JP2523398Y2 - 側視型観察装置 - Google Patents

側視型観察装置

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JP2523398Y2
JP2523398Y2 JP1230190U JP1230190U JP2523398Y2 JP 2523398 Y2 JP2523398 Y2 JP 2523398Y2 JP 1230190 U JP1230190 U JP 1230190U JP 1230190 U JP1230190 U JP 1230190U JP 2523398 Y2 JP2523398 Y2 JP 2523398Y2
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三郎 工藤
和喜 草野
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バブコツク日立株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、側視型観察装置に係り、特に低照度域から
高照度域までの領域の状況を観察するのに好適な側視型
光学観察装置に関する。
〔従来の技術〕
第6図に従来技術の側視型光学観察装置の側面図を示
す。従来の側視型光学観察装置は第6図に示すようにグ
ラスファイバー1,ライトガイド2,焦点調整機構3,側視ア
タッチメント4及び反射鏡5によって構成されていた。
このような構造において、第6図の矢印で示す光A
は、側視アタッチメント4の反射鏡5によって、ほぼ90
度屈折してグラスファイバー1に導かれ、焦点調整機構
3で焦点をあわせて、作業者が目視で観察していた。な
お、6は光源で、光源6からの光をライトガイド2,グラ
スファイバー1,側視アタッチメント4の反射鏡5へ導
き、暗い場所でも観察できるよう光源(補助証明)6が
取付けられているが、ボイラーの燃焼炎や溶接アーク炎
のように、高温、高輝度中での観察ができない。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来の側視型観察装置は、高輝度域では明る
すぎて鮮明な画像が見られない点や高輝度、高温度(80
℃以上)では、グラスファイバーが雰囲気温度によって
融け、損傷するという問題があった。
本考案の目的は、高輝度域においても画像を観察する
ことができ、かつ高輝度や高温度の領域での損傷のおそ
れがない側視型観察装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的は、側視アタッチメント付近に濃度の異
なる複数のフィルタを各々装着した筒状のフィルタ装着
装置をファイバーに対し移動可能に配置し、ファイバー
の外周面を覆う筒状断熱構造を設けることによって達成
される。
〔作用〕
フィルタは高輝度炎をグラスファイバー直前で減光す
ることにより、高輝度でも鮮明な画像が得られ、しかも
グラスファイバー受光面の温度を低下させる作用をする
ため、グラスファイバーの受光面が損傷することはな
い。また、グラスファイバーはガイドチューブによって
断熱しているため溶接アーク炎等による熱は遮断されグ
ラスファイバーは損傷することがない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の側視型観察装置の全体構成図、第2
図は同A−A線断面図、第3図は同B−B線断面図であ
る。
第1図はグラスファイバー1,ライトガイド2,焦点調整
機構3,側視アタッチメント4,反射鏡5とを備えた側視型
観察装置を示している。
第1図において、従来の側視型観察装置と異なる点
は、グラスファイバー1の外側に複数個のフィルタ9を
有するフィルタ装着装置7及びグラスファイバー1を断
熱するガイドチューブ8を取り付けた点である。
フィルタ装着装置7は、第3図に示すようにグラスフ
ァイバー1に遊嵌された状態で配置された二重筒状に形
成されており、耐熱性を有する外筒21と内筒22とは仕切
板23によって同心円上に位置している。
内筒22は透明な材質で構成され、外筒21は周方向及び
筒高さ方向に各々所定の間隔で複数の開口部が形成さ
れ、それぞれの開口部にフィルタ装着窓仕切板24によっ
て支持されたフィルタ9,9……が設置されている。これ
らのフィルタ9,9……は周方向及び筒高さ方向に順次濃
度の異なるフィルタがそれぞれ設置されている。
ガイドチューブ8は、耐熱性材料からなりフィルタ装
着装置7に固定され、第2図に示すように内側ガイドチ
ューブ18と外側ガイドチューブ19との二重チューブとな
っており、これらの二重のチューブ9の間隙はガイドチ
ューブ仕切板20によって2つに区画され、一方の区画部
には冷却媒体入口16が配設され、他方の区画部には冷却
媒体出口17が設けられている。そして、冷却媒体16から
の媒体流路は、特に図示していないがガイドチューブ仕
切板20により区画された流路から仕切板23により区画さ
れた流路を経て上部で反転し、他方の区画された流路を
経て冷却媒体出口17より排出される構造となっている。
また、フィルタ装着装置7とガイドチューブ8は一体
的に固定されており、ガイドチューブ8の下端部を操作
することによって、ガイドチューブ8と共にフィルタ装
着装置7は、グラスファイバ1及び側視アタッチメント
4に対し、第1図中、矢印で示すように相対的に軸方向
の移動及び周方向の回転移動が可能となっている。
したがって、これらの操作によって、側視アタッチメ
ント4の反射鏡の前面に最適濃度のフィルタ9を配置さ
せ、観察雰囲気における輝度域に対応できる結果、高輝
度域から低輝度域までの観察ができる。
なお、目視したい箇所が暗すぎる場合は、ライトガイ
ド2を介して別に設けた光源(補助照明光)6を、グラ
スファイバー1を介して、側視アタッチメント4の反射
鏡5から観察部を照明できるので、暗い場所での観察も
可能である。
第4図は、本考案による側視型観察装置を、管内面溶
接装置に適用した例を示している。第4図,第5図にお
いて、符号1から10は、第1図のものと同一のものを示
す。11は被溶接物である管,12は先端止め金具,13は溶接
トーチ,14は溶接トーチ支持棒,15は溶接電極,16は冷却
媒体入口,17は冷却媒体出口である。グラスファイバー
1の先端の側視アタッチメント4は、止め金具12によ
り、溶接トーチ13に固定され、溶接電極15と管11の内面
が観察できる位置、即ち第5図の上面から見た図に示す
ごとく、溶接電極15付近に配置されている。
ガイドチューブ8に取付けられている冷却媒体入口16
から冷却媒体(例えば水)が通され、フィルタ装着装置
7の先端で反転、冷却媒体出口17より冷却媒体(例えば
水)が排出される。このため、溶接アーク炎の輻射熱等
を遮断しグラスファイバー1を保護する作用をする。即
ち、溶接アーク炎の輻射熱は断熱構造の側視アタッチメ
ント4,ガイドチューブ8によってグラスファイバー1を
被っているので、グラスファイバー1全体を輻射熱から
保護し、側視アタッチメント4とグラスファイバー1の
接する面は、フィルタ9によって遮光されるのでグラス
ファイバー1が融けて損傷することがなくなる。
一方、溶接開始前は、管11の内面は暗く観察できない
ため、別に設けた光源(補助照明)6の光を、ライトガ
イド2を介して、グラスファイバ−1,側視アタッチメン
ト4の反射鏡5まで導き、管11の内面を照して、管11と
溶接電極15の距離、管11の表面状態(サビ又は凹凸)を
観察することができる。この場合、フィルタ9は、透過
度の良い透明フィルタ又は濃度の薄いフィルタが選ば
れ、側視アタッチメント4の前面に配置するようガイド
チューブ8で遠隔操作される。溶接中等で強いアーク炎
発生時は、第1図,第4図に示すフィルタ装着装置7
を、ガイドチューブ8によって破線の位置まで押込み、
側視アタッチメント4の反射鏡5をフィルタ9で被う。
そして濃度の濃いフィルタ9を側視アタットメント4の
前面に配置するように、ガイドチューブ8を矢印で示す
ように前進,後退,回転などの操作を行うことにより、
強力なアーク光による画像の白色化を防ぎ良好な観察が
できると共に、溶接アークによる輻射熱の発生も濃いフ
ィルタ9で減光することにより、グラスファイバー1の
受光面が損傷することがない。なお、上記溶接中は補助
照明はなくても観察できるのでライトガイド2からの補
助照明6は行わなくてもよい。また、溶接作業中はアー
クも観察でき、溶接作業完了後は、ビード外観の形状な
ども観察することができる。
なお、本考案の実施例においては、グラスファイバー
1及び側視アタッチメント4を冷却するフィルタ装着装
置7及びガイドチューブ8内に冷却水を流し冷却する水
冷構造について説明したが、必ずしも水冷構造でなくて
もよく、他の空冷構造であってもよい。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、挟溢な場所や高温部で
あって、側視アタッチメントの前面に最適なフィルタを
選別して配置できるので、低照度域から高輝度域までの
広い範囲にわたり観察することができる。また、溶接中
及び溶接完了後のいずれでも観察でき、高品質の溶接部
を得ることが可能となる。またフィルタ装着装置は、グ
ラスファイバー外面でスライドする構造のため、フィル
ターを交換するための特別な機構を取付け必要がなく、
挟溢な場所にも使用でき、装置全体をコンパクトにまと
めることができる。又光や輻射熱の断熱保護の効果があ
るので、グラスファイバーの損傷を少なくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図の本考案の側視型観察装置の一実施例を示す全体
構成図、第2図は同A−A線断面図、第3図は同B−B
線断面図、第4図は第1図に示す側視型観察装置を管内
面溶接装置に適用した例を一部切欠して示す説明図、第
5図は第4図の平面構成図、第6図は従来の側視型観察
装置の全体構成図である。 1……グラスファイバー、2……ライトガイド、3……
焦点調整機構、4……側視アタッチメント、5……反射
鏡、6……光源(補助照明)、7……フィルタ装着装
置、8……ガイドチューブ、9……フィルタ、10……接
眼部、11……管(被溶接物)、12……先端止金具、13…
…溶接トーチ、14……溶接トーチ支持棒、15……溶接電
極、16……冷却媒体入口、17……冷却媒体出口、18……
内側ガイドチューブ、19……外側ガイドチューブ、20…
…ガイドチューブ仕切板、21……外筒、22……内筒、23
……仕切板、24……フィルタ装着窓仕切板。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部に側視アタッチメントを有するファ
    イバースコープにおいて、前記側視アタッチメント付近
    のファイバーの外周面に濃度の異なる複数のフィルタを
    各々装着した筒状のフィルタ装着装置をファイバーに対
    し、移動可能に配置すると共にファイバーの外周面を覆
    う筒状断熱構造を設けたことを特徴とする側視型観察装
    置。
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