名とし、仮ファ
イル名が制限を越える文字数のとき、そのハッシュ値を
求めて実ファイル名とするファイル名変換手段と、実フ
ァイル名が登録され、計算機システムがファイルを管理
するためのファイル名管理テーブルとを備え、ファイル
名管理テーブルに仮ファイル名がそのまま実ファイル名
として登録されたファイルはヘッダを持たない通常ファ
イルとし、ファイル名管理テーブルに仮ファイル名のハ
ッシュ値が実ファイル名として登録されたファイルは仮
ファイル名を格納したヘッダを持つファイルとし、計算
機システム自身のファイル名管理テーブルを使用して仮
ファイル名によりファイルのアクセスを可能としたこと
を特徴とする。
〔作用〕
本発明は、計算機システム自身のファイル名管理テー
ブルに、仮ファイル名の文字数が制限以下のとき、仮フ
ァイル名をそのまま実ファイル名とし、仮ファイル名が
制限を越える文字数のとき、そのハッシュ値を実ファイ
ル名としてそれぞれ登録し、仮ファイル名がそのまま実
ファイル名として登録されたファイルはヘッダを持たな
い通常ファイル、ハッシュ値が実ファイル名として登録
されたファイルは仮ファイル名を格納したヘッダを持つ
ファイルとすることにより、計算機システムが備えてい
るファイルシステムを改造することなく、短く制限され
たファイル名の代わりに長いファイル名を用いてファイ
ルを入出力することができ、処理の高速化を図るととも
に、別途、変換テーブルを必要とせず、そのためテーブ
ルファイルの作成、内容の登録、削除を不要とし、シス
テムの安全性を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明によるファイル名の長さ制限拡張方式
の一実施例の構成を示す図である。図中、1は計算機シ
ステム上で動作するプログラム、2は仮ファイル名、3
はファイル名拡張システム、4は実ファイル名、5はフ
ァイル名の長さが比較的短く制限された計算機システム
である。
図において、計算機システム5はファイル名の長さが
比較的短く制限されたシステムであり、このシステム上
で動作するプログラム1で指定されたファイル名を仮フ
ァイル名2と呼ぶこととし、またファイル名拡張システ
ム3により、実際に扱うために指定されるファイル名を
実ファイル名4と呼ぶこととする。そして、プログラム
1で指定されるファイル名から、ファイルのデータの入
出力要求を行う仮ファイル名2を指定し、ファイル名拡
張システム3によって仮ファイル名2から実ファイル名
4に変換し、計算機システム5に対しては実ファイル名
4でファイルのデータの入出力要求を行う。
次に、第2図〜第5図により仮ファイル名から実ファ
イル名への変換について説明する。
第2図は仮ファイル名から実ファイル名に変換するた
めの変換テーブルの構成図、第3図はファイルのデータ
形式を示す図、第4図はファイル名拡張システムの実際
の処理フローを説明するための図、第5図はファイル名
拡張システムの制御の流れを示す図である。図中、11は
変換テーブル、12は変換テーブルのエントリー、13は仮
ファイル名の長さ(word)、14はフラグフィールド、15
は未使用エントリーバッファー、16はヘッダー部、17は
データ部である。
第2図の変換テーブル11はファイル名拡張システム3
が仮ファイル名から実ファイル名を得るために必要な情
報を提供するテーブルであり、本実施例においては、変
換テーブルをファイルの形式で使用しているが、メモリ
ー等に割り当てることも可能である。
今、仮ファイル名の文字の長さの制限を100文字と
し、実ファイル名の長さの制限を14文字とする。ここで
は変換テーブルの各エントリーを128バイトに固定して
いる。変換テーブルの各エントリー12の1〜2バイトに
は、フラグフィールド(1word)14が入り、このエント
リーが開放されているか使用されているかを示す。3〜
16バイトには、実ファイル名4が入り、17〜18バイトに
は仮ファイル名の文字数が入る。これは仮ファイル名の
長さにより変換テーブル11をスキャンする際に、仮ファ
イル名2でマッチングをとる前に、仮ファイル名の長さ
を用いて目的にあったエントリーか否か判断するのに役
立たせるためのものである。19〜118バイトは、仮ファ
イル名2が入るフィールドである。119〜128バイトは、
ここでは未使用であるが拡張のための領域が確保されて
いる。未使用エントリーバッファー15は、エントリーが
未使用になった場合に、新しく仮ファイル名と実ファイ
ル名と対応したエントリーを登録する場合に、この未使
用エントリーバッファーにあらかじめ未使用エントリー
を登録しておくことによって、未使用エントリーをいち
いち変換テーブルを探索することなく見つけ出すために
用いる。
ファイルのデータ形式は第3図に示すように、ファイ
ル名拡張システムが参照する変換テーブルを自動生成さ
せるために、ファイルそのものに実ファイル名に対応す
る仮ファイル名を持たせている。第3図において、ヘッ
ダー部16で128バイトの領域を確保しており、このヘッ
ダー部の1〜2バイトには、仮ファイル名の長さ(wor
d)が入り、3〜102バイトには、仮ファイル名2が入
る。103〜128バイトは未使用であるが、拡張のための領
域が確保されている。データ部17は通常のファイルと同
様のデータである。
第5図は本発明におけるファイル名拡張システム3
が、比較的文字数の長い仮ファイル名から、変換テーブ
ルを参照して比較的文字数が短く制限された実ファイル
名をとり出し、ファイルのデータの入出力を行うときの
制御の流れを図示したものであり、実際の流れを第4図
のフローチャートを用いて説明する。
先ず、アプリケーションプログラム等から、ファイル
名拡張システムに対して比較的文字数の長い仮ファイル
名のバスを渡す(ステップ)。ファイル名拡張システ
ムは渡された仮ファイル名の長さを算出し(ステップ
)、変換テーブルの先頭からエントリーの内容を取り
出す(ステップ)。そして取り出したエントリーのフ
ラグフィールドの内容を取り出し(ステップ)、フラ
グフィールドからこのエントリーが未使用か否か判断し
(ステップ)、エントリーが使用されている場合には
ステップへ進み、エントリーの仮ファイル名の文字数
のフィールドの内容を取り出す(ステップ)。次にス
テップへ進み、仮ファイル名の文字数のフィールドの
内容(エントリーに登録されている仮ファイル名の文字
数)を取り出し、ステップで算出された仮ファイル名
の文字数とステップで取り出したエントリー内の仮フ
ァイル名の文字数とを比較する(ステップ)。ステッ
プで文字数が一致した場合はステップへ進み、文字
数が一致した現在のエントリーにおいて、仮ファイル名
の登録されているフィールドから仮ファイル名を取り出
し、ステップで入力された仮ファイル名とを比較する
(ステップ)。エントリーの仮ファイル名とステップ
で入力された仮ファイル名が一致した場合には、ステ
ップに進み、ステップではステップで一致したと
きのエントリーの実ファイル名の登録されたフィールド
から実ファイル名を取り出す(ステップ)。この実フ
ァイル名をもとにして、計算機システムに対してファイ
ルのデータの入出力要求を行うことができ、仮ファイル
名から実ファイル名をとり出す制御の流れは終了する。
一方、ステップとステップで一致しなかった場合
は、ステップへ進む。またステップでエントリーが
未使用であった場合には、ステップへ進み、未使用エ
ントリーとして現エントリーを未使用エントリーバッフ
ァ(第2図未使用エントリーバッファ15)に保持し(ス
テップ)、ステップへ進む。ステップでは文字数
の比較を行った変換テーブルのエントリーが最後のエン
トリーか否か判断し(ステップ)、エントリーの最後
であればステップで入力された仮ファイル名に相当す
るファイルは存在しないことが分かる(ステップ)。
ステップで現在のエントリーが最後のエントリーでな
かった場合には、現在のエントリーの次のエントリーに
移り、次のエントリーの内容を取り出す(ステップ
)。ステップからは再びステップへ戻り、処理が
繰り返し行われる。
以上が仮ファイル名から実ファイル名を取り出す制御
の流れである。
なお、第5図において、仮ファイル名による呼出し
は、第4図のフローチャートのステップに相当し、フ
ァイル名拡張システムと書かれた破線に囲まれた部分が
ステップからステップまでの処理を行う。そして、
実ファイル名4は、仮ファイル名による呼出しからファ
イル名拡張システム3内での処理で変換されたもので、
第4図のフローチャートのステップから先の処理とし
て、実際に計算機システムが管理できるファイル名とし
て、ファイルのデータの入出力に使用されることとな
る。
次に、第6図、第7図により、変換テーブルのエント
リーの登録/削除の処理フローについて説明する。変換
テーブルのエントリーの登録は、新しくファイルを生成
する場合の処理であり、変換テーブルのエントリーの削
除は、ファイルを削除する場合の処理である。
先ず、変換テーブルのエントリーの登録における処理
の流れを第6図のフローチャートをもとに説明する。
第6図において、ステップでは第4図で説明した仮
ファイル名から実ファイル名への変換処理を行う(ステ
ップ)。ステップでは、ステップで指定した仮フ
ァイル名が変換テーブルの中に存在するか否かを判断
し、存在する場合はステップへ進み、新たに生成しよ
うとしたファイルが既に存在するので、指定した仮ファ
イル名は登録できないことになる。ステップで指定し
た仮ファイル名が変換テーブルの中に存在しない場合に
は、ステップへ進み、第4図の処理フローで説明した
ように、未使用エントリーバッファに保存してあった未
使用エントリーを取り出す。保存してあった未使用エン
トリーが空の時は、最後のエントリーの次のエントリー
を新たに設ける。この処理により新たに登録する変換テ
ーブルの未使用エントリーを取り出すことができる(ス
テップ)。ステップ4では、指定した仮ファイル名に
対応する実ファイル名を生成する。実ファイル名の生成
方法は、実ファイル名の長さの制限内(本実施例では14
文字以内)であればなんでもよいが、第5図の例にもあ
るように、実ファイル名の文字の先頭から“%ST80%”
のように6文字の固定フィールドを持たせる。“%ST80
%”をファイル名の先頭に含むファイルは、ファイルに
ヘッダーを持つファイルであることを示す。残りのフィ
ールドには、仕様上はどの様にしてもよいが、本実施例
では、自動的に実ファイルを生成するために計算機シス
テムの持つ、1970年1月1日の00:00:00GMTから現在ま
でにかかった秒数を取り出した値(16進数)をキャラク
タ変換したものを用いて、残りのフィールドを固有化
し、先の固定フィールド“%ST80%”と合成して、例え
ば第5図のエントリー内の実ファイル名の例に示される
“%ST80%11962af4"のように実ファイル名を生成し、
未使用エントリーの各フィールドに、それぞれフラグフ
ィールド、実ファイル名、仮ファイル名の長さ、仮ファ
イル名を登録し、仮ファイル名と実ファイルとの対応を
とらせる。以上で変換テーブルのエントリーの登録の処
理は終了する。
次に、変換テーブルのエントリーの削除における処理
の流れを第7図のフローチャートをもとに説明する。
図において、ステップでは第4図の仮ファイル名か
ら実ファイル名への変換処理を行う(ステップ)。ス
テップでは、ステップで指定した仮ファイル名が変
換テーブルの中に存在するか否かを判断し、存在しない
場合にはステップに進み、エントリーの削除処理をし
ないで終了する。ステップで指定した仮ファイル名が
変換テーブルの中に存在した場合にはステップへ進
み、指定された仮ファイル名と一致した仮ファイル名を
持つエントリーの実ファイル名のフィールドから実ファ
イル名を取り出し、この実ファイル名から実際のファイ
ルを削除する(ステップ)。次にこのエントリーのフ
ラグフィールドを使用中の状態から未使用の状態に書き
変える(ステップ)。こうして変換テーブルのエント
リーの削除処理を終了する。
このようにして計算機システムのファイルの管理方式
を変更することなく比較的短く削減されたファイル名を
使用する代わりに比較的長いファイル名を用いてファイ
ルに対するデータの入出力要求が行えるファイル名拡張
システムを実現することができる。
第8図は本発明の他の実施例の構成を説明するための
である。図中、21はプログラム、22はファイル名拡張シ
ステム、23は計算機システム、24は計算機システム23が
持つファイル名管理表、25は通常ファイル、26はヘッダ
を持つファイル、27はヘッダ、28はデータ部である。
本実施例においては、計算機システム23のファイルの
名前の長さの制限を14文字とし、ファイル名拡張システ
ム22の名前の長さの制限を255文字としている。
プログラム21からの仮ファイル名が14文字以内の場合
仮ファイル名A、14文字を越える場合仮ファイル名Bと
すると、ファイル名拡張システム22は、仮ファイル名A
であればこれをそのまま実ファイル名Aとし、仮ファイ
ル名Bであれば後述する方法により計算して実ファイル
名Bを生成する。実ファイル名Aに対してはヘッダを持
たない通常ファイルを25を作成する。また、実ファイル
名Bに対してはヘッダ27を持つファイルを作成し、ヘッ
ダ27に仮ファイル名を格納する。そしてこれら実ファイ
ル名A、Bをファイル名管理表24に登録する。
本実施例においては、ファイル名が14文字以下の場合
は、ファイル名の変換、ヘッダ部の考慮の必要がないの
で、処理を高速にすることができる。また計算機システ
ム自身のテーブルを使用し、別に変換テーブルを作成し
ていないので、テーブルファイルの作成、その内容の登
録、削除が不要となり、処理を高速にできると共に、シ
ステムの安全性を向上させることができる。
次に、仮ファイル名によるファイルの作成について第
9図の処理フローを参照して説明する。
第9図はファイル名拡張システム22で新しいファイル
を生成する動作フローを説明するための図である。
先ず、仮ファイル名の長さを調べ(ステップ)、プ
ログラム21が、仮ファイル名14文字以下のファイルを作
成する場合、ファイル名拡張システム22は、仮ファイル
名を実ファイル名とし(ステップ)、計算機システム
23に要求する(ステップ)。その結果、計算機システ
ム23は、ヘッダを持たない通常ファイル25を作成し、仮
ファイル名A(実ファイル名)をファイル名管理表に登
録する。プログラムが、仮ファイル名14文字を越えるフ
ァイルを作成する場合は、ファイル名拡張システム22
は、仮ファイル名から計算で14文字の実ファイルを生成
し(ステップ)、計算機システム23に要求する(ステ
ップ)。また、その実ファイルにヘッダ27を設けそこ
に仮ファイル名を格納する(ステップ)。その結果、
計算機システム23はヘッダを持つファイルを作成し、実
ファイル名をファイル名管理表に登録する。
第10図は本実施例における仮ファイル名から計算で14
文字の実ファイル名を生成する方式を説明する図であ
る。
図において、最初の4バイトは、ヘッダを持つファイ
ルであることを示す固定フィールドであり、通常計算機
システム23で用いない文字を用いる。次の8バイトは仮
ファイル名の長さと仮ファイル名を5バイトずつエクス
クルーシブORしてハッシュ値を求め、6ビットずつ文字
に変換したものである。最後の2バイトは上記8バイト
が他の仮ファイル名のハッシュ値と重なった場合に実フ
ァイル名が重ならないようにした任意の文字である。
第11図は本発明におけるファイル名拡張システムが仮
ファイル名から実ファイルのデータをアクセスする方式
をフローを示す図である。
先ず、仮ファイル名の長さを調べ(ステップ)、仮
ファイル名が14文字以下の場合は、仮ファイル名を実フ
ァイル名とし(ステップ)、実ファイル名のデータを
そのままアクセスする(ステップ)。仮ファイル名が
14文字を越える場合は、仮ファイル名から上記の8バイ
トの値を求め(ステップ)、ファイル名管理表24から
最初のエントリを取り出す(ステップ)。有効なエン
トリかどうか調べ(ステップ)、有効でなければ次の
エントリを調べる。有効であれば、そのエントリの実フ
ァイル名の上記8バイトの値と仮ファイル名から求めた
上記8バイトの値を比較し(ステップ)、比較した結
果、等しくなければ次のエントリを調べる。等しければ
その実ファイル名のファイルのヘッダ部を取り出し(ス
テップ)、ヘッダに格納してあるファイル名と仮ファ
イル名を比較する(ステップ)。比較した結果、等し
くなければ次のエントリを調べ、等しければその実ファ
イルのヘッダ部を除いたデータ部をアクセスする(ステ
ップ)。エントリを最後まで調べて実ファイルがみつ
からなければ、エラーとなる。
このとき、第10図の計算方式によれば、ステップで
等しくなってステップで等しくならないという場合が
少なくなるので、不必要なエントリを調べなくて済み、
効率が良くなる。
このようにして本来システムが備えているファイルシ
ステムを改造することなく、比較的短く制限されたファ
イル名の代わりに比較的長いファイル名を用いてファイ
ルを入出力できる、安価なコストで信頼性の高いファイ
ル拡張システムを提供することができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、本来計算機システムが
備えているファイルシステムを改造することなく、比較
的短く制限されたファイル名の代わりに比較的長いファ
イル名を用いてファイルを入出力できる。安価なコスト
で信頼性の高いファイル名拡張システムを提供すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるファイル名の長さ制限拡張方式の
一実施例の構成を示す図、第2図は仮ファイル名から実
ファイル名に変更する変換テーブルの構成図、第3図は
ファイルのデータ形式を示す図、第4図はファイル名拡
張システムの実際の処理フローを説明するための図、第
5図はファイル名拡張システムの制御の流れを示す図、
第6図は変換テーブルのエントリーの登録の場合の処理
フローを説明するための図、第7図は変換テーブルのエ
ントリーの削除の場合の処理フローを説明するための
図、第8図は本発明の他の実施例の構成を示す図、第9
図は仮ファイル名によるファイル作成の処理フローを示
す図、第10図は仮ファイル名から実ファイル名の生成を
説明するための図、第11図は実ファイルのデータをアク
セスするための処理フローを説明するための図である。 1……プログラム、2……仮ファイル名、3……ファイ
ル名拡張システム、4……実ファイル名、5……計算機
システム、11……変換テーブル、12……変換テーブルの
エントリー、13……仮ファイル名の長さ(word)、14…
…フラグフィールド、15……未使用エントリーバッファ
ー、16……ヘッダー部、17……データ部、21……プログ
ラム、22……ファイル名拡張システム、23……計算機シ
ステム、24……ファイル名管理表、25……通常ファイ
ル、26……ヘッダを持つファイル、27……ヘッダ、28…
…データ部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−43357(JP,A) 特開 昭60−254342(JP,A) 特開 昭60−191342(JP,A) 日経バイト No.33(1987年6月 号)P.76〜84 「NFS&NIS」Hal Ster n著,アスキ−出版局 P.531〜555

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】取り扱うファイル名の長さに制限のあるフ
    ァイルを管理する計算機システムにおいて、 プログラム上の仮ファイル名の文字数が制限以下のと
    き、仮ファイル名をそのまま実ファイル名とし、仮ファ
    イル名が制限を越える文字数のとき、そのハッシュ値を
    求めて実ファイル名とするファイル名変換手段と、 実ファイル名が登録され、計算機システムがファイルを
    管理するためのファイル名管理テーブルとを備え、 ファイル名管理テーブルに仮ファイル名がそのまま実フ
    ァイル名として登録されたファイルはヘッダを持たない
    通常ファイルとし、ファイル名管理テーブルに仮ファイ
    ル名のハッシュ値が実ファイル名として登録されたファ
    イルは仮ファイル名を格納したヘッダを持つファイルと
    し、計算機システム自身のファイル名管理テーブルを使
    用して仮ファイル名によりファイルのアクセスを可能と
    したことを特徴とするファイル名の長さ制限拡張方式。
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EP1277340A4 (en) * 2000-04-18 2006-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd STORAGE MEDIUM, DATA OBTAINING APPARATUS, DATA HOLDING APPARATUS, DATA PROCESSING METHOD, AND DATA RETENTION METHOD

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