JP2549490Y2 - 天窓用複層ガラス構造 - Google Patents
天窓用複層ガラス構造Info
- Publication number
- JP2549490Y2 JP2549490Y2 JP1991007683U JP768391U JP2549490Y2 JP 2549490 Y2 JP2549490 Y2 JP 2549490Y2 JP 1991007683 U JP1991007683 U JP 1991007683U JP 768391 U JP768391 U JP 768391U JP 2549490 Y2 JP2549490 Y2 JP 2549490Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- frame
- heat
- double
- frame member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天窓用複層ガラス構造
に係り、さらに詳しくは、複層ガラスを天窓として屋根
側に取り付ける際に必要な枠材を合成樹脂材により一体
的に形成することで、作業性を向上させることができる
天窓用複層ガラス構造に関する。
に係り、さらに詳しくは、複層ガラスを天窓として屋根
側に取り付ける際に必要な枠材を合成樹脂材により一体
的に形成することで、作業性を向上させることができる
天窓用複層ガラス構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、一般住宅においては、屋根の南側
傾斜面を利用して採光面となる天窓を配設し、この天窓
を介して室内側に陽光を取り入れるようにした構造の住
宅が増えつつある。図4は、その際に採用されている代
表的な天窓構造の従来例を示すものであり、屋根面Rに
開設される開口部51を囲繞して立設された台座枠52
の上端開口面には、金属製のサッシ枠54にコーキング
材55を介して複層ガラス56を保持させてなる天窓5
3が取付け配置され、その水回りには、水切り板62や
防水シート63などを配設して、必要な雨仕舞い処理が
施されて形成されている。
傾斜面を利用して採光面となる天窓を配設し、この天窓
を介して室内側に陽光を取り入れるようにした構造の住
宅が増えつつある。図4は、その際に採用されている代
表的な天窓構造の従来例を示すものであり、屋根面Rに
開設される開口部51を囲繞して立設された台座枠52
の上端開口面には、金属製のサッシ枠54にコーキング
材55を介して複層ガラス56を保持させてなる天窓5
3が取付け配置され、その水回りには、水切り板62や
防水シート63などを配設して、必要な雨仕舞い処理が
施されて形成されている。
【0003】図5は、その際に用いられる複層ガラス5
6の従来構造の一例を示すものであり、乾燥剤58入り
のスペーサー57を介してガラス板59,59が隔置さ
れ、スペーサー57とガラス板59,59との接触面に
はブチルゴム等からなる不透湿材60を、スペーサー5
7とガラス板59,59の端面側との間に形成される空
隙部にはブチルゴム、シリコーン、チオコール等のシー
ラントからなる構造シール61をそれぞれ充填すること
でその全体が形成されている。
6の従来構造の一例を示すものであり、乾燥剤58入り
のスペーサー57を介してガラス板59,59が隔置さ
れ、スペーサー57とガラス板59,59との接触面に
はブチルゴム等からなる不透湿材60を、スペーサー5
7とガラス板59,59の端面側との間に形成される空
隙部にはブチルゴム、シリコーン、チオコール等のシー
ラントからなる構造シール61をそれぞれ充填すること
でその全体が形成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、図4に示す
天窓構造によっても屋根面に必要な採光面を確保するこ
とはもとより可能である。しかし、上記従来例としての
天窓構造は、天窓53を金属製のサッシ枠54を用いて
形成しているため、複層ガラス56を別途工程によりコ
ーキング材55を介して水密状に嵌込む作業が必要とな
るほか、天窓53を屋根面Rに開設される開口部51に
取付けるためには、この開口部51を囲繞して立設され
る台座枠52が必要となるなど、どうしても構造的に複
雑になってしまう不都合があった。
天窓構造によっても屋根面に必要な採光面を確保するこ
とはもとより可能である。しかし、上記従来例としての
天窓構造は、天窓53を金属製のサッシ枠54を用いて
形成しているため、複層ガラス56を別途工程によりコ
ーキング材55を介して水密状に嵌込む作業が必要とな
るほか、天窓53を屋根面Rに開設される開口部51に
取付けるためには、この開口部51を囲繞して立設され
る台座枠52が必要となるなど、どうしても構造的に複
雑になってしまう不都合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、従来技術の上
記課題に鑑みてなされたものであり、その一つの構成上
の特徴は、介在させたスペーサーによりガラス板相互を
隔置して形成される複層ガラスと、該複層ガラスの周縁
部に配設されて複層ガラスを保持する枠材とを有する天
窓用複層ガラス構造において、前記スペーサーには隔置
されるガラス板の各端面と接する支承部が設けられてい
て、該支承部にガラス板の各端面が接するようにスペー
サーによりガラス板相互が隔置されており、前記枠材
は、枠材の外側面に備えられて複層ガラスの外周縁部を
覆う耐熱カバー材と、枠材の内部に内蔵される補強部材
とが一体的に備えられた合成樹脂材により形成されたも
のであることにある。なお、前記耐熱カバー材と補強部
材とは、別体として形成したものを用いることができる
ほか、一体として形成したものを用いることもできる。
記課題に鑑みてなされたものであり、その一つの構成上
の特徴は、介在させたスペーサーによりガラス板相互を
隔置して形成される複層ガラスと、該複層ガラスの周縁
部に配設されて複層ガラスを保持する枠材とを有する天
窓用複層ガラス構造において、前記スペーサーには隔置
されるガラス板の各端面と接する支承部が設けられてい
て、該支承部にガラス板の各端面が接するようにスペー
サーによりガラス板相互が隔置されており、前記枠材
は、枠材の外側面に備えられて複層ガラスの外周縁部を
覆う耐熱カバー材と、枠材の内部に内蔵される補強部材
とが一体的に備えられた合成樹脂材により形成されたも
のであることにある。なお、前記耐熱カバー材と補強部
材とは、別体として形成したものを用いることができる
ほか、一体として形成したものを用いることもできる。
【0006】また、本考案の他の一つの構成上の特徴
は、介在させたスペーサーによりガラス板相互を隔置し
て形成される複層ガラスと、該複層ガラスの周縁部に配
設されて複層ガラスを保持する枠材とを有する天窓用複
層ガラス構造において、前記スペーサーには、隔置され
るガラス板の各端面と接するとともに、複層ガラスの外
周縁部を覆う耐熱カバー材と一体化された支承部が設け
られていて、該支承部にガラス板の各端面が接するよう
にスペーサーによりガラス板相互が隔置されており、前
記枠材は、前記支承部と耐熱カバー材とが一体的に備え
られた合成樹脂材により形成されてなるものであること
にある。
は、介在させたスペーサーによりガラス板相互を隔置し
て形成される複層ガラスと、該複層ガラスの周縁部に配
設されて複層ガラスを保持する枠材とを有する天窓用複
層ガラス構造において、前記スペーサーには、隔置され
るガラス板の各端面と接するとともに、複層ガラスの外
周縁部を覆う耐熱カバー材と一体化された支承部が設け
られていて、該支承部にガラス板の各端面が接するよう
にスペーサーによりガラス板相互が隔置されており、前
記枠材は、前記支承部と耐熱カバー材とが一体的に備え
られた合成樹脂材により形成されてなるものであること
にある。
【0007】
【作用】このため、複層ガラスには、枠体の成形時にス
ペーサーのズレや変形が生じることなく枠材を一体的に
形成することができ、しかも、この枠材は、耐熱カバー
材や補強部材を備える合成樹脂材により形成されている
ので、必要な耐久性を付与することができる。また、複
層ガラスに対する枠材の形成は、RIM成形や射出成形
等の樹脂成形手段を用いて行なうことができ、従来のよ
うに複層ガラスの周辺のシール作業やサッシ枠に複層ガ
ラスを嵌込むというような作業をなくすことができるほ
か、その薄型化をも達成することができ、天窓を好まし
い意匠のもとで容易に屋根面に取り付けることができ
る。
ペーサーのズレや変形が生じることなく枠材を一体的に
形成することができ、しかも、この枠材は、耐熱カバー
材や補強部材を備える合成樹脂材により形成されている
ので、必要な耐久性を付与することができる。また、複
層ガラスに対する枠材の形成は、RIM成形や射出成形
等の樹脂成形手段を用いて行なうことができ、従来のよ
うに複層ガラスの周辺のシール作業やサッシ枠に複層ガ
ラスを嵌込むというような作業をなくすことができるほ
か、その薄型化をも達成することができ、天窓を好まし
い意匠のもとで容易に屋根面に取り付けることができ
る。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。図1は、本考案に係る天窓用複層ガラス構造の一
実施例を示すものであり、その全体は、介在させたスペ
ーサー17によりガラス板12,12相互を隔置して形
成される複層ガラス11と、この複層ガラス11の周縁
部に配設されてこれをを保持する枠材25とで構成され
ている。
する。図1は、本考案に係る天窓用複層ガラス構造の一
実施例を示すものであり、その全体は、介在させたスペ
ーサー17によりガラス板12,12相互を隔置して形
成される複層ガラス11と、この複層ガラス11の周縁
部に配設されてこれをを保持する枠材25とで構成され
ている。
【0009】このうち、前記スペーサー17には、透湿
性のない例えばアルミニウムやステンレススチールなど
の金属材により乾燥剤18を収容するための中空部を有
して形成されたものを好適に用いることができる。ま
た、このスペーサー17には、隔置されるガラス板1
2,12のそれぞれの端面13との接触を可能とした支
承部20,20がその表出面21側に肩状となって設け
られており、この支承部20,20を介してガラス板1
2,12の各端面13に掛止可能に形成されている。
性のない例えばアルミニウムやステンレススチールなど
の金属材により乾燥剤18を収容するための中空部を有
して形成されたものを好適に用いることができる。ま
た、このスペーサー17には、隔置されるガラス板1
2,12のそれぞれの端面13との接触を可能とした支
承部20,20がその表出面21側に肩状となって設け
られており、この支承部20,20を介してガラス板1
2,12の各端面13に掛止可能に形成されている。
【0010】一方、前記枠材25は、複層ガラス11に
おける外側に位置するガラス板12の外面14の周縁部
を覆う耐熱カバー材27と、内蔵される補強部材28と
を一体的に備える合成樹脂材26により形成されてい
る。この場合に用いられる耐熱カバー材27は、不燃材
料であるステンレススチール、アルミニウム等の適宜の
金属材により形成されてなるものが用いられ、また、補
強部材28も複層ガラス11を確実に保持することがで
きる強度と、屋根面等の躯体側に取り付ける際の必要強
度を備える材料、例えばステンレススチール、アルミニ
ウム等の適宜の金属材により形成されたものが用いられ
る。なお、このようにして形成される枠材25は、耐熱
カバー材27、補強部材28、または耐熱カバー材27
と補強部材28とを介して釘等の止着材30を打ち込む
ことで、屋根面に確実強固に固定することができる。
おける外側に位置するガラス板12の外面14の周縁部
を覆う耐熱カバー材27と、内蔵される補強部材28と
を一体的に備える合成樹脂材26により形成されてい
る。この場合に用いられる耐熱カバー材27は、不燃材
料であるステンレススチール、アルミニウム等の適宜の
金属材により形成されてなるものが用いられ、また、補
強部材28も複層ガラス11を確実に保持することがで
きる強度と、屋根面等の躯体側に取り付ける際の必要強
度を備える材料、例えばステンレススチール、アルミニ
ウム等の適宜の金属材により形成されたものが用いられ
る。なお、このようにして形成される枠材25は、耐熱
カバー材27、補強部材28、または耐熱カバー材27
と補強部材28とを介して釘等の止着材30を打ち込む
ことで、屋根面に確実強固に固定することができる。
【0011】このような構成からなる枠材25の複層ガ
ラス11への取付けは、RIM成形や射出成形等の樹脂
成形手段を用いて行なわれる。このような樹脂成形手段
を用いる場合には、図示例のような形状の枠材25を形
成することができるキャビティを有する分割成形型(図
示せず)により複層ガラス11の端面13を含む周縁部
を覆い、キャビティ内に合成樹脂材料、またはその原料
を加圧注入することで行なわれる。この場合、前記スペ
ーサー17は、隔置されるガラス板13,13のそれぞ
れの端面12と接する支承部20を介して掛止されてい
るので、合成樹脂材料、またはその原料の加圧注入時に
あっても反りや変形が生じることはない。また、スペー
サー17とガラス板12,12との間を通ってガラス板
12,12間の空間層内へ合成樹脂材料が流入して、バ
リの発生等の発生を少なくすることができる。
ラス11への取付けは、RIM成形や射出成形等の樹脂
成形手段を用いて行なわれる。このような樹脂成形手段
を用いる場合には、図示例のような形状の枠材25を形
成することができるキャビティを有する分割成形型(図
示せず)により複層ガラス11の端面13を含む周縁部
を覆い、キャビティ内に合成樹脂材料、またはその原料
を加圧注入することで行なわれる。この場合、前記スペ
ーサー17は、隔置されるガラス板13,13のそれぞ
れの端面12と接する支承部20を介して掛止されてい
るので、合成樹脂材料、またはその原料の加圧注入時に
あっても反りや変形が生じることはない。また、スペー
サー17とガラス板12,12との間を通ってガラス板
12,12間の空間層内へ合成樹脂材料が流入して、バ
リの発生等の発生を少なくすることができる。
【0012】また、前記枠材25を構成する前記耐熱カ
バー材27と補強部材28とのそれぞれは、前記キャビ
ティ内の所定位置に予めセットされ、しかる後、キャビ
ティ内に合成樹脂材料、またはその原料が注入されるこ
とになる。この場合、キャビティ内への合成樹脂材料、
またはその原料を注入を円滑に行なうため、補強部材2
8には、注入合成樹脂材料の通過を許す通孔や切欠部を
設けておくのが望ましい。
バー材27と補強部材28とのそれぞれは、前記キャビ
ティ内の所定位置に予めセットされ、しかる後、キャビ
ティ内に合成樹脂材料、またはその原料が注入されるこ
とになる。この場合、キャビティ内への合成樹脂材料、
またはその原料を注入を円滑に行なうため、補強部材2
8には、注入合成樹脂材料の通過を許す通孔や切欠部を
設けておくのが望ましい。
【0013】図2は、図1に示す実施例の変形例を示す
ものであり、前記枠材25を構成する前記耐熱カバー材
27と補強部材28とが一体となって形成されており、
その他の構成は、図1の場合と同様である。
ものであり、前記枠材25を構成する前記耐熱カバー材
27と補強部材28とが一体となって形成されており、
その他の構成は、図1の場合と同様である。
【0014】一方、図3は、本考案の他例を示すもので
あり、介在させたスペーサー17によりガラス板12,
12相互を隔置して形成される複層ガラス11と、この
複層ガラス11の周縁部に配設されてこれを保持する枠
材25とでその全体が構成されている。このうち、前記
スペーサー17には、透湿性のない例えばアルミニウム
やステンレススチールなどの金属材により乾燥剤18を
収容するための中空部をその本体部19に有して形成さ
れたものを好適に用いることができる。
あり、介在させたスペーサー17によりガラス板12,
12相互を隔置して形成される複層ガラス11と、この
複層ガラス11の周縁部に配設されてこれを保持する枠
材25とでその全体が構成されている。このうち、前記
スペーサー17には、透湿性のない例えばアルミニウム
やステンレススチールなどの金属材により乾燥剤18を
収容するための中空部をその本体部19に有して形成さ
れたものを好適に用いることができる。
【0015】また、このスペーサー17は、ガラス板1
2,12相互間に形成される空間部16内に埋設される
本体部19と、この本体部19から内側に位置するガラ
ス板12の外面14から端面13を経て内面15へと至
る支承部22と、本体部19から外側に位置するガラス
板12の内面15から端面13へと至る支承部23とを
有し、外側に位置するガラス板12に沿わせて形成され
る支承部23の側は、複層ガラス11の外周縁部を覆う
前記耐熱カバー材27と一体となって連結され、合成樹
脂材26とともに枠材25を形成している。
2,12相互間に形成される空間部16内に埋設される
本体部19と、この本体部19から内側に位置するガラ
ス板12の外面14から端面13を経て内面15へと至
る支承部22と、本体部19から外側に位置するガラス
板12の内面15から端面13へと至る支承部23とを
有し、外側に位置するガラス板12に沿わせて形成され
る支承部23の側は、複層ガラス11の外周縁部を覆う
前記耐熱カバー材27と一体となって連結され、合成樹
脂材26とともに枠材25を形成している。
【0016】このような構成からなる枠材25の複層ガ
ラス11への取付けは、図1の場合と同様に、RIM成
形や射出成形等の樹脂成形手段を用いて行なわれる。な
お、本考案におけるガラス板12は、単板構造のものの
ほか、合せガラスやバイレイヤータイプのガラス等の構
造のものを適宜用いることができる。また、図中の符号
31は、ブチルゴム等からなる不透湿剤を示す。
ラス11への取付けは、図1の場合と同様に、RIM成
形や射出成形等の樹脂成形手段を用いて行なわれる。な
お、本考案におけるガラス板12は、単板構造のものの
ほか、合せガラスやバイレイヤータイプのガラス等の構
造のものを適宜用いることができる。また、図中の符号
31は、ブチルゴム等からなる不透湿剤を示す。
【0017】本考案は、このようにして構成されている
ので、複層ガラス11と枠材25とを一体化して形成す
ることができ、従来のようにサッシ枠を用いた工法に比
較し、作業効率を格段に向上させることができる。しか
も、スペーサー17は、少なくとも複層ガラス11の端
面13と接する支承部20(図3の例の場合には、支承
部22,23)を備えているので、RIM成形や射出成
形等の樹脂成形手段を用いて枠材25を形成するに際し
ても、スペーサー17にズレ、反りや変形が生じること
もなく、したがって、スペーサー17を介して隔置され
たガラス板12,12相互間に形成される空間部16内
への注入合成樹脂材料の流入を阻止することができる。
ので、複層ガラス11と枠材25とを一体化して形成す
ることができ、従来のようにサッシ枠を用いた工法に比
較し、作業効率を格段に向上させることができる。しか
も、スペーサー17は、少なくとも複層ガラス11の端
面13と接する支承部20(図3の例の場合には、支承
部22,23)を備えているので、RIM成形や射出成
形等の樹脂成形手段を用いて枠材25を形成するに際し
ても、スペーサー17にズレ、反りや変形が生じること
もなく、したがって、スペーサー17を介して隔置され
たガラス板12,12相互間に形成される空間部16内
への注入合成樹脂材料の流入を阻止することができる。
【0018】また、図1および図2の実施例によれば、
枠材25は、複層ガラス11の外周縁部を覆う耐熱カバ
ー材27と、内蔵される補強部材28とを一体的に備え
る合成樹脂材26により形成されているので、耐熱カバ
ー材27により枠材25における合成樹脂材26を保護
する耐火性を付与することができ、補強部材28により
耐風圧性等の剛性を付与することができる。このため、
複層ガラス11を保持させた枠材25は、耐久性に富む
構造のもとで屋根面に取り付けることができる。
枠材25は、複層ガラス11の外周縁部を覆う耐熱カバ
ー材27と、内蔵される補強部材28とを一体的に備え
る合成樹脂材26により形成されているので、耐熱カバ
ー材27により枠材25における合成樹脂材26を保護
する耐火性を付与することができ、補強部材28により
耐風圧性等の剛性を付与することができる。このため、
複層ガラス11を保持させた枠材25は、耐久性に富む
構造のもとで屋根面に取り付けることができる。
【0019】さらに、図3に示す実施例によれば、スペ
ーサー17は、本体部19と、この本体部19からガラ
ス板12,12面に沿わせて延設した支承部22,23
とを有して形成されており、しかも、一方の側の支承部
23が耐熱カバー材27の側と連結された一体構造とな
っているので、枠材25をRIM成形や射出成形等の樹
脂成形手段を用いて形成する際もその位置決めを容易に
行なうことができるほか、前記支承部22に対し図1お
よび図2の実施例における補強部材28と同等の機能を
付与することもでき、生産性に優れ、かつ、耐久性にも
富む天窓用複層ガラス構造を提供することができる。
ーサー17は、本体部19と、この本体部19からガラ
ス板12,12面に沿わせて延設した支承部22,23
とを有して形成されており、しかも、一方の側の支承部
23が耐熱カバー材27の側と連結された一体構造とな
っているので、枠材25をRIM成形や射出成形等の樹
脂成形手段を用いて形成する際もその位置決めを容易に
行なうことができるほか、前記支承部22に対し図1お
よび図2の実施例における補強部材28と同等の機能を
付与することもでき、生産性に優れ、かつ、耐久性にも
富む天窓用複層ガラス構造を提供することができる。
【0020】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、複層
ガラスへの、枠材の成形時に、スペーサーのズレや変形
を生じることなく枠材を一体的に形成することができ、
しかも、この枠材は、耐熱カバー材や補強部材を備える
合成樹脂材により形成されているので、天窓として要求
される所要の耐久性を付与することができる。また、複
層ガラスに対する枠材の形成は、RIM成形や射出成形
等の樹脂成形手段を用いて行なうことができるので、複
層ガラスの周辺のシール作業を枠材の形成と同時に行う
ことができるとともに、従来のようにサッシ枠に複層ガ
ラスを嵌込むというような作業もなくすことができるほ
か、その薄型化をも達成することができ、天窓を好まし
い意匠のもとで容易に屋根面に取付けることができる。
ガラスへの、枠材の成形時に、スペーサーのズレや変形
を生じることなく枠材を一体的に形成することができ、
しかも、この枠材は、耐熱カバー材や補強部材を備える
合成樹脂材により形成されているので、天窓として要求
される所要の耐久性を付与することができる。また、複
層ガラスに対する枠材の形成は、RIM成形や射出成形
等の樹脂成形手段を用いて行なうことができるので、複
層ガラスの周辺のシール作業を枠材の形成と同時に行う
ことができるとともに、従来のようにサッシ枠に複層ガ
ラスを嵌込むというような作業もなくすことができるほ
か、その薄型化をも達成することができ、天窓を好まし
い意匠のもとで容易に屋根面に取付けることができる。
【図1】本考案の一実施例を示す要部断面図である。
【図2】図1に示す実施例の変形例を示す要部断面図で
ある。
ある。
【図3】本考案の他例を示す要部断面図である。
【図4】屋根面に対する天窓の取付け構造の従来例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】図4において天窓を形成する際に用いられてい
る複層ガラスの構造例を示す要部断面図である。
る複層ガラスの構造例を示す要部断面図である。
11 複層ガラス 12 ガラス板 13 端面 14 外面 15 内面 16 空間部 17 スペーサー 18 乾燥剤 19 本体部 20 支承部 21 表出面 22 支承部 23 支承部 25 枠材 26 合成樹脂材 27 耐熱カバー材 28 補強部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−96418(JP,U) 実開 昭54−55143(JP,U) 特公 昭49−44742(JP,Y1)
Claims (4)
- 【請求項1】介在させたスペーサーによりガラス板相互
を隔置して形成される複層ガラスと、該複層ガラスの周
縁部に配設されて複層ガラスを保持する枠材とを有する
天窓用複層ガラス構造において、前記スペーサーには隔
置されるガラス板の各端面と接する支承部が設けられて
いて、該支承部にガラス板の各端面が接するようにスペ
ーサーによりガラス板相互が隔置されており、前記枠材
は、枠材の外側面に備えられて複層ガラスの外周縁部を
覆う耐熱カバー材と、枠材の内部に内蔵される補強部材
とが一体的に備えられた合成樹脂材により形成されたも
のであることを特徴とする天窓用複層ガラス構造。 - 【請求項2】前記耐熱カバー材と補強部材とが、前記枠
材に各別に備えられていることを特徴とする請求項1記
載の天窓用複層ガラス構造。 - 【請求項3】前記耐熱カバー材と補強部材とが、一体に
形成されて前記枠材に備えられていることを特徴とする
請求項1記載の天窓用複層ガラス構造。 - 【請求項4】介在させたスペーサーによりガラス板相互
を隔置して形成される複層ガラスと、該複層ガラスの周
縁部に配設されて複層ガラスを保持する枠材とを有する
天窓用複層ガラス構造において、前記スペーサーには、
隔置されるガラス板の各端面と接するとともに、複層ガ
ラスの外周縁部を覆う耐熱カバー材と一体化された支承
部が設けられていて、該支承部にガラス板の各端面が接
するようにスペーサーによりガラス板相互が隔置されて
おり、前記枠材は、前記支承部と耐熱カバー材とが一体
的に備えられた合成樹脂材により形成されてなるもので
あることを特徴とする天窓用複層ガラス構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991007683U JP2549490Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 天窓用複層ガラス構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991007683U JP2549490Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 天窓用複層ガラス構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04101426U JPH04101426U (ja) | 1992-09-02 |
| JP2549490Y2 true JP2549490Y2 (ja) | 1997-09-30 |
Family
ID=31739641
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991007683U Expired - Lifetime JP2549490Y2 (ja) | 1991-01-29 | 1991-01-29 | 天窓用複層ガラス構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2549490Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6315564B2 (ja) * | 2014-04-02 | 2018-04-25 | Ykk Ap株式会社 | 障子および建具 |
| JP6938148B2 (ja) * | 2016-12-22 | 2021-09-22 | 株式会社Lixil | 建具 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5228570B2 (ja) * | 1972-09-01 | 1977-07-27 | ||
| JPS52129666A (en) * | 1976-04-23 | 1977-10-31 | Toho Rayon Kk | Method of removing nitrogen oxides from exhaust gases |
| JPS60180156A (ja) * | 1984-02-28 | 1985-09-13 | Agency Of Ind Science & Technol | 半導体立体回路素子の製造方法 |
-
1991
- 1991-01-29 JP JP1991007683U patent/JP2549490Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04101426U (ja) | 1992-09-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US9016009B2 (en) | Pane module for use in a window | |
| JP4546575B2 (ja) | 窓ガラス取付け要素 | |
| EP3342972B1 (en) | A window having a sash and an improved connection to the hinge | |
| CN103470148B (zh) | 制造窗格组件的方法和包括这种窗格组件的窗户 | |
| US20040159057A1 (en) | Window sash frame with hinged components | |
| US4570394A (en) | Ventilating skylight | |
| WO1984001798A1 (en) | Window unit | |
| US9453363B2 (en) | Method for making a pane module and a window comprising such a pane module | |
| EP3971363B1 (en) | A roof window with an improved pane element, and a method of manufacturing a roof window | |
| EP0163374A1 (en) | A double-glazed window | |
| JP2008528828A (ja) | ガラス窓を外壁構造に固定するための装置および方法 | |
| JP4312441B2 (ja) | 改装サッシ | |
| EP2394012B1 (en) | A method of making a window frame unit with a pane | |
| JPH04101426U (ja) | 天窓用複層ガラス構造 | |
| JPH07279544A (ja) | 構造シリコーン構法用複層ガラス | |
| JP5133480B2 (ja) | 改装サッシ | |
| KR101172413B1 (ko) | 창호 | |
| CN223482132U (zh) | 一种嵌入式遮阳采光顶 | |
| CN101395334B (zh) | 由多层玻璃窗和剖面组成的组件及用于这种玻璃窗的剖面 | |
| JPS6328303Y2 (ja) | ||
| JP3048836B2 (ja) | カーテンウォール用パネルユニット | |
| JP2589144Y2 (ja) | 複層ガラス用アタッチメント及び複層ガラス構造 | |
| JPH0729155Y2 (ja) | 複層ガラスの支持構造 | |
| JPH043115Y2 (ja) | ||
| JPH0710370U (ja) | サッシ障子構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970506 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |