JP2591765B2 - 送信電力制御方法 - Google Patents

送信電力制御方法

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JP2591765B2 JP62327299A JP32729987A JP2591765B2 JP 2591765 B2 JP2591765 B2 JP 2591765B2 JP 62327299 A JP62327299 A JP 62327299A JP 32729987 A JP32729987 A JP 32729987A JP 2591765 B2 JP2591765 B2 JP 2591765B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、衛星通信を行なう際での送信電力制御方法
に係り、特に雨天状態時には、衛星通信用送信電力増幅
器での送信電力が非雨天状態時に比し大となるべく、衛
星通信用送信電力増幅器でのバイアス状態が雨天状態対
応バイアス状態に選択設定されるようにした送信電力制
御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
無線通信、特にマイクロ波帯以上の周波数を利用した
衛星通信においては、降雨時であっても通信回線の信頼
度を確保すべく、送信電力を増加させることで降雨に対
処するといった送信電力制御が一般に採用されている。
例えば特開昭57−132437号公報による場合、地球局送信
信号の降雨減衰量と衛星ビーコン信号のそれとの相関性
を利用し、地球局で受信される衛星ビーコン信号の信号
レベルにもとづき中間周波段で送信信号レベルが連続的
に可変制御されることで、地球局での送信電力が制御さ
れるものとなっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記公報による場合、受信ビーコン信号レベルにもと
づき地球局での送信電力が制御されることによって、如
何なる天候状態であろうとも通信回線の信頼度が確保さ
れるようになっているが、送信電力増幅器での効率が良
好でなく、そこでの発熱量は無視し得ないものとなって
いる。これは、その電力増幅器でのバイアス状態が雨天
時での出力アップ状態に半ば固定的に設定されているか
らである。
一方、送信電力増幅器とその周辺回路は通常屋外に設
置され、その冷却方法は自然放熱によっているが、電力
増幅器での発熱量の増大は筐体構造の大形化を招いた
り、筐体内での温度上昇は周辺回路部品に悪影響を及ぼ
すなど、反面不具合を有したものとなっている。
本発明の目的は、衛星通信用送信電力増幅器での発熱
量が天候状態とは無関係に抑制され得、しかも雨天状態
時には、その送信電力が非雨天状態時に比し大として設
定され得る送信電力制御方法を供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、雨天状態時には、雨水により強制冷却状
態におかれている衛星通信用送信電力増幅器での送信電
力が非雨天状態(晴天状態や曇天状態)時に比し大とな
るべく、雨量計測信号の信号レベルが基準レベルと常時
比較されることによって、現時点での天候が雨天状態に
あるか非雨天状態にあるかが判定された上、該判定結果
に応じて、衛星通信用送信電力増幅器でのバイアス状態
が雨天状態対応バイアス状態、非雨天状態対応バイアス
状態の何れかに選択設定されることで達成される。
〔作用〕
現時点での天候が雨天状態にあるか非雨天状態にある
かが、雨量計測信号の信号レベルを基準レベルと常時比
較することによって直接判定されているものであり、し
たがって、非雨天状態時には、衛星通信用送信電力増幅
器でのバイアス状態は、送信電力および発熱量が小さく
なるべく非雨天状態対応バイアス状態に設定され、ま
た、非雨天状態時には、送信電力(および発熱量)が大
きくなるべく雨天状態対応バイアス状態に設定されれば
よいというものである。ところで、衛星通信用送信電力
増幅器が雨天状態対応バイアス状態に設定される場合、
その増幅器自体からの発熱量は無視され得ないが、その
際に、その増幅器自体が雨水により強制的に冷却される
ようにすれば、増幅器自体の発熱による影響は効率的に
抑制され得るものである。
〔実施例〕
以下、本発明を第1図から第4図により説明する。
先ず本発明の具体的説明に入る前に、バイアス点の相
違によって入出力特性、送信電力増幅器効率が如何に変
化するかについて説明すれば以下のようである。
即ち、衛星通信においてはA級動作電力増幅器による
ディジタル通信が行なわれているが、本発明に係るバイ
アス点は第4図に示すように設定されるものとなってい
る。雨天時でのバイアス点は歪が少なく、しかも最大出
力が得られる点Aに設定され、これに対する入出力特性
aは図示のようである。また、晴天時でのバイアス点は
降雨による減衰量を補償する必要がなく点Bに設定さ
れ、これに対する入出力特性bは図示のように、直線性
は低い必要電力で飽和するが、電力増幅器としての効率
は点Aにバイアス点が設定される場合に比し良好である
ことが知れる。
さて、本発明を第1図から第3図により具体的に説明
すれば、第1図〜第3図はそれぞれ受信パイロット信号
レベル、受信ビーコン信号レベル、雨量計測信号レベル
によって送信電力増幅器でのバイアス点を切替制御する
場合での、本発明に係る衛星通信用送受信装置の概要構
成を示したものである。尤も、受信パイロット信号レベ
ル、受信ビーコン信号レベルそれぞれによるバイアス点
切替制御は直接本発明に係わらなく、あくまでも、参考
の意味でそれら信号に係る装置構成を示す。
先ず第1図より説明すれば、モデム1からの送信信号
は中間周波増幅器2を介しレベル可変設定器(可変減衰
器)3でその信号レベルが調整された後は、周波数変換
器4,送信電力増幅器5,分波器6を介しアンテナ7より衛
星に向け送信されるようになっている。また、衛星から
の送信信号はアンテナ7で受信されたうえ低雑音増幅器
8を介し周波数変換器9で中間周波数に変換されるよう
になっている。この中間周波数帯には所望の信号の他に
パイロット信号が含まれており、パイロット受信器10で
は所望の信号はその検出されたパイロット信号によって
自動利得制御(AGC)、自動周波数制御(AFC)がかけら
れた後、中間周波増幅器11を介しモデム1に送出される
ようになっている。パイロット信号はまた送信電力制御
器12で所定にレベル変換され、レベル設定制御信号とし
てレベル可変設定器3での送信信号のレベルを制御する
ようになっているものである。レベル可変設定器3への
レベル設定制御信号はまたバイアス制御器13で基準信号
レベルとその信号レベルが比較されており、バイアス制
御器13からの比較結果にもとづきバイアス設定器14から
はその比較結果に対応したバイアス電圧が送信電力増幅
器5に与えられるところとなるものである。降雨により
パイロット信号のレベルが基準レベルよりも小さくなっ
た場合には、バイアス設定器14からは送信電力と大とす
るバイアス電圧が送信電力増幅器5に与えられているわ
けである。
次に第2図について説明すれば、ビーコン周波数変換
器15およびビーコン受信器16によって得られるビーコン
信号にもとづき送信信号のレベル制御、バイアス切替制
御が行なわれていること以外はほぼ先の場合に同様とな
っている。
最後に第3図について説明すれば、雨量計17で計測さ
れた雨量計測信号がレベル変換器18を介しバイアス制御
器13で基準雨量レベルと比較されることによって、現時
点での天候が雨天状態にあるか非雨天状態にあるかが直
接的に判定された上、この判定結果に応じて、送信電力
増幅器でのバイアス電圧が雨天状態対応バイアス電圧、
非雨天状態対応バイアス電圧の何れかに選択設定された
ものとなっている。パイロット信号やビーコン信号、雨
量計測信号の信号種別によることなく、送信電力増幅器
が雨天状態対応バイアス電圧状態に設定された状態で、
実際に得られる雨水により送信電力増幅器自体が強制
的、効率的に冷却される場合は、その送信電力増幅器自
体の発熱による影響は効率的に抑制され得るものであ
る。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明による場合は、衛星通
信用送信電力増幅器での発熱量が天候状態とは無関係に
抑制され得、しかも雨天状態時には、その送信電力増幅
器での送信電力が非雨天状態時に比し大として設定され
得るものとなっている。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図は、それぞれ本発明に係る衛星
通信用送受信装置の概要構成を示す図、第4図は、電力
増幅器へのバイアスの設定如何によって入出力特性、増
幅器効率が如何に変化するかを説明するための図であ
る。 1……モデム、2,11……中間周波増幅器、3……レベル
可変設定器、4,9……周波数変換器、5……送信電力増
幅器、6……分波器、7……アンテナ、8……低雑音増
幅器、10……パイロット受信器、12……送信電力制御
器、13……バイアス制御器、14……バイアス設定器、15
……ビーコン周波数変換器、16……ビーコン受信器、17
……雨量計。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信衛星への信号が衛星通信用送信電力増
    幅器で電力増幅された上、該通信衛星に向けて送信され
    る際での送信電力制御方法であって、雨天状態時には、
    雨水により強制冷却状態におかれている衛星通信用送信
    電力増幅器での送信電力が非雨天状態時に比し大となる
    べく、雨量計測信号の信号レベルが基準レベルと常時比
    較されることによって、現時点での天候が雨天状態にあ
    るか非雨天状態にあるかが判定された上、該判定結果に
    応じて、衛星通信用送信電力増幅器でのバイアス状態が
    雨天状態対応バイアス状態、非雨天状態対応バイアス状
    態の何れかに選択設定されるようにした送信電力制御方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5669907A (en) * 1979-11-12 1981-06-11 Nec Corp Linear amplifier
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