JP2537632B2 - 給油所 - Google Patents

給油所

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JP2537632B2
JP2537632B2 JP62202667A JP20266787A JP2537632B2 JP 2537632 B2 JP2537632 B2 JP 2537632B2 JP 62202667 A JP62202667 A JP 62202667A JP 20266787 A JP20266787 A JP 20266787A JP 2537632 B2 JP2537632 B2 JP 2537632B2
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oil
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water
area
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昭司 河合
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車等にガソリン等を給油する給油所に
関する。
〔従来の技術〕 かかる給油所は、ガソリン給油機を設置して、これに
より自動車にガソリンを給油しているが、ガソリン給油
機にガソリンを供給する手段としては給油所内の地下に
貯油タンクを埋設し、この貯油タンクをガソリン給油機
に連結している。そして、貯油タンクへの注油は注油口
を地上に開口して、該注油口を介してタンクローリーか
らガソリンを貯油タンクに供給する。
ところで、この貯油タンクへの注油は、タンクローリ
ーのタンクと地下タンクの注油口とを注油の都度、ホー
スで連結してこれを行うものであり、このため、地下タ
ンク側の注油口とタンクローリーに接続してあるホース
のカップリングとの結脱時や、タンクローリーのタンク
の底部に設けた底弁カップリングとホースカップリング
との結脱時などに、結脱操作を誤るなどすると、ホース
内あるいはタンクローリーのタンク内の油が地上に大量
に漏出することがある。また、地下タンクが既に満タン
になっているにもかかわらず、誤って注油を続行した場
合にも同様に注油口から油が地上にあふれ出る。
かかる場合に、地上にあふれ出た大量の油を処理する
手段として従来は例えば油を泡沫消化剤で覆うなどして
いたが、確立された手段はなかった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このため、地上に漏出した油を処理するには人手によ
る作業を別途必要とし処理には時間と応力を要するのみ
ならず、直ちに処理することがむずかしいためにこの油
に引火して火災などの危険が発生するおそれがあった。
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、タンク
ローリーから地下タンクへ注油する際に、地上に漏出し
た油を人手を要することなく迅速に回収でき、省力化を
図れるとともに給油所の安全を確保できる給油所を提供
することにある。
〔問題点を解消するための手段〕
本発明は前記目的を達成するため、給油機が立設され
ている給油エリアと地下の貯油タンクへの注油口が開口
している注油エリアとを有する給油所において、注油エ
リアに上面を傾斜面とした不透水性コンクリート層を形
成し、この不透水性コンクリート層の上部に透水性コン
クリート層を重ねて形成し、前記不透水性コンクリート
層の傾斜面の最下位置に排液孔を設け、該排液孔に排液
管を連通し、不透水性コンクリート層の下方に前記排液
管が開口する漏廃油タンクを埋設したことを要旨とする
ものである。
〔作用〕
本発明によれば、タンクローリーから地下の貯油タン
クへの注油の際に、地上の注油エリアに漏れたガソリン
は、該注油エリアを形成する透水性コンクリート層内に
浸み込むことで地上から一掃される。そして、透水性コ
ンクリート層内にしみこんだガソリンはその下方の不透
水性コンクリート層に流下し、その傾斜面に沿って流れ
排液孔内に流下し、さらに排液管を通って地下の漏廃油
タンク内に貯留する。
〔実施例〕
以下、図面について本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明の給油所の実施例を示す平面図、第2
図は同上要部を示す縦断正面図で、まず給油所の全体構
成から説明すると、従来と同様に防火壁1で囲んだ敷地
2内のほぼ中央にアイランド3を設置し、該アイランド
3上に地上固定式の給油機4を立設してある。
敷地2内側方の地下に異なる油種毎、例えば軽油、レ
ギュラーガソリン、ハイオクタンガソリン毎に貯油タン
ク5a,5b,5cを埋設し、これら貯油タンク5a〜5cへの注油
口6a,6b,6cを敷地2の隅部付近の防火壁1際の地上に開
口し、貯油タンク5a〜5cと注油口6a〜6cとを注油配管7a
で連結し、また、これら貯油タンク5a〜5cと給油機4と
を地下の給油配管7bで連結する。図中8は同じ敷地2内
に設置した事務所などの建物、9は敷地2への出入口側
に例えば道路との境界に設けた排水溝で、この排水溝9
を敷地2の角隅部に設置した油水分離装置10に連通す
る。
本発明は、かかる給油所において、貯油タンク5a〜5c
への注油口6a〜6cをとり囲むようにして敷地2の一角を
注油エリアAとし、この注油エリアAにまず上面を傾斜
面11aとした不透水性コンクリート層11を形成し、この
傾斜面11aの最下位置に排液孔12をを設け、ここに排液
管13を連通した。そして、この不透水性コンクリート層
11の上部に透水性コンクリート層14を重ねて形成する。
また、注油エリアAの下方の不透水性コンクリート層
11のさらに下方に漏廃油タンク15を埋設し、該漏廃油タ
ンク15に前記廃液管13を連通するとともに、ポンプ16と
油と水の液位を測定する例えば静電容量式の液面計17を
設け、ポンプ16にはさらに排水配管18を接続してこれを
前記油水分離装置10に連結した。図中19は、ポンプ16、
液面計17を収納するマンホールを示す。
なお、給油機4周囲の給油エリアBも注油エリアAと
同様にして透水性コンクリート層14で形成してもよい。
次に作用について説明すると、貯油タンク例えば5aに
油を補給するには、タンクローリーのタンクと注油口6a
をホースで連結して、タンクローリー側のタンクから前
記ホース、注油口6a及び注油配管7aを介して貯油タンク
5aに注油する。
この際、例えば貯油タンク5aが既に満タンになってい
るにもかかわらずこれを見過すなどして誤って注油を続
行すると、注油口6aから注油エリアA上に油が大量にあ
ふれ出たり、あるいは注油口6aとタンクローリーに接続
してあるホースのカップリングとの結脱時や、タンクロ
ーリーのタンク底部に設けてある底弁カップリングとホ
ースカップリングとの結脱時などに結脱操作を誤ると、
ホース内やタンクローリー側のタンクから油が大量にも
れ出すが、このあふれ出た油は四方に拡散することなく
注油エリアAに形成してある透水性コンクリート層14内
に直ちに浸み込み、ここを透過してその下方の不透水性
コンクリート層11に流下する。そして、油はさらにこの
不透水性コンクリート層11上面の傾斜面11aに添って流
れて排液孔12内に流下し、排液管13を通って地下の漏廃
油タンク15内に溜る。
一方、この漏廃油タンク15には前記のようにして漏れ
た油だけでなく、雨水やその他地上への散水による水が
漏油と同様にして透水性コンクリート層14及び排液管13
を介して該漏廃油タンク15に流入する。
こうして、漏廃油タンク15内に溜まった油21や水20
は、それぞれ液面計17により液量が検出されて、漏廃液
タンク15内の下層部の水20は比重分離の上ポンプ16によ
り汲み上げられ排水配管18を介して油水分離装置10へと
圧送される。
かかる排水作業は、水20が所定液位に達したならば必
ず排水するよう、液面計17の管理のもとで行い、漏廃油
タンク15内に一定以上の空容量を常に確保しておき、発
生頻度は少なくても発生時には大量の油が漏れる注油時
の漏油に備える。なお、平常の状態では漏廃油タンク15
に溜まる油21の量は少ないから、これはある程度の量に
達した時に別途排出する。
こうして、注油エリアA内に漏れた油は漏廃油タンク
15へと回収され、給油エリアB内に給油中に漏れた油は
ここに形成してある透水性コンクリート層14内に浸み込
み、またこれ以外の敷地2上に漏れた油は排水溝9へと
流入して油水分離装置10へと回収される。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明の給油所は、地下の貯油タン
クへの油の補給時や給油時に、当該エリア上に漏れた油
を、ここに形成してある透水性コンクリート層に浸み込
むので、油が大量にあふれ出ても四方に拡散することな
く、直ちに処理でき、これに引火して火災などの危険発
生を未然に防止できるから、給油所の安全を確保でき
る。
また、透水性コンクリート層に浸み込んだ油はさらに
その下方の不透水性コンクリート層の上部傾斜面に沿っ
て流れ、下方に埋設した漏廃油タンクに貯留するから、
タンクローリーからの注油の際に大量の油が漏れても漏
油の処理は特に人手を要しないので、省力化にも役立つ
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の給油所の平面図、第2図は同上要部の
縦断正面図である。 1……防火壁、2……敷地 3……アイランド、4……給油機 5a,5b,5c……貯油タンク、6a,6b,6c……注油口 7a……注油配管、7b……給油配管 8……建物、9……排水溝 10……油水分離装置、11……不透水性コンクリート層 11a……傾斜面、12……排液孔 13……排液管、14……透水性コンクリート層 15……漏廃油タンク、16……ポンプ 17……液面計、18……排水配管 19……マンホール、20……水 21……油、A……注油エリア B……給油エリア

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給油機が立設されている給油エリアと地下
    の貯油タンクへの注油口が開口している注油エリアとを
    有する給油所において、注油エリアに上面を傾斜面とし
    た不透水性コンクリート層を形成し、この不透水性コン
    クリート層の上部に透水性コンクリート層を重ねて形成
    し、前記不透水性コンクリート層の傾斜面の最下位置に
    排液孔を設け、該排液孔に排液管を連通し、不透水性コ
    ンクリート層の下方に前記排液管が開口する漏廃油タン
    クを埋設したことを特徴とした給油所。
JP62202667A 1987-08-14 1987-08-14 給油所 Expired - Lifetime JP2537632B2 (ja)

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