JP2602695Y2 - 戸当たり - Google Patents

戸当たり

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JP2602695Y2
JP2602695Y2 JP1993062681U JP6268193U JP2602695Y2 JP 2602695 Y2 JP2602695 Y2 JP 2602695Y2 JP 1993062681 U JP1993062681 U JP 1993062681U JP 6268193 U JP6268193 U JP 6268193U JP 2602695 Y2 JP2602695 Y2 JP 2602695Y2
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shaped
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JP1993062681U
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Inventor
克巳 八木
Original Assignee
株式会社八木
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、扉を開放した場合、
室内壁に扉が当たるのを防止するために使用される戸当
たりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の戸当たりには、例えば図
9、図10に示したように、本体1をステンレスや真鍮か
らなる略円柱形状の切削加工品としたり、亜鉛合金など
からなる略円柱形状の鋳造品としたものが存在する。前
記真鍮からなる切削加工品や亜鉛合金などからなる鋳造
品では、クロムメッキやニッケルメッキを施したりし
て、本体1の外面を光沢仕上げしている。そして、これ
ら戸当たりは、その本体1の上部に輪状または略キャッ
プ状の弾性部材3を嵌合して取り付けたものとしてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の戸当たりでは、本体1を略円柱形状の切削加工品や
鋳造品としているので、本体1は中実のため、原材料の
使用量が多くなると共に、重量が重いという課題を有し
ていた。また、上記従来の戸当たりのうち鋳造品とした
ものでは、本体1が中実であるために鋳造おける冷却工
程に長時間を要し生産能率が悪いという課題を有してい
た。
【0004】そこで、この考案は、このような従来の戸
当たりが有する課題を解決することを目的としてなされ
たものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この考案に係
る戸当たりは、底部1aにネジ孔1bを設けた略コップ
形状の鋳造品とした本体1の上部に蓋体2を被せると共
に、前記本体1の上部に弾性部材3を嵌合した戸当たり
であって、本体1の上部の内面に形成した段部5に蓋体
2のフランジ部2aを支持し、前記段部5の上方に形成
したリング溝6にEリング7を嵌め込むことにより、蓋
体2を本体1の上部に抜脱不可能に被せたものとしてい
る。
【0006】また、この考案に係る戸当たりは、底部1
aにネジ孔1bを設けた略コップ形状の鋳造品とした本
体1の上部に蓋体2を被せると共に、前記本体1の上部
に弾性部材3を嵌合した戸当たりであって、本体1の上
端周囲の複数個所に設けた突起8の内周に形成した段部
9に蓋体2のフランジ部2aを支持し、リング状被体10
により前記フランジ部2aの外周端を押し付けると共
に、このリング状被体10の上面周囲の複数個所に設けた
挿入穴11に前記突起8を挿入した後、この突起8の突き
出した部分を押し潰すことにより、蓋体2を本体1の上
部に抜脱不可能に被せたものとしてもよい。
【0007】
【作用】この考案に係る戸当たりは、上記手段を施した
ため、略コップ形状とした本体1は中空となっているの
で、原材料を余り使用しなくてすむと共に、鋳造おける
冷却工程にも長時間を要さないものとなる。
【0008】
【実施例】以下、この考案に係る戸当たりの構成を、実
施例として示した図面に基づいて説明する。この考案に
係る戸当たりは、図1〜図6に示したように、底部1a
にネジ孔1bを設けた略コップ形状の亜鉛合金などから
なる鋳造品とした本体1の上部に蓋体2を被せている。
そして、この本体1の上側部に、リング状の弾性部材3
を嵌合している。さらに、図2に示したように、前記底
部1aのネジ孔1bの周囲四方に抜き穴4を形成した
り、図5に示したように、前記底部1aのネジ孔1bの
周囲四方を薄肉にしたものとすることができる。なお、
この考案に係る戸当たりは、クロムメッキやニッケルメ
ッキを施したりして、鋳造品とした本体1の外面を光沢
仕上げすることができるのは言うまでもない。
【0009】前記蓋体2は、図3に示したように、本体
1の上部の内面に形成した段部5にフランジ部2aが支
持され、さらに段部5の上方に形成したリング溝6にE
リング7を嵌め込むことにより、本体1の上部に抜脱不
可能に被せたものとしている。また、前記蓋体2は、図
6に示したように、本体1の上端周囲の複数個所に設け
た突起8の周囲に形成した段部9にフランジ部2aが支
持され、リング状被体10により前記フランジ部2aの外
周端を押し付けると共に、このリング状被体10の上面周
囲の複数個所に設けた挿入穴11に前記突起8を挿入した
後、この突起8の突き出した部分を押し潰すことによ
り、本体1の上部に抜脱不可能に被せたものとすること
ができる。
【0010】なお、図1〜図3に示したものでは、前記
蓋体2には、小孔12を設け、この小孔12から本体2の中
空内部Sに差し込み自在とした係止部材13を設けてい
る。前記係止部材13は、一端に摘部13aを有すると共に
他端に抜止部13bを有し、側面視略L字状の抜差部13c
を有したものとしている。そして、前記係止部材13の抜
差部13cは、実施例では図1、図2に示したように二本
の棒状体としているが、一本の棒状体としても実施する
ことができる。なお、前記係止部材13の抜差部13cを一
本の棒状体とした場合には、前記蓋体2は回動自在にし
なくても、係止部材13が回動自在なものとなるが、前記
係止部材13の抜差部13cを二本の棒状体とした場合に
は、前記蓋体2は回動自在にしないと、係止部材13が回
動自在なものとならない。
【0011】このように構成されたこの考案に係る戸当
たりは、床面に突設させた取付ボルト(図示せず)等に
本体1のネジ孔1bを捩じ込むことにより、床面に固定
される。なお、図1〜図3に示したものでは、使用時に
は図7に示したように、係止部材13の抜差部13cを本体
1の中空内部Sから抜き出しているので、この抜差部13
cは露出しているが、不使用時には図8に示したよう
に、係止部材13の抜差部13cを本体1の中空内部Sに差
し込んでおけるので、この抜差部13cは露出しなくな
り、体裁の良いものとなる。
【0012】そして、この考案に係る戸当たりは、略コ
ップ形状とした本体1は中空であるので、中実にした従
来の戸当たりの本体と比較すれば、原材料の使用量を約
1/3〜1/4に節約することができる。
【0013】
【考案の効果】この考案に係る戸当たりは、以上に述べ
たように構成されており、略コップ形状とした本体1は
中空となっているので、原材料を余り使用しなくてすむ
と共に、鋳造おける冷却工程にも長時間を要さないもの
となり、原材料費が高くつくことなく、しかも生産能率
が良くなり大量生産に適したものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る戸当たりの一実施例を示す分解
斜視図である。
【図2】図1に示す戸当たりの本体の一部破断斜視図で
ある。
【図3】図1に示す戸当たりの縦断面図である。
【図4】この考案に係る戸当たりの他実施例を示す分解
斜視図である。
【図5】図4に示す戸当たりの一部破断斜視図である。
【図6】図4に示す戸当たりの縦断面図である。
【図7】図1に示す戸当たりの使用状態を示す斜視図で
ある。
【図8】図1に示す戸当たりの斜視図である。
【図9】従来の戸当たりの斜視図である。
【図10】図9に示す従来の戸当たりの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 本体 1a 底部 1b ネジ孔 2 蓋体 2a フランジ部 3 弾性部材 5 段部 6 リング溝 7 Eリング 8 突起 9 段部 10 リング状被体 11 挿入孔

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部(1a)にネジ孔(1b)を設けた
    略コップ形状の鋳造品とした本体(1)の上部に蓋体
    (2)を被せると共に、前記本体(1)の上部に弾性部
    材(3)を嵌合した戸当たりであって、本体(1)の上
    部の内面に形成した段部(5)に蓋体(2)のフランジ
    部(2a)を支持し、前記段部(5)の上方に形成した
    リング溝(6)にEリング(7)を嵌め込むことによ
    り、蓋体(2)を本体(1)の上部に抜脱不可能に被せ
    ことを特徴とする戸当たり。
  2. 【請求項2】 底部(1a)にネジ孔(1b)を設けた
    略コップ形状の鋳造品とした本体(1)の上部に蓋体
    (2)を被せると共に、前記本体(1)の上部に弾性部
    材(3)を嵌合した戸当たりであって、本体(1)の上
    端周囲の複数個所に設けた突起(8)の内周に形成した
    段部(9)に蓋体(2)のフランジ部(2a)を支持
    し、リング状被体(10)により前記フランジ部(2a)
    の外周端を押し付けると共に、このリング状被体(10)
    の上面周囲の複数個所に設けた挿入穴(11)に前記突起
    (8)を挿入した後、この突起(8)の突き出した部分
    を押し潰すことにより、蓋体(2)を本体(1)の上部
    に抜脱不可能に被せたことを特徴とする戸当たり。
JP1993062681U 1993-11-22 1993-11-22 戸当たり Expired - Lifetime JP2602695Y2 (ja)

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JPH0732167U JPH0732167U (ja) 1995-06-16
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