JP2534928B2 - 遠心ポンプ - Google Patents

遠心ポンプ

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JP2534928B2
JP2534928B2 JP2088037A JP8803790A JP2534928B2 JP 2534928 B2 JP2534928 B2 JP 2534928B2 JP 2088037 A JP2088037 A JP 2088037A JP 8803790 A JP8803790 A JP 8803790A JP 2534928 B2 JP2534928 B2 JP 2534928B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、主として血液等の生物学的流体を搬送する
遠心ポンプに関する。
[従来の技術] この種の遠心ポンプとしては、例えば、特公昭57−23
114号に開示されているように、羽根車と、これに連結
され一体に回転するとともに、羽根車と略同一の径を有
する円盤状の永久磁石よりなる被駆動体とが液密に収容
されたポンプ本体を備え、このポンプ本体の周壁内に、
前記被駆動体の周面と対抗するソレノイドのステータが
埋設されたものが公知である。
この遠心ポンプによれば、ステータに発生する回転磁
界に基づく磁気的結合により、ポンプ本体内の被駆動体
に非接触で回転トルクが伝達され、羽根車が回転する。
このように、ポンプ本体が密閉状態にあってもポンプ
作動が可能となるので、例えば、血液や血漿等の生物学
的流体を搬送するものでは、血液等がポンプ本体より外
部に漏出して生ずる血液汚染等が防止される。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来の遠心ポンプにあっては、羽根車
の素材として用いられるポリカーボネート等の比重が0.
9〜1.5g/cm3であるのに対し、ポンプ本体内において、
羽根車とともに回転要素となる被駆動体の比重5〜8g/c
m3であり、更に、その形状が、羽根車と略同一径の外径
を有する円盤状であるので、被駆動体の慣性モーメント
は、羽根車のそれに比して相当大きい。
生体の血液循環は本来拍動流であり、また定常流より
拍動流のほうが末梢循環を良好に保てることが知られて
いるが、上述のような遠心ポンプを用いると、被駆動体
と一体となって回転する羽根車の制御性が悪くなるため
に、血液の搬送に好ましい拍動流駆動が容易でないとい
う問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであって、
その目的は、ポンプ本体内の被駆動体を円盤状等の従来
形状を採用することなくその慣性モーメントを小さくす
るような形状に形成して羽根車の制御性を良好に遠心ポ
ンプを提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記従来の課題を解決するために、本発明において
は、羽根車と該羽根車に軸を介して連結されるとともに
磁性体で形成され該羽根車と一体に回転可能な被駆動体
とを収容したポンプ本体と、該ポンプ本体の外側にあっ
て前記被駆動体に対し非接触の磁気的結合によって該被
駆動体を回転駆動する駆動体よりなる構成を前提とし
て、前記被駆動体を前記羽根車の回転軸線と同心に回転
する筒状部材で形成し、前記ポンプ本体には、前記羽根
車を回転可能に収容したポンプ室と、前記被駆動体を収
容する収容部とを該ポンプ本体の軸線方向に沿って独立
して備えた構成を特徴とする遠心ポンプを提案するもの
である。
又、上記構成に加えて、前記ポンプ室と前記収容部と
の間に軸封部を設けた構成や、この軸封部をシール材で
構成すること、更には、前記筒状部材を当該軸線方向長
さがその外径の1/2以上に設定してなる構成の遠心ポン
プを提案するものである。
また、上記構成においては、前記ポンプ本体には、前
記羽根車を回転可能に収容したポンプ室と、前記駆動体
を収容する収容部とを備え、該収容部の外周面は、前記
駆動体と嵌合可能な形状に形成され、かつ前記ポンプ本
体と前記駆動体には相互に嵌合すべき位置に位置決めす
る位置決め手段を設けるとともに前記ポンプ本体に前記
駆動体を解離可能に係止させる主動係止手段を設けてな
るものが提案される。
更に、上記構成においては、前記位置決め手段は、前
記ポンプ本体及び駆動体のいずれか一方に設けられたピ
ン部材と、他方に設けられ、該ピン部材と係合する対応
凹部とよりなるものが提案される。
また、上記構成においては、前記主動係止手段は、前
記駆動体の嵌合方向と直交方向に設けられ、常時は、前
記収容部の外周面に形成された溝部に係合するように付
勢されるとともに、該付勢に抗して主動操作により、該
溝部より離脱可能に移動し得る係止部材を備えてなるも
のが提案される。
更に、前記駆動体は、回転磁界を発生するソレノイド
のステータを備えるとともに、前記被駆動体は、該ステ
ータに対向するソレノイドのロータを備えてなるもの
や、前記被駆動体の回転軸線と同心に回転可能な駆動磁
性体と、該駆動磁性体を手動操作により回転させる手動
回転部材とを備えてなるもの、あるいは、前記被駆動体
の回転軸線と同心に回転可能な駆動磁性体と、流体を取
入れ、該流体圧を回転運動に変換し、該回転運動を前記
駆動磁性体に伝達する回転駆動源とを備えてなるものが
提案される。
また、上記構成においては、前記ポンプ本体に対し、
前記駆動体の動力源が異なる複数の駆動体を備え、該ポ
ンプ本体に対して該駆動体のうち、いずれか1を交換可
能に装着してなるも提案される。
[作用] 上記構成による本発明に係る遠心ポンプにおいては、
血液等のポンプ搬送流体を流通させるポンプ室と磁気的
結合により回転駆動される被駆動体を収容する収容部と
がポンプ本体の軸線方向に沿って独立して設置される構
成のため、収容部にはポンプ搬送流体を流通させる通路
が不要であり、従って、被駆動体の径をより小さくし
て、慣性モーメントを小さくし得、羽根車の制御性が良
好になり、優れたポンプ作動が可能となる。
又、上記構成において、ポンプ室と収容部との間にシ
ール材などで構成された軸封部が設けられることによ
り、ポンプ搬送流体が収容部側に洩れ出るおそれを有効
に防止できるものであり、更には、筒状部材の軸線方向
の長さをその外径の1/2以上に設定することにより、羽
根車の制御性が一層良好となる。
更に、前記ポンプ本体には、前記羽根車を回転可能に
収容したポンプ室と、前記被駆動体を収容する収容部と
を備え、該収容部の外周面は、前記駆動体と嵌合可能な
形状に形成され、かつ前記ポンプ本体と前記駆動体には
相互に嵌合すべき位置に位置決めする位置決め手段を設
けるとともに前記ポンプ本体に前記駆動体を解離可能に
係止させる主動係止手段を設けてなるので、嵌合状態に
おいて、十分な安定性が得られるとともに、羽根車の回
転軸心方向の寸法を短縮化してコンパクトな設計が可能
となり、駆動体の着脱が所定の嵌合位置に容易かつ迅速
になされる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
まず、本発明の遠心ポンプとして、血液搬送用のもの
の第1の実施例を第1乃至第3図に基づき説明する。
本実施例に係る遠心ポンプは、基本構成として、第2
図に示すようにポンプ本体1と、これに装着される駆動
体2とより構成され、このうち、ポンプ本体1は、ポン
プ室3と収容部4とより構成されている。
ポンプ室3は、第1図に示すように、略円錐形状に形
成されたポンプ部カバー3a内に、上下方向に回転軸線を
有する羽根車5を収容してなり、該カバー3aの上端に形
成された吸込口6からカバー3a内に、図中、矢印Aの向
きに流入した血液が羽根車5により遠心力を得、カバー
3aの円周方向に設けられた吐出口7から流出するように
なっている。
8は、羽根車5の羽根車軸であり、ポンプ室3の底部
材9に軸受け10を介して回転可能に支持されている。
11は、軸封部であり、羽根車5と軸受け10との間に配
設され、カウンタフェース12と、これをはさんでポンプ
室3の内側及び外側に位置し、羽根車軸8と一緒に回転
するシール材をなす第1及び第2のシール部材13,14と
より構成されている。
第1のシール部材13によって、ポンプ室3内が陽圧の
場合に、血液の漏出が有効に防止され、第2のシール部
材14によって、ポンプ室3内が陰圧の場合に軸封部11か
らの空気の吸引が有効に防止されるようになっている。
なお、シール部材13,14は、第1図に示すようなVリ
ングに限定されるものではなく、リップシール等、その
他のものでもよい。
収容部4は、上記ポンプ室3の下面中央部において、
該ポンプ本体1の軸線方向(第1図において上下方向)
に沿って、軸封部11によりポンプ室3とは隔離された独
立した状態で配設され、前記羽根車5の回転軸線方向に
突設された突設部カバー4a内に、永久磁石よりなる被駆
動体を構成するロータ16を収容した構成となっている。
ロータ16は、円筒状部材で形成され、上記羽根車5の
回転軸線上に配設された被駆動軸17に、ヨーク18を介し
て装着されている。
被駆動軸17の上端部は、羽根車軸8の下端部に螺合固
定されるとともに、その下端部は、軸受け19を介して収
容部4の底部材15に回転可能に支持され、これにより、
ロータ16が羽根車5と一体に、その回転軸心と同心に回
転可能となっている。
このようにポンプ室3と収容部4とより構成されたポ
ンプ本体1は、全体として流体密に構成されており、ポ
ンプ室3内の血液が前記軸封部11を通過して収容部4内
に入ることがあっても、ポンプ本体1より外側へは、漏
出しないようになっている。
駆動体2は、第2図にも示すように、円筒状に形成さ
れるとともに、その内周面には、上記収容部4の外周面
がなす嵌合外周面20と嵌合し得る嵌合凹部21が形成され
ている。これにより、駆動体2は、収容部4の嵌合外周
面20に沿って、第2図に示す矢印Bの方向に、着脱可能
に嵌合され、装着状態にあっては、駆動体2の上端面
が、上記ポンプ室3の下面、周縁部がなす規制部3bに当
接されるようになっている。
この着脱可能な構成によれば、遠心ポンプの構成部分
のうち、血液と接する部分を有するポンプ本体1を使い
捨てにし、血液汚染を十分に回避することができる一
方、駆動体2を再使用可能とし、経済的効用を図ること
ができる。この場合には、ポンプ本体1内の軸受け10,1
9は、その機械的摩耗等をほとんど考慮する必要がな
く、製造コストの低廉化が可能である。
駆動体2の肉厚部内には、上記収容部4内のロータ16
と対向するソレノイドのステータ22が埋設されている。
ステータ22には、電気を動力源とし、説明を省略する制
御回路を介して回転磁界が発生し、この回転磁界に基づ
く非接触の磁気的結合により、ロータ16が回転駆動され
るようになっている。
なお、ステータ22は、ロータ16の磁極検出用のホール
素子等を内蔵するものが良好である。
また、駆動体2において、機械的な摩耗部品となるも
のは操作スイッチ類のみであり、遠心ポンプ全体として
高い信頼性が得られる。
上記構成によれば、羽根車5と軸受けを介して一体に
回転する被駆動体16を筒状部材で形成しているので、被
駆動体16の慣性モーメントを小さく抑え、羽根車5の制
御性を良好にすることができる。
すなわち、磁気的結合によって伝達される回転トルク
は、略、永久磁石の体積に比例するが、慣性モーメント
は、永久磁石の体積と直径の2乗の積に比例し、例え
ば、第12図に示すように、体積が50cm3で、内径D2が2c
m、又は3cmである円筒状部材で形成されたロータの慣性
モーメントIは、第13図に示すように変化する。すなわ
ち、被駆動体が、より円筒状から円盤状へと変化し、外
径D1と軸方向長さLの比Cの値が0.5付近以下となる
と、急激に慣性モーメントIが増加することがわかる。
従って、軸方向長さLが外径D1の1/2程度以上のロータ1
6により、その慣性モーメントが効果的に小さくなり、
制御性に優れたポンプ作動が可能となる。特に、血液用
遠心ポンプにおいて要求される拍動流駆動を行なう場合
には、一層効果的である。
なお、第13図のグラフ中、縦軸は、ロータ16の外径D1
と軸方向長さLとの比Cが1のときの基準慣性モーメン
トIc=1に対する慣性モーメントを表わす。
また、ロータ16を円筒状部材で形成することにより、
これを収容した収容部4を設けることが可能となり、従
って、収容部4の嵌合外周面20に駆動体2の嵌合凹部21
を嵌合させて駆動体2を装着すれば、その装着された状
態において駆動体2は、十分な安定性が得られるととも
に、羽根車の回転軸心方向に寸法を短縮化し得るコンパ
クトな設計が可能となる。
更に、駆動体2とポンプ本体1の収容部4との嵌合に
際し、両者を相互に嵌合すべき位置に位置決めする位置
決め手段と、駆動体2を解離可能に係止させる主動係止
手段とが、駆動体2とポンプ本体1との間に設けられて
いる。
具体的に説明すると、位置決め手段は、駆動体2の上
面に突設されたピン部材23と、ポンプ部3の下面に形成
され、該ピン部材23と係合する対応凹部24とより構成さ
れている。これによれば、ピン部材23と対応凹部24とが
係合する位置においてのみ、駆動体2と収容部4との嵌
合が許容され、同時に、両者の相対的な回り止め作用が
なされる。特に、ピン部材23を複数、等角度間隔で、円
周上に配設するとともに、これに対応する対応凹部24を
同様に複数、設けることにより、複数の嵌合位置が選択
可能となる。第3図では、ピン部材23が120°間隔で3
ヶ所に配設されている。
なお、上記場合とは逆に、ピン部材23をポンプ室3の
下面に突設し、対応凹部24を駆動体2の上面に形成して
もよいものである。
一方、手動係止手段は、ポンプ本体1の収容部4の嵌
合外周面20の基端部に、全周にわたって形成された溝部
25と、駆動体2の上端部に位置するとともに、溝部25に
係脱可能に係合する係止部材26とより構成されている。
係止部材26は、図中に矢印Dで示す、駆動体1の嵌合方
向と直交方向ないしは半径方向に移動可能に、駆動体2
の肉厚部を貫通するように配設されている。係止部材26
の外端部には、つまみ部27が、内端部には、係入部28が
それぞれ形成されており、常時は、第1図に示すよう
に、コイルばね30により、係入部28が駆動体2の内側に
突出し、溝部25に係入した状態に付勢されるようになっ
ている。コイルばね30は、駆動体2の肉厚部に形成され
た係入部28を案内する案内穴29の奥部と係入部28との間
に介装されている。駆動体2の分離、装着時には、上記
付勢に抗して、つまみ部27をつまんで外側に引張るよう
に手動操作すれば、第2及び第3図に示すように、係入
部28が案内穴29内に引込み、これにより駆動体2の嵌合
方向の移動が許容されるようになっている。
なお、係止部材26を1つのみに限定せず、複数、配設
してもよい。また、溝部25を収容部3の全周にわたって
設けずに、係止部材26の係入部28が係入する位置におい
てのみ設けてもよく、この場合には、前記ピン部材23及
び対応凹部24を設けてなくとも、嵌合位置の位置決めを
なすことができ、すなわち位置決め手段の作用を兼用す
ることができる。更に溝部25と係止部材26とを等角度間
隔で複数、配設することにより、複数の嵌合位置を選択
することができる。
上記手動係止手段は、第4図に示すように、ポンプ3
の下面に設けられたフック部材31と、これに形成され、
駆動体2の外周面に設けられたラッチ部材23とより構成
することもできる。
また、手動係止手段としては、第5図に示すように、
駆動体2の外周面の上端部を嵌合するスカート部材33を
ポンプ室3の下面に突設し、そのスカート部材33の下端
部に、開口垂直部とを基端水平部とよりなる逆L字状の
切欠き溝34を設け、この切欠き溝34に対応するピン突起
35を駆動体2の外周面の上端部に、半径方向に突設して
構成するものが可能である。これによれば、ピン突起35
を切欠き溝34の開口垂直部に上向きに挿入し、駆動体2
を収容部4に対し回動させると、ピン突起35が切欠き溝
34の基端水平部に保持されるようになっている。
なお、第4図に示すフック部材31,ラッチ部材32や第
5図に示す切欠き溝34,ピン突起35により構成する手動
係止手段は、前記位置決め手段の作用を兼用することが
できる。また、それらを円周上に等角度間隔で複数、設
けることにより複数の嵌合位置が選択可能であり、特
に、駆動体2の軸心に対し、対称位置に配設すれば、装
着状態の安定性の点で良好である。
このように、十分な安定性が得られ、コンパクトな設
計が可能となるので、収容部4と駆動体2とを相互に嵌
合すべき位置に位置決めする位置決め手段と、駆動体2
を解離可能に係止させる手動係止手段とを設けることに
より、駆動体2の着脱が所定の嵌合位置に容易かつ迅速
になされる。
次に、血液搬送用の遠心ポンプの第2の実施例を第6
図に基づき説明する。
図中に41は、ポンプ本体1に装着される駆動体であ
る。駆動体41の上部には、収容部4内のロータ16に対向
する。永久磁石よりなる円筒状の駆動磁性体42が収納さ
れるとともに、前記収容部4の嵌合外周面と嵌合する嵌
合凹部21が形成されている。駆動磁性体42は、有底円筒
状の保持部材43に保持され、この保持部材43は、駆動体
41のハウジング44に軸受け45を介して支持されている。
一方、駆動体41の下部には、増速装置46が収納され、
この増速装置46の出力軸47は、保持部材4の底部に連結
されるとともに、その入力軸48は、手動回転部材を構成
するハンドル49に連結されている。例えば、増速装置46
として、その出力軸47と入力軸48との速度比が20〜30程
度のものを用い、ハンドル49を30〜180rpmの回転速度で
入力を動力源として手動動作すると、600〜5400rpmに増
速されて駆動磁性体42が回転するのに伴ない回転磁界が
発生し、これにより収容部4のロータ16が回転するよう
になっている。
他の構成は、第1の実施例と同様であるので、その説
明を省略し、また、位置決め手段と手動係止手段とにつ
いては、その図示も省略する。
上記構成によれば、動力源として、電気を要さないの
で、手術時における停電、モータ駆動装置の故障等の不
測の事態に迅速に対応できる。
また、本構成のものは、回転磁界を発生して回転トル
クの伝達作用をなす磁気的結合部を、ロータ16と駆動磁
性体42との間に、1ヶ所、有する。これに対し、電動モ
ータにより回転して回転磁界が発生する駆動磁性体を備
えたものは、その電動モータ部においても磁気的結合部
を有し、その結果、全体として2ヶ所、磁気的結合部を
有していた。従って、本構成にものによれば、磁気的結
合部に起因する遠心ポンプの効率損失が少なくてすみ、
その損失に伴う発熱も低く抑えられる。
他の作用、効果は、同様な構成を有する限りにおい
て、第1の実施例と同様であり、その説明を省略する。
次に、血液搬送用の遠心ポンプの第3の実施例を第7
図に基づいて説明する。
本実施例は、上記第2の実施例における増速装置46及
びハンドル49との替りに、回転駆動源を構成するタービ
ン装置51を設けて駆動体56を構成するものである。
タービン装置51は、空気圧、水圧等の流体圧を動力源
として、この流体圧をタービンブレード52により回転運
動に変換し、その回転運動を前記保持部材43に伝達する
ようになっている。
53は、タービンブレード52が収容された倒立円錐形状
のタービン室、54は、そのタービン室53の円周方向に形
成された流体圧供給用の流体導入口、55は下端部に形成
され、図中、矢印Cの向きに流体が導出される流体導出
口である。
なお、流体導入口54から供給される流体圧を図示しな
いニードルバルブ等により圧力調整してタービンブレー
ド52の回転速度を制御することにより、羽根車5の回転
数を可変とし得る。
他の構成は、前記第2の実施例と同様である。
上記構成によれば、特に、本遠心ポンプが使用される
手術室等では、動力源となり得る圧縮空気等が容易に得
られるので、一層、有効的である。
他の作用、効果は、同様な構成を有する限りにおい
て、第2の実施例と同様である。
次に、血液搬送用の遠心ポンプの第4の実施例を第8
図に基づき説明する。
本実施例は、収容部66の底部材15に、羽根車5の回転
軸線上に固定軸61を突設し、この固定軸61に、軸受け6
2,62を介してロータ16を回転可能に支持させるととも
に、そのロータ16を羽根車軸63に、一体に回転可能に連
結してポンプ本体68構成するものである。軸受け62,62
は、固定軸61の上下端部に配設されるとともに、ロータ
16の内部に収容されている。羽根車軸63には、軸受けが
配設されることなく、その下端部にフランジ部64が形成
されている。
65はつば付き円筒状のヨークであり、ロータ16と軸受
け62,62の外輪部との間に介在するとともに、上記フラ
ンジ部64とロータ16の上端部との間に介在するようにな
っている。
他の構成は、第1の実施例と同様である。
上記構成によれば、軸受け62,62がロータ16の内部に
配設されているので、羽根車5の回転軸線方向に長さ
を、より短くするような遠心ポンプの設計が可能であ
る。また、シール13,14とカウンタフェイス12とにより
構成される軸封装置11に劣化が生じ、ポンプ室3から収
容部66内に血液が漏出した場合に、その漏出血液が、ロ
ータ16と収容部4の内周壁部との間隙67を通過し、収容
部66内の底部に到達しても、そこから軸受け62,62に向
かっては、ロータ16の遠心力の作用を受けて侵入し難
く、軸封部11の保護効果が奏される。
他の作用、効果は、同様な構成を有する限りにおい
て、第1の実施例と同様である。
次に、血液搬送用の遠心ポンプの第5の実施例を第9
図及び第10図に基づき説明する。
本実施例は、羽根車軸91を羽根車5の上方に突設する
とともに、第4の実施例と同様な収容部66を倒立させた
態様の収容部92を、ポンプ室93の上面、中央部に突設
し、その上面、周縁部に規制部3aを形成して構成するも
のである。
94は吸収口であり、軸封部11に向って、ポンプ室93の
半径方向に形成されている。
他の構成は、第4の実施例と同様である。
上記構成によれば、軸封部11を、流速が早い吸込口94
に対向、配設することにより、軸封部11周囲の洗浄効果
が向上し、血栓の形成を抑制できる効果がある。また、
軸封部11での摩擦による熱を、より効率的に血液に伝達
し、軸封部11の局所的な発熱を軽減できる。
更に、吸込口94の血液流入方向Fが属する平面と吐出
口7の血液流出方向Eの属する平面とが平行であるの
で、吸込口94及び吐出口7の平行各平面上において、種
々の角度位置関係でそれらを配設することが可能であ
り、設計の自由速が高くなる。
他の作用、効果は、同様な構成を有する限りにおい
て、第4の実施例と同様である。
なお、上記第4乃至第5の各実施例におけるポンプ本
体68,84,96に対しても、勿論、第2及び第3の実施例に
おける駆動体41,56の装着が可能である。
また、ポンプ本体68,84,96に対し、装着可能な動力源
が異なる複数の、例えば、第1乃至第3の実施例におけ
る駆動体2,41,56をあらかじめ用意することにより、例
えば、常時は電気を動力源とする駆動体2を装着した遠
心ポンプを用いて、開心術中の血液循環を行ない、停
電、又は駆動体2に故障が生じたような非常時の場合に
は、その駆動体2に替え、人力を動力源とする駆動体4
1、あるいは流体圧を動力源とする駆動体56を容易かつ
迅速に交換、装着し、血液循環を続行することができ
る。
以上、実施例を挙げて本発明に係る遠心ポンプを説明
したが、本発明は、上記各実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨を変更しない範囲で種々に変更可能
である。
例えば、上記各実施例においては、血液搬送用の遠心
ポンプについて説明したが、これに限定されるものでは
なく、血液以外の流体を搬送するものでもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る遠心ポンプによれ
ば、血液等のポンプ搬送流体を流通させるポンプ室と磁
気的結合により回転駆動される被駆動体を収容する収容
部とがポンプ本体の軸線方向に沿って独立して設置され
る構成のため、収容部にはポンプ搬送流体を流通させる
通路が不要であり、従って、被駆動体の径をより小さく
して、慣性モーメントを小さくし得、羽根車の制御性が
良好になり、優れたポンプ作動が可能となる。又、この
構成によって、血液等のポンプ搬送流体は収容部とは独
立したポンプ室内で流通し、そのポンプ室がポンブ本体
の軸線方向全体に延出する構成ではなく、単にその一部
領域にまとめられているので、該流体の流路長が短くな
る。従って、流路部分にある流体の量が少なくなるため
に、対外循環流量が減少し、患者への負担が軽減される
といった効果がある。更に、流体の流通領域に配置され
た駆動部分はインペラのみであり、被駆動体をなすロー
タなどの他の駆動部分を介在しないので、摩擦が発生す
る部分が少なく、該流体が血液の場合に、この摩擦によ
って望ましくない溶血を起こす可能性も極力抑えられる
などの安全性の点でも優れた効果を奏するものである。
又、更に、本発明の構成において、ポンプ室と収容部
との間にシール材などで構成された軸封部が設けられる
ことにより、ポンプ搬送流体が収容部側に洩れ出るおそ
れを有効に防止できるものであり、更には、筒状部材の
軸線方向の長さをその外径の1/2以上に設定することに
より、羽根車の制御性が一層良好となるといった効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の遠心ポンプとして、血液搬送用のも
のの第1の実施例を示す縦断面図、第2図は第1の実施
例において、ポンプ本体と駆動体とが分離された状態を
示す一部切欠き正面図、第3図は第1の実施例における
駆動体の一部切欠き平面図、第4及び第5図は、第1の
実施例における手動係止手段の別の態様を示す一部切欠
き正面図、第6乃至第9図は、それぞれ第2乃至第5の
実施例を示す要部縦断面図、第10図は第5の実施例にお
けるポンプ本体の平面図、第11図は収容部内のロータの
形状寸法図、第12図は、第11図におけるロータの形状と
慣性モーメントとの関係を示すグラフである。 1,68,84,96……ポンプ本体、2,41,56……駆動体 3,71,93……ポンプ室、4,66,72……収容部 5……羽根車、16……ロータ 20……嵌合外周面、21……嵌合凹部 22……ソレノイドのステータ、23……ピン部材 24……対応凹部、25……溝部 26……係止部材、42……駆動磁性体 49……ハンドル、51……タービン装置

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】羽根車と該羽根車に軸を介して連結される
    とともに磁性体で形成され該羽根車と一体に回転可能な
    被駆動体とを収容したポンプ本体と、該ポンプ本体の外
    側にあって前記被駆動体に対し非接触の磁気的結合によ
    って該被駆動体を回転駆動する駆動体よりなる遠心ポン
    プにおいて、 前記被駆動体を前記羽根車の回転軸線と同心に回転する
    筒状部材で形成し、前記ポンプ本体には、前記羽根車を
    回転可能に収容したポンプ室と、前記被駆動体を収容す
    る収容部とを該ポンプ本体の軸線方向に沿って独立して
    備えた構成を特徴とする遠心ポンプ。
  2. 【請求項2】前記ポンプ室と前記収容部との間には軸封
    部を有することを特徴とする請求項1記載の遠心ポン
    プ。
  3. 【請求項3】前記軸封部はシール材を有することを特徴
    とする請求項2記載の遠心ポンプ。
  4. 【請求項4】前記筒状部材は当該軸線方向長さが当該外
    径の1/2以上に設定されてなる請求項1に記載の遠心ポ
    ンプ。
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