JP2566405Y2 - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2566405Y2
JP2566405Y2 JP1992032766U JP3276692U JP2566405Y2 JP 2566405 Y2 JP2566405 Y2 JP 2566405Y2 JP 1992032766 U JP1992032766 U JP 1992032766U JP 3276692 U JP3276692 U JP 3276692U JP 2566405 Y2 JP2566405 Y2 JP 2566405Y2
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switch
shaft
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switch device
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共和 原
稔之 桐野
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はCATV設備の中継ボッ
クス等において、蓋の開閉状態を確認するスイッチ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同軸ケーブル等によって音声信号及び映
像信号を伝送するCATV設備において、その伝送経路
上に伝送アンプを内蔵した中継ボックスが設置されてい
る。中継ボックス内には、その蓋の開閉状態をセンタで
把握するためにスイッチ装置が設けられる。このスイッ
チ装置はCATV設備を管理する上で重要視されてい
る。
【0003】図は従来のスイッチ装置を含む中継ボッ
クスの外観を示す斜視図である。本図において中継ボッ
クスは、図示しない伝送アンプを含む本体1と、本体1
の片側を支点として貝状に開閉する蓋2を有している。
スイッチ3は蓋2の開閉状態を検知するもので、蓋2の
内部の一角に取付けられている。スイッチ3は板状の回
動自在の腕部であるアクチュエータ4を有し、蓋2を閉
じたときに本体1の前面に取付けられたパネル5と当接
し、蓋2を開くと図の状態に復帰して開閉信号を出力
する。パネル5は表示部の取付け板と回路部を保護する
板であり、アクチュエータ4の押圧部材を兼ねている。
【0004】このように構成された中継ボックスは電柱
等に設置される。図,図は図に示す中継ボックス
をY−Y部分で切断した際、蓋2の開閉状態を夫々示す
断面図である。保守時には図に示すように蓋2を開放
すると、アクチュエータ4がパネル5から離れ、スイッ
チ3の押圧部3aが開放される。又図に示すように蓋
2を閉じると、アクチュエータ4がパネル5に押され、
スイッチ3の押圧部3aが押圧される。このとき蓋2の
開閉信号がCATVケーブルにより、センターに伝送さ
れる。こうして各中継ボックスの蓋の開閉信号がCAT
V施設のセンターで管理される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成のスイッチ装置に用いられるスイッチ3の押圧
部3aは、そのストロークは一般に小さく、スイッチ3
又はパネル5の取付位置によって開閉信号が安定して出
力されないことがある。又スイッチ3,パネル5の取付
面の寸法のばらつきや、振動,衝撃等により、スイッチ
3が誤動作を起こすという問題があった。このためセン
タに伝送される中継ボックスの開閉信号は、信頼性に欠
けるという問題を有していた。
【0006】本考案はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、スイッチ3とパネル5の動作点
を常に一定に保持し、蓋2の開閉信号を安定に出力する
ことのできるスイッチ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は本体と蓋とを含
む筐体に用いられ、その開閉を識別するスイッチ装置で
あって、本体又は蓋に取付けられ、押圧によりスイッチ
信号を出力するスイッチと、本体又は蓋の他方に摺動自
在に取付けられ、蓋の閉成時にスイッチの押圧部を押圧
するシャフトと、スイッチの前面に取付けられスイッチ
の押圧部に開口を有し、シャフトのストロークを規制す
る前面パネルと、シャフトを付勢するばねを含み、シャ
フトを所定のストローク範囲内で摺動自在に保持するシ
ャフト支持部材と、を具備することを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】このような特徴を有する本考案によれば、筐体
の蓋に閉じると、蓋又は本体に固定したスイッチの押圧
部がシャフトに当接する。そしてシャフトが前面パネル
に当り、シャフトのストークは前面パネルにより規制さ
れ、スイッチは閉成信号を出力する。又筐体の蓋を開け
ると、押圧部がシャフトから離れ、開放信号を出力す
る。このようにシャフトのストロークを大きくすること
により、スイッチは開閉信号を安定に出力する。
【0009】
【実施例】本考案の一実施例におけるスイッチ装置につ
いて図面を参照しながら説明する。図1は本考案の一実
施例におけるスイッチ装置を含む中継ボックスの構成を
示す斜視図である。本図において中継ボックスは、本体
1と開閉自在の蓋2によって構成されることは従来例と
同一である。図1のX−X部分で切断した中継ボックス
の断面図を図2,図3に示す。図2,3に示すように、
蓋2の内側にユニットケース10が取付けられている。
ユニットケース10は直方体の部材であり、その前面に
図1に示すような矩形の開口10aが設けられている。
又ユニットケース10の内部に、前面パネル10cと平
行にスイッチ11の取付板10bが取付けられている。
【0010】スイッチ11は例えばマイクロスイッチで
あり、取付板10bに固定される。そして押圧部11a
を押圧する板状のアクチュエータ12が、支点11bで
回動自在に取付けられている。一方、中継ボックスの本
体1にはアクチュエータ12の凸部12aと対向するよ
う、シャフト13が上下に摺動自在に取付けられてい
る。シャフト13は蓋2の閉状態でアクチュエータ12
を押圧し、図3に示すようにその一端面はユニットケー
ス10の前面パネル10cと当接するため、シャフト1
3の上昇は前面パネル10cの位置までに規制される。
又シャフト13は、外径が円柱状の樹脂成形部材であ
り、図2,図3に示すように下面には開口13aを有
し、その下部の外向きに数カ所つば13bが形成されて
いる。つば13bはシャフト13のストロークを規制す
る。
【0011】ばね14はコイル状の圧縮ばねであり、そ
の一部がシャフト13の開口13aに収納されている。
一方シャフト支持部材15は、シャフト13を摺動自在
に保持するもので、開口部15aを有している。開口部
15aの内面には、つば13bを貫入するための溝が数
カ所形成される。シャフト13をシャフト支持部材15
に装填するには、つば13bと開口部15aの溝を位置
合わせして挿入する。又つば13bの両端にスリットを
設け、つば13bが内側に変形できるように弾性を有す
る構造にし、つば13bを内側に変形させながら開口部
15aに挿入してもよい。
【0012】さて、中継ボックスは電柱等の風雨にさら
される場所に設置されるので、本体1と蓋2の間に図示
しない防水パッキン等のシールが施される。そして保守
時に中継ボックスの蓋2を開放すると、図2に示すよう
にスイッチ11のアクチュエータ12はシャフト13か
ら離れ、スイッチ11は開放信号を出力する。又このと
きシャフト13は、ばね14の付勢力によりつば13b
で規制される位置まで突出する。一方、図3に示すよう
に中継ボックスの蓋2を閉じると、アクチュエータ12
がシャフト13により押圧され、スイッチ11は閉信号
を出力する。
【0013】シャフト13のストロークは、アクチュエ
ータ12が開閉信号を出力するストロークより充分大き
いので、スイッチ11は確実に開閉信号を出力すること
ができる。又シャフト13の押圧力は、ばね14により
決まるが、その摺動位置はスイッチ動作後の許容ストロ
ーク内に位置した前面パネル10cにより規制されてい
る。図4は蓋2の閉成時におけるスイッチ11と前面パ
ネル10cの位置を示す図である。OPをスイッチ11
がオンとなるアクチュエータの位置、Uをその後の許容
ストロークとすると、シャフト13は前面パネル10c
で規制されるため、許容ストローク内におさめることが
できる。このためスイッチ11のオンオフ動作の繰り返
しによってもその寿命が劣化しない
【0014】このように本実施例によればシャフト13
とシャフト支持部材15との間にばね14を装着して、
蓋2の開閉によりシャフト13を上下可動する構造とし
たことにより、スイッチ11の動作点を一定にすること
ができる。即ちスイッチ11はシャフト13により過度
に押されることもなく、ストロークが不足して開閉信号
が不安定に出力することもなくなる。
【0015】
【考案の効果】以上に説明したように本考案によれば、
スイッチ動作後の許容ストローク内に前面パネルを位置
させることによりシャフトを前面パネルに当接させ、シ
ャフトのオーバーストロークを規制し、スイッチに不要
な外力が加わらないようにすることができる。従ってス
イッチの破損を防止することができ、箱の開閉信号を安
定に出力することができる。このためシャフトの寸法精
度が緩和され、シャフトやシャフト支持部品に樹脂成形
品が使用でき、組立て作業性が向上し、安価なスイッチ
装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例におけるスイッチ装置を含む
中継ボックスの構成を示す斜視図である。
【図2】本実施例のスイッチ装置における蓋の開状態を
示す断面図である。
【図3】本実施例のスイッチ装置における蓋の閉状態を
示す断面図である。
【図4】蓋の開閉状態におけるスイッチと前面パネル1
0c及びアクチュエータ12の回転角度の関係を示す図
である。
【図5】従来のスイッチ装置を含む中継ボックスの一例
を示す斜視図である。
【図6】従来のスイッチ装置における蓋の開状態を示す
断面図である。
【図7】 従来のスイッチ装置における蓋の閉状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 蓋 10 ユニットケース 10a 開口 10b 取付板 10c 前面パネル 11 スイッチ 11a 押圧部 12 アクチュエータ 13 シャフト 13b つば 14 ばね 15 シャフト支持部材 15a 開口部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と蓋とを含む筐体に用いられ、その
    開閉を識別するスイッチ装置であって、 前記本体又は蓋に取付けられ、押圧によりスイッチ信号
    を出力するスイッチと、前記本体又は蓋の他方に摺動自在に取付けられ、前記蓋
    の閉成時に前記スイッチの押圧部を押圧するシャフト
    と、 前記スイッチの前面に取付けられ前記スイッチの押圧部
    に開口を有し、前記シャフトのストロークを規制する前
    面パネルと、 前記シャフトを付勢するばねを含み、前記シャフトを所
    定のストローク範囲内で摺動自在に保持するシャフト支
    持部材と、を具備することを特徴とするスイッチ装置。
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