JP2521336B2 - エアクッション艇 - Google Patents

エアクッション艇

Info

Publication number
JP2521336B2
JP2521336B2 JP63235542A JP23554288A JP2521336B2 JP 2521336 B2 JP2521336 B2 JP 2521336B2 JP 63235542 A JP63235542 A JP 63235542A JP 23554288 A JP23554288 A JP 23554288A JP 2521336 B2 JP2521336 B2 JP 2521336B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hull
cushion chamber
cushion
auxiliary air
air tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63235542A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02141359A (en
Inventor
和弘 加藤
文和 坂井
敏秋 浦崎
克己 米倉
涼一 老松
Original Assignee
三菱重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP10288288 priority Critical
Priority to JP63-102882 priority
Application filed by 三菱重工業株式会社 filed Critical 三菱重工業株式会社
Priority to JP63235542A priority patent/JP2521336B2/ja
Publication of JPH02141359A publication Critical patent/JPH02141359A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2521336B2 publication Critical patent/JP2521336B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は補助空気タンクを有する側壁型エアクッショ
ン艇に関する。
〔従来の技術〕
側壁型エアクッション艇は第8図側面図及び第9図断
面図に示すように、両側側壁9と船首シール2と船尾シ
ール3によつて四周が囲繞されたクツシヨン室1にガイ
ドベーン4を経て浮上用フアン5によつて圧力の高い空
気を送り込み、艇体を浮上させて航行を行う。
その際、波浪によるクツシヨン室1の容積変化に伴う
圧力変化を小さくするために、空気放出用ルーバー6に
て艇外へクツシヨン室空気を放出し、波浪による上下加
速度を小さくするようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、この種の乗物には下記のような欠点が
ある。
(1) 波浪によるクツシヨン室容量の変化に伴い、艇
体の上下加速度をガイドベーン4及び空気放出用ルーバ
ー6を制御することにより減少させているが、これでは
上下加速度の減少は十分ではなく乗心地は依然として余
り改善されない。
(2) 上下加速度を減少するためにクツシヨン室1に
浮上用フアン5にて送風された空気は波面の変動分だけ
空気放出用ルーバー6から艇外へ排出されるので、浮上
用フアン馬力としては大きなエネルギ損失となり、不経
済である。
本発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、
乗心地を向上するとゝもに燃料経済を図る側壁型エアク
ッション艇を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本特定発明は、クツシヨン室上方の艇体に
比較的大きい容積の補助空気タンクを設けるとゝもに、
上記補助空気タンクと上記クツシヨン室とを連通する連
通口に流量調整用ルーバーを付設したことを特徴とす
る。
また、関連発明は、クツシヨン室上方の艇体に比較的
大きい容積の補助空気タンクを設けるとゝもに、上記補
助空気タンクと上記クツシヨン室とを連通する連通口に
流量調整用ルーバーを付設したものにおいて、両側壁下
端に前後1対の水中翼を配設したことを特徴とする。
〔作 用〕
このような構成により、特定発明では、艇体上下動の
力すなわち船体上下加速度は出合い波の上下動により波
面から加えられる力及び振動伝達率により決定される。
振動伝達率は、第4図に示すように、波による起振振
動数ωとクツシヨン室の固有振動数ωとの比つまり振
動数比 より大きくなると1より小さくなり、従つて起振力伝達
率が小さくなり起振力は艇体に伝達されなくなる。
この力学的関係を利用して、クツシヨン室に補助空気
タンクを付設することで、空気クツシヨン室の固有振動
数ωを大きくすることができ、従つて の範囲で、流量調整ルーバーの開度調整により艇体の上
下加速度を大巾に減少して乗心地を向上することができ
る。
浮上用フアンによる吐出空気は一部を補助空気タンク
に導入されるが、従来のように艇体の縦揺れ防止のため
に外部に放出するものではないので、浮上用フアンの出
力は小さくて済み、コスト低減及び燃料経済になる。
また、関連発明では、特定発明による作用のほかに補
助空気タンクによる空気バネ効果と水中翼による艇体動
揺低減効果との相乗効果によりクツシヨン室圧の変化が
小さくなり、艇体の動揺が大きく減少するとゝもに、艇
体が軽量化できる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面について説明すると、第1図は
その特定発明の一実施例を示す全体斜視図、第2図は第
1図の横断面図、第3図は第2図の変形例を示す同じく
横断面図、第4図は第1図の艇体の振動伝達率を示す線
図、第5図はその関連発明の一実施例を示す全体斜視
図、第6図は第5図の横断面図、第7図は第5図の変形
例を示す同じく横断面図である。
まず、第1〜2図において、第8〜9図と同一の符番
はそれぞれ第8〜9図と同一の部材を示し、8は艇体内
に形成された補助空気タンクで、補助空気タンク8は艇
体の全巾全長にわたつて延びクツシヨン室1に体積より
も大きな体積V0を有する。
7は補助空気タンク8の底板つまりクツシヨン室1の
天板に付設された流量調整用ルーバーである。
このような構造において、航行時には出会い波による
クツシヨン室1の圧力変動をクツシヨン室1と補助空気
タンク8を仕切る流量調整用ルーバー7を圧力変動に応
じて最適減衰を得るように調整し、クツシヨン室1によ
る空気バネ作用による艇体上下動と加振源である波面上
下動との関係を大きく遮断することができる。
こゝで、2個のクツシヨン室を有する艇体では、第3
図に示すように、補助空気タンクも左右1対的に設け
る。
艇体上下動の力すなわち艇体上下加速度は出会い波の
上下動により波面から加えられる力すなわち振動伝達率
により決定される。
振動伝達率は第4図に示すように、波による起振振動
数ωと空気クツシヨン室の固有振動数ωとの比つまり
振動数比 より大きいときに1より小になる。すなわち、起振力伝
達率が小さくなり、起振力は艇体に伝わらなくなる。
ところで、クツシヨン室の固有振動数ω(Aは受圧面積、V0は空気室容積)に比例するので、V0
を大きくすれば、ωは小さくなり、従つて が大きくなるので、振動伝達率は小さくなる。こゝでζ
は振動減衰率であり、その大きさは流量調整用ルーバー
7の開度により決まる。
本発明ではクツシヨン室に補助空気室を連通すること
によりV0を大きくしたものである。因みに、従来は単に
クツシヨン室の高さを大きくすることで、空気室容積の
増加を図つている。
次に、第5〜7図に示す実施例は、第1〜3図の艇体
において、その両側壁下端に航走時に揚力を発生し、艇
体重量の一部を支持するために前後1対の水中翼10,1を
付設したものである。ルーバー7は空気流量を調整する
ものであつてもよい。
水中翼10は1枚又は3枚以上であつてもよく、また航
走時に揚力を発生しないものであつてもよく、さらに迎
角を調整しうるものであつてもよい。
このような側壁型エアクッション艇では、航走時には
水中翼10により縦揺れが大幅に低減し、また水中翼10が
発生する揚力により艇体11を上方に支持するために必要
なクツシヨン室1の圧力は少なくて済むので、出会い波
によるクツシヨン室1の容積変化に伴うクツシヨン室圧
力の変動率も必然的に小さくなり、艇体10の動揺及び上
下加速度が小さくなる。
これは、次に述べるような空気力学的関係による。す
なわち、クツシヨン室の圧力と体積の間には断熱変化の
場合、下記関係式が成立する。
こゝで、 P:クツシヨン室の圧力 V:クツシヨン室の体積 Q:クツシヨン室からの空気流出量 P0:平水中航走時のクツシヨン室の圧力 V0:平水中航走時のクツシヨン室容積 γ:ポリトロピツク指数 である。
上記関係式に示すように、水中翼の揚力によりクツシ
ヨン圧力P0を小さくした場合、クツシヨン室力の変化率 も減少する。
また、補助空気タンクとルーバーを設けて空気流出量
Qを多くすることにより、圧力変化率 も減少する。たヾし、空気流出量Qはクツシヨン室と補
助空気タンクの圧力差及びルーバー面積により決定され
る。
また、クツシヨン室1の圧力が変動すると、ルーバー
7を経て空気がクツシヨン室1と補助空気タンク8の間
を出入りするので、その空気減衰力によりクツシヨン室
1の圧力変動はさらに小さくなる。従つて最適な減衰を
得るためにルーバー7を圧力変動に応じて流量調整しう
るものとしてもよい。
このように、水中翼のみ有する場合よりも、水中翼と
補助空気タンクの両方を設置することにより船体動揺及
び艇体上下加速度が一段と小さくなるとともに、航走時
に水中翼10に作用する動的荷重も水中翼のみ有する場合
より小さくなる。
なおクツシヨン室は、第7図に示すように、左右1対
的に並設することもでき、このような変形例において
も、実質的に上記の同一の作用効果を奏することができ
る。
〔発明の効果〕
第1〜4図の構造によれば、クツシヨン室上に補助空
気タンク及びそれらを連結する流量調整用ルーバーを設
置及び制御することで、空気ばねにより船体運動と加振
源である波面上下運動とを絶縁し、上下加速度を小さく
して乗心地を良くするとゝもに、浮上用フアンにて送ら
れた空気を従来のように多量に艇外へ放出しないことに
より、浮上用フアン馬力を小さくすることができて、経
済性も良くなる。
第5〜7図の構造によれば、ルーバー及び補助空気タ
ンクによる空気ばね防振効果と水中翼による艇体動揺低
減効果が相乗することにより、波浪中航行時の艇体上下
加速度が大幅に低減し、第1〜4図の構造による効果を
さらに大きくするとゝもに、下記の効果を奏することが
できる。
(1) 水中翼に作用する変動荷重が小さくなり、翼厚
が薄く抵抗の少ない水中翼の採用が可能となる。
(2) 艇体に作用する慣性力,船底衝撃荷重等が小さ
くなり、艇体の軽量化が可能となる。
要するに本特定発明によれば、クツシヨン室上方の艇
体に比較的大きい容積の補助空気タンクを設けるとゝも
に、上記補助空気タンクと上記クツシヨン室とを連通す
る連通口に流量調整用ルーバーを付設したことにより、
乗心地を向上するとゝもに燃料経済を図る側壁型エアク
ッション艇を得るから、本特定発明は産業上極めて有益
なものである。
また、本関連発明によれば、クツシヨン室上方の艇体
に比較的大きい容積の補助空気タンクを設けるとゝも
に、上記補助空気タンクと上記クツシヨン室とを連通す
る連通口に流量調整用ルーバーを付設したものにおい
て、両側壁下端に前後1対の水中翼を配設したことによ
り、上記特定発明の効果をさらに大きくするとゝもに、
軽量の経済的なエアクッション艇を得るから本関連発明
は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本特定発明の一実施例を示す全体斜視図、第2
図は第1図の横断面図、第3図は第2図の変形例を示す
同じく横断面図、第4図は第1図の艇体の振動伝達率を
示す線図、第5図はその関連発明の一実施例を示す全体
斜視図、第6図は第5図の横断面図、第7図は第6図の
変形例を示す同じく横断面図である。 第8図は公知の側壁型エアクッション艇を示す全体側面
図、第9図は第8図の横断面図である。 1……クツシヨン室、2……船首シール、3……船尾シ
ール、4……ガイドベーン、5……浮上用フアン、6…
…空気放出用ルーバー、7……流量調整用ルーバー、8
……補助空気タンク、9……側壁、10……水中翼、11…
…艇体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 和弘 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 浦崎 敏秋 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重 工業株式会社長崎造船所内 (56)参考文献 特開 昭61−122061(JP,A) 実開 平1−180365(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クッション室上方の艇体に比較的大きい容
    積の補助空気タンクを設けるとともに、上記補助空気タ
    ンクと上記クッション室とを連通する連通口に流量調整
    用ルーバーを付設したことを特徴とする側壁型エアクッ
    ション艇。
  2. 【請求項2】クッション室上方の艇体に比較的大きい容
    積の補助空気タンクを設けるとともに、上記補助空気タ
    ンクと上記クッション室とを連通する連通口に流量調整
    用ルーバーを付設したものにおいて、両側壁下端に前後
    1対の水中翼を配設したことを特徴とする側壁型エアク
    ッション艇。
JP63235542A 1988-08-03 1988-09-20 エアクッション艇 Expired - Fee Related JP2521336B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10288288 1988-08-03
JP63-102882 1988-08-03
JP63235542A JP2521336B2 (ja) 1988-08-03 1988-09-20 エアクッション艇

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63235542A JP2521336B2 (ja) 1988-08-03 1988-09-20 エアクッション艇

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02141359A JPH02141359A (en) 1990-05-30
JP2521336B2 true JP2521336B2 (ja) 1996-08-07

Family

ID=26443572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63235542A Expired - Fee Related JP2521336B2 (ja) 1988-08-03 1988-09-20 エアクッション艇

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2521336B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006578A (ja) * 2011-05-20 2013-01-10 Eiji Kawanishi 船舶の減揺と浮上装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2735946B2 (ja) * 1990-11-30 1998-04-02 三菱重工業株式会社 エアークッション艇における動揺軽減装置
JP2526757Y2 (ja) * 1990-11-30 1997-02-19 三菱重工業株式会社 エアークッション艇

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013006578A (ja) * 2011-05-20 2013-01-10 Eiji Kawanishi 船舶の減揺と浮上装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02141359A (en) 1990-05-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10246169B1 (en) Method and apparatus for wake enlargement system
US5722729A (en) Multi-layer high impact seating
CA2372386C (en) Tri-sponson boat hull and method of making boat hulls
AU2006246517B2 (en) Method and apparatus for modifying wake
EP1534582B1 (en) A water craft
US3208543A (en) Air cushion vehicle
US4649851A (en) High speed power boat for calm and rough seaways
US4528927A (en) Planing type boat
US5529009A (en) Displacement and multihull ship with limited transverse rectifying torque and with reduced resistance to forward motion
US3763810A (en) High speed boat with planing hull
US4903626A (en) Planing motor boat hull
US7039512B2 (en) Active suspension for a marine platform
US4392445A (en) Flexible bow air ride boat hull
US6789490B2 (en) Ship constructions for achieving stability at high speed through the use of multiple, low wave-making resistance, submerged hullform pods and control fins
JP2793364B2 (ja) 船舶及び船舶動作方法
AU2011256123B2 (en) Multi-hulled water craft including suspension
ES2230838T3 (es) Dispositivo y metodo para el mando dinamico de los movimientos y rumbo de un barco con casco de gran velocidad.
US3316874A (en) Boat hulls
US7743720B1 (en) Multihull hydrofoil watercraft
US6311635B1 (en) Monohull having stern stabilizers for a high speed ship
US5415120A (en) Multiple hull air ride craft
US7543544B2 (en) Methods and apparatus for aerodynamic and hydrodynamic drag reduction and attitude control for high speed boats
US5570650A (en) Surface effect vessel hull
CN100594141C (zh) 车辆动力设备支撑结构
AU2011256121B2 (en) Control of multi-hulled water craft

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees