JP2558135B2 - 優れた艶消し性を有する熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents

優れた艶消し性を有する熱可塑性樹脂組成物

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JP2558135B2
JP2558135B2 JP1428488A JP1428488A JP2558135B2 JP 2558135 B2 JP2558135 B2 JP 2558135B2 JP 1428488 A JP1428488 A JP 1428488A JP 1428488 A JP1428488 A JP 1428488A JP 2558135 B2 JP2558135 B2 JP 2558135B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、成形用材料として耐衝撃性、剛性、耐熱変
形性、成形加工性に優れ、かつその成形体は艶消しされ
た外観をもつ熱可塑性樹脂組成物に関するものである。
(従来の技術と課題) ABS系樹脂は、その優れた耐衝撃性、耐熱変形性、成
形加工性及び良好な表面光沢を有するため種々の用途に
供されている。一方、自動車内装部品、弱電部品等の分
野では落着き感、高級感、光の反射を抑える事による安
全性確保のために部品表面の光沢を抑えたものに対する
需要が高まつている。光沢を抑え艶消しされた部品を得
る方法としては、金型面からの改良、艶消し塗装による
方法あるいは樹脂に無機質やゴム成分を配合する方法が
とられてきた。しかし、これらの方法では十分な結果が
得られていないのが現状である。また、ABS系樹脂にメ
タクリル酸グリシジルとエチレン、スチレン、アクリル
ニトリル、アクリルエステル等の共重合体を配合するこ
とが提案されているが、この方法でも耐衝撃性、成形加
工性の低下をきたし、さらに色ムラ等を生じ外観の優れ
た成形品を得ることは難しい。
(課題を解決するための手段及び作用効果) 本発明者らは、かかる課題を改良すべく鋭意検討した
結果、特定の成分を含有したグラフト共重合体(A−
2)とビニル系共重合体(A−1)とを配合して成るAB
S系樹脂(A)と特定の成分を含有したビニル系共重合
体(B)とを配合して得た組成物が、成形用樹脂として
熱的、機械的バランス及び成形加工性に優れ、しかもそ
の成形体が優れた外観をもつことを見い出し本発明に至
つた。すなわち本発明は、エポキシ基をもつたビニルモ
ノマーを共重合成分として含んだABS系樹脂(A)100重
量部に対し、シリル基含有ビニル系共重合体(B)を0.
5〜30重量部配合した熱可塑性樹脂組成物である。より
好ましくは、α,β−不飽和酸のグリシジルエステル化
合物0.1〜40重量%を必須成分として含有したグラフト
共重合体(A−2)5〜95重量部とビニル系共重合体
(A−1)5〜95重量部から成るエポキシ基含有共重合
体(A)100重量部に対し、シリル基含有ビニル系共重
合体(B)を0.5〜30重量部配合して成る熱可塑性樹脂
組成物を内容とする。
本発明に用いられるエポキシ基含有共重合体(A)
は、芳香族ビニル化合物60〜90重量%、シアン化ビニル
化合物10〜40重量%(更に他の共重合可能なビニル化合
物30重量%まで加えてもよい)を重合させてなる共重合
体(A−1)5〜95重量部と、ジエン系ゴム20〜95重量
部にビニル系化合物80〜5重量部を反応させる際に芳香
族ビニル化合物50〜90重量%、シアン化ビニル化合物9.
9〜40重量%、α,β−不飽和酸のグリシジルエステル
化合物0.1〜40重量%(更に他の共重合可能なビニル化
合物30重量%まで加えてもよい)を重合させたグラフト
共重合体(A−2)5〜95重量部から成る共重合体組成
物である。
共重合体(A−1)において、シアン化ビニル化合物
は10〜40重量%が好ましく、10%未満では耐衝撃性が低
下し、40%を超えると成形加工時に熱着色が生じて好ま
しくない。芳香族ビニル化合物は60〜90重量%が好まし
く、60%未満では成形加工性が低下し、90%を超えると
耐衝撃性が低下して好ましくない。グラフト共重合体
(A−2)においては、シアン化ビニル化合物9.9〜40
重量%が好ましく、その範囲外では耐衝性が低下した
り、成形加工時に熱着色が生じ好ましくない。芳香族ビ
ニル化合物は50〜90重量%が好ましく、その範囲外では
耐衝撃性が低下したり、成形加工性が低下して好ましく
ない。α,β−不飽和酸のグリシジルエステル化合物は
0.1〜40重量%が好ましく、0.1重量%未満では艶消し効
果が不十分であり、40重量%を超えると成形加工性、耐
衝撃性、耐熱変形性の低下があり好ましくない。
この共重合体で使用されるジエン系ゴムには特に制限
はないが、好ましくは、ジエン成分50重量%以上、平均
粒子径500Å〜2μのものが好ましい。エポキシ基をも
つた代表的な単量体はα,β−不飽和酸のグリシジルエ
ステルであり、α,β−不飽和酸のグリシジルエステル
化合物としては、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸
グリシジル、エタクリル酸グリシジル等である。シアン
化ビニル化合物としては、アクリルニトリル、メタクリ
ルニトリル等があり、芳香族ビニル化合物としては、ス
チレン、メチルスチレン、クロルスチレン、α−メチル
スチレン等が例示される。さらに共重合可能なビニル化
合物としては、メチルメタクリレート、エチルメタクリ
レート、アクリル酸、メタクリル酸、エチルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、フエニルマレイミド等を例示
することができる。
上記共重合体(A−1)とグラフト共重合体(A−
2)は、好ましくは乳化重合によって得られるが、必ず
しも乳化重合に限定されない。乳化重合は通常の方法が
適用可能である。即ち前記化合物を水性媒体中、ラジカ
ル開始剤の存在下に重合させればよい。その際、前記化
合物を混合物として使用しても、また必要に応じ、分割
して使用しても良い。さらに、前記化合物の添加方法と
しては一度に全量仕込んでも、また遂時添加しても良
く、特に制限されるものではない。その他、重合促進
剤、重合度調節剤、乳化剤も公知の乳化重合法で使用さ
れているものを適宜選択できる。得られたラテックスか
ら樹脂を得る方法は公知の方法でよい。例えば、塩化カ
ルシウム、塩化マグネシウム、硫酸アルミニウム、塩化
ナトリウム等の無機塩や塩酸、硫酸等の酸類により凝固
させ、洗浄、脱水、乾燥して得られる。
共重合体(A−1)とグラフト共重合体(A−2)の
組成、重合度のみならず、それらのブレンド比率によっ
ても艶消し効果、耐衝撃性、耐熱性、剛性および成形加
工性等の各物性が左右される。したがって目的とする特
性を得るためのブレンド比率は、共重合体(A−1)5
〜95重量部、グラフト共重合体(A−2)5〜95重量部
の配合が好ましい。すなわち、グラフト共重合体(A−
2)が95重量部を超えると成形加工性、剛性、耐熱性が
低下し好ましくなく、5重量部未満では耐衝撃性が低下
し好ましくない。
本発明は、シリル基含有ビニル系共重合体(B)を配
合することを特徴とする。このシリル基含有ビニル系共
重合体(B)は、1分子中に少なくとも1個、好ましく
は2個以上の加水分解性基を含有するものであり、該シ
リル基の多くは、 Xは加水分解性基、R1,R2は水素又は炭素数1〜10まで
のアルキル基、アリール基又はアラルキル基を示し、
=1、2、3の整数である)で示される。本発明に使用
されるビニル系化合物は、特に限定はなく、無水マレイ
ン酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリ
ル酸ブチル、メタクリル酸ブチル等のアクリル酸、メタ
クリル酸エステル;アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメ
タクリルアミド等のアミド基、グリシジルアクリレー
ト、グリシジルメタアクリレート等のエポキシ基、ジエ
チルアミノエチルアクリレート、ジエチルアミノエチル
メタクリレート、アミノエチルビニルエーテル等のアミ
ノ基を含む単量体;2−ヒドロキシエチルアクリレート、
2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
プロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタク
リレート、2−ヒドロキシビニルエーテル等の水酸基を
含む単量体;その他アクリルニトリル、イミノールメタ
クリレート、スチレン、α−メチルスチレン、アルキル
ビニルエーテル、塩化ビニル、酢酸ビニル、プロピオン
酸ビニル、エチレン等が例示される。
上記のシリル基含有ビニル系共重合体(B)の製造は
種々の方法が可能であるが、炭素−炭素二重結合を有す
るビニル系共重合体とヒドロシランとによるヒドロシリ
ル化反応、及びビニル系化合物と重合性二重結合を有す
るシリル化合物との共重合による方法が工業的に有効な
方法である。例えば、式 (式中、R1は炭素数1〜10までのアルキル基、アリール
基、アラルキル基より選ばれる1価の炭化水素基、R3
重合性二重結合を有する有機残基、Xはハロゲン、アル
コキシ、アシロキシ、アミノキシ、フエノキシ、チオア
ルコキシ、アミノ基より選ばれる基、は1、2、3の
整数である。)で示されるシラン化合物と前記の各種ビ
ニル系化合物をラジカル重合することにより製造され
る。
これらビニル系化合物とシラン化合物の共重合体の合
成は、通常の溶液重合法でおこなわれる。ビニル系化合
物、シラン化合物、ラジカル開始剤、また適当な分子基
のシリル基含有共重合体を得るために、必要に応じて、
連鎖移動剤を加えて50〜150℃で反応させる。溶剤は使
用しても良く、しなくてもよいが、使用する場合はエー
テル類、炭化水素類、酢酸エステル類の如き非反応性の
溶剤の使用が好ましい。
本発明における熱可塑性樹脂の特性は、エポキシ基含
共有重合体(A)、シリル基含有ビニル系共重合体
(B)の混合比率によつても変化するが、本発明におい
ては、(A)100重量部に対し、(B)0.5〜30重量部が
好ましい。シリル基含有ビニル系共重合体(B)が0.5
重量部未満では艶消し効果が十分でなく、30重量部を越
えると耐衝撃性、耐熱変形性、成形加工性が低下するの
で好ましくない。また艶消し効果を高めるには、1分子
中に含有する加水分解性基が多いほうが好ましい。ま
た、耐熱変形性を保つためには、(B)のガラス転移温
度(Tg)が高いほうが好ましい。
エポキシ基含有共重合体(A)とシリル基含有ビニル
系共重合体(B)のブレンド、造粒化、成形は、それ自
体公知の方法で実施すれば良い。また必要に応じブレン
ドに際し、安定剤、顔料、滑剤、充填剤、帯電防止剤等
を添加してもよい。
上記の通りにして得られる本発明組成物は、後記実施
例に示す通り、優れた艶消し外観を有し、かつ耐衝撃
性、剛性、耐熱変形性、成形加工性に共に優れたもので
ある。
(実施例) 以下に実施例を示し、本発明を具体的に説明するが、
実施例に限定されるものではない。尚、以下で「部」は
特にことわりのない限り「重量部」であり、「%」は重
量%である。
実施例及び比較例 (イ)エポキシ基含有共重合体(A)の製造 表−1に示す成分のポリブタジエン、単量体を乳化共
重合して得た共重合体(A−1)及びグラフト共重合体
(A−2)ラテツクスを、表−1に示す組成でラテツク
ス状態でブレンドし、この混合ラテツクスに酸化防止剤
を添加し、塩化カルシウムで凝固させた後、水洗、濾
別、乾燥して樹脂を得た。
(ロ)シリル基含有ビニル系共重合体(B)の製造 表−2に示す成分のビニル系化合物と重合性二重結合
を有するシリル化合物の溶液共重合により得た。
(ハ)熱可塑性樹脂組成物の製造 前記(イ)、(ロ)の如く製造したエポキシ基含有共
重合体(A)と共重合体(B)を表−3に示す比率で混
合し、ベント式押出機でペレツト化して物理的性質の測
定に供した。その結果を表−3に示した。
表−3の結果から明らかなように、本発明の組成物C
−1〜6は、優れた艶消し外観を有し、かつ剛性、耐熱
変形性、成形加工性のいずれにも優れた熱可塑性樹脂組
成物であることが分かる。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エポキシ基含有ABS系樹脂(A)100重量部
    に対し、シリル基含有ビニル系共重合体(B)を0.5〜3
    0重量部配合して成る優れた艶消し性を有する熱可塑性
    樹脂組成物。
  2. 【請求項2】エポキシ基含有ABS系樹脂(A)が、芳香
    族ビニル化合物60〜90重量%、シアン化ビニル化合物10
    〜40重量%、他の共重合可能なビニル化合物0〜30重量
    %を重合させてなる共重合体(A−1)5〜95重量部
    と、ジエン系ゴム20〜95重量部にビニル系化合物80〜5
    重量部を反応させる際に芳香族ビニル化合物50〜90重量
    %、シアン化ビニル化合物9.9〜40重量%、α,β−不
    飽和酸のグリシジルエステル化合物0.1〜40重量%を重
    合させたグラフト共重合体(A−2)5〜95重量部から
    成る共重合体組成物である請求項1記載の優れた艶消し
    性を有する熱可塑性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】シリル基含有ビニル系共重合体(B)が、
    主鎖が実質的にビニル系重合体から成り、加水分解性基
    と結合した珪素基を1分子中に少なくとも1個有し、分
    子量が300〜30,000の共重合体組成物である請求項1記
    載の優れた艶消し性を有する熱可塑性樹脂組成物。
JP1428488A 1988-01-25 1988-01-25 優れた艶消し性を有する熱可塑性樹脂組成物 Expired - Lifetime JP2558135B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6514215B1 (en) 1999-10-13 2003-02-04 Pentax Corporation Endoscopic tissue collecting instrument

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6514215B1 (en) 1999-10-13 2003-02-04 Pentax Corporation Endoscopic tissue collecting instrument

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