JP2567170B2 - 移動体の現在位置表示装置 - Google Patents

移動体の現在位置表示装置

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JP2567170B2
JP2567170B2 JP36060791A JP36060791A JP2567170B2 JP 2567170 B2 JP2567170 B2 JP 2567170B2 JP 36060791 A JP36060791 A JP 36060791A JP 36060791 A JP36060791 A JP 36060791A JP 2567170 B2 JP2567170 B2 JP 2567170B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示画面上に表示し
た地図上に移動体の現在位置や走行軌跡を表示するナビ
ゲーション用の表示装置に係り、特に移動体の走行方向
に応じて地図の表示方向を変更した方がよい場合に、表
示方向変更指令を入力するための入力操作部や入力操作
を促すメッセージを表示画面上に地図の視認性を損うこ
となく表示させて、操作者の意思に基づいて表示方向の
変更を行なえるようにした移動体の現在位置表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両の走行方向が表示画面上で上向きに
なるよう地図を回転させて表示する技術は知られてい
る。この場合、道路等の図形情報とともに、地名等の文
字部分が回転されてしまうと読みずらくなる。このた
め、特公昭62−58510号公報には、一方のメモリ
に地図等の図形データを格納し、他方のメモリに地名等
の文字データを格納して、地図等の図形データを回転さ
せて表示した場合は、文字データの表示位置を図形の回
転角度に対応した位置へ変換して表示することで、地図
上に文字・記号等を正立状態で表示させるよう構成した
画像表示装置が開示されている。
【0003】また、このような技術は特公平3−738
06号公報にも記載されている。特公平3−73806
号公報に記載された正立形位置表示装置は、移動体の現
在位置を検出する位置検知手段と、基準方向と移動体の
走行方向とのずれを検知する方向検知手段と、地図情報
を記憶する地図データ記憶手段と、地図情報に対応した
文字情報を記憶する文字記憶手段とを備える。そして、
検知した現在位置が含まれる地図の図形部分を地図情報
記憶手段から検索し、走行方向が表示画面上で上方にな
るよう地図変換手段で図形部分の座標を変換し、現在位
置が含まれている地図の文字部分を文字記憶手段から検
索し、文字部分が表示画面上の図形の該当する位置に正
立するよう文字部分の姿勢を変換して、地図上に文字を
重ねて表示している。すなわち、道路の接続関係等の図
形情報と、交差点名等の文字情報を分割して記憶し、文
字情報は基準方向からのずれ角度に応じて傾けて表示す
ることで、文字を常に正立表示させている。
【0004】また、特開平2−57910号公報には、
走行方向が上を向くよう道路図を回転させて表示するナ
ビゲーション装置が開示されており、特開平2−759
09号公報には、回転指示によって出発交差点の地図を
回転させるようにしたナビゲーション装置が記載されて
いる。
【0005】さらに、特開平2−229866号公報に
は、走行方向が表示画面のほぼ上方となるよう制御する
装置において、単位時間当たりの走行方位の変化が所定
値以上の場合は表示内容の回転を禁止したり、回転処理
を行なうためのしきい値に所定のヒステリシス幅を設け
て、回転処理に制限を加えることで、不必要な回転処理
を抑制する技術が記載されている。
【0006】また、特開平2−32214号公報には、
表示画面上に基準となる方位示す(例えば北がどの方向
であるかを示す)マークを表示することで、方位を明確
にする技術が開示されている。
【0007】また、特開平2−67915号公報には、
表示画面に配設した透明のタッチパネルを用いて、自車
の初期位置や目的地位置を指定するようにして、指示入
力の操作性の向上を図った経路案内方法が開示されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】表示画面上で車両の走
行方向が常に略一定方向になるよう地図を回転させて表
示することは、例えば交差点の右折・左折等の判断が容
易になるが、車両の走行方向に応じて地図情報および文
字情報を追従性よく回転させて表示させるためには、地
図データおよび文字等の表示位置座標の高速演算処理、
ならびに、高速表示処理が必要となり、装置が複雑・高
価になる虞れがある。
【0009】さらに、車両の走行方向に応じて自動的に
地図の向きが変更される方式は、操作者による地図回転
のための入力操作を不要にするという操作軽減のメリッ
トを有するが、その反面、走行方向を頻繁に変更してい
る場合には、現在表示されている地図の絶対方向(例え
ばどちらが北であるか等)を操作者が把握するのに苦労
し、方向判断にとまどうことがままおこりうる。
【0010】そこで、装置側で自動的に地図の向きを変
更するのではなく、操作者の意思をもって地図の向きを
変更するようにすれば、表示された地図の向きの絶対方
向が把握しやすくなる。
【0011】また、例えばガソリンスタンド等へ寄る場
合や、同乗者の乗降等のために一時的に走行方向を変更
する場合で、かつ、地図の向きを変更するほどではない
ときは、地図の表示向きが変更されずに操作者が既に認
識した形状の地図がそのまま表示されていた方が望まし
いこともあり、地図の表示向きを手動切り替えする方式
はこれに対応できる。
【0012】一方、地図の表示向きを変更するための入
力手段を独立に新たに設けるのは、操作スイッチ類の増
加となり、操作性の面からも実装上の面からも好ましく
ない。そこで、表示部の前面等に例えば透明電極を備え
たタッチパネル式の入力手段を設けることが考えられる
が、入力手段であることを示す文字・記号等を常時表示
させておくと、その分だけ地図等の表示領域が減少する
し、また、地図の向きを変更する必要のない状態(例え
ば北を上側にして地図が表示されている状態で、移動体
が北方向へ走行している場合)のときでも、地図の向き
の切り替えのための入力手段が表示されているのは、誤
操作を防止する観点からも望ましくない。
【0013】この発明はこのような課題を解決するため
なされたもので、第1の目的は移動体の走行方向を監視
し、地図の表示向きを変更した方がよい条件の場合に、
地図の表示方向を切り替えるための入力操作部や入力操
作を促すメッセージを画面上に表示させて、もしくは可
聴表示させて、表示切り替えを可能にすることで、地図
の表示向き切り替えの誤操作をなくすとともに、操作者
の意思に基づく地図の表示向き切り替えを可能にした現
在位置表示装置を提供することにある。
【0014】また、第2の目的は、移動体の走行方向に
応じて画面上に表示する入力操作部もしくは入力操作を
促すメッセージの表示位置を変更することで、地図の視
認性を向上させた現在位置表示装置を提供することにあ
る。
【0015】さらに、第3の目的は、移動体の走行方向
を監視し、走行方向が所定のしきい値等の判断条件を満
たしたことに基づいて地図の表示方向切り替えのため入
力操作部や操作を促すメッセージを表示させるようにし
た場合、走行方向がそのしきい値近辺のときは入力操作
部等が表示されたり消えたりするのを繰り返し、操作者
に不必要な注意を促す虞れがあるので、入力操作部等の
表示および表示停止のしきい値等の判断条件にヒステリ
シス幅をもたせて、入力操作部等の可視表示動作もしく
は入力操作可能状態であることの可聴表示動作の安定性
を図ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
請求項1に係る移動体の現在位置表示装置は、走行方向
を検出する方向検出手段を少なくとも備えた移動体位置
検出手段と、地図情報記憶手段から移動体の現在位置を
含む地図情報を取り出して、取り出した地図情報と移動
体位置を対応付けるとともに、地図表示方向指定情報に
基づいて画像表示装置に表示する地図の向きを変更する
地図情報演算処理手段と、方向検出手段の検出値が予め
設定した地図の表示方向切替条件を満足しているとき
に、表示する地図の向きを変更する指令を与えるための
入力操作部もしくは入力操作を促すメッセージを画像表
示装置の画面上に表示させて地図の向きの表示切替入力
を可能にする操作部等表示制御手段と、入力操作部への
操作入力がなされたことを検出して表示画面上の地図の
向きを変更させる地図表示方向指定手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0017】なお、操作部等表示制御手段は、入力操作
部もしくは入力操作を促すメッセージを表示するための
表示判断条件と、入力操作部の表示を停止するとための
表示停止判断条件との間に所定のヒステリシス幅をもた
せることが望ましい。
【0018】さらに、操作部等表示制御手段は、入力操
作部の表示位置を移動体の走行方向に基づいて指定する
操作部表示位置指定手段を備えてもよい。
【0019】請求項4に係る移動体の現在位置表示装置
は、走行方向を検出する方向検出手段を少なくとも備え
た移動体位置検出手段と、地図情報記憶手段から検出し
た移動体位置を含む地図情報を取り出すとともにその地
図情報と移動体位置とを対応付ける演算手段と、方向検
出手段の検出値が予め設定した地図の表示方向切替条件
を満足しているときに、地図の表示方向変更の入力が受
付け可能であることを示す切替入力受付可能状態表示手
段と、この切替入力受付可能状態において予め設定した
入力操作がなされたことに基づいて表示画面上の地図の
向きを変更させる地図表示方向指定手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0020】なお、切替入力受付可能状態表示手段は、
その表示を行なうための表示判断条件と、その表示を停
止するための表示停止判断条件との間に所定のヒステリ
シス幅をもたせることが望ましい。
【0021】
【作用】請求項1に係る移動体の現在位置表示装置は、
現在表示している地図の向きに対して移動体の走行方向
が例えば所定の角度以上ずれていることを操作部等表示
制御手段が検出すると、表示装置の画面上に地図表示方
向変更のための入力操作部もしくは入力操作を促すメッ
セージを表示する。そして、この入力操作部に対して操
作入力がなされると、もしくはメッセージに対応する操
作入力がなされると、地図表示方向変更手段は画面上の
地図の表示方向を変更する。したがって、最初は例えば
北を上向きにした地図を表示しておいて、移動体の走行
方向が例えば南に向かうようになると、地図表示方向変
更のための入力操作部等が画面上に表示され、この入力
操作部等に対しての操作入力が与えられると地図の表示
を例えば南を上向きに変更させることができる。
【0022】なお、操作部等表示制御手段は、入力操作
部等を表示するときの判断条件(例えば表示しきい値)
と、入力操作部等の表示を停止するときの判断条件(例
えば表示停止しきい値)との間に所定のヒステリシス幅
をもたせているので、移動体の走行方向がしきい値近傍
であっても、入力操作部等が表示されたり消えたりする
ことを頻繁に繰り返すことがない。
【0023】さらに、操作部等表示制御手段は、移動体
の走行方向に基づいて入力操作部等の表示位置を指定す
る構成であるから、画面に表示された地図の移動体の走
行方向とは異なる位置に入力操作部を表示させること
で、走行方向側の地図の表示が入力操作部等でマスキン
グされることがなく、目的地方向の地図の視認性を確保
することができる。
【0024】請求項4に係る移動体の現在位置表示装置
は、現在表示している地図の方向に対して移動体の走行
方向が例えば所定の角度以上ずれていることを検出し
て、切替入力受付可能状態であることを可視もしくは可
聴表示することができる。そして、この切替入力受付可
能状態において、所定の操作入力が与えられると地図表
示方向変更手段は画面上の地図の表示方向を変更する。
したがって、移動体の走行方向に基づいて地図の表示方
向を変更した方がよい条件のときだけ変更入力が可能と
なる。このため、例えばステアリングホイールのセンタ
ー部やウインカーレバー等の運転中に操作しやすい位置
に地図の表示方向切替のための操作入力部を設けた場合
や、音声認識等を利用した切替指令入力手段を備えた場
合であっても、誤操作入力を少くすることができる。
【0025】なお、切替入力受付可能状態表示制御手段
は、その表示を行なうための判断条件(例えば表示しき
い値)と、停止するときの判断条件(例えば表示停止し
きい値)との間に所定のヒステリシス幅をもたせている
ので、移動体の走行方向がしきい値近傍であっても、受
付可能状態と非受付状態とが頻繁に切り替わることがな
い。
【0026】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は請求項1〜3に係る移動体の現在位
置表示装置のブロック構成図である。この移動体の現在
位置表示装置1は、移動体位置検出手段2と、地図情報
演算処理手段3と、地図情報記憶手段4と、操作部表示
合成手段5と、画像表示装置6と、操作部等表示制御手
段7と、地図表示方向指定手段8と、画像表示装置6の
画面に配設された例えば透明のタッチパネル9と、この
タッチパネル9へのタッチ入力を検出するタッチパネル
入力検出手段10とからなる。
【0027】移動体位置検出手段2は、移動体の現在位
置を検出するとともに、例えば所定時間間隔毎の位置デ
ータを走行軌跡データとして管理するもので、初期位置
設定手段2aと、距離検出手段2bと、方向検出手段2
cと、移動体位置・軌跡演算手段2dとを備える。
【0028】距離検出手段2bは、移動体の走行距離を
検出し、走行距離に係る信号2eを移動体位置・軌跡演
算手段2dへ供給するもので、例えば車輪の回転数等に
基づいて単位走行距離毎にパルス信号を出力する距離セ
ンサ等で構成している。
【0029】方向検出手段2cは、移動体の走行方向を
検出し、方位等の走行方向に係る信号もしくはデータ
(以下走行方位情報と記す)2fを移動体位置・軌跡演
算手段2dへ供給するもので、例えば移動体のヨー方向
変化角速度を検出して移動体の走行に伴う方向変化量に
比例した信号を出力するレート式の方向センサやジャイ
ロスコープ、もしくは、地磁気の方向を検出する地磁気
センサ等で構成している。
【0030】なお、GPS(Global Posit
ioning System:衛星利用の航法システ
ム)を利用して移動体の絶対位置を検出する移動体位置
検出手段2の場合、方向検出手段2cは所定時間前の移
動体位置と現在の移動体位置との差から走行方向を算出
する構成としてもよい。
【0031】移動体位置・軌跡演算手段2dは、各検出
手段2b,2cから供給される走行距離および走行方位
情報2e,2fに基づいて例えば2次元座標上の位置を
逐次演算によって求め、求めた現在位置に係るデータ2
gを地図情報演算処理手段3へ供給するとともに、例え
ば所定時間間隔毎の位置データ2gを図示しない一時記
憶装置に時系列の管理を行なって記憶するよう構成して
いる。なお、走行軌跡の表示が不要のときは、位置デー
タ2gを記憶する必要はない。
【0032】初期位置設定手段2aは、移動体の初期位
置設定や位置の再設定をするためのもので、例えば画像
表示装置6の画面上に表示された地図にカーソル等を表
示、このカーソルを移動させて移動体の位置を設定する
よう構成してもよいし、タッチパネル9を利用し、タッ
チパネル入力検出手段10から出力される入力座標デー
タ10aに基づいて初期位置等を設定する構成としても
よい。なお、移動体位置・軌跡演算手段2dは、初期位
置設定データ2hが与えられると、その位置を基準に演
算を行なう。
【0033】地図情報演算処理手段3は、移動体の現在
位置に係るデータ2gに基づいてその位置を含む地図情
報を地図情報記憶手段4から取り出すとともに、取り出
した地図情報に移動体の現在位置や走行軌跡、必要に応
じて走行方向を示す矢印等の図形を合成するものであ
る。さらに、この演算処理装置3は、表示方向指定手段
7から供給される地図表示方向指定情報7aで指定され
る向きに地図の図形を回転させ、回転させた地図の該当
する位置に文字・記号等を正立した状態で合成する機能
を備える。
【0034】このような機能を実現するためこの演算処
理装置3は、地図・移動体位置合成手段3aと、図形情
報回転手段3bと、文字記号表示座標変換手段3cと、
文字記号発生手段3dと、図形・文字記号合成手段3e
とを備える。
【0035】地図情報記憶手段4は、地図情報を格納し
たCD−ROM(読み出し専用のコンパクトディスク)
と、その再生装置等からなる。このCD−ROMには、
地形図,道路図等の図形データ4aと、地域名,道路
名,交差点名,主要建物名等の文字記号とそれらの座標
位置データ4bとがそれぞれ異なる領域4c,4dに、
もしくは、各データが区別されるよう管理されて記憶さ
れているとともに、それらのデータ間の対応が付けられ
るよう構成されている。
【0036】地図・移動体位置合成手段3aは、移動体
位置検出手段2から供給される移動体の現在位置に係る
データ(例えば位置座標や経度・緯度等のデータ)に基
づいて該当する地図を検索し、該当する地図の図形デー
タ4aをこの地図・移動体位置合成手段3a内に取り込
むとともに、文字記号データ4bを文字記号表示座標変
換手段3c内に取り込ませるよう構成している。
【0037】そして、地図・移動体位置合成手段3a
は、取り込んだ図形データ4aに対して、移動体位置・
軌跡演算手段2dから供給される現在位置に係るデータ
2gを合成し、必要に応じて移動体位置・軌跡演算手段
2dから走行軌跡に係るデータや走行方向に係るデータ
を受け取り、これらについての合成を行なうよう構成し
ている。なお、この合成段階では例えば北を上側にした
地図情報をもとに移動体位置等に係る図形情報を合成す
る。
【0038】図形情報回転処理手段3bは、地図と移動
体位置等の情報が合成されたデータ3fを入力とし、こ
の合成データ3fに対して表示方向指定手段7から供給
される地図表示方向指定情報7aに基いて図形情報の回
転処理を施し、その回転処理データ3gを図形・文字記
号合成手段3eへ供給する。なお、地図表示方向指定情
報7aが北を上にした地図を指定している(回転角0
度)場合、図形情報回転処理手段3bは地図・移動体位
置合成手段3aから供給された合成データ3fに対して
何ら処理を施さずに出力する。
【0039】文字記号表示座標変換手段3cは、地図表
示方向指定情報7gに基づいて各文字記号等の表示位置
に係るデータの座標変換を行ない、変換後の座標データ
と文字記号等のデータを対応付けた変換データ3hを文
字記号発生手段3dへ供給する。
【0040】文字記号発生手段3dは、文字記号等のデ
ータに基づいて対応する文字・記号等のドットデータや
パターンデータを生成するキャラクタジェネレータ(文
字記号発生装置)と、生成した文字・記号等を指定され
た座標位置に展開する文字記号配置手段等を備え、展開
した文字・記号等の画像情報3iを図形・文字記号合成
手段3eへ供給する。
【0041】図形・文字記号合成手段3eは、スーパー
インポーズ回路等の画像合成手段で構成しており、移動
体の位置等を含む地図画像情報3gと文字記号等の画像
情報3iとを合成した総合地図画像情報3jを操作部表
示合成手段10へ供給する。
【0042】操作部表示合成手段5は、地図情報演算処
理手段3から供給される総合地図画像情報(画像信号)
3jに対して、操作部等表示制御手段7から必要に応じ
て出力される操作部等画像情報(画像信号)7aを合成
して、合成した信号5aを画像表示装置6へ供給するも
ので、例えばスーパーインポーズ回路もしくはピクチャ
・イン・ピクチャ回路等の画像合成手段で構成してい
る。なお、地図情報演算処理手段3内の図形・文字記号
合成手段3eに操作部表示合成の機能をもたせてもよ
い。
【0043】画像表示装置6は、CRT(陰極線管)も
しくはLCD(液晶)表示装置と、その駆動回路等を備
え、地図等の画像ならびに入力操作部Sを再生する。こ
の画像表示装置6の画面にはタッチパネル9を設けてい
る。そして、画面に表示させた入力操作部S(単に操作
部Sと記すことがある)とタッチパネル9を利用して入
力操作スイッチに相当するタッチ式入力手段を構成す
る。このタッチパネル9は、例えばマトリックス状に配
設された複数の接点群等を備える。そして、タッチパネ
ル入力検出手段10は、タッチパネル面上のタッチ操作
がなされた位置の座標データ(入力座標データ)10a
を出力するよう構成している。
【0044】なお、この実施例ではタッチパネル9を利
用して表示画面上の位置を指定する構成を示したが、ラ
イトペン(スタイラス)やマウス,トラックボール等の
いわゆるポインティングデバイスを利用して、画面上の
位置を指定するようにしてもよい。また、表示画面の少
し前方の上側に複数の投光手段を所定の間隔で一列に配
設し、表示画面の少し前方の下側に複数の受光手段を対
向させて配置し、操作者の指等による画面へのタッチ操
作で光が遮断された位置を検出することで画面の左右方
向の入力位置を検出し、同様に水平方向にも投光・受光
手段をそれぞれ配設して上下方向の入力位置を検出する
ようにした遮断型の位置入力装置を用いてもよい。
【0045】操作部表示手段7は、移動体位置検出手段
2内の方向検出手段2cから出力される走行方位情報2
fを監視して、現在表示している地図の向き(例えば北
が上側)に対して、移動体の走行方向が逆向き(例えば
南向き)になっている場合は、地図の表示方向を変更
(例えば南を上側に表示する)するための入力操作部S
を画面に表示させるための操作部画像情報(画像信号)
7aを生成して出力するもので、判断手段7bと、その
判断条件として例えばしきい値データ7fを与えるしき
い判断条件設定手段7cと、操作部等表示位置指定手段
7dと、操作部図形等発生手段7eとを備える。
【0046】判断手段7bは、走行方向情報2fに基づ
いて判定される移動体の走行方向(方位)と、判断条件
設定手段7cから供給される各種のしきい値データ(以
下単にしきい値と記す)7fとを比較し、その比較結果
7gを出力する。例えば、北を上側にした地図を表示し
ている状態で、移動体の走行方向が南上表示への操作部
Sを表示するためのしきい値(表示しきい値)TSon
を超えている場合、判断手段7bは南上表示への切替可
能状態であることを示す信号Sonを出力する。
【0047】判断条件設定手段7cは、地図表示方向指
定手段8から供給される地図表示方向指定情報8aと、
判断手段7bの出力信号7gとに基づいて、判断手段7
bへ供給する各種のしきい値7fを切り替えるよう構成
している。例えば、地図表示方向指定情報8aが北を上
にした地図表示を指定している場合、判断条件設定手段
7cはまず(判断出力7gが北上表示状態を示す信号を
出力しているとき)北上から南上へ表示変更するための
しきい値(表示判断条件)TSonを出力する。
【0048】そして、進行方向がこのしきい値TSon
を超えて、判断手段7bから南上表示への切替可能状態
信号Sonが出力されると、判断条件設定手段7cは操
作部表示を停止させるためのしきい値(表示停止判断条
件)TSoffを判断手段7aへ供給する。このよう
に、表示しきい値TSonと、表示停止しきい値TSo
ffとを設けることによって、移動体の走行方向がしき
い値近傍であっても、操作部が表示されたり消えたりす
ることを繰り返すのを防止する構成としている。
【0049】図2は、北が上側の地図が表示されている
状態における操作部の表示しきい値TSonと表示停止
しきい値TSoffの一具体例を示す説明図である。図
2(a)は、北が上側の地図が表示されている状態にお
いて、南を上側にするための操作部を表示させる方位角
範囲HSonを示している。同図に示すように、方位北
を0度、東〜南方位を正の角度(0〜+180度)、西
〜南方位を負の角度(0〜−179度)で表現した場
合、表示しきい値TSonを例えば±130度程度に設
定すれば、移動体の進行方向がこの表示しきい値TSo
nを超えて南へ向かったときに、判断手段7bは南上へ
の方向切替可能状態信号Sonを出力する。
【0050】判断条件設定手段7cは、この切替可能状
態信号Sonを受けると表示停止しきい値(表示停止判
断条件)TSoffを出力するが、この表示停止しきい
値(表示停止判断条件)TSoffは先に述べた方位角
範囲HSonよりも広い方位角範囲HSoffを設定し
ており、例えば表示停止しきい値TSoffを±115
度程度としている。
【0051】ここで、移動体の走行方向が現在表示され
ている地図の向きを変更した方がよい条件のときに、表
示方向切り替えのための操作部Sを画面に表示し、手動
入力操作に基づいて地図の表示向きを変更する装置を考
えた場合、次の2種類の操作方法が想定できる。
【0052】まず第1の操作方法は、北が上側の地図表
示を標準表示状態とするもので、移動体が南へ向かう場
合に表示切り替えのための操作部Sを画面に表示させ、
この操作部への入力操作に基づいて南上の地図が表示さ
れた状態にするが、表示方向切り替えのための操作部S
はそのまま表示させておいて、操作者の意思でいつでも
北が上側の標準状態地図表示へ復帰できるようにするノ
ースアップ(北上)表示優先モードである。
【0053】第2の操作方法は、現在の表示方向優先モ
ード(進行方向上向き優先モード)であって、移動体の
走行方向が地図上で略上向きになるよう地図の向きを変
更した時点で、表示方向切り替えのための操作部表示を
一旦停止させ、表示した地図の向きに対して移動体の走
行方向を新たに監視し、その結果新たに地図の向きを変
更した方がよい条件となったときに、操作部Sを画面に
表示するものである。
【0054】なお、このような操作方法(操作モード)
の違いは、地図を南北方向に切り替える場合だけでな
く、例えば東西南北等の複数の方向へ切り替える場合で
あっても同じである。
【0055】先に、判断条件設定手段7cは、地図表示
方向指定情報8aに基づいてしきい値データ(判断条
件)7fを切り替えると説明したが、北が上側の表示を
優先するモード(ノースアップ表示優先モード)で切り
替え処理を行なう場合、判断条件設定手段7cは地図表
示方向指定情報8aを参照することなく、単に判断手段
7bの出力7gに基づいてヒステリシス特性を含めた操
作部表示制御を行なえばよい。
【0056】第2のモードである現在の表示方向優先モ
ードで処理する場合、判断条件設定手段7cは地図表示
方向指定情報8aに基づいて、地図表示方向毎に対応し
て予め設定した表示しきい値TSonと表示停止しきい
値TSoffを供給するよう構成する。
【0057】なお、地図表示方向指定情報8aに基づい
て走行方位情報2fに補正を施した情報(信号もしくは
データ)を判断手段7bへ供給する構成にすれば、地図
の表示方向毎に異なるしきい値データ7f(判断条件)
を備えずに、各方位に共通の判断条件で判断を行なうこ
とが可能である。
【0058】なお、南北方向等の2方向切替制御ではな
く、例えば東西南北方向等の複数方向への切替制御を行
なう場合、判断手段7aは判断条件設定手段7cから複
数の方向への切替しきい値データ(判断条件)7fの供
給を受けるとともに、どの方向への切替条件になってい
るかを含めて判定結果を出力するよう構成する。
【0059】また、走行方位情報2fに対して地図表示
方向指定情報8aに基づくオフセットを与えた情報(信
号もしくはデータ)を判断手段7bへ入力する構成の場
合は、地図表示方向指定情報8aを判断手段7bへ供給
して、この判断手段7bに現在の地図表示方向を把握さ
せ、どの方向への切替条件になっているかを含めて判定
結果7gを出力するよう構成する。
【0060】次に、操作部等表示位置指定手段7dなら
びに操作部図形等発生手段7eについて説明する。操作
部等表示位置指定手段7dは、判断手段7bの判断出力
信号もしくはデータ7g(例えば南上表示への切替状態
を示す信号Son)、および、走行方位情報2fに基づ
いて、操作部Sや操作メッセージMの画面表示の有無、
ならびに、その表示位置の制御を行なうための操作部表
示位置指等定情報(データ)7hを出力する。
【0061】操作部図形等発生手段7eは、予め設定し
た図形や文字もしくはそれらを組み合わせからなる操作
部図形等を記憶する手段と、その操作部図形等を操作部
表示位置等指定情報7hで指定された位置に配置した操
作部画像情報(信号)7aを出力する手段を備えてい
る。なお、入力操作表示をメッセージ文で行なう場合、
操作部図形等発生手段7eは、キャラクタジェネレータ
等の文字発生手段を備える。
【0062】図3は操作部の表示例を示す説明図であ
る。図3(a)は、文字枠Wと「地図表示方向切替」等
のメッセージmからなる操作部Sを示したものである。
なお、複数の方向への切替を行なう構成場合は、図3
(b)に一例を示すように、例えば「南上表示切替」,
「東向き切替」等の表示方向を含めたメッセージmを表
示するようにしてもよい。この場合、操作部表示位置指
定手段7dは、操作部Sの表示位置に係る情報だけでな
く、表示する方位等を指定する情報を操作部図形等発生
手段7eへ供給し、操作部図形等発生手段7eは与えら
れた方位等の情報に基づいて例えば「東」,「南」等の
方位を含む文字列を生成する。
【0063】なお、与えられた方位等の情報に基づい
て、図3(c)に示すように、方位を示す記号Nを表示
するようして、キャラクタジェネレータ等の文字発生手
段を備えない構成としてもよい。なお、図3(c)に示
した方位記号Nは、南を上側とする地図への切替入力を
示す。
【0064】画面に表示された機能とタッチパネル9と
を組み合わせて入力手段を構成するいわゆるタッチスイ
ッチは、タッチパネル9のタッチ位置を検出して画面の
タッチ位置に表示している機能に対する動作を行なわせ
るのが一般的であるが、地図の表示方向切替操作をより
容易にするため、図3(d)に示すように「地図の向き
を変更できます 画面に触れてください」等の操作を促
すメッセージMを表示し、タッチパネル9の任意の位置
へのタッチ操作に基づいて地図の表示方向を変更するよ
うにしてもよい。
【0065】なお、地図の拡大、縮小、表示内容の切替
等を行なわせるための入力手段をタッチスイッチで構成
している場合、地図表示方向切替のための入力操作部S
の表示を行なうときは、他のタッチスイッチに係る表示
を一時停止させて、タッチパネル9の全面を地図表示方
向切替のための入力部とする構成にしてもよい。
【0066】また、地図の拡大、縮小等の画面表示はそ
のままにしておいて、地図表示方向切替のための入力操
作部Sを表示しているときは、タッチパネルの任意の点
への入力操作を地図表示方向切替のための入力として優
先的に処理するよう構成してもよい。
【0067】なお、図3において、符号Gは画像表示装
置6の表示画面を示す。また、図3(a)〜(c)にお
ける文字枠Wは、タッチ入力の有効範囲を示している。
【0068】次に入力操作部Sもしくは入力操作を促す
メッセージMの表示位置について図4を参照して説明す
る。操作部等表示位置指定手段7dは、地図指定方向指
定情報8aに基づいて現在表示されている地図の向きを
判断し、走行方位情報2fに基づいて操作部等S,Mの
表示位置を指定するよう構成している。
【0069】図4(a)は、標準的な縮尺度の地図が画
面上にノースアップ状態で表示され、移動体の現在位置
が画面の略中央にあって、移動体の走行方向が略南東を
向いている場合を示している。同図において、符号X1
は移動体の現在位置、X2は走行(進行)方向、X3は
走行軌跡を示すドットを示している。なお、走行軌跡は
線分で表示してもよい。
【0070】操作部等表示位置指定手段7dは、走行方
向に対して反対側の画面隅部(図4の場合は画面の左
上)に、操作部Sの表示位置を指定する。なお、操作部
等表示位置指定手段7dは、図4(b)に示すように、
画面Gを4つの象限に区分けし、移動体がどの象限から
どの象限へ向かって走行しているかを判断して、進行方
向の地図の表示を妨げない象限に操作部Sを表示する構
成としてもよい。
【0071】なお、移動体が表示画面上でどの象限から
どの象限へ向かっているかの判断は図形情報回転処理手
段3b内で行ない、図1に点線で示したように、図形情
報回転処理手段3bから操作部S等の表示位置指定情報
を操作部等表示位置指定手段7dへ供給し、もしくは、
操作部S等の表示位置指定情報を操作部図形等発生手段
7eへ供給する構成としてもよい。
【0072】さらに、操作部等表示制御手段7は、操作
部S等の表示の必要性だけを判断し、操作部S等の表示
要求を地図情報演算処理手段3へ供給し、操作部S等の
表示位置の判断ならびに操作部S等の図形および文字情
報の生成を地図情報演算処理手段3側で行なうよう構成
してもよい。
【0073】また、図3(d)に示した操作案内メッセ
ージMや比較的文字数の多いメッセージmを含む操作部
Sを表示する場合は、図4(c)に示すように、移動体
の走行方向に対して反対側の画面の辺部にメッセージM
を表示するようにしてもよい。この場合、画面Gの左右
の辺が選択されたとき、操作部等表示位置指定手段7d
は、図4(c)に示すように、たて書きの文字列を指定
するよう構成している。
【0074】なお、図形情報回転処理手段3bは、回転
処理を行なった後の移動体の現在位置の座標情報ならび
に進行方向に係る情報等7kを出力するよう構成し、操
作部等表示位置指定手段7dは、それらの情報等7kに
基づいて操作部Sや操作案内メッセージMの表示位置を
指定する構成にすれば、方向検出手段2cから出力され
る走行方位情報2fを利用しないでも、移動体の走行方
向に基づいて操作部等S,Mを進行方向の地図の表示を
妨げない位置へ表示させることができる。
【0075】図5は市街地等の拡大地図の表示例を示す
説明図である。地図拡大表示状態では、移動体の現在位
置X1を画面の中心からずらして、移動体のの進行方向
の地図の表示範囲を広く確保するオフセット制御を行な
うことがある。このようなオフセット処理がなされてい
る場合、走行方向の反対側の画面表示領域は狭くなって
いる。
【0076】そこで、図形情報回転処理手段3bから操
作部等表示位置指定手段7dへ回転処理後の情報7kを
供給する構成にすることで、操作部等表示位置指定手段
7dは、図5において仮想線sで示すように、走行方向
に対して反対側に入力操作部Sを配置したとき場合、移
動体の現在位置表示X1がマスキングされないかどうか
を予めチェックして、入力操作部Sの表示位置を画面の
左上や右下へ変更する制御を行なうことができる。この
ような表示位置制御は、操作案内メッセージMの位置を
指定する場合も同様に行なえる。
【0077】地図表示方向指定手段8は、操作部表示制
御手段7から供給される操作部表示位置等指定情報7h
に基づいて、地図表示切替のための入力操作部Sが画面
上に設定されていることを判断するとともに、タッチパ
ネル入力検出手段10から供給される入力座標データ1
0aに基いて地図表示切替のための入力操作がなされた
ことを検出すると、その切替要求に対応する地図表示方
向指定情報8aを出力する。
【0078】例えば、ノースアップ表示優先モードの場
合、地図表示方向指定手段8は、現在出力している、も
しくは、過去に出力した地図表示方向指定情報8aを記
憶する手段を備え、現在北が上側の地図を表示している
ときに、表示方向切替要求を受けると南を上側にするた
めの地図表示方向指定情報8aを出力し、この後に再度
表示切替要求が入力されると、北を上側にするための地
図表示方向指定情報8aを出力する。
【0079】また、例えば東西南北等の4方向への切替
を行なう装置の場合、地図表示方向指定手段8は、操作
部表示位置等指定情報7hに含まれている地図切替方向
に係る情報に基づいて、切替要求がどの方向を指定する
ものかを判断し、例えば東を上,西を上等の表示方向を
指定する情報8aを出力するよう構成する。
【0080】なお、先に説明したようにタッチパネル9
の全面を地図切替のための入力領域としている場合、地
図表示方向指定手段8は、タッチ入力位置にかかわらず
新たな表示方向を指定する情報8aを出力する。
【0081】以上の構成であるから請求項1〜3に係る
移動体の現在位置表示装置1は、図6(a)に示すよう
に、例えば北が上側の地図が表示されている状態から、
図6(b)に示すように、移動体の走行方向が南向きに
なると、表示画面上に地図の表示方向を変更させるため
の操作部S、もしくは、表示方向を変更させるためのメ
ッッセージMを表示し、これらの表示に対応する入力操
作がなされると、図6(c)に示すように、地図の表示
方向を例えば南が上になるよう変更する。
【0082】そして、ノースアップ表示優先モードにお
いては、サウスアップの地図が表示された状態になって
も、地図表示方向切替のための操作部Sの表示を継続す
ることで、操作者の意思に基づいていつでもノースアッ
プの地図表示へ復帰できる。
【0083】なお、操作部等表示位置指定手段7dは、
走行方位情報2fの監視を続けており、移動体の走行方
向に応じて操作部Sもしくは操作を促すメッセージMの
表示位置を適宜変更する。
【0084】図7は地図情報演算処理手段の他の構成例
を示すブロック構成図である。この地図情報処理手段3
0は、地図・移動体位置合成制御手段31と、この地図
・移動体位置合成制御手段31からの指令に基づいて地
図情報記憶手段4から取り出した図形データ4aおよび
文字記号データ4bを一時記憶する地図データ一時記憶
手段32と、文字記号表示座標変換手段3cと、図形情
報回転処理手段33と、文字記号発生手段3dと、図形
・文字記号合成手段3eと、第1の向き(例えば北が
上)の合成地図を一時記憶する第1方位合成情報記憶手
段34と、第1の向き(例えば南が上)の合成地図を一
時記憶する第2方位合成情報記憶手段34と、この地図
情報演算処理手段30から図1に示した操作部表示合成
手段5等へ出力する地図情報30aを選択切り替えする
表示地図情報切替手段36からなる。
【0085】地図データ一時記憶手段32は例えばRA
M(ランダムアクセスメモリ)で、第1方位合成情報記
憶手段34,第2方位合成情報記憶手段34は例えばV
−RAM(画像表示用ランダムアクセスメモリ)で構成
することができる。また、表示地図情報切替手段36は
データバス切替回路(バスセレクタ)等のICを用いて
構成してもよいし、第1方位合成情報記憶手段34また
は第2方位合成情報記憶手段34のどちらから地図情報
を読み出すかの制御を行なってもよい。
【0086】地図・移動体位置合成制御手段31は、地
図表示方向指定手段8から供給される地図表示方向指定
情報8aに基づいて指定される方位(例えば北が上もし
くは南が上)の地図の合成を優先的に処理するよう制御
を行なうとともに、指定される方位の地図情報が出力さ
れるよう地図情報出力選択信号30bを表示地図情報切
替手段36へ供給する。
【0087】地図表示方向指定情報8aによって例えば
北上表示が指定されている場合、地図・移動体位置合成
制御手段31は、図形情報回転処理手段33ならびに文
字記号表示座標変換手段3cに対して北上表示の地図を
合成するための演算処理方位・合成情報記憶手段指定指
令30cを出力するとともに、北が上側の合成地図情報
を記憶する第1方位合成情報記憶手段34の記憶内容を
新たに合成された地図情報に基づいて更新する。
【0088】移動体の現在位置を含む地図情報合成なら
びに更新の処理は、予め設定した走行距離や予め設定し
た進行方位の変化毎に、もしくは、所定の時間間隔毎に
行なえば良いので、地図・移動体位置合成制御手段31
は、現在指定されている地図の表示方向に基づいて例え
ば北上表示の地図を合成させ、これを第1方位合成情報
記憶手段34へ書き込ませて第1方位合成情報記憶手段
34の記憶内容を更新させ、次に、南上表示の地図を合
成するための演算処理方位・合成情報記憶手段指定指令
30cを出力し、第2方位合成情報記憶手段35の記憶
内容を更新させるよう構成している。
【0089】なお、地図・移動体位置合成制御手段31
は、移動体位置検出手段2から供給される各種の情報
(例えば走行距離に係る情報2e、走行方位に係る情報
2f、移動体の現在位置に係るデータ2g)を監視し、
現在表示している地図の内容を更新する必要があると判
断したときは(例えば移動体がUターンや旋回している
とき、もしくは、隣接する新たな地図の読み出しが必要
になったときは)、例えば南上表示の地図の更新を一時
中断して、現在指定されている表示方向(北が上)の地
図の合成処理を優先的に行なう。
【0090】なお、前記説明は北上表示と南上表示の切
替について行なったが、移動体の走行方向が地図上で略
上向きとなるよう、例えば、東西南北の4方向の地図表
示切替を行なう場合、4方向についてそれぞれの合成地
図情報記憶手段を備えて、現在表示している向きの合成
演算・記憶更新処理を最優先に行ない、次に、移動体の
進行方向に基づいてその方向が上側となる地図の合成演
算・記憶更新処理を第2優先順位で処理し、第3の優先
順位で現在の表示方向を反転させた方向の地図の合成演
算・記憶更新処理を行ない、第4の優先順位で残った方
向の地図の合成演算・記憶更新処理を行なう構成として
もよい。
【0091】さらに、任意の表示方向への切替を行なう
のではなく、移動体の走行方向が上向きとなるよう操作
者の意思(入力操作部への操作入力)に基づいて地図の
表示方向を切り替える構成においては、第1方位と第2
方位の2つの合成地図情報記憶手段を備え、現在の表示
方向の地図の合成演算・記憶更新処理を優先的に行な
い、移動体の走行方位情報2f等に基づいて次に切替ら
れる可能性のある方向を地図・移動体位置合成制御手段
31が判断して、その判断した方向の地図の合成演算・
記憶更新処理を行なうようにしてもよい。
【0092】移動体の走行方向が常に上向きとなるよう
地図の合成演算処理を行なう装置では高速の演算処理が
要求されるが、例えば北と南、もしくは、東西南北等の
予め設定した複数の方位に対してだけ、地図の表示方向
を変更できる装置においては、切替表示する地図の方向
が予め決定している(もしくは条件判断によって決定す
ることができる)ので、現在指定されている方向の地図
を表示するための演算処理を優先的に行ないながら、次
に切り替えられる可能性ある地図を合成して記憶させて
おくことで、図形情報回転処理手段33、文字記号表示
座標変換手段3c、文字記号発生手段3d、図形・文字
記号合成手段3e等の合成演算手段が比較的低速動作の
安価な構成であっても、地図の表示向き切替を高速に行
なうことができる。
【0093】また、現在表示している地図の基本データ
を地図データ一時記憶手段32等に1種類用意しておけ
ばよいので、アクセスに比較的時間のかかるCD−RO
M等の地図情報記憶手段4へ頻繁にアクセスする必要が
なく、地図の表示方向切替に際して表示遅れを生じない
というメリットを有する。
【0094】次に、請求項4および5に係る移動体の現
在位置表示装置を図8に示すブロック構成図を参照に説
明する。なお、図1に示したものと同一部分は同一の符
号を付して、その説明を省略する。請求項4および5に
係る移動体の現在位置表示装置11は、切替入力受付可
能状態表示手段12と、地図切替入力手段13とを備え
る。
【0095】切替入力受付可能状態表示手段12は、判
断手段7bと、判断条件設定手段7cと、可視表示手段
12aと、可聴表示手段12bとを備える。判断手段7
bおよび判断条件設定手段7cは、先に示したものと同
じである。
【0096】可視表示手段12aは、判断手段7bの判
断出力7gに基づいて、移動体の走行方向が地図の表示
方向を変更する条件を満たしている場合に、ランプやL
ED等の点灯や点滅で地図表示方向の切替入力が受け付
け可能な状態であることを表示する。
【0097】同様に、可聴表示手段12bは、ブザー等
の鳴音や音声合成等を利用した音声メッセージで地図表
示方向の切替入力が受け付け可能な状態であることを表
示する。
【0098】地図切替入力手段13は、可視または可聴
表示に対して地図切替のための手動操作入力を与えるた
めのスイッチ等を備える。
【0099】なお、表示モード選択手段を備えて、可聴
または可視表示のいずれか一方だけが動作するようにし
てもよい。また、地図切替入力手段13は、運転者の操
作しやすいステアリングホイール(ハンドル)部やダッ
シュボード部等に設ける他に助手席や後部座席からも操
作できるよう複数の箇所に並列的に、もしくは操作入力
箇所が選択可能に設けてもよい。また、音声認識装置等
を利用して、地図の方向切替指令を入力するようにして
もよい。
【0100】この移動体の現在位置表示装置11は、現
在表示されている地図の向きに対して、移動体の走行方
向が所定量以上ずれた方向になっていると、可視表示手
段12および可聴表示手段13で地図の向きを変更でき
る状態にあることを表示する。この表示がなされている
状態で、地図切替入力手段13から切替入力を与える
と、地図表示方向指定手段8は新たな地図表示方向指定
情報8aを地図情報演算処理手段3へ供給して、画像表
示装置6で再生表示される地図の向きを変更する。
【0101】なお、可視表示手段12aは、例えば自動
車のダッシュボード等に備えられているメータや各種の
表示器、もしくは、車載用オーディオ機器の表示部等を
利用して構成してもよい。同様に、可聴表示手段12b
は、カーラジオやカーステレオを利用して構成してもよ
い。さらに、地図切替入力手段13についても、既設の
スイッチ等を利用し、地図方向切替受付可能状態におい
ては、既設のスイッチ等からの入力を地図方向切替のた
めの入力として優先的に処理するよう構成してもよい。
【0102】図9はこの発明の他の実施例に係る移動体
の現在位置表示装置のブロック構成図である。この移動
体の現在位置表示装置21は、画像表示装置6を可視表
示手段として用い、タッチパネル9および地図切替入力
手段13のいずれからでも地図の表示方向を切り替え可
能にしたものである。
【0103】なお、各実施例では距離および方向検出手
段2b,2cならびに初期位置設定手段2aを備えた自
立走行型の移動体位置検出手段2を用いて説明を行なっ
たが、移動体位置検出手段2は、移動体の絶対位置を決
定するGPS(GlobalPositioning
System:衛星利用の航法システム)や位置ビーコ
ン(路上等に設置された位置情報を送信する電波標識)
を用いて位置を検出する構成でもよい。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に係る移動
体の現在位置表示装置は、現在表示している地図の向き
に対して移動体の走行方向が地図の表示方向切替条件を
満足している場合は、地図の表示方向を変更させるため
の入力手段を地図を表示している表示画面上に表示さ
せ、この表示手段に対する操作入力を受けて地図の向き
を変更する構成としたので、表示向き変更が必要ないと
きは表示画面全体に地図を表示させる等、表示画面全体
を有効に利用することができる。
【0105】また、表示向き変更が必要なときだけ入力
操作部が表示されるので、入力操作スイッチ等を独立に
備える構成と比較して誤操作による不必要な地図表示向
き切り替えを軽減させることができる。
【0106】また、この装置の操作者が手動入力を行な
うことで地図の表示方向が変更されるので、地図の表示
方向を自動的に切り替える装置と比較して、操作者の意
思を尊重した表示切り替えができ、これによって、表示
されている地図の方位を操作者が見失うことも少なくな
る。
【0107】請求項2に係る移動体の現在位置表示装置
は、入力操作部の表示判断条件と表示停止判断条件との
間に所定のヒステリシス幅を設けたので、移動体の走行
方向がしきい値近傍になっていても、入力操作部の表示
・非表示が頻繁に切り替わるのを防止することができ
る。
【0108】請求項3に係る移動体の現在位置表示装置
は、入力操作部の画面上での表示位置を移動体の走行方
向に基づいて設定する構成としたので、入力手段を走行
方向以外の位置へ表示させることができる。これによっ
て、走行方向にあたる地図の表示を妨げることなく、必
要な方面の地図表示を確保することができる。
【0109】請求項4に係る移動体の現在位置表示装置
は、現在表示している地図の向きに対して移動体の走行
方向が地図の表示方向切替条件を満足している場合は、
地図の表示向きを変更できる状態にあることを可視もし
くは可聴表示させ、この切替入力受付可能状態において
所定の操作入力が与えれらると地図の表示方向を変更す
ることができる。したがって、移動体の走行方向に基づ
いて地図の表示方向を変更した方がよい条件のときだけ
変更入力が可能であるから、例えばステアリングホイー
ルのセンター部やウインカーレバー等の運転中に操作し
やすい位置に地図の表示方向変更のための操作入力部を
設けた場合や、音声認識等を利用した切替指令入力手段
を備えた場合であっても、誤操作入力を少くすることが
できる。
【0110】また、請求項5に係る移動体の現在位置表
示装置は、切替入力受付可能状態の表示を行なうときの
表示判断条件値と、表示を停止するときの停止判断条件
との間に所定のヒステリシス幅をもたせているので、移
動体の走行方向がしきい値近傍であっても、受付可能状
態と非受付状態とが頻繁に切り替わることがなく、安定
した動作状態を維持することできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜3に係る移動体の現在位置表示装置
のブロック構成図
【図2】入力操作部の表示しきい値と表示停止しきい値
との関係を示す説明図
【図3】入力操作部および入力操作メッセージの表示例
を示す説明図
【図4】入力操作部および入力操作メッセージの表示位
置を示す説明図
【図5】市街地等の拡大地図の表示例を示す説明図
【図6】地図の表示方向切替例を示す説明図
【図7】地図情報演算処理手段の他の構成例を示すブロ
ック構成図
【図8】請求項4〜5に係る移動体の現在位置表示装置
のブロック構成図
【図9】この発明に係る他の移動体の現在位置表示装置
のブロック構成図
【符号の説明】
1,11,21…移動体の現在位置表示装置、2…移動
体位置検出手段、2c…方向検出手段、2f…走行方位
情報(走行方向に係る信号もしくはデータ)、2g…移
動体の現在位置に係るデータ、3,30…地図情報演算
処理手段、4…地図情報記憶手段、5…操作部表示合成
手段、6…画像表示装置、7…操作部等表示制御手段、
7a…操作部等画像情報、7b…判断手段、7c…判断
条件設定手段、7d…操作部等表示位置指定手段、8…
地図表示方向指定手段、8a…地図表示方向指定情報、
9…タッチパネル、10…タッチパネル入力検出手段、
12…切替入力受付可能状態表示手段、12a…可視表
示手段、12b…可聴表示手段、13…地図切替入力手
段、31…地図・移動体位置合成制御手段、32…地図
データ一時記憶手段、34,35…各方位毎の合成情報
記憶手段、36…表示地図情報切替手段。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方位もしくは移動体の方向を検出するセ
    ンサ等を用い、または、所定時間前の移動体位置と現在
    の移動体位置との差に基づいて、移動体の走行方向を検
    出する方向検出手段を少なくとも備え、移動体の位置を
    検出する移動体位置検出手段と、 地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、 検出した移動体位置を含む地図情報を前記地図情報記憶
    手段から取り出して、取り出した地図情報と移動体位置
    とを対応付けるとともに、地図の表示方向を指定する地
    図表示方向指定情報に基づいて画像表示装置に表示する
    地図の向きを変更する地図情報演算処理手段と、 前記方向検出手段の検出値が予め設定した地図の表示方
    向切替条件を満足しているときに、地図の向きを変更す
    る指令を与えるための入力操作部もしくは入力操作を促
    すメッセージを前記画像表示装置の画面上に表示させて
    地図の向きの表示切替入力を可能にする操作部等表示制
    御手段と、 前記入力操作部に対する操作入力がなされたこと、もし
    くは、前記メッセージに対応する入力操作がなされたこ
    とを検出して、再生表示する地図の向きを指定する前記
    地図表示方向指定情報を出力する地図表示方向指定手段
    を備えたことを特徴とする移動体の現在位置表示装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部等表示制御手段は、前記入力
    操作部の表示もしくは入力操作を促すメッセージの表示
    を行なうための表示判断条件と、入力操作部の表示もし
    くは入力操作を促すメッセージの表示を停止するための
    表示停止判断条件とを有し、表示判断条件と表示停止判
    断条件との間に所定のヒステリシス幅をもたせたことを
    特徴とする請求項1記載の移動体の現在位置表示装置。
  3. 【請求項3】 前記操作部等表示制御手段は、入力操作
    部もしくは入力操作を促すメッセージの表示位置を移動
    体の走行方向に基づいて指定する操作部等表示位置指定
    手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の移動体の
    現在位置表示装置。
  4. 【請求項4】 方位もしくは移動体の方向を検出するセ
    ンサ等を用い、または、所定時間前の移動体位置と現在
    の移動体位置との差に基づいて、移動体の走行方向を検
    出する方向検出手段を少なくとも備え、移動体の位置を
    検出する移動体位置検出手段と、 地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、 検出した移動体位置を含む地図情報を前記地図情報記憶
    手段から取り出して、取り出した地図情報と移動体位置
    とを対応付けるとともに、地図の表示方向を指定する地
    図表示方向指定情報に基づいて画像表示装置に表示する
    地図の向きを変更する地図情報演算処理手段と、 前記方向検出手段の検出値が予め設定した地図の表示方
    向切替条件を満足しているときに、地図の向きを変更す
    るための入力が受付け可能な状態であることを示す切替
    入力受付可能状態表示手段と、 この切替入力受付可能状態において予め設定した入力操
    作がなされたことに基づいて、再生表示する地図の向き
    を指定する前記地図表示方向指定情報に出力する地図表
    示方向指定手段を備えたことを特徴とする移動体の現在
    位置表示装置。
  5. 【請求項5】 前記切替入力受付可能状態表示手段は、
    前記切替入力受付可能状態表示を行なうための表示判断
    条件と、その表示を停止するための表示停止判断条件と
    を有し、表示判断条件と表示停止判断条件との間に所定
    のヒステリシス幅をもたせたことを特徴とする請求項4
    記載の移動体の現在位置表示装置。
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