JP2501768Y2 - テ―プカセット記録再生装置 - Google Patents
テ―プカセット記録再生装置Info
- Publication number
- JP2501768Y2 JP2501768Y2 JP7284490U JP7284490U JP2501768Y2 JP 2501768 Y2 JP2501768 Y2 JP 2501768Y2 JP 7284490 U JP7284490 U JP 7284490U JP 7284490 U JP7284490 U JP 7284490U JP 2501768 Y2 JP2501768 Y2 JP 2501768Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape cassette
- motor
- worm
- diameter gear
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、テープカセットが挿入されたホルダーをモ
ーターの駆動力により記録再生位置へ搬送するようにさ
れたテープカセット記録再生装置に関する。
ーターの駆動力により記録再生位置へ搬送するようにさ
れたテープカセット記録再生装置に関する。
この種のテープカセット記録再生装置においては、モ
ーターの回転速度を比較的大きく減速させて各部を作動
させる必要があることから、モーターにウォームが取り
付けられるとともに、このウォームに噛合するウォーム
ホイールを含んでなる歯車列を介してテープカセットが
挿入されたホルダー搬送部材が作動せしめられるように
されている。
ーターの回転速度を比較的大きく減速させて各部を作動
させる必要があることから、モーターにウォームが取り
付けられるとともに、このウォームに噛合するウォーム
ホイールを含んでなる歯車列を介してテープカセットが
挿入されたホルダー搬送部材が作動せしめられるように
されている。
ところが、上述のように、ウォームを介してモーター
の動力伝達が行われるようにされたものでは、テープカ
セットの記録再生位置への搬送時あるいは記録再生時に
おいて、モーターあるいは回路上に故障が生じて、モー
ターが回転し得なくなった場合、手動操作でテープカセ
ットをインジェクトする必要がある。
の動力伝達が行われるようにされたものでは、テープカ
セットの記録再生位置への搬送時あるいは記録再生時に
おいて、モーターあるいは回路上に故障が生じて、モー
ターが回転し得なくなった場合、手動操作でテープカセ
ットをインジェクトする必要がある。
その際には、通常、モーターのねじ止めを外し、ある
いは、ウォームを含む歯車列を覆うカバープレート等を
外して、テープカセットの搬送に関与する歯車を逆転さ
せるようにされるが、一般にウォームが用いられた歯車
列ではウォーム以外の歯車を操作して逆転させることが
難しく、そのため、かかる歯車列の一部の噛合状態を一
旦解いてテープカセットをインジェクトさせるべくいず
れかの歯車を逆転させる必要がある。そのため、テープ
カセットのインジェクトに手間がかかるとともに、噛合
状態を解かれた歯車同士を噛合させる際のピッチ間隔の
調整が難しく、調整不良等が発生するおそれがある。
いは、ウォームを含む歯車列を覆うカバープレート等を
外して、テープカセットの搬送に関与する歯車を逆転さ
せるようにされるが、一般にウォームが用いられた歯車
列ではウォーム以外の歯車を操作して逆転させることが
難しく、そのため、かかる歯車列の一部の噛合状態を一
旦解いてテープカセットをインジェクトさせるべくいず
れかの歯車を逆転させる必要がある。そのため、テープ
カセットのインジェクトに手間がかかるとともに、噛合
状態を解かれた歯車同士を噛合させる際のピッチ間隔の
調整が難しく、調整不良等が発生するおそれがある。
かかる点に鑑み本考案は、モーターあるいは回路上に
故障が生じて、モーターが回転し得なくなった場合、手
動操作でテープカセットを簡易にイジェクトすることが
できるようにされたテープカセット記録再生装置を提供
することを目的とする。
故障が生じて、モーターが回転し得なくなった場合、手
動操作でテープカセットを簡易にイジェクトすることが
できるようにされたテープカセット記録再生装置を提供
することを目的とする。
上述の目的を達成すべく、本考案に係るテープカセッ
ト記録再生装置は、テープカセットが挿入されたホルダ
ーをモーターの駆動力により記録再生位置へ搬送するよ
うにされ、上記モーターにウォームが取り付けられると
ともに、このウォームに噛合するウォームホイールを含
んでなる歯車列を介してホルダー搬送部材が作動せしめ
られるようにされ、かつ、上記モーターの回転軸に小径
歯車が固定されるとともに、この小径歯車に常時もしく
は所要時に噛合してそれを回転させ得る大径歯車が上記
ウォームの近傍でかつ外部から回転操作が可能な位置に
配されていることを特徴とする。
ト記録再生装置は、テープカセットが挿入されたホルダ
ーをモーターの駆動力により記録再生位置へ搬送するよ
うにされ、上記モーターにウォームが取り付けられると
ともに、このウォームに噛合するウォームホイールを含
んでなる歯車列を介してホルダー搬送部材が作動せしめ
られるようにされ、かつ、上記モーターの回転軸に小径
歯車が固定されるとともに、この小径歯車に常時もしく
は所要時に噛合してそれを回転させ得る大径歯車が上記
ウォームの近傍でかつ外部から回転操作が可能な位置に
配されていることを特徴とする。
上述の如くの構成とされた本考案に係るテープカセッ
ト記録再生装置においては、モーターが回転し得なくな
った異常時には、大径歯車を小径歯車に噛合させて回転
操作を行うだけでモーター及びウォームを逆転させるこ
とができるので、テープカセットを簡易にイジェクトす
ることが可能となる。
ト記録再生装置においては、モーターが回転し得なくな
った異常時には、大径歯車を小径歯車に噛合させて回転
操作を行うだけでモーター及びウォームを逆転させるこ
とができるので、テープカセットを簡易にイジェクトす
ることが可能となる。
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第１図は本考案に係るテープカセット記録再生装置の
一実施例の主要部を概略的に示し、図において、シャー
シー７上の底部９上には、モーター10が図示されていな
いねじ等より固定されており、このモーター10に取りつ
けられたウォーム12により、ウォームホイール14,歯車1
5,16等で形成される歯車列20を介してカム歯車18が駆動
される。カム歯車18には、カム溝19,21が設けられてお
り、カム溝19はホルダープレート駆動レバー25を駆動
し、これに係合する各部を介してテープカセットのロー
ディングを行う。
一実施例の主要部を概略的に示し、図において、シャー
シー７上の底部９上には、モーター10が図示されていな
いねじ等より固定されており、このモーター10に取りつ
けられたウォーム12により、ウォームホイール14,歯車1
5,16等で形成される歯車列20を介してカム歯車18が駆動
される。カム歯車18には、カム溝19,21が設けられてお
り、カム溝19はホルダープレート駆動レバー25を駆動
し、これに係合する各部を介してテープカセットのロー
ディングを行う。
モーター10は、カセットホルダープレート26にテープ
カセットを挿入し、テープカセットをさらに所定距離
（本例では約6mm）押し込むと、ホルダー連結プレート2
7がスライドしてスイッチレバー29の係合部を押し上げ
てその先端部がスタートスイッチ30をオンさせることに
より駆動する。
カセットを挿入し、テープカセットをさらに所定距離
（本例では約6mm）押し込むと、ホルダー連結プレート2
7がスライドしてスイッチレバー29の係合部を押し上げ
てその先端部がスタートスイッチ30をオンさせることに
より駆動する。
モーター10が回転するとカム歯車18が回転し（矢印
ａ）、ホルダープレート駆動レバーが回転し（矢印
ｂ）、ホルダー連結プレート37をスライドさせる。この
とき、ホルダー連結プレート27も一体的にスライドせし
められるので、カセットホルダープレート26が駆動され
る。このとき、ホルダープレート駆動レバー23の先端の
ピンがホルダー連結プレート27の長穴を相対的にスライ
ドしながらホルダー連結プレート37をスライドさせる。
ａ）、ホルダープレート駆動レバーが回転し（矢印
ｂ）、ホルダー連結プレート37をスライドさせる。この
とき、ホルダー連結プレート27も一体的にスライドせし
められるので、カセットホルダープレート26が駆動され
る。このとき、ホルダープレート駆動レバー23の先端の
ピンがホルダー連結プレート27の長穴を相対的にスライ
ドしながらホルダー連結プレート37をスライドさせる。
そして、本例においては、モーター10の回転軸にウォ
ーム12と共に小径歯車40が固定されるとともに、この小
径歯車40に任意に噛合させ得る大径歯車42が上記歯車列
20を覆うカバープレート43にねじ46を緩めることにより
スライド可能な状態で取り付けられたＬ形プレート44に
軸支されている。
ーム12と共に小径歯車40が固定されるとともに、この小
径歯車40に任意に噛合させ得る大径歯車42が上記歯車列
20を覆うカバープレート43にねじ46を緩めることにより
スライド可能な状態で取り付けられたＬ形プレート44に
軸支されている。
この場合、大径歯車42は、第２図に示される如く、小
径歯車40と噛合した状態でその一部がモーター10や歯車
列20を覆うカバープレート43より上方に突出するように
配置される。
径歯車40と噛合した状態でその一部がモーター10や歯車
列20を覆うカバープレート43より上方に突出するように
配置される。
従って、例えば、テープカセットが記録再生位置にあ
るとき、モーター10が回転し得なくなった際には、ねじ
46を緩めてＬ形プレート44をスライドさせて大径歯車42
を小径歯車40に噛合させ、外部から大径歯車42を逆転さ
せることにより、テープカセットのマニュアルイジェク
トが行われ、テープカセットを安全かつ容易に取り出す
ことができる。
るとき、モーター10が回転し得なくなった際には、ねじ
46を緩めてＬ形プレート44をスライドさせて大径歯車42
を小径歯車40に噛合させ、外部から大径歯車42を逆転さ
せることにより、テープカセットのマニュアルイジェク
トが行われ、テープカセットを安全かつ容易に取り出す
ことができる。
なお、上述の例においては、通常は、大径歯車42を小
径歯車40から離間させておき、所要時にのみそれらを噛
合させるようにされているが、大径歯車42を常時小径歯
車40に噛合させておいてもよい。
径歯車40から離間させておき、所要時にのみそれらを噛
合させるようにされているが、大径歯車42を常時小径歯
車40に噛合させておいてもよい。
また、ばね等の付勢手段を設けて、大径歯車42の小径
歯車40への噛合、離間をその付勢手段により行うように
してもよい。
歯車40への噛合、離間をその付勢手段により行うように
してもよい。
以上の説明から明らかな如く、本考案に係るテープカ
セット記録再生装置は、モーターあるいは回路上に故障
が生じて、モーターが回転し得なくなった場合、手動操
作でテープカセットを簡易にイジェクトすることができ
る利点が得られる。
セット記録再生装置は、モーターあるいは回路上に故障
が生じて、モーターが回転し得なくなった場合、手動操
作でテープカセットを簡易にイジェクトすることができ
る利点が得られる。
第１図は本考案に係るテープカセット記録再生装置の一
実施例の主要部を概略的に示す図、第２図は第１図のII
-II線に従う概略断面図である。 10……モーター、12……ウォーム、20……歯車列、40…
…小径歯車、42……大径歯車。
実施例の主要部を概略的に示す図、第２図は第１図のII
-II線に従う概略断面図である。 10……モーター、12……ウォーム、20……歯車列、40…
…小径歯車、42……大径歯車。
Claims (1)
- 【請求項１】テープカセットが挿入されたホルダーをモ
ーターの駆動力により記録再生位置へ搬送するようにさ
れたテープカセット記録再生装置において、上記モータ
ーにウォームが取り付けられるとともに、このウォーム
に噛合するウォームホイールを含んでなる歯車列を介し
てホルダー搬送部材が作動せしめられるようにされ、か
つ、上記モーターの回転軸に小径歯車が固定されるとと
もに、この小径歯車に常時もしくは所要時に噛合してそ
れを回転させ得る大径歯車が上記ウォームの近傍でかつ
外部から回転操作が可能な位置に配されていることを特
徴とするテープカセット記録再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7284490U JP2501768Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | テ―プカセット記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7284490U JP2501768Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | テ―プカセット記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0431447U JPH0431447U (ja) | 1992-03-13 |
| JP2501768Y2 true JP2501768Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=31611143
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7284490U Expired - Lifetime JP2501768Y2 (ja) | 1990-07-09 | 1990-07-09 | テ―プカセット記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2501768Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2547128Y2 (ja) * | 1993-05-25 | 1997-09-10 | 株式会社サン・フロンティア・テクノロジー | ガス容器の磁気保持装置 |
-
1990
- 1990-07-09 JP JP7284490U patent/JP2501768Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0431447U (ja) | 1992-03-13 |
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