JP2501064Y2 - ワ―クロ―ディング装置 - Google Patents

ワ―クロ―ディング装置

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JP2501064Y2
JP2501064Y2 JP1989124749U JP12474989U JP2501064Y2 JP 2501064 Y2 JP2501064 Y2 JP 2501064Y2 JP 1989124749 U JP1989124749 U JP 1989124749U JP 12474989 U JP12474989 U JP 12474989U JP 2501064 Y2 JP2501064 Y2 JP 2501064Y2
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久司 杉野
修一 丸山
政信 馬場
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、孔明きワーク、特にコネクティングロッド
半加工品を次の加工機械へ送るに好適なワークローディ
ング装置に関する。
(従来の技術) コネクティングロッド(以下「孔明きワーク」とい
う)は型鍛造された後、数回の加工工程を要する。
例えば、特公昭62−68228号公報の第4図に明示され
る如く、孔明きワークは縦置きされて仕上げ加工される
場合がある。
孔明きワークは前工程で少くともピン孔を荒加工さ
れ、本書添付の第8図に示すパーツフィーダPにて整列
供給される。一般には、パーツフィーダPの先頭の孔明
きワークWは、ロボットアームでピックアップされ、仕
上げ加工機械(特開昭62−68228号の第4図)にセット
される。この仕上げ加工機械は受けとったワークの位置
決めをなす為に、基準ピン29を備えたことを特徴として
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかし、第8図に示す孔明きワークWは大端部の斜面
W9,W9でパーツフィーダPに係止し、且つ斜面W9,W9は黒
皮である。よって、ロボットアームがピックアップする
時の孔明きワークの高さ位置は不正確である。
また、最近の異種混合ライン化から、大小長短な孔明
きワークが流れ、これにも対応しなければならない。
従来は、ロボットアーム及び次の加工機械側でワーク
の位置決め等を実施しているが負担が大きく、ロボット
の制御プログラムが複雑になり、また次の加工機械の構
造が複雑になるなどの不都合があった。
(課題を解決するための手段) 上記不都合を解決すべく本考案は、略水平方向に形成
された孔を有する縦置きのワークをパーツフィーダから
受け取り、次の加工機械へ受け渡すワークローディング
装置において、前記パーツフィーダからワークを上昇せ
しめるワーク押上げ機構と、このワーク押上げ機構によ
って上昇されたワークの孔に進入する小径の進退ピン
と、この進退ピンを上昇させてワークを吊持する昇降機
構と、この昇降機構の上昇限度を定める位置決めピンを
備えた位置決め機構と、上記進退ピンに吊持したワーク
をその両側から押さえる幅寄せ爪とからワークローディ
ング装置を構成した。
そして、前記位置決め機構は、上昇限度の異なる複数
種類の位置決めピンを備えるとともに、この位置決めピ
ンを選択的に交換する機構を備えてワークローディング
装置を構成した。
(作用) ワーク押上げ機構にて縦向きワークをパーツフィーダ
上方へ押し上げ、次にワーク把持機構の進退ピンをワー
クの孔へ貫通し、この進退ピンでワークを吊り上げる。
進退ピンはワークの孔の最上点に至って、高さ方向の位
置決めをなす。
この状態で、幅寄せ爪でワークを挟持して左右方向の
位置決めをなす。
このようにして、孔明きワークの位置決めをした後に
ロボットアーム等でワークを次の加工機械へ送る。
(実施例) 本考案の実施例を添付図面に基づいて以下に説明す
る。
第1図は本考案に係るワークローディング装置の要部
分解斜視図、第2図はワークローディング装置の側面
図、第3図は第2図のA矢視図、第4図は第2図のB矢
視図である。
第1図に示すように、ワークローディング装置1は、
基礎若しくは基盤に固定されて立設する固定フレーム2
と、このフレームに取付けられたレール2a,2aに沿って
上下に移動する上部昇降フレーム10と下部上昇フレーム
20とからなる。
上部昇降フレーム10は、進退ピン12とこのピンの左右
に設けられた幅寄せ爪13,13を前方に突出してなるワー
ク把持機構11を複数備えている。
前記進退ピン12は、第2図に示す通りその中央に段部
12aを備え、この段部にホーク14a先端が係合する。ホー
ク14aは軸14bで共通的に揺動し、この軸はシリンダ14c
のピストンロッド14dの進退動にて回転する。
仍って、ピストンロッド14dを後退させると進退ピン1
2は前進(図示左進)し、またピストンロッド14dを前進
させると進退ピン12は後退(図示右進)する。
一方、幅寄せ爪13,13は、第4図に示す通り軸15a,15a
に一体的に係合し、軸15a,15aはレバー15b,15bを介して
バネ15c付きロッド15dに係合し、ロッド15dには支点ピ
ン15eに支承されたL字レバー15fの一端が係合し、L字
レバー15fの他端は軸15gに係合している。この軸15gは
フレーム10に取付けたシリンダ15hにて前進若しくは後
退する。
前記軸15gを前進(図示左進)するとロッド15dは図示
下へ移動し、幅寄せ爪13,13を矢印方向に開拡する。
一方、第1図に示す如く前記進退ピン12の下方には出
没自在なワーク検知爪16が設けられ、この爪16はバネ16
aで突出方向に付勢されている。この爪16の出没はフレ
ーム10下部に取付けられた光電子スイッチ17でモニタさ
れている。
このようなワーク把持機構11を備えた上部昇降フレー
ム10は、固定フレーム2から垂下する昇降機構30のシリ
ンダ31のピストンロッド31aで吊り上げられている。
更に昇降機構30のシリンダ31の脇には第3図に示す回
転式位置決め機構32を備える。
位置決め機構32は固定フレーム側にモータ部32a、回
転盤32b、位置決めピン32c…を備え、また上部昇降フレ
ーム10の上部にエア通路32dが穿孔されたストッパー片3
2eを設けてなる。上記エア通路32dの開口が寒がれると
通路内の圧力が上昇するので、物の有無を検知できる。
下部昇降フレーム20には、横長帯板20aの前面に、U
字切欠を有するワーク受け板22とスットップ板23を接合
し、背面にブラケット24(第1図参照)及びスライダ25
を突設し、ブラケット24を昇降リンダ26にボルト止めす
る。
よって、ワーク受け板22とスットップ板23と昇降シリ
ンダ26とでワーク押上げ機構21を構成している。
以上の構成からなるワークローディング装置の作用を
次に述べる。
第5図は作用説明図であり、第5図(a)は待機状態
を示す。即ち、進退ピン12は後退し、ワーク検知爪16は
突出し、幅寄せ爪13,13は左右に拡開し、且つワーク受
け板22はパーツフィーダP面より少し下降している。
パーツフィーダPで送られてきた孔明きワークWは先
ず検知爪16を押し、次にワーク受け板22(第5図
(b))で上へ押し上げられる(第5図(c))。この
時、ワークWはその黒皮部分が支承されていることか
ら、位置精度は極めて悪い。
第5図(c)にて、進退ピン12を前進させてピン12を
ワークの大径孔W1に貫通する。ピン12の径は大径孔W1に
くらべて十分に小さいので、貫通ミスをすることは無
い。
昇降機構30のシンダ31の引き動作によって上部昇降フ
レーム10とともに進退ピン12は上昇し、このピンがワー
クの大径孔W1の最上点W3に当った後にワークを上昇せし
める。
次に左右の幅寄せ爪13,13を閉じる。
仍って、第5図(d)において孔明きワークWはその
大径孔W1を基準にして、ワーク把持機構11の進退ピン12
及び幅寄せ爪13,13で高さ方向及び左右方向の位置決め
がなされる。
次に、位置決め機構32の作用を説明する。
第3図に示す如く、上昇する上部昇降フレーム10はそ
のストッパー片32eが固定フレーム側の位置決めピン32c
…に当ることで強制的に停止される。
モータ部32aにて、回転盤32bを間欠的に回転すること
により、長短の位置決めピン32c…のいずれか一つをス
トッパー片32eに臨ませておく。
第6図は異種ワークの作用説明図であり、短尺ワーク
W4、中尺ワークW5、長尺ワークW6毎に前記手順にて位置
決めピン32cのレベルを変更することにより、ワークの
小径孔W2のレベルを統一する。
この理由は、次の加工機械との関連による。第7図は
次の加工機械の作用図である。
ロボットアーム(図示せず)はワークローディング装
置1からワークWを受け取り、運搬し、次の加工機械40
のテーブル41へワークの小径孔W2を基準にセットする。
次の加工機械40は横中ぐり盤であって小径孔仕上げユ
ニット42と大径孔仕上げユニット43を有し、大径孔仕上
げユニット43はテーパベース44の作用で高さ寸法が変更
できる。
従ってこのように次の加工機械40へ異種ワークW4〜W6
を例えば小径孔W2を整えてローディングすることは次の
加工機械に格別な位置補正機構を用意させなくて良いと
いう利点がる。
(考案の効果) 以上に述べた通り本考案は、ワークの孔に小径のピン
を差し入れ、次に幅寄せ爪で幅寄せするワークローディ
ング装置をパーツフィーダと次の加工機械との間に介設
したので、ワークの位置決めが容易になり、且つ異種な
ワークにも柔軟に対応できることから、ロボットの制御
プログラムを簡単にし、且つ次の加工機械の位置補正機
構を省略又は簡単にするなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るワークローディング装置の要部分
解斜視図、 第2図はワークローディング装置の側面図、 第3図は第2図のA矢視図、 第4図は第2図のB矢視図、 第5図は作用説明図、 第6図は異種ワークの作用説明図、 第7図は次の加工機械の作用図、 第8図はパーツフィーダ図。 1……ワークローディング装置 11……ワーク把持機構、12……進退ピン 13……幅寄せ爪 21……ワーク押上げ機構 30……昇降機構、32……位置決め機構 32c……位置決めピン、40……次の加工機械 P……パーツフィーダ、W……孔明きワーク

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略水平方向に形成された孔を有する縦置き
    のワークをパーツフィーダから受け取り、次の加工機械
    へ受け渡すワークローディング装置において、 前記パーツフィーダからワークを上昇せしめるワーク押
    上げ機構と、 このワーク押上げ機構によって上昇されたワークの孔に
    進入する小径の進退ピンと、 この進退ピンを上昇させてワークを吊持する昇降機構
    と、 この昇降機構の上昇限度を定める位置決めピンを備えた
    位置決め機構と、 上記進退ピンに吊持したワークをその両側から押さえる
    幅寄せ爪とを備えたことを特徴とするワークローディン
    グ装置。
  2. 【請求項2】前記位置決め機構は、上昇限度の異なる複
    数種類の位置決めピンを備えるとともに、この位置決め
    ピンを選択的に交換する機構を備えたことを特徴とする
    請求項1記載のワークローディング装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6161738A (ja) * 1984-09-04 1986-03-29 Daihatsu Motor Co Ltd ワ−クの自動搬入搬出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5332094Y2 (ja) * 1975-02-21 1978-08-09
JPS59133519U (ja) * 1983-02-28 1984-09-06 東芝機械株式会社 姿勢変換機構を備えたワ−ク供給装置

Patent Citations (1)

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JPS6161738A (ja) * 1984-09-04 1986-03-29 Daihatsu Motor Co Ltd ワ−クの自動搬入搬出装置

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JPH0362748U (ja) 1991-06-19

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