JP2025518613A - 外側ベルトラインシールアセンブリ及び車両 - Google Patents

外側ベルトラインシールアセンブリ及び車両 Download PDF

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Abstract

Figure 2025518613000001
ドアアセンブリ(100)、取り付けブラケット(200)及び外側ベルトラインシールモジュール(300)を含む外側ベルトラインシールアセンブリであって、取り付けブラケットはドアアセンブリに接続され、且つドアアセンブリの端部のジョイントコーナーの内側に位置し、外側ベルトラインシールモジュールは外側ベルトラインシールジョイントコーナー(30)及び外側ベルトラインシールインサート(40)を含み、外側ベルトラインシールインサートは外側ベルトラインシールジョイントコーナーに固定接続され、且つ取り付けブラケットに嵌合固定するために用いられる。当該外側ベルトラインシールアセンブリを含む車両である。当該外側ベルトラインシールアセンブリは、外側ベルトラインシールジョイントコーナーの過度変形を効果的に防止し、外側ベルトラインシールジョイントコーナーがドアアセンブリに確実に組み立てられることを確保し、且つ外側ベルトラインシールジョイントコーナーが外側ベルトラインシールインサートと取り付けブラケットとの取り付け締結によりドアアセンブリに組み立てられることを確保することができ、車両の美観性及びシール性を向上させる。
【選択図】図1

Description

本願は車両技術の分野に関し、特に外側ベルトラインシールアセンブリ及び車両に関する。
現在、ドアの板金端部のジョイントコーナーは、造形空間の制限により、外側ベルトラインシールの端部に確実で便利な固定点を提供することができないため、外側ベルトラインシールは、ジョイントコーナー位置において、通常、両面接着シートによる接着などの接続方式で固定されるが、接着方式で取り付けて固定されると、両面接着シートが失効して外れるリスクが発生しやすく、外側ベルトラインシールの固定に効果的な固定点を提供できないなどの状況が発生し、それにより外側ベルトラインシールの組み立て安定性及び組み立て効率が大幅に低下するという問題を引き起こす。
本願は、外側ベルトラインシールモジュールの組み立て安定性及び組み立て効率を向上させるために、外側ベルトラインシールアセンブリを提供することを主な目的としている。
上記目的を達成するために、本願にて提供される外側ベルトラインシールアセンブリは、
ドアアセンブリと、
前記ドアアセンブリに接続され、且つ前記ドアアセンブリの端部のジョイントコーナーの内側に位置する取り付けブラケットと、
外側ベルトラインシールジョイントコーナー及び外側ベルトラインシールインサートを含み、前記外側ベルトラインシールインサートが前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーに固定接続され、且つ前記取り付けブラケットに嵌合固定するために用いられる外側ベルトラインシールモジュールと、を含む。
1つの実施例において、前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーはジョイントコーナー本体及び前記ジョイントコーナー本体の片側に接続された挟持部を含み、前記挟持部は下向きに開口した挟持溝を有し、前記外側ベルトラインシールインサートは少なくとも一部が前記挟持溝の溝壁に嵌設され、前記取り付けブラケットは前記挟持溝内に挿設され、且つ前記外側ベルトラインシールインサートに嵌合固定される。
1つの実施例において、前記外側ベルトラインシールインサートは第1嵌設部及び前記第1嵌設部に設けられた嵌合部を含み、前記第1嵌設部は前記挟持溝の一方の溝側壁に固定され、前記嵌合部は前記第1嵌設部から突出し、且つ前記挟持溝の他方の溝側壁に向かって延在し、前記取り付けブラケットに前記嵌合部に対応する嵌合孔が設けられる。
1つの実施例において、前記第1嵌設部にスルーホールが開設され、前記スルーホールの孔壁に接続部が固定され、前記接続部は前記第1嵌設部と並行に設けられ、且つ前記取り付けブラケットから離れた方向に向かって延在し、前記嵌合部は前記接続部に横方向に接続される。
1つの実施例において、前記接続部はガイドセグメント及びストッパセグメントを含み、前記ガイドセグメントの前記挟持溝の他方の溝側壁に面する表面はガイド弧面であり、前記嵌合部は前記ガイドセグメントと前記ストッパセグメントとの接続箇所に設けられ、前記嵌合部の前記ガイドセグメントに面する表面は前記ガイド弧面へと円滑に移行し、
及び/又は、前記挟持溝の一方の溝側壁に前記スルーホールに対応して逃げ孔が開設され、前記逃げ孔は前記接続部の変形のために用いられる。
1つの実施例において、前記外側ベルトラインシールインサートはさらに第2嵌設部を含み、前記第2嵌設部は前記第1嵌設部に折れ曲がって接続され、前記挟持溝の他方の溝側壁に固定接続され、前記取り付けブラケットは前記第1嵌設部と前記第2嵌設部との間に位置する。
1つの実施例において、前記第2嵌設部に少なくとも1つの貫通孔が設けられ、前記貫通孔は前記第1嵌設部を貫通し、且つ前記嵌合部に隣接して設けられ、前記挟持部に前記貫通孔に適合する接続凸部が設けられ、
及び/又は、前記第2嵌設部に開口が開設され、前記開口は前記嵌合部に対応して設けられる。
1つの実施例において、前記取り付けブラケットは固定部及び支持部を含み、前記固定部は前記ドアアセンブリに固定接続され、前記支持部は前記固定部に折れ曲がって接続され、且つ前記嵌合孔が設けられる。
1つの実施例において、前記支持部は前記固定部よりも前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーの延在方向における長さが長い。
1つの実施例において、前記挟持部と前記外側ベルトラインシールインサートは一体に射出成形され、
及び/又は、前記ジョイントコーナー本体は前記ドアアセンブリに垂直な方向に沿って横方向に突起リブが突出し、前記突起リブは前記ドアアセンブリを押し支えるために用いられ、
及び/又は、前記ジョイントコーナー本体は半閉鎖環状構造であり、且つ前記ジョイントコーナー本体の内環面に少なくとも1つの切り欠きが設けられる。
1つの実施例において、前記ドアアセンブリは外板及び内板を含み、前記内板は内板本体、第1接続セグメント及び前記内板本体と前記第1接続セグメントとの間に接続された第1折れ曲がりセグメントを含み、前記第1接続セグメントは前記外板に貼り合わせて接続され、前記取り付けブラケットは前記第1接続セグメントに固設される。
1つの実施例において、前記外板は第2接続セグメントを含み、前記第2接続セグメントはその縁部に沿って内フランジが設けられ、前記内フランジは前記第1接続セグメントを被覆してエッジカバー構造を形成し、
及び/又は、前記外板はさらに外板本体を含み、前記外板本体と前記内板本体は間隔をおいて設けられて窓ガラスが動けるようにするための収容室を形成し、
前記外側ベルトラインシールアセンブリはさらに前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーに接続された外側ベルトラインシール本体を含み、前記外側ベルトラインシール本体は前記窓ガラスの片側に貼り合わせるために用いられ、且つ前記外側ベルトラインシール本体の頂端の水平高さは前記外板本体の頂端の水平高さより低い。
本願はさらに車両を提供し、該車両は上記のような外側ベルトラインシールアセンブリを含む。
本願の技術的解決手段は取り付けブラケットと外側ベルトラインシールインサートの嵌合締結を採用することにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナーの組み立てに効果的な固定点を提供するとともに、さらに外側ベルトラインシールジョイントコーナーとドアアセンブリとの接続強固性を向上させることができ、ひいては外側ベルトラインシールジョイントコーナーの組み立て安定性及び組み立て効率を向上させる。ここで、外側ベルトラインシールインサートは外側ベルトラインシールジョイントコーナーに固定接続され、外側ベルトラインシールジョイントコーナーの過度変形を効果的に防止し、外側ベルトラインシールジョイントコーナーがドアアセンブリに確実に組み立てられることを確保し、一方、取り付けブラケットはドアアセンブリの端部のジョイントコーナーの内側に固定され、外側ベルトラインシールジョイントコーナーが外側ベルトラインシールインサートと取り付けブラケットとの取り付け締結によりドアアセンブリに組み立てられることを確保することができ、且つドアアセンブリを車両に適用する場合、外側ベルトラインシールジョイントコーナーを隠すような設置、及び車両をシールする効果を実現し、さらに車両の美観性及びシール性を向上させる。
本願の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に使用する必要がある図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労力を行わない前提で、これらの図面に示された構造に基づいてその他の図面を得ることができる。
本願の外側ベルトラインシールアセンブリの1つの実施例の構造概略図である。 図1の内側ベルトラインシールモジュールを除く外側ベルトラインシールアセンブリの構造概略図である。 図2のAにおける局所拡大図である。 図3の外側ベルトラインシールアセンブリの断面図である。 図4の外側ベルトラインシールジョイントコーナーと取り付けブラケットの組み立て概略図である。 図5の外側ベルトラインシールインサートの構造概略図である。 図5の外側ベルトラインシールジョイントコーナーの構造概略図である。 図5の取り付けブラケットの構造概略図である。 図1の外側ベルトラインシールアセンブリの分解図である。 図3の外側ベルトラインシールアセンブリの別の実施例における断面図である。 図4の取り付けブラケットの別の実施例における構造概略図である。 図4の外側ベルトラインシールインサートの別の実施例における構造概略図である。 図9における外側ベルトラインシールモジュールの構造概略図である。 本願の目的の実現、機能特徴及び利点は、実施例を用いて、図面を参照してさらに説明する。
以下、本願の実施例における図面を用いて、本願の実施例における技術的解決手段を明瞭で、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は本願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を行わない前提で得た全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
本願において、用語「接続」、「固定」などは、特に明確な規定及び限定がない限り、広義に理解すべきであり、例えば、「固定」は、特に明確に限定されていない限り、固定接続であってもよいし、取り外し可能な接続であってもよいし、又は一体であってもよく、機械的接続であってもよいし、電気的接続であってもよく、直接的な接続であってもよいし、中間媒体を介した間接的な接続であってもよいし、2つの素子の内部の連通又は2つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて上記用語の本願における具体的な意味を理解することができる。
なお、本願の実施例において方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後…)に関する場合、該方向性指示は単にある特定の姿勢(図面に示す)で各部材の間の相対位置関係、移動状況などを解釈するためにのみ用いられ、該特定姿勢が変化する場合、該方向性指示もそれに応じて変化する。
また、本願の実施例において「第1」、「第2」などに関する説明があれば、該「第1」、「第2」などの説明は単に説明するためにのみ用いられ、その相対的な重要性を指示又は暗示したりまたは指示される技術的特徴の数を暗黙的に示したりすると理解することができない。これにより、「第1」、「第2」に限定された特徴は、少なくとも1つの該特徴を明示的又は暗黙的に含むことができる。また、全文に現れる「及び/又は」は、3つの並列するケースを含むことを意味し、「A及び/又はB」を例とすると、Aケース、又はBケース、又はAとBを同時に満たすケースを含む。また、各実施例の間の技術的解決手段は互いに結合することができるが、当業者であれば実現できることを基礎としなければならず、技術的解決手段の結合が互いに矛盾し又は実現できない場合にこのような技術的解決手段の結合が存在せず、本願の請求する保護範囲内にないと考えられるべきである。
本願は外側ベルトラインシールアセンブリを提案する。
図1乃至図9を参照し、本願の実施例において、該外側ベルトラインシールアセンブリはドアアセンブリ100、取り付けブラケット200及び外側ベルトラインシールモジュール300を含み、取り付けブラケット200はドアアセンブリ100に接続され、且つドアアセンブリ100の端部のジョイントコーナーの内側に位置し、外側ベルトラインシールモジュール300は外側ベルトラインシールジョイントコーナー30及び外側ベルトラインシールインサート40を含み、外側ベルトラインシールインサート40は外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に固定接続され、且つ取り付けブラケット200に嵌合固定されるために用いられ、このように設けると、外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200との嵌合固定により、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立てに効果的な固定点を提供するとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との接続強固性を向上させることができ、さらに外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性及び組み立て効率を向上させる。
具体的には、取り付けブラケット200はスポット溶接、挿着、嵌合などの方式でドアアセンブリ100に固定接続することができ、取り付けブラケット200がドアアセンブリ100に強固に取り付けられることを確保するとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の確実な組み立てに取り付け固定点を提供し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が外側ベルトラインシールインサート40によって取り付けブラケット200に迅速且つ強固に取り付けられることを容易にし、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の確実な組み立てを実現するとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性及び組み立て効率を向上させることに有利である。
ここで、取り付けブラケット200はドアアセンブリ100の端部のジョイントコーナーの内側に位置し、ドアアセンブリ100の端部のジョイントコーナーは具体的にドアアセンブリ100の車体にヒンジ接続された箇所から離れた上端部であり、このように外側ベルトラインシールモジュール300における外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に取り付け固定点を提供することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との間の接続固定を容易にする。
一方、取り付けブラケット200はドアアセンブリ100の内側に位置し、すなわち取り付けブラケット200はドアアセンブリ100の車体に面する側に位置し、このように外側ベルトラインシールジョイントコーナー30は車体に密着することができ、さらにシールの役割を果たし、車両のシール性を向上させ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30がドアアセンブリ100に遮蔽されて隠れるように設けられることを確保することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の可視領域を減少させ、車両の美観性を向上させる。
外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と外側ベルトラインシールインサート40は一体構造であり、凹凸嵌着、一体化成形、係着などの方式で全体として接続することができ、このように外側ベルトラインシールインサート40によって外側ベルトラインシールジョイントコーナー30を支持することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の過度変形を防止し、一方、外側ベルトラインシールインサート40は取り付けブラケット200に嵌合固定され、反転掛着、変形押着などの方式で接続することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が取り付けブラケット200から離脱することによるシール失効を効果的に防止する。
本願の技術的解決手段は取り付けブラケット200と外側ベルトラインシールインサート40との嵌合締結を採用することにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立てに効果的な固定点を提供するとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との接続強固性を向上させることができ、さらに外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性及び組み立て効率を向上させる。ここで、外側ベルトラインシールインサート40は外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に固定接続され、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の過度変形を効果的に防止し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30がドアアセンブリ100に確実に組み立てられることを確保し、一方、取り付けブラケット200はドアアセンブリ100の端部のジョイントコーナーの内側に固定され、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200との取り付け締結によりドアアセンブリ100に組み立てられることを確保することができ、且つドアアセンブリ100を車両に適用する場合、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30を隠すような設置、及び車両をシールする効果を実現し、さらに車両の美観性及びシール性を向上させる。
図4乃至図7を参照し、1つの実施例において、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30はジョイントコーナー本体31及びジョイントコーナー本体31の片側に接続された挟持部32を含み、挟持部32は下向きに開口した挟持溝321を有し、外側ベルトラインシールインサート40は少なくとも一部が挟持溝321の溝壁に嵌設され、取り付けブラケット200は挟持溝321内に挿設され、且つ外側ベルトラインシールインサート40に嵌合固定され、理解されるように、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30はドアアセンブリ100に沿って上から下へ挿入することができ、取り付けブラケット200の頂端を挟持溝321内に入れ込ませ、さらに外側ベルトラインシールインサート40は取り付けブラケット200に嵌合固定することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の自由度への完全な制限を実現して、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の確実な組み立てを満たす。
挟持溝321の設置は、取り付けブラケット200の有効な組み立て範囲を制限することができ、組み立て時に取り付けブラケット200が挟持溝321内に入れられることを確保し、さらに取り付けブラケット200を迅速に外側ベルトラインシールインサート40に嵌合固定することができ、それにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て効率を向上させる。
外側ベルトラインシールインサート40は少なくとも一部が挟持溝321の溝壁に嵌設され、該溝壁は溝側壁であってもよく、溝底壁であってもよく、一部が挟持溝321の溝壁に嵌設されることにより、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32との確実な接続を確保することに有利であり、この時、残りの部分は挟持溝321の溝壁から露出して、挟持溝321に入り込む取り付けブラケット200と嵌合することができ、これにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との確実な組み立てを実現する。
図5乃至図6を参照し、1つの実施例において、外側ベルトラインシールインサート40は第1嵌設部41及び第1嵌設部41に設けられた嵌合部43を含み、第1嵌設部41は挟持溝321の一方の溝側壁に固定され、嵌合部43は第1嵌設部41から突出し、且つ挟持溝321の他方の溝側壁に向かって延在し、取り付けブラケット200に嵌合部43に対応する嵌合孔21が設けられ、理解されるように、取り付けブラケット200は挟持溝321の溝底壁の方向に向かって移動する過程において、取り付けブラケット200は自身の嵌合孔21によって突出して設けられた嵌合部43に嵌合固定され、さらに挟持溝321の具体的な構造と係合し、取り付けブラケット200の溝底壁に垂直な方向における動き、及び溝側壁に垂直な方向における動きを効果的に制限し、言い換えれば、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の取り付けブラケット200に対する動きを制限し、このように外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200との接続利便性及び接続安定性を向上させることができ、さらに外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て効率及び組み立て確実性を向上させる。
第1嵌設部41と挟持部32は一体構造であり、嵌着、接着、一体化成形などの方式で接続を実現することができ、嵌合部43は第1嵌設部41に横方向に接続され、第1嵌設部41に直接に固定接続されてもよいし、嵌合部43と嵌合孔21との相互係合制限を容易にするように中継部材を介して接続されてもよい。しかしながら、他の実施例において、嵌合孔21は第1嵌設部41に開設されてもよく、嵌合部43は取り付けブラケット200に設けられる。
具体的には、1つの実施例において、第1嵌設部41にスルーホール411が開設され、スルーホール411の孔壁に接続部42が固定され、接続部42は第1嵌設部41と並行に設けられ、且つ取り付けブラケット200から離れた方向に向かって延在し、嵌合部43は接続部42に横方向に接続され、これにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が取り付けブラケット200に挿入され、且つ嵌合部43が取り付けブラケット200に当接した後、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に引き続き力を加えることができ、この時、接続部42は力を受けて変形し、嵌合部43は常に取り付けブラケット200に当接し、且つ嵌合部43が嵌合孔21に係止するまで取り付けブラケット200に対して動く。
スルーホール411はジョイントコーナー本体31の延在方向に沿って複数設けることができ、この時に各スルーホール411内にいずれも嵌合部43が接続された接続部42が設けられ、取り付けブラケット200に各嵌合部43に対応するスルーホール411が設けられ、このように取り付けブラケット200に対する係着点を多くすることができ、しかも外側ベルトラインシールインサート40が取り付けブラケット200に対して回転する傾向を効果的に防止することができ、外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200との接続強固性及び接続安定性を大幅に向上させる。
接続部42は第1嵌設部41と並行に設けられ、このように嵌合部43は接続部42に横方向に接続され且つ挟持溝321の他方の溝側壁に向かって延在することができ、且つ取り付けブラケット200に挿入される時、ガイドの役割を果たして、嵌合部43を迅速且つ正確に嵌合孔21に係入させ、外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200の組み立て効率を向上させることができ、接続部42は取り付けブラケット200から離れた方向に向かって延在し、理解されるように、スルーホール411の設置は外側ベルトラインシールインサート40を軽量化できるだけでなく、さらに接続部42の変形に逃げ空間を提供することもでき、ここで、スルーホール411は対向して設けられた第1孔壁及び第2孔壁を含み、接続部42は一端が第1孔壁に接続され、他端と第2孔壁との間に隙間が確保され、このように設けると、接続部42が力を受ける時、スルーホール411内に曲がって変形して、取り付けブラケット200を挟持溝321内に移動させることができ、さらに嵌合部43が取り付けブラケット200の嵌合孔21に位置合わせる時、接続部42が元の状態に復帰し、嵌合部43を嵌合孔21内に挿入させ、嵌合部43と嵌合孔21との確実な係着を実現する。
より具体的には、1つの実施例において、接続部42はガイドセグメント421及びストッパセグメント422を含み、ガイドセグメント421の挟持溝321に面する他方の溝側壁の表面はガイド弧面423であり、嵌合部43はガイドセグメント421とストッパセグメント422との接続箇所に設けられ、嵌合部43のガイドセグメント421に面する表面はガイド弧面423へと円滑に移行し、このように設けると、ガイドの役割を果たすことができ、ガイド弧面423の設置により、取り付けブラケット200をガイド弧面423に沿って嵌合部43に対して相対的に動かせ、嵌合部43の位置を迅速に見つけることに有利であり、且つ嵌合部43のガイドセグメント421に面する表面はガイド弧面423へと円滑に移行し、取り付けブラケット200が嵌合部43とガイドセグメント421との接続箇所で動かなくなることを効果的に防止し、嵌合孔21と嵌合部43との迅速な係着係合に有利であり、組み立て効率を向上させる一方、位置制限の役割を果たすことができ、ストッパセグメント422の設置に合わせ、嵌合部43と嵌合孔21が互いに係着する時、ストッパセグメント422は嵌合孔21のエッジに当接し、嵌合部43は嵌合孔21の孔壁に当接し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の取り付けブラケット200に対する動きを効果的に制限する。
挟持溝321の他方の溝側壁に面するガイドセグメント421の表面はガイド弧面423であり、且つ該ガイド弧面423は挟持溝321の他方の溝側壁から離れた方向に向かって突出するため、ガイドセグメント421が薄すぎることによる構造破断などのリスクの発生を回避するために、挟持溝321の他方の溝側壁から離れたガイドセグメント421の表面は突出して設けられ、厚肉化の役割を果たす。
1つの実施例において、挟持溝321の一方の溝側壁にスルーホール411に対応して逃げ孔322が開設され、逃げ孔322は接続部42の変形のために用いられ、このように逃げ空間を提供することができ、接続部42を取り付けブラケット200の押し支え作用で確実に変形させ、しかも、挟持部32の全体構造に影響を与えない場合、製造コストを低減させることができる。
図6を参照し、1つの実施例において、外側ベルトラインシールインサート40はさらに第2嵌設部44を含み、第2嵌設部44は第1嵌設部41に折れ曲がって接続され、挟持溝321の他方の溝側壁に固定接続され、取り付けブラケット200は第1嵌設部41と第2嵌設部44との間に位置し、理解されるように、外側ベルトラインシールインサート40は挟持溝321の溝壁に沿って配置され、このように有効接触面積を大きくすることができ、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32の接続密着性を向上させ、さらに取り付けブラケット200を第1嵌設部41と第2嵌設部44との間に制限することができ、取り付けブラケット200が挟持部32に作用して挟持部32を過度に変形させ、又は、取り付けブラケット200が挟持部32から離脱することを回避し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200との組み立て確実性を向上させることに有利である。
第1嵌設部41と第2嵌設部44が対向して設けられた2つの表面は挟持溝321の溝底壁から離れた方向に徐々に広がるように設けられることで、取り付けブラケット200を第1嵌設部41と第2嵌設部44との間に入れるように案内し、これにより取り付けブラケット200の嵌合孔21と嵌合部43との係着係合を完了させる。
さらに、1つの実施例において、第2嵌設部44に少なくとも1つの貫通孔441が設けられ、貫通孔441は第1嵌設部41を通し、且つ嵌合部43に隣接して設けられ、前記挟持部32に前記貫通孔441に適合する接続凸部323が設けられ、理解されるように、嵌合部43は複数設けられてもよく、すなわちスルーホール411は複数設けられ、且つ貫通孔441と交互して設けられることにより、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32との有効接触面積を大きくすることに有利であり、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32との接続強固性を向上させる一方、力受けの均一化に有利であり、外側ベルトラインシールインサート40の接続安定性を向上させる。
貫通孔441は複数設けられてもよく、複数の貫通孔441は第2嵌設部44にアレイ配列されてもよく、すなわち第2嵌設部44の長さの延在方向に沿って間隔をおいて設けられてもよく、及び/又は、第2嵌設部44の幅の延在方向に沿って間隔をおいて設けられてもよい。
1つの実施例において、第2嵌設部44に開口442が開設され、開口442は嵌合部43に対応して設けられ、外側ベルトラインシールインサート40を軽量化することができ、また、外側ベルトラインシールインサート40が一体成形工程を採用して製造される場合、外側ベルトラインシールインサート40の離型を容易にする。
図3乃至図4、図8を参照し、1つの実施例において、取り付けブラケット200は固定部22及び支持部23を含み、固定部22はドアアセンブリ100に固定接続され、支持部23は固定部22に折れ曲がって接続され、且つ嵌合孔21が設けられ、理解されるように、固定部22はスポット溶接、係着などの接続方式でドアアセンブリ100に固定することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30にドアアセンブリ100における組み立て固定点を提供し、支持部23が固定部22に折れ曲がって接続されて形成された具体的な形状構造はドアアセンブリ100の形状構造に適合し、支持部23が可能な限り近づき且つドアアセンブリ100と間隔をおいて設けられることに有利であり、支持部23が第1嵌設部41と第2嵌設部44との間に挿入されて、支持部23における嵌合孔21を介して第1嵌設部41における嵌合部43に固定されることを容易にし、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200、ドアアセンブリ100との組み立て安定性を向上させる。
具体的には、1つの実施例において、支持部23は固定部22よりも外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の延在方向の長さが長く、取り付けブラケット200の接続強度を保証するとともに、取り付けブラケット200の固定を容易にする一方、嵌合部43と係着する複数の嵌合孔21を設けることができ、且つ外側ベルトラインシールインサート40との有効接触面積の増大に有利であり、これにより外側ベルトラインシールインサート40が取り付けブラケット200に対して回転する傾向の発生を効果的に防止し、さらに外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200の組み立て安定性を向上させる。
1つの実施例において、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40は一体に射出成形され、理解されるように、外側ベルトラインシールインサート40に貫通孔441が設けられ、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40が一体に射出成形される場合、射出材料の一部は貫通孔441に嵌め込まれて接続凸部323を形成し、残りの射出材料は外側ベルトラインシールインサート40を被覆し、加工工程が簡単で、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32との有効接触面積が可能な限り大きくなると、生産効率を向上させることに有利であり、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32の接続強固性を向上させることもできる。
図4乃至図5を参照し、1つの実施例において、ジョイントコーナー本体31はドアアセンブリ100に垂直な方向に沿って突起リブ311が横方向に突出され、突起リブ311はドアアセンブリ100を押し支えるために用いられ、突起リブ311とドアアセンブリ100との貼り合わせにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との貼り合わせの密着度を効果的に向上させることができ、それにより車両のシール性能を向上させる。
1つの実施例において、ジョイントコーナー本体31は半閉鎖環状構造であり、ジョイントコーナー本体31の内環面に少なくとも1つの切り欠き312が設けられ、ここで、切り欠き312は複数設けられてもよく、複数の切り欠き312は間隔をおいて配列され、且つ切り欠き312の位置は具体的にジョイントコーナー本体31が力を受ける場合に主に変形する位置に設けられてもよく、ジョイントコーナー本体31が確実に変形することに有利であり、ジョイントコーナー本体31の耐用年数を向上させ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の使用効果を確保する。しかしながら、他の実施例において、ジョイントコーナー本体31は閉鎖環状構造である。
図1乃至図4、図9を参照し、1つの実施例において、ドアアセンブリ100は外板11及び内板12を含み、内板12は内板本体121、第1接続セグメント122及び内板本体121と第1接続セグメント122との間に接続された第1折れ曲がりセグメント123を含み、第1接続セグメント122は外板11に貼り合わせて接続され、取り付けブラケット200は第1接続セグメント122に固設される。理解されるように、第1折れ曲がりセグメント123は内板本体121及び第1接続セグメント122にそれぞれ接続され、且つ緩やかに移行し、内板12全体の曲線の円滑性を保障し、しかも第1接続セグメント122を徐々に近づかせて外板11に貼り合わせることができ、例えば水、塵、砂などの外部異物が第1接続セグメント122と外板11との間を通してドアアセンブリ100内に入ることを回避することができ、ドアアセンブリ100のシール性を向上させる。
取り付けブラケット200は第1接続セグメント122に固設され、すなわち固定部22は第1接続セグメント122に固定接続され、それにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30はドアアセンブリ100の車体にヒンジ接続された箇所から離れる上端部に組み立てることができ、車体に密着することができ、シールの役割を果たし、ドアアセンブリ100及び車体をさらにシールし、車両のシール性を向上させる。
さらに、1つの実施例において、外板11は第2接続セグメント112を含み、第2接続セグメント112はその縁部に沿って内フランジ113が設けられ、内フランジ113は第1接続セグメント122を被覆してエッジカバー構造を形成し、理解されるように、第1接続セグメント122は徐々に近づいて片側が第2接続セグメント112に貼り合わせ、ここで、第2接続セグメント112はその縁部に沿って内フランジ113が設けられ、これにより内フランジ113は第1接続セグメント122の他側に貼り合わせ、第1接続セグメント122を被覆してエッジカバー構造を形成し、この時に外板11、内板12は全体として形成され、それによりドアモール100の接続強固性とシール性を向上させる。
図9及び図13を参照し、1つの実施例において、外板11はさらに外板本体111を含み、外板本体111及び内板本体121は間隔をおいて設けられて窓ガラス500が動けるようにするための収容室を形成し、外側ベルトラインシールモジュール300はさらに外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に接続された外側ベルトラインシール本体33を含み、外側ベルトラインシール本体33は窓ガラス500の片側に貼り合わせるために用いられ、且つ外側ベルトラインシール本体33の頂端の水平高さは外板本体111の頂端の水平高さより低い。このように外側ベルトラインシール本体33が外板本体111の内板本体121に面する片側に隠れることを確保することができ、車両の外観上の美観性を効果的に確保することができる。
具体的には、外板本体111は第2接続セグメント112へと円滑に移行し、且つ内側に固定ブラケット34が固定され、外側ベルトラインシール本体33は固定ブラケット34に固設され、且つシールリップが設けられ、該シールリップは窓ガラス500と接触して完全なシール緩衝構造を形成する。
内板本体121に内側ベルトラインシールモジュール400が係着され、内側ベルトラインシールモジュール400は窓ガラス500の他側に貼り合わせ、さらにシール性能を向上させる。
図10乃至図12を参照し、1つの実施例において、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30はジョイントコーナー本体31及びジョイントコーナー本体31の片側に接続された挟持部32を含み、挟持部32は取り付けブラケット200を挟持し、すなわち外側ベルトラインシールジョイントコーナー30は直接に挿入されて挟持部32によって取り付けブラケット200の頂端を挟持することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て効率を向上させることに有利である。
さらに、1つの実施例において、挟持部32はジョイントコーナー本体31の延在方向内に沿って少なくとも1つの外側ベルトラインシールインサート40が設けられ、外側ベルトラインシールインサート40は取り付けブラケット200を挟持する挟持力を提供するために用いられ、このように設けると、挟持部32の構造的強度を向上させることができるとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200との接続強固性及び接続安定性をさらに向上させることもできる。
具体的には、外側ベルトラインシールインサート40は金属材料など弾性性能を備える材料で製造することができ、外側ベルトラインシールインサート40は複数設けられ、各外側ベルトラインシールインサート40は間隔をおいて配列されて共同で取り付けブラケット200を挟持し、取り付けブラケット200に対する高強度挟持点を多くし、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200との接続強固性及び接続安定性を大幅に向上させる。
さらに、図10及び図12に示すように、1つの実施例において、挟持部32は下向きに開口した挟持溝321を有し、外側ベルトラインシールインサート40は挟持溝321の溝壁に沿って配置され、且つ取り付けブラケット200に向かって突出した挟持凸部32aが設けられ、このように設けると、外側ベルトラインシールインサート40は挟持溝321の溝壁に沿って配置され、外側ベルトラインシールインサート40の挟持凸部32aに対応する挟持溝321の溝側壁は取り付けブラケット200の2つの対向側にさらに密着して貼り合せることができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の溝側壁に垂直な方向における動きを効果的に制限し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性をさらに向上させる一方、取り付けブラケット200によって開口向きの挟持溝321に挿設され、理解されるように、挟持溝321の溝底壁は取り付けブラケット200の頂端に当接することができ、これにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の溝底壁に垂直な方向における動きを制限し、且つ挟持溝321の2つの溝側壁の共同挟持に合わせて、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性をさらに向上させることができ、加えて、取り付けブラケット200は位置決めの役割を果たすことができ、すなわち取り付けブラケット200をドアアセンブリ10における固定点とすることで、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30は取り付けブラケット200を迅速且つ正確に見つけることができ、挟持溝321によって取り付けブラケット200を挟持し、それにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て効率を向上させる。
具体的には、1つの実施例において、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40は一体に射出成形され、ここで、図6に示すように、外側ベルトラインシールインサート40に複数の貫通孔441が開設され、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40が一体に射出成形される時、射出材料は一部が上記貫通孔441に嵌め込まれ、外側ベルトラインシールインサート40との有効接触面積を増大させ、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40との接続強固性を向上させる。
1つの実施例において、取り付けブラケット200は固定部22及び固定部22に折れ曲がって接続された支持部23を含み、固定部22はドアアセンブリ10に固定接続され、支持部23は外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に固定接続され、理解されるように、固定部22はスポット溶接、係着などの接続方式でドアアセンブリ10に固定することができ、これにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30にドアアセンブリ10における組み立て固定点を提供し、支持部23が固定部22に折れ曲がって接続されて形成された具体的な形状構造はドアアセンブリ10の形状構造に適合し、支持部23が可能な限り近づき且つドアアセンブリ10と間隔をおいて設けられることに有利であり、支持部23が外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が挟持溝321に挿入して固定されることを容易にし、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200、ドアアセンブリ10との組み立て安定性を向上させる。
具体的には、1つの実施例において、支持部23は固定部22よりも外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の延在方向の長さが長く、取り付けブラケット200の接続強度を保証するとともに、取り付けブラケット200の固定を容易にする一方、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30との有効接触面積を大きくすることに有利であり、且つ外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の反転を回避することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性をさらに向上させる。また、複数の外側ベルトラインシールインサート40を共同で支持部23に作用させることができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の接続強固性をさらに向上させる。
本願はさらに車両を提供し、該車両は外側ベルトラインシールアセンブリを含み、該外側ベルトラインシールアセンブリの具体的な構造は上記実施例を参照し、本車両は上記全ての実施例の全ての技術的解決手段を採用するため、少なくとも上記実施例の技術的解決手段による全ての有益な効果を有し、ここでは1つずつ説明しない。
以上は、本願の選択可能な実施例に過ぎず、本願の特許範囲を限定するものではなく、本願の発明思想のもとで、本願の明細書及び図面のコンテンツを利用して行われる等価構造変換、又は他の関連する技術分野における直接的/間接的な適用はいずれも本願の特許保護範囲内に含まれるものとする。
本願は2022年8月25日に出願された、出願番号が202222269511.6である中国特許出願及び2022年11月17日に出願された、出願番号が202211438692.9である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本願に組み込まれる。
本願は車両技術の分野に関し、特に外側ベルトラインシールアセンブリ及び車両に関する。
現在、ドアの板金端部のジョイントコーナーは、造形空間の制限により、外側ベルトラインシールの端部に確実で便利な固定点を提供することができないため、外側ベルトラインシールは、ジョイントコーナー位置において、通常、両面接着シートによる接着などの接続方式で固定されるが、接着方式で取り付けて固定されると、両面接着シートが失効して外れるリスクが発生しやすく、外側ベルトラインシールの固定に効果的な固定点を提供できないなどの状況が発生し、それにより外側ベルトラインシールの組み立て安定性及び組み立て効率が大幅に低下するという問題を引き起こす。
本願は、外側ベルトラインシールモジュールの組み立て安定性及び組み立て効率を向上させるために、外側ベルトラインシールアセンブリを提供することを主な目的としている。
上記目的を達成するために、本願にて提供される外側ベルトラインシールアセンブリは、
ドアアセンブリと、
前記ドアアセンブリに接続され、且つ前記ドアアセンブリの端部のジョイントコーナーの内側に位置する取り付けブラケットと、
外側ベルトラインシールジョイントコーナー及び外側ベルトラインシールインサートを含み、前記外側ベルトラインシールインサートが前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーに固定接続され、且つ前記取り付けブラケットに嵌合固定するために用いられる外側ベルトラインシールモジュールと、を含む。
1つの実施例において、前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーはジョイントコーナー本体及び前記ジョイントコーナー本体の片側に接続された挟持部を含み、前記挟持部は下向きに開口した挟持溝を有し、前記外側ベルトラインシールインサートは少なくとも一部が前記挟持溝の溝壁に嵌設され、前記取り付けブラケットは前記挟持溝内に挿設され、且つ前記外側ベルトラインシールインサートに嵌合固定される。
1つの実施例において、前記外側ベルトラインシールインサートは第1嵌設部及び前記第1嵌設部に設けられた嵌合部を含み、前記第1嵌設部は前記挟持溝の一方の溝側壁に固定され、前記嵌合部は前記第1嵌設部から突出し、且つ前記挟持溝の他方の溝側壁に向かって延在し、前記取り付けブラケットに前記嵌合部に対応する嵌合孔が設けられる。
1つの実施例において、前記第1嵌設部にスルーホールが開設され、前記スルーホールの孔壁に接続部が固定され、前記接続部は前記第1嵌設部と並行に設けられ、且つ前記取り付けブラケットから離れた方向に向かって延在し、前記嵌合部は前記接続部に横方向に接続される。
1つの実施例において、前記接続部はガイドセグメント及びストッパセグメントを含み、前記ガイドセグメントの前記挟持溝の他方の溝側壁に面する表面はガイド弧面であり、前記嵌合部は前記ガイドセグメントと前記ストッパセグメントとの接続箇所に設けられ、前記嵌合部の前記ガイドセグメントに面する表面は前記ガイド弧面へと円滑に移行し、
及び/又は、前記挟持溝の一方の溝側壁に前記スルーホールに対応して逃げ孔が開設され、前記逃げ孔は前記接続部の変形のために用いられる。
1つの実施例において、前記外側ベルトラインシールインサートはさらに第2嵌設部を含み、前記第2嵌設部は前記第1嵌設部に折れ曲がって接続され、前記挟持溝の他方の溝側壁に固定接続され、前記取り付けブラケットは前記第1嵌設部と前記第2嵌設部との間に位置する。
1つの実施例において、前記第2嵌設部に少なくとも1つの貫通孔が設けられ、前記貫通孔は前記第1嵌設部を貫通し、且つ前記嵌合部に隣接して設けられ、前記挟持部に前記貫通孔に適合する接続凸部が設けられ、
及び/又は、前記第2嵌設部に開口が開設され、前記開口は前記嵌合部に対応して設けられる。
1つの実施例において、前記取り付けブラケットは固定部及び支持部を含み、前記固定部は前記ドアアセンブリに固定接続され、前記支持部は前記固定部に折れ曲がって接続され、且つ前記嵌合孔が設けられる。
1つの実施例において、前記支持部は前記固定部よりも前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーの延在方向における長さが長い。
1つの実施例において、前記挟持部と前記外側ベルトラインシールインサートは一体に射出成形され、
及び/又は、前記ジョイントコーナー本体は前記ドアアセンブリに垂直な方向に沿って横方向に突起リブが突出し、前記突起リブは前記ドアアセンブリを押し支えるために用いられ、
及び/又は、前記ジョイントコーナー本体は半閉鎖環状構造であり、且つ前記ジョイントコーナー本体の内環面に少なくとも1つの切り欠きが設けられる。
1つの実施例において、前記ドアアセンブリは外板及び内板を含み、前記内板は内板本体、第1接続セグメント及び前記内板本体と前記第1接続セグメントとの間に接続された第1折れ曲がりセグメントを含み、前記第1接続セグメントは前記外板に貼り合わせて接続され、前記取り付けブラケットは前記第1接続セグメントに固設される。
1つの実施例において、前記外板は第2接続セグメントを含み、前記第2接続セグメントはその縁部に沿って内フランジが設けられ、前記内フランジは前記第1接続セグメントを被覆してエッジカバー構造を形成し、
及び/又は、前記外板はさらに外板本体を含み、前記外板本体と前記内板本体は間隔をおいて設けられて窓ガラスが動けるようにするための収容室を形成し、
前記外側ベルトラインシールアセンブリはさらに前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーに接続された外側ベルトラインシール本体を含み、前記外側ベルトラインシール本体は前記窓ガラスの片側に貼り合わせるために用いられ、且つ前記外側ベルトラインシール本体の頂端の水平高さは前記外板本体の頂端の水平高さより低い。
本願はさらに車両を提供し、該車両は上記のような外側ベルトラインシールアセンブリを含む。
本願の技術的解決手段は取り付けブラケットと外側ベルトラインシールインサートの嵌合締結を採用することにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナーの組み立てに効果的な固定点を提供するとともに、さらに外側ベルトラインシールジョイントコーナーとドアアセンブリとの接続強固性を向上させることができ、ひいては外側ベルトラインシールジョイントコーナーの組み立て安定性及び組み立て効率を向上させる。ここで、外側ベルトラインシールインサートは外側ベルトラインシールジョイントコーナーに固定接続され、外側ベルトラインシールジョイントコーナーの過度変形を効果的に防止し、外側ベルトラインシールジョイントコーナーがドアアセンブリに確実に組み立てられることを確保し、一方、取り付けブラケットはドアアセンブリの端部のジョイントコーナーの内側に固定され、外側ベルトラインシールジョイントコーナーが外側ベルトラインシールインサートと取り付けブラケットとの取り付け締結によりドアアセンブリに組み立てられることを確保することができ、且つドアアセンブリを車両に適用する場合、外側ベルトラインシールジョイントコーナーを隠すような設置、及び車両をシールする効果を実現し、さらに車両の美観性及びシール性を向上させる。
本願の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に使用する必要がある図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の説明における図面は本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労力を行わない前提で、これらの図面に示された構造に基づいてその他の図面を得ることができる。
本願の外側ベルトラインシールアセンブリの1つの実施例の構造概略図である。 図1の内側ベルトラインシールモジュールを除く外側ベルトラインシールアセンブリの構造概略図である。 図2のAにおける局所拡大図である。 図3の外側ベルトラインシールアセンブリの断面図である。 図4の外側ベルトラインシールジョイントコーナーと取り付けブラケットの組み立て概略図である。 図5の外側ベルトラインシールインサートの構造概略図である。 図5の外側ベルトラインシールジョイントコーナーの構造概略図である。 図5の取り付けブラケットの構造概略図である。 図1の外側ベルトラインシールアセンブリの分解図である。 図3の外側ベルトラインシールアセンブリの別の実施例における断面図である。 図4の取り付けブラケットの別の実施例における構造概略図である。 図4の外側ベルトラインシールインサートの別の実施例における構造概略図である。 図9における外側ベルトラインシールモジュールの構造概略図である。 本願の目的の実現、機能特徴及び利点は、実施例を用いて、図面を参照してさらに説明する。
以下、本願の実施例における図面を用いて、本願の実施例における技術的解決手段を明瞭で、完全に説明し、明らかに、説明された実施例は本願の実施例の一部に過ぎず、全ての実施例ではない。本願における実施例に基づき、当業者が創造的な労力を行わない前提で得た全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
本願において、用語「接続」、「固定」などは、特に明確な規定及び限定がない限り、広義に理解すべきであり、例えば、「固定」は、特に明確に限定されていない限り、固定接続であってもよいし、取り外し可能な接続であってもよいし、又は一体であってもよく、機械的接続であってもよいし、電気的接続であってもよく、直接的な接続であってもよいし、中間媒体を介した間接的な接続であってもよいし、2つの素子の内部の連通又は2つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者であれば、具体的な状況に応じて上記用語の本願における具体的な意味を理解することができる。
なお、本願の実施例において方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後…)に関する場合、該方向性指示は単にある特定の姿勢(図面に示す)で各部材の間の相対位置関係、移動状況などを解釈するためにのみ用いられ、該特定姿勢が変化する場合、該方向性指示もそれに応じて変化する。
また、本願の実施例において「第1」、「第2」などに関する説明があれば、該「第1」、「第2」などの説明は単に説明するためにのみ用いられ、その相対的な重要性を指示又は暗示したりまたは指示される技術的特徴の数を暗黙的に示したりすると理解することができない。これにより、「第1」、「第2」に限定された特徴は、少なくとも1つの該特徴を明示的又は暗黙的に含むことができる。また、全文に現れる「及び/又は」は、3つの並列するケースを含むことを意味し、「A及び/又はB」を例とすると、Aケース、又はBケース、又はAとBを同時に満たすケースを含む。また、各実施例の間の技術的解決手段は互いに結合することができるが、当業者であれば実現できることを基礎としなければならず、技術的解決手段の結合が互いに矛盾し又は実現できない場合にこのような技術的解決手段の結合が存在せず、本願の請求する保護範囲内にないと考えられるべきである。
本願は外側ベルトラインシールアセンブリを提案する。
図1乃至図9を参照し、本願の実施例において、該外側ベルトラインシールアセンブリはドアアセンブリ100、取り付けブラケット200及び外側ベルトラインシールモジュール300を含み、取り付けブラケット200はドアアセンブリ100に接続され、且つドアアセンブリ100の端部のジョイントコーナーの内側に位置し、外側ベルトラインシールモジュール300は外側ベルトラインシールジョイントコーナー30及び外側ベルトラインシールインサート40を含み、外側ベルトラインシールインサート40は外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に固定接続され、且つ取り付けブラケット200に嵌合固定されるために用いられ、このように設けると、外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200との嵌合固定により、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立てに効果的な固定点を提供するとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との接続強固性を向上させることができ、さらに外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性及び組み立て効率を向上させる。
具体的には、取り付けブラケット200はスポット溶接、挿着、嵌合などの方式でドアアセンブリ100に固定接続することができ、取り付けブラケット200がドアアセンブリ100に強固に取り付けられることを確保するとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の確実な組み立てに取り付け固定点を提供し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が外側ベルトラインシールインサート40によって取り付けブラケット200に迅速且つ強固に取り付けられることを容易にし、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の確実な組み立てを実現するとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性及び組み立て効率を向上させることに有利である。
ここで、取り付けブラケット200はドアアセンブリ100の端部のジョイントコーナーの内側に位置し、ドアアセンブリ100の端部のジョイントコーナーは具体的にドアアセンブリ100の車体にヒンジ接続された箇所から離れた上端部であり、このように外側ベルトラインシールモジュール300における外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に取り付け固定点を提供することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との間の接続固定を容易にする。
一方、取り付けブラケット200はドアアセンブリ100の内側に位置し、すなわち取り付けブラケット200はドアアセンブリ100の車体に面する側に位置し、このように外側ベルトラインシールジョイントコーナー30は車体に密着することができ、さらにシールの役割を果たし、車両のシール性を向上させ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30がドアアセンブリ100に遮蔽されて隠れるように設けられることを確保することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の可視領域を減少させ、車両の美観性を向上させる。
外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と外側ベルトラインシールインサート40は一体構造であり、凹凸嵌着、一体化成形、係着などの方式で全体として接続することができ、このように外側ベルトラインシールインサート40によって外側ベルトラインシールジョイントコーナー30を支持することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の過度変形を防止し、一方、外側ベルトラインシールインサート40は取り付けブラケット200に嵌合固定され、反転掛着、変形押着などの方式で接続することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が取り付けブラケット200から離脱することによるシール失効を効果的に防止する。
本願の技術的解決手段は取り付けブラケット200と外側ベルトラインシールインサート40との嵌合締結を採用することにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立てに効果的な固定点を提供するとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との接続強固性を向上させることができ、さらに外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性及び組み立て効率を向上させる。ここで、外側ベルトラインシールインサート40は外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に固定接続され、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の過度変形を効果的に防止し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30がドアアセンブリ100に確実に組み立てられることを確保し、一方、取り付けブラケット200はドアアセンブリ100の端部のジョイントコーナーの内側に固定され、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200との取り付け締結によりドアアセンブリ100に組み立てられることを確保することができ、且つドアアセンブリ100を車両に適用する場合、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30を隠すような設置、及び車両をシールする効果を実現し、さらに車両の美観性及びシール性を向上させる。
図4乃至図7を参照し、1つの実施例において、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30はジョイントコーナー本体31及びジョイントコーナー本体31の片側に接続された挟持部32を含み、挟持部32は下向きに開口した挟持溝321を有し、外側ベルトラインシールインサート40は少なくとも一部が挟持溝321の溝壁に嵌設され、取り付けブラケット200は挟持溝321内に挿設され、且つ外側ベルトラインシールインサート40に嵌合固定され、理解されるように、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30はドアアセンブリ100に沿って上から下へ挿入することができ、取り付けブラケット200の頂端を挟持溝321内に入れ込ませ、さらに外側ベルトラインシールインサート40は取り付けブラケット200に嵌合固定することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の自由度への完全な制限を実現して、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の確実な組み立てを満たす。
挟持溝321の設置は、取り付けブラケット200の有効な組み立て範囲を制限することができ、組み立て時に取り付けブラケット200が挟持溝321内に入れられることを確保し、さらに取り付けブラケット200を迅速に外側ベルトラインシールインサート40に嵌合固定することができ、それにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て効率を向上させる。
外側ベルトラインシールインサート40は少なくとも一部が挟持溝321の溝壁に嵌設され、該溝壁は溝側壁であってもよく、溝底壁であってもよく、外側ベルトラインシールインサート40の一部が挟持溝321の溝壁に嵌設されることにより、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32との確実な接続を確保することに有利であり、この時、外側ベルトラインシールインサート40の残りの部分は挟持溝321の溝壁から露出して、挟持溝321に入り込む取り付けブラケット200と嵌合することができ、これにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との確実な組み立てを実現する。
図5乃至図6を参照し、1つの実施例において、外側ベルトラインシールインサート40は第1嵌設部41及び第1嵌設部41に設けられた嵌合部43を含み、第1嵌設部41は挟持溝321の一方の溝側壁に固定され、嵌合部43は第1嵌設部41から突出し、且つ挟持溝321の他方の溝側壁に向かって延在し、取り付けブラケット200に嵌合部43に対応する嵌合孔21が設けられ、理解されるように、取り付けブラケット200は挟持溝321の溝底壁の方向に向かって移動する過程において、取り付けブラケット200は自身の嵌合孔21によって突出して設けられた嵌合部43に嵌合固定され、さらに挟持溝321の具体的な構造と係合し、取り付けブラケット200の溝底壁に垂直な方向における動き、及び溝側壁に垂直な方向における動きを効果的に制限し、言い換えれば、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の取り付けブラケット200に対する動きを制限し、このように外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200との接続利便性及び接続安定性を向上させることができ、さらに外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て効率及び組み立て確実性を向上させる。
第1嵌設部41と挟持部32は一体構造であり、嵌着、接着、一体化成形などの方式で接続を実現することができ、嵌合部43は第1嵌設部41に横方向に接続され、第1嵌設部41に直接に固定接続されてもよいし、嵌合部43と嵌合孔21との相互係合制限を容易にするように中継部材を介して接続されてもよい。しかしながら、他の実施例において、嵌合孔21は第1嵌設部41に開設されてもよく、嵌合部43は取り付けブラケット200に設けられる。
具体的には、1つの実施例において、第1嵌設部41にスルーホール411が開設され、スルーホール411の孔壁に接続部42が固定され、接続部42は第1嵌設部41と並行に設けられ、且つ取り付けブラケット200から離れた方向に向かって延在し、嵌合部43は接続部42に横方向に接続され、これにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が取り付けブラケット200に挿入され、且つ嵌合部43が取り付けブラケット200に当接した後、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に引き続き力を加えることができ、この時、接続部42は力を受けて変形し、嵌合部43は常に取り付けブラケット200に当接し、且つ嵌合部43が嵌合孔21に係止するまで取り付けブラケット200に対して動く。
スルーホール411はジョイントコーナー本体31の延在方向に沿って複数設けることができ、この時に各スルーホール411内にいずれも嵌合部43が接続された接続部42が設けられ、取り付けブラケット200に各嵌合部43に対応する嵌合孔21が設けられ、このように取り付けブラケット200に対する係着点を多くすることができ、しかも外側ベルトラインシールインサート40が取り付けブラケット200に対して回転する傾向を効果的に防止することができ、外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200との接続強固性及び接続安定性を大幅に向上させる。
接続部42は第1嵌設部41と並行に設けられ、このように嵌合部43は接続部42に横方向に接続され且つ挟持溝321の他方の溝側壁に向かって延在することができ、且つ取り付けブラケット200に挿入される時、ガイドの役割を果たして、嵌合部43を迅速且つ正確に嵌合孔21に係入させ、外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200の組み立て効率を向上させることができ、接続部42は取り付けブラケット200から離れた方向に向かって延在し、理解されるように、スルーホール411の設置は外側ベルトラインシールインサート40を軽量化できるだけでなく、さらに接続部42の変形に逃げ空間を提供することもでき、ここで、スルーホール411は対向して設けられた第1孔壁及び第2孔壁を含み、接続部42は一端が第1孔壁に接続され、接続部42の他端と第2孔壁との間に隙間が確保され、このように設けると、接続部42が力を受ける時、スルーホール411内に曲がって変形して、取り付けブラケット200を挟持溝321内に移動させることができ、さらに嵌合部43が取り付けブラケット200の嵌合孔21に位置合わせる時、接続部42が元の状態に復帰し、嵌合部43を嵌合孔21内に挿入させ、嵌合部43と嵌合孔21との確実な係着を実現する。
より具体的には、1つの実施例において、接続部42はガイドセグメント421及びストッパセグメント422を含み、ガイドセグメント421の挟持溝321に面する他方の溝側壁の表面はガイド弧面423であり、嵌合部43はガイドセグメント421とストッパセグメント422との接続箇所に設けられ、嵌合部43のガイドセグメント421に面する表面はガイド弧面423へと円滑に移行し、このように設けると、ガイドの役割を果たすことができ、ガイド弧面423の設置により、取り付けブラケット200をガイド弧面423に沿って嵌合部43に対して相対的に動かせ、嵌合部43の位置を迅速に見つけることに有利であり、且つ嵌合部43のガイドセグメント421に面する表面はガイド弧面423へと円滑に移行し、取り付けブラケット200が嵌合部43とガイドセグメント421との接続箇所で動かなくなることを効果的に防止し、嵌合孔21と嵌合部43との迅速な係着係合に有利であり、組み立て効率を向上させる一方、位置制限の役割を果たすことができ、ストッパセグメント422の設置に合わせ、嵌合部43と嵌合孔21が互いに係着する時、ストッパセグメント422は嵌合孔21のエッジに当接し、嵌合部43は嵌合孔21の孔壁に当接し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の取り付けブラケット200に対する動きを効果的に制限する。
挟持溝321の他方の溝側壁に面するガイドセグメント421の表面はガイド弧面423であり、且つ該ガイド弧面423は挟持溝321の他方の溝側壁から離れた方向に向かって突出するため、ガイドセグメント421が薄すぎることによる構造破断などのリスクの発生を回避するために、挟持溝321の他方の溝側壁から離れたガイドセグメント421の表面は突出して設けられ、厚肉化の役割を果たす。
1つの実施例において、挟持溝321の一方の溝側壁にスルーホール411に対応して逃げ孔322が開設され、逃げ孔322は接続部42の変形のために用いられ、このように逃げ空間を提供することができ、接続部42を取り付けブラケット200の押し支え作用で確実に変形させ、しかも、挟持部32の全体構造に影響を与えない場合、製造コストを低減させることができる。
図6を参照し、1つの実施例において、外側ベルトラインシールインサート40はさらに第2嵌設部44を含み、第2嵌設部44は第1嵌設部41に折れ曲がって接続され、挟持溝321の他方の溝側壁に固定接続され、取り付けブラケット200は第1嵌設部41と第2嵌設部44との間に位置し、理解されるように、外側ベルトラインシールインサート40は挟持溝321の溝壁に沿って配置され、このように有効接触面積を大きくすることができ、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32の接続密着性を向上させ、さらに取り付けブラケット200を第1嵌設部41と第2嵌設部44との間に制限することができ、取り付けブラケット200が挟持部32に作用して挟持部32を過度に変形させ、又は、取り付けブラケット200が挟持部32から離脱することを回避し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200との組み立て確実性を向上させることに有利である。
第1嵌設部41と第2嵌設部44が対向して設けられた2つの表面は挟持溝321の溝底壁から離れた方向に徐々に広がるように設けられることで、取り付けブラケット200を第1嵌設部41と第2嵌設部44との間に入れるように案内し、これにより取り付けブラケット200の嵌合孔21と嵌合部43との係着係合を完了させる。
さらに、1つの実施例において、第2嵌設部44に少なくとも1つの貫通孔441が設けられ、貫通孔441は第1嵌設部41を通し、且つ嵌合部43に隣接して設けられ、前記挟持部32に前記貫通孔441に適合する接続凸部323が設けられ、理解されるように、嵌合部43は複数設けられてもよく、すなわちスルーホール411は複数設けられ、且つ貫通孔441と交互して設けられることにより、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32との有効接触面積を大きくすることに有利であり、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32との接続強固性を向上させる一方、力受けの均一化に有利であり、外側ベルトラインシールインサート40の接続安定性を向上させる。
貫通孔441は複数設けられてもよく、複数の貫通孔441は第2嵌設部44にアレイ配列されてもよく、すなわち第2嵌設部44の長さの延在方向に沿って間隔をおいて設けられてもよく、及び/又は、第2嵌設部44の幅の延在方向に沿って間隔をおいて設けられてもよい。
1つの実施例において、第2嵌設部44に開口442が開設され、開口442は嵌合部43に対応して設けられ、外側ベルトラインシールインサート40を軽量化することができ、また、外側ベルトラインシールインサート40が一体成形工程を採用して製造される場合、外側ベルトラインシールインサート40の離型を容易にする。
図3乃至図4、図8を参照し、1つの実施例において、取り付けブラケット200は固定部22及び支持部23を含み、固定部22はドアアセンブリ100に固定接続され、支持部23は固定部22に折れ曲がって接続され、且つ嵌合孔21が設けられ、理解されるように、固定部22はスポット溶接、係着などの接続方式でドアアセンブリ100に固定することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30にドアアセンブリ100における組み立て固定点を提供し、支持部23が固定部22に折れ曲がって接続されて形成された具体的な形状構造はドアアセンブリ100の形状構造に適合し、支持部23が可能な限り近づき且つドアアセンブリ100と間隔をおいて設けられることに有利であり、支持部23が第1嵌設部41と第2嵌設部44との間に挿入されて、支持部23における嵌合孔21を介して第1嵌設部41における嵌合部43に固定されることを容易にし、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200、ドアアセンブリ100との組み立て安定性を向上させる。
具体的には、1つの実施例において、支持部23は固定部22よりも外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の延在方向の長さが長く、取り付けブラケット200の接続強度を保証するとともに、取り付けブラケット200の固定を容易にする一方、嵌合部43と係着する複数の嵌合孔21を設けることができ、且つ外側ベルトラインシールインサート40との有効接触面積の増大に有利であり、これにより外側ベルトラインシールインサート40が取り付けブラケット200に対して回転する傾向の発生を効果的に防止し、さらに外側ベルトラインシールインサート40と取り付けブラケット200の組み立て安定性を向上させる。
1つの実施例において、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40は一体に射出成形され、理解されるように、外側ベルトラインシールインサート40に貫通孔441が設けられ、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40が一体に射出成形される場合、射出材料の一部は貫通孔441に嵌め込まれて接続凸部323を形成し、残りの射出材料は外側ベルトラインシールインサート40を被覆し、加工工程が簡単で、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32との有効接触面積が可能な限り大きくなると、生産効率を向上させることに有利であり、外側ベルトラインシールインサート40と挟持部32の接続強固性を向上させることもできる。
図4乃至図5を参照し、1つの実施例において、ジョイントコーナー本体31はドアアセンブリ100に垂直な方向に沿って突起リブ311が横方向に突出され、突起リブ311はドアアセンブリ100を押し支えるために用いられ、突起リブ311とドアアセンブリ100との貼り合わせにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30とドアアセンブリ100との貼り合わせの密着度を効果的に向上させることができ、それにより車両のシール性能を向上させる。
1つの実施例において、ジョイントコーナー本体31は半閉鎖環状構造であり、ジョイントコーナー本体31の内環面に少なくとも1つの切り欠き312が設けられ、ここで、切り欠き312は複数設けられてもよく、複数の切り欠き312は間隔をおいて配列され、且つ切り欠き312の位置は具体的にジョイントコーナー本体31が力を受ける場合に主に変形する位置に設けられてもよく、ジョイントコーナー本体31が確実に変形することに有利であり、ジョイントコーナー本体31の耐用年数を向上させ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の使用効果を確保する。しかしながら、他の実施例において、ジョイントコーナー本体31は閉鎖環状構造である。
図1乃至図4、図9を参照し、1つの実施例において、ドアアセンブリ100は外板11及び内板12を含み、内板12は内板本体121、第1接続セグメント122及び内板本体121と第1接続セグメント122との間に接続された第1折れ曲がりセグメント123を含み、第1接続セグメント122は外板11に貼り合わせて接続され、取り付けブラケット200は第1接続セグメント122に固設される。理解されるように、第1折れ曲がりセグメント123は内板本体121及び第1接続セグメント122にそれぞれ接続され、且つ緩やかに移行し、内板12全体の曲線の円滑性を保障し、しかも第1接続セグメント122を徐々に近づかせて外板11に貼り合わせることができ、例えば水、塵、砂などの外部異物が第1接続セグメント122と外板11との間を通してドアアセンブリ100内に入ることを回避することができ、ドアアセンブリ100のシール性を向上させる。
取り付けブラケット200は第1接続セグメント122に固設され、すなわち固定部22は第1接続セグメント122に固定接続され、それにより、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30はドアアセンブリ100の車体にヒンジ接続された箇所から離れる上端部に組み立てることができ、車体に密着することができ、シールの役割を果たし、ドアアセンブリ100及び車体をさらにシールし、車両のシール性を向上させる。
さらに、1つの実施例において、外板11は第2接続セグメント112を含み、第2接続セグメント112はその縁部に沿って内フランジ113が設けられ、内フランジ113は第1接続セグメント122を被覆してエッジカバー構造を形成し、理解されるように、第1接続セグメント122は徐々に近づいて片側が第2接続セグメント112に貼り合わせ、ここで、第2接続セグメント112はその縁部に沿って内フランジ113が設けられ、これにより内フランジ113は第1接続セグメント122の他側に貼り合わせ、第1接続セグメント122を被覆してエッジカバー構造を形成し、この時に外板11、内板12は全体として形成され、それによりドアモール100の接続強固性とシール性を向上させる。
図9及び図13を参照し、1つの実施例において、外板11はさらに外板本体111を含み、外板本体111及び内板本体121は間隔をおいて設けられて窓ガラス500が動けるようにするための収容室を形成し、外側ベルトラインシールモジュール300はさらに外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に接続された外側ベルトラインシール本体33を含み、外側ベルトラインシール本体33は窓ガラス500の片側に貼り合わせるために用いられ、且つ外側ベルトラインシール本体33の頂端の水平高さは外板本体111の頂端の水平高さより低い。このように外側ベルトラインシール本体33が外板本体111の内板本体121に面する片側に隠れることを確保することができ、車両の外観上の美観性を効果的に確保することができる。
具体的には、外板本体111は第2接続セグメント112へと円滑に移行し、且つ内側に固定ブラケット34が固定され、外側ベルトラインシール本体33は固定ブラケット34に固設され、且つシールリップが設けられ、該シールリップは窓ガラス500と接触して完全なシール緩衝構造を形成する。
内板本体121に内側ベルトラインシールモジュール400が係着され、内側ベルトラインシールモジュール400は窓ガラス500の他側に貼り合わせ、さらにシール性能を向上させる。
図10乃至図12を参照し、1つの実施例において、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30はジョイントコーナー本体31及びジョイントコーナー本体31の片側に接続された挟持部32を含み、挟持部32は取り付けブラケット200を挟持し、すなわち外側ベルトラインシールジョイントコーナー30は直接に挿入されて挟持部32によって取り付けブラケット200の頂端を挟持することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て効率を向上させることに有利である。
さらに、1つの実施例において、挟持部32はジョイントコーナー本体31の延在方向内に沿って少なくとも1つの外側ベルトラインシールインサート40が設けられ、外側ベルトラインシールインサート40は取り付けブラケット200を挟持する挟持力を提供するために用いられ、このように設けると、挟持部32の構造的強度を向上させることができるとともに、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200との接続強固性及び接続安定性をさらに向上させることもできる。
具体的には、外側ベルトラインシールインサート40は金属材料など弾性性能を備える材料で製造することができ、外側ベルトラインシールインサート40は複数設けられ、各外側ベルトラインシールインサート40は間隔をおいて配列されて共同で取り付けブラケット200を挟持し、取り付けブラケット200に対する高強度挟持点を多くし、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200との接続強固性及び接続安定性を大幅に向上させる。
さらに、図10及び図12に示すように、1つの実施例において、挟持部32は下向きに開口した挟持溝321を有し、外側ベルトラインシールインサート40は挟持溝321の溝壁に沿って配置され、且つ取り付けブラケット200に向かって突出した挟持凸部32aが設けられ、このように設けると、外側ベルトラインシールインサート40は挟持溝321の溝壁に沿って配置され、外側ベルトラインシールインサート40の挟持凸部32aに対応する挟持溝321の溝側壁は取り付けブラケット200の2つの対向側にさらに密着して貼り合せることができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の溝側壁に垂直な方向における動きを効果的に制限し、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性をさらに向上させる一方、取り付けブラケット200によって開口向きの挟持溝321に挿設され、理解されるように、挟持溝321の溝底壁は取り付けブラケット200の頂端に当接することができ、これにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の溝底壁に垂直な方向における動きを制限し、且つ挟持溝321の2つの溝側壁の共同挟持に合わせて、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性をさらに向上させることができ、加えて、取り付けブラケット200は位置決めの役割を果たすことができ、すなわち取り付けブラケット200をドアアセンブリ100における固定点とすることで、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30は取り付けブラケット200を迅速且つ正確に見つけることができ、挟持溝321によって取り付けブラケット200を挟持し、それにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て効率を向上させる。
具体的には、1つの実施例において、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40は一体に射出成形され、ここで、図6に示すように、外側ベルトラインシールインサート40に複数の貫通孔441が開設され、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40が一体に射出成形される時、射出材料は一部が上記貫通孔441に嵌め込まれ、外側ベルトラインシールインサート40との有効接触面積を増大させ、挟持部32と外側ベルトラインシールインサート40との接続強固性を向上させる。
1つの実施例において、取り付けブラケット200は固定部22及び固定部22に折れ曲がって接続された支持部23を含み、固定部22はドアアセンブリ100に固定接続され、支持部23は外側ベルトラインシールジョイントコーナー30に固定接続され、理解されるように、固定部22はスポット溶接、係着などの接続方式でドアアセンブリ100に固定することができ、これにより外側ベルトラインシールジョイントコーナー30にドアアセンブリ100における組み立て固定点を提供し、支持部23が固定部22に折れ曲がって接続されて形成された具体的な形状構造はドアアセンブリ100の形状構造に適合し、支持部23が可能な限り近づき且つドアアセンブリ100と間隔をおいて設けられることに有利であり、支持部23が外側ベルトラインシールジョイントコーナー30が挟持溝321に挿入して固定されることを容易にし、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30と取り付けブラケット200、ドアアセンブリ100との組み立て安定性を向上させる。
具体的には、1つの実施例において、支持部23は固定部22よりも外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の延在方向の長さが長く、取り付けブラケット200の接続強度を保証するとともに、取り付けブラケット200の固定を容易にする一方、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30との有効接触面積を大きくすることに有利であり、且つ外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の反転を回避することができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の組み立て安定性をさらに向上させる。また、複数の外側ベルトラインシールインサート40を共同で支持部23に作用させることができ、外側ベルトラインシールジョイントコーナー30の接続強固性をさらに向上させる。
本願はさらに車両を提供し、該車両は外側ベルトラインシールアセンブリを含み、該外側ベルトラインシールアセンブリの具体的な構造は上記実施例を参照し、本車両は上記全ての実施例の全ての技術的解決手段を採用するため、少なくとも上記実施例の技術的解決手段による全ての有益な効果を有し、ここでは1つずつ説明しない。
以上は、本願の選択可能な実施例に過ぎず、本願の特許範囲を限定するものではなく、本願の発明思想のもとで、本願の明細書及び図面のコンテンツを利用して行われる等価構造変換、又は他の関連する技術分野における直接的/間接的な適用はいずれも本願の特許保護範囲内に含まれるものとする。
本願は2022年8月25日に出願された、出願番号が202222269511.6である中国特許出願及び2022年11月17日に出願された、出願番号が202211438692.9である中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本願に組み込まれる。

Claims (18)

  1. ドアアセンブリと、
    前記ドアアセンブリに接続され、且つ前記ドアアセンブリの端部のジョイントコーナーの内側に位置する取り付けブラケットと、
    外側ベルトラインシールジョイントコーナー及び外側ベルトラインシールインサートを含み、前記外側ベルトラインシールインサートが前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーに固定接続され、且つ前記取り付けブラケットに嵌合固定するために用いられる外側ベルトラインシールモジュールと、を含む、
    外側ベルトラインシールアセンブリ。
  2. 前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーはジョイントコーナー本体及び前記ジョイントコーナー本体の片側に接続された挟持部を含み、前記挟持部は下向きに開口した挟持溝を有し、前記外側ベルトラインシールインサートは少なくとも一部が前記挟持溝の溝壁に嵌設され、前記取り付けブラケットは前記挟持溝内に挿設され、且つ前記外側ベルトラインシールインサートに嵌合固定される、
    請求項1に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  3. 前記外側ベルトラインシールインサートは第1嵌設部及び前記第1嵌設部に設けられた嵌合部を含み、前記第1嵌設部は前記挟持溝の一方の溝側壁に固定され、前記嵌合部は前記第1嵌設部から突出し、且つ前記挟持溝の他方の溝側壁に向かって延在し、前記取り付けブラケットに前記嵌合部に対応する嵌合孔が設けられる、
    請求項2に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  4. 前記第1嵌設部にスルーホールが開設され、前記スルーホールの孔壁に接続部が固定され、前記接続部は前記第1嵌設部と並行に設けられ、且つ前記取り付けブラケットから離れた方向に向かって延在し、前記嵌合部は前記接続部に横方向に接続される、
    請求項3に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  5. 前記接続部はガイドセグメント及びストッパセグメントを含み、前記ガイドセグメントの前記挟持溝の他方の溝側壁に面する表面はガイド弧面であり、前記嵌合部は前記ガイドセグメントと前記ストッパセグメントとの接続箇所に設けられ、前記嵌合部の前記ガイドセグメントに面する表面は前記ガイド弧面へと円滑に移行する、
    請求項4に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  6. 前記挟持溝の一方の溝側壁に前記スルーホールに対応して逃げ孔が開設され、前記逃げ孔は前記接続部の変形のために用いられる、
    請求項4に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  7. 前記外側ベルトラインシールインサートはさらに第2嵌設部を含み、前記第2嵌設部は前記第1嵌設部に折れ曲がって接続され、前記挟持溝の他方の溝側壁に固定接続され、前記取り付けブラケットは前記第1嵌設部と前記第2嵌設部との間に位置する、
    請求項3に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  8. 前記第2嵌設部に少なくとも1つの貫通孔が設けられ、前記貫通孔は前記第1嵌設部を貫通し、且つ前記嵌合部に隣接して設けられ、前記挟持部に前記貫通孔に適合する接続凸部が設けられる、
    請求項7に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  9. 前記第2嵌設部に開口が開設され、前記開口は前記嵌合部に対応して設けられる、
    請求項7に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  10. 前記取り付けブラケットは固定部及び支持部を含み、前記固定部は前記ドアアセンブリに固定接続され、前記支持部は前記固定部に折れ曲がって接続され、且つ前記嵌合孔が設けられる、
    請求項3に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  11. 前記支持部は前記固定部よりも前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーの延在方向における長さが長い、
    請求項10に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  12. 前記挟持部と前記外側ベルトラインシールインサートは一体に射出成形される、
    請求項2に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  13. 前記ジョイントコーナー本体は前記ドアアセンブリに垂直な方向に沿って横方向に突起リブが突出し、前記突起リブは前記ドアアセンブリを押し支えるために用いられる、
    請求項2に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  14. 前記ジョイントコーナー本体は半閉鎖環状構造であり、且つ前記ジョイントコーナー本体の内環面に少なくとも1つの切り欠きが設けられる、
    請求項2に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  15. 前記ドアアセンブリは外板及び内板を含み、前記内板は内板本体、第1接続セグメント及び前記内板本体と前記第1接続セグメントとの間に接続された第1折れ曲がりセグメントを含み、前記第1接続セグメントは前記外板に貼り合わせて接続され、前記取り付けブラケットは前記第1接続セグメントに固設される、
    請求項1に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  16. 前記外板は第2接続セグメントを含み、前記第2接続セグメントはその縁部に沿って内フランジが設けられ、前記内フランジは前記第1接続セグメントを被覆してエッジカバー構造を形成する、
    請求項15に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  17. 前記外板はさらに外板本体を含み、前記外板本体と前記内板本体は間隔をおいて設けられて窓ガラスが動けるようにするための収容室を形成し、
    前記外側ベルトラインシールモジュールはさらに前記外側ベルトラインシールジョイントコーナーに接続された外側ベルトラインシール本体を含み、前記外側ベルトラインシール本体は前記窓ガラスの片側に貼り合わせるために用いられ、且つ前記外側ベルトラインシール本体の頂端の水平高さは前記外板本体の頂端の水平高さより低い、
    請求項15に記載の外側ベルトラインシールアセンブリ。
  18. 請求項1乃至17のいずれか1項に記載の外側ベルトラインシールアセンブリを含む、
    車両。
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