JP2026009501A - 展示台 - Google Patents
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Abstract
【課題】輸送形態とした場合に正面板と側面板との表面に傷や汚れが付くことを抑制しながら、郵便ポスト等に投函可能な薄さにすることができる展示台を提供する。
【解決手段】
展示形態にされて商品を展示する紙製の展示台1は、正面板12、背面板10および一対の側面板11によって角筒状に形成される本体部2と、本体部2の底面の一部を形成する底部3と、背面板10に積層される背面補強板30と、底部3に積層される底面補強板31と、を備えている。平坦に折り畳まれて投函可能な輸送形態に変形する場合、背面補強板30および底面補強板31を本体部2の外部に配置した状態にして、底部3が本体部2の内側に折り返され、本体部2が折り込まれた側面板11を挟んで正面板12と背面板10とを重ね合わせ、背面補強板30が正面板12に積層され、底面補強板31が背面補強板30に積層される。
【選択図】図6
【解決手段】
展示形態にされて商品を展示する紙製の展示台1は、正面板12、背面板10および一対の側面板11によって角筒状に形成される本体部2と、本体部2の底面の一部を形成する底部3と、背面板10に積層される背面補強板30と、底部3に積層される底面補強板31と、を備えている。平坦に折り畳まれて投函可能な輸送形態に変形する場合、背面補強板30および底面補強板31を本体部2の外部に配置した状態にして、底部3が本体部2の内側に折り返され、本体部2が折り込まれた側面板11を挟んで正面板12と背面板10とを重ね合わせ、背面補強板30が正面板12に積層され、底面補強板31が背面補強板30に積層される。
【選択図】図6
Description
特許法第30条第2項適用申請有り 令和5年9月8日に株式会社大井梱包に販売
本発明は、商品を展示する展示台に関する。
紙製の什器本体が知られている(特許文献1)。什器本体は、上部を開口した有底箱状の収容部と、収容部の後壁部の上縁に傾動可能に連なる後面部と、収容部の一対の側壁部の上縁に傾動可能に連なる一対の第1側面部と、一対の第1側面部に傾動可能に連なる一対の第2側面部と、備えている。第1側面部と第2側面部とが外側面同士を重ねるように斜め折り線で折り畳まれ、第2側面部の内側面と後面部の前面とが重なるように側縁で折り畳まれることで、後面部が収容部の上部開口を閉じたカートン状態(輸送するための形態)に変形する。これにより、側面部の外側面に汚れや傷が付くことを抑制できるとされている。また、上記した什器本体では、什器として使用する状態で規制部材が収容部の内部に配置され、規制部材の垂れ壁が収容部の前壁部を覆い隠していた。
しかしながら、上記した什器本体では、什器として使用する状態かカートン状態かに関わらず、収容部の前壁部は露出しており、前壁部に汚れや傷が付くことを抑制することができなかった。そのため、収容部の前壁部を覆い隠すための規制部材を、什器本体とは別に製造しなければならず、製造コストが増加するという問題があった。また、上記した什器本体では、カートン状態での厚さが前壁部や後壁部の高さと略同等であった。収容部の形状保持を考慮すると、前壁部や後壁部を一定以上の高さにする必要があるため、カートン状態での厚さを薄くすることに限界があった。
本発明は、上記事情を考慮し、輸送形態とした場合に正面板と側面板との表面に傷や汚れが付くことを抑制しながら、郵便ポスト等に投函可能な薄さにすることができる展示台を提供する。
本発明は、展示形態にされて商品を展示する紙製の展示台であって、正面板、背面板および一対の側面板によって角筒状に形成される本体部と、前記本体部の下端に連設され、前記本体部の底面の少なくとも一部を形成する底部と、前記背面板の上端に連設され、裏面を前記背面板の正面となる裏面に対向させ、前記背面板に積層される背面補強板と、前記背面補強板の下端に連設され、裏面を前記底部の上面となる裏面に対向させ、前記底部に積層される底面補強板と、を備え、平坦に折り畳まれて投函可能な輸送形態に変形する場合、前記背面補強板および前記底面補強板を前記本体部の外部に配置した状態にして、前記底部が、前記本体部の内側に折り返され、前記本体部が、前後方向の中央で内向きに折り込まれた前記側面板を挟んで前記正面板と前記背面板とを重ね合わせ、前記背面補強板が、前記背面板に対して折り返され、裏面を前記正面板の表面に対向させ、前記正面板に積層され、前記底面補強板が、前記背面補強板に対して折り返され、表面を前記背面補強板の表面に対向させ、前記背面補強板に積層される。
この場合、前記底部は、前記正面板の下端に連設される正面底片と、前記背面板の下端に連設される背面底片と、一対の前記側面板の下端に連設される一対の側面底片と、を有し、前記正面底片と前記背面底片との左右方向の両側と、一対の前記側面底片の前後方向の両側とは、接着部を介して接続され、前記側面底片は、前後方向の中央で二分割にされ、前記底部は、前記正面底片と前記背面底片との先端同士を離間させ、且つ一対の前記側面底片の先端同士を離間させた四角環状に形成され、前記輸送形態にされた場合、前記正面底片、前記背面底片および前記側面底片は、前記接着部を逆折りした状態で前記本体部の内側に折り返され、前記輸送形態から前記展示形態に変形する過程で、前記正面底片、前記背面底片および前記側面底片は、前記接着部の逆折りを戻しながら下方に押し出されるとよい。
この場合、前記背面補強板との境界とは反対側となる前記底面補強板の先端に連設される固定片を更に備え、前記固定片には、左右方向に延びた開封切断部が形成され、前記輸送形態にされた場合、前記固定片は、前記底面補強板に対して折り返されて前記背面板に積層され、前記開封切断部よりも先端側を前記背面板の表面に固定され、前記輸送形態から前記展示形態に変形する場合に、前記固定片は前記開封切断部に沿って分断されるとよい。
この場合、前記底面補強板の左右方向の両端に連設される一対の差込片を更に備え、前記背面板の左右方向の両側には、一対の切目部によって区画される一対の係合片が形成され、前記輸送形態にされた場合、前記差込片は、前記底面補強板に対して折り返されて前記背面板に積層され、その先端部を前記係合片に係合させて前記背面板に接続されるとよい。
この場合、前記背面補強板の左右方向の両側には、一対の背面差込溝が形成され、前記展示形態にされた場合、前記係合片は、前記背面差込溝に差し込まれ、前記背面補強板を前記背面板に密着させるとよい。
この場合、前記展示形態にされた場合に、前記本体部の前記背面板から上方に伸長するように設けられるパネル部を更に備え、前記パネル部は、下端から下方に突出する少なくとも1つの差込支持片を有し、前記背面板と前記背面補強板との境界には、前記パネル部の前記差込支持片を差し込むための少なくとも1つの差込支持穴が形成されているとよい。
本発明によれば、輸送形態とした場合に正面板と側面板との表面に傷や汚れが付くことを抑制しながら、郵便ポスト等に投函可能な薄さにすることができる。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、図面に示すFr、Rr、L、R、U、Dは、前、後、左、右、上、下を示している。前後方向、左右方向および上下方向は互いに直交している。本明細書では方向や位置を示す用語を用いるが、それらの用語は説明の便宜のために用いるものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、方向や位置を示す用語は、主に、展示台を使用する際の方向や位置を基準にしている。
図1ないし図3を参照して、本実施形態に係る展示台1について説明する。図1は展示台1(展示形態F2)を示す斜視図である。図2および図3は展示台1のブランク1A,1B,4Aを示す平面図である。
展示台1は、商品(図示せず)を展示するために、輸送形態F1から展示形態F2に変形され、販売店の陳列台やカウンター等に設置される。図1に示すように、展示形態F2にされた展示台1は、上面を開放した略角筒状(またはトレイ状)に形成されている。また、展示形態F2にされた展示台1の後部には、商品の広告等を提示するためのパネル部4が立設される。また、展示台1は、輸送形態F1にされて輸送されたり保管されたりする(後述する図8参照)。輸送形態F1にされた展示台1は、例えば、厚さ25~30mm程度の平坦な略厚板状に折り畳まれ、郵便ポストや個人宅の郵便受け等に投函可能とされている(後述する図8参照)。なお、展示形態F2にされた展示台1を再び輸送形態F1に変形することもできる。
展示台1は、図2に示すブランク1Aと図3に示すブランク1B,4Aとを組み合わせることで構成される。展示台1(ブランク1A,1B,4Aは、例えば、多層抄きの合紙(厚紙)で形成されている。ブランク1A,1B,4Aは、1枚の合紙を抜型等で打ち抜いて形成されている。なお、図2および図3では、合紙の表面Hを示している。本明細書では、合紙の紙目と平行な方向を「紙目方向」と呼び、紙目方向に直交する方向を「直交方向」と呼ぶこととする。図面に示す「X」は「紙目方向」を示し、「Y」は「直交方向」を示している。
[ブランク(1)]
図2に示すように、ブランク1Aは、背面板10と、側面板11と、背面底片20と、側面底片21と、背面補強板30と、底面補強板31と、固定片40と、一対の差込片41と、を備えている。背面底片20、背面板10、背面補強板30、底面補強板31および固定片40は、この順に直交方向に一列に並設され、それぞれ紙目方向の幅を略同一とした略四角形状に形成されている。
図2に示すように、ブランク1Aは、背面板10と、側面板11と、背面底片20と、側面底片21と、背面補強板30と、底面補強板31と、固定片40と、一対の差込片41と、を備えている。背面底片20、背面板10、背面補強板30、底面補強板31および固定片40は、この順に直交方向に一列に並設され、それぞれ紙目方向の幅を略同一とした略四角形状に形成されている。
<背面板>
背面板10は、紙目方向(左右方向)を長辺とする略長方形状に形成されている。背面板10の紙目方向(左右方向)の両側には、一対の切目部13によって区画される一対の係合片14が形成されている。一対の切目部13は、紙目方向の両外側に向かって膨らむ円弧状に形成された溝である。一対の係合片14は、一対の切目部13に沿って円弧状の輪郭を有する略半月状(または扇状)に形成されている。一対の係合片14(切目部13)は、背面板10の紙目方向の中央線を対称軸として線対称に形成されている。また、背面板10には、切目部13の両端を結ぶように係合折線L21が形成されている。
背面板10は、紙目方向(左右方向)を長辺とする略長方形状に形成されている。背面板10の紙目方向(左右方向)の両側には、一対の切目部13によって区画される一対の係合片14が形成されている。一対の切目部13は、紙目方向の両外側に向かって膨らむ円弧状に形成された溝である。一対の係合片14は、一対の切目部13に沿って円弧状の輪郭を有する略半月状(または扇状)に形成されている。一対の係合片14(切目部13)は、背面板10の紙目方向の中央線を対称軸として線対称に形成されている。また、背面板10には、切目部13の両端を結ぶように係合折線L21が形成されている。
<側面板>
側面板11は、第1折曲線L1を介して背面板10の紙目方向の一端(右端)に連設されている。側面板11は、背面板10から紙目方向の一方に離れるに従って徐々に直交方向に短くなる略台形状に形成されている。側面板11の下端辺は紙目方向と平行であり、側面板11の上端辺は第1折曲線L1の上端から紙目方向の一方に向かって下方に傾斜している。側面板11の紙目方向の略中央には、折込線L22が直交方向に沿って形成されている。側面板11の紙目方向の先端(前端)には、第2折曲線L2を介して前継代片15が連設されている。第1折曲線L1、折込線L22および第2折曲線L2は、互いに平行かつ紙目方向に略等間隔に形成されている。
側面板11は、第1折曲線L1を介して背面板10の紙目方向の一端(右端)に連設されている。側面板11は、背面板10から紙目方向の一方に離れるに従って徐々に直交方向に短くなる略台形状に形成されている。側面板11の下端辺は紙目方向と平行であり、側面板11の上端辺は第1折曲線L1の上端から紙目方向の一方に向かって下方に傾斜している。側面板11の紙目方向の略中央には、折込線L22が直交方向に沿って形成されている。側面板11の紙目方向の先端(前端)には、第2折曲線L2を介して前継代片15が連設されている。第1折曲線L1、折込線L22および第2折曲線L2は、互いに平行かつ紙目方向に略等間隔に形成されている。
<背面底板>
背面底片20は、第3折曲線L3を介して背面板10の直交方向の一端(下端)に連設されている。背面底片20は、背面板10から直交方向の一方に向かって徐々に紙目方向に短くなる略台形状に形成されている。背面底片20の直交方向の寸法(延出寸法)は、側面板11の紙目方向の寸法(前後方向の長さ)よりも十分に短く(1/4程度)なっている。
背面底片20は、第3折曲線L3を介して背面板10の直交方向の一端(下端)に連設されている。背面底片20は、背面板10から直交方向の一方に向かって徐々に紙目方向に短くなる略台形状に形成されている。背面底片20の直交方向の寸法(延出寸法)は、側面板11の紙目方向の寸法(前後方向の長さ)よりも十分に短く(1/4程度)なっている。
<側面底板>
側面底片21は、第3折曲線L3を介して側面板11の直交方向の一端(下端)に連設されている。側面底片21は略長方形状に形成され、その直交方向の寸法(延出寸法)は背面底片20の延出寸法よりも短くなっている。側面底片21は、紙目方向(前後方向)の略中央で二分割にされている。詳細には、側面底片21は、折込線L22の延長線上に形成された切込線23によって一対の分割底板24に分割されている。また、側面底片21には、側面板11との境界線(第3折曲線L3)の両端から直交方向の一方に向かって互いに接近するように傾斜した一対の傾斜逆折線L23が形成されている。傾斜逆折線L23は、第3折曲線L3に対して略45度の角度で傾斜している。側面底片21には、傾斜逆折線L23によって略三角形状の接着部25が区画されている。なお、側面底片21は、一対の接着部25を除いた略台形状の部分であると捉えてもよい。つまり、一対の接着部25が傾斜逆折線L23を介して側面底片21の両角部に設されていると考えてもよい。
側面底片21は、第3折曲線L3を介して側面板11の直交方向の一端(下端)に連設されている。側面底片21は略長方形状に形成され、その直交方向の寸法(延出寸法)は背面底片20の延出寸法よりも短くなっている。側面底片21は、紙目方向(前後方向)の略中央で二分割にされている。詳細には、側面底片21は、折込線L22の延長線上に形成された切込線23によって一対の分割底板24に分割されている。また、側面底片21には、側面板11との境界線(第3折曲線L3)の両端から直交方向の一方に向かって互いに接近するように傾斜した一対の傾斜逆折線L23が形成されている。傾斜逆折線L23は、第3折曲線L3に対して略45度の角度で傾斜している。側面底片21には、傾斜逆折線L23によって略三角形状の接着部25が区画されている。なお、側面底片21は、一対の接着部25を除いた略台形状の部分であると捉えてもよい。つまり、一対の接着部25が傾斜逆折線L23を介して側面底片21の両角部に設されていると考えてもよい。
<背面補強板>
背面補強板30は、第4折曲線L4を介して背面板10の直交方向の他端(上端)に連設されている。背面補強板30は、背面板10と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。背面板10と背面補強板30との境界(第4折曲線L4)には、一対の差込支持穴32が形成されている。一対の差込支持穴32は、紙目方向(左右方向)に離間した位置に形成されている。差込支持穴32は、第4折曲線L4から背面板10に向かって僅かに突出した略コ字状(U字状)の切断線で構成されている。
背面補強板30は、第4折曲線L4を介して背面板10の直交方向の他端(上端)に連設されている。背面補強板30は、背面板10と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。背面板10と背面補強板30との境界(第4折曲線L4)には、一対の差込支持穴32が形成されている。一対の差込支持穴32は、紙目方向(左右方向)に離間した位置に形成されている。差込支持穴32は、第4折曲線L4から背面板10に向かって僅かに突出した略コ字状(U字状)の切断線で構成されている。
背面補強板30の紙目方向(左右方向)の両側には、一対の背面差込溝33が形成されている。背面差込溝33は、背面板10に形成された係合折線L21の延長線上に形成された溝である。また、背面補強板30には、背面差込溝33の直交方向の両端から紙目方向の外側に向かって一対の背面切目34が入れられている。背面補強板30には、背面差込溝33と一対の背面切目34とによって略長方形状の背面補助片35が区画されている。一対の背面補助片35(背面差込溝33)は、背面補強板30の紙目方向の中央線を対称軸として線対称に形成されている。
<底面補強板>
底面補強板31は、第5折曲線L5を介して背面補強板30の直交方向の他端(下端)に連設されている。底面補強板31は、背面補強板30と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。
底面補強板31は、第5折曲線L5を介して背面補強板30の直交方向の他端(下端)に連設されている。底面補強板31は、背面補強板30と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。
<固定片>
固定片40は、底面補強板31の直交方向の他端(前端:背面補強板30との境界とは反対側となる底面補強板31の先端)に連設されている。固定片40は、固定額縁部42と、固定連結部43と、接着片部44と、を有している。
固定片40は、底面補強板31の直交方向の他端(前端:背面補強板30との境界とは反対側となる底面補強板31の先端)に連設されている。固定片40は、固定額縁部42と、固定連結部43と、接着片部44と、を有している。
(固定額縁部)
固定額縁部42は、第6折曲線L6を介して背面補強板30の直交方向の他端(先端)に連設されている。固定額縁部42は紙目方向に細長い略長方形状に形成され、固定額縁部42の直交方向の寸法(延出寸法)は輸送形態F1にされた展示台1の厚さ未満(十数mm程度)になっている。
固定額縁部42は、第6折曲線L6を介して背面補強板30の直交方向の他端(先端)に連設されている。固定額縁部42は紙目方向に細長い略長方形状に形成され、固定額縁部42の直交方向の寸法(延出寸法)は輸送形態F1にされた展示台1の厚さ未満(十数mm程度)になっている。
(固定連結部)
固定連結部43は、第7折曲線L7を介して固定額縁部42の直交方向の他端(先端)に連設されている。固定連結部43は、固定額縁部42と紙目方向に略同一幅で、かつ固定額縁部42よりも直交方向に十分に広い略長方形状に形成されている。固定連結部43(固定片40)には、紙目方向(左右方向)に延びた開封切断部45が形成されている。開封切断部45は、紙目方向の平行に延びる一対のジッパー45Aの間に帯状に形成されている。
固定連結部43は、第7折曲線L7を介して固定額縁部42の直交方向の他端(先端)に連設されている。固定連結部43は、固定額縁部42と紙目方向に略同一幅で、かつ固定額縁部42よりも直交方向に十分に広い略長方形状に形成されている。固定連結部43(固定片40)には、紙目方向(左右方向)に延びた開封切断部45が形成されている。開封切断部45は、紙目方向の平行に延びる一対のジッパー45Aの間に帯状に形成されている。
(接着片部)
接着片部44は、接着逆折線L24を介して固定連結部43の直交方向の他端(先端)に連設されている。接着片部44は、固定連結部43よりも紙目方向に幅狭い略長方形状に形成されている。接着片部44の直交方向の寸法(延出寸法)は、固定額縁部42の延出寸法よりも若干長くなっている。
接着片部44は、接着逆折線L24を介して固定連結部43の直交方向の他端(先端)に連設されている。接着片部44は、固定連結部43よりも紙目方向に幅狭い略長方形状に形成されている。接着片部44の直交方向の寸法(延出寸法)は、固定額縁部42の延出寸法よりも若干長くなっている。
<差込片>
一対の差込片41は、底面補強板31の紙目方向(左右方向)の両端に連設されている。各々の差込片41は、差込額縁部46と、差込本体片47と、を有している。なお、一対の差込片41は、底面補強板31を中心にして線対称となる形状であるため、以下の説明では、主に、1つの差込片41に着目して説明する。
一対の差込片41は、底面補強板31の紙目方向(左右方向)の両端に連設されている。各々の差込片41は、差込額縁部46と、差込本体片47と、を有している。なお、一対の差込片41は、底面補強板31を中心にして線対称となる形状であるため、以下の説明では、主に、1つの差込片41に着目して説明する。
(差込額縁部)
差込額縁部46は、第8折曲線L8を介して背面補強板30の紙目方向の端部に連設されている。差込額縁部46は直交方向に細長い略長方形状に形成され、差込額縁部46の紙目方向の寸法(延出寸法)は固定額縁部42の延出寸法と略同一である。
差込額縁部46は、第8折曲線L8を介して背面補強板30の紙目方向の端部に連設されている。差込額縁部46は直交方向に細長い略長方形状に形成され、差込額縁部46の紙目方向の寸法(延出寸法)は固定額縁部42の延出寸法と略同一である。
(差込本体片)
差込本体片47は、第9折曲線L9を介して差込額縁部46の紙目方向の端部に連設されている。差込本体片47は、差込額縁部46から紙目方向の外側に離れるに従って徐々に直交方向に短くなる略台形状に形成されている。正確には、差込本体片47の直交方向の先端辺は直交方向と平行であり、差込片41の直交方向の基端辺は、紙目方向の基端から先端に向かって直交方向の他方(前方)に傾斜している。差込本体片47の紙目方向の寸法(延出寸法)は、固定連結部43の直交方向の寸法(延出寸法)と略同一である。
差込本体片47は、第9折曲線L9を介して差込額縁部46の紙目方向の端部に連設されている。差込本体片47は、差込額縁部46から紙目方向の外側に離れるに従って徐々に直交方向に短くなる略台形状に形成されている。正確には、差込本体片47の直交方向の先端辺は直交方向と平行であり、差込片41の直交方向の基端辺は、紙目方向の基端から先端に向かって直交方向の他方(前方)に傾斜している。差込本体片47の紙目方向の寸法(延出寸法)は、固定連結部43の直交方向の寸法(延出寸法)と略同一である。
なお、第1~第4折曲線L1~L4および係合折線L21は合紙の表面Hから厚さ方向に潰された汎用罫線であり、第5~第9折曲線L5~L9および傾斜逆折線L23は汎用罫線上にミシン目を形成したリード罫であるが、これらに限らず、例えばミシン目等、合紙を所望の向きに折り曲げる他の構造であってもよい。また、接着逆折線L24は、切断線と継目とを交互に配置したミシン目に類する破断可能な構造であるが、これに限らず、汎用罫線等の折曲線で構成されてもよい。
[ブランク(2)]
図3の上段に示すように、ブランク1Bは、正面板12と、側面板11と、正面底片22と、側面底片21と、正面補強板26と、を備えている。なお、ブランク1Bの側面板11および側面底片21は、上記したブランク1Aの側面板11および側面底片21を左右反転させた形状であるため、以下、互いに相違する点に着目して説明し、同様の説明は省略する。
図3の上段に示すように、ブランク1Bは、正面板12と、側面板11と、正面底片22と、側面底片21と、正面補強板26と、を備えている。なお、ブランク1Bの側面板11および側面底片21は、上記したブランク1Aの側面板11および側面底片21を左右反転させた形状であるため、以下、互いに相違する点に着目して説明し、同様の説明は省略する。
<正面板、側面板>
正面板12は、背面板10よりも直交方向(上下方向)に低い(短い)略長方形状に形成されている。詳細には、正面板12は、側面板11の直交方向に最短となる辺と略同一の高さの長方形状に形成されている。側面板11は、第2折曲線L2を介して正面板12の紙目方向の一端(左端)に連設されている。側面板11は、正面板12から紙目方向の一方に離れるに従って徐々に直交方向に長くなる略台形状に形成されている。側面板11の紙目方向の先端(後端)には、第1折曲線L1を介して後継代片16が連設されている。
正面板12は、背面板10よりも直交方向(上下方向)に低い(短い)略長方形状に形成されている。詳細には、正面板12は、側面板11の直交方向に最短となる辺と略同一の高さの長方形状に形成されている。側面板11は、第2折曲線L2を介して正面板12の紙目方向の一端(左端)に連設されている。側面板11は、正面板12から紙目方向の一方に離れるに従って徐々に直交方向に長くなる略台形状に形成されている。側面板11の紙目方向の先端(後端)には、第1折曲線L1を介して後継代片16が連設されている。
<正面底板、側面底板、正面補強板>
正面底片22は、第3折曲線L3を介して正面板12の直交方向の一端(下端)に連設されている。正面底片22は、正面板12から直交方向の一方に向かって徐々に紙目方向に短くなる略台形状に形成されている。正面底片22の直交方向の寸法(延出寸法)は、側面底片21の延出寸法と略同一である。側面底片21は、第3折曲線L3を介して側面板11の直交方向の一端(下端)に連設されている。正面補強板26は、第10折曲線L10を介して正面板12の直交方向の他端(上端)に連設されている。正面補強板26は、正面板12から直交方向の他方に向かって徐々に紙目方向に短くなる略台形状に形成されている。正面補強板26の直交方向の寸法(延出寸法)は、正面板12の直交方向の寸法(高さ)と略同一である。
正面底片22は、第3折曲線L3を介して正面板12の直交方向の一端(下端)に連設されている。正面底片22は、正面板12から直交方向の一方に向かって徐々に紙目方向に短くなる略台形状に形成されている。正面底片22の直交方向の寸法(延出寸法)は、側面底片21の延出寸法と略同一である。側面底片21は、第3折曲線L3を介して側面板11の直交方向の一端(下端)に連設されている。正面補強板26は、第10折曲線L10を介して正面板12の直交方向の他端(上端)に連設されている。正面補強板26は、正面板12から直交方向の他方に向かって徐々に紙目方向に短くなる略台形状に形成されている。正面補強板26の直交方向の寸法(延出寸法)は、正面板12の直交方向の寸法(高さ)と略同一である。
なお、第10折曲線L10は、汎用罫線であるが、これらに限らず、例えばミシン目等、合紙を所望の向きに折り曲げる他の構造であってもよい。
[ブランク(3)]
図3の下段に示すように、ブランク4Aは、一対の片面パネル50と、二対の片面支持片51と、を備えている。一対の片面パネル50は、紙目方向に並べられ、第11折曲線L11を介して連設されている。片面パネル50は、背面板10と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。二対の片面支持片51は、一対の片面パネル50の紙目方向の両端に連設されている。二対の片面支持片51は、それぞれ、背面板10と背面補強板30との境界に形成された一対の差込支持穴32と略同一間隔で設けられている。
図3の下段に示すように、ブランク4Aは、一対の片面パネル50と、二対の片面支持片51と、を備えている。一対の片面パネル50は、紙目方向に並べられ、第11折曲線L11を介して連設されている。片面パネル50は、背面板10と略同じ大きさとなる略長方形状に形成されている。二対の片面支持片51は、一対の片面パネル50の紙目方向の両端に連設されている。二対の片面支持片51は、それぞれ、背面板10と背面補強板30との境界に形成された一対の差込支持穴32と略同一間隔で設けられている。
なお、第11折曲線L11は、汎用罫線であるが、これらに限らず、例えばミシン目等、合紙を所望の向きに折り曲げる他の構造であってもよい。また、図示は省略するが、一対の片面パネル50の表面Hには、展示台1に展示する商品の広告や情報等を示す絵柄や文字等が印刷されている。
[展示台の組立手順]
次に、図4および図5を参照して、展示台1の組立手順の一例について説明する。図4は展示台1の組立手順を説明する斜視図である。図5は展示台1の底部3を示す底面図である。なお、本明細書では、合紙の裏面Tを内側に向けるように折り曲げることを「正折り」と呼び、表面Hを内側に向けるように折り曲げることを「逆折り」と呼ぶ。
次に、図4および図5を参照して、展示台1の組立手順の一例について説明する。図4は展示台1の組立手順を説明する斜視図である。図5は展示台1の底部3を示す底面図である。なお、本明細書では、合紙の裏面Tを内側に向けるように折り曲げることを「正折り」と呼び、表面Hを内側に向けるように折り曲げることを「逆折り」と呼ぶ。
作業者は、ブランク1B(図3の上段参照)の後継代片16の表面Hを、ブランク1A(図2参照)の背面板10の左端部の裏面Tに接着する。続いて、作業者は、一対の側面板11を第1折曲線L1に沿って正折りし、前継代片15および正面板12を第2折曲線L2に沿って正折りし、前継代片15の表面Hを正面板12の右端部の裏面Tに接着する。以上によって、正面板12、背面板10および一対の側面板11が連結されて角筒状の本体部2を形成する(図4参照)。
次に、作業者は、正面底片22および背面底片20を第3折曲線L3に沿って正折りし、一対の側面底片21(4つの分割底板24)を第3折曲線L3に沿って正折りし、4つの接着部25の裏面Tを正面底片22と背面底片20との表面Hに接着する。図4および図5に示すように、正面底片22と背面底片20との左右方向の両側と、一対の側面底片21の前後方向の両側とは、接着部25を介して接続され、本体部2の底面の一部となる底部3を形成する。底部3は、正面底片22と背面底片20との先端同士を離間させ、且つ一対の側面底片21の先端同士を離間させた四角環状に形成されている。つまり、正面底片22、背面底片20および一対の側面底片21で囲まれた底部3の中央領域は開口している。
また、作業者は、正面補強板26を第10折曲線L10に沿って後下方に折り返し(正折りし)、正面補強板26の裏面Tを正面板12の裏面Tに接着する。正面補強板26は、正面板12に積層され、正面板12を補強する(図4参照)。
以上によって、展示台1の本体部分の組立が完了する(図4参照)。この状態で、背面補強板30、底面補強板31、固定片40および一対の差込片41は、背面板10と同一平面上に配置されている(図4参照)。つまり、背面補強板30および底面補強板31等は、本体部2の外部に配置されている。
次に、作業者は、ブランク4A(図3の下段参照)の一対の片面パネル50を第11折曲線L11に沿って折り返して(正折りして)、一対の片面パネル50同士を接着する。これにより、パネル部4が完成する。図4に示すように、パネル部4は、一対の片面パネル50を積層して形成されたパネル本体52と、二対の片面支持片51を積層して形成された一対の差込支持片53と、を有している。一対の差込支持片53は、パネル本体52の下端から下方に突出している。
なお、各部分の接着には、両面テープやホットメルト接着剤等、既存の接着手段を用いることができる。
[展示台の折畳手順]
次に、図6ないし図8を参照して、展示台1の折畳手順の一例について説明する。図6は展示台1の折畳手順を説明する斜視図である。図7は展示台1の固定片40を固定する以前の状態を示す斜視図である。図8は展示台1(輸送形態F1)を示す斜視図である。
次に、図6ないし図8を参照して、展示台1の折畳手順の一例について説明する。図6は展示台1の折畳手順を説明する斜視図である。図7は展示台1の固定片40を固定する以前の状態を示す斜視図である。図8は展示台1(輸送形態F1)を示す斜視図である。
作業者は、背面補強板30および底面補強板31を本体部2の外部に配置した状態にして(図4参照)、本体部2の下端に連設された底部3を本体部2の内側に折り返し、側面板11を本体部2の内側に折り込む(図6参照)。具体的には、作業者は、接着部25を傾斜逆折線L23に沿って逆折りしながら、正面底片22、背面底片20および側面底片21を第3折曲線L3に沿って正折りして本体部2の内側に折り返す(図6参照)。これと同時期に、作業者は、側面板11を折込線L22に沿って逆折りし、本体部2の内側に折り込む(図6参照)。
正面底片22、背面底片20および側面底片21は、接着部25を逆折りした状態で本体部2の内側に折り返されている。正面底片22は、裏面Tを正面補強板26の表面Hに対向(接触)させ、正面補強板26を挟んで正面板12に積層される。背面底片20は、裏面Tを背面板10の裏面Tに対向(接触)させ、背面板10に積層される。側面底片21(分割底板24)は、裏面Tを側面板11の裏面Tに対向(接触)させ、側面板11に積層される。図6に示すように、本体部2は、前後方向の中央で内向きに折り込まれた側面板11を挟んで正面板12と背面板10とを重ね合わせる。正確には、正面板12と背面板10とは互いに略平行な姿勢で底部3および側面板11を挟んで近接し、本体部2は前後方向に平坦に潰れている(折り畳まれている)。
次に、作業者は、背面補強板30を第4折曲線L4に沿って略180度正折りする(図6参照)。背面補強板30は、背面板10に対して折り返され、裏面Tを正面板12の表面Hに対向(接触)させ、正面板12に積層される。つまり、背面補強板30は、折り畳まれた本体部2の正面側を覆い隠すように配置される。
続いて、作業者は、底面補強板31を第5折曲線L5に沿って略180度逆折りする(図6参照)。底面補強板31が、背面補強板30に対して折り返され、表面Hを背面補強板30の表面Hに対向(接触)させ、背面補強板30に積層される。つまり、底面補強板31は、背面補強板30の正面を覆い隠すように配置される。なお、図示は省略するが、パネル部4を背面補強板30の表面H上に配置し、パネル部4を背面補強板30と底面補強板31との間に挟み込むとよい。また、パネル部4は、折り畳まれた本体部2と背面補強板30との間に挟み込まれてもよい(図示せず)。
次に、図7に示すように、作業者は、差込片41を底面補強板31に対して折り返して背面板10に積層し、差込片41の先端部を係合片14に係合させて背面板10に接続する。具体的には、作業者は、差込額縁部46を第8折曲線L8に沿って略直角に逆折りし、差込本体片47を第9折曲線L9に沿って略直角に逆折りし、差込本体片47を係合片14の裏側に滑り込ませる。差込額縁部46は、表面Hを折り畳まれた本体部2の側端に対向(接触)させ、本体部2の側端を覆い隠す。差込本体片47は、表面Hを本体部2の背面板10の表面H(背面)に対向(接触)させ、背面板10に積層される。また、差込本体片47の先端部は、背面板10の切目部13に差し込まれ、係合片14を係合折線L21で軽く逆折りしつつ、係合片14の裏面Tに引っ掛けられる。これにより、展示台1が輸送形態F1に仮保持される。
次に、図8に示すように、作業者は、固定片40を底面補強板31に対して折り返して背面板10に積層し、開封切断部45よりも先端側を背面板10の表面Hに固定する。具体的には、作業者は、固定額縁部42を第6折曲線L6に沿って略直角に逆折りし、固定連結部43を第7折曲線L7に沿って略直角に逆折りし、接着片部44を接着逆折線L24に沿って略180度逆折りし、接着片部44の表面Hを背面板10の表面Hに接着する。固定額縁部42は、表面Hを本体部2の上端(第4折曲線L4や差込支持穴32)に対向(接触)させ、本体部2の上端を覆い隠す。固定連結部43は、表面Hを背面板10の表面H(背面)および一対の差込片41の裏面Tに対向(接触)させ、背面板10および一対の差込片41に積層される。接着片部44は、一対の差込片41の間に配置されて差込片41の厚み分の段差を埋めつつ、一対の差込片41の間に露出した背面板10に接着される。これにより、展示台1が輸送形態F1に保持される。
以上によって、展示台1は、平坦に折り畳まれて(郵便ポスト等に)投函可能な輸送形態F1に変形する(図8参照)。展示台1は、輸送形態F1にされた状態で商品の販売店等に配送(輸送)される。輸送形態F1にされた展示台1では、主に、背面板10の表面H(背面)、底面補強板31の裏面T、固定片40の裏面Tおよび差込片41の裏面Tが露出している。輸送形態F1にされた展示台1では、展示形態F2に変形した場合に、正面から見て露出する面が全て内側に向けられている。
[展示台の使用手順]
次に、図1等を参照して、展示台1の使用手順の一例について説明する。
次に、図1等を参照して、展示台1の使用手順の一例について説明する。
展示台1は、輸送形態F1で商品の販売店等に搬入され、店員等のユーザによって輸送形態F1から展示形態F2に変形されて使用される。展示台1を輸送形態F1から展示形態F2に変形する場合、ユーザは、固定片40を開封切断部45(一対のジッパー45A)に沿って分断する。図8では、開封切断部45は右方から左方に向かって切断される。また、ユーザは、一対の差込片41を左右方向の外側に開いて(引き抜いて)一対の係合片14から分離する。なお、開封切断部45で分離された固定連結部43の先端側は、接着片部44を介して背面板10に固定されたまま残される(図示せず)。
ユーザは、背面補強板30と底面補強板31との間に挟み込まれたパネル部4を取り出し、本体部2の正面側に蛇腹状に折り重ねられた背面補強板30および底面補強板31を伸ばす(図6参照)。続いて、ユーザは、折り畳まれた本体部2の正面板12を前方に引っ張って背面板10から離間させる。側面板11は、折込線L22での逆折りを戻されながら前後方向に伸ばされる(図4参照)。側面板11が伸ばされることに連動して、正面底片22、背面底片20および側面底片21は、接着部25の傾斜逆折線L23での逆折りを戻しながら下方に押し出される(図4参照)。これにより、正面板12、背面板10および一対の側面板11は角筒状の本体部2を形成し、正面底片22、背面底片20および側面底片21は四角環状の底部3を形成する(図4参照)。
ユーザは、背面補強板30を第4折曲線L4に沿って下方に正折りし、一対の差込片41を第8折曲線L8に沿って180度正折りして底面補強板31の裏面Tに重ね、底面補強板31を第5折曲線L5に沿って前方に逆折りし、背面補強板30および底面補強板31を本体部2の内側に配置する。背面補強板30は、裏面Tを背面板10の正面となる裏面Tに対向(接触)させ、背面板10に積層される(図1参照)。背面板10と背面補強板30との境界(第4折曲線L4)には、パネル部4の一対の差込支持片53を差し込むための一対の差込支持穴32が開口する。底面補強板31は、一対の差込片41を挟んだ状態で、裏面Tを底部3の上面となる裏面Tに対向(接触)させ、底部3に積層される(図1参照)。正確には、底面補強板31に加え、開封切断部45で分離された固定連結部43の基端側および固定額縁部42も、底部3(正面底片22等)に積層される。
また、ユーザは、背面板10に形成された一対の係合片14を係合折線L21に沿って前方に正折りし、背面補強板30に形成された一対の背面差込溝33に差し込む(図1参照)。係合片14は、背面差込溝33を貫通して背面補助片35の表面H上に重なり、背面補強板30を背面板10に密着させる。
以上によって、展示台1は、輸送形態F1から商品を展示可能な展示形態F2に変形する(図1参照)。展示形態F2にされた展示台1では、輸送形態F1にされた際に内側に向けられていた背面補強板30と底面補強板31との表面Hが本体部2の内部において露出する。また、展示台1が展示形態F2にされた場合、ユーザは、パネル部4を本体部2の背面板10から上方に伸長するように設けてもよい。具体的には、ユーザは、パネル部4の一対の差込支持片53を、背面板10と背面補強板30との上端(頂部)に開口した一対の差込支持穴32に差し込む(図1参照)。背面板10と背面補強板30とは、一対の係合片14によって互いに密着しているため、一対の差込支持片53を確りと挟み込み、パネル本体52を略垂直に起立した姿勢に保持する。
ユーザは、展示形態F2に変形した展示台1を陳列台やカウンター等に設置し、底面補強板31上に商品を陳列する。なお、図示は省略するが、略直方体状または略階段状に形成された雛壇部材が底面補強板31上に設置され、商品が底面補強板31上や雛壇部材上に陳列されてもよい。
以上説明した本実施形態に係る展示台1では、本体部2が側面板11を内向きに二つ折りにして前後方向に潰れた厚板状に変形し、背面補強板30が本体部2の正面板12を覆い隠し、裏面Tを外側に向けた背面補強板30が背面補強板30を覆い隠すことで、輸送形態F1に変形する構成とした(図8参照)。この構成によれば、輸送形態F1に変形された展示台1は、背面板10と底面補強板31との間に正面板12および側面板11を挟み込んだ略厚板状に形成され、当該厚板の表裏両面に背面板10の表面H(背面)と底面補強板31の裏面T(下面)とを露出させることができる。これにより、正面板12および側面板11は背面板10と底面補強板31との間に挟まれて保護されているため、正面板12と側面板11との表面Hに傷や汚れが付くことを抑制することができる。
また、本実施形態に係る展示台1によれば、複数の板10,12,30,31等を略平行に積層する畳み方で輸送形態F1にされるため、輸送形態F1での厚さが正面板12等の高さに依存する畳み方に比べて、輸送形態F1での厚さを薄くすることが可能になる。これにより、輸送形態F1に変形された展示台1の厚さを、郵便ポスト等に投函可能な薄さにすることができる。
また、本実施形態に係る展示台1では、輸送形態F1にされた場合、正面底片22、背面底片20および側面底片21が、接着部25を逆折りした状態で本体部2の内側に折り返され、輸送形態F1から展示形態F2に変形する過程で、正面底片22、背面底片20および側面底片21が、接着部25の逆折りを戻しながら下方に押し出されていた。つまり、正面底片22、背面底片20および一対の側面底片21が、接着部25を介して連結され、所謂ワンタッチ式に近似した底部3を構成していた。この構成によれば、角筒状の本体部2を折り畳む過程で、自動的に底部3を本体部2の内側に折り返すことができ、折り畳まれた本体部2を角筒状に開く過程で、自動的に本体部2の底部3を形成することができる。これにより、展示台1の変形を簡単かつ迅速に行うことができる。
また、本実施形態に係る展示台1では、輸送形態F1にされた場合、固定片40が、底面補強板31に対して折り返されて背面板10に積層され、開封切断部45よりも先端側を背面板10の表面Hに固定されていた(図8参照)。この構成によれば、展示台1を輸送形態F1に保持することができる。また、固定片40には開封切断部45が左右方向に延設されているため、カッター等の道具を使用することなく、開封切断部45に沿って固定片40を分断することができる。これにより、簡単に背面板10と底面補強板31との接続を解除することができ、展示台1を輸送形態F1から展示形態F2に変形させることができる。
また、本実施形態に係る展示台1では、輸送形態F1にされた場合、差込片41が、底面補強板31に対して折り返されて背面板10に積層され、その先端部を係合片14に係合させて背面板10に接続されていた(図8参照)。この構成によれば、一対の差込片41が厚板状に折り畳まれた本体部2の左右方向の両側を抱え込むため、本体部2を略均一な厚さに保持することができる。また、差込片41が折り畳まれた本体部2の側端(第1および第2折曲線L1,L2での折曲部)を覆うため、本体部2の側端に傷や汚れが付くことを抑制することができる。
また、本実施形態に係る展示台1では、展示形態F2にされた場合、係合片14が、背面補強板30の背面差込溝33に差し込まれ、背面補強板30を背面板10に密着させていた(図1参照)。この構成によれば、背面補強板30と背面板10とが密着して二重壁を構成するため、展示台1の背面全体を補強することができる。また、展示台1を輸送形態F1に仮保持するための係合片14を、展示形態F2にした展示台1を補強する構造として兼用することができる。
また、本実施形態に係る展示台1では、パネル部4の差込支持片53が、背面板10と背面補強板30と上端に開口した差込支持穴32に差し込まれる構成とした。この構成によれば、背面補強板30と背面板10とが互いに密着して差込支持片53を挟み込むため、パネル部4を起立姿勢に保持することができる。これにより、顧客がパネル部4に表示された広告等を視認し易くなるため、有効な訴求効果を期待することができる。
なお、本実施形態に係る展示台1では、4つの接着部25が傾斜逆折線L23を介して一対の側面底片21に連設され、一対の側面底片21が4つの接着部25を介して正面底片22および背面底片20に連結されていたが、本発明はこれに限定されない。4つの接着部25は、傾斜逆折線L23を介して正面底片22および背面底片20に連設されてもよい(図示せず)。また、正面底片22と背面底片20との先端同士および一対の側面底片21の先端同士はそれぞれ離間し、これらの底片20~22が底部3の一部を形成していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、正面底片22と背面底片20との先端同士、または/および、一対の側面底片21の先端同士が、接触する(または重なる)ように、正面底片22、背面底片20および側面底片21が形成されてもよい(図示せず)。つまり、これらの底片20~22が底部3の全部を形成してもよい。
また、本実施形態に係る展示台1では、正面底片22、背面底片20および一対の側面底片21が所謂ワンタッチ式に近似した底部3を構成していたが、本発明はこれに限定されない。図示は省略するが、例えば、正面底片と背面底片との左右方向の両側に凸形状部が形成され、一対の側面底片の前後方向の両側に凹形状部(穴や溝等)が形成され、展示台1を展示形態F2に変形した際、凸形状部と凹形状部とが噛み合い、正面底片、背面底片および一対の側面底片が四角環状に連結されて底部を構成してもよい。なお、凸形状部が一対の側面底片に形成され、凹形状部が正面底片と背面底片に形成されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る展示台1では、固定片40の接着片部44が背面板10に接着されていたが、これに限らず、例えば、接着片部44が省略され、固定連結部43の先端側が背面板10に接着されてもよい(図示せず)。また、固定片40の開封切断部45が、一対のジッパー45Aによって形成されていたが、これに限らず、1本のジッパー45Aやミシン目線等で形成されてもよいし、省略されてもよい(いずれも図示せず)。
また、本実施形態に係る展示台1では、底面補強板31に固定片40や一対の差込片41が連設されていたが、これに限らず、固定片40と一対の差込片41の少なくとも一方が省略されてもよい(図示せず)。この場合、展示台1を輸送形態F1に保持するために、粘着テープを貼付してもよいし、梱包樹脂製バンドやゴムバンド等を巻き付けてもよい(いずれも図示せず)。
また、本実施形態に係る展示台1では、背面板10の一対の係合片14(切目部13)が左右方向の両外側に膨出する円弧状に形成されていたが、これに限らず、左右方向の両内側に膨出する円弧状に形成されてもよいし、左右方向の両外側または両内側に突出する矩形状に形成されてもよい(いずれも図示せず)。また、背面補強板30に背面差込溝33、背面切目34および背面補助片35が形成されていたが、これに限らず、背面切目34および背面補助片35は省略されてもよい(図示せず)。また、係合片14および背面差込溝33は、1つまたは3つ以上形成されてもよいし、省略されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る展示台1では、パネル部4が一対の差込支持片53を有していたが、これに限らず、1つまたは3つ以上の差込支持片53を有していてもよい(図示せず)。背面板10と背面補強板30との境界には、差込支持片53の数や大きさに対応した差込支持穴32が形成されるとよい。また、パネル部4は省略されてもよい(図示せず)。パネル部4を省略した場合、差込支持穴32も省略されるとよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る展示台1では、本体部2の正面板12が背面板10よりも低い長方形状に形成され、側面板11が台形状に形成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、正面板や側面板が、背面板10と同じ高さとなる長方形状に形成されてもよい(図示せず)。また、正面板12の上端に連設された正面補強板26は省略されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る展示台1では、ブランク1Aにおいて、右方の側面板11が背面板10に連設され、ブランク1Bにおいて、左方の側面板11が正面板12に連設されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、左右一対の側面板11が、ブランク1Aにおいて背面板10の左右両端に連設されてもよいし、ブランク1Bにおいて正面板12の左右両端に連設されてもよい(図示せず)。また、例えば、1つのブランクにおいて、背面板10、右方の側面板11、正面板12、左方の側面板11が、この順に連設されてもよい(図示せず)。
また、本実施形態に係る展示台1は、合紙で形成されていたが、これに限らず、例えば、紙製の段ボールシートで形成されてもよい。また、合紙の紙目(または段ボールシートの段目)の方向や各部位の寸法等は、適宜変更されてもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る展示台における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。本発明は技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよく、特許請求の範囲は技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施態様を含んでいる。
1 展示台
2 本体部
3 底部
4 パネル部
10 背面板
11 側面板
12 正面板
13 切目部
14 係合片
20 背面底片
21 側面底片
22 正面底片
25 接着部
30 背面補強板
31 底面補強板
32 差込支持穴
33 背面差込溝
40 固定片
41 差込片
45 開封切断部
53 差込支持片
F1 輸送形態
F2 展示形態
H 表面
T 裏面
2 本体部
3 底部
4 パネル部
10 背面板
11 側面板
12 正面板
13 切目部
14 係合片
20 背面底片
21 側面底片
22 正面底片
25 接着部
30 背面補強板
31 底面補強板
32 差込支持穴
33 背面差込溝
40 固定片
41 差込片
45 開封切断部
53 差込支持片
F1 輸送形態
F2 展示形態
H 表面
T 裏面
Claims (6)
- 展示形態(F2)にされて商品を展示する紙製の展示台(1)であって、
正面板(12)、背面板(10)および一対の側面板(11)によって角筒状に形成される本体部(2)と、
前記本体部の下端に連設され、前記本体部の底面の少なくとも一部を形成する底部(3)と、
前記背面板の上端に連設され、裏面(T)を前記背面板の正面となる裏面(T)に対向させ、前記背面板に積層される背面補強板(30)と、
前記背面補強板の下端に連設され、裏面(T)を前記底部の上面となる裏面(T)に対向させ、前記底部に積層される底面補強板(31)と、を備え、
平坦に折り畳まれて投函可能な輸送形態(F1)に変形する場合、前記背面補強板および前記底面補強板を前記本体部の外部に配置した状態にして、
前記底部が、前記本体部の内側に折り返され、
前記本体部が、前後方向の中央で内向きに折り込まれた前記側面板を挟んで前記正面板と前記背面板とを重ね合わせ、
前記背面補強板が、前記背面板に対して折り返され、裏面(T)を前記正面板の表面(H)に対向させ、前記正面板に積層され、
前記底面補強板が、前記背面補強板に対して折り返され、表面(H)を前記背面補強板の表面(H)に対向させ、前記背面補強板に積層されることを特徴とする展示台。 - 前記底部は、
前記正面板の下端に連設される正面底片(22)と、
前記背面板の下端に連設される背面底片(20)と、
一対の前記側面板の下端に連設される一対の側面底片(21)と、を有し、
前記正面底片と前記背面底片との左右方向の両側と、一対の前記側面底片の前後方向の両側とは、接着部(25)を介して接続され、
前記側面底片は、前後方向の中央で二分割にされ、
前記底部は、前記正面底片と前記背面底片との先端同士を離間させ、且つ一対の前記側面底片の先端同士を離間させた四角環状に形成され、
前記輸送形態にされた場合、前記正面底片、前記背面底片および前記側面底片は、前記接着部を逆折りした状態で前記本体部の内側に折り返され、
前記輸送形態から前記展示形態に変形する過程で、前記正面底片、前記背面底片および前記側面底片は、前記接着部の逆折りを戻しながら下方に押し出されることを特徴とする請求項1に記載の展示台。 - 前記背面補強板との境界とは反対側となる前記底面補強板の先端に連設される固定片(40)を更に備え、
前記固定片には、左右方向に延びた開封切断部(45)が形成され、
前記輸送形態にされた場合、前記固定片は、前記底面補強板に対して折り返されて前記背面板に積層され、前記開封切断部よりも先端側を前記背面板の表面(H)に固定され、
前記輸送形態から前記展示形態に変形する場合に、前記固定片は前記開封切断部に沿って分断されることを特徴とする請求項1または2に記載の展示台。 - 前記底面補強板の左右方向の両端に連設される一対の差込片(41)を更に備え、
前記背面板の左右方向の両側には、一対の切目部(13)によって区画される一対の係合片(14)が形成され、
前記輸送形態にされた場合、前記差込片は、前記底面補強板に対して折り返されて前記背面板に積層され、その先端部を前記係合片に係合させて前記背面板に接続されることを特徴とする請求項1または2に記載の展示台。 - 前記背面補強板の左右方向の両側には、一対の背面差込溝(33)が形成され、
前記展示形態にされた場合、前記係合片は、前記背面差込溝に差し込まれ、前記背面補強板を前記背面板に密着させることを特徴とする請求項4に記載の展示台。 - 前記展示形態にされた場合に、前記本体部の前記背面板から上方に伸長するように設けられるパネル部(4)を更に備え、
前記パネル部は、下端から下方に突出する少なくとも1つの差込支持片(53)を有し、
前記背面板と前記背面補強板との境界には、前記パネル部の前記差込支持片を差し込むための少なくとも1つの差込支持穴(32)が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の展示台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024109406A JP2026009501A (ja) | 2024-07-08 | 2024-07-08 | 展示台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2024109406A JP2026009501A (ja) | 2024-07-08 | 2024-07-08 | 展示台 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2026009501A true JP2026009501A (ja) | 2026-01-21 |
Family
ID=98481729
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024109406A Pending JP2026009501A (ja) | 2024-07-08 | 2024-07-08 | 展示台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2026009501A (ja) |
-
2024
- 2024-07-08 JP JP2024109406A patent/JP2026009501A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A80 | Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80 Effective date: 20240709 |