JP2025131253A - 実装ヘッドおよび部品実装装置 - Google Patents

実装ヘッドおよび部品実装装置

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Abstract

【課題】部品吸着ノズル周辺に配置された配管の保護を向上させた実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置を提供すること。
【解決手段】実装ヘッドは、部品に吸着孔を当てて部品を吸着する複数の部品吸着ノズルと、それぞれの吸着ノズルの吸着孔に供給するエアが流れるエア流路を有するマニホールドと、マニホールドに取り付けられ、エアの流れを切り替える複数のバルブと、マニホールドから部品吸着ノズルへ供給するエアが流れ、マニホールドのエア流路と部品吸着ノズルとを連通する複数の配管と、それぞれの部品吸着ノズルが接続され昇降方向に交差する第1方向に並んで配列された複数のシャフトをそれぞれ昇降可能に保持するシャフト保持部と、一部がバルブに対して下方に配置され、かつ、配管に対して第1方向に交差する第2方向の外側に配置されるバンパーと、を備える。
【選択図】図2

Description

本開示は、実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置に関する。
従来、実装ヘッドのノズルで部品を保持して基板に実装する部品実装装置が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1の実装ヘッドでは、実装ヘッド同士の衝突を軽減するためのバンパーが設けられている。
特開第2009-218278号公報
しかしながら、特許文献1の実装ヘッドに設けられたバンパーは、実装ヘッド同士の衝突防止を目的としているので、ヘッドカバー周りに配置されていた。したがって、部品を吸着する部品吸着ノズル周辺とは距離が離れているので、部品吸着ノズル周辺に配置された、エアを供給する配管の保護には不十分であった。
本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、部品吸着ノズル周辺に配置された配管の保護を向上させた実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本開示の実装ヘッドは、実装ヘッドは、部品に吸着孔を当てて部品を吸着する複数の部品吸着ノズルと、それぞれの吸着ノズルの吸着孔に供給するエアが流れるエア流路を有するマニホールドと、マニホールドに取り付けられ、エアの流れを切り替える複数のバルブと、マニホールドから部品吸着ノズルへ供給するエアが流れ、マニホールドのエア流路と部品吸着ノズルとを連通する複数の配管と、それぞれの部品吸着ノズルが接続され昇降方向に交差する第1方向に並んで配列された複数のシャフトをそれぞれ昇降可能に保持するシャフト保持部と、一部がバルブに対して下方に配置され、かつ、配管に対して第1方向に交差する第2方向の外側に配置されるバンパーと、を備える。
また、本開示の部品実装装置は、上述した実装ヘッドと、実装ヘッドの部品吸着ノズルに部品を供給する部品供給部と、実装ヘッドによって部品が実装される基板を搬送する基板搬送機構と、を備える。
本開示によれば、部品吸着ノズル周辺に配置された配管の保護を向上させた実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置を提供することができる。
実施形態の部品実装装置の概略平面図 実施形態の実装ヘッドの斜視図 実施形態の実装ヘッドの斜視図 実施形態の実装ヘッドの概略断面図 実施形態の実装ヘッドの概略斜視図 実施形態の第1ノズルユニットおよび第2ノズルユニットの概略側面図 実施形態のマニホールドの周辺構成を示す概略断面図 実施形態の実装ヘッドに連結部材を取り付けた状態を示す概略正面図 実施形態のマニホールドおよびその周辺構成を示す概略斜視図 実施形態のマニホールドおよびその周辺構成を示す概略斜視図 実施形態の実装ヘッドのエア流路の接続関係を示す概略図 実施形態のバンパーの概略斜視図 実施形態のバンパー周辺の構成を示す概略正面図 バンパーとコネクタとケーブルを抜き出した説明図 実施形態のバンパーの裏面に固定された配線を示す概略図 図15におけるA-A線の断面図 実施形態の実装ヘッドの固定部材側を平坦な面に置いた状態の説明図 実施形態の実装ヘッドのヘッドカバー側を平坦な面に置いた状態の説明図 実施形態の実装ヘッドを直立姿勢で平坦な面に置いた状態の説明図
(本開示の態様について)
本開示の第1態様の実装ヘッドは、実装ヘッドは、部品に吸着孔を当てて部品を吸着する複数の部品吸着ノズルと、それぞれの吸着ノズルの吸着孔に供給するエアが流れるエア流路を有するマニホールドと、マニホールドに取り付けられ、エアの流れを切り替える複数のバルブと、マニホールドから部品吸着ノズルへ供給するエアが流れ、マニホールドのエア流路と部品吸着ノズルとを連通する複数の配管と、それぞれの部品吸着ノズルが接続され昇降方向に交差する第1方向に並んで配列された複数のシャフトをそれぞれ昇降可能に保持するシャフト保持部と、一部がバルブに対して下方に配置され、かつ、配管に対して第1方向に交差する第2方向の外側に配置されるバンパーと、を備える。
第1態様の実装ヘッドによれば、バンパーの一部が、バルブに対して下方に、かつ、配管に対して第1方向に交差する第2方向の外側に配置されているので、配管が他の部材と接触して破損するのを低減することができる。このように、バンパーが配管を保護することができる。
本開示の第2態様によれば、第1態様の実装ヘッドにおいて、それぞれのバルブにコネクタを介して接続された複数の配線を備え、複数の配線は、バンパーの配管側に沿って配置され、バンパーに固定されている。
本開示の第3態様によれば、第2態様の実装ヘッドにおいて、コネクタはバルブの下部にバルブの下方から着脱可能であり、バンパーは、バルブに装着されたコネクタの下方を第1方向に沿って延びる。
本開示の第4態様によれば、第3態様の実装ヘッドにおいて、バンパーは、昇降方向の下方および第2方向の外方に延びる第1アームおよび第2アームと、第1方向に沿って延び、第1アームの下端と第2アームの下端とを接続するプレート部と、を有する。
本開示の第5態様によれば、第4態様の実装ヘッドにおいて、第1アームの上部および第2アームの上部は、それぞれ、マニホールドに着脱可能に固定される。
本開示の第6態様によれば、第1態様から第5態様のいずれか1つの実装ヘッドにおいて、実装ヘッドを部品実装装置に固定する固定部材を備え、固定部材が平坦な面に当たるように置いた際にバンパーの外側が平坦な面に当たる。
本開示の第7態様の部品実装装置は、第1態様から第11態様のいずれか1つの実装ヘッドと、実装ヘッドの部品吸着ノズルに部品を供給する部品供給部と、実装ヘッドによって部品が実装される基板を搬送する基板搬送機構と、を備える。
(実施形態)
以下、本開示に係る実装ヘッド、部品実装装置の例示的な実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。本開示は、以下の実施形態の具体的な構成に限定されるものではなく、同様の技術的思想に基づく構成が本開示に含まれる。以下で述べる構成、形状等は説明のための例示であって、実装ヘッド、部品実装装置の仕様に応じて、適宜変更が可能である。
以下では、各図面において対応する要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また以下では、水平面内で互いに直交する2軸を、基板搬送方向のX軸方向、基板搬送方向に直交するY軸方向とし、水平面と直交する高さ方向をZ軸方向とする。
(部品実装装置)
まず図1を参照して、部品実装装置2の構成を説明する。図1は、実施形態の部品実装装置2を示す概略平面図である。
部品実装装置2は、部品供給部4、6から供給されたダイやICチップ等の部品(電子部品)を基板W1、W2に搭載する部品搭載作業を実行する機能を有する。部品実装装置2は、部品を基板W1、W2に搭載する部品搭載システムを構成する。
本実施形態の部品実装装置2は、2つの部品供給部4、6および2つの実装ヘッド26A、26Bを用いて2枚の基板W1、W2を並行処理する機能を有する。部品実装装置2は複数枚の基板を並行処理する場合に限らず、1枚のみの基板を単独処理する場合であってもよい。
基台8の中央には、基板搬送機構10、12がX軸方向に沿って配置されている。基板搬送機構10、12はそれぞれ、上流から搬入される基板W1、W2をX軸方向に搬送し、所定の実装作業位置に位置決めする。基板搬送機構10、12はそれぞれ、部品実装作業が完了した基板W1、W2を下流に搬出する。
基板搬送機構10、12を挟んだY軸方向の両側には、部品供給部4、6が配置されている。部品供給部4、6のそれぞれには、複数のテープフィーダ14、16がX軸方向に沿って並設されている。テープフィーダ14、16はそれぞれ台車15、17に装着されており、部品を収納したキャリアテープをピッチ送りして、所定の部品供給位置に部品を順次供給する。
図1において、基台8のX軸方向の両側には、Y軸リニア駆動機構を備えたY軸ビーム18、20がY軸方向に沿って配置されている。Y軸ビーム18、20は、Y軸方向に延びるリニアレールを備え、X軸ビーム22、24がY軸方向にスライド自在に係合している。
X軸ビーム22、24はそれぞれ、X軸方向に延びるリニアレール(図示省略)に沿って移動する移動テーブル22T、24Tと移動テーブル22T、24Tをリニアレールに沿って移動させるX軸リニア駆動機構(図示省略)を備えている。移動テーブル22T、24Tには、実装ヘッド26A、26Bが装着されている。実装ヘッド26A、26Bは移動テーブル22T、24Tに対して着脱可能である。
X軸ビーム22に係合した第1実装ヘッド26Aは、部品供給部4から供給される部品をピックアップして、基板W1、W2に実装するヘッドである。X軸ビーム24に係合した第2実装ヘッド26Bは、部品供給部6から供給される部品をピックアップして、基板W2、W1に実装するヘッドである。
Y軸ビーム18、20およびX軸ビーム22、24は、実装ヘッド26A、26BをXY平面内で移動させるヘッド移動機構を構成する。
部品供給部4、6と基板搬送機構10、12との間には、それぞれ部品認識カメラ28、30が設けられている。部品供給部4、6から部品を取り出した実装ヘッド26A、26Bが、部品認識カメラ28、30の上方へ移動することにより、実装ヘッド26A、26Bに保持された部品の画像が取得される。取得された画像を認識処理することにより、実装ヘッド26A、26Bに保持された状態における部品の位置ずれが検出される。
実装ヘッド26A、26Bにはそれぞれ、一体的に移動するヘッドカメラ32、34が取り付けられている。ヘッドカメラ32、34は、撮像光軸を下向きにした姿勢で実装ヘッド26A、26Bに取り付けられており、基板W1、W2の上方から基板W1、W2をそれぞれ下向きに撮像する。その撮像画像を認識処理することにより、基板W1、W2の位置ずれ、すなわち実装点の位置ずれが検出される。そして、前述の部品の位置ずれの検出結果と、実装点の位置ずれの検出結果とに基づいて、部品実装時の位置補正が行われる。位置補正には、部品のθ軸廻りの回転位置を正しい方向に合わせる回転位置合わせが含まれる。
部品実装装置2はさらに、本体制御部36を備える。本体制御部36は、部品実装装置2の各構成要素を制御する制御部である。本体制御部36は例えば、プロセッサと、プロセッサによって実行されるコンピュータプログラムを記憶したメモリとを備えるマイクロコンピュータで構成される。
(実装ヘッド)
次に、実装ヘッド26A、26Bの詳細な構成について、図2以降の図面を用いて説明する。2つの実装ヘッド26A、26Bは同様の構造を有するため、以下の説明では「実装ヘッド26」と総称して、1つの実装ヘッド26について説明する。
図2、図3はそれぞれ、実装ヘッド26の斜視図である。図4は、実装ヘッド26の概略断面図であり、図5は、実装ヘッド26の概略斜視図である。
図2~図5に示すように、実装ヘッド26は、実装ヘッド26の上部を覆うヘッドカバー38を備える。ヘッドカバー38の内側には、実装ヘッド26全体を制御するためのメイン基板39が配置されている。メイン基板39は、図1に示した本体制御部36に電気的に接続されており、「ヘッド制御部」とも称する。
実装ヘッド26はさらに、部品を吸着するためのユニットとして、第1ノズルユニット40と、第2ノズルユニット50とを備える。
ノズルユニット40、50はそれぞれ、複数の部品吸着ノズルおよびそれらを駆動するための駆動機構によって構成されるユニットである。第1ノズルユニット40は、X軸方向に沿って配列された複数の部品吸着ノズル41(41A~41H)を有し、第2ノズルユニット50は、X軸方向に沿って配列された複数の部品吸着ノズル51(51A~51H)を有する。
本実施形態では、部品吸着ノズル41は8つの部品吸着ノズル41A~41Hを有し、部品吸着ノズル51は8つの部品吸着ノズル51A~51Hを有する。ノズルユニット40、50における部品吸着ノズル41、51のそれぞれの数は8つに限らず、任意の数であってもよい。
第1ノズルユニット40と第2ノズルユニット50は、X軸方向に直交するY軸方向に配列されており、2列のノズルユニットを構成する。1つの実装ヘッド26は、8本×2列=計16本の部品吸着ノズル41、51を備える。なお、ノズルユニット40、50が2列配列される場合に限らず、例えば1列のみであってもよい。
部品吸着ノズル41、51のそれぞれの本数に応じて、ノズルユニット40、50の他の部材も同様の数を有し、以下の説明・図面において、「〇〇(〇〇A~〇〇H)」と同様に表記する。
図6は、第1ノズルユニット40および第2ノズルユニット50の概略側面図である。
第1ノズルユニット40は、複数の部品吸着ノズル41を駆動するための駆動機構として、複数のシャフト45(45A~45H)と、複数のプーリ46(46A~46H)と、複数のエア接続部47(47A~47H)とを有する。
実装ヘッド26はさらに、第1ノズルユニット40および第2ノズルユニット50に加えて、モータユニット60を備える。モータユニット60は、複数の昇降モータ42(42A~42H)および複数の出力軸43(43A~43H)と、複数の昇降モータ52(52A~52H)および複数の出力軸53(53A~53H)と、後述するブラケット63、64とを備える。
昇降モータ42は、出力軸43をZ軸方向に昇降させるリニアモータである(矢印Z1)。出力軸43の下端部にはオフセットブロック44(44A~44H)が連結されている。オフセットブロック44は、出力軸43とシャフト45の位置を水平方向にオフセットするためのブロックである。オフセットブロック44の上面に出力軸43が連結され、オフセットブロック44の下面にシャフト45が連結される。
シャフト45は、部品吸着ノズル41を昇降させるためのシャフトであり、部品吸着ノズル41に接続される。出力軸43とシャフト45が一体的に昇降することで(矢印Z1)、シャフト45の下端部に取り付けられた部品吸着ノズル41が昇降する(矢印Z2)。
シャフト45の途中部分には、プーリ46が取り付けられている。プーリ46のそれぞれは、図5に示す回転モータ100に連結されたベルトに係合し、回転モータ100がベルトを回転させることで、複数のプーリ46がZ軸方向を中心に一体的に回転する。これに伴い、複数のシャフト45および複数の部品吸着ノズル41が一体的に回転する。なお、ベルトでプーリ46に動力を伝達する構造については、任意の構造を採用してもよく、例えば、特許第4894841号公報に記載されている構造を採用することができる。
エア接続部47は、部品吸着ノズル41の吸着孔48(48A~48H)にエアを供給するための接続部材である。エア接続部47には、図4に示す接続ホース72(72A~72H)が接続される。
第2ノズルユニット50についても同様に、複数の部品吸着ノズル51を駆動するための駆動機構として、複数のシャフト55(55A~55H)と、複数のプーリ56(56A~56H)と、複数のエア接続部57(57A~57H)とを有する。シャフト55と出力軸53の間には、オフセットブロック54(54A~54H)が設けられる。
出力軸53とシャフト55が一体的に昇降することで(矢印Z3)、シャフト55に接続された部品吸着ノズル51が一体的に昇降する(矢印Z4)。部品吸着ノズル51の下端部には吸着孔58(58A~58H)が設けられており、エア接続部57を介して吸着孔58にエアが供給される。エア接続部57には、図4に示す接続ホース82(82A~82H)が接続される。シャフト55の途中部分に取り付けられたプーリ56のそれぞれは、図5に示す回転モータ102に連結されたベルトに係合し、回転モータ102によって複数のプーリ56が回転すると、複数のシャフト55および複数の部品吸着ノズル51がZ軸方向を中心に一体的に回転する。接続ホース72および接続ホース82は、例えば、樹脂製のチューブである。
オフセットブロック44は、シャフト45のY軸方向の位置を、昇降モータ42および出力軸43に対して第2ノズルユニット50から離れる側にオフセットさせる(矢印Y1)。オフセットブロック54は、シャフト55のY軸方向の位置を、昇降モータ52および出力軸53に対して第1ノズルユニット40から離れる側にオフセットさせる(矢印Y2)。
第1ブラケット63は、複数の昇降モータ42および複数の昇降モータ52を第1の高さ位置で保持する部材である。第2ブラケット64は、第1の高さ位置よりも低い第2の高さ位置で、複数の昇降モータ42および複数の昇降モータ52を保持する部材である。2つのブラケット63、64は、後述する支持フレーム90を取り付けるための部材としても利用される。
実装ヘッド26はさらに、シャフト45、55を昇降可能に保持するシャフト保持部66を備える。シャフト保持部66の構成については後述する。
図4に示すように、実装ヘッド26は、第1ノズルユニット40に関連する構成として、マニホールド70と、接続ホース72(72A~72H)と、バルブ74(74A~74H)と、バルブ76(76A~76H)とを備える。
マニホールド70は、部品吸着ノズル41に供給するエアを流すための部材である。マニホールド70は、エアを流す複数の内部流路を有しており、その内部流路に連通するように2種類のバルブ74、76が複数個取り付けられている。
バルブ74、76は、マニホールド70の内部流路同士の連通状態を切り替えることで、部品吸着ノズル41に供給するエアの種類を切り替えるための部材である。1つのバルブ74と1つのバルブ76とが対となって1つのバルブ装置69を構成する。バルブ74が下流側、バルブ76が上流側に位置する。各バルブ装置69はシャフト45ごとに、言い換えると、部品吸着ノズル41ごとに、一つずつ設けられている。
本実施形態のマニホールド70は、3種類のエアとして、正圧エア、負圧エア、大気圧エアをそれぞれ流通させている。バルブ74、76のそれぞれの開閉動作によって、3種類の中から1種類のエアを選択的に部品吸着ノズル41に供給することが可能となる。バルブ74、76は、例えば電磁弁であり、より具体的には3ポートソレノイドバルブである。
第2ノズルユニット50についても同様に、実装ヘッド26は、マニホールド80と、接続ホース82(82A~82H)と、バルブ84(84A~84H)と、バルブ86(86A~86H)とを備える。
図7は、マニホールド70、80の周辺構成を示す概略縦断面図である。
図7に示すように、マニホールド70は、内部に複数のエア流路71を有し、エア流路71に連通するようにバルブ74、76が取り付けられている。バルブ74はそれぞれ、コネクタ75(75A~75H)および図示しない配線を通じて、I/O基板73に電気的に接続されている。バルブ76もそれぞれ、コネクタ77(77A~77H)および図示しない配線を通じて、I/O基板73に電気的に接続されている。
I/O基板73にはさらに、センサ基板78が電気的に接続されている。センサ基板78は、マニホールド70の内部流路を流れるエアの流量を測定するための流量センサを実装した基板である。センサ基板78はマニホールド70に取り付けられており、特にバルブ74、76が取り付けられる第1主面70Aとは反対側の第2主面70Bに取り付けられている。
I/O基板73は、固定部材79を介して、マニホールド70の上面(第3面)に固定されている。
マニホールド80についても同様に、複数のエア流路81を有し、エア流路81に連通するようにバルブ84、86が取り付けられている。バルブ84はそれぞれ、コネクタ85(85A~85H)および図示しない配線を通じて、I/O基板83に電気的に接続されており、バルブ86もそれぞれ、コネクタ87(87A~87H)および図示しない配線を通じて、I/O基板83に電気的に接続されている。
I/O基板83は、固定部材89を介して、マニホールド80の上面に固定されている。I/O基板83にはさらに、流量センサを実装したセンサ基板88が電気的に接続されている。
I/O基板73は、図示しない配線を介して、図2、図3に示したメイン基板39に電気的に接続されている。I/O基板83は、メイン基板39に接続されるのではなく、図示しない配線を介して、I/O基板73に電気的に接続されている。
上記構成によれば、バルブ74、76の各配線(計16本)およびセンサ基板78の配線(計1本)をI/O基板73に集約して接続するとともに、バルブ84、86の配線(計16本)およびセンサ基板88の配線(計1本)をI/O基板83に集約して接続する。この状態で、I/O基板83をI/O基板73に接続し、I/O基板73をメイン基板39に接続することで、メイン基板39において、全てのバルブ74、76、84、86の開閉制御を実行し、センサ基板78、88の各流量センサの測定値を取得することができる。
また、バルブ74、76、84、86やセンサ基板78、88等のメンテナンスを行う際には、I/O基板73とコネクタ75、77との間の各配線やI/O基板83とコネクタ85、87との間の各配線を個別に抜き差しすればよい。このため、メイン基板39に各配線を直接接続する場合と比べて、関係のない配線を抜き差しする作業や、ヘッドカバー38等の構成を取り外す作業が不要となり、メンテナンス時の作業性を向上させることができる。
本実施形態では、各配線における通信は、シリアル通信で行われる。
図4に戻ると、実装ヘッド26はさらに、支持フレーム90を備える。
支持フレーム90は、ノズルユニット40、50を含む実装ヘッド26の構成要素を支持するためのフレームである。支持フレーム90は、部品実装装置2の移動テーブル22T、24Tに、例えばボルト等により、着脱可能に装着される。引掛け部材91は、実装ヘッド26を移動テーブル22T、24Tに装着する際に実装ヘッド26を移動テーブル22T、24Tに一時的に引掛けておくために設けられている。引掛け部材91を取り付ける場所は、支持フレーム90においてX軸方向の最も外側に位置する。このように引掛け部材91を設けることにより、作業者が実装ヘッド26を移動テーブル22T、24Tに装着する作業をやりやすくなる。本実施形態の支持フレーム90は、ノズルユニット40、50を含む実装ヘッド26の構成要素を、後述する取付部材92、94、96を介してY軸方向の一方側に片持ちで支持する。
支持フレーム90は、3種類の取付部材として、第1取付部材92と、第2取付部材94と、第3取付部材96とを有する。
3種類の取付部材92、94、96はいずれも、支持フレーム90からY軸方向の一方側に突設するように設けられている。取付部材92、94、96は、ノズルユニット40、50を含む実装ヘッド26の構成要素を片持ちで支持する部材として、「支持ポスト」と称してもよい。
第1取付部材92は、モータユニット60の第1ブラケット63に取り付けられ、第2取付部材94は、モータユニット60の第2ブラケット64に取り付けられ、第3取付部材96は、後述するブロック106、108に取り付けられる。
このような構造によれば、箱状のモータユニット60およびシャフト保持部66を取付部材92、94、96によって片持ちで支持する構造によって高い剛性を実現することができる。これにより、例えば複数の昇降モータ42、52自体(図6)に高い剛性を持たせる必要がなく、剛性を高く保つための部材(例えば剛体プレート)を昇降モータ42、52に付加する必要がなくなる等、実装ヘッド26の軽量化および小型化につながる。
図5に示すように、実装ヘッド26はさらに、回転モータ100、102を備える。
回転モータ100、102はそれぞれ、図6等に示したシャフト45、55を回転させるためのモータである。回転モータ100は、図示しないベルトおよびプーリ46を介して、複数のシャフト45を同期して回転させ、回転モータ102は、図示しない別のベルトおよびプーリ56を介して、複数のシャフト55を同期して回転させる。
図5に示すように、2つの回転モータ100、102は、シャフト保持部66のブロック106、108によって支持されている。
シャフト保持部66は、第1ブロック104と、シャフトケース105(図6、図7)と、第2ブロック106、108とを備える。
第1ブロック104は、図6等に示すシャフト45、55を挿通可能に保持するブロックである。第1ブロック104は、シャフト45、55を個々に挿通させる複数のシャフトケース105を保持する。シャフトケース105は、上下に延びる筒状部材であり、シャフトケース105の内部には、シャフト45、55をZ軸方向に案内するスプライン構造を有する回転体105Aが内蔵される(図7参照)。回転体105Aは、シャフトケース105内でZ軸方向を中心に回転可能な状態で装着されている。従って、シャフト保持部66は、シャフト45、55をZ軸方向に移動可能かつZ軸方向を中心に回転可能に支持する。
第2ブロック106、108は、回転モータ100、102をそれぞれ支持するためのブロックである。第2ブロック106、108は、第1ブロック104に対してX軸方向の外側にそれぞれ配置される。第2ブロック106、108には、支持フレーム90に突設された第3取付部材96が取り付けられる。
図5に示すように、実装ヘッド26はさらに、連結部材110、112を備える。
連結部材110、112は、モータユニット60とシャフト保持部66を互いに連結する部材である。連結部材110、112は、Z軸方向に互いに離れたモータユニット60とシャフト保持部66を連結するようにZ軸方向に延びる。
連結部材110、112を設けることで、後述するように、複数のシャフト45あるいは複数のシャフト55を同時に下降させた時に生じる、実装ヘッド26の先端側の曲がりを抑制することができ、実装精度の向上につながる。連結部材110、112は「サスペンダ」と称してもよい。
本実施形態では、連結部材110、112の上端部は、モータユニット60の第2ブラケット64に取り付けられ、連結部材110、112の下端部は、シャフト保持部66の第2ブロック106、108に取り付けられる。
図7に示すように、実装ヘッド26はさらに、マニホールド70を第1ブロック104に取り付けるためのマニホールド取付部材200と、マニホールド80を第1ブロック104に取り付けるためのマニホールド取付部材202とを備える。マニホールド取付部材200、202はそれぞれ、異なる高さ位置に少なくとも2つずつ設けられている。マニホールド取付部材200、202は例えばネジ孔を有し、ネジ204によりマニホールド70、80がそれぞれ第1ブロック104に着脱可能に取り付けられる。
(マニホールド)
次に、マニホールド70、80の周辺構成について、図9以降の図面を用いて説明する。なお、マニホールド70とマニホールド80およびそれらの周辺構成は同様の構造であるため、以下の説明では主に、マニホールド70およびその周辺構成について図示・説明する。
図9、図10はそれぞれ、マニホールド70およびその周辺構成を示す斜視図である。
図9、図10に示すように、マニホールド70は、3つの面として、第1主面70A(第1側面)と、第2主面70B(第2側面)と、第3面70C(上面)とを有する。第1主面70Aは、バルブ74、76を取り付けるための面であり、第2主面70Bは、センサ基板78を取り付けるための面であり、第3面70Cは、I/O基板73を固定する固定部材79(図10)を取り付けるための面である。
図9、図10に示す例では、I/O基板73は、基板収容ボックス154に収容されている。図10に示す固定部材79が基板収容ボックス154をマニホールド70の第3面70Cに固定することで、I/O基板73がマニホールド70に対して固定される。
(エア流路)
次に、マニホールド70のエア流路71について、図11の図面を用いて説明する。図11は、実装ヘッド26のエア流路Apの接続関係を示す図である。
図11に示すように、実装ヘッド26は、負圧源212、正圧源214、および大気開放とそれぞれエアが流通するエア流路Apを備える。エア流路71は、エア流路Apにおいてマニホールド70内に配置された流路である。エア流路Apは、負圧源212とバルブ74とを接続する負圧流路Ap1と、正圧源214とバルブ76とを接続する正圧流路Ap2と、バルブ74とバルブ76とを接続する接続流路167と、バルブ74と部品吸着ノズル41とを接続する終端流路Ap3と、大気開放されたポートFを含む。
マニホールド70内のエア流路71は、負圧流路172と正圧流路174に加えて、終端流路161と、負圧引込流路163と、接続流路167と、正圧引込流路175とを有する。負圧流路172および負圧引込流路163は負圧流路Ap1の一部であり、マニホールド70内に形成された流路である。正圧流路174および正圧引込流路175は正圧流路Ap2の一部であり、マニホールド70内に形成された流路である。正圧流路174の末端P2は栓で塞がれている。
ポートAは、終端流路161の最上流端であり、終端流路161とバルブ74を接続する接続ポートである。終端流路161はマニホールド70の接続部186(図7)に連通する。終端流路Ap3は、バルブ74から部品吸着ノズル41に至る流路であり、終端流路Ap3の上流部分である終端流路161は、マニホールド70の内部に形成されており、ポートAが終端流路161の始点となっている。
終端流路161と接続部186の間にはエアフィルタ188が配置される。接続部186には前述した接続ホース72(図4)が接続され、終端流路161を流れるエアが部品吸着ノズル41に供給される。このように、終端流路Ap3は、終端流路161と接続ホース72を含む。
ポートB、Cはともに、バルブ74を介してポートAに連通する。ポートBは、負圧引込流路163を介して負圧流路172に連通しており、負圧のエアが供給される。負圧引込流路163は、負圧流路172に供給される負圧をバルブ74に引き込むための流路であり、一端がポートBに接続され、他端が負圧流路172に接続される。ポートBは、接続流路167を介して上方のポートDに連通している。接続流路167は、バルブ装置69を構成する2つのバルブ74とバルブ76を互いに接続するための流路であり、一端がポートCに接続され、他端がポートDに接続される。
ポートE、Fはともに、バルブ76を介してポートDに連通する。ポートEは、正圧引込流路175を介して正圧流路174に連通しており、正圧のエアが供給される。正圧引込流路175は、正圧流路174に供給される正圧をバルブ76に引き込むための流路であり、一端がポートEに接続され、他端が正圧流路174に接続される。ポートFは、第1主面70AにおいてX軸方向に形成された溝であり、大気圧に開放されている。
バルブ74は、ポートAを、ポートBに接続する状態とポートCに接続する状態とを切り替える。ポートAがポートBに接続した状態では、ポートBおよび負圧引込流路163を介して、エア供給源のうちの1つである負圧源212から負圧のエアが終端流路161の末端に接続された部品吸着ノズル41に供給される。ポートAがポートCに接続した状態では、ポートC、接続流路167およびポートDを介して、バルブ74よりも上流側のエアが部品吸着ノズル41に供給される。
バルブ76は、ポートDを、ポートEに接続する状態とポートFに接続する状態とを切り替える。ポートDがポートEに接続した状態では、ポートE、正圧引込流路175を介して、ポートDの下流側へ、エア供給源の1つである正圧源214から正圧のエアが供給される。ポートDがポートFに接続した状態では、大気圧に開放されたポートFを介して、ポートDの下流の接続流路167、終端流路161、部品吸着ノズル41のエア圧力が大気圧になる。
上記構成によれば、(1)バルブ74およびバルブ76が共にOFF状態のときに、バルブ74はポートAをポートBに接続しているので、部品吸着ノズル41に負圧のエアが供給され、部品吸着ノズル41にエアが吸引される。(2)バルブ74およびバルブ76が共にON状態のときに、バルブ74はポートAをポートCに接続し、且つバルブ76はポートDをポートEに接続しているので、部品吸着ノズル41に正圧のエアが供給され、部品吸着ノズル41からエアが噴出する。(3)バルブ74がON状態でバルブ76がOFF状態のときに、バルブ74はポートAをポートCに接続し、且つバルブ76はポートDをポートFに接続しているので、部品吸着ノズル41は大気に解放されて、その内部のエア圧力は大気圧となる。
このように、2つのバルブ74、76の動作によってポート同士の接続状態を切り替えることで、複数の部品吸着ノズル41のそれぞれに対して、負圧のエア、正圧のエア、大気圧のエアという3種類のエアの中から選択した1種類のエアを供給(接続)することができる。
図9、図10に示したように、マニホールド70において、バルブ74、76を第1主面70Aに取り付けて、センサ基板78を第2主面70Bに取り付けて、I/O基板73を第3面70Cに取り付けている。このように、マニホールド70の各面を利用して各部材を取り付けることで、マニホールド70周りのスペースを有効活用することができ、実装ヘッド26の小型化につながる。
また、バルブ74、76とセンサ基板78の上方にI/O基板73を配置し、I/O基板73の上方にメイン基板39を配置することで、上方から順に、メイン基板39、I/O基板73、バルブ74、76およびセンサ基板78が位置する。これにより、各配線の着脱作業を容易に行うことができる。
(バンパー)
次に、図2、図3、図7、図12を参照して、接続ホース72、82をそれぞれ保護するバンパー232、262について説明する。図12は、バンパー232、262の概略斜視図である。
バンパー232、262は接続ホース72、82がそれぞれ他の部材と衝突するのを避けるための保護材であり、バンパー232、262が他の部材と衝突した際にはその衝撃を低減する緩衝材である。また、バンパー232、262は、接続ホース72、82だけではなく、バルブ74、76、84、86やマニホールド70、80等の重要部品が集中する実装ヘッド26の側面を保護するために設けられており、特に部品実装装置2から取り外された実装ヘッド26を保護する。バンパー232、262は、例えば、金属製の板材である。なお、バンパー232とバンパー262は同じ構成であるので、バンパー232の構成を以下に説明し、バンパー262の説明は省略する。
バンパー232は、X軸方向に配列された部品吸着ノズル41にそれぞれエアを供給する流路の一部である接続ホース72の上部を囲むように配置されている。バンパー232は、マニホールド70のマニホールド取付部材200を介してシャフト保持部66の第1ブロック104に共締めにより固定されている。
バンパー232は、上部がマニホールド取り付け部材200に着脱可能に固定される第1アーム234および第2アーム236と、第1アーム234の下端と第2アーム236の下端とを接続するプレート部238と、を有する。
第1アーム234は、X軸方向の内方向に延び、マニホールド取り付け部材200に押し当てられて着脱可能に固定される第1プレート242と、第1プレート242から折り曲げられY軸方向の外方に延びる第2プレート244と、第2プレート244の外側の先端部からZ軸方向下方およびY軸方向の外方に(斜め下方に)延びる第3プレート246と、第3プレート246の外側の先端部からY軸方向の外方に延びる第4プレート248とを有する。第1プレート242には、マニホールド取り付け部材200への取り付け孔243が配置され、マニホールド70と共にシャフト保持部66の第1ブロック104にネジ止めされる。
第2アーム236も同様に、X軸方向の内方向に延び、マニホールド取り付け部材200に押し当てられて着脱可能に固定される第1プレート252と、第1プレート252から折り曲げられY軸方向の外方に延びる第2プレート254と、第2プレート254の外側の先端部からZ軸方向下方およびY軸方向の外方に(斜め下方に)延びる第3プレート256と、第3プレート256の外側の先端部からY軸方向の外方に延びる第4プレート258とを有する。第1プレート252には、マニホールド取り付け部材200への取り付け孔253が配置され、マニホールド70と共にシャフト保持部66の第1ブロック104にネジ止めされる。
プレート部238は、X軸方向に沿って延び、第1アーム234の第4プレート248の外側端部と第2アーム236の第4プレート258の外側下端と接続する。プレート部238は、X軸方向に配列した接続ホース72のY軸方向外側に位置しているので、接続ホース72が他の部材と接触するのを防止する。
図13-図16を参照して、バンパー232に固定された配線について説明する。図13はバンパー232周辺の構成を示す概略正面図である。図14は、バンパー232とコネクタ75A-75Hとケーブル282、284を抜き出した説明図である。図15はバンパー232の裏面に固定された配線を示す概略図である。図16は図15におけるA-A線の断面図である。
バルブ74A-74Hそれぞれに接続されるコネクタ75A-75Hは、Z軸方向に抜き差し可能である。例えば、メンテナンスにおいてバルブ74A-74Hのいずれかを交換する際に、交換対象のバルブのコネクタを下方に取り外すことができる。各コネクタ75A-75Hに接続される配線はバンパー232に固定されている。
8個のコネクタ75A-75Hのうち、半分の4個のコネクタ75A-75Dに接続される配線284A-284Dは、バンパー232のプレート部238の一方側に結束部材272によって固定され、1本のケーブル282に束ねられる。ケーブル282は、第3プレート246の内側に沿って延び、結束部材276によって第3プレート246に固定され、I/O基板73へ接続される。
8個のコネクタ75A-75Hのうち、半分の4個のコネクタ75E-75Hに接続される配線284E-284Hは、バンパー232のプレート部238の他方側に結束部材274によって固定され、1本のケーブル284に束ねられる。ケーブル284は、第3プレート256の内側に沿って延び、結束部材278によって第3プレート256に固定され、I/O基板73へ接続される。
ケーブル282、284をバンパー232に沿って固定することで、ケーブル282、284の姿勢が安定し、実装ヘッド26が高速で移動してもケーブル282、284が激しく移動することを防止する。これにより、ケーブル282、284の振動に起因する故障、例えば、断線などを低減することができる。また、多数のケーブル282、284をバンパー232に沿わせて固定するので外観上ケーブル282、284が目立たず、また、実装ヘッド26のメンテナンス時にケーブル282、284が邪魔になりにくい。これにより、実装ヘッド26のメンテナンス時の作業性を向上させることができる。
さらに、それぞれのコネクタ75A-75Hに接続される配線がバンパー232に固定されているので、図14に示すように、各コネクタ75A-75Hが各バルブ74A-74Hから取り外され、バンパー232がマニホールド70から取り外されても、それぞれのコネクタ75A-75Hの位置関係は保たれたままである。したがって、メンテナンス終了後に再び各コネクタ75A-75Hを各バルブ74A-74Hに装着する際に、作業者はどのコネクタをどのバルブに装着すればよいのか悩む必要がないので、組み付けの効率を向上させることができる。
次に、図21を参照する。図21は、実装ヘッド26の引掛け部材91側を平坦な面Sfに置いた状態の概略断面図である。
実装ヘッド26は、メンテナンスや交換等で部品実装装置2から取り外されるようになっているが、実装ヘッド26は精密機器として慎重に取り扱う必要があるため、部品実装装置メーカは取り外した実装ヘッド26を専用のスタンドに置くことを推奨している。しかしながら、スタンドの準備が間に合わない場所では、実装ヘッド26が床や作業台などの平坦な面Sfに置かれることがある。本実施の形態の実装ヘッド26にはバンパー262、232とガード311、313等のヘッド保護部材が設けられているので、部品実装装置2から取り外された実装ヘッド26の重要部分を保護することができる。
図17に示すように実装ヘッド26の引掛け部材91側を平坦な面Sfに置くと実装ヘッド26の下部においてバンパー262が平坦な面Sfに当たって、引掛け部材91とバンパー262とで実装ヘッド26を支持する。これにより、接続ホース82が実装ヘッド26と平坦な面Sfとに挟まれて変形し破損するのを防止することができる。
また、作業者が把持部292を持って実装ヘッド26を起立させる際に、バンパー262が支点となって実装ヘッド26を起こすことができるので、このときにも接続ホース82が変形して破損するのを防止することができる。
なお、図18に示すように、実装ヘッド26のヘッドカバー38側を平坦な面Sfに置いた場合、ヘッドカバー38が実装ヘッド26を支持するので、接続ホース72が実装ヘッド26と平坦な面Sfとに挟まれて変形し破損するのを防止することができる。
また、実装ヘッド26のヘッドカバー38側が平坦な面Sfに置かれた状態から、作業者が把持部292を持って実装ヘッド26を起立させる際にも、バンパー232が支点となって実装ヘッド26を起こすことができるので、接続ホース72が変形して破損するのを防止することができる。
図2、図13、および図19を参照する。図19は、実装ヘッド26を直立姿勢で平坦な面Sfに置いた状態の説明図である。左右一対のガード311およびガード313は、それぞれ、第1ブロック104にガード取付部材315、317によりそれぞれ固定されている。ガード取付部材315、317は、例えば、ボルトとナットである。ガード311、313は、環状で略矩形を有する板材であり、例えば、金属製である。
ガード311、313は、第1ノズルユニット40と第2ノズルユニット50のX軸方向に離れた両側に配置される。ガード311、313は、部品吸着ノズル41と、部品吸着ノズル41を保持するシャフト45、55と、シャフト保持部66とがX軸方向から他の部材と接触するのを保護する。
また、ガード311、313のそれぞれの下端311aおよび313aは、待機高さに位置する部品吸着ノズル41の下端よりも下方に突出している。例えば、ガード311、313のそれぞれの下端311aおよび313aは、部品吸着ノズル41の下端よりも下方に約0.5mm程突出している。したがって、実装ヘッド26が直立姿勢で平坦な面Sfに置かれた状態において、ガード311、313のそれぞれの下端311a、313aが平坦面Sfに接触するので、部品吸着ノズル41の下端は平坦面Sfとの接触することなく浮いている。これにより、部品吸着ノズル41の下端が平坦面Sfとの接触により変形するのを防止することができる。
(効果)
上述したように、本実施形態の実装ヘッド26は、部品に吸着孔48を当てて部品を吸着する複数の部品吸着ノズル41、51と、それぞれの部品吸着ノズル41、51の吸着孔48に供給するエアが流れるエア流路を有するマニホールド70、80と、マニホールド70、80に取り付けられ、エアの流れを切り替える複数のバルブ74、84と、マニホールド70、80から部品吸着ノズル41、51へ供給するエアが流れ、マニホールド70、80のエア流路と部品吸着ノズル41、51とを連通する複数の接続ホース72、82と、それぞれの部品吸着ノズル41、51が接続され昇降方向に交差するX軸方向に並んで配列された複数のシャフト45、55をそれぞれ昇降可能に保持するシャフト保持部66と、プレート部238がバルブ74、84に対して下方に配置され、かつ、接続ホース72、82に対してX軸方向に交差するY軸方向の外側に配置されるバンパー232、262と、を備える。
このような構成によれば、バンパー232、262が接続ホース72、82を保護するので、接続ホース72、82が他の部材と接触して破損するのを低減することができる。
また、実施形態の実装ヘッド26において、それぞれのバルブ74、84にコネクタ75、85を介して接続された複数の配線を備え、複数の配線は、バンパー232、262の接続ホース72、82側に沿って配置され、バンパー232、262に固定されている。
このような構成によれば、コネクタ75、85の位置関係を保ちながらコネクタ75、85をバルブ74、84に対して着脱できるので、バルブ74、84のメンテナンスの効率を向上させることができる。
また、実施形態の実装ヘッド26において、コネクタ75、85はバルブ74、84の下部にバルブ74、84の下方から着脱可能であり、バンパー232、262は、バルブ74、84に装着されたコネクタ75、85の下方をX軸方向に沿って延びる。
このような構成によれば、Y軸方向においてバルブ74、84がバンパー232、262に隠れていないので、バルブ74、84の動作状況を作業者が確認することができる。また、作業者はバルブ74、84へ直接アクセスすることができるので、メンテナンスの作業効率を向上させることができる。
また、実施形態の実装ヘッド26において、バンパー232、262は、Z軸方向の下方およびY軸方向の外方に延びる第1アーム234および第2アーム236と、X軸方向に沿って延び、第1アーム234の下端と第2アーム236の下端とを接続するプレート部238と、を有する。
また、実施形態の実装ヘッド26において、第1アーム234の上部および第2アーム236の上部は、それぞれ、マニホールド70、80に着脱可能に固定される。これにより、作業者はバンパー232、262の着脱を簡易に行うことができる。
また、実施形態の実装ヘッド26は、実装ヘッド26を部品実装装置2に引掛ける引掛け部材91を備える。引掛け部材91が平坦な面Sfに当たるように置いた際にバンパー262の外側が平坦な面Sfに当たる。
このような構成によれば、引掛け部材91とバンパー262とで実装ヘッド26を支持することができるので、接続ホース82が変形して破損するのを防止することができる。また、実装ヘッド26を横に寝かせた状態から起立した状態へ起こす際に、バンパー262が支点となるので、このときにも接続ホース82が変形して破損するのを防止することができる。
上述したように、実施形態の部品実装装置2は、実装ヘッド26と、実装ヘッド26の部品吸着ノズル41に部品を供給する部品供給部4と、実装ヘッド26によって部品が実装される基板W1を搬送する基板搬送機構10と、を備える。
このような構成によれば、接続ホース72、82が保護された実装ヘッド26を使用するので、接続ホース72、82の破損を低減し、高生産性の部品実装装置2を実現することができる。
(その他)
以上、上述の実施形態を挙げて本開示を説明したが、本開示は上述の実施形態に限定されない。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本開示は、実装ヘッドおよびそれを備える部品実装装置であれば適用可能である。
2 部品実装装置
4、6 部品供給部
10、12 基板搬送機構
26 実装ヘッド
26A 第1実装ヘッド
26B 第2実装ヘッド
36 本体制御部
39 メイン基板
40 第1ノズルユニット
41 部品吸着ノズル
42 昇降モータ
43 出力軸
44 オフセットブロック
45 シャフト
50 第2ノズルユニット
51 部品吸着ノズル
52 昇降モータ
53 出力軸
54 オフセットブロック
55 シャフト
60 モータユニット
61、62 モータケース
63 第1ブラケット
64 第2ブラケット
66 シャフト保持部
70 マニホールド
71 エア流路
73 I/O基板
74、76 バルブ
78 センサ基板
80 マニホールド
81 エア流路
83 I/O基板
84、86 バルブ
88 センサ基板
90 支持フレーム
92 第1取付部材
94 第2取付部材
96 第3取付部材
100 回転モータ
102 回転モータ
104 第1ブロック
105 シャフトケース
106、108 第2ブロック
110 第1連結部材
112 第2連結部材
161 終端流路
182 流量センサ
192 流量センサ
200、202 マニホールド取付部材
204 ネジ
212 負圧源
214 正圧源
222 コネクタ
224 集積回路
232 バンパー
234 第1アーム
236 第2アーム
238 プレート部
242 第1プレート
244 第2プレート
246 第3プレート
248 第4プレート
252 第1プレート
254 第2プレート
256 第3プレート
258 第4プレート
262 バンパー
272、274、276、278 結束部材
282、284 ケーブル
292 把持部
311、313 ガード
311a、313a 下端
315、317 ガード取付部材

Claims (7)

  1. 部品に吸着孔を当てて部品を吸着する複数の部品吸着ノズルと、
    それぞれの前記部品吸着ノズルの吸着孔に供給するエアが流れるエア流路を有するマニホールドと、
    前記マニホールドに取り付けられ、前記エアの流れを切り替える複数のバルブと、
    前記マニホールドから前記部品吸着ノズルへ供給するエアが流れ、前記マニホールドのエア流路と前記部品吸着ノズルとを連通する複数の配管と、
    それぞれの前記部品吸着ノズルが接続され昇降方向に交差する第1方向に並んで配列された複数のシャフトをそれぞれ昇降可能に保持するシャフト保持部と、
    一部が前記バルブに対して下方に配置され、かつ、前記配管に対して前記第1方向に交差する第2方向の外側に配置されるバンパーと、を備える、
    実装ヘッド。
  2. それぞれの前記バルブにコネクタを介して接続された複数の配線を備え、
    複数の前記配線は、前記バンパーの前記配管側に沿って配置され、前記バンパーに固定されている、
    請求項1に記載の実装ヘッド。
  3. 前記コネクタは前記バルブの下部に前記バルブの下方から着脱可能であり、
    前記バンパーは、前記バルブに装着された前記コネクタの下方を前記第1方向に沿って延びる、
    請求項2に記載の実装ヘッド。
  4. 前記バンパーは、
    前記昇降方向の下方および前記第2方向の外方に延びる第1アームおよび第2アームと、
    前記第1方向に沿って延び、前記第1アームの下端と前記第2アームの下端とを接続するプレート部と、を有する、
    請求項1に記載の実装ヘッド。
  5. 前記第1アームの上部および前記第2アームの上部は、それぞれ、前記マニホールドに着脱可能に固定される、
    請求項4に記載の実装ヘッド。
  6. 前記実装ヘッドを部品実装装置に引掛ける引掛け部材を備え、
    前記引掛け部材が平坦な面に当たるように置いた際に前記バンパーの外側が前記平坦な面に当たる、
    請求項2に記載の実装ヘッド。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の前記実装ヘッドと、
    前記実装ヘッドの前記部品吸着ノズルに部品を供給する部品供給部と、
    前記実装ヘッドによって部品が実装される基板を搬送する基板搬送機構と、を備える、
    部品実装装置。
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