JP2564506Y2 - ブレーキシューに設けられたブレーキギャプ調整用孔 - Google Patents
ブレーキシューに設けられたブレーキギャプ調整用孔Info
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- JP2564506Y2 JP2564506Y2 JP7326393U JP7326393U JP2564506Y2 JP 2564506 Y2 JP2564506 Y2 JP 2564506Y2 JP 7326393 U JP7326393 U JP 7326393U JP 7326393 U JP7326393 U JP 7326393U JP 2564506 Y2 JP2564506 Y2 JP 2564506Y2
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Description
ギャプ調整用孔に関する。
使用するときにはブレーキドラムとライニングとの隙間
(以下ギャプという)がライニングの摩耗により増加す
るためホイルシリンダーに手動のギャプ調整装置を有し
ている。
示したものである。1はウエッジ式のホイルシリンダ
ー、2はダストカバー、3はブレーキシュー、3aはそ
の端部、4はライニング、5はアンカーピン、6はブラ
ケット、である。
するウエッジ式のホイルシリンダーの断面図を示したも
のである。11はピストン、11aはピストンと一体に
設けられたギャプ調整用ギャー(以下ギャーという)、
スクリュー12はピストン11にねじ込みされたスクリ
ュー、13はウエッジ、14はウエッジのカム部、15
ははタペットである。
向)に持ち上げられるに伴い、ウエッジ13のカム部1
4によりタペット15がピストン11を押圧、拡開しピ
ストン11にねじ込まれたスクリュー12が拡張する。
スクリュー12はブレーキシュー3の端部3aと当接し
ているためスクリュー12の拡張に伴いブレーキシュー
3は拡開し、ブレーキシュー3に取り付けられたライニ
ング4がブレーキドラム(図示せず)を押圧し車両を制
動する。そのためライニング4が摩耗しギャプが増加す
る。この増加したギャプを調整するためにホイルシリン
ダー1にはギャー11a有している。
1にねじ込まれている。従ってギャプ調整はピストン1
1に設けられたギャー11aを図8(A)に示すドライ
バー又は細棒(以下工具という)7で回転させ調整して
いる。
ダー1おいてはピストン11とギャー11aが一体に形
成され、スクリュー12がピストン11にねじ込まれて
いる。このようなホイルシリンダーではギャー11aを
回転させてもブレーキシュー3の端部3aと当接ている
スクリュー12のみが回転して拡張し,ギャー11aの
バックプレート2の図8Bに示すギャプ調整孔2aに対
する位置関係は常に一定値に確保される。
端部3aと当接しているスクリューのみが拡張するのと
異なり図4(B)に示すギャー11aがスクリュー12
と一体に形成されたウェジ式ホイルシリンダーでは、ラ
イニングの摩耗によりギャプを調整するとスクリュー1
2と共にギャー11aが拡張することになるためバック
プレート2のギャプ調整用孔2aとギャー11aとの相
対位置が変化することになる。そのためライニング4の
初期状態と全摩耗に近い状態ではバックプレート2のギ
ャプ調整用孔2aとギャー11aの位置が異なってく
る。つまりギャー11aとギャプ調整用孔2aとを結ぶ
軸線12bよりずれた位置に調整孔がないとギャプの調
整ができないという課題がある。
が一体に形成されたホイルシリンダー1のギャプ調整孔
を課題としその解決を図ることを目的とするものであ
る。
であってギャー11aがギャプ調整時ブレーキシュー3
と共に移動するブレーキにおいてはブレーキシュー3に
板材をL型にし一方の壁面にギャプ調整用孔をギャー1
1aの軸線12bよりもはずして2ケ所設け、他方の壁
面に取り付け孔を設けた取り付け具をブレーキシュー3
の端部3aに取り付けたギャプ調整用孔である。
プ調整時スクリュー12と共にギャー11aが移動して
もギャプ調整用孔はシューと共に移動し、かつライニン
グ4の初期と全摩耗に近い状態に対応してギャプ調整孔
を2ケ所設けてあるため工貝を容易にギャー11aにあ
てることができる。
ュー3の正面図、図2(B)は図1の局部側面図、図2
(A)は図2(B)のYYの要部断面図である。図1に
おいて、ブレーキシュー3はアンカーピン孔34リム3
2、ウエブ33から構成されブレーキシュー3のリム3
2の端部3aに設けられたボス35とスクリュー12が
当接する。このブレーキシュー3の端部3aのボス部3
5aにギャプ調整用取り付け具31が溶接で一体に形成
されている。
付け具の正面図、図3(B)、図3(C)はその側面図
である。ギャプ調整用取り付け具31は板材でL型にし
一方の壁面31bに軸芯線12bよりはずして2ケ所に
ギャプ調整用孔31aを設けてあり、他方の壁面31C
に取り付け用孔31dを2ケ所設けてある。この実施例
ではこの取り付け孔31dは溶接用孔である。
態、つまりブレーキ組立時のギャプ調整時にはギャプ調
整用孔31aの、ギャーの軸芯線12bをはずれた一方
の孔31a2を使用しライニング4が全摩耗に近い状態
では31a1を使用する。これはライニングが摩耗する
とシュー3の端部3aのボス部35はアンカーピン側に
よるためである。
整用ギャー11aの正面図を示したものである。ギャプ
調整用孔31aをギャプ調整用ギャー11aの軸芯線1
2bよりはずすことによりブレーキシュー端部3aの移
動に伴いギャプ調整を容易にする。
によりライニング4の初期と全摩耗に近い状態でも初期
の状態と同じにブレーキギャプを調整することができ
る。
面図である。
図2(B)は図1の要部側面図である。
具である。図3(A)は正面図、図3(B)、図3
(C)はその側面図である。
キの要部正面図である。図4(B)はこの考案を実施したホイルシリンダーの断
面図である 。
面図である。
整の状態を示す要部正面図である。図8(B)はブレー
キギャプ調整用孔とギャプ調整用ギャーとの関係を示す
要部側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】ギャプ調整用ギヤーがスクリューと共に移
動するブレーキにおいて、ブレーキシューにギャプ調整
用取り付け具を設け、この取り付け具にギャプ調整用孔
を設けたことを特徴とするギャプ調整用孔。 - 【請求項2】板材をL型にし一方の壁面にギャプ調整用
ギャーの軸芯線よりはずれた位置にギャプ調整用孔を2
ケ所設けたことを特徴とする請求項1記載のギャプ調整
用孔の取り付け具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326393U JP2564506Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ブレーキシューに設けられたブレーキギャプ調整用孔 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7326393U JP2564506Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ブレーキシューに設けられたブレーキギャプ調整用孔 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0735217U JPH0735217U (ja) | 1995-06-27 |
JP2564506Y2 true JP2564506Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=13513120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7326393U Expired - Lifetime JP2564506Y2 (ja) | 1993-12-10 | 1993-12-10 | ブレーキシューに設けられたブレーキギャプ調整用孔 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564506Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018080822A (ja) * | 2016-11-18 | 2018-05-24 | 株式会社アドヴィックス | ドラムブレーキ用ホイールシリンダおよび車両用ドラムブレーキ |
-
1993
- 1993-12-10 JP JP7326393U patent/JP2564506Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0735217U (ja) | 1995-06-27 |
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