JP2513876B2 - 神経内分泌系を刺激するための携帯用光治療装置 - Google Patents
神経内分泌系を刺激するための携帯用光治療装置Info
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- A61N2005/0635—Radiation therapy using light characterised by the body area to be irradiated
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- A61N2005/0645—Applicators worn by the patient
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Description
【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は、光治療のための装置及び治療方法に関し、
特に、人の神経内分泌系、概日リズム（circadian rhyt
hms）及び概年リズム（circannual rhythms）に影響を
与える好適な治療方法に関する。
特に、人の神経内分泌系、概日リズム（circadian rhyt
hms）及び概年リズム（circannual rhythms）に影響を
与える好適な治療方法に関する。
発明の背景 現代、光の生物学上の効果は、健康管理に重要な役目
を果たすことが、次第に認められている。治療に光を用
いる光療法は、慣習的に、乾癬（psoriasis）及びくる
病（rickets）を含む種々の病気の治療に用いられてい
る。近年、幾人かの科学者は、日光が人の概日リズム
（circadian rhythms）及び概月リズム（circannual rh
ythms）の調節に、重大な役目を果たすことを見出だし
た。このため。日々の変化及び季節の変化によって影響
を受ける病気に対して、光療法を採用することに大きな
注目が払われている。光療法は、精神病やクロノルバイ
オロオジカル・ディスオーダ（chronol biological dis
order）を含む、精神科医が特に関心を持っている種々
の病気に対する治療に、十分効果のあることが証明され
ている。また、光療法も、季節ごとの構成（seasonal c
omponent）を持った精神病、例えば季節的な精神障害
“S.A.D"、の治療に対しても多少の成果を挙げている。
を果たすことが、次第に認められている。治療に光を用
いる光療法は、慣習的に、乾癬（psoriasis）及びくる
病（rickets）を含む種々の病気の治療に用いられてい
る。近年、幾人かの科学者は、日光が人の概日リズム
（circadian rhythms）及び概月リズム（circannual rh
ythms）の調節に、重大な役目を果たすことを見出だし
た。このため。日々の変化及び季節の変化によって影響
を受ける病気に対して、光療法を採用することに大きな
注目が払われている。光療法は、精神病やクロノルバイ
オロオジカル・ディスオーダ（chronol biological dis
order）を含む、精神科医が特に関心を持っている種々
の病気に対する治療に、十分効果のあることが証明され
ている。また、光療法も、季節ごとの構成（seasonal c
omponent）を持った精神病、例えば季節的な精神障害
“S.A.D"、の治療に対しても多少の成果を挙げている。
光は、人間の中枢神経組織に対して、眼に見える効果
とは別の、種々の精神的な効果を有していることが判明
している。例えば照度が2000ルクス以上の非常に明るい
光は、松果腺ホルモンの増殖及び分泌を抑制することが
できると共に、概日リズムのための精神時計を、所定の
範囲内で、調節することができる。なお、説明のため、
エフ．エム．ジャコブセン他による著書精神病治療法の
指針、第６巻,1986,“シーゾナル アフェクティブ デ
ィスオーダ アンド ザ ユース オブ ライト アズ
アン アンチデプレッサント”（Seasonal Affective
Disorder and the Use of Light as an Antidepressan
t）を参考文献として引用する。
とは別の、種々の精神的な効果を有していることが判明
している。例えば照度が2000ルクス以上の非常に明るい
光は、松果腺ホルモンの増殖及び分泌を抑制することが
できると共に、概日リズムのための精神時計を、所定の
範囲内で、調節することができる。なお、説明のため、
エフ．エム．ジャコブセン他による著書精神病治療法の
指針、第６巻,1986,“シーゾナル アフェクティブ デ
ィスオーダ アンド ザ ユース オブ ライト アズ
アン アンチデプレッサント”（Seasonal Affective
Disorder and the Use of Light as an Antidepressan
t）を参考文献として引用する。
光療法による一般的な処方としては、患者を約２×４
の寸法を有する典型的な光ボックスからほぼ３フィート
離れた位置に座らせることにある。これらの光ボックス
は、概して取扱いが厄介で、手間がかかる。更に、患者
は、症状に応じて、約１時間ないし５時間もの間、一箇
所に座っていなければならない。このことは、制限的で
限界があることが分かる。その上、これらの装置は、そ
の大きさや重さのため移動することが困難であり、一般
的に外部にその動力源を必要とする。
の寸法を有する典型的な光ボックスからほぼ３フィート
離れた位置に座らせることにある。これらの光ボックス
は、概して取扱いが厄介で、手間がかかる。更に、患者
は、症状に応じて、約１時間ないし５時間もの間、一箇
所に座っていなければならない。このことは、制限的で
限界があることが分かる。その上、これらの装置は、そ
の大きさや重さのため移動することが困難であり、一般
的に外部にその動力源を必要とする。
このため、患者がじっとしている必要がなく、自由に
動きながら治療できる光療法が要求されている。更に、
重量が軽く、自己充足した光治療装置の要求がされてい
る。
動きながら治療できる光療法が要求されている。更に、
重量が軽く、自己充足した光治療装置の要求がされてい
る。
発明の概要 本発明によれば、改良された光治療装置および光治療
法が提供される。本発明は、少なくとも照度200ルクス
の非常に明るい光を用いて患者の神経内分泌および概日
概年システムを刺激するように構成されている。この光
源は、患者の体の一部、望ましくは頭に携帯可能に搭載
され、患者の目に向けられる。また、光源は、純白光ス
ペクトルを使用することが望ましく、再充電可能な電池
により電力を供給される。また、本発明は、また、発光
により生じた熱を装置を身に着けている患者から離れる
方向へそらせるように構成されていても良い。使用者が
電球の照度を減ずることができるように、光源は、調光
スイッチ又は加減抵抗器を備え低ても良い。更に、前記
装置は、干渉フィルタ、NDフィルタ（neutral density
filter）、また、赤外線や紫外線等の放射線を遮蔽又は
ふるい分けるように設計されたフィルタ等のフィルタを
備えることもできる。このようなフィルタは、光治療装
置の電球と使用者の目との間に位置付けることができ
る。
法が提供される。本発明は、少なくとも照度200ルクス
の非常に明るい光を用いて患者の神経内分泌および概日
概年システムを刺激するように構成されている。この光
源は、患者の体の一部、望ましくは頭に携帯可能に搭載
され、患者の目に向けられる。また、光源は、純白光ス
ペクトルを使用することが望ましく、再充電可能な電池
により電力を供給される。また、本発明は、また、発光
により生じた熱を装置を身に着けている患者から離れる
方向へそらせるように構成されていても良い。使用者が
電球の照度を減ずることができるように、光源は、調光
スイッチ又は加減抵抗器を備え低ても良い。更に、前記
装置は、干渉フィルタ、NDフィルタ（neutral density
filter）、また、赤外線や紫外線等の放射線を遮蔽又は
ふるい分けるように設計されたフィルタ等のフィルタを
備えることもできる。このようなフィルタは、光治療装
置の電球と使用者の目との間に位置付けることができ
る。
従って、治療中に患者が連続して動くことができる光
治療装置及びその方法が提供される。前記装置は、S.A.
Dのようなうつ病の治療に利用できる。また、人の精神
時計（internal clocks）により反抗を克服するために
転職を必要とした健康な人達によって利用することもで
きる。
治療装置及びその方法が提供される。前記装置は、S.A.
Dのようなうつ病の治療に利用できる。また、人の精神
時計（internal clocks）により反抗を克服するために
転職を必要とした健康な人達によって利用することもで
きる。
転職は、人間の持つ生物学上の典型的リズムへの挑戦
である。転職した人々は、しばしば心理的不安や健康状
態の悪化を報告する。スケジュールの変更によるストレ
スから、転職者の間では、長期欠勤につながる事故や健
康が、大きな問題となっている。本発明の光治療装置の
利用は、人が方針を変える場合、人間の生物学的時計
（biological clock）をセットし直す点で有効であるこ
とが証明できる。現在、アメリカ合衆国の約20ないし25
％の労働力が、幾らかの転職用紙を必要としている。
である。転職した人々は、しばしば心理的不安や健康状
態の悪化を報告する。スケジュールの変更によるストレ
スから、転職者の間では、長期欠勤につながる事故や健
康が、大きな問題となっている。本発明の光治療装置の
利用は、人が方針を変える場合、人間の生物学的時計
（biological clock）をセットし直す点で有効であるこ
とが証明できる。現在、アメリカ合衆国の約20ないし25
％の労働力が、幾らかの転職用紙を必要としている。
結局、本発明の光治療装置は、飛行機で、複数の時間
帯を越えて旅行する人達にとって有効なのかもしれな
い。このような旅行者は、ジェット症候群“ジェット−
ラグ（jet−lag）”として既知の病気を経験する。この
ジェット症候群は、フライト後１日ないし４日の間旅行
者に疲労感を与える。転職者と同様に、本発明の前記光
線療法装置は、短期間で、生物学的精神時計（internal
biological clock）を効率よくセットし直し、ジェッ
ト症候群を防止し且つより早く立直るため利用されてい
たかもしれない。
帯を越えて旅行する人達にとって有効なのかもしれな
い。このような旅行者は、ジェット症候群“ジェット−
ラグ（jet−lag）”として既知の病気を経験する。この
ジェット症候群は、フライト後１日ないし４日の間旅行
者に疲労感を与える。転職者と同様に、本発明の前記光
線療法装置は、短期間で、生物学的精神時計（internal
biological clock）を効率よくセットし直し、ジェッ
ト症候群を防止し且つより早く立直るため利用されてい
たかもしれない。
従って、本発明の目的は、精神障害を治療するため、
携帯可能で、頭に被る光治療装置を提供することにあ
る。
携帯可能で、頭に被る光治療装置を提供することにあ
る。
また、本発明のもう一つの目的は、使用者たる患者の
目に明光を照射して概日及び神経内分泌システムを刺激
するため、自己充足した光治療装置を提供することにあ
る。
目に明光を照射して概日及び神経内分泌システムを刺激
するため、自己充足した光治療装置を提供することにあ
る。
更に、本発明のもう一つの目的は、転職又はジェット
症候群に関する神経障害と健康状態の悪化とを治療する
ため、改良された光療法を提供することにある。
症候群に関する神経障害と健康状態の悪化とを治療する
ため、改良された光療法を提供することにある。
上述の目的及び他の目的のため、本発明は、後述の特
に請求項で明定されるように、各部品及び手段が十分新
規な構成、組合せ、配列を備える。
に請求項で明定されるように、各部品及び手段が十分新
規な構成、組合せ、配列を備える。
図面の簡単な説明 添付図面は、従来の原理を実情に適合させるために発
明された最良の形状を、本発明の完成した実施例として
図解したものである。
明された最良の形状を、本発明の完成した実施例として
図解したものである。
第１図は、側面に電池箱、調光機用スイッチ、電源及
び熱避けを備えた本発明の１つの好良な携帯用光治療装
置の斜視図、 第２図は、頂部に電池箱を備え、前面に光源を装着し
た他の好良な携帯用光治療装置の斜視図、 第３図は、前面に光源及びフィルタを備えた本発明の
他の光治療装置の斜視図、 第４図は、より軽量化した構造を提供するため、前面
の光源から離隔して電池箱を備えた本発明の他の光治療
装置の側面図である。
び熱避けを備えた本発明の１つの好良な携帯用光治療装
置の斜視図、 第２図は、頂部に電池箱を備え、前面に光源を装着し
た他の好良な携帯用光治療装置の斜視図、 第３図は、前面に光源及びフィルタを備えた本発明の
他の光治療装置の斜視図、 第４図は、より軽量化した構造を提供するため、前面
の光源から離隔して電池箱を備えた本発明の他の光治療
装置の側面図である。
発明の詳細な説明 図面、特に第１図には、熱避け16及び頭被装置５を備
えた携帯用光治療装置10が示されている。携帯用光治療
装置10は、光源12及び電池14が備える。この装置10が、
過度の大きさや重さ、可動性の制限に関する問題点を軽
量化、自己充足及び頭に載せることで克服したことは、
一見して分かる。この装置10は、また、患者が光源12の
光強度を調節できるように加減抵抗器18を取付けること
もできる。
えた携帯用光治療装置10が示されている。携帯用光治療
装置10は、光源12及び電池14が備える。この装置10が、
過度の大きさや重さ、可動性の制限に関する問題点を軽
量化、自己充足及び頭に載せることで克服したことは、
一見して分かる。この装置10は、また、患者が光源12の
光強度を調節できるように加減抵抗器18を取付けること
もできる。
他の実施例は、第２図に示されている。この実施例で
描写された光治療装置20は、頭載手段（the herd mount
ing means）５の延長上に設けられた光源を備えてい
る。この形状では、光源22は、ほぼ大部分を使用者の目
に一層良好に集光される。本実施例20の電池箱24は、頭
載手段５の頂部に沿って配置されている。
描写された光治療装置20は、頭載手段（the herd mount
ing means）５の延長上に設けられた光源を備えてい
る。この形状では、光源22は、ほぼ大部分を使用者の目
に一層良好に集光される。本実施例20の電池箱24は、頭
載手段５の頂部に沿って配置されている。
第３図に描写された光治療装置30は、放熱シールド36
を備える。本実施例の光源32は、頭載手段５に装着され
ている。使用者の目と光源32との間には、赤外線又は紫
外線のような放射線の閉塞又は遮蔽用に設計された１枚
のフィルタが配置されている。フィルタ36は、また、干
渉フィルタ又はNDフィルタ（neutral density filter）
であることもできる。
を備える。本実施例の光源32は、頭載手段５に装着され
ている。使用者の目と光源32との間には、赤外線又は紫
外線のような放射線の閉塞又は遮蔽用に設計された１枚
のフィルタが配置されている。フィルタ36は、また、干
渉フィルタ又はNDフィルタ（neutral density filter）
であることもできる。
第４図で描写されている軽量の光治療装置40は、離隔
した電池箱44を備えている。光源42は、ほぼ日よけ板
（asunvisor）の形状に形成することができる固定手段
（a mounting means）48上に配されている。装置40は、
放射線フィルタ及び／又は熱避けフィルタに対応する部
分46を備えている。本実施例に対応して、帯環48は、種
々の頭の大きさに対応するように調節することができ
る。
した電池箱44を備えている。光源42は、ほぼ日よけ板
（asunvisor）の形状に形成することができる固定手段
（a mounting means）48上に配されている。装置40は、
放射線フィルタ及び／又は熱避けフィルタに対応する部
分46を備えている。本実施例に対応して、帯環48は、種
々の頭の大きさに対応するように調節することができ
る。
光源12、22、32又は42は、白熱ランプ、望ましくは水
晶ハロゲンランプ（a quarts halogen lamp）からな
る。これらのランプ12、22、32及び42から発する光の照
度は、少なくとも200ルクス必要である。しかし、より
好ましくは約200ルクスから10000ルクスの範囲内、約10
00ルクスから3000ルクスの範囲内、約1500ルクスから27
00ルクスの範囲内、更に好ましくは約2000ルクスから25
00ルクスの範囲内の照度が望まれる。後述の範囲は、許
諾できるものとして認められている。例えば、S.A.D患
者に対する光線治療の研究から、以下のことが推測され
ている。即ち（2500ルクス）の光量は、通常家屋又は職
場で見られる光量（100−300ルクス）よりも興奮剤とし
て何等かの効果がある。エフ．エム．ジャコブセン他に
よる著書精神病治療法の指針、第６巻、1986,の“シー
ゾナル アフェクティブ ディスオーダ アンド ザ
ユース オブ ライト アズ アン アンチデプレッサ
ント”を参照せよ。
晶ハロゲンランプ（a quarts halogen lamp）からな
る。これらのランプ12、22、32及び42から発する光の照
度は、少なくとも200ルクス必要である。しかし、より
好ましくは約200ルクスから10000ルクスの範囲内、約10
00ルクスから3000ルクスの範囲内、約1500ルクスから27
00ルクスの範囲内、更に好ましくは約2000ルクスから25
00ルクスの範囲内の照度が望まれる。後述の範囲は、許
諾できるものとして認められている。例えば、S.A.D患
者に対する光線治療の研究から、以下のことが推測され
ている。即ち（2500ルクス）の光量は、通常家屋又は職
場で見られる光量（100−300ルクス）よりも興奮剤とし
て何等かの効果がある。エフ．エム．ジャコブセン他に
よる著書精神病治療法の指針、第６巻、1986,の“シー
ゾナル アフェクティブ ディスオーダ アンド ザ
ユース オブ ライト アズ アン アンチデプレッサ
ント”を参照せよ。
季節的な精神障害の症候に対する適当な治療法は、一
日につき５時間ないし６時間、患者を本発明の光治療装
置で造られた人工の光輝線（bright artificial ligh
t）にさらすことである。興奮剤としての効果は、治療
開始から２日ないし６日以内に現れる。また、病気のぶ
り返しは、しばしば光線治療が中断された後、２日ない
し４日で起こる。
日につき５時間ないし６時間、患者を本発明の光治療装
置で造られた人工の光輝線（bright artificial ligh
t）にさらすことである。興奮剤としての効果は、治療
開始から２日ないし６日以内に現れる。また、病気のぶ
り返しは、しばしば光線治療が中断された後、２日ない
し４日で起こる。
躁うつ病患者の治療において、500ルクスの光線にさ
られされることで、メラトニン濃度（melatonin level
s）を50％に抑制させることが知られている。しかし、
抑制による効果は何等生じない。エー．ジェー．レウィ
ー他による著書，ランセット（Lancet）、1981年、２月
14日、P384に掲載された、“マニック−デプレッシブ
ペイシェンツ メイ ビー スーパーセンシティブ ツ
ー ライト”（Manic−depressive Patients May Be Su
persensitive to Light）、これも、躁うつ病に、照度1
500ルクスの光線を当てると、メラトニンの分泌がほと
んど完全に抑制され、この結果、日中に観察される濃度
に近似差せることができ、２つの有益な原因をもたらす
ことに注目したことを報告している。即ち、本発明の光
治療装置の使用により人間のメラトニン分泌を常時抑制
させることができ、人の概日リズムを発生させる環境の
日照周期（light−cycle）を常時変更させることもでき
る。
られされることで、メラトニン濃度（melatonin level
s）を50％に抑制させることが知られている。しかし、
抑制による効果は何等生じない。エー．ジェー．レウィ
ー他による著書，ランセット（Lancet）、1981年、２月
14日、P384に掲載された、“マニック−デプレッシブ
ペイシェンツ メイ ビー スーパーセンシティブ ツ
ー ライト”（Manic−depressive Patients May Be Su
persensitive to Light）、これも、躁うつ病に、照度1
500ルクスの光線を当てると、メラトニンの分泌がほと
んど完全に抑制され、この結果、日中に観察される濃度
に近似差せることができ、２つの有益な原因をもたらす
ことに注目したことを報告している。即ち、本発明の光
治療装置の使用により人間のメラトニン分泌を常時抑制
させることができ、人の概日リズムを発生させる環境の
日照周期（light−cycle）を常時変更させることもでき
る。
上述のことから、本発明は、患者の概日システム及び
連合神経内分泌特質を刺激するための携帯用で、軽量な
光治療装置を提供する。言葉で表現するために、種々の
実施例が描写されてはいるが、このことは本発明を制限
するものではない。技術のなかの１つの特種技術を明確
にした種々の変更は、各請求項に記載された本発明の範
囲内である。
連合神経内分泌特質を刺激するための携帯用で、軽量な
光治療装置を提供する。言葉で表現するために、種々の
実施例が描写されてはいるが、このことは本発明を制限
するものではない。技術のなかの１つの特種技術を明確
にした種々の変更は、各請求項に記載された本発明の範
囲内である。
Claims (4)
- 【請求項１】患者の目に少なくとも200ルクスの照度を
与える光源と、この光源を患者の体の一部に装着させる
装着手段とを備えており、前記光源は、患者の目に光が
直接照射されている間、患者の視野を遮らないように、
患者の目から離間した位置に配置される光治療装置。 - 【請求項２】患者の目に到達するのに充分な少なくとも
1000ルクスの強度を有する一定光線を発生し且つ患者の
主視野に干渉することなく前記一定光線を患者の目に導
光するように、携帯された際、上部面及び下部面を有す
る支持手段を有する患者の頭部に搭載可能に構成された
頭部覆面手段を備えており、前記支持手段は、患者の目
の上方及び前方に取り付けられ且つ前記支持手段によっ
て前記下部面に支持された投光及び発光手段を有してい
ることを特徴とする患者の目に光を照射することによ
り、光反応の心的及び／又は精神医学的状態の治療する
ための装置。 - 【請求項３】患者の目に充分到達して患者のメラトニン
を抑制するのに充分な強度を有する一定光線を発生し且
つ患者の主視野に干渉することなく前記一定光線を患者
の目に導光するように、携帯された際、上部面及び下部
面を有する支持手段を有する患者の頭部に搭載可能に構
成された頭部覆面手段を備えており、前記支持手段は、
患者の目の上方及び前方に取り付けられ且つ前記支持手
段によって前記下部面に支持された投光及び発光手段を
有していることを特徴とする患者の目に光を照射するこ
とにより、光反応の心的及び／又は精神医学状態の治療
するための装置。 - 【請求項４】患者の目に充分到達して患者の神経内分泌
系を光刺激するのに充分な強度を有する一定光線を発生
し且つ患者の主視野に干渉することなく前記一定光線を
患者の目に導光するように、携帯された際、上部面及び
下部面を有する支持手段を有する患者の頭部に搭載可能
に構成された頭部覆面手段を備えており、前記支持手段
は、患者の目の上方及び前方に取り付けられ且つ前記支
持手段によって前記下部面に支持された投光及び発光手
段を有していることを特徴とする患者の目に光を照射す
ることにより、光反応の心的及び／又は精神医学的状態
の治療するための装置。
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US16528588A | 1988-03-08 | 1988-03-08 | |
| US165,285 | 1988-03-08 | ||
| PCT/US1989/000934 WO1989008475A1 (en) | 1988-03-08 | 1989-03-08 | Portable light unit for stimulating neuroendocrine system |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03501936A JPH03501936A (ja) | 1991-05-09 |
| JP2513876B2 true JP2513876B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=22598265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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