JP2568970B2 - 魚の前後選別機 - Google Patents
魚の前後選別機Info
- Publication number
- JP2568970B2 JP2568970B2 JP5067529A JP6752993A JP2568970B2 JP 2568970 B2 JP2568970 B2 JP 2568970B2 JP 5067529 A JP5067529 A JP 5067529A JP 6752993 A JP6752993 A JP 6752993A JP 2568970 B2 JP2568970 B2 JP 2568970B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fish
- belt
- belts
- endless
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Processing Of Meat And Fish (AREA)
- Structure Of Belt Conveyors (AREA)
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
- Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水揚げしたたくさん
の魚の前後を揃えるための装置に関する。
の魚の前後を揃えるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動機械で魚の頭を切り落とすような場
合、魚の向き(頭の方向)を揃えて供給してやる必要が
ある。従来、水平な板を前後に振動させ、その板の上に
魚を置いて前後を選別するようにした装置が知られてい
る。しかし、この装置は振動による騒音が大きく、処理
量も少ないという欠点があった。
合、魚の向き(頭の方向)を揃えて供給してやる必要が
ある。従来、水平な板を前後に振動させ、その板の上に
魚を置いて前後を選別するようにした装置が知られてい
る。しかし、この装置は振動による騒音が大きく、処理
量も少ないという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、もっと能
率のよい選別機を提供することを目的とする。
率のよい選別機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】ベルトローラとベルトロ
ーラの間に巻きかけた無端ベルトを2本、ベルト面同士
ががほぼV字形をなすように対向させ、同方向に循環す
るよう駆動する。これら両ベルトの間に選別すべき魚を
供給する。
ーラの間に巻きかけた無端ベルトを2本、ベルト面同士
ががほぼV字形をなすように対向させ、同方向に循環す
るよう駆動する。これら両ベルトの間に選別すべき魚を
供給する。
【0005】魚を挟んだとき、2本の無端ベルトの対向
部が撓まないよう、ベルト内面が摺接する支持板を設け
ることができる。
部が撓まないよう、ベルト内面が摺接する支持板を設け
ることができる。
【0006】
【作用】2本のベルトの間に魚を落とし込むと、魚はベ
ルトの間にはまり込む。2本のベルトは同方向に循環し
ているので、魚を両側から挟んでいるベルト面は反対方
向に動いている。
ルトの間にはまり込む。2本のベルトは同方向に循環し
ているので、魚を両側から挟んでいるベルト面は反対方
向に動いている。
【0007】魚の鱗、えら、ひれ等は、後向きに生えて
いる。したがって、魚を前から後にこするベルトの摩擦
力より、後から前にこする(すなわち、逆なでする方向
に動く)ベルトの摩擦力の方がずっと大きい。
いる。したがって、魚を前から後にこするベルトの摩擦
力より、後から前にこする(すなわち、逆なでする方向
に動く)ベルトの摩擦力の方がずっと大きい。
【0008】したがって、魚は、逆なでする方向に動く
ベルトによって移送され、両ベルト間のいずれかの側か
ら頭を先にして出てくる。これをシュータ等で受け止
め、次の工程に送る。
ベルトによって移送され、両ベルト間のいずれかの側か
ら頭を先にして出てくる。これをシュータ等で受け止
め、次の工程に送る。
【0009】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づいて説明する
と、図1、図2に示すように、機枠1に2本の垂直なベ
ルトローラ3a、3bを回転自在に支持し、これに幅の
広い無端ベルト5を懸回する。さらに、機枠1に2本の
傾斜したベルトローラ7a、7bを回転自在に支持し、
無端ベルト9を懸回する。こうして、2本の無端ベルト
5、9をVの字形に対向させる。両方のベルトを傾け
て、対称なVの字形にしてもよい。ベルト5、9の外面
は、スリップしないよう、細かな凹凸を設けるとよい。
と、図1、図2に示すように、機枠1に2本の垂直なベ
ルトローラ3a、3bを回転自在に支持し、これに幅の
広い無端ベルト5を懸回する。さらに、機枠1に2本の
傾斜したベルトローラ7a、7bを回転自在に支持し、
無端ベルト9を懸回する。こうして、2本の無端ベルト
5、9をVの字形に対向させる。両方のベルトを傾け
て、対称なVの字形にしてもよい。ベルト5、9の外面
は、スリップしないよう、細かな凹凸を設けるとよい。
【0010】両ベルト5、9は、循環方向が同じになる
ようにモータ10で駆動する。すなわち、垂直ベルトロ
ーラ3aにプーリ11を、傾斜ベルトローラ7bにプー
リ12を、モータ10にプーリ13をそれぞれ固定し、
これら3つのプーリに1本の伝動ベルト15を懸回す
る。なお、傾斜ベルトローラ7aには、自在継手17を
介して垂直軸19に連結し、この垂直軸にプーリ12を
固定する(図1)。
ようにモータ10で駆動する。すなわち、垂直ベルトロ
ーラ3aにプーリ11を、傾斜ベルトローラ7bにプー
リ12を、モータ10にプーリ13をそれぞれ固定し、
これら3つのプーリに1本の伝動ベルト15を懸回す
る。なお、傾斜ベルトローラ7aには、自在継手17を
介して垂直軸19に連結し、この垂直軸にプーリ12を
固定する(図1)。
【0011】各無端ベルト5、9の中には支持板21を
固定する。この支持板は、両方のベルト5、9で魚を挟
んだとき、ベルトが撓むのを防止するためである。ベル
トの内面は支持板21と摺動するので、摩擦が小さくな
るよう、ベルトの内面は滑らかに形成する。
固定する。この支持板は、両方のベルト5、9で魚を挟
んだとき、ベルトが撓むのを防止するためである。ベル
トの内面は支持板21と摺動するので、摩擦が小さくな
るよう、ベルトの内面は滑らかに形成する。
【0012】その他、符号23は魚を搬入するベルトコ
ンベア、符号25はホッパ、符号27はシュータであ
る。
ンベア、符号25はホッパ、符号27はシュータであ
る。
【0013】この装置の動作を説明する。モータ10を
始動すると、動力がベルト15を介して伝えられ、ベル
トローラ3a、7aが駆動され、2本の無端ベルト5、
9が同方向に循環する。
始動すると、動力がベルト15を介して伝えられ、ベル
トローラ3a、7aが駆動され、2本の無端ベルト5、
9が同方向に循環する。
【0014】ここで、ベルトコンベア23で魚を送り込
む。魚はホッパ25から2本のベルト5、9の間に落ち
る。
む。魚はホッパ25から2本のベルト5、9の間に落ち
る。
【0015】いま、魚29が3図のようにベルト5、9
の間に挟まれた場合を考えてみる。まず、注意すべきこ
とは、両ベルトが同じ方向に循環しているので、魚を挟
んでいるベルト面同士は互いに反対方向に走行している
ことである。そして、第3図で上側のベルト5は、魚の
鱗を逆なでする方向に動いているので、下側のベルト9
より摩擦力が大きい。そこで、ベルトの間に挟まれた魚
29は、逆なでする方のベルト5と同じ左方向、すなわ
ち、頭が向いている方向に搬送される。
の間に挟まれた場合を考えてみる。まず、注意すべきこ
とは、両ベルトが同じ方向に循環しているので、魚を挟
んでいるベルト面同士は互いに反対方向に走行している
ことである。そして、第3図で上側のベルト5は、魚の
鱗を逆なでする方向に動いているので、下側のベルト9
より摩擦力が大きい。そこで、ベルトの間に挟まれた魚
29は、逆なでする方のベルト5と同じ左方向、すなわ
ち、頭が向いている方向に搬送される。
【0016】図3の場合とは反対に、魚の頭が右を向い
ていれば、魚は右に送られるわけである。こうして、右
左のシュータ27から魚が整列して(頭から先に)それ
ぞれ出て行く。これを1つに合流させ、次の工程(例え
ば、頭の切り落とし)に送る。
ていれば、魚は右に送られるわけである。こうして、右
左のシュータ27から魚が整列して(頭から先に)それ
ぞれ出て行く。これを1つに合流させ、次の工程(例え
ば、頭の切り落とし)に送る。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、2本
の無端ベルトの間に魚を挟んで前後を選別するようにし
たものであり、構造がシンプルあり、また、選別処理量
も大きい。従来のレシプロ式のものにつきものの振動も
ない。
の無端ベルトの間に魚を挟んで前後を選別するようにし
たものであり、構造がシンプルあり、また、選別処理量
も大きい。従来のレシプロ式のものにつきものの振動も
ない。
【0018】ベルトの内側に支持板を設け、魚を挟んだ
とき、2本の無端ベルトの対向部が撓まないようにする
と、動作がさらに確実になる。
とき、2本の無端ベルトの対向部が撓まないようにする
と、動作がさらに確実になる。
【図1】選別機の要部斜視図である。
【図2】同じく要部断面図である。
【図3】作用を示すための水平断面図である。
3 ベルトローラ 5 無端ベルト 7 ベルトローラ 9 無端ベルト 21 支持板 29 魚
Claims (2)
- 【請求項1】 ベルトローラ(3a、3b;7a、7
b)の間に巻きかけた2本の無端ベルト(5、9)を、
ベルト面同士ががほぼV字形をなすように対向させると
共に、同方向に循環するよう駆動し、これら両ベルトの
間に選別すべき魚(29)を供給するようにした魚の前
後選別機。 - 【請求項2】 各無端ベルトの内部に、ベルト内面が摺
接する支持板(21)を設けた請求項1に記載の魚の前
後選別機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067529A JP2568970B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 魚の前後選別機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5067529A JP2568970B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 魚の前後選別機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06255753A JPH06255753A (ja) | 1994-09-13 |
JP2568970B2 true JP2568970B2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=13347603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5067529A Expired - Fee Related JP2568970B2 (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | 魚の前後選別機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2568970B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NO328268B1 (no) * | 2008-09-15 | 2010-01-18 | Seaside As | System for foredling av fisk |
CN105752659B (zh) * | 2016-05-19 | 2018-01-19 | 舟山市敏瑞科技咨询有限公司 | 一种鱼类有序排列装置 |
CN109896224B (zh) * | 2017-12-11 | 2024-03-12 | 江苏中天华宇智能科技有限公司 | 光纤盘的输送系统 |
CN110562705B (zh) * | 2019-08-16 | 2021-06-04 | 南阳师范学院 | 一种病死猪信息采集系统 |
CN112758645B (zh) * | 2020-12-23 | 2022-01-18 | 中国农业机械化科学研究院 | 一种鱼虾自动定向装置及定向方法 |
NO20221299A1 (en) * | 2022-12-02 | 2024-06-03 | Steel Tech As | System for singulation of fish |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP5067529A patent/JP2568970B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06255753A (ja) | 1994-09-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |