JP2580479Y2 - 電動フォークリフトの走行回路 - Google Patents

電動フォークリフトの走行回路

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JP2580479Y2
JP2580479Y2 JP1991080169U JP8016991U JP2580479Y2 JP 2580479 Y2 JP2580479 Y2 JP 2580479Y2 JP 1991080169 U JP1991080169 U JP 1991080169U JP 8016991 U JP8016991 U JP 8016991U JP 2580479 Y2 JP2580479 Y2 JP 2580479Y2
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昌浩 永塚
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回生制動時の予備励磁
機能と弱め界磁機能を備えた電動フォークリフトの走行
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】電動フォークリフトにおける走行回路
は、制動時に車両の速度が回生可能速度以上であると判
断すると、バッテリから電機子及び界磁巻線を通じて流
す電流の経路を断ち、代わりに、予備励磁回路を通じて
バッテリからの電流を界磁巻線に流し、電機子にて発生
する起電力をバッテリに返還するようにしている。ま
た、高速走行時には、界磁巻線に流れる界磁電流を分流
して減じることにより、走行速度をより高速にするため
の、弱め界磁回路が設けられるのが普通である。
【0003】上記のような予備励磁回路及び弱め界磁回
路を有する従来の走行回路は、図2に示すように構成さ
れている。図2において、走行モータは、電機子3及び
界磁巻線11によって構成される。界磁巻線11は、後
進コンタクタ4及び前進コンタクタ5によって、電流方
向が正逆切換えられるように電機子3に直列に接続され
るようになっている。そして、電機子3は回生コンタク
タ2を介してバッテリ1の高電圧側出力端子に接続さ
れ、界磁巻線11は、走行チョッパ信号によってON−
OFF動作する走行主トランジスタ6を介してバッテリ
1の低電圧側出力端子に接続されている。上記電機子
3、界磁巻線11、回生コンタクタ2、後進コンタクタ
4、前進コンタクタ5及び走行主トランジスタ6によっ
て主回路が構成される。
【0004】回生制動時に予備励磁を行う予備励磁回路
は、予備励磁制御信号によって導通される予備励磁トラ
ンジスタ8と、該トランジスタ8のコレクタ・エミッタ
通路と直列に接続した予備励磁抵抗7とによって構成さ
れ、該予備励磁回路は、上記主回路における回生コンタ
クタ2及び電機子3の直列接続と並列に設けられてい
る。
【0005】一方、弱め界磁回路は、弱め界磁抵抗9及
び電磁コンタクタ10の直列接続にて構成され、界磁巻
線11と並列に接続されるようになっている。このよう
な構成をした電動フォークリフトの走行回路は、走行開
始時、回生コンタクタ2が閉成(以下、ONとする)さ
れ、トランジスタ8への予備励磁制御信号がロウレベル
に設定され、トランジスタ6へは所定デューテイの走行
チョッパ信号が供給される。また、走行方向を前進とす
ると、後進コンタクタ4はコモン端子cとOFF動作端
子a間を接続され、前進コンタクタ5はコモン端子cと
ON動作端子b間をONされる。したがって、バッテリ
1からの電流は、回生コンタクタ2→電機子3→後進コ
ンタクタ4(a−c間)→界磁巻線11→前進コンタク
タ(c−b間)→トランジスタ6の経路でバッテリ1の
低電圧出力端子へと流れる。このとき、界磁巻線11へ
流す界磁電流を減ずるために、弱め界磁コンタクタ10
をONすると、界磁巻線11へ流れる界磁電流の一部が
弱め界磁抵抗9及びONしている弱め界磁コンタクタ1
0を流れて、界磁を減じることによる電機子3への拘束
力を小さくし、走行速度が早められることになる。
【0006】回生制動へは、例えば回生可能速度以上の
判定がなされることによって移行する。回生制動時、回
生コンタクタ2は開放(以下、OFFとする)される。
また、トランジスタ8のベースに供給される予備励磁制
御信号がハイレベルに変わり、トランジスタ8を導通す
る。これによりバッテリ1からの電流はトランジスタ8
のコレクタ・エミッタ通路及び予備励磁抵抗7を通じて
界磁巻線11に流れる。この予備励磁電流に基づき電機
子3の両端に生ずる起電力Vaにて、回生制動が行われ
るわけである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来における電動フォークリフトの走行回路は、予備励磁
が界磁巻線11に流す電流を供給している動作であるの
に対し、弱め界磁が界磁巻線11に流れる電流を分流す
る動作であるという、動作の違いによって、両回路を独
立に設けており、回路が複雑となり、部品点数が増加す
るとともに部品管理が煩雑化している。
【0008】本考案は、予備励磁回路と弱め界磁回路の
動作が界磁電流を制限するという共通の作用に着目し
て、使用素子を共用化し、部品点数の削減を図るように
した電動フォークリフトの走行回路を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、ロータを構成
する電機子、該電機子と直列接続された界磁巻線、該電
機子および界磁巻線に電流を流す主トランジスタ、該電
機子、該界磁巻線および主トランジスタを直列に接続
し、かつ、該界磁巻線に前進および後進に対応して正逆
方向の電流が流れるように該界磁巻線の接続を切換える
前後進用電磁コンタクタからなる主回路と、 前記界磁巻
線および前記電機子との接続点に接続された一つの抵抗
と、 該抵抗を前記界磁巻線に直列または並列に選択的に
接続し、直列に接続したとき該抵抗を予備励磁抵抗と
し、並列に接続したとき該抵抗を弱め界磁抵抗として兼
用させる一つの電磁コンタクタを設けてなる。
【0010】
【作用】本考案による抵抗は、電磁コンタクタの切換え
動作によって、弱め界磁のときに界磁巻線に並列に接続
されて界磁巻線に流れる電流を分流し、予備励磁のとき
界磁巻線に直列に接続されて予備励磁電流を界磁巻線
に供給する。従って、本考案による抵抗は、弱め界磁時
の電流経路と予備励磁時の電流経路に選択的に切え接
続され、従来の弱め界磁抵抗と予備励磁抵抗を兼ねるこ
とができる。また、この切換えは一つの電磁コンタクタ
で行うことができ、構成が簡潔となり価格を低廉化す
【0011】
【実施例】以下、本考案を図1に示す実施例によって具
体的に説明する。なお、図2と共通の要素には同一の符
号を付す。本実施例の走行回路は、バッテリー1によっ
て分けられた高電圧ラインL1と低電圧ラインL2との
間に構成されている。高電圧ラインL1には、回生時に
OFFされる回生コンタクタ2の一端が接続され、同回
生コンタクタ2の他端は電機子3を介して後進コンタク
タ4及び前進コンタクタ5の各OFF動作端子aが共通
に接続された接続点Pに接続されている。OFF動作端
子aは、後進コンタクタ4の場合、前進時に選択される
端子であり、前進コンタクタ5の場合、後進時に選択さ
れる端子である。後進コンタクタ4及び前進コンタクタ
5が各ON動作時に選択される端子bも共通に接続さ
れ、その接続点Qは、走行チョッパ信号がベースに加え
られる走行主トランジスタ6のコレクタ・エミッタ通路
を介して低電圧ラインL2に接続されている。また、後
進コンタクタ4及び前進コンタクタ5のコモン端子c間
には、界磁巻線11が接続されている。このような構成
により、界磁巻線11は、電機子3に対し、前進及び後
進に対応して電流方向が正逆切換えられるように接続さ
れることになる。
【0012】一方、予備励磁トランジスタ8は、ベース
に予備励磁制御信号が入力され、コレクタが高電圧ライ
ンL1に接続され、エミッタより予備励磁電流を界磁巻
線11側に導出している。予備励磁トランジスタ8のエ
ミッタは、本実施例で新たに設けた二端子切換え型電磁
コンタクタ16の第1端子S1に接続されている。そし
て、電磁コンタクタ16のコモン端子cは、本実施例に
より予備励磁及び弱め励磁を兼用する抵抗15を介して
上記接続点Pに接続されている。また、電磁コンタクタ
16の第2端子S2は、上記接続点Qに接続されてい
る。
【0013】なお、回生コンタクタ2及び電機子3の交
点と低電圧ラインL2との間には、電機子3側にカソー
ドを向けた回生ダイオード12が接続され、接続点P及
びQと高電圧ラインL1との間にはそれぞれ、還流ダイ
オード13,14が接続されている。このような構成か
ら成る本実施例の走行回路によれば、走行開始時、予備
励磁トランジスタ8のベースに加える予備励磁制御信号
がロウレベルに設定されて同トランジスタ8を非導通と
する。また、電磁コンタクタ16を第1端子S1側に切
換え接続し、弱め界磁回路を開成しておく。車両速度が
弱め界磁投入設定速度に高まると、電磁コンタクタ16
を第2端子S2側に切換え接続する。これにより、界磁
巻線11に流れる電流は、抵抗15及び電磁コンタクタ
16のc−S2導通路の直列接続(弱め界磁回路)に一
部が流れ、界磁巻線11の界磁電流が減じられる弱め界
磁作用を行う。
【0014】制動時に車両の速度が回生可能速度以上で
あると判断すると、回生コンタクタ2がOFFされると
ともに予備励磁制御信号がハイレベルに変わり、同時に
電磁コンタクタ16が第1端子S1側に切換え接続さ
れ、トランジスタ8及び抵抗15及び電磁コンタクタ1
6のc−S1導通路による予備励磁回路を形成する。予
備励磁の動作は以下のようになる。バッテリ1からの電
流は、回生コンタクタ2がOFFであるため、導通して
いるトランジスタ8のコレクタよりエミッタに導出し、
この予備励磁電流は、抵抗15及び電磁コンタクタ16
のc−S1導通路に導かれる。この場合、前進走行時と
すると、後進コンタクタ4は端子aを選択接続し、前進
コンタクタ5は端子bを選択接続しているので、抵抗1
5からの予備励磁電流は、後進コンタクタ4のa−c導
通路→界磁巻線11→前進コンタクタ5のc−b導通路
→トランジスタ6のコレクタ・エミッタ通路の経路でバ
ッテリ1に流れる。電機子3は上記予備励磁電流によっ
て図示の起電力Vaを発生する。こうして発生した起電
力Vaは、回生ダイオード12を順方向にバイアスして
同ダイオード12を導通する。これによって、予備励磁
電流は、回生ダイオード12側にも流れ、起電力Vaは
増々大きくなる。起電力Vaの増大と回生ダイオード1
2側に流れる予備励磁電流は正帰還動作となって、回生
ダイオード12側の予備励磁電流も増大し、ついには回
生ダイオード12側の予備励磁電流がバッテリ1側に流
れる予備励磁に取って代わる。このとき、予備励磁制御
信号がロウレベルにもどされトランジスタ8が非導通に
されるとともに、走行チョッパ信号が遮断されて走行主
トランジスタ6が非導通とされる。しかし、回生ダイオ
ード12側の予備励磁電流は流れ続け、還流ダイオード
14を導通してバッテリ1を充電するようになる。この
電流が回生電流である。すなわち、回生電流は、電機子
3→還流ダイオード14→バッテリ1→回生ダイオード
12→電機子3の経路で流れる。
【0015】このように本実施例は、電磁コンタクタ1
6を弱め界磁及び予備励磁の切換え用スイッチと、弱め
界磁回路における電流経路との機能を果たし、抵抗15
を共用した予備励磁と弱め界磁の動作を行うことが可能
となり、従来の弱め界磁と予備励磁のために二つの抵抗
を使用していたものが一つの抵抗で済むことになる。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、電磁
コンタクタの切換えによって、一つの抵抗素子を弱め界
磁と予備励磁の動作に兼用でき、部品点数を減らして、
それによる多大なコストの低減が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案にかかる電動フォークリフトの走行回
路の一実施例を示す構成図、
【図2】 従来の走行回路を示す構成図
【符号の説明】
1…バッテリ、2…回生コンタクタ、3…電機子、4…
後進コンタクタ、5…前進コンタクタ、6…走行主トラ
ンジスタ、8…予備励磁トランジスタ、11…界磁巻
線、12…回生ダイオード、13,14…還流ダイオー
ド、15…抵抗、16…電磁コンタンタ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータを構成する電機子、該電機子と直
    列接続された界磁巻線、該電機子および界磁巻線に電流
    を流す主トランジスタ、該電機子、該界磁巻線および主
    トランジスタを直列に接続し、かつ、該界磁巻線に前進
    および後進に対応して正逆方向の電流が流れるように該
    界磁巻線の接続を切換える前後進切換用の電磁コンタク
    タからなる主回路と、 前記界磁巻線および前記電機子との接続点に接続された
    一つの抵抗と、 該抵抗を前記界磁巻線に直列または並列に選択的に接続
    し、直列に接続したとき該抵抗を予備励磁抵抗とし、並
    列に接続したとき該抵抗を弱め界磁抵抗として兼用させ
    る一つの電磁コンタクタ とを具備することを特徴とする
    電動フォークリフトの走行回路。
JP1991080169U 1991-10-02 1991-10-02 電動フォークリフトの走行回路 Expired - Lifetime JP2580479Y2 (ja)

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JPH0533601U JPH0533601U (ja) 1993-04-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58190203A (ja) * 1982-04-30 1983-11-07 Toshiba Corp 電気車の電動機弱界磁装置
JPS59103501A (ja) * 1982-12-01 1984-06-15 Nippon Denso Co Ltd 電気車等における回生制動制御装置

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