JP2505402B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は二値化された画像信号の画像処理装置に関
し、特に、画像情報中の文字情報の文字コードへの符号
化の改良に関する。
[従来技術] 画像を複写機等の読み取り装置で読み取り2値化後、
例えば光デイスク装置等にフアイルする時、符号化して
データ圧縮を行なう事が望ましい。しかしながら、画像
信号は画調に応じて冗長度が異なる為に、文字、写真、
図形等が混在する1枚の画像全域に対して従来のように
1つの符号化方法のみでデータ圧縮する事は圧縮効率が
低くなる。
本発明は上記従来例の欠点に鑑みてなされたもので、
その目的は、画像情報中から、比較的に規則的に配置さ
れている文字情報を効率的に符号化して格納することの
できる画像処理装置を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題達成するための本発明の画像処理装置は、 画像情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報の画素分布の周期
性に基づいて、この画像情報を区分する矩形領域の大き
さを決定し、前記画像情報を、決定された大きさの矩形
領域に分割する分割手段と、 該分割手段により分割された該矩形領域中に文字情報
が包含されているか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により文字情報が包含されていると判断
される場合には、該矩形領域の画像情報に文字認識を行
なって文字コードに変換する符号化処理手段と、 前記分割手段により分割された矩形領域の大きさにつ
いての情報を格納する格納手段を具備することを特徴と
する。
[作用] 上記構成の画像処理装置によれば、処理対象である画
像情報は、この画像情報の画素分布の周期性に基づいて
決定された大きさの矩形領域に分割される。そして、分
割された矩形領域毎に、その領域中に文字情報が包含さ
れているか否かを判断し、文字情報が包含されている場
合には文字コードに変換して、文字コードとその矩形領
域の大きさとを併せて格納する。即ち、上記文字コード
への符号化においては、画像情報中の文字情報は上記矩
形領域を単位と定めて符号化される。そのために、この
大きさの矩形領域に納まらない、不規則な配置である画
像情報は文字認識対象外として排除され、即ち文字認識
の不可能な図形や大きさの異なる文字を除いた、規則的
に配置されている文字情報が抽出される。
[実施例] 本発明の概要は2値化画像信号中、一定の大きさの文
字列を含む画像領域をメツシユに分割し、個々の文字を
そのメツシユ内に格納できるようなメツシユの大きさを
認識し、該メツシユ毎に文字認識を行うと共に、認識し
た文字に対して符号化することを特徴とする。
更に、上記メツシユに格納出来ない、つまり大きさの
異なる文字、あるいは図形、写真領域を分離して、これ
らの画像領域に従来の画素ベースでの符号化を適用する
ことを特徴とする。
上記特徴を踏えて、以下図面を参照しながら本発明に
係る実施例を具体的に説明する。
第1図は一実施例である画像処理装置のブロツク図で
ある。
1はCCD等固体撮像素子による画像読み取り部であ
る。読み取られた画像は2において2値化処理され、ま
た文字列をページメモリ内アドレス空間座標に合わせる
為に、もし傾けて画像が入力された場合には回転させて
座標整形を行ない、ページメモリ5に格納する。3は本
発明に特徴的なメツシユ分割符号化処理部と名付けられ
るべき部分である。符号化されたデータはデータ貯蔵手
段4に格納される。
一方、複合化部8ではメツシユの大きさと符号化デー
タに基づき、フオントROM9に格納された活字フオントを
読み出し、順次ラインメモリ7の空間に活字列として再
生格納し、出力装置6で可視像として出力する。
次に、本実施例のメツシュ分割画像処理部3に於ける
画像処理の概略について第2図のフローチヤートに基づ
いてステツプ毎に説明する。
<ステツプ20>…メツシユサイズの決定 ページメモリ5に蓄えられた1ページの画像データD
(x,y)からx,y両方向における黒ドツト数のヒストグラ
ムを求める。但し、x,yはページメモリ5内の適当な直
交座標軸である。
x方向のヒストグラムを求める時は、あるx座標値に
対する全てのy座標値における黒ドツト数を計数し、こ
れを全てのx座標値について行う事によりx方向のヒス
トグラムを作成する。y方向におけるヒストグラムを作
成する時も、あるy座標値に対する全てのx座標値にお
ける黒ドツト数を求めるようにする。
上記方法を第3図に示すような文章の文字列に適用す
ると、x方向のヒストグラムについては第4図(a)の
如く、y方向のヒストグラムについては第4図(b)の
如く得られる。第4図(a)(b)のヒストグラムにお
ける“谷”は夫々文字間、行間の空白と考えられる。第
3図の如く、文字の大きさが概ね一定している文章の時
は第4図(a),(b)に示される如く、そのヒストグ
ラムには周期性がある。しかしながら、異なつた大きさ
の文字が混在する場合、あるいは図形等が含まれた場合
はヒストグラムの形状は周期性がくずれる。
一般に1ページ内の文字の大きさは全字数の8割程度
が同一の大きさである。従つて、第3図に示す各方向に
おける黒ドツト数の総和分布を所定閾値Sx,Syを用いれ
ば、文字位置の座標(x1,y1),(x2,y2),(x3
y3),……が得られる。そこで、(x2−x1),(x3
x2),(x4−x3),……(xn−xn-1)…、及び(y2
y1),(y3−y2),(y4−y3),(y5−y4),……(yn
−yn-1),……を求めてヒストグラム化すれば第5図
(a),(b)が求められる。度数が最大となる座標値
をMx,Myとすれば、ステツプ20で求めるメツシユの大き
さはx方向についてはMx画素、y方向についてはMy画素
の大きさとすればよい。この大きさのメツシユで文字列
を区切ればほとんどの文字は該メツシユ内に1ケづつ含
まれる事となる。
更に、精度よく文字の大きさを決定する事も(x1
x′1)、(x2−x′2)…(xn−x′n)及び(y1
y′1),(y2−y′2)…(yn−y′n)を求めて同じ
くヒストグラム化しその最大値を求めれば可能である。
そのように決定した文字域を第6図のMx′×My′とす
る。
第6図は第3図のテキストがMx×Myの大きさのメツシ
ユに分割された様子を示す(又、文字域として認識され
たMx′×My′をも示す。)第6図で明白な様に本発明に
よるメツシユはその内部に1文字が含まれるとともに下
地の空白部分をも内部に包含出来る。後述するが、この
空白部分と文字を含めて符号化を行なう為に本発明の符
号化法の圧縮率は極めて向上する。
ところで、上述の符号化法は文字の大きさが統一され
ている文書に対しては極めて大きな圧縮率を期待出来る
が、一般の文書は第3図に示す様に文字の大きさが統一
されている場合は少なく、また図形、写真領域を含むこ
とがほとんどである為に1ページ全面を前述したメツシ
ユで区切り符号化しても圧縮率の向上は期待できない。
そこで、次のステツプ21では上記メツシユを適用出来
ない領域の検出アルゴリズムについて詳説する。
<ステツプ21>……メツシユ分割による不適合画像域の
判定 メツシユで分割する事が適当でない画像域として次の
ようなものが挙げられる。
大きさの異なる文字(文章) 図形、写真領域 下地が白でない(背景+文字)文字領域 プロポーシヨナル印字原稿 ステツプ21は上記〜の画像が第6図の如く規則的な
文字列の中に混在する場合についてそれらを識別する方
法であり、以下に説明する。
第6図の文字列と、で説明した大きさの異なる文字
とが混在している場合について説明する。大きさのこと
なる文字が混在している文章に、前述のステツプ20の方
法によつて求めたメツシユMx×Myを大きさの異る文字列
に適用すると、第7図のM-1〜M-4の如く分割される場合
がある。
例えばM-1のメツシユに関して説明すれば、メツシユ
の下方の空白の部分(行間空白)にまで文字の一部が含
まれている。従つて、メツシユ内の文字域を特定し、そ
の文字域外の部分において黒画素の有無を調べれば、大
きさの異なる文字を含む画像に対しても画像域を識別出
来る。
この時メツシユ内の文字域の決定にはMx,Myのうち小
さい方で構成したメツシュ即ち、第6図においてはMy>
MxであるからMx×Mxをメツシユ内の文字域と決定しても
良いし、又さらに正確に求めるには、前述したように単
に文字間隔のみを求めるのではなく、直接その文字域M
x′×My′から文字域外の黒画素の有無を調べても良
い。
第7図の例で、中央の「明」の文字は4つの領域の分
割されている。この例では、M-4のように、文字域外に
黒ドツトがない領域があるので、上記手法を適用する
と、M-4領域を誤って文字域と判断してしまうおそれが
考えられる。しかしながら、このような場合でも、M-4
に隣接するM-3は上記の識別手法によって明らかに不適
合であると識別出来るので問題はない。つまり、ステツ
プ21においては各メツシユ毎に適合性を判定し、次のス
テツプ22において二次元的に不適合メツシユを判定し不
適合領域を決定出来る。
の図形、写真領域及びの背景に画像情報を持つて
いる領域に対しても上述した処理により不適合領域と判
定出来る。
ただ、第6図において、隣接するメツシユの文字領域
内に例えばX軸に平行な直線が存在した場合は上述の処
理では不適合領域の判定は出来ない。従つて、Mx,Myを
比較し、長い方、つまり本実施例ではY軸方向のメツシ
ユ上に黒ドツトが数点存在するか否かの判定を行なう。
もし、存在した場合は該軸で分割されるメツシユ領域を
不適合と判断し、上述した直線を識別出来ることにな
る。
<ステツプ22>……符号化領域の分離 本ステツプではステツプ21で判定した不適合性に基づ
き、画像をその符号化法の違いによつて2分割する。
MH(Modified Huffman方式)、MR(Modified R.E.
A.D方式)等、画素ドツト次元での符号化すべき領域 前述のメツシユ分割に基づいて文字符号化すべき領
域 つまり本発明によつて1ページの大部分(白地領域を
含む)は文字の大きさによつて1文字を含んでメツシユ
分割される為に後述する符号コード化が可能であるが、
中間調部あるいは図形、線画領域は既存のドツト次元で
の符号化を適用するのが望ましい。
例えば今第8図に示すように1ページをメツシユに分
割しステツプ21によつて不適合とされるメツシユ(■で
記述)が点在すると仮定すれば、符号化領域の分離は例
えば次のようにして行う。x方向に連なるメツシユ列を
Y1メツシユライン、Y2メツシュライン……Y28メツシユ
ラインと名づけ,各メツシユライン中に不適合メツシユ
が1つでもあれば、該メツシユラインはx方向に対して
ドツト次元での符号化を行なう。本実施例ではMH符号
化を行なう。
従つて、第8図においてはY2〜Y4,Y6,Y14〜Y18 Y26の
メツシユラインはMH符号化、その他は全て本発明による
メツシユ分割文字符号化を行なう。
尚、本発明によるメツシュ分割は黒ドツトの存在しな
い領域は適合メツシユとして扱うことになるから圧縮率
向上がはかれる。また、上述の分離精度を上げる為に、
上記した不適合メツシユラインをはさむy方向の2列の
適合メツシユラインを不適合メツシユラインとして扱い
MH符号化を行うことを提案する。
<ステツプ23>……メツシユ分割文字符号化 <ステツプ21>及び<ステツプ22>において1ページ
をMx×Myに分割し、かつ該メツシユ内には1文字格納さ
れているメツシユか否かの判定が終了している為に、ス
テツプ23においては不適合メッシュに対してはMH符号化
を行ない、適一メッシュ内の文字に対してはメツシユ毎
に文字の認識を行なう。
この種の認識手法にはすでに各種の方式が提案されて
おり、基本的にはどの方式を適用しても実現出来る。本
実施例においては、DP(Dynamic Pattern)マツチング
法を用いる。DPマツチング法は動的計画法を基にしたパ
ターンマツチング手法であり、入力パターンと登録して
ある辞書パターンとの距離を算出する時、パターンと非
線形に伸縮させてパターン全体として見た場合の距離が
最少になるようにマツチングする手法である。用いる辞
書パターンは常用漢字約2000及びその他のフオントであ
り、認識した文字は各々2バイトのたとえば2×アスキ
ーコードに符号化する。<ステツプ24>……データの貯
蔵 データ貯蔵手段への貯蔵はページ毎に、1つのページ
は更にメツシュライン毎のレコードに分割されている。
ページ毎に有するパラメータとしてはメツシユの大きさ
Mx,Myがあり、メッシュライン毎のパラメータとしては
該符号化が適用されたか否かを表わすメツシユライン毎
の先頭に付加される符号種別フラグである。符号種別フ
ラグは本実施例においては画素ドツトの符号化が適用さ
れるメツシユはMH符号化を適用する為にメツシユライン
毎に切り換わる2種の符号化データでよい。
次に第9図のフローチヤートに基づいて、第2図の制
御フローをより具体的に説明する。
ステツプ100にて前述した方法によりメツシユ大きさM
x,Myを決定する。
<ステツプ102> ページメモリ5の1頁分の画像信号をMx×Myのメツシ
ユに分割する。
<ステツプ104> y方向にMyの幅を持つメツシユ列を1ライン取り出
す。
<ステツプ106> ステツプ104で取り出した1ラインの中から順に1メ
ツシユずつ画像信号を取り出す。
<ステツプ108> 当該メツシユの文字域外に黒ドツトが有るか判定す
る。大きさの異なつた文字や写真などの画像と定型の大
きさの文字とが判断される。黒ドツトが有る(YES)な
らばステツプ114で不適合と判定される。
<ステツプ110> ステツプ108での判定が文字域外に黒ドツトが存在し
ない(NO)というのであれば、さらにステツプ110でY
軸上に黒ドツトが存在するかを調べてメツシユ内にX軸
方向に平行な直線が存在しないか判定する。もし存在す
るならば不適合と判定される(ステツプ114)。
上記のいずれの場合にも黒ドツトが存在しないなら
ば、そのメツシユは適合と判断する(ステツプ112)。
<ステツプ116> ステツプ116ではMyの幅を持つメツシユ列の全てのメ
ツシユが適合/不適合について判定されたか否かを判断
する。未だ全メツシユの判定が終了していないのならば
ステツプ106へ戻り、前記フローを繰り返す。
<ステツプ118> 当該1メッシュラインの全メツシユについて判定が終
了したら、ステツプ118で適合/不適合の判断結果を調
べる。1つでも不適合なメツシユが存在すればM.H符号
化を行い(ステツプ126)、M.H符号化を行なつた事を示
す符号化種別フラツグ及びTerminating Code、Make-up
Codeを作成する(ステツプ128) <ステツプ120〜124> 1メッシュライン内の全メツシユが適合と判定された
ならば、メツシユ分割文字符号化を行い(ステツプ12
0)、メツシユ内の文字を前述したD.Pマツチングに従つ
て文字認識を行ない2バイトのアスキーコードに変換す
る。
<ステツプ130〜134> 各メッシュラインの符号化種別コード及びTerminatin
g Code等を、そして更にそのメッシュラインが1頁の最
初のラインであればMx,Myをデータとして追加してデー
タ貯蔵手段4に格納する。
<ステツプ136〜140> 1頁について全部終了するまでステツプ104以降を繰
り返す。
復号化は次のようにする。データ貯蔵手段4からペー
ジ毎のメッシュライン毎のレコードを読出し最初のライ
ンのデータに記憶されたメツシユの大きさデータMx,My
に基づき、例えば本実施例の場合にはX方向の画素数×
My分のラインメモリを用意し、NH符号化を行なつたメツ
シユラインは1ラインずつ復号し、一方、メツシユ分割
文字符号化されたメツシユラインは2バイトずつキヤラ
クタコードから用意したフオントROMより該当する文字
をメツシユ大きさ内に格納出来る大きさに変換してドツ
トレベルに落とす。尚、メツシユ内の文字外の領域は全
て白と復号する。
以上の処理を各メツシユライン毎に繰り返し行ない、
1ページを復号化する。
以上説明したように本実施例は、1枚原稿中の文字の
大きさは大部分統一されていることに着目し、行間空白
及び該文字をも含むメツシユを用いて文字認識後符号化
を行なつたが、変形例としてステツプ22において符号化
領域の分離後、ドツト次元の符号化を適用すべきと判定
された領域であつてもその領域が異なる大きさの文字を
含んでいるのみであれば、その領域に対して更に第2の
メツシユ分割を行ない再度文字認識を行なう事により第
2のメツシユ分割文字符号化が可能でありさらに効率の
良い符号化が実現出来る。
又、プロポーシヨナルな文字文書に対しては文字の大
きさを認識後、メツシユ内に割り付けて再編集すれば本
発明を適用することも可能となる。
以上説明した実施例の画像処理装置及び画像処理方法
は、 画像情報を記憶する記憶手段としての、ページメモリ
5と、 ページメモリ5に記憶された画像情報の画素分布の周
期性に基づいて、この画像情報を区分する矩形領域の大
きさを決定し、この画像情報を、決定された大きさの矩
形領域に分割する分割手段としての、メッシュ分割符号
化処理部3によって実行されるステップ20(メッシュサ
イズの決定)の工程と、 分割された該矩形領域中に文字情報が包含されている
か否かを判断する判断手段としての、メッシュ分割符号
化処理部3によって実行されるステップ21(不適合画像
域の判定)の工程と、 文字情報が包含されていると判断される場合には、該
矩形領域の画像情報に文字認識を行なって文字コードに
変換する符号化処理手段としての、メッシュ分割符号化
処理部3によって実行されるステップ23の工程と、 分割された矩形領域の大きさについての情報を格納す
る格納手段としての、データ貯蔵手段4並びにステップ
24とを具備するものである。
従って、このような構成の画像処理装置並びに画像処
理方法によればデータ圧縮率の高められた画像データを
効率よく貯蔵し、又、復号化の際も領域種別、領域の大
きさを知る事により高速の復号化が可能となる。
更に、又、実施例の画像処理方法はOCRによる文字切
出し技術にも応用することができ、新聞から雑誌まで、
種々の書式未知の紙面内の文字を正確に選択的に切出す
ことができ、ひいては認識率の向上につながる。又、画
素単位で読み取つたデータは他の切出し方法により切出
したり、あるいはリジユクト(読み取り不能)文字とし
てデイスプレイに表示させるようにすることも可能であ
る。
[効果] 以上説明したように、本発明の画像処理装置におけ
る、文字コードへの符号化においては、画像情報中の文
字情報は、この画像情報の画素分布の周期性に基づいて
大きさが決定された矩形領域を単位と定めて符号化され
る。そのために、この矩形領域に納まらない、不規則な
配置である画像情報は文字認識対象外として排除され、
即ち文字認識の不可能な図形や大きさの異なる文字を除
いた、規則的に配置されている文字情報が抽出される。
このように、矩形領域に分割する為に、文字の切り出し
が容易となり、符号化した情報を格納する際にも、文字
コードの他に全体の文字データに通用する矩形領域の大
きさを格納すれば良く、格納処理も単純にすることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例のブロツク図、 第2図は実施例の処理フローの概略図、 第3図はページメモリ内の入力原稿を視覚的に表現した
図、 第4図(a),(b)は夫々x,y方向のヒストグラム、 第5図(a),(b)は夫々x,y方向におけるメツシユ
の大きさの決定方法を示した図、 第6図は決定されたメツシユによつて入力原稿が分割さ
れた図、 第7図は同一メツシユを大きさの異なつ文字に適用した
図、 第8図はメツシユ分割された1頁の画像信号が適合/不
適合に判定された結果の1例の図、 第9図は制御部の制御フローチヤートである。 図中、5…ページメモリ、3…メツシユ分割符号化処理
部、4…データ貯蔵手段、9…フオントROMである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−100565(JP,A) 特開 昭58−27278(JP,A) 特開 昭59−180783(JP,A) 特開 昭60−22876(JP,A) 特開 昭59−2483(JP,A) 特開 昭54−146916(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像情報の画素分布の周期性
    に基づいて、この画像情報を区分する矩形領域の大きさ
    を決定し、前記画像情報を、決定された大きさの矩形領
    域に分割する分割手段と、 該分割手段により分割された該矩形領域中に文字情報が
    包含されているか否かを判断する判断手段と、 前記判断手段により文字情報が包含されていると判断さ
    れる場合には、該矩形領域の画像情報に文字認識を行な
    って文字コードに変換する符号化処理手段と、 前記分割手段により分割された矩形領域の大きさについ
    ての情報を格納する格納手段を具備することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】前記分割手段は、前記矩形領域の大きさ
    を、前記記憶手段に記憶された画像情報の画素分布のヒ
    ストグラムにおける周期性により検出される文字の存在
    位置から得られる、隣接する文字同士の間隔の度数の最
    大値とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の画像処理装置。
  3. 【請求項3】前記判断手段は、前記矩形領域中に、前記
    記憶手段に記憶された画像情報の画素分布のヒストグラ
    ムから得られる、各文字の大きさの度数の最大値を大き
    さとする文字域を決定し、当該文字域中に文字情報が包
    含されているか否かを判断することを特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の画像処理装置。
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