JP2514490Y2 - メタルシリンダヘッドガスケット構造 - Google Patents
メタルシリンダヘッドガスケット構造Info
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- JP2514490Y2 JP2514490Y2 JP1989064308U JP6430889U JP2514490Y2 JP 2514490 Y2 JP2514490 Y2 JP 2514490Y2 JP 1989064308 U JP1989064308 U JP 1989064308U JP 6430889 U JP6430889 U JP 6430889U JP 2514490 Y2 JP2514490 Y2 JP 2514490Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） 本考案は，シリンダヘッドとシリンダブロックとの間
に介在されるメタルシリンダヘッドガスケットに係り，
特にシリンダボア廻り部の改良に関する。
に介在されるメタルシリンダヘッドガスケットに係り，
特にシリンダボア廻り部の改良に関する。
（従来の技術） エンジンにおけるシリンダヘッドとシリンダブロック
とは，ボルトで結合され一体化をなすが，この接合面か
らガスが漏れないようにガスケットが介設される。上記
ガスケットは高温・高圧に耐え得るような素材を選択す
るところから，普通，金属板であるメタルシリンダヘッ
ドガスケットが用いられる。これは従来，たとえば第３
図および第４図に示すような構造が考えられる。シリン
ダヘッド１とシリンダブロック２との間に介設されるメ
タルシリンダヘッドガスケットGaは，ガスケット本体３
とシリンダボア廻り部板４とから構成される。上記ガス
ケット本体３は，たとえばSUS301が選択され，その板厚
はたとえば0.2mmである。全体形状は，上記シリンダブ
ロック２のシリンダ2a周端部であるシリンダボア廻りに
対向する部位，すなわちシリンダボア廻り部５が孔明け
加工され，かつ水ジャケットおよびボルト挿通用孔が孔
明け加工される。したがって上記ガスケット本体３は，
これら孔明け部分を除く全面に亘ってシリンダヘッド１
およびシリンダブロック２の接合面形状と同一である。
上記シリンダボア廻り部板４は，たとえばSUS301が選択
され，その板厚は0.3mmである。全体形状は，上記シリ
ンダボア廻り部５に合致し，かつ湾曲部を有するととも
に外周部の複数箇所が一体に突出する取付片部６…が設
けられる。上記取付片部６…はガスケット本体３に重な
り合い，さらに取付片部６…とガスケット本体３とはハ
トメ７…を用いるハトメ加工により一体に取付固定され
てなる。なお，このハトメ７…に対向する上記シリンダ
ヘッド１およびシリンダブロック２部位には逃げ用凹部
８…もしくは水ジャケットが設けられ，ハトメ７…のガ
スケット本体３および取付片部６から取付する部分との
直接的な接触を避けるようになっている。
とは，ボルトで結合され一体化をなすが，この接合面か
らガスが漏れないようにガスケットが介設される。上記
ガスケットは高温・高圧に耐え得るような素材を選択す
るところから，普通，金属板であるメタルシリンダヘッ
ドガスケットが用いられる。これは従来，たとえば第３
図および第４図に示すような構造が考えられる。シリン
ダヘッド１とシリンダブロック２との間に介設されるメ
タルシリンダヘッドガスケットGaは，ガスケット本体３
とシリンダボア廻り部板４とから構成される。上記ガス
ケット本体３は，たとえばSUS301が選択され，その板厚
はたとえば0.2mmである。全体形状は，上記シリンダブ
ロック２のシリンダ2a周端部であるシリンダボア廻りに
対向する部位，すなわちシリンダボア廻り部５が孔明け
加工され，かつ水ジャケットおよびボルト挿通用孔が孔
明け加工される。したがって上記ガスケット本体３は，
これら孔明け部分を除く全面に亘ってシリンダヘッド１
およびシリンダブロック２の接合面形状と同一である。
上記シリンダボア廻り部板４は，たとえばSUS301が選択
され，その板厚は0.3mmである。全体形状は，上記シリ
ンダボア廻り部５に合致し，かつ湾曲部を有するととも
に外周部の複数箇所が一体に突出する取付片部６…が設
けられる。上記取付片部６…はガスケット本体３に重な
り合い，さらに取付片部６…とガスケット本体３とはハ
トメ７…を用いるハトメ加工により一体に取付固定され
てなる。なお，このハトメ７…に対向する上記シリンダ
ヘッド１およびシリンダブロック２部位には逃げ用凹部
８…もしくは水ジャケットが設けられ，ハトメ７…のガ
スケット本体３および取付片部６から取付する部分との
直接的な接触を避けるようになっている。
このようにしてメタルシリンダヘッドガスケットGaが
構成され，シリンダヘッド１とシリンダブロック２との
間に介在する。これらを図示しないボルトで締結する
と，特にシリンダボア廻り部板４の湾曲部が面圧を受け
て平坦状に変り，しかもそれ自体の肉厚がガスケット本
体３よりも厚肉であるので，より大きな面圧を受けて完
全なシールをなすこととなる。
構成され，シリンダヘッド１とシリンダブロック２との
間に介在する。これらを図示しないボルトで締結する
と，特にシリンダボア廻り部板４の湾曲部が面圧を受け
て平坦状に変り，しかもそれ自体の肉厚がガスケット本
体３よりも厚肉であるので，より大きな面圧を受けて完
全なシールをなすこととなる。
（考案が解決しようとする課題） このように，シリンダボア廻り部板４の板厚をガスケ
ット本体３の板厚よりも厚くしたのは，より大きな面圧
を受け易くして，特にシリンダボア廻り部５における完
全シール化をなすためであり，最適な板厚に設定されて
いる。
ット本体３の板厚よりも厚くしたのは，より大きな面圧
を受け易くして，特にシリンダボア廻り部５における完
全シール化をなすためであり，最適な板厚に設定されて
いる。
上述したようなガスケット本体３を得るには，その外
径寸法よりも大なる面積で所定の板厚の金属板を用意
し，これをたとえばプレス加工などの手段をもって打抜
く。このとき，孔明け加工はシリンダボアの対向部位ば
かりでなく，シリンダボア廻り部５まで同時になされ
る。そして，孔明け加工された部分は当然，廃棄処分さ
れ，かつこの部分に代って上記シリンダボア廻り部板４
がハトメ加工により取付固定される。このように，ガス
ケット本体３を得る上での廃棄処分面積が大きく，換言
すれば，有効利用面積部分が少ない。しかも，シリンダ
ボア廻り部板４は所定の厚肉メタルを用いなければなら
ず，当然，シリンダボア対向部位は廃棄処分となるの
で，コストがかさむという不具合がある。
径寸法よりも大なる面積で所定の板厚の金属板を用意
し，これをたとえばプレス加工などの手段をもって打抜
く。このとき，孔明け加工はシリンダボアの対向部位ば
かりでなく，シリンダボア廻り部５まで同時になされ
る。そして，孔明け加工された部分は当然，廃棄処分さ
れ，かつこの部分に代って上記シリンダボア廻り部板４
がハトメ加工により取付固定される。このように，ガス
ケット本体３を得る上での廃棄処分面積が大きく，換言
すれば，有効利用面積部分が少ない。しかも，シリンダ
ボア廻り部板４は所定の厚肉メタルを用いなければなら
ず，当然，シリンダボア対向部位は廃棄処分となるの
で，コストがかさむという不具合がある。
本考案は上記事情に着目してなされたものであり，ガ
スケット本体を製作する上での有効利用面積を拡大する
とともに，シリンダボア廻りに当接する大きな面圧を受
けるシリンダボア廻り部はガスケット本体と２枚重ねを
なすことにより所定の厚い板厚になる極く薄肉メタルの
サポート板を用いて，コストの低減化を図ったメタルシ
リンダヘッドガスケット構造を提供することを目的とす
る。
スケット本体を製作する上での有効利用面積を拡大する
とともに，シリンダボア廻りに当接する大きな面圧を受
けるシリンダボア廻り部はガスケット本体と２枚重ねを
なすことにより所定の厚い板厚になる極く薄肉メタルの
サポート板を用いて，コストの低減化を図ったメタルシ
リンダヘッドガスケット構造を提供することを目的とす
る。
（課題を解決するための手段） 本考案は，シリンダヘッドとシリンダブロックとの間
に介設され，直列に設けられる複数のシリンダボアに対
向する部位は孔明け加工されるとともにシリンダ周端部
に当接する部位であるシリンダボア廻り部のみ大きな面
圧を受け易くするため厚肉とし，かつ上記シリンダボア
廻り部位外は全て薄肉であるメタルシリンダヘッドガス
ケットにおいて，シリンダボア廻り部以外から複数のシ
リンダボア廻り部に亘って延出される薄肉メタルである
ガスケット本体と，このガスケット本体にハトメ加工に
より取付け固定され上記複数のシリンダボア廻り部のみ
に重なり合うよう複数の環状部が連接されガスケット本
体と合計した肉厚が所定の厚い板厚になる極く薄肉メタ
ルであるサポート板と，上記シリンダヘッドおよびシリ
ンダブロックのハトメとの対向部位にそれぞれ設けられ
る逃げ用凹部とを具備したことを特徴とするメタルシリ
ンダヘッドガスケット構造である。
に介設され，直列に設けられる複数のシリンダボアに対
向する部位は孔明け加工されるとともにシリンダ周端部
に当接する部位であるシリンダボア廻り部のみ大きな面
圧を受け易くするため厚肉とし，かつ上記シリンダボア
廻り部位外は全て薄肉であるメタルシリンダヘッドガス
ケットにおいて，シリンダボア廻り部以外から複数のシ
リンダボア廻り部に亘って延出される薄肉メタルである
ガスケット本体と，このガスケット本体にハトメ加工に
より取付け固定され上記複数のシリンダボア廻り部のみ
に重なり合うよう複数の環状部が連接されガスケット本
体と合計した肉厚が所定の厚い板厚になる極く薄肉メタ
ルであるサポート板と，上記シリンダヘッドおよびシリ
ンダブロックのハトメとの対向部位にそれぞれ設けられ
る逃げ用凹部とを具備したことを特徴とするメタルシリ
ンダヘッドガスケット構造である。
（作用） 薄板メタルから上記ガスケット本体を得るにあたっ
て，廃棄処分をしていた部分がこれまでよりも小さくな
り，よってガスケット本体の有効利用を図れる。しか
も，新たにシリンダボア廻りに対向して設けられるサポ
ート板は，これまでよりも極く薄肉メタルですみ，シリ
ンダボア廻り部全体として設定された厚い板厚寸法にな
り，シール性を確保する。
て，廃棄処分をしていた部分がこれまでよりも小さくな
り，よってガスケット本体の有効利用を図れる。しか
も，新たにシリンダボア廻りに対向して設けられるサポ
ート板は，これまでよりも極く薄肉メタルですみ，シリ
ンダボア廻り部全体として設定された厚い板厚寸法にな
り，シール性を確保する。
（実施例） 以下，本考案の一実施例を第１図および第２図にもと
づいて説明する。メタルシリンダヘッドガスケットＧは
先に説明した通り，シリンダヘッド１とシリンダブロッ
ク２との間に介設されることには変りがない。そしてこ
れは，ガスケット本体10とサポート板11とから構成され
る。上記ガスケット本体10は，従来のものと同様，素材
としてたとえばSUS301を選択し，かつその板厚はたとえ
ば従来と同様0.2mmのものを用いる。その外径寸法およ
び孔明け形状は，後述するシリンダボア廻り部５を除い
て全く同一である。すなわち，シリンダボアの対向部位
に沿って孔明け加工をなし，シリンダボア廻り部５はそ
のまま残す。このことから新たに廃棄処分をなすのは，
シリンダボア廻り部５内の独立した円形部分となり，従
来のものよりも有効利用面積が増大する。上記サポート
板11は，素材としてたとえばSUS301を用い，かつその板
厚はたとえば0.1mmのものを用いる。その形状は，上記
シリンダボア廻り部５と同一形状をなすとともに，ガス
ケット本体10のシリンダボア廻り部５に重なり合わせら
れる。すなわち，シリンダボアが直列に備えられるとこ
ろから，このサポート板11はシリンダボアに対応する複
数の環状部が連接された形状となる。このようなサポー
ト板11をガスケット本体10に取付固定するには，従来と
同様，その周端部の所定位置に一体に突設される取付片
部６…をハトメ７…を用いたハトメ加工によりなされ
る。そしてこれらハトメ７…の取付部分に対向するシリ
ンダヘッド１部位およびシリンダブロック２部位に逃げ
用凹部８…が設けられることは，従来と同様である。
づいて説明する。メタルシリンダヘッドガスケットＧは
先に説明した通り，シリンダヘッド１とシリンダブロッ
ク２との間に介設されることには変りがない。そしてこ
れは，ガスケット本体10とサポート板11とから構成され
る。上記ガスケット本体10は，従来のものと同様，素材
としてたとえばSUS301を選択し，かつその板厚はたとえ
ば従来と同様0.2mmのものを用いる。その外径寸法およ
び孔明け形状は，後述するシリンダボア廻り部５を除い
て全く同一である。すなわち，シリンダボアの対向部位
に沿って孔明け加工をなし，シリンダボア廻り部５はそ
のまま残す。このことから新たに廃棄処分をなすのは，
シリンダボア廻り部５内の独立した円形部分となり，従
来のものよりも有効利用面積が増大する。上記サポート
板11は，素材としてたとえばSUS301を用い，かつその板
厚はたとえば0.1mmのものを用いる。その形状は，上記
シリンダボア廻り部５と同一形状をなすとともに，ガス
ケット本体10のシリンダボア廻り部５に重なり合わせら
れる。すなわち，シリンダボアが直列に備えられるとこ
ろから，このサポート板11はシリンダボアに対応する複
数の環状部が連接された形状となる。このようなサポー
ト板11をガスケット本体10に取付固定するには，従来と
同様，その周端部の所定位置に一体に突設される取付片
部６…をハトメ７…を用いたハトメ加工によりなされ
る。そしてこれらハトメ７…の取付部分に対向するシリ
ンダヘッド１部位およびシリンダブロック２部位に逃げ
用凹部８…が設けられることは，従来と同様である。
しかして，図示しないボルトを用いてシリンダヘッド
１とシリンダブロック２とを締結すると，これらの間に
介在されるガスケット本体10およびサポート板11で，こ
れらのシールをなす。特に，ガスケット本体10に新たに
延出されるシリンダボア廻り部５にはサポート板11が重
なり合い，これらの合計した板厚は所定の厚肉になる。
すなわち，メタルシリンダヘッドガスケットＧの大きな
面圧を受けるシリンダボア廻りに対向する部位には，ガ
スケット本体10とサポート板11とが重なり合い，かつこ
れらの合計厚さ（たとえば0.3mm）は従来と同一の予め
設定される板厚であるところから，確実なシールをな
す。
１とシリンダブロック２とを締結すると，これらの間に
介在されるガスケット本体10およびサポート板11で，こ
れらのシールをなす。特に，ガスケット本体10に新たに
延出されるシリンダボア廻り部５にはサポート板11が重
なり合い，これらの合計した板厚は所定の厚肉になる。
すなわち，メタルシリンダヘッドガスケットＧの大きな
面圧を受けるシリンダボア廻りに対向する部位には，ガ
スケット本体10とサポート板11とが重なり合い，かつこ
れらの合計厚さ（たとえば0.3mm）は従来と同一の予め
設定される板厚であるところから，確実なシールをな
す。
以上説明したように本考案によれば，シリンダボアに
対応する複数の環状部が連接された極く薄肉メタルであ
るサポート板を，ガスケット本体にハトメ加工により一
体に取付け固定するとともにシリンダヘッドおよびシリ
ンダブロックのハトメとの対向部位にそれぞれ逃げ用凹
部を設けたから， サポート板として，複数のシリンダボア廻り部に対
応する複数の環状部が連接された構成で，極く薄肉の板
剤であるため，歩留まりがよく，部品製造コストが安価
である。
対応する複数の環状部が連接された極く薄肉メタルであ
るサポート板を，ガスケット本体にハトメ加工により一
体に取付け固定するとともにシリンダヘッドおよびシリ
ンダブロックのハトメとの対向部位にそれぞれ逃げ用凹
部を設けたから， サポート板として，複数のシリンダボア廻り部に対
応する複数の環状部が連接された構成で，極く薄肉の板
剤であるため，歩留まりがよく，部品製造コストが安価
である。
サポート板は，複数の環状部が連接されているた
め，ガスケット本体への取付け固定が容易である。
め，ガスケット本体への取付け固定が容易である。
シリンダヘッドおよびシリンダブロックに逃げ用凹
部を設けたため，ガスケット本体へサポート板を取付け
固定するためのハトメが，シリンダヘッドおよびシリン
ダブロックと干渉し合わずにすみ，ガスケット側端面が
損傷を受けることがなく，シール性を損なわない。
部を設けたため，ガスケット本体へサポート板を取付け
固定するためのハトメが，シリンダヘッドおよびシリン
ダブロックと干渉し合わずにすみ，ガスケット側端面が
損傷を受けることがなく，シール性を損なわない。
以上のごときメタルシリンダヘッドガスケット構造を
提供できる。
提供できる。
第１図および第２図は本考案の一実施例を示し，第１図
はメタルシリンダヘッドガスケット構造の平面図，第２
図はその組立状態を説明する一部縦断面図，第３図およ
び第４図は本考案の従来例を示し，第３図はメタルシリ
ンダヘッドガスケット構造の平面図，第４図はその組立
状態を説明する一部縦断面図である。 １……シリンダヘッド,2……シリンダブロック,5……シ
リンダボア廻り部,10……ガスケット本体,11……サポー
ト板,8……逃げ用凹部。
はメタルシリンダヘッドガスケット構造の平面図，第２
図はその組立状態を説明する一部縦断面図，第３図およ
び第４図は本考案の従来例を示し，第３図はメタルシリ
ンダヘッドガスケット構造の平面図，第４図はその組立
状態を説明する一部縦断面図である。 １……シリンダヘッド,2……シリンダブロック,5……シ
リンダボア廻り部,10……ガスケット本体,11……サポー
ト板,8……逃げ用凹部。
Claims (1)
- 【請求項１】シリンダヘッドとシリンダブロックとの間
に介設され，直列に設けられる複数のシリンダボアに対
向する部位は孔明け加工されるとともにシリンダ周端部
に当接する部位であるシリンダボア廻り部のみ大きな面
圧を受け易くするため厚肉とし，かつ上記シリンダボア
廻り部位外は全て薄肉であるメタルシリンダヘッドガス
ケットにおいて， シリンダボア廻り部以外から複数のシリンダボア廻り部
に亘って延出される薄肉メタルであるガスケット本体
と， このガスケット本体にハトメ加工により取付け固定され
上記複数のシリンダボア廻り部のみに重なり合うよう複
数の環状部が連接されガスケット本体と合計した肉厚が
所定の厚い板厚になる極く薄肉メタルであるサポート板
と， 上記シリンダヘッドおよびシリンダブロックのハトメと
の対向部位にそれぞれ設けられる逃げ用凹部とを具備し
たことを特徴とするメタルシリンダヘッドガスケット構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989064308U JP2514490Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | メタルシリンダヘッドガスケット構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989064308U JP2514490Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | メタルシリンダヘッドガスケット構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH035955U JPH035955U (ja) | 1991-01-21 |
| JP2514490Y2 true JP2514490Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=31595135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989064308U Expired - Fee Related JP2514490Y2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | メタルシリンダヘッドガスケット構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514490Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5137016U (ja) * | 1974-09-09 | 1976-03-19 | ||
| JP4706091B2 (ja) * | 2000-04-14 | 2011-06-22 | 大豊工業株式会社 | シリンダヘッドガスケット |
| JP2005114053A (ja) * | 2003-10-08 | 2005-04-28 | Ishikawa Gasket Co Ltd | 金属ガスケット |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS648557U (ja) * | 1987-07-07 | 1989-01-18 |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP1989064308U patent/JP2514490Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH035955U (ja) | 1991-01-21 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |