JP2585259B2 - 水中物体探知可能領域表示装置 - Google Patents

水中物体探知可能領域表示装置

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JP2585259B2
JP2585259B2 JP62095152A JP9515287A JP2585259B2 JP 2585259 B2 JP2585259 B2 JP 2585259B2 JP 62095152 A JP62095152 A JP 62095152A JP 9515287 A JP9515287 A JP 9515287A JP 2585259 B2 JP2585259 B2 JP 2585259B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は鑑艇等に搭載して水中目標物をセンサー(ソ
ーナー)等を用いて捜索する水中物体探知装置の目標物
としての水中物体探知可能領域表示方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の位置局限、運動解析装置では、水中目標捜索セ
ンサーによる探知情報を表示する場合、探知時刻毎に点
または線あるいは数値を用いて表示していた。そのため
探知情報が点をみなせる位置情報でないときは水中目標
捜索センサーの探知情報の表示画面から目標の位置局
限、目標の運動解析等を行なうため、非常に長い時間が
かかると云う欠点があった。
このような欠点を除去するため、特開昭60−159667号
公報に記載のように水中物体を探知するセンサーの探知
確率を特定値に限定してセンサーの探知能力値を計算
し、探知可能領域を表示する目標存在領域表示方法が提
案されている。しかしこの目標存在領域表示方法は任意
の探知確率に応じた探知可能領域の表示については何ら
配慮されていなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記目的は水中物体を探知するセンサーと、該センサ
の探知能力および水中の音波伝搬状況を計算し、水中物
体の探知可能領域を求める探知予測部と前記した探知可
能領域を表示する表示部を有する水中物体探知装置にお
いて、前記センサーの探知確率を特定値に限定すること
なく複数の探知確率を入力部より入力し、任意の探知確
率における探知可能領域の表示または複数の探知確率に
応じたそれぞれの探知可能領域の同時表示を行なわしめ
ること、すなわち、センサーの探知能力値の計算式〔探
知能力値〕=〔音源の強さ〕−{〔水中雑音レベル〕−
〔センサーの指向性利得〕+〔センサーの検出しきい値
(探知確率)〕}において、従来探知確率を特定値(通
常50%)としていたものを、利用者が任意の値に設定で
きるようにすることにより達成される。
〔作用〕
本水中物体探知可能領域表示方法では、利用者は、セ
ンサーの任意の探知確率に応じた探知可能領域を知るこ
とができる。それによって、利用者は必要とする探知可
能領域を表示から迅速に認識することができるので、水
中物体の位置、存在範囲の推定等が効率よく行える。
〔実施例〕
以下図面を参照してこの発明の実施例について説明す
る。
第1図において、水中物体探知装置は水中物体を探知
するセンサー1と、前記センサー1の探知能力値を計算
するセンサー能力計算部2と、水中の音波伝搬距離に応
じた伝搬損失を計算する伝搬状況計算部3と、前記セン
サー能力計算部2のセンサーの探知能力値の前記伝搬状
況計算部3の伝搬損失をもとに水中物体の探知可能領域
を求める探知可能領域計算部4と、前記センサー能力計
算部2、伝搬状況計算部3および探知可能領域計算部4
の動作を制御するための各種制御命令・データ等を入力
する入力部と5と、センサーの探知能力値や伝搬状況等
を記憶する記憶部6と、前記センサー1の探知情報やセ
ンサー能力計算部2・伝搬状況計算部3・探知可能領域
計算部4の計算結果等を表示する表示部7とから構成さ
れる。
センサー能力計算部2において、センサーの探知能力
値は、 〔探知能力値〕=〔音源の強さ〕−{〔水中雑音レベ
ル〕−〔センサーの指向性利得〕+〔センサーの検出し
きい値(探知確率)〕}により計算され、探知確率を変
えることにより、それに応じた探知能力値を計算する。
伝搬状況計算部3は入力部5から入力される水温デー
タ・水深データ・天候データ・水中物体の出す音波の周
波数等に基づいて音波の伝搬距離に対する伝搬損失を計
算する。
第2図(a)は、伝搬状況計算部3によって求められ
た音波の伝搬距離に対す伝搬損失の特性の一例である。
第2図(b)において、探知能力値は入力部5より入力
される探知確率aをもとにセンサー能力計算部2により
求められる。そして、伝搬損失が探知能力値より小さい
領域(図中斜線部分)では、センサー1が探知確率aに
応じ水中物体を探知できる能力を有していることを意味
している。従って第2図(a)において、音波の伝搬距
離に対し距離0<〔距離〕≦r1(探知可能距離)の範囲
で水中物体が探知可能である。この探知可能距離を水平
方向に表示部7上にPPI表示すると、第2図(b)に示
すような、センサー1の探知確率aにおける探知可能領
域が求められる。
第3図(a)は、第2図(a)において探知確率aの
変わりに入力部5より探知確率bをセンサー能力計算部
2に入力し、センサーの探知能力値を求めた場合であ
る。第3図(a)において、水中物体の探知可能距離は
0<〔距離〕≦r2の範囲である。この探知可能距離を水
平面方向に表示部7にPPI表示すると、第3図(b)に
示すようになる。
第4図(a)は、前記探知確率a,bに応じたセンサー
1の探知能力値を同時に示したもので、探知確率aに応
じた探知可能距離は、0<〔距離〕≦r1の範囲であり、
探知確率bに応じた探知可能距離はr1<〔距離〕≦r2の
範囲である。これらの探知可能距離を水平面方向に表示
部7に同時にPPI表示すると、第4図(b)に示す様な
センサー1の探知確率a,bに応じた探知可能領域が表示
できる。
また第4図(b)において複数の領域をカラー表示ま
たは濃度表示をすることにより利用者の視認性が向上
し、水中物体の探知に関し迅速な対応が可能になる。
さらに以上に示す音波の伝搬距離に対する伝搬損失の
特性、センサー1の探知確率に応じた探知能力値、探知
確率に応じた水中物体の探知可能距離および第2図
(b),第3図(b)に示すような探知可能領域をセン
サー能力計算部2と伝搬状況計算部3と探知可能領域計
算部4からあらかじめ求め、記憶部6に記憶しておけ
ば、利用者は必要な時に記憶部6から読出して表示部7
に表示することにより、計算時間を短縮した迅速な使用
が可能となる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、水中物体を探知能力および水中の音
波伝搬状況を計算し、水中物体の探知可能領域を求める
探知予測部と前記した探知可能領域を表示する表示部を
有する水中物体探知装置において前記センサーの探知確
率を特定値に限定することなく複数の探知確率を入力部
より入力し、任意の探知確率における探知可能領域の表
示または複数の探知確率に応じたそれぞれの探知可能領
域の同時表示を行なわしめるようにしたので、利用者が
水中物体探知装置を使って水中物体の探知を行う際、セ
ンサーの探知確率に応じた探知可能領域を迅速に知るこ
とができ、探知した水中物体の位置、存在範囲の推定等
の状況判断が容易となり、水中物体の探知効率が著しく
向上される。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本発明の一実施例を示すもので、第1図は
水中物探知装置のブロック図、第2図(a)第3図
(a)および第4図(a)はいずれも音波の伝搬損失の
特性を示す図、第2図(b)は探知確率aに応じた探知
可能領域の表示例を示す図、第3図(b)は探知確率b
に応じた探知可能領域の表示例を示す図、第4図(b)
は探知確率a,bに応じた探知領域を同時に表示した例を
示す図である。 1……センサー、2……センサー能力計算部、3……伝
搬状況計算部、4……探知可能領域計算部、5……入力
部、6……記憶部、7……表示部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水中物体を探知するセンサーと、該センサ
    ーの探知能力値を探知確率をもとに計算するセンサ能力
    計算部と、水柱の音波伝搬距離に応じた伝搬損失を計算
    する伝搬状況計算部と、前記センサー能力計算のセンサ
    ーの探知能力値と前記伝搬状況計算部の伝搬損失をもと
    に水中物体の探知可能領域を求める探知可能領域計算部
    と、前記各部の動作を制御するための各種制御情報及び
    前記探知確率を入力する入力部と、前記センサーの探知
    情報や前記センサー能力計算部・伝搬状況計算部・探知
    可能領域計算部の計算結果及び探知可能距離等を表示す
    る表示部とからなり、前記センサー能力計算部は、 探知能力値=音波の強さ−{[水中雑音レベル] −[センサーの指向性利得]+センサーの探知確率]} の計算を実行し、 前記入力部は、前記探知確率を任意に設定でき、前記表
    示部は、前記探知可能距離を水平方向に表示し、 これらをもって、前記センサーの探知確率における探知
    可能領域を求めることが可能な水中物探知可能領域表示
    装置。
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Title
R.J.ユーリック著、土屋明訳、西村実監修、水中音響の原理、初版、1978年12月1日発行、共立出版株式会社、P.24〜26,P.365〜366

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