JP2502522B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP2502522B2 JP61145176A JP14517686A JP2502522B2 JP 2502522 B2 JP2502522 B2 JP 2502522B2 JP 61145176 A JP61145176 A JP 61145176A JP 14517686 A JP14517686 A JP 14517686A JP 2502522 B2 JP2502522 B2 JP 2502522B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は遅延線を用いたビデオテープレコーダなどの
磁気記録再生装置に関するものである。
従来の技術 以下、第11図及び第12図を用いて、従来の遅延線を用
いた磁気記録再生装置について説明する。
一般に遅延線の遅延時間は、第11図に示すように、入
力信号の位相4aと出力信号の位相4bの位相差はNTSC方式
であれば63.556μsecで調整され、1水平走査期間(以
下1Hと称す)遅延される。しかし、遅延線7及び回路の
バラツキで第12図に示すコイル4a又はコイル4bを調整
し、位相差を0に合わせている。これらの遅延線は1目
的の回路のみに合わすため、目的の異なる回路構成で
は、回路の数だけ遅延線が必要である。
発明が解決しようとする問題点 ところが、このように回路の数だけ遅延線を使うと回
路構成が複雑化し、P板面積も多く必要であるために回
路の信頼性と共にコストアップにつながるという問題点
があった。
本発明はこのような従来の問題点を解消するものであ
り、遅延線1個を複数の回路に使用することができ、し
かもコストも下がるようにした磁気記録再生装置を提供
するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の磁気記録再生装
置は、映像信号と色信号の各入力を切換えて出力するス
イッチ手段と、前記スイッチ手段の出力信号が入力さ
れ、かつ、その入力信号を1水平走査期間より短かい時
間だけ遅延する遅延線と、前記遅延線の出力信号が各々
入力され、かつ、各々の入力信号を可変しうる第1及び
第2の移送回路手段と、前記第1の移相回路手段の出力
信号と前記映像信号とを混合し、前記映像信号の輝度信
号と色信号とを分離する第1の混合回路と、前記第2の
移相回路手段の出力信号と前記スイッチ手段に入力され
る色信号とを混合する第2の混合回路と、前記第2の混
合回路からの出力信号の振幅を可変しうる振幅変調回路
と、前記振幅変調回路の出力信号を前記スイッチ手段の
前段で前記色信号に加算する加算手段と、前記色信号を
可変しうる第3の移相回路手段と、前記振幅変調回路の
出力信号と前記第3の移相回路手段の出力信号とを混合
する第3の混合回路とを有するという構成を備えたもの
である。
作用 本発明は上記した構成によって遅延時間を1Hより短か
い時間に設定した遅延線に、信号の位相を各々変更する
第1及び第2の移相回路手段を設けることにより、各々
異なる位相が設定できることになり、種々の遅延時間が
設定できるものである。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図に示すように、遅延線1は、マッチング抵抗R1a,
R1b及びマッチングコイルL1a,L1bとすると、その遅延線
1の入力信号S1a出力信号S1bの位相差1は第2図に示
すように50°短かい。NTSC方式であれば1Hの遅延時間は
63.556μsecであるのに対して、本発明は1Hより短かく6
3.455μsecに設定している。この遅延線1を用いて第3
図のように用いて遅延時間を合わすことができる。トラ
ンジスタQ2の出力のエミッタとコレクターの位相は180
°極性が遅い、可変抵抗VR1が0Ωであればトランジス
タQ3のエミッタ出力は遅延線1とほぼ同位相であるが、
VR1を最大値にすると、遅延線1の入力信号とトランジ
スタQ3のエミッタ出力では1H以上の遅延時間を得ること
ができる。同様に可変抵抗VR2によってトランジスタQ5
のエミッタ出力の遅延時間の可変ができる。
第4図に本発明の一実施例のブロックダイヤグラムを
示し、第5図ないし第10図に信号の位相関係を示す。
まず、第4図のSW1に切換えて、第1の移相回路3の
必要性を第5図を用いて説明する。入力信号11は遅延線
1に入力される。遅延線1の出力D信号は遅延時間63.4
55μsec遅れて出力され第1の移相回路3に入力され
る。第1の混合回路(以下、第1のMixと称す)21でク
シ形フィルタ特性を得るには、入力信号11と第1の移相
回路3の出力F信号とは1H=63.556μsec遅らせる必要
がある。第1の移相回路3で前記の時間差0.101μsec.
位相角では50°遅らして第1のMix21に入力する。遅延
線(以下、DLと称す)1と第1の移相回路3で1H遅延し
た信号のタイミング時には、入力信号1の位相は第5図
の1H経過後の信号となりG信号に示すように位相が180
°違う。よって第1のMix21の出力信号13は、3.579545M
Hzでほぼ0レベルである。
次に第4図のSW2に切換えて、第2の移相回路4の必
要性を第6図ないし第9図を用いて説明する。
第6図に入力信号11の位相関係を説明する。入力信号
11はRaを通りDL1に入力される。DL1の出力D信号はDL1
の遅延時間63.455μsec遅れる。第2のMix22でクシ形フ
ィルタ特性を得るには、SW1と同様に第2の移相回路4
で0.101μsec,位相角では50°遅らせ第2のMix22に入力
する。H信号は入力信号12の1H経過後のI信号とMixさ
れ第2のMix22の出力C信号は第1のMix21と同様にほぼ
0レベルであるが、第7図に示すように増幅回路5の出
力E信号の波形は増幅回路5による遅延時間t1が加わ
る。同様に振幅変調回路(以下、リミッタ回路と称す)
6の出力B信号も遅延時間t2が加わり、 t=t1+t2 の時間遅れとなる。
次に第8図のベクトル位相を説明する。1H経過後の入
力信号21の位相を0°とすると、B信号は位相遅れtが
あり、RaとRbで混合され、A信号の位相はベクトル合成
となる。
次に第9図を用いてRaとRbで混合された位相を説明す
る。A信号は第8図のベクトル合成により位相が遅れ
る。A信号の遅れた時間をtdとする。時間td遅れたA信
号はDL1に入力され、DL1の出力D信号はA信号の遅延時
間tdにDL1の遅延時間63.455μsecが加わり、D信号は入
力信号2に対して、 td+63.455μsec 遅れる。第2のMix22でクシ形フィルタ特性を得るに
は、SW1と同様に第2の移相回路4で1Hの差の時間 63.556−td−63.455 =0.101−td の時間遅れが必要である。よって第1の移相回路3と第
2の移相回路4の移相時間が違う結果となる。
第4図の第2のMix22の出力C信号は増幅回路5に入
力され、その出力E信号はリミッタ回路6に入力され
る。増幅回路5,リミッタ退路6の波形関係を第7図に示
す。リミッタ回路6の出力B信号は遅延時間tを要す。
前記出力B信号はRbに加えられ再び第9図の波形関係と
なる。又、B信号は第4図の第3のMix23に加えられ
る。第3のMix23は第4図の第1のMix21及び第2のMix2
2と同様にクシ形フィルターを得るが、第4図のB信号
の波形は第7図のB信号波形で示すようにリミッタ出力
は、第10図の入力信号12の位相より遅延時間tが加わっ
ている。第4図の第3のMix23でクシ形フィルターを得
るには第4図の第3の移相回路7で遅延時間tを加えて
第3のMix23に加える。前記第3のMix23の位相関係を第
10図に示す。前記第3のMix23の出力信号14の波形は第
4図の第2のMix22,増幅回路5,リミッタ回路6の信号レ
ベル及び周波数特性により第4図の出力信号13と異なる
信号が得られる。
以上のように目的の違う回路であるが、DL1の1個
と、移相回路とを追加することで目的を達成することが
できる。
発明の効果 以上のように本発明は1個の遅延線で目的に応じて位
相を合わすことで何回路も使用が出来るだけでなく、回
路の簡単化,基板スペース、及びコストダウン、ひいて
は品質向上に大いに役立つものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における遅延線の構成を示す
回路図、第2図は同実施例における遅延線の入力信号と
出力信号の位相差を表わす波形図、第3図は同実施例に
おける回路図、第4図は同実施例におけるブロック図、
第5図,第6図,第7図は同実施例における信号波形
図、第8図は同実施例における信号のベクトル図、第9
図及び第10図は同実施例における信号波形図、第11図は
従来の磁気記録再生装置の波形図、第12図は同装置にお
ける回路図である。 1……遅延線、3……第1の移相回路、4……第2の移
相回路、6……振幅変調回路、7……第3の移相回路、
21……第1の混合回路、22……第2の混合回路、23……
第3の混合回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号と色信号の各入力を切換えて出力
    するスイッチ手段と、前記スイッチ手段の出力信号が入
    力され、かつ、その入力信号を1水平走査期間より短か
    い時間だけ遅延する遅延線と、前記遅延線の出力信号が
    各々入力され、かつ、各々の入力信号を可変しうる第1
    及び第2の移相回路手段と、前記第1の移相回路手段の
    出力信号と前記映像信号とを混合し、前記映像信号の輝
    度信号と色信号とを分離する第1の混合回路と、前記第
    2の移相回路手段の出力信号と前記スイッチ手段に入力
    される色信号とを混合する第2の混合回路と、前記第2
    の混合回路の出力信号の振幅を可変しうる振幅変調回路
    と、前記振幅変調回路の出力信号を前記スイッチ手段の
    前段で前記色信号に加算する加算手段と、前記色信号を
    可変しうる第3の移相回路手段と、前記振幅変調回路の
    出力信号と前記第3の移相回路手段の出力信号とを混合
    する第3の混合回路とを有することを特徴とする磁気記
    録再生装置。
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