JP2603713Y2 - Icハンドラのコンタクト機構 - Google Patents
Icハンドラのコンタクト機構Info
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- JP2603713Y2 JP2603713Y2 JP1993045968U JP4596893U JP2603713Y2 JP 2603713 Y2 JP2603713 Y2 JP 2603713Y2 JP 1993045968 U JP1993045968 U JP 1993045968U JP 4596893 U JP4596893 U JP 4596893U JP 2603713 Y2 JP2603713 Y2 JP 2603713Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- guide
- plate
- press
- pin
- floating
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
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- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ICハンドラでガイ
ドピンとガイドブシュの位置決め精度をもたせながら、
容易に抜き差しできるようにしたICハンドラのコンタ
クト機構に関するものである。
ドピンとガイドブシュの位置決め精度をもたせながら、
容易に抜き差しできるようにしたICハンドラのコンタ
クト機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の機構を図4に示す。ICをテスト
するためには、ICをICソケットに押圧する必要があ
る。ICハンドラのコンタクト機構は、その押圧をする
ための機構である。コンタクト機構は2段行程のプレス
でコンタクトを実行している。1段目のプレスでガイド
ブシュがガイドピン14の位置まで移動し、リードプレ
ス18はソケット位置上面に位置決めされる。そして、
IC23はICソケット上に落とし込まれる(ICソケ
ット22のICガイド19で案内されながらソケット上
に落ちる)。
するためには、ICをICソケットに押圧する必要があ
る。ICハンドラのコンタクト機構は、その押圧をする
ための機構である。コンタクト機構は2段行程のプレス
でコンタクトを実行している。1段目のプレスでガイド
ブシュがガイドピン14の位置まで移動し、リードプレ
ス18はソケット位置上面に位置決めされる。そして、
IC23はICソケット上に落とし込まれる(ICソケ
ット22のICガイド19で案内されながらソケット上
に落ちる)。
【0003】プレスの2段目でリードプレス18がIC
ソケット22のICガイド19で案内されながらICの
リード上にとどき、さらにソケットピン21が規定量た
わむところまで2段目のプレスが押し、規定量たわむと
ころまでとどいたところでテスト開始できる状態にな
る。
ソケット22のICガイド19で案内されながらICの
リード上にとどき、さらにソケットピン21が規定量た
わむところまで2段目のプレスが押し、規定量たわむと
ころまでとどいたところでテスト開始できる状態にな
る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の機構では、高温
試験のとき熱膨張により、ガイドピンとガイドブシュの
ピッチ寸法が微妙に異なり、ピンが入りづらく、抜けづ
らくなる。
試験のとき熱膨張により、ガイドピンとガイドブシュの
ピッチ寸法が微妙に異なり、ピンが入りづらく、抜けづ
らくなる。
【0005】本考案は、ガイドピンとガイドブシュの位
置関係に自由度をもたせ、相互に位置決め精度をもたせ
ながら、容易に抜き差しできるようにすることを目的と
している。
置関係に自由度をもたせ、相互に位置決め精度をもたせ
ながら、容易に抜き差しできるようにすることを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、ガイドブッシュ2を長穴にし、ガイドブッシュ1お
よびガイドブッシュ2をとりつけてあるプレート2は、
フローティングガイド1をバッファ用スプリング20で
保持しながら、プレート1からフローティング状態にす
ることで、ガイドピンとガイドブッシュに自由度をもた
せている。
に、ガイドブッシュ2を長穴にし、ガイドブッシュ1お
よびガイドブッシュ2をとりつけてあるプレート2は、
フローティングガイド1をバッファ用スプリング20で
保持しながら、プレート1からフローティング状態にす
ることで、ガイドピンとガイドブッシュに自由度をもた
せている。
【0007】
【作用】ガイドブシュ2は長穴にし、微妙な寸法の変化
には影響されなくした。また、ガイドブシュ1またはガ
イドブシュ2がガイドピンに入りづらくなると、プレー
ト1に位置決めされているフローティングガイド1はプ
レート1との位置決め状態から離れフローティング状態
になる。このフローティングにより、ガイドブシュ1ま
たはガイドブシュ2がフローティング状態になり、ガイ
ドピンと位置決めできるようになる。
には影響されなくした。また、ガイドブシュ1またはガ
イドブシュ2がガイドピンに入りづらくなると、プレー
ト1に位置決めされているフローティングガイド1はプ
レート1との位置決め状態から離れフローティング状態
になる。このフローティングにより、ガイドブシュ1ま
たはガイドブシュ2がフローティング状態になり、ガイ
ドピンと位置決めできるようになる。
【0008】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1はプレス1段目、2段目OFFの状態である。ガイド
ブシュ1は、フローティングガイド1を通してプレート
1に固定している。
1はプレス1段目、2段目OFFの状態である。ガイド
ブシュ1は、フローティングガイド1を通してプレート
1に固定している。
【0009】図2はプレス1段目ONの状態である。こ
の時、ガイドピンとガイドブシュ1および2により、プ
レート3とリードプレス18からなるコンタクトチャッ
クはガイドピンに対し、フローティングガイド2とプレ
ート2の隙間ぶんの位置に位置決めされる。
の時、ガイドピンとガイドブシュ1および2により、プ
レート3とリードプレス18からなるコンタクトチャッ
クはガイドピンに対し、フローティングガイド2とプレ
ート2の隙間ぶんの位置に位置決めされる。
【0010】この時、熱膨張、熱収縮があった場合、ガ
イドブシュ2は長穴となっているので容易に挿入できる
が、ガイドピンとガイドブシュ1が位置ずれのため入り
づらくなる。その場合は、入りづらい位置でガイドピン
とガイドブシュ1とガイドブッシュ2は止まる。また、
プレート1がさらにストローク分進み、プレート1に位
置決めされているフローティングガイド1は、プレート
1との位置決め状態から離れフローティング状態とな
る。このフローティングにより、ガイドピンとガイドブ
シュ1は、位置決めできるようになる。
イドブシュ2は長穴となっているので容易に挿入できる
が、ガイドピンとガイドブシュ1が位置ずれのため入り
づらくなる。その場合は、入りづらい位置でガイドピン
とガイドブシュ1とガイドブッシュ2は止まる。また、
プレート1がさらにストローク分進み、プレート1に位
置決めされているフローティングガイド1は、プレート
1との位置決め状態から離れフローティング状態とな
る。このフローティングにより、ガイドピンとガイドブ
シュ1は、位置決めできるようになる。
【0011】1段目ON終了後、ICを離し、ICソケ
ットのICガイドに沿ってICをソケットに落とし込
む。
ットのICガイドに沿ってICをソケットに落とし込
む。
【0012】図3はプレス1段目ON、プレス2段目O
Nの状態である。フローティングガイド1とプレート1
はフローティング状態、リードプレス18はプレート2
に対しフローティングであり、ICソケットのICガイ
ドに案内されながらプレスする。
Nの状態である。フローティングガイド1とプレート1
はフローティング状態、リードプレス18はプレート2
に対しフローティングであり、ICソケットのICガイ
ドに案内されながらプレスする。
【0013】この状態でテストを実行し終了すると、I
Cを吸着し、プレス1段目、プレス2段目を同時にOF
Fし図1の状態に戻る。
Cを吸着し、プレス1段目、プレス2段目を同時にOF
Fし図1の状態に戻る。
【0014】
【考案の効果】本考案は以上説明したように構成されて
いるため、ガイドピンとガイドブシュ1および2のピッ
チ寸法が高温試験のとき熱膨張により微妙に異なった場
合でも、容易にガイドピンがガイドブシュに入りやす
く、抜けやすくなった。
いるため、ガイドピンとガイドブシュ1および2のピッ
チ寸法が高温試験のとき熱膨張により微妙に異なった場
合でも、容易にガイドピンがガイドブシュに入りやす
く、抜けやすくなった。
【図1】本考案で、プレス1段目OFF、プレス2段目
OFFの場合の横断面図である。
OFFの場合の横断面図である。
【図2】本考案で、プレス1段目ON、プレス2段目O
FFの場合の横断面図である。
FFの場合の横断面図である。
【図3】本考案で、プレス1段目ON、プレス2段目O
Nの場合の横断面図である。
Nの場合の横断面図である。
【図4】従来のコンタクト部の横断面図である。
10 フローティングガイド1 11 フローティングガイド2 12 ガイドブシュ1 13 ガイドブシュ2 14 ガイドピン 15 プレート1 16 プレート2 17 プレート3 18 リードプレス 19 ICガイド 20 バッファ用スプリング 21 ソケットピン 22 ICソケット 23 IC
Claims (1)
- 【請求項1】 1段目のプレス動作により、プレート2
に設けた2つのガイドブッシュと、ICソケット側に設
けた2つのガイドピンとで位置決めし、2段目のプレス
動作により、プレート3に取り付けたリードプレス(1
8)をICのリードピンに押圧してICソケットのソケ
ットピンとコンタクトさせるICハンドラのコンタクト
機構において、一方のガイドピン(14)で位置決めするガイドブッシ
ュ1(12)と、 他方のガイドピン(14)で位置決めする、熱膨張・熱
収縮方向に長穴とした ガイドブッシュ2(13)と、前記プレート2(16)を前記プレート1(15)から
微少に移動可能とするバッファ用スプリング(20)で
保持したフローティングガイド1(10)と、 リードプレス(18)が取り付けられた前記プレート3
を前記プレート2(16)から微少に移動可能とするフ
ローティングガイド2(11)と、 を具備したICハンドラのコンタクト機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045968U JP2603713Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | Icハンドラのコンタクト機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993045968U JP2603713Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | Icハンドラのコンタクト機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0712981U JPH0712981U (ja) | 1995-03-03 |
JP2603713Y2 true JP2603713Y2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=12734037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993045968U Expired - Fee Related JP2603713Y2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | Icハンドラのコンタクト機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603713Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006080435A (ja) * | 2004-09-13 | 2006-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | 回路基板検査装置 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP1993045968U patent/JP2603713Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0712981U (ja) | 1995-03-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000104 |
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