JP2547117Y2 - 建設機械の操縦装置 - Google Patents

建設機械の操縦装置

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JP2547117Y2 JP6631792U JP6631792U JP2547117Y2 JP 2547117 Y2 JP2547117 Y2 JP 2547117Y2 JP 6631792 U JP6631792 U JP 6631792U JP 6631792 U JP6631792 U JP 6631792U JP 2547117 Y2 JP2547117 Y2 JP 2547117Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、油圧ショベルなど建設
機械,作業車両の運転席付近に装備されている作業用の
操縦装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来技術の操縦装置をそなえた
油圧ショベル(図示しない)の運転室1の一部切欠き側
面図である。従来技術の操縦装置の構成としては、作業
機用操作レバー2をそなえたコントロールボックス3を
運転席4付近に設け、また運転席(4)シートの下側に
おける台枠5に左右方向の水平軸6を設けその水平軸6
を中心として前後方向に回動可能にコントロールボック
ス3を取付け、そのコントロールボックス3に対してリ
ミットスイツチ7を配設し、コントロールボックス3を
後方端位置イにはね上げ傾倒させたとき上記リミットス
イッチ7の作用により操作レバー2を操作不能状態にレ
バーロックするようにしている。
【0003】図8は、図7における操作レバー2のレバ
ーロック機能を示す回路図である。運転者がキースイッ
チ9を投入したままで運転席(4)より降車を行うとき
には、コントロールボックス(3)を後方端位置(イ)
にはね上げ傾倒させる。リミットスイッチ7がオフ作動
するので、電磁切換弁10のソレノイド11は非通電と
なり、電磁切換弁10は開通油路位置ロよりタンク連通
油路位置ハに切換わる。パイロットポンプ12からのパ
イロット圧は電磁切換弁10のハ位置で遮断され、油圧
リモコン弁13に作用しないので、作業機用操作レバー
2の操作を不能にレバーロックすることができる。した
がってこの場合に過って操作レバー2に触れても、油圧
ショベルの作業機が動き出さないので安全である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図7に示す従来技術の
操縦装置では、コントロールボックスを後方端位置には
ね上げ傾倒させたとき、リミットスイッチがオフ作動し
て、操作レバーを操作不能状態にレバーロックするよう
にしている。そのため、油圧ショベルの作業運転中に運
転者が図面,書類などを一寸見て確認するとき前傾状態
のコントロールボックスの操作レバーに接触するおそれ
があり、安全上万全であるとは云えなかった。また従来
技術の他実施例として、図示しないがコントロールボッ
クスの側部に降車遮断レバーを設け、その降車遮断レバ
ーの操作によりコントロールボックスの作業用操作レバ
ーをレバーロックするようにした操縦装置もあるが、降
車遮断レバーと、コントロールボックスの傾倒操作をそ
れぞれ別個に行わなければならないので、その操作がわ
ずらわしく不便であった。本考案は上記の問題点を解決
し、コントロールボックスの側部に一本のレバーを設
け、そのレバーにより作業用操作レバーのレバーロック
操作と、コントロールボックスのはね上げ操作を別々に
行うことができる操縦装置を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の操縦装置では、
コントロールボックスの前部側面側に運転者の降車を阻
止可能なレバーを前後方向に回動可能に設け、そのレバ
ーの基端部にリミットスイッチ当接板を固定して設け、
そのリミットスイッチ当接板には、レバーを前方下端位
置に操作したときにのみリミツトスイッチの接触子が当
接するように設定し、またコントロールボックスの下部
にフックをそなえたフックブラケットを前後方向に回動
可能に設け、そのフックブラケットとリミットスイッチ
当接板の一端との間にロッドを介設し、かつ上記フック
ブラケットに長穴を形成してその長穴に対し上記ロッド
の後端部ピンを摺動移動できるようにし、レバーを前方
下端位置から後方中間位置に回動操作したときには、フ
ックが台枠側に固設したフック係合ピンと係合状態のま
まで、ロッドの後端部ピンが上記長穴の後端から前端に
移動するとともに、リミットスイッチの接触子がリミッ
トスイッチ当接板と非接触状態となり、さらにレバーを
上端位置に回動操作したときには、上記フックブラケッ
トのフックがフック係合ピンから離脱すると同時に、コ
ントロールボックスを後方端へはね上げ傾倒せしめるよ
うに構成した。また後方端へはね上げ傾倒せしめている
コントロールボックスのレバーを上端位置より前方中間
位置に操作したときには、フックが台枠側に固設したフ
ック係合ピンと離脱状態のままで、ロッドの後端部ピン
が上記長穴の前端から後端に移動するとともにリミット
スイッチの接触子がリミットスイッチ当接板と非接触状
態を維持し、さらにレバーを前方下端位置に回動操作し
たときには、上記フックブラケットのフックがフック係
合ピンに係合し、コントロールボックスを前方端に傾倒
せしめると同時に、リミットスイッチの接触子がリミッ
トスイッチ当接板と接触するように構成した。またフッ
クブラケット取付部付近のコントロールボックスのプレ
ートにばねで付勢せしめて取付けた引掛け部を設け、フ
ックブラケットのフックが台枠側に固定したフック係合
ピンに係合しているときには、上記引掛け部がフックの
背部に位置して上記係合の維持を確実に行うようにし、
またフックブラケットのフックが台枠側に固定したフッ
ク係合ピンに対し離脱しているときには、上記引掛け部
がフックの肩部に位置して上記離脱の維持を確実に行う
ようにし、上記フックがフック係合ピンに対して係合作
動を行うとき、フック係合ピン側に固設したバー部材に
て上記引掛け部を押すことにより、上記ばねのばね力に
抗して引掛け部を、フックの肩部から背部に移動させる
ように構成した。
【0006】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本考案の操縦装置を示す一部切欠
き側面図である。図2は、図1のA部詳細図である。図
3は、図1のBより見た要部正面図である。図4は、図
2におけるレバー14をb位置に操作したときの状態を
示す切欠き要部側面図である。図5は、図4におけるレ
バー14をc位置に操作したときの状態を示す切欠き要
部側面図である。図6は、本考案の操縦装置におけるコ
ントロールボックス15を後方端位置にはね上げ傾倒さ
せた状態を示す一部切欠き側面図である。
【0007】次に、本考案の操縦装置の構成を図1〜図
6について述べる。本考案の操縦装置は、作業機用操作
レバー16をそなえたコントロールボックス15を運転
席17付近に設け、また運転席(17)シートの下側に
おける台枠18に左右方向の水平軸19を設け、その水
平軸19を中心として前後方向に回動可能にコントロー
ルボックス15を取付け、そのコントロールボックス1
5に対してリミットスイッチ20を配設し、コントロー
ルボックス15を後方側に傾倒させたとき上記リミット
スイッチ20の作用により操作レバー16を操作不能状
態にレバーロックするようにした操縦装置であって、コ
ントロールボックス15の前部側面側に運転者の降車を
阻止可能なレバー14を前後方向に回動可能に設け、そ
のレバー14の基端部にリミットスイッチ当接板21を
固定して設け、そのリミツトスイッチ当接板21には、
レバー14を前方下端位置aに操作したときにのみリミ
ットスイッチ20の接触子22が当接するように設定
し、またコントロールボックス15の下部にフック23
をそなえたフックブラケット24を前後方向に回動可能
に設け、そのフックブラケット24とリミツトスイッチ
当接板21の一端との間にロッド25を介設し、かつ上
記フックブラケット24に長穴26を形成してその長穴
26に対し上記ロッド25の後端部ピン27を摺動移動
できるようにし、レバー14を前方下端位置aから後方
中間位置bに回動操作したときには、フック23が台枠
(18)側に固設したフック係合ピン28と係合状態の
ままで、ロッド25の後端部ピン27が上記長穴26の
後端から前端に移動するとともに、リミットスイッチ2
0の接触子22がリミットスイッチ当接板21と非接触
状態となり、さらにレバー14を上端位置Cに回動操作
したときには、上記フックブラケット24のフック23
がフック係合ピン28から離脱すると同時に、コントロ
ールボックス15を後方端へはね上げ傾倒せしめるよう
に構成した。なおこのはね上げ傾倒の動力源としては、
挑発部材であるたとえばガススプリング29を用いてい
る。
【0008】また本考案では、後方端へはね上げ傾倒せ
しめているコントロールボックス15のレバー14を上
端位置Cより前方中間位置bに操作したときには、フッ
ク23が台枠(18)側に固設したフック係合ピン28
と離脱状態のままで、ロッド25の後端部ピン27が上
記長穴26の前端から後端に移動するとともにリミット
スイッチ20の接触子22がリミツトスイツチ当接板2
1と非接触状態を維持し、さらにレバー14を前方下端
位置aに回動操作したときには、上記フックブラケット
24のフック23がフック係合ピン28に係合し、コン
トロールボックス15を前方側に傾倒せしめると同時
に、リミットスイッチ20の接触子22がリミットスイ
ッチ当接板21と接触するように構成した。
【0009】また本考案では、フックブラケット(2
4)取付部付近のコントロールボックス15のプレート
30にばね31で付勢せしめて取付けた引掛け部32を
設け、フックブラケット24のフック23が台枠(1
8)側に固定したフック係合ピン28に係合していると
きには、上記引掛け部32がフック23の背部ニに位置
して上記係合の維持を確実に行うようにし、またフック
ブラケット24のフック23が台枠(18)側に固定し
たフック係合ピン28に対し離脱しているときには、上
記引掛け部32がフック23の肩部ホに位置して上記離
脱の維持を確実に行うようにし、上記フック23がフッ
ク係合ピン28に対して係合作動を行うとき、フック係
合ピン(28)側に固設したバー部材(ボルト部材など
でもよい)33にて上記引掛け部32を押すことによ
り、上記ばね31のばね力に抗して引掛け部32を、フ
ック23の肩部ホからは背部ニに移動させるように構成
した。
【0010】次に、本考案の操縦装置の作用について述
べる。運転者が作業操作を行う第1の場合には、図1に
示すようにコントロールボックス15を前方端に傾倒固
定し、かつ運転者が操作中に運転席17から降車できな
いようにレバー14を前方下端位置aにして、操作レバ
ー16の操作を行う。この場合にはリミットスイッチ2
0の接触子22がレバー(14)基端部のリミットスイ
ッチ当接板21に当接しているので、リミットスイッチ
20がオン状態となっている。したがって図示しない電
気回路は通電状態であり、操作レバー16を操作すると
油圧ショベルの作業機を移動させることができる。また
上記リミットスイッチ当接板21に連結したロッド25
の後端部ピン27は、図2に示すようにフックブラケッ
ト24の長穴26の後端位置にある。フックブラケット
24のフック23は台枠(18)側に固定したフック係
合ピン28に係合し、かつ引掛け部32がばね31のば
ね力によってフック23の背部ニを押圧しているので、
フック23のフック係合ピン28に対する係合が確実に
行われ、コントロールボックス15が後方へ傾倒をおこ
すことはない。
【0011】次に第2の場合として、運転者が油圧ショ
ベルのエンジン(図示しない)を作動させた状態で、操
作レバー16だけを操作不能にレバーロックしたいとき
には、レバー14を前方下端位置aより上方へ回動させ
て、図1に示す後方中間位置bにいたる前の範囲内に操
作する。図4に示すようにフック23が台枠(18)側
に固設したフック係合ピン28と係合状態のままで、ロ
ッド25の後端部ピン27が上記長穴26の後端から前
端に移動するとともに、リミットスイッチ20の接触子
22がリミットスイッチ当接板21と非接触状態とな
る。したがってコントロールボックス15を後方へ傾倒
させることなく、操作レバー16だけを操作不能にレバ
ーロックすることができる。
【0012】次に第3の場合として、運転者が油圧ショ
ベルのエンジンを作動させた状態のまま降車を行いたい
ときには、レバー14を後方中間位置bに回動させた時
点にそのレバー14をさらに上端位置cに回動操作す
る。図5に示すようにリミットスイッチ20はオフ状態
であるが、ロッド25がリミットスイッチ当接板21を
介して前方へ引張られるので、フックブラケット24の
支点ピン34を中心として回動し、フック23がフック
係合ピン28から離脱する。それと同時に引掛け部32
がその支点ピン35を中心として回動するので、引掛け
部32はフック23の背部ニから肩部ホに移動し、フッ
ク23の離脱状態を保持する。上記フック23の離脱に
より、ガススプリング29が伸長作動する。それにより
コントロールボックス15が水平軸19を中心として傾
動し、図6に示すように後方端位置に傾倒する。レバー
14が運転者の降車を防げることはなくなり、また過っ
て操作レバー16に触れても油圧ショベルが動き出さな
いので安全である。
【0013】次に第4の場合として、後方端位置に傾倒
させているコントロールボックス15を前方端位置へ戻
すときには、図6におけるレバー14を上端位置Cより
中間位置dへ前傾させる。ロッド25がリミットスイッ
チ当接板21を介して後方へ押されるので、ロッド25
の後端部ピン27が長穴26の前端から後端に移動す
る。この状態ではリミットスイッチ20がオフ状態であ
るとともに、フック23の離脱状態は保持されている。
上記レバー14のd位置を維持してレバー14を下方に
下げると、コントロールボックス15が前方端位置に回
動降下する。そこで最後に、レバー14をd位置より前
方下端位置aに回動操作する。それによりフック23が
フック係合ピン28に係合すると同時に、バー部材33
にて引掛け部32を押すので、その引掛け部32はフッ
ク23の肩部ホから背部ニに移動する。また同時にリミ
ットスイッチ当接板21がリミットスイッチ20の接触
子22に当接するので、リミットスイッチ20がオン状
態となり、操作レバー16は操作可能となる。また引掛
け部32がばね31のばね力によってフック23の背部
ニを押圧しているので、フック23のフック係合ピン2
8に対する係合が確実に行われ、コントロールボックス
15を前方端位置に固定することができる。
【0014】
【考案の効果】従来技術の操縦装置では、エンジンを作
動させしかもコントロールボックスを操作時傾倒位置状
態にして、作業機用操作レバーだけを操作不能にレバー
ロックすることはできなかった。またコントロールボッ
クスに降車遮断レバーをそなえた操縦装置もあるが、降
車遮断レバーとコントロールボックスの傾倒操作をそれ
ぞれ別個に行わなければならないので、その操作がわず
らわしく不便であった。しかし本考案の操縦装置では、
コントロールボックスの前部側面側に運転者の降車を阻
止可能な一本のレバーを設け、そのレバーの基端部にリ
ミットスイッチ当接板を固定して設け、そのリミットス
イッチ当接板には、レバーを前方下端位置に操作したと
きにのみリミットスイッチの接触子が当接するように設
定し、またコントロールボックスの下部にフックをそな
えたフックブラケットを前後方向に回動可能に設け、そ
のフックブラケットとリミットスイッチ当接板の一端と
の間にロッドを介設し、かつ上記フックブラケットに長
穴を形成してその長穴に対し上記ロッドの後端部ピンを
摺動移動できるようにした。そこで油圧ショベルのエン
ジン作動時に運転者が図面などを一寸確認するとき作業
機用操作レバーだけをレバーロックしたいときには、レ
バーを前方下端位置から後方中間位置の範囲内に回動操
作する。この範囲内の操作をしたときにはロッドの後端
部ピンが上記長穴の後端ー前端間を移動するのでいわゆ
る遊びの回動操作範囲ではあるが、リミットスイッチは
オフ状態となる。したがってコントロールボックスを操
作時傾倒位置状態のままにして、作業機用操作レバーだ
けを操作不能にレバーロックすることができる。次にコ
ントロールボックスをはね上げ傾倒させたいときには、
レバーを上端位置に回動操作する。フックブラケットの
フックがフック係合ピンから離脱すると同時に、コント
ロールボックスはガススプリングの挑揆力により後方端
側に傾倒される。上記のように本考案の操縦装置では、
一本のレバーを操作して、作業用操作レバーのレバーロ
ック操作と、コントロールボックスのはね上げ操作(元
の作業状態に戻す操作も含む)を別々に行うことができ
るので、操縦装置の操作が便利で、しかもワンタッチで
迅速に行うことができる。
【0015】また本考案の操縦装置では、フックブラケ
ット取付部付近のコントロールボックスのプレートにば
ねで付勢せしめて取付けた引掛け部を設け、フックがフ
ック係合ピンに対して係合作動を行うとき、フック係合
ピン側に固設したバー部材にて上記引掛け部を押すこと
により、上記ばねのばね力に杭して引掛け部を、フック
の肩部から背部に移動させるようにした。したがってフ
ックがフック係合ピンに係合しているときには、上記引
掛け部がフックの背部に位置して上記係合の維持を確実
にし、またフックがフック係合ピンに対し離脱している
ときには、上記引掛け部がフックの肩部に位置して上記
離脱の維持を確実に行うので、安全性を全うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の操縦装置を示す一部切欠き側面図であ
る。
【図2】図1のA部詳細図である。
【図3】図1のBより見た要部正面図である。
【図4】図2におけるレバーをb位置に操作したときの
状態を示す切欠き要部側面図である。
【図5】図4におけるレバーをc位置に操作したときの
状態を示す切欠き要部側面図である。
【図6】図1におけるコントロールボックスを後方端位
置にはね上げ傾倒させた状態を示す一部切欠き側面図で
ある。
【図7】従来技術の操縦装置をそなえた運転室の一部切
欠き側面図である。
【図8】図7における操作レバーのレバーロック機能を
示す回路図である。
【符号の説明】
2,16 操作レバー 3,15 コントロールボックス 6,19 水平軸 7,20 リミットスイッチ 14 レバー 21 リミットスイッチ当接板 23 フック 24 フックブラケット 25 ロッド 26 長穴 27 後端部ピン 28 フック係合ピン 31 ばね 32 引掛け部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機用操作レバーをそなえたコントロ
    ールボックスを運転席付近に設け、また運転席シートの
    下側における台枠に左右方向の水平軸を設けその水平軸
    を中心として前後方向に回動可能にコントロールボック
    スを取付け、そのコントロールボックスに対してリミッ
    トスイッチを配設し、コントロールボックスを後方側に
    転倒させたとき上記リミットスイッチの作用により操作
    レバーを操作不能状態にレバーロックするようにした操
    縦装置であって、コントロールボックスの前部側面側に
    運転者の降車を阻止可能なレバーを前後方向に回動可能
    に設け、そのレバーの基端部にリミットスイッチ当接板
    を固定して設け、そのリミットスイッチ当接板には、レ
    バーを前方下端位置に操作したときにのみリミットスイ
    ッチの接触子が当接するように設定し、またコントロー
    ルボックスの下部にフックをそなえたフックブラケット
    を前後方向に回動可能に設け、そのフックブラケットと
    リミットスイッチ当接板の一端との間にロッドを介設
    し、かつ上記フックブラケットに長穴を形成してその長
    穴に対し上記ロッドの後端部ピンを摺動移動できるよう
    にし、レバーを前方下端位置から後方中間位置に回動操
    作したときには、フックが台枠側に固設したフック係合
    ピンと係合状態のままで、ロッドの後端部ピンが上記長
    穴の後端から前端に移動するとともに、リミットスイッ
    チの接触子がリミットスイッチ当接板と非接触状態とな
    り、さらにレバーを上端位置に回動操作したときには、
    上記フックブラケットのフックがフック係合ピンから離
    脱すると同時に、コントロールボックスを後方端へはね
    上げ傾倒せしめるように構成したことを特徴とする建設
    機械の操縦装置。
  2. 【請求項2】 実用新案登録請求の範囲請求項1の建設
    機械の操縦装置において、後方端へはね上げ傾倒せしめ
    ているコントロールボックスのレバーを上端位置より前
    方中間位置に操作したときには、フックが台枠側に固設
    したフック係合ピンと離脱状態のままで、ロッドの後端
    部ピンが上記長穴の前端から後端に移動するとともにリ
    ミットスイッチの接触子がリミツトスイッチ当接板と非
    接触状態を維持し、さらにレバーを前方下端位置に回動
    操作したときには、上記フックブラケットのフックがフ
    ック係合ピンに係合し、コントロールボックスを前方端
    に傾倒せしめると同時に、リミットスイッチの接触子が
    リミツトスイッチ当接板と接触するように構成したこと
    を特徴とする建設機械の操縦装置。
  3. 【請求項3】 実用新案登録請求の範囲請求項1又は請
    求項2の建設機械の操縦装置において、フックブラケッ
    ト取付部付近のコントロールボックスのプレートにばね
    で付勢せしめて取付けた引掛け部を設け、フックブラケ
    ットのフックが台枠側に固定したフック係合ピンに係合
    しているときには、上記引掛け部がフックの背部に位置
    して上記係合の維持を確実に行うようにし、またフック
    ブラケットのフックが台枠側に固定したフック係合ピン
    に対し離脱しているときには、上記引掛け部がフックの
    肩部に位置して上記離脱の維持を確実に行うようにし、
    上記フックがフック係合ピンに対して係合作動を行うと
    き、フック係合ピン側に固設したバー部材にて上記引掛
    け部を押すことにより、上記ばねのばね力に抗して引掛
    け部を、フックの肩部から背部に移動させるように構成
    したことを特徴とする建設機械の操縦装置。
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