JP2548238Y2 - 石抜選穀機における穀粒投入用ホッパーの穀粒供給構造 - Google Patents

石抜選穀機における穀粒投入用ホッパーの穀粒供給構造

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JP2548238Y2
JP2548238Y2 JP1989071344U JP7134489U JP2548238Y2 JP 2548238 Y2 JP2548238 Y2 JP 2548238Y2 JP 1989071344 U JP1989071344 U JP 1989071344U JP 7134489 U JP7134489 U JP 7134489U JP 2548238 Y2 JP2548238 Y2 JP 2548238Y2
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grains
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拓 石田
時夫 内田
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タイワ農機 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、石抜選穀機における多孔選穀板上に適量の
穀粒を供給するための穀粒投入用ホッパーの供給構造に
関する。
〔従来の技術〕
従来この種の供給構造は、第6図及び第7図に示すよ
うに、ホッパーの下部に開口する供給口に、平らな板状
体のシャッター31を摺動可能に取付け、操作杆32をもっ
て該シャッター31を摺動させて供給口の開口度合いを調
節し、供給口の下方に配置した多孔選穀板33上に適量の
穀粒を落下するようになっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところで、平らな板状体のシャッター31を供給口に設
けたので、第8図に示すように、供給口34から落下する
穀粒Rは、供給口34の略直下である多孔選穀板33の略中
央部分にかたまって厚く堆積し、多孔選穀板の左右部分
では穀粒が散らばって薄く堆積した状態となる。従っ
て、左右部分の穀粒に対しては、下方から風も吹き抜け
易く、揺動によって穀粒に混入する小石が都合よく分離
し易くなるが、中央部分に厚く重なって堆積している穀
粒に対しては、下方からの風の通りが悪く、揺動によっ
て小石が容易に分離されず、下方まで移動してから穀粒
が左右に広く分散して薄くなり、小石がようやく分離さ
れて押し上げられることになる。
しかしながら、供給口から落下する供給量を多くした
場合には、多孔選穀板上の略中央部分に堆積する穀粒が
更に厚くなっているため、下方の穀粒の排出口近傍に至
っても穀粒が薄く分散されず、小石は穀粒に混入したま
ま穀粒と一緒に排出されてしまうという問題点があっ
た。
そこで本考案は前記事情に基づいてなされたものであ
り、多孔選穀板上に落下する穀粒が速かに均一な状態で
分散し、穀粒に混入する小石の分離を迅速且つ確実に行
なわれ、効率が良く精度の高い選別性能を充分に発揮で
きる石抜選穀機における穀粒投入用ホッパーの穀粒供給
構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案は、一方の石抜側を
高く他方の穀物排出側を低く傾斜した多孔選穀板を、外
箱体内部に揺動可能に支持し、多孔選穀板に対して下方
から上方へ吹き抜ける風を送るファンを配すると共に、
多孔選穀板の上方に穀粒投入用ホッパーを設け、該ホッ
パーの下部に、多孔選穀板に対して穀粒を供給する供給
口を開口し、その供給口に配設する調節用のシャッター
を、多孔選穀板の傾斜方向に沿っている中央線条部を高
くすると共に該傾斜方向に沿うように傾斜させ且つ中央
線条部で画する左右へ裾広がり状の斜面片を有する山形
形状に形成したことを特徴とする。
〔作用〕
ホッパーの供給口から流出する穀粒は、山形形状をな
すシャッターの傾斜している中央線条部及び両斜面板に
当たり、多孔選穀板上において中央部ならびに左右方向
に放射状に分散した状態で供給されるので、全体に逸早
く広がって薄く均一な布状態となる(第5図参照)。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら具
体的に説明する。
第1図は本考案における穀粒投入用ホッパーの供給構
造を取付けた石抜選穀機の一例を示すものである。第1
図において符号1で示すのは、外箱体であり、この外箱
体1内に、一方の石抜側を高く他方の穀物排出側を低く
傾斜した多孔選穀板2を、ロッド3,4によって揺動可能
に支持している。多孔選穀板2の下方には、多孔選穀板
2に対して風が吹き抜けるファン5が配設してある。そ
して多孔選穀板2は偏心軸6から突出するクランク7に
取付片8を介して連結しており、偏心軸プーリ9と前記
ファン5の回転軸プーリ10に掛けわたしたベルト11をモ
ータ12に連結し、モータ12の駆動によってファン5が回
転すると同時に多孔選穀板2が斜め上下に往復揺動する
ようになっている。
次に、本考案の穀粒投入用ホッパーの供給構造につい
て第1図乃至第4図を参照しながら具体的に説明する。
穀粒投入用ホッパー13は、多孔選穀板2の上方位置に
配設してあり、該ホッパー13の下部に多孔選穀板2に対
して穀粒を供給する供給口14が開口している。この供給
口14にはシャッター15が設けてある。該シャッター15は
多孔選穀板2の傾斜方向に沿った中央線条部15Aを高く
すると共に該傾斜方向に沿うように傾いており、この中
央線条部15Aで画する左右へ裾広がり状に傾斜する斜面
片15B,15Bを有する山形形状となっている(第2図及び
第3図参照)。このシャッター15は状の取付片16に並
列状態で結合しており、この取付片16は上面に設けた長
孔17に挿通するビス18とビスに巻装したスプリング19に
よって、ホッパー13の下面に摺動可能に取付けてあり、
この摺動操作によって供給口14の供給量を調節できるよ
うになっている(第4図参照)。この摺動操作を行なう
ための操作杆20は、取付片16に固着して外箱体1の外部
に延在している。
尚、図中において符号21は、石抜側の小石集積部に回
動可能に取付けた小石排出用ゲートである。
〔考案の効果〕
本考案は、以上構成されるので、次に記載するような
効果を奏する。
すなわち、ホッパーの供給口に設けた山形形状のシャ
ッターによって供給口から流出する穀粒は、シャッター
の傾斜する中央線条部及両斜面片に当たり、多孔選穀板
上に落下する時点において、多孔選穀板の中央部ならび
に左右方向へ放射状に分散した状態で供給されるので、
多孔選穀板による斜め上下方向への揺動によって多孔選
穀板上の全体に逸早く広がって薄く均一な分布状態とな
って流動することになり、従って穀粒に混入する小石の
分離が迅速且つ確実に行なわれ、効率が良く精度の高い
選別性能を有効に発揮できるものである。よって、多孔
選穀板上に供給する穀粒の供給量を多くても、小石が穀
粒に混入したまま穀粒と一緒に排出されることがなくな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における穀粒投入用のホッパーの穀粒供
給構造を設けた石抜選穀機の縦断面図、第2図は本考案
の要部を透視して示す斜視図、第3図はそのシャッター
を示す斜視図、第4図は本考案の要部の縦断面図、第5
図は使用状態を示す断面図、第6図は従来例を透視して
示す斜視図、第7図はそのシャッターを示す斜視図、第
8図は従来例の使用状態を示す断面図である。 1…外箱体、2…多孔選穀板、5…ファン、13…穀粒投
入用ホッパー、14…供給口、15…シャッター、15A…中
央線条部、15B,15B…斜面片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外箱体(1)内に、一方の石抜側を高く他
    方の穀物排出側を低く傾斜して多孔選穀板(2)を揺動
    可能に支持し、多孔選穀板(2)の上方に穀粒投入用ホ
    ッパー(13)を設けると共に、多孔選穀板(2)に対し
    て下方から上方へ風が吹き抜けるファン(5)を備え、
    穀粒と穀粒に混入する小石とを選別する石抜選穀機であ
    って、前記ホッパー(13)の下部に多孔選穀板(2)に
    対して穀粒を供給する供給口(14)を開口し、その供給
    口(14)に配設するシャッター(15)を、多孔選穀板
    (2)の傾斜方向に沿っている中央線条部(15A)を高
    くすると共に該傾斜方向に沿うように傾斜させ且つ中央
    線条部(15A)で画する左右に斜面片(15B,15B)を有す
    る山形形状に形成し、供給口(14)から穀粒を多孔選穀
    板(2)上に放射状に分散して供給するようにしたこと
    を特徴とする石抜選穀機における穀粒投入用ホッパーの
    穀粒供給構造
JP1989071344U 1989-06-19 1989-06-19 石抜選穀機における穀粒投入用ホッパーの穀粒供給構造 Expired - Lifetime JP2548238Y2 (ja)

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JPS5813977Y2 (ja) * 1978-07-27 1983-03-18 株式会社 サタケ 石抜選別機の給穀装置
JPS6416541U (ja) * 1987-07-21 1989-01-27

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