JP2552293B2 - 自由流動性粉末状化粧料 - Google Patents

自由流動性粉末状化粧料

Info

Publication number
JP2552293B2
JP2552293B2 JP62156708A JP15670887A JP2552293B2 JP 2552293 B2 JP2552293 B2 JP 2552293B2 JP 62156708 A JP62156708 A JP 62156708A JP 15670887 A JP15670887 A JP 15670887A JP 2552293 B2 JP2552293 B2 JP 2552293B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
cosmetic
powder
cosmetics
hollow microspheres
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62156708A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6333318A (ja
Inventor
ジヤン−ピエール・アロードー
アンヌ・ボウル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=9336757&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP2552293(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Publication of JPS6333318A publication Critical patent/JPS6333318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2552293B2 publication Critical patent/JP2552293B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/11—Encapsulated compositions
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8141—Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by only one carboxyl radical, or of salts, anhydrides, esters, amides, imides or nitriles thereof; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8152—Homopolymers or copolymers of esters, e.g. (meth)acrylic acid esters; Compositions of derivatives of such polymers
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/88—Polyamides
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q1/00—Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
    • A61Q1/12—Face or body powders for grooming, adorning or absorbing
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q15/00—Anti-perspirants or body deodorants
    • A—HUMAN NECESSITIES
    • A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/41—Particular ingredients further characterized by their size
    • A61K2800/412—Microsized, i.e. having sizes between 0.1 and 100 microns

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Manufacturing Of Micro-Capsules (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、低密度中空微小球の系の熱可塑性合成物質
を含んでいる、身体又は顔面の手入れ用又は化粧用の圧
縮していない粉末の形、即ち、自由流動性粉末の形の化
粧料に関する。
圧縮してない粉末の形の“自由粉末”とも呼ばれる化
粧用又は顔面又は身体の皮膚の手入れ用のある種の化粧
料は公知である。この化粧料としてとくにメークアップ
パウダー、脱臭用粉末或いはまたベビーパウダーがあ
る。
これらの粉末はいくつかの形の特性を備えていなくて
はならない。
これらの粉末は水また場合によっては皮膚が分泌する
油性物質を吸収し得るものでなければならない。しかし
ながらこの吸収性能は乾燥した感じを生じないように限
定されていなくてはならない。そのほか周囲の温度の影
響で団塊となってはならない。
研磨材料のごとき特性の全くない、滑らかな感触さえ
備えているものでなくてはならない。
また満足し得る程度で皮膚に付着して容易に適用でき
るものでなければならない。
そのほかにメークアップパウダーは被覆力が良好であ
ることすなわち皮膚の小さな欠陥を隠し得るものでなけ
ればならないが、不透明性は皮膚上に“粉まみれ”の外
観の生じるのを避けるため限定されていなくてはならな
い。
最後にこれらの粉末は適用の適宜さを改良しかつ各種
の有効成分（紫外線フィルター、香料、ビタミン、外用
緩和剤など）に対して担体の役割をする若干の量の油の
存在と両立可能なものでなければならない。
上述のことから容易に認められ得るとおり、幾分矛盾
している諸特性の全部を備えている公知の粉状材料は全
く存在していない。また、この種の粉末の製造の困難性
は所望の特性のすべてを調和させ得る種々成分の混合物
を製造することによって解決される。
今般、化粧用又は顔面又は身体の手入れ用の自由流動
性の粉末に、極めて低密度の中空微小球の形を有する熱
可塑性物質を配合することにより、微細でかつ軽量な自
由流動性の粉末であってかつ周囲の湿気にあまり敏感で
なく、滑らかな感触があり比較的高い比率の油を固塊化
を生ずることなしに包含でき、延ばし易く、使用者に快
感を与える粉末状化粧料を調製することが可能であるこ
とを見出だした。
従って、本発明によれば、0.1g/cm3未満の密度を有す
るかつ内部にガスを含有する熱可塑性合成物質からなる
中空微小球を含有することを特徴とする、身体及び顔面
の手入れ用又は化粧用の自由流動性粉末状化粧料が提供
される。
この種の中空微小球の調製は公知である。たとえば米
国特許第3615972号明細書及び欧州特許出願第0056219号
明細書記載の方法に従って調製できる。
微小球の中空部分はフレオン又は炭化水素（ブタン、
ペンタン）又は従来用いられている任意の他のガスのご
ときガスを含んでいる。
本発明に従って用いられる中空微小球の重要な特性
は、たとえば欧州特許出願第0056219号明細書に記載さ
れるごとき噴霧器内における高温膨脹工程を包含する方
法により調製されていることである。このことにより0.
1g/cm3未満、望ましくは0.05g/cm3未満の極めて低い密
度を有する、従って、重量比率約３％が容積比率約50％
に相当するような中空微小球が得られる。意外なことに
これらの微小球がより重い他の成分の粒子と混合される
と均質な状態のままである粉末を調製することが可能に
なることが認められた。粒子の分離は観察されない。
本発明による自由流動性粉末状化粧料に用いられる微
小球は無毒性及び無刺激性のあらゆる熱可塑性物質を用
いて製造することができる。これらの物質はたとえばエ
チレン形炭化水素から導かれるポリマー又はコポリマー
（たとえばポリエチレン、ポリスチレン、塩化ビニル−
アクリロニトリルコポリマーなど）、ポリアミド、ポリ
エステル、尿素−ホルムアルデヒドコポリマー、アクリ
ロニトリル−塩化ビニリデンコポリマーであり得る。
本発明に従って用いられる中空微小球を構成する熱可
塑性物質は重量で表わして20乃至60％の塩化ビニリデン
から導かれた反復単位、20乃至60％のアクリロニトリル
から導かれた反復単位及び０乃至40％のアルリル又はス
チレン系モノマーから導かれた反復単位を含んでいるコ
ポリマー（上記成分の百分率合計が100に等しい）であ
ることが望ましい。
アクリル系モノマーはたとえばアクリル酸又はメタク
リル酸メチル又はエチル、望ましくはメタクリル酸メチ
ルである。スチレン系モノマーはたとえばα−メチルス
チレン又はスチレン自体である。
これらの物質を用いて製造される低密度中空微小球と
してはとくにスェーデン国シュンドスヴァルのKEMANORD
PLAST AB社から“EXPANCEL"の商標名で市販のものがあ
げられる。
本発明において使用可能な中空微小球の寸法は一般に
70μｍ未満、望ましくは20乃至60μｍである。
本発明による圧縮してない粉末を調製する場合には、
中空微小球の組成物の全重量に基づいて一般的に、0.2
乃至20重量％、望ましくは0.5乃至５重量％の比率で用
いる。
本発明は自由流動性粉末状化粧料中に存在している他
の成分はこの型の組成物の調製のため通常用いられる成
分である。
これらの成分としてはときに下記のものが挙げられ
る： −タルク、すなわち珪酸マグネシウム水和物；一般に
40μｍ未満の寸法の粉末の形に用いられる；タルクは吸
湿性があり、特に、滑らかな感触を有するという理由か
ら用いられる。
−雲母 望ましくは直径70μｍ未満、厚さ５μｍ未満
の鱗形のもの。雲母はさまざまな組成のアルミノ珪酸塩
であり、寸法が２乃至200μｍ、多くは５乃至70μｍ、
また厚さが0.1乃至５μｍ、多くは0.2乃至３μｍの鱗形
で存在している。雲母は天然のもの（たとえば白雲母、
真珠雲母、ロスコーライト、リシア雲母、黒雲母）又は
合成のものであり得る。雲母は一般に透明で皮膚に繻子
様の外観を与えることができる。
−澱粉 とくに米澱粉。
−カオリン；すなわち珪酸アルミニウム水和物；寸法
は一般的に30μｍ未満であり、等方性形状の粒子の形を
しており、脂肪性物質の吸収特性が良好である。
−亜鉛及びチタンの酸化物；一般的に寸法が数μｍを
超えない（酸化チタンの場合１μｍ未満のものさえあ
る）粒子の形で用いられる；これらの酸化物は感触が滑
らかであり、被覆性がよく不透明度が高い。
−沈降性炭酸カルシウム；寸法が10μｍ未満の粒子の
形をしており感触が滑らかでありつや消しの外見を得る
ことができる。
−炭酸マグネシウム又は炭酸水素マグネシウム；とく
に香料固定特性がある。
−炭酸数８乃至22個、望ましくは12乃至18個の有機カ
ルボン酸から導かれた金属石鹸、たとえばステアリン酸
亜鉛、マグネシウム又はリチウム、ラウリン酸亜鉛、ミ
リスチン酸マグネシウムなど。これらの石鹸は一般に寸
法が10μｍ未満の粒子の形をしており、感触が滑らかで
あり、粉末の皮膚に対する付着を容易にする。
−合成ポリマー粉末；ポリエチレン、ポリエステル
（たとえばポリエチレンイソフタレート又はテレフタレ
ート）、ポリアミドなど。寸法が50μｍ未満の粒子の形
をしており、吸収特性があり、皮膚にビロード様の外観
を与える。
−天然油又は合成油；たとえばごま油、ワセリン油、
液体ラノリン、合成トリグリセリド、マカダミア油、ジ
ョジョバ油、アララ油（hoptosthetus）など。これらの
油は適当の穏かさを増大し、粉末の皮膚への付着に有利
に作用し、上記のような若干の有効成分の溶解を可能に
する。本発明の粉末は組成物の全重量に基づいて70重量
％までの油を含むことができるが多くの場合1.5乃至５
重量％の油を含んでいる。
−ポリエチレングリコールステアレート及びセチルア
ルコール；これらは粉末の皮膚付着を容易にする。
−着色剤又は真珠光沢剤、種々の色の顔料、金属粉末
（たとえばアルミニウム又は青銅）など。またたとえば
酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化鉄（III）、シリ
カ、水酸化アルミニウム、オキシ塩化ビスマスのごとき
顔料又は真珠光沢剤の層を施こした雲母もあげることが
できる。この種の改質した雲母はたとえば西独特許出願
第3211602号及び第3221045号明細書に記載されている。
−種々の活性成分、とくに身体又は足の脱臭剤及びベ
ビーパウダーに用いられる防腐剤（トリクロルジフェニ
ルエーテル、カチオン剤、硼酸、など）、脱臭用粉末又
は足用粉末に用いられる収斂剤、例えばアルミニウムヒ
ドロキシクロライド又は明礬；太陽光線濾光剤、外用緩
和剤等。
−炭酸ナトリウムのごとき充填剤 −香料 上記に列挙した諸成分のすべては化粧用又は身体又は
顔面の手入れ用の圧縮してない種々の型の粉末に広く用
いられている公知の成分であることを理解すべきであ
る；これら成分の選択及びそれぞれの比率は本発明の一
部をなすものではない；とくに補給、経済的事情、所望
の効果などにより変動し；その選択の判定基準は専門家
の通常の知識の一部をなすと見なさるべきである。
本発明はとくに、熱可塑性合成物質の微小球のほかに
主として油、ポリマー粉末、雲母、タルク、カオリンな
らびに石鹸、顔料及び香料を含んでいる化粧又は身体又
は顔面の手入れのための圧縮してない粉末に関する。
本発明はとくに下記の重量組成を有する自由流動性化
粧料粉末に関する。
上記に定義したとおりの中空微小球の形の合成物質 0.2
乃至 5％ 雲 母 20 乃至94％ ポリマー粉末 5 乃至45％ 金属石鹸 0 乃至 4％ 油 1.5乃至 5％ 真珠光沢剤 0 乃至30％ 他の慣用成分 0 乃至 5％ 香料及び顔料 所要量 ただし上記成分の百分率合計が100に等しいものとす
る。
下記の実施例は本発明を説明するためのものであっ
て、決してこれを限定するものではない。
実施例１ 下記の重量組成を有する自由流動性化粧料粉末を調製
した： 雲 母 55.45 Orgasol 2002 D 36 Expancel DE 1 ミリスチン酸マグネシウム 2 ワセリン油 3 顔 料 黄色酸化鉄 1 黒色酸化鉄 0.25 DC red 30 0.5 香 料 0.8 用いられた粉末雲母はたとえばMERCEK又はMEARL社か
ら市販の製品である。
Orgasol 2002 DはATO−Chimie社から市販のポリアミ
ド粉末の商標である。
Expancel DEはKemanord Plast社から市販のイソブタ
ンを含んでいる寸法40〜60μｍ、密度0.04g/cm3の中空
微小球の形をしている塩化ビニリデン−アクロニトリル
型ポリマーを基質とする組成物の商標である。
この粉末を調製するため下記のとおりに操作した： 雲母、オルガソル、ミリスチン酸マグネシウム及び顔
料を混合し、次に粉砕した。
ついで破砕物を香料とともに粉砕し次にワセリン油を
添加した。エクスパンセルを最後に単純な混合によって
添加した。
実施例２ 同様にして下記の重量組成を有する自由流動性化粧料
粉末を調製した： 雲 母 46.65 Orgasol 2002 D extra 28 Expancel DE 4 ステアリン酸亜鉛 5 アララ油 5 真珠光沢剤 10 顔 料： 黄色酸化鉄 0.4 赤色酸化鉄 0.3 黒色酸化鉄 0.15 香 料 0.5 この粉末は極めて容易に適用され均等に展延された。
化粧に僅かに真珠光沢のある完全な仕上げをもたらし
た。
実施例３ 同様にして下記の重量組成を有する自由流動性化粧料
粉末を調製した： 雲 母 70.35 Polymist 20 Expancel DE 2 ラウリン酸亜鉛 3 マカダミア油 1.5 顔 料； 黄色酸化鉄 1 赤色酸化鉄 1 黒色酸化鉄 0.15 香 料 1 PolymistはALLIED CHEMICAL社から市販のポリエチレ
ン粉末の商標である。
この粉末もまた極めて良好にかつ均等に適用された。
不快な感じを与えることなく、つや消しの仕上げができ
た。
実施例4:対照例 実施例１の粉末と同じ組成の自由流動性粉末状化粧料
（粉末Ａ）を調製した。ただし三つの色調淡色・中間色
又は暗色を得るため異なる顔料を用いた。
別に同様な粉末（粉末Ｂ）３種をただしExpancel DE
微小球を省略して調製した。
この試験に参加した使用者19人に各々に（所望の色調
の）Expancel DE入の粉末１箱及びExpancel DEなしの同
じ色調の粉末１箱を配分した。
粉末は同じ状況にあって、単に文字Ａ及びＢで同定可
能であった。
使用者は15日間自由に粉末Ａ及びＢを試用した。
使用者には下記の判定基準に基いて粉末Ａ及びＢの何
れを好むかを示すよう依頼した：延ばす容易さ、均等
性、被覆力、つや消し効果、持続性及び快感。
結果は下記のとおりであった； 使用者中10人は粉末Ａを好んだ。
7人は粉末を好んだ。
1人は両粉末を好まなかった。
1人は粉末Ｂを好んだ。
粉末Ａを好んだ使用者らの統計的に有意の優先性は延
ばす容易さ、微細さ、感触及び快感に関して認められ
た。選ばれた他の判定基準に関しては粉末Ａについても
粉末Ｂについても何らかの優先性も有意には立証されな
かった。
実施例5:身体用の香料を加えた自由流動性粉末状化粧料 下記の重量組成（重量％）を有する粉末を調製した； ステアリン酸マグネシウム ２ 酸化チタン ４ カオリン ４ Expancel DE ２ ジョジョバ油 ２ 超微粒タルク 84 香 料 ２ 混合器内へステアリン酸マグネシウム、酸化チタン、
カオリン及びタルクを導入した。攪拌によって予備混合
を行なった。引続いて香料及びジョジョバ油を攪拌しな
がら漸進的に噴霧し次にエクスパンセルを添加して完全
に均質とした。
この混合物は貯蔵中も均質のままであった。皮膚に柔
かく快い感触を与えた。
実施例6:身体用脱臭粉末状化粧料 下記の組成物を調製した（重量％）： タルク 73.3 ステアリン酸マグネシウム ３ 炭酸ナトリウム ２ Expancel DE 15 ミリスチン酸イソプロピル ５ トリクロルジフェニルエーテル 0.2 香 料 1.5 この臭素粉末は適用するのに快適であり１日中有効で
あった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−151719（ＪＰ，Ａ) 特開 昭55−160711（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−100514（ＪＰ，Ａ) 特開 昭62−215638（ＪＰ，Ａ) 米国特許3615972（ＵＳ，Ａ)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】0.1g/m3未満の密度を有するかつ内部にガ
    スを含有する熱可塑性合成物質からなる中空微小球を含
    有することを特徴とする、身体及び顔面手入れ用又は化
    粧用の自由流動性粉末化粧料。
  2. 【請求項２】熱可塑性合成物質はエチレン系炭化水素か
    ら導かれたポリマー又はコポリマー、ポリアミド、ポリ
    エステル、尿素−ホルムアルデヒド・ポリマー及びアク
    リロニトリルと塩化ビニリデンのコポリマーから選ばれ
    る特許請求の範囲第１項記載の化粧料。
  3. 【請求項３】熱可塑性合成物質は塩化ビニリデン−アク
    リロニトリルコポリマーであって、塩化ビニリデンから
    導かれた反復単位20乃至60重量％，アクリロニトリルか
    ら導かれた反復単位20乃至60重量％及びアクリル又はス
    チレン系モノマーから導かれた反復単位０乃至40重量％
    を含んでいる特許請求の範囲第１項記載の化粧料。
  4. 【請求項４】アクリル系モノマーはアクリル酸又はメタ
    クリル酸メチル又はエチルである特許請求の範囲第３項
    記載の化粧料。
  5. 【請求項５】アクリル系モノマーはメタクリル酸メチル
    である特許請求の範囲第４項記載の化粧料。
  6. 【請求項６】スチレン系モノマーはスチレン自体である
    特許請求の範囲第３項記載の化粧料。
  7. 【請求項７】中空微小球は寸法が70μｍ未満である特許
    請求の範囲第１項乃至第６項の何れかに記載の化粧料。
  8. 【請求項８】中空微小球は組成物の全重量の基づいて0.
    2乃至20重量％の比率で配合する特許請求の範囲第１項
    乃至第７項の何れかに記載の化粧料。
  9. 【請求項９】1.5乃至70重量％の油を包含している特許
    請求の範囲第１項乃至第８項の何れかに記載の化粧料。
  10. 【請求項１０】熱可塑性合成物質からなる微小球のほか
    に、主として油、ポリマー粉末、雲母、タルク、カオリ
    ンならびに石鹸、顔料及び香料を含んでいる、特許請求
    の範囲第１項乃至第９項の何れかに記載の化粧料。
  11. 【請求項１１】下記の組成（重量％）： 中空微小球の形の合成物質 0.2乃至 5％ 雲母 20 乃至94％ ポリマー粉末 5 乃至45％ 金属石鹸 0 乃至 4％ 油 1.5乃至 5％ 真珠光沢剤 0 乃至30％ 他の慣用成分 0 乃至 5％ 香料及び顔料 所要量 （但し、上記成分の百分率の合計は100に等しい）を有
    する特許請求の範囲第10項記載の化粧料。
JP62156708A 1986-06-26 1987-06-25 自由流動性粉末状化粧料 Expired - Lifetime JP2552293B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR8609289A FR2600532B1 (fr) 1986-06-26 1986-06-26 Utilisation, dans la preparation de poudres pour le maquillage ou les soins du corps ou du visage, d'un materiau synthetique thermoplastique sous la forme de microspheres creuses, et compositions sous forme de poudre non compactee contenant un tel materiau.
FR8609289 1986-06-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6333318A JPS6333318A (ja) 1988-02-13
JP2552293B2 true JP2552293B2 (ja) 1996-11-06

Family

ID=9336757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62156708A Expired - Lifetime JP2552293B2 (ja) 1986-06-26 1987-06-25 自由流動性粉末状化粧料

Country Status (14)

Country Link
US (1) US5035885A (ja)
EP (1) EP0254612B1 (ja)
JP (1) JP2552293B2 (ja)
AT (1) AT400805B (ja)
AU (1) AU601987B2 (ja)
BE (1) BE1004871A4 (ja)
CA (1) CA1292188C (ja)
CH (1) CH673221A5 (ja)
DE (2) DE3770714D1 (ja)
ES (1) ES2006198A6 (ja)
FR (1) FR2600532B1 (ja)
GB (1) GB2191945B (ja)
IT (1) IT1208226B (ja)
NL (1) NL8701488A (ja)

Families Citing this family (40)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5053221A (en) * 1989-11-20 1991-10-01 Maybe Holding Co. Novel mascara composition having very small particles
FR2658719B1 (fr) * 1990-02-28 1992-05-15 Oreal Utilisation en association, dans la preparation de compositions cosmetiques sous forme de poudres compactees, de microspheres creuses en materiau synthetique thermoplastique, de nitrure de bore hexagonal, et de n-acyl lysine.
FR2658720B1 (fr) * 1990-02-28 1994-09-09 Oreal Composition cosmetique sous forme de poudre compactee contenant des microspheres creuses en materiau synthetique thermoplastique.
FR2669222B1 (fr) * 1990-11-15 1995-03-03 Oreal Compositions cosmetiques sous forme de poudres coulees comprenant des microspheres creuses, et leur preparation.
US5205290A (en) * 1991-04-05 1993-04-27 Unger Evan C Low density microspheres and their use as contrast agents for computed tomography
US5145685A (en) * 1991-04-08 1992-09-08 Dow Corning Corporation Skin treatment method and composition
FR2675377B1 (fr) * 1991-04-22 1995-02-03 Oreal Microspheres poreuses enrobees a l'aide d'une huile perfluoree, d'une huile de silicone fluoree ou d'une gomme de silicone et leur utilisation en cosmetique.
US5246780A (en) * 1991-08-29 1993-09-21 L'oreal Coated particle for use in cosmetic preparations and method
CA2105005A1 (en) * 1992-09-10 1994-03-11 Marianne Elliott Color cosmetic composition
FR2699815B1 (fr) * 1992-12-24 1995-02-24 Oreal Composition solide ou pâteuse de maquillage et procédé de préparation de cette composition.
US5679361A (en) * 1992-12-24 1997-10-21 L'oreal Solid or pasty make-up composition
US5460805A (en) * 1993-10-29 1995-10-24 Minnesota Mining And Manufacturing Company Body powder comprising colorant
FR2722116B1 (fr) * 1994-07-11 1996-08-23 Oreal Emulsion huile-dans-eau sans tensioactif, stabilisee par des particules thermoplastiques creuses
FR2722096A1 (fr) * 1994-07-11 1996-01-12 Oreal Composition nettoyante solide pour la peau contenanr un agent structurant particulaire
FR2722102B1 (fr) * 1994-07-11 1996-08-23 Cird Galderma Utilisation de particules creuses deformables dans une composition cosmetique et/ou dermatologique, contenant des matieres grasses
FR2722097B1 (fr) * 1994-07-11 1997-05-16 Oreal Composition cosmetique et/ou dermatologique gelifiee, riche en solvant et contenant des particules creuses, ses application
FR2722101B1 (fr) * 1994-07-11 1996-08-30 Oreal Utilisation de particules creuses dans une composition cosmetique et/ou dermatologique pulverulente et/ou contenant des matieres grasses
FR2736545A1 (fr) * 1995-07-13 1997-01-17 Oreal Utilisation de particules creuses deformables contre le blanchiment d'une composition cosmetique et/ou dermatologique contenant des pigments d'oxyde de titane
FR2736544B1 (fr) * 1995-07-13 1997-09-19 Oreal Utilisation de particules creuses deformables contre le photobleuissement d'une composition cosmetique et/ou dermatologique contenant des pigments d'oxyde de titane
EP0753295B1 (fr) * 1995-07-13 1998-04-08 L'oreal Utilisation de particules creuses déformables contre le photobleuissement et/ou le blanchiment d'une composition cosmétique et/ou dermatologique contenant des pigments d'oxyde de titane
JPH1013608A (ja) * 1996-06-26 1998-01-16 Minolta Co Ltd 画像読取り装置
US6919111B2 (en) * 1997-02-26 2005-07-19 Fort James Corporation Coated paperboards and paperboard containers having improved tactile and bulk insulation properties
BR9804597A (pt) 1998-11-10 2000-05-30 Cosmeticos Natural Ind Com Composição cosmética sob a forma de pó.
FR2801502B1 (fr) * 1999-11-25 2002-01-18 Oreal Composition cosmetique deodorante anhydre
US20040120915A1 (en) * 2002-12-19 2004-06-24 Kaiyuan Yang Multifunctional compositions for surface applications
US20050031699A1 (en) 2003-06-26 2005-02-10 L'oreal Porous particles loaded with cosmetically or pharmaceutically active compounds
FR2856594B1 (fr) * 2003-06-26 2006-03-03 Oreal Particules poreuses chargees en compose(s) actif(s) cosmetique(s) ou pharmaceutique(s)
US20050118218A1 (en) 2003-11-13 2005-06-02 L'oreal Emulsion containing organosilicon-based portions of hollow spheres
FR2862223B1 (fr) * 2003-11-13 2006-04-28 Oreal Emulsion renfermant des portions de spheres creuses organosiliconees.
US20050287099A1 (en) * 2004-05-13 2005-12-29 Anne Liechty Cosmetic powder comprising at least one acrylic polymer powder
WO2006037665A1 (en) * 2004-10-08 2006-04-13 L'oreal Compact powder comprising polyamide particles containing an active agent
FR2876284B1 (fr) * 2004-10-08 2007-01-19 Oreal Poudre compacte contenant des particules de polyamide renfermant un actif
FR2894467B1 (fr) * 2005-12-08 2008-02-15 Oreal Composition cosmetique foisonnee de faible densite
US7786181B2 (en) * 2005-12-21 2010-08-31 Akzo Nobel N.V. Chemical composition and process
EP2338461A1 (en) * 2009-12-22 2011-06-29 Dupont Polymer Powders Switzerland Sarl Colored micronized spherical polymer powder and cosmetic composition thereof
ES2426958T3 (es) 2010-08-20 2013-10-28 Süd-Chemie Ip Gmbh & Co. Kg Preparaciones de un polímero espumable y composiciones con unas propiedades de sorción mejoradas
FR2975907B1 (fr) * 2011-06-01 2015-01-30 Daniel Malka Nouvelles compositions pour le soin des pieds et leur procede d'obtention
WO2014030754A1 (ja) * 2012-08-24 2014-02-27 ロート製薬株式会社 中空ポリマー粒子を含む外皮用組成物
JP2017088499A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 ロレアル 熱可塑性中空粒子を含む組成物
CN109890352A (zh) 2016-10-31 2019-06-14 莱雅公司 提供皮肤哑光和真实颜色的油包水乳液

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3615972A (en) 1967-04-28 1971-10-26 Dow Chemical Co Expansible thermoplastic polymer particles containing volatile fluid foaming agent and method of foaming the same

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL97954C (ja) * 1955-12-24
GB1141994A (en) * 1966-02-07 1969-02-05 Permutit Co Ltd Powder-containing preparations for application to the human skin
US3933579A (en) * 1968-11-28 1976-01-20 Dulux Australia Limited Vesiculated polymer granules
US4089800A (en) * 1975-04-04 1978-05-16 Ppg Industries, Inc. Method of preparing microcapsules
DE2624289C3 (de) * 1976-05-31 1980-07-10 Akzo Gmbh, 5600 Wuppertal Formkörper mit Depot-Gaswirkung
US4147766A (en) * 1976-06-09 1979-04-03 Armour Pharmaceutical Company Macrospherical particles of anti-perspirants
JPS55160711A (en) * 1979-05-31 1980-12-13 Pola Chem Ind Inc Powder cosmetic composition
JPS5953290A (ja) * 1982-09-21 1984-03-27 株式会社シマノ 自転車用ペダル
JPH0611685B2 (ja) * 1984-03-02 1994-02-16 ポーラ化成工業株式会社 化粧料
JPS6185309A (ja) * 1984-10-02 1986-04-30 Pola Chem Ind Inc プレス状固型粉末化粧料
JPS61100514A (ja) * 1984-10-19 1986-05-19 Shiseido Co Ltd 粉末化粧料
US4801445A (en) * 1985-07-29 1989-01-31 Shiseido Company Ltd. Cosmetic compositions containing modified powder or particulate material
JPS62215638A (ja) * 1986-03-17 1987-09-22 Sekisui Plastics Co Ltd 多孔性ポリアミド粉末
US4741872A (en) * 1986-05-16 1988-05-03 The University Of Kentucky Research Foundation Preparation of biodegradable microspheres useful as carriers for macromolecules
EP2913036A1 (en) * 2014-02-28 2015-09-02 Nidek co., Ltd. Ophthalmic laser surgery apparatus, and eyeball fixing portion movement unit and eyeball fixing unit used in the same

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3615972A (en) 1967-04-28 1971-10-26 Dow Chemical Co Expansible thermoplastic polymer particles containing volatile fluid foaming agent and method of foaming the same

Also Published As

Publication number Publication date
CH673221A5 (ja) 1990-02-28
NL8701488A (nl) 1988-02-16
JPS6333318A (ja) 1988-02-13
ES2006198A6 (es) 1989-04-16
DE3770714D1 (de) 1991-07-18
CA1292188C (fr) 1991-11-19
EP0254612A1 (fr) 1988-01-27
IT8721051A0 (it) 1987-06-25
FR2600532B1 (fr) 1988-08-26
FR2600532A1 (fr) 1987-12-31
ATA160287A (de) 1995-08-15
AU601987B2 (en) 1990-09-27
DE254612T1 (de) 1988-10-13
AT400805B (de) 1996-03-25
GB2191945B (en) 1990-05-30
EP0254612B1 (fr) 1991-06-12
IT1208226B (it) 1989-06-12
AU7470087A (en) 1988-01-07
BE1004871A4 (fr) 1993-02-16
GB2191945A (en) 1987-12-31
GB8714886D0 (en) 1987-07-29
US5035885A (en) 1991-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2552293B2 (ja) 自由流動性粉末状化粧料
JP2682537B2 (ja) コンパクトパウダー化粧品用ホモジナイゼーション剤
JP2786356B2 (ja) 中空マイクロスフェア含有固型パウダー形態の化粧組成物
JPH04211604A (ja) 熱可塑性合成材料の中空マイクロスフェアを含むコンパクトパウダー形体の化粧組成物
JP2000191430A (ja) コンパクトパウダ―の形態の無水の疎水性化粧品組成物
JPS61100508A (ja) 化粧料
JP2016518307A (ja) 化粧用組成物
JP2704883B2 (ja) メタケイ酸アルミン酸マグネシウム被覆粉末及びそれを用いた皮膚外用剤、消臭剤、口腔用組成物
JPH01143820A (ja) 消臭剤
JP3023688B2 (ja) 化粧料
JPH11240819A (ja) 化粧品用顔料
JPH0912429A (ja) 固形粉末化粧料
JP2001031520A (ja) 顆粒状クール化粧料
JP2007254429A (ja) 粉末状化粧料
JPH07277925A (ja) 粉体化粧料
JPH03181584A (ja) 化粧料
JP3406633B2 (ja) 泡状エアゾール化粧料
JPH09510474A (ja) パウダー化粧品組成物
JP2879911B2 (ja) ケイ酸アルミン酸マグネシウム被覆粉末
JPH09510475A (ja) パウダー化粧品組成物
JP2000026242A (ja) 毛髪化粧料
JPH05339122A (ja) 化粧料
JP2571098B2 (ja) 油性化粧料
JPH0597629A (ja) 粉末エアゾール化粧料
JPH0892028A (ja) 身体用化粧料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term