JP2557119B2 - 画像データ通信装置 - Google Patents

画像データ通信装置

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JP2557119B2
JP2557119B2 JP2057336A JP5733690A JP2557119B2 JP 2557119 B2 JP2557119 B2 JP 2557119B2 JP 2057336 A JP2057336 A JP 2057336A JP 5733690 A JP5733690 A JP 5733690A JP 2557119 B2 JP2557119 B2 JP 2557119B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、テレビ電話などに適用して好適な画像デ
ータ通信装置に関する。
[従来の技術] テレビ電話装置などの画像データ通信装置において
は、伝送すべきデータが若干変化して受信されたとして
も全体として大きな影響を受けないことから、送信デー
タの精度より通信速度の方が問題となる。
画像データを送信する場合には、伝送経路(線路)の
特性などにより伝送データのデータエラーが一定値より
多い場合には、受信画像は全体的に輪郭が曖昧な、ピン
トのぼけたような画像になってしまう。
このような伝送画像の品位の劣化を防止するため、こ
のような場合には、従来から同じ画像データを複数回送
受信し、受信側でそのデータの平均をとるなどして、受
信データの精度を高めるように工夫されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述した構成において、十分な受信画質を
得るためには、同一データを繰り返し送信する必要があ
るが、そうすると、通信速度が著しく低下するという欠
点がある。例えば、同じデータを4回送受信する場合に
は、通常送信時よりも通信速度が1/4になって、通信時
間が大幅にかかってしまう。
そこで、この発明では十分な画質が得られると共に、
通信速度も合わせて改善することのできる画像データ通
信装置を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この発明においては、1
枚の送信画像を複数に分割した各ブロック画像に対し
て、該画像中での輝度分散の状態が所定値よりも大きい
か小さいかを検出する輝度分散状態検出手段と、該輝度
分散状態検出手段の検出結果が所定値よりも大きい時は
送信回数を多くし、また、所定値よりも小さい時は送信
回数を少なくする送信回数選択手段と、該送信回数選択
手段により選択された送信回数を表わすデータを生成す
る送信回数決定用データ生成手段と、該送信回数決定用
データ生成手段により生成された送信回数決定用データ
と前記送信回数選択手段により選択された送信回数に従
って送られる前記送信画像とを選択的に送信する送信手
段とが設けられていることを特徴とするものである。
[作 用] この構成において、送信すべき画像データを幾つかの
小ブロックに分割する。ブロック化すると、そのブロッ
ク画像の多くは背景など輪郭を含まない平坦なものとな
る。
このようなブロック内の画像データは、通信エラーに
よって若干画像がぼけたとしても、全体の画質にほとん
ど影響を与えない。
この発明による画像データ通信装置では、輪郭などを
含む輝度分散の大きい状態の画像を特徴部分としてもっ
たブロック画像を検出し、このブロック画像のみデータ
送受信の繰り返し回数を増やす。これによってデータ精
度を上げることができる。
[実 施 例] 続いて、この発明に係る画像データ通信装置の一例
を、図面を参照して詳細に説明する。
第1図はこの発明の機能ブロック図を示す。
同時において、11は送信画像を記憶しているグラフィ
ックメモリである。40は送信画像を複数のブロックに分
割したブロック内の画像の特徴部分、例えば画像の輝度
分散の状態を検出する輝度分散検出手段である。
41は検出された輝度分散の状態からそのブロック画像
の送信回数を選択する送信回数選択手段である。42は選
択された送信回数を表わすデータを生成する選択回数決
定用データ生成手段である。
43は送信回数決定用データと上記送信画像とを選択的
に送信する送信手段である。
送信画像に先立って送信回数決定用データが送信さ
れ、決定された送信回数に応じてそのブロック画像が送
信される。受信側ではこの選択回数決定用データを参照
して受信画像データが復調される。
さて、第2図はこの発明に係る画像データ通信装置の
送受信系を示す。画像データ通信装置10,20において、1
0は送信系を示す。20は受信系を示す。
画像データ通信装置10において、11は上述したように
画像データを記憶するグラフィックメモリであって、こ
れから読み出された画像データは、モデム12に供給さ
れ、ここにおいて通信形態に合った状態の信号に変換さ
れたのち伝送線路(通信回線)30に送出される。
グラフィックメモリ11からのデータの読み出し、モデ
ム12でのデータの変調・送出し等の制御は、制御部(CP
U)13によって行われる。したがって、この制御部13に
は第1図に示すような機能を達成するための制御プログ
ラムが内蔵されている。
モデム12より送出された送信データは、伝送線路30を
通って送出され、受信側に設けられた画像データ通信装
置20において、復調処理および表示処理が実行される。
従って画像データ通信装置20もまた、画像データ通信
装置10と同様に構成されており、21はモデム、22はグラ
フィックメモリ、23は制御部(CPU)を示す。
そして、それぞれの制御部13,23には、第1図にも示
したように、 1.画像データを小ブロックに分割し、ブロック毎の性質
を検出するプログラム 2.この検出した性質を受信側に送信するプログラム 3.ブロック毎に検出した性質に基づきデータの送信回数
を変更するプログラム 4.送信側の画像データのブロック毎の性質を受信するた
めのプログラム 5.受信したブロックの性質から、ブロック毎の受信回数
を変更するプログラム などの制御プログラムが格納されている。
すなわち、この制御プログラムでは、送信すべき画像
を、小ブロックに分割し、そのブロック毎の性質を検出
し、そのブロック毎の性質に基づきデータの送受信回数
を選択する手段とを実現できる。
例として、小ブロックのサイズを8×8画素、十分な
画質を得られる通信回数を4回、ブロックの局所的な性
質(画像の特徴部分)として輝度の分散を用いる場合に
ついて説明する。
画像の輪郭部などが含まれる特徴的な小ブロックで
は、輝度の値は激しく変化するので分散の値は大きくな
る。
いま、画像データ通信装置10において、送信の処理が
選択されたものとする。
制御部13は送信処理が選択されたことを認識すると、
画像データをグラフィックメモリ11より読み出し、8×
8画素のブロック毎にそのブロック画像の輝度分散の値
を求める。
制御部13はこの求めた分散値を予め定めた閾値と比較
して、各ブロックを4回通信するのか、1回通信で済ま
せるのかを選択する。例えば、分散値が閾値より大きい
ときは、そのブロック画像が輪郭など特徴的な部分を含
むものとして、そのブロック画像は4回送信を選択す
る。
次に、このようにして、選択された送信回数は、送信
回数決定用データに変換された上で、送信画像データに
先立ってモデム12から読みだされたブロック順に伝送さ
れる。
このブロック毎に決定された送信回数を示すデータ
は、十分な精度が得られる方法で伝送することが望まし
いので、例えば4回送出のブロックに対しては最大輝度
の値を、1回送出のブロックの場合は最小輝度の値を割
り当て、それぞれ4回(またはそれ以上)繰り返し送信
する。
そして、この送信回数決定用データの送信に続いて画
像データを高い分散の小ブロック画像については、1画
素のデータを4回繰り返して送信し、また、低い分散の
小ブロック画像については1画素のデータを1回だけ送
るようにする。
受信側画像のデータ通信装置20の制御部23では、まず
最初に受信したブロック毎の送信回数決定用データを参
照して、4回送出の小ブロック画像のデータは4回受信
した画像データの平均を取って、グラフィックメモリ22
に格納する。
そして、1回送出のブロック画像の画像データはその
まま受信データをグラフィックメモリ22に格納する。
こうすれば、輪郭などを表わす画像データは複数回送
信された画像データの平均値をもってその画素の画像デ
ータとすることができるので、再現画像の品質が向上す
る。
画像の輪郭に寄与しない画像データは最小伝送時間で
送信を完了する。そして、このような輪郭に寄与しない
画像の比率は一般に高いから、一枚の画像を送信する時
間は従来よりも大幅な短縮となる。
[発明の効果] この発明によれば、送信回数を可能な限り少なくする
ために、各ブロック画像の重要度を輝度分布の状態で判
別するもので、画像として重要な要素である人物の輪郭
等が含まれるブロックを複数回送信し、輪郭以外の部分
は重要度が低いということで1回のみの送信とすること
で送信速度の向上を図る。
そして、画像データの特徴的な部分である輪郭などを
含む輝度分散の大きい状態の画像ブロックのみ、時間を
かけて複数回送信するようにしたことにより、高い品位
の画像が、通信できることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る画像データ通信装置の機能ブロ
ック図、第2図はその具体例を示す系統図である。 10,20……画像データ通信装置 11,22……グラフィックメモリ 12,21……モデム 13,23……制御部(CPU) 30……伝送線路 40……輝度分散検出手段 41……送信回数選択手段 42……送信回数決定用データ生成手段 43……送信手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1枚の送信画像を複数に分割した各ブロッ
    ク画像に対して、該画像中での輝度分散の状態が所定値
    よりも大きいか小さいかを検出する輝度分散状態検出手
    段と、該輝度分散状態検出手段の検出結果が所定値より
    も大きい時は送信回数を多くし、また、所定値よりも小
    さい時は送信回数を少なくする送信回数選択手段と、該
    送信回数選択手段により選択された送信回数を表わすデ
    ータを生成する送信回数決定用データ生成手段と、該送
    信回数決定用データ生成手段により生成された送信回数
    決定用データと前記送信回数選択手段により選択された
    送信回数に従って送られる前記送信画像とを選択的に送
    信する送信手段とが設けられていることを特徴とする画
    像データ通信装置。
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