JP2514939Y2 - 光ディスクカッティングマシンの送り装置 - Google Patents

光ディスクカッティングマシンの送り装置

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JP2514939Y2
JP2514939Y2 JP11151488U JP11151488U JP2514939Y2 JP 2514939 Y2 JP2514939 Y2 JP 2514939Y2 JP 11151488 U JP11151488 U JP 11151488U JP 11151488 U JP11151488 U JP 11151488U JP 2514939 Y2 JP2514939 Y2 JP 2514939Y2
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air
feed screw
cutting machine
screw
feed
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JP11151488U
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JPH0235337U (ja
Inventor
国郷 嘉福
Original Assignee
日本コロムビア株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 光ディスクのマスターカッティングに用いるカッティ
ングマシンに関し、詳しくは送り機構の誤差低減装置に
係わる。
〔従来の技術〕
第2図に光ディスクカッティングマシンの送り機構の
概略構成図を示す。
図において、送りテーブル1にはナット2及びレンズ
ユニット3が堅牢に固設されており、前記ナット2は送
りテーブル1と平行に配設された送りねじ8と螺合して
いる。またレンズユニット3は、記録用レーザビーム4
をモータ11によって回転している記録用原盤5に照射す
るもので、送りテーブル1の移動方向と記録用原盤5に
対してレンズユニット3の光軸が直交して配設されてい
る。また記録用原盤5に光ビームが合焦点するように対
物レンズ9は、アクチュエータ10によって制御されてい
る。送りねじ8は、両端の中心軸をピボット軸受け12で
軸支し、軸線方向への動きを抑制しながら、モータ6の
回転力を減速機7で減速して送りねじ8に伝達してい
る。そして送りねじ8の回転によって螺合しているナッ
ト2が移動し、ナット2を固設している送りテーブル1
を移動させている。この送りねじ8やナット2は、非常
に精密に加工されており、送りねじ8の回転量と送りテ
ーブル1の移動距離が対応するように構成されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら前述の送り機構では、送りねじを用いて
いるために、ねじの精度上1回転毎に単一ピッチ誤差を
生じ、記録用原盤が正確なトラックピッチを得られない
欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
そのため本考案の請求項1に記載の光ディスクカッテ
ィングマシンの送り装置では、送りねじに同心円上に固
設した円板と、円板に対して一定の間隔を有して包囲す
る軸受け部と、軸受け部の前記円板と対向する両側面に
配設した空気の吐出口と、吐出口に連結したそれぞれの
空気管と、空気管に圧縮空気を送って送りねじを軸支す
る光ディスクカッティングマシンの送り装置において、
吐出口に連結したそれぞれの空気管に設けた圧力調整手
段と、圧力調整手段によって圧縮空気の空気圧を制御し
て送りねじを送りねじの中心軸方向に可動させる可動手
段を具備したことを特徴としている。
また、請求項2に記載の光ディスクカッティングマシ
ンの送り装置では、請求項1記載の光ディスクカッティ
ングマシンの送り装置において、送りねじの回転量とね
じピッチとの積から移動量を演算する移動量演算器と、
移動量演算器の出力信号とレーザ測長器で測定した移動
量の出力信号との差を演算する誤差演算器と、誤差演算
器の出力信号で圧力調整手段を制御することを特徴とし
たものである。
〔作用〕
したがって上述のように構成された送り装置では、送
りねじの回転量とねじピッチの積によって決まる移動量
を基準として送りねじの単一ピッチ誤差を修正するた
め、送りねじの軸受部内で圧縮空気の空気圧を利用し
て、送りねじを軸線方向に可動するものである。
〔実施例〕
本考案の実施例を第1図の概略構成図によって示す。
従来例と同様の部分は、同符号を付して説明を省略す
る。
図において、送りねじ8に同心円状に円板14を堅牢に
固着し、該円板と隙間を有して対向し包囲する軸受部15
があって、該軸受部15の前記円板14と対向する両側面
に、空気の吐出口16,17を設けてある。また円板14の外
周部と対向する軸受部15にも空気の吐出口18を設け、こ
れらの吐出口に連通している各々の空気管はコンプレッ
サ26に接続していて、該コンプレッサ26より圧縮空気を
送ってエアベアリングを構成している。そのため円板14
は、軸受部15に接触することなく滑らかに回転し、送り
ねじ8を軸支している。そしてモータ6の回転速度を減
速機7で減速させ、フレキシブルカップル25を介して送
りねじ8を回転させている。この減速機7にはロータリ
ーエンコーダ19を設置しており、送りねじの回転量に比
例したパルスを発生している。
そして送りねじ8のピッチ幅とパルス数から理論的な
移動量を演算する移動量演算器20に、ロータリーエンコ
ーダ19の出力を入力している。また、レンズユニット3
の鏡筒に取付けたミラー21とレーザ測長器22の間でレン
ズユニット3の実際の移動距離が測定され、その出力は
誤差演算器23に入力される。この誤差演算器23は、移動
量演算器20の出力とレーザ測長器22の出力を演算して誤
差量を算出し、電空変換器24の制御信号としている。
電空変換器24は、入力された制御信号によって空気圧
を変化させるもので、エアベアリングを構成している軸
受部15の吐出口16に連結している空気管と、コンプレッ
サ26によって得た圧縮空気を送る空気管27の間で制御し
ている。また前記軸受部15の空気の吐出口17,18は、一
つの空気管より分岐しており、この空気管は圧力調整器
28を通ってコンプレッサ26によって得た圧縮空気を送る
空気管27に接続して、常に一定の空気圧が加わるように
なっている。
そのため電空変換器24に入力する制御信号で空気圧が
変化し、軸受部15の内部にある円板14の前後の圧力差か
ら送りねじ8が軸線方向に釣り合いの得られる位置まで
移動する。前記制御信号は、送りねじ8の回転量とピッ
チ幅が算出した理論的な移動量との誤差量なので、送り
ねじ8の軸線方向の移動によって誤差量が0になると、
電空変換器24への制御信号も0になって、軸受部15の円
板14の前後の圧力差がなくなって均衡する。
このようにして送りねじ8によって発生する単一ピッ
チ誤差をエアベアリングを構成している軸受部15内の空
気圧制御で補正し、誤差を取り除くものである。
〔考案の効果〕
送りねじの回転量とピッチ幅から算出する理論的な移
動量を基準にして、実際の移動量との差を制御信号とし
て送りねじを軸線方向に移動させることによって、送り
ねじに発生する単一ピッチ誤差を取り除くことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す概略構成図、第2図は従
来例を示す概略構成図である。 1……送りテーブル、3……レンズユニット 8……送りねじ、14……円板 15……軸受部、24……電空変換器

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送りねじに同心円上に固設した円板と、該
    円板に対して一定の間隔を有して包囲する軸受け部と、
    該軸受け部の前記円板と対向する両側面に配設した空気
    の吐出口と、該吐出口に連結したそれぞれの空気管と、
    該空気管に圧縮空気を送って前記送りねじを軸支する光
    ディスクカッティングマシンの送り装置において、前記
    吐出口に連結したそれぞれの空気管に設けた圧力調整手
    段と、該圧力調整手段によって前記圧縮空気の空気圧を
    制御して前記送りねじを該送りねじの中心軸方向に可動
    させる可動手段を具備したことを特徴とする光ディスク
    カッティングマシンの送り装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスクカッティングマ
    シンの送り装置において、前記送りねじの回転量とねじ
    ピッチとの積から移動量を演算する移動量演算器と、該
    移動量演算器の出力信号とレーザ測長器で測定した移動
    量の出力信号との差を演算する誤差演算器と、該誤差演
    算器の出力信号で前記圧力調整手段を制御することを特
    徴とする光ディスクカッティングマシンの送り装置。
JP11151488U 1988-08-25 1988-08-25 光ディスクカッティングマシンの送り装置 Expired - Lifetime JP2514939Y2 (ja)

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JPH0235337U JPH0235337U (ja) 1990-03-07
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JP2715689B2 (ja) * 1991-04-26 1998-02-18 日本ビクター株式会社 光ディスク原盤記録装置

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JPH0235337U (ja) 1990-03-07

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