JP2505736Y2 - ロ―タリ耕耘装置 - Google Patents

ロ―タリ耕耘装置

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JP2505736Y2
JP2505736Y2 JP1990052755U JP5275590U JP2505736Y2 JP 2505736 Y2 JP2505736 Y2 JP 2505736Y2 JP 1990052755 U JP1990052755 U JP 1990052755U JP 5275590 U JP5275590 U JP 5275590U JP 2505736 Y2 JP2505736 Y2 JP 2505736Y2
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JP
Japan
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case
tilling
shield plate
tillage
claw
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JP1990052755U
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JPH0412804U (ja
Inventor
重夫 原田
孝則 山口
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Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Kokyukoki Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、アップカット耕耘方向に耕耘爪を回転させ
るセンタードライブ形のロータリ耕耘装置において、ア
ップカット耕耘に際して、土壌の均平精度を向上させる
為の技術である。
(ロ)従来技術 従来からセンタードライブ形のロータリー耕耘装置に
おいて、アップカット耕耘を可能とする技術が公知とさ
れているのである。
また、ダウンカット耕耘のセンタードライブ型耕耘装
置において、耕耘ケースの後部と、耕耘カバーの間に、
付着土防止板を介在させたロータリ耕耘装置の技術は公
知とされているのである。例えば、実公昭40−15160号
公報に記載の技術の如くである。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の技術においては、センタードライブの
耕耘ケースを挟んで左右に耕耘爪軸が構成されており、
該耕耘爪軸に耕耘爪が付設された構成で、耕耘爪を逆転
してアップカット耕耘した場合には、第6図の図面に示
す如き不具合が発生するのである。
即ち、該耕耘ケースより左側で耕耘された土は、該ケ
ースを通り越して右側へ大きく飛散され、またケースよ
りも右側で耕耘された土は、該耕耘ケースを通過して左
側へ飛散され、耕耘ケースの下方に土壌が行きわたら
ず、均平後の土壌がケース付近で窪んでしまうという不
具合が発生するのである。
本考案は、側面よりみて、前方の、センタードライブ
形の耕耘ケースと耕耘カバーとの間に、飛散遮蔽板を介
在させて、このような不具合を解消したものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、次に該
課題を解決する手段を説明する。
アップカット耕耘方向に耕耘爪を回転させるセンター
ドライブ形ロータリ耕耘装置において、耕耘爪の回転軌
跡の外周を被覆する耕耘カバー6の内面と、耕耘ケース
3の前面との間に飛散遮蔽板1を配置し、該飛散遮蔽板
1は進行方向の先端が尖った断面三角形の形状を構成
し、更に該飛散遮蔽板1は前面視においてその厚みが、
耕耘ケース3の厚みよりも小であり、耕耘ケース3の前
面の幅内に配置したものである。
(ホ)実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以上の如
くであり、次に添付の図面に示した実施例の構成を説明
する。
第1図は本考案のセンタードライブ形ロータリ耕耘装
置の側面図、第2図は同じく前面図、第3図は飛散遮蔽
板1の実施例を示す側面図、第4図は第2の実施例の飛
散遮蔽板1の斜視図、第5図は第3図の実施例の飛散遮
蔽板1を示す斜視図、第6図は従来のセンタードライブ
形ロータリ耕耘装置の不具合を示す前面図である。
第1図において、本考案のロータリ耕耘装置の全体的
な構成を説明する。
トラクタの後部に装着するロータリ耕耘装置のベベル
ギアボックス7より、前方へPTO入力軸8が突出されて
いる。
そして、該ベベルギアボックス7の下方へ、センター
ドライブ形の耕耘ケース3が垂設されている。
故に、ベベルギアボックス7と耕耘ケース3は、ロー
タリ耕耘装置の中央の位置に配置されているのである。
そして、第2図において示す如く、ベベルギアボック
ス7から垂設した耕耘ケース3の左右へ、長い平行耕耘
爪軸10を突出しており、該平行耕耘爪軸10に通常耕耘爪
11が植設されている。
また、耕耘ケース3の左右に短い傾斜耕耘爪軸9が突
設されており、該傾斜耕耘爪軸9は平行耕耘爪軸10の上
に遊嵌された状態で、地面とは傾斜した状態で回転して
いる。
故に、該傾斜耕耘爪軸9に植設した傾斜耕耘爪4の回
転につれて、上方では耕耘ケース3より開いた位置を回
転し、下方では左右の幅が縮まって、耕耘ケース3の下
方の残耕を作らないような傾斜回転を行うのである。
該通常耕耘爪11と傾斜耕耘爪4の回転外周に沿うよう
に耕耘カバー6が配置されており、該耕耘カバー6の後
端には、リアカバー12が上下に回動可能に枢支されてい
る。
以上のような構成において、本考案は耕耘ケース3の
前部の接合縁部に、取付ブラケット15の部分を溶接また
は締結具により固定して、飛散遮蔽板1を配置したもの
である。
該飛散遮蔽板1は、第4図に示す如く、先端が尖った
断面三角形の形状をしており、基部にガイド板2を付設
し、該ガイド板2の裏面に、第1図の実施例においては
取付ブラケット15を付設している。該取付ブラケット15
の部分を、耕耘ケース3の接合面にボルト等により固定
している。
即ち、第1図,第2図,第4図の実施例においては、
飛散遮蔽板1を取付ブラケット15の部分で耕耘ケース3
の側に取付し、該飛散遮蔽板1の先端部分には耕耘カバ
ー6の前端から回動自在に突出したフロントカバー6aを
接当可能に構成している。該飛散遮蔽板1の厚みは、第
2図に示す如く耕耘ケース3の厚みよりも小に構成して
いる。
該フロントカバー6aはゴム垂れ状に構成されており、
アップカット耕耘により放擲された土塊がフロントカバ
ー6aに衝突して、緩衝されるように構成されている。
該フロントカバー6aは枢支軸6bを中心に前後に、側板
6cと共に回動し、飛散遮蔽板1の先端との距離を調節可
能としている。
次に、第3図,第5図の実施例においては、飛散遮蔽
板1は主として耕耘カバー6の内面側に固設されてお
り、耕耘ケース3の側には固定してもしなくても良い構
成としている。
(ヘ)考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような効果を
奏するのである。
第1に、センタードライブ形ロータリ耕耘装置で、特
に、アップカット回転する傾斜耕耘爪4により耕耘され
た土壌は、従来は第6図に示す如く左右に飛散されてし
まう為に、耕耘ケース3の下方に溝が出来てしまうので
ある。
この理由は、アップカット耕耘した場合には、耕耘ケ
ースより左側で耕耘された土は、該ケースを通り越して
右側へ大きく飛散され、またケースよりも右側で耕耘さ
れた土は、該耕耘ケースを通過して左側へ飛散されてし
まい、耕耘ケースの下方の土壌が無くなり、下部に土壌
が行きわたらず、均平後の土壌がケース付近で窪んでし
まうからである。
本考案においては、飛散遮蔽板1を耕耘ケース3の前
方で耕耘カバー6との間に介在したので、アップカット
耕耘時において飛散が防止され、均平後の耕耘カバー6
付近の窪みを無くし、第2図の如く平坦な仕上がり土壌
面とすることが出来たのである。
第2に、従来のダウンカット耕耘装置の爪を取り替え
て、平行耕耘爪軸10と傾斜耕耘爪軸9の回転方向を逆転
して、アップカット耕耘した場合においても、耕耘土壌
の不均一が発生しなくなり、逆に正転によるダウンカッ
トをする場合においても、該飛散遮蔽板1は、耕耘ケー
ス3の幅よりも小に構成して、耕耘ケース3の前面の幅
内に納めて配置しているので、耕耘ケース3の下方から
アップカット耕耘された土壌が、耕耘ケース3の前面へ
跳ね上げられてきても、飛散遮蔽板1は悪影響を与える
ことはないので、従来の正転センタードライブ形ロータ
リ耕耘装置を正逆転ロータリ耕耘装置に変更することが
可能となったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のセンタードライブ形ロータリ耕耘装置
の側面図、第2図は同じく前面、第3図は飛散遮蔽板1
の他の実施例を示す側面図、第4図は第2の実施例の飛
散遮蔽板1の斜視図、第5図は第3図の実施例の飛散遮
蔽板1を示す斜視図、第6図は従来のセンタードライブ
形ロータリ耕耘装置の不具合を示す前面図である。 1…飛散遮蔽板 2…ガイド板 3…耕耘ケース 4…傾斜耕耘爪 6…耕耘カバー 7…ベベルギアボックス 9…傾斜耕耘爪軸 10…平行耕耘爪軸

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アップカット耕耘方向に耕耘爪を回転させ
    るセンタードライブ形ロータリ耕耘装置において、耕耘
    爪の回転軌跡の外周を被覆する耕耘カバー6の内面と、
    耕耘ケース3の前面との間に飛散遮蔽板1を配置し、該
    飛散遮蔽板1は進行方向の先端が尖った断面三角形の形
    状に構成し、更に該飛散遮蔽板1は前面視においてその
    厚みが、耕耘ケース3の厚みよりも小であり、耕耘ケー
    ス3の前面の幅内に配置したことを特徴とするロータリ
    耕耘装置。
JP1990052755U 1990-05-21 1990-05-21 ロ―タリ耕耘装置 Expired - Lifetime JP2505736Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0412804U JPH0412804U (ja) 1992-01-31
JP2505736Y2 true JP2505736Y2 (ja) 1996-07-31

Family

ID=31573333

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JP5709297B2 (ja) * 2010-06-03 2015-04-30 松山株式会社 農作業機

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JPH0412804U (ja) 1992-01-31

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