JP2603934C - - Google Patents

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JP2603934C
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自己チェック機能を有するカメラ、更に詳しくは、マイクロコンピュ
ータ(以下、マイコンと略称する)を装着した、所謂自動カメラであって、カメ
ラ動作を自己チェックする自己チェック機能を有するカメラに関する。 [従来の技術] 従来、カメラにおいて異常動作を起した場合、これが引き金となって、さらに
異常になるのを防止するため、動作禁止などの手段をとることが行なわれていた
が、カメラ自体に異常状態が表示または明示されることがなかったので、ユーザ
は取扱説明書等に頼る以外には、本当に異常なのかどうかを知る方法がなかった
。また、カメラが故障した場合でも、カメラの故障箇所を知るのが困難であった
。 そこで、このような現状をいくらかでも改善しようとして、カメラの自己チェ
ックについては、フィルム感度を判定するときISO値を記憶するメモリが異常
の場合、すなわち設定されたISO値でない内容を記憶したような場合に、再チ
ェックを行なう方法が知られており(特開昭60−31122号公報参照)、またカメ
ラの自動調整については、露出値を自動調整する装置{特願昭61−60386号(特
開昭62−217228号)}やバッテリ電圧を自動補正する装置{特願昭61−234049号
(特開昭63−85723号)}などがある。 [発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来例ではいずれもカメラ動作の自己チェックを行なった
結果、動作に異常があった場合にこの異常状態を異常発生時に積極的に自己表示
するものや、異常発生後に故障修理のために異常発生箇所を表示するものではな
かった。 本発明は、上述の点に着目しカメラ動作とその自己チェック手順をカメラに装
着されているマイコンのメモリに格納しておき、カメラ動作に付随して、異常か
正常かの自己チェックを常時行ない、異常動作の場合にはこの異常状態を表示し
てユーザが直ちにこれに対応できるようにしたり、または故障発生後に故障発生
箇所を容易に発見できるようにした自己チェック機能を有するカメラを提供する
ことを目的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明による第1の自己チェック機能を有するカメラは、マイクロコンピュー
タによりカメラ動作が制御されるカメラにおいて、カメラの連続動作中に各動作
毎に、正常であるか異常であるかを複数回チェックするチェック手段と、上記チ
ェックの結果が所定の回数より多く異常である場合に、上記各動作に対応させて
異常状態の表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態検知手段
と、を具備し、上記異常状態の表示は、フィルムの駒数の表示部あるいはフィル
ム感度の表示部に、これらの表示と兼用して表示されるようにしたことを特徴と
する。 本発明による第2の自己チェック機能を有するカメラは、マイクロコンピュー
タによりカメラ動作が制御されるカメラにおいて、カメラの連続動作中に各動作
毎に、正常であるか異常であるかを複数回チェックするチェック手段と、上記チ
ェックの結果が所定の回数より多く異常である場合に、上記各動作に対応させて
異常状態の表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態検知手段
と、を具備し、上記異常状態検知手段は、電気的に書換可能な不揮発性記憶素子
からなるメモリを含み、上記異常状態の記憶は上記メモリに記憶するようにした
ことを特徴とする。 本発明による第3の自己チェック機能を有するカメラは、マイクロコンピュー
タによりカメラ動作が制御されるカメラにおいて、カメラの連続動作中に各動作
毎に、正常であるか異常であるかを複数回チェックするチェック手段と、上記
ェックの結果が所定の回数より多く異常である場合に、上記各動作に対応させて
異常状態の表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態検知手段
と、を具備し、上記チェック手段は、外部より供給される定められた信号に応じ
て自動的に自己チェック動作を行うことを特徴とする。 本発明による第4の自己チェック機能を有するカメラは、マイクロコンピュー
タによりカメラ動作が制御されるカメラにおいて、カメラの連続動作中に各動作
毎に、正常であるか異常であるかを複数回チェックするチェック手段と、上記チ
ェックの結果が所定の回数より多く異常である場合に、上記各動作に対応させて
異常状態の表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態検知手段
と、を具備し、上記異常状態検知手段は、上記異常状態を検知した場合に、異常
状態であることを記憶すると共に、上記カメラの動作を禁止することを特徴とす
る。 本発明による第5の自己チェック機能を有するカメラは、マイクロコンピュー
タによりカメラ動作が制御されるカメラにおいて、カメラの連続動作中に各動作
毎に、正常であるか異常であるかをチェックするチェック手段と、上記チェック
の結果が異常である場合に、上記各動作に対応させて異常状態の表示もしくは記
憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態検知手段と、を具備し、上記異常状
態検知手段は、上記チェック手段によって異常状態であると判定された回数を記
憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された回数が所定値を超えるかを判定す
る判定手段を有し、この判定手段によって所定値を超えたことを検知した場合に
、上記異常状態の表示もしくは記憶を行うことを特徴とする。 本発明による第6の自己チェック機能を有するカメラは、マイクロコンピュー
タによりカメラ動作が制御されるカメラにおいて、通常のカメラの制御動作中に
、カメラ動作が正常であるか異常であるかをチェックし、異常を検知した場合に
、異常があったことを記憶する第1異常チェック手段と、外部のチェック装置に
接 続された際に、自己チェックのためのプログラムを実行する第2異常チェック手
段と、を具備したことを特徴とする。 本発明による第7の自己チェック機能を有するカメラは、特許請求の範囲第
項記載の自己チェック機能を有するカメラにおいて、上記第1異常チェック手段
は、上記異常があることが検知された際に、上記カメラの動作を禁止することを
特徴とする。 [作用] カメラ動作を制御するマイクロコンピュータに、予めカメラ動作毎の自己チェ
ックの手順を記憶させておく。そして、第1図に示すように、マイクロコンピュ
ータからカメラ動作毎の動作指令が与えられると動作を監視し、異常がなければ
、次のカメラ動作に移行する。もし、所定の回数より多く異常ならば、カメラ動
作を停止して異常状態(異常箇所,異常コード番号等)をカメラ自体に表示し、
もしくは異常箇所のコード番号等をメモリに記憶する。このようにしてクローズ
ドループを形成するカメラ動作のすべてにつき自己チェックする。そして、上記
異常状態の表示をフィルムの駒数の表示部あるいはフィルム感度の表示部に、こ
れらの表示と兼用して表示したり、異常状態であると記憶された回数が所定値を
超えると判定された場合には上記異常状態の表示もしくは記憶を行う。また、異
常状態を不揮発性記憶素子からなる上記メモリに記憶したり、異常状態を上記メ
モリに記憶すると共にカメラの動作を禁止する。さらに、自己チェック動作につ
いては外部より供給される定められた信号に応じて自動的に行われる。 また、通常のカメラの制御動作中に、異常を検知した場合には、これを第1異
常チェック手段に記憶し、外部のチェック装置に接続された際には、自己チェッ
クのためのプログラムを実行する。 [実施例] 以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。 第2図は、本発明に係る自己チェック機能を有するカメラのブロック図である
。第2図において、チェッカ21は、カメラ外部に配置された調整器具で、カメラ
の生産時あるいは修理時に行なわれる自動調整または自動チェックに必要とする ものであって、カメラに装着されたマイコン1と接続され、シリアル通信でデー
タの送受を行なう。 このマイコン1に接続されて、シリアル通信でデータの送受を行なうE2−P
ROM2には、生産工程でAF(オートフォーカス)時のレンズ係数やシャッタ
調整データ等の各調整データが書き込まれているので、マイコン1は、このE2
−PROM2のデータを読み出し、必要なカメラ動作を順次行なう。E2−PRO
M2には、フィルムのDXコードを読み取るためのDX端子20が接続されている
ので、上記各データとともに、DXコードもマイコン1に読み込まれる。また、
ユーザがカメラを使用する際には、フィルムの駒数信号や空送り、巻上・巻戻等
の状態信号がそして動作異常が生じた場合には異常コードが、マイコン1によっ
てE2−PROM2に書き込まれるようになっている。このE2−PROM2に異常
コードが書き込まれた場合、この異常コードは、上記チェッカ21をカメラに接続
したとき、このチェッカ21にマイコン1を通じて伝達され読み出されるようにな
っている。 液晶表示器(以下、LCDと略記する)3には、マイコン1の指令により、第
7図に示すように、フィルム駒数30、パトローネとフィルムの各駒からなるフィ
ルムマーク32、乾電池とこれを収容する電池ホルダからなる電池マーク31、カメ
ラの各モード(セルフタイマ、ストロボ発光禁止等)などが表示される。また、
動作異常を生じた場合、このLCD3上に異常状態であることを示す、例えばド
ライバー33の形状を呈した故障マークと異常箇所を示す異常コードが表示される
。また、マイコン1からの指示は、情報写し込み装置4に与えられてフィルムに
日付、時間等の写し込みが行なわれる。さらマイコン1の指令はストロボ5の使
用時には同ストロボ5にも与えられて、充電を開始し、充電終了信号がストロボ
5よりマイコン1に返送されて充電を完了する。充電完了後マイコン1よりスト
ロボ5にトリガ信号が送出されるとストロボ5が発光する。発光ダイオード(以
下、LEDと略記する)6は、セルフ状態、ストロボ予告、合焦状態などをマイ
コン1の指令により表示するものである。操作スイッチ部7には、レリーズスイ
ッチ、巻戻スイッチ、ズームスイッチ、モード切換スイッチ等の各種操作スイッ
チ群が含まれていて、ユーザはこれらのスイッチを操作することによりカメ ラの各種動作を行なわせる。 AF部8は、図示しない測距センサによって被写体までの距離を測距するもの
で、同AF部8からの測距データがマイコン1に入力されると、マイコン1では
、この測距データと上記E2−PROM2内のレンズ係数のデータとからレンズ駆
動量を計算し、モータドライブ装置(以下、MDと略記する)10によってレンズ
モータ11を駆動する。 露出制御回路部(以下、AE部と略記する)9は、測光を行ない、このAE部
9からの測光データがマイコン1に入力されると、マイコン1では、この測光デ
ータと前記DXデータとから、シャッタモータ13を制御して露出を適正に設定す
る。またAE部9では電圧チェックをも行ない、電圧が急激に低下した場合、こ
れをマイコン1に知らせてマイコンの暴走を防いでいる。このAE部9は、さら
にMD10とマイコン1のインターフェイスもつとめ、マイコン1のポート数を削
減するのに寄与している。MD10は、AE部9からの信号により、4個のモータ
11〜14のうちから1個を選択して駆動する。フィルムの巻上・巻戻用モータ14は
、フィルムが回転している場合、図示しない従動スプロケットに連動しているス
イッチ18を1駒毎にオンさせて、このオン信号をマイコン1に出力する。シャッ
タモータ13は、シャッタの単位移動量当り1パルスを発生するエンコーダ17の出
力をAE部9にフィードバックすることにより、マイコン1でシャッタを制御す
る。ズームモータ12は、ズーミングに連動したエンコーダ16の出力がAE部9に
フィードバックされることによりマイコン1で制御される。レンズモータ11は、
AF部8からの測距データに基づき駆動され、エンコーダ15の出力をAE部9に
フィードバックし、マイコン1で制御される。上記エンコーダ15〜17は、フォト
インタラプタまたはフォトリフレクタなどで構成され、AE部9内でモータが選
択されると、そのモータと連動したエンコーダ出力が自動的にマイコン1に入力
される。フィルムスイッチ19は、フィルムがパトローネより引き出されて露出部
(アパーチャ部)に存在している場合にオン、フィルムがパトローネ内に巻き取
られた場合にオフするスイッチである。 次にこのように構成された本発明に係る自己チェック機能を有するカメラの動 作を第3図のフローチャートによって説明する。 まず、電源投入あるいは撮影レンズの前面を覆うバリアを開放することにより
プログラムはスタートする。最初にチェックモードであるかどうかはチェッカ21
から送信されたシリアル信号がチェックモードであるか否かにより判定する。な
お、チェッカ21からのシリアル信号以外にもE2−PROM2のDX端子20の空き
端子を利用して信号を入力しても良く、また、スイッチ等を利用してマイコン1
のポートに直接入力してもよい。ここで、チェックモードでない場合、2点鎖線
で囲んで示したメインループMLに移り、通常のカメラ動作が行なわれる。この
メインループML内では、各動作ごとに第1異常チェック手段である異常チェッ
クが行なわれ、正常の場合は次のカメラ動作に移行するが、異常の場合その動作
を停止し、異常の発生したコードのメモリをインクリメントする。異常のメモリ
マップは、すでにコード毎にマイコン1内に割り付けられていて、例えば4ビッ
トマイコンを例にとると、第4図に示すように、アドレス“NOT1”の下位2
桁のビット b0,b1が異常コード1の、上位2桁のビットじ b2,b3が異常コード2
の、カウント数をそれぞれメモリする。このようにして“NOT3"の上位2桁の
ビットb2,b3が異常コード6の異常回数をメモリしている。この第4図の例では
、2ビットにつき01→10→11と3回まで異常回数をカウントできるが、このよう
にN回チェックするのは、誤認識をさけるための手段であって、同じコードの異
常回数がN回(第4図では3回)未満のときは<チェックモード>の判断に戻り
、メインループMLの各カメラ動作を、再度行なう。一方、同一コードの異常回
数がN回つづいた場合、本当の異常として異常表示を行ないカメラ動作を停止す
る。そして、マイコン1の異常回数は随時E2−PROM2に移される。 チェックモードの場合、どのチェック項目かが判断される。チェック項目の指
示は、チェックモード信号をチェック項目に合わせた数種類の信号とし、これら
数種類のチェックモード信号を選択操作することにより簡単に行なうことができ
る。 ここで、<チェック1>が選択された場合、カメラの自己動作チェックが行な
われる。この<チェック1>の自己動作チェックは本発明における第2異常チェ ック手段を構成しており、この場合には、第5図に示すように、カメラ25にフィ
ルムを装填し、同カメラを一定輝度BVの基準被写体26から距離lだけ離れた位
置に設置してから第6図に示す自己チェックのプログラム動作が行なわれる。こ
のプログラム動作がスタートすると、先づ、<フィルムの空送り>チェックが行
なわれ、これが正常の場合は次のカメラ動作である<巻上げ>のチェックへ進む
。しかし、異常の場合には、<コード1>をセットしてから<巻上げ>のチェッ
クに移行する。 以下、同様にして<シャッタ>,<E2−PROM>,<ズーム動作>,<レ
ンズ駆動>,<AF部動作>,<AE部動作>,<ストロボ発光>および<巻戻
し>の各カメラ動作とそのチェックを順次行ない、これら各カメラ動作に異常が
あった場合には各動作に対応した異常コード番号をセットする。そして、最後の
<巻戻し>の動作チェックを終了すると、これらの各動作が全て正常に行なわれ
た場合に<OK表示>を行ない、異常があった場合には上記のセットされた異常
コードの表示を行ない、こののち<チェッカ接続>の有無を調べる。チェッカ21
が接続されている場合にはチェッカ21にデータを転送してから、この<チェック
1>のフローを終了する。またチェッカ21が接続されていない場合にはこのまま
直ちに<チェック1>のフローを終了する。次にこの自己動作チェックの各項目
についてその異常チェックの考え方を第1表に示す。 第3図のフローチャートに戻って、<チェック2〉のルーチンの場合、<チェ
ック1>のルーチンではチェック出来ない、スイッチ動作チェックが行なわれる
。例えば、第7図に示すように、このチェックモードの場合、LCD3をスイッ
チチェック用のモニタ表示として使用する。第7図において、フィルムの駒数表
示部30は、2個の7セグメント表示器からなり、この表示部30は前記異常コード
を表示する表示部と兼用されている。また、この<チェック2>のモードにした
ときは、この7セグメント表示器の各セグメントは、それぞれ独立して操作スイ
ッチ部7中に配置されたSW1,SW2,SW3,SW4,……と1対1に対応される。
即ち、スイッチSW1を押下するとLCD3のスイッチSW1の部分が表示され、
スイッチSW2を押下するとLCD3のスイッチSW2の部分が表示される。そし
て、スイッチが故障している場合、 (イ)どのスイッチを押しても、どこも表示されないときは、接点の接触不良で
ある。 (ロ)どのスイッチも押していないのにLCD3のどこかが表示され続けている
ときは、接点がオフにならずショートしている。 ということが分かる。このようにして、スイッチが正常に機能しているかどうか
を目視によってチェックすることができる。 なお、このチェックモードでは、スイッチチェックのみで、カメラ動作は行な
われない。 また、<チェック3>の場合は、LCD3上の全ての表示部を液晶表示させる
モードである。全表示部を表示させることにより、一目で表示部の良不良をチェ
ックすることができる。なお、その他にもいろいろのチェックモードが考えられ
チェック項目を増やすことが可能である。 第8図に示したLCD3Aは、ドライバーで象徴された異常マーク40の横に位
置して2桁の7セグメント表示器による異常コード表示部41を独立して設けた例
である。なお、フィルム感度の表示部として、この表示部41或いは前記駒数表示
部30に兼用させるようにしてもよい。 以上のような実施例においては、下記の利点を有する。(1)カメラで故障が あった場合、LCD3上に表示されるので一目で故障状況が分かる。(2)故障
内容が、LCD3上にコード番号等で表示されるので、修理が早く出来る。(3
)カメラ自体が自己チェックするので、メーカにとっては生産治具や人員が非常
に少なくてすみ、また不良が発生しても生産ラインにて不良修理できる。(4)
チェッカ21を外部接続すれば、すべてのカメラ動作を自動チェックできる。(5
)故障発生時、故障箇所がLCD3に表示されるので取扱説明書を読む必要がな
く、それだけユーザの負担が減少する。(6)異常箇所のコード番号を表示する
際、駒数表示部あるいはフィルムの感度表示部と兼用すれば、異常コード表示部
を別に設ける必要がない。(7)カメラに自己チェック機能を付加しても、この
ためのソフトウェアの追加と変更のみでことたり、従来の構成を変更する必要が
ない。 [発明の効果] 以上述べたように、本発明によれば、カメラ動作が正常であるか異常であるか
をチェックする機能を有していて、異常状態を検出することができるので、ユー
ザは容易にこのカメラの異常状態を知ってこれに対処したり、また、故障箇所を
容易に発見することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明に係る自己チェック機能を有するカメラの自己チェックの概
略動作を示すフローチャート、 第2図は、本発明の一実施例を示す自己チェック機能を有するカメラのブロッ
ク図、 第3図は、上記第2図に示すカメラの動作の自己チェックに関するフローチャ
ート、 第4図は、上記第2図に示すマイコン1内のメモリマップの説明図、 第5図は、上記第3図に示すフローチャートの<チェック1>のルーチンを行
なうためのカメラ配置図、 第6図は、上記第3図に示すフローチャートのうちの<チェック1>のフロー
チャート、 第7図は、上記第2図中のLCDの表示部パターンの一例を示した平面図 第8図は、上記LCDの表示部パターンの他の例を示した平面図である。 1……マイコン 2……E2−PROM 3,3A……液晶表示器(LCD) 30……異常コード表示部と兼用の駒数表示部 33……異常マーク 41……異常コード表示部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項】マイクロコンピュータによりカメラ動作が制御されるカメラにおい
    て、 カメラの連続動作中に各動作毎に、正常であるか異常であるかを複数回チェッ
    クするチェック手段と、 上記チェックの結果が所定の回数より多く異常である場合に、上記各動作に対
    応させて異常状態の表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態
    検知手段と、を具備し、 上記異常状態の表示は、フィルムの駒数の表示部あるいはフィルム感度の表示
    部に、これらの表示と兼用して表示されるようにしたことを特徴とする自己チェ
    ック機能を有するカメラ。 【請求項】マイクロコンピュータによりカメラ動作が制御されるカメラにおい
    て、 カメラの連続動作中に各動作毎に、正常であるか異常であるかを複数回チェッ
    クするチェック手段と、 上記チェックの結果が所定の回数より多く異常である場合に、上記各動作に対
    応させて異常状態の表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態
    検知手段と、を具備し、 上記異常状態検知手段は、電気的に書換可能な不揮発性記憶素子からなるメモ
    リを含み、上記異常状態の記憶は上記メモリに記憶するようにしたことを特徴と
    する自己チェック機能を有するカメラ。 【請求項】マイクロコンピュータによりカメラ動作が制御されるカメラにおい
    て、 カメラの連続動作中に各動作毎に、正常であるか異常であるかを複数回チェッ
    クするチェック手段と、 上記チェックの結果が所定の回数より多く異常である場合に、上記各動作に対
    応させて異常状態の表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態
    検知手段と、を具備し、 上記チェック手段は、外部より供給される定められた信号に応じて自動的に 自己チェック動作を行うことを特徴とする自己チェック機能を有するカメラ。 【請求項】マイクロコンピュータによりカメラ動作が制御されるカメラにおい
    て、 カメラの連続動作中に各動作毎に、正常であるか異常であるかを複数回チェッ
    クするチェック手段と、 上記チェックの結果が所定の回数より多く異常である場合に、上記各動作に対
    応させて異常状態の表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態
    検知手段と、を具備し、 上記異常状態検知手段は、上記異常状態を検知した場合に、異常状態であるこ
    とを記憶すると共に、上記カメラの動作を禁止することを特徴とする自己チェッ
    ク機能を有するカメラ。 【請求項】マイクロコンピュータによりカメラ動作が制御されるカメラにおい
    て、 カメラの連続動作中に各動作毎に、正常であるか異常であるかをチェックする
    チェック手段と、 上記チェックの結果が異常である場合に、上記各動作に対応させて異常状態の
    表示もしくは記憶の少なくともいずれか一方を行う異常状態検知手段と、を具備
    し、 上記異常状態検知手段は、上記チェック手段によって異常状態であると判定さ
    れた回数を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された回数が所定値を超え
    るかを判定する判定手段を有し、この判定手段によって所定値を超えたことを検
    知した場合に、上記異常状態の表示もしくは記憶を行うことを特徴とする自己チ
    ェック機能を有するカメラ。 【請求項】マイクロコンピュータによりカメラ動作が制御されるカメラにお いて、 通常のカメラの制御動作中に、カメラ動作が正常であるか異常であるかをチェ
    ックし、異常を検知した場合に、異常があったことを記憶する第1異常チェック
    手段と、 外部のチェック装置に接続された際に、自己チェックのためのプログラムを実
    行する第2異常チェック手段と、 を具備したことを特徴とする自己チェック機能を有するカメラ。 【請求項】上記第1異常チェック手段は、上記異常があることが検知された際
    に、上記カメラの動作を禁止することを特徴とする特許請求の範囲第項記載の
    自己チェック機能を有するカメラ。

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