JP2025102675A - 住宅 - Google Patents
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Abstract
【課題】環境性能の高い住まいを実現しつつ、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保する。
【解決手段】第一下階部屋23は、傾斜屋根7の直下に位置して傾斜屋根まで吹き抜けていて、第一下階部屋における屋外空間に隣接する外壁5には屋外側開口部5aが形成され、第二下階部屋24は、第一下階部屋と連続する空間として形成され、第一下階部屋と第二下階部屋との間は第一屋内側開口部とされ、上階部屋46は、第一下階部屋の上部空間に面する仕切壁46aを有し、仕切壁には、上階部屋と上部空間を連通する第二屋内側開口部46bが形成され、第一屋内側開口部は、下階床から第二下階部屋の天井までの高さに設定され、第一屋内側開口部の上端部の高さ位置は、屋外側開口部の上端部の高さ位置よりも低く設定され、第二屋内側開口部の下端部の高さ位置と、屋外側開口部の上端部の高さ位置は略等しい。
【選択図】図7
【解決手段】第一下階部屋23は、傾斜屋根7の直下に位置して傾斜屋根まで吹き抜けていて、第一下階部屋における屋外空間に隣接する外壁5には屋外側開口部5aが形成され、第二下階部屋24は、第一下階部屋と連続する空間として形成され、第一下階部屋と第二下階部屋との間は第一屋内側開口部とされ、上階部屋46は、第一下階部屋の上部空間に面する仕切壁46aを有し、仕切壁には、上階部屋と上部空間を連通する第二屋内側開口部46bが形成され、第一屋内側開口部は、下階床から第二下階部屋の天井までの高さに設定され、第一屋内側開口部の上端部の高さ位置は、屋外側開口部の上端部の高さ位置よりも低く設定され、第二屋内側開口部の下端部の高さ位置と、屋外側開口部の上端部の高さ位置は略等しい。
【選択図】図7
Description
本発明は、住宅に関する。
従来、戸建て住宅においては、居住空間が、上下方向に層が重なり、かつ、下層と上層との間で行き来自在とされた構成となっている場合が多くある。
特許文献1に記載の住宅は、2階建ての戸建て住宅であり、階段を通じて1階と2階との間で行き来が自在となっている。また、1階には、家族が日常的に過ごす場所として利用されるリビングやダイニング等の居室が設けられ、2階には家族が個室として利用する寝室や作業スペースが設けられている。
特許文献1に記載の住宅は、2階建ての戸建て住宅であり、階段を通じて1階と2階との間で行き来が自在となっている。また、1階には、家族が日常的に過ごす場所として利用されるリビングやダイニング等の居室が設けられ、2階には家族が個室として利用する寝室や作業スペースが設けられている。
ところが、従来の住宅は、1階と2階との間で行き来自在となっているものの、1階に居る住人と、2階に居る住人との間で視線が通るわけではなく、空間的なつながりが十分ではなかった。一方で、近年は、在宅勤務の拡大等により家で過ごす時間が増えたことから、個人個人の時間を確保することも重要視されている。
さらに、近年は、例えばZEH(Net Zero Energy House)住宅のように、環境性能の高い住宅が求められている。
さらに、近年は、例えばZEH(Net Zero Energy House)住宅のように、環境性能の高い住宅が求められている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、環境性能の高い住まいを実現しつつ、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保できるようにすることである。
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図12に示すように、下階と上階とを有する住宅本体3と、前記住宅本体3における前記上階の上に設けられた傾斜屋根7と、を備えている住宅2であって、
前記住宅本体3の前記下階には、屋外空間(アウトドアリビング11)に隣接して配置される第一下階部屋23(リビングルーム23)と、前記屋外空間に対して奥まって配置されるとともに前記第一下階部屋23に隣接して配置される第二下階部屋24(ダイニングルーム24)と、が設けられており、
前記住宅本体3の前記上階には、前記第二下階部屋24の上方に位置する上階部屋46(第一部屋46)が設けられており、
前記第一下階部屋23は、前記傾斜屋根7の直下に位置し、当該第一下階部屋23の上部空間は前記傾斜屋根7まで吹き抜けていて、さらに、当該第一下階部屋23における前記屋外空間に隣接する外壁5(第二外壁5)には屋外側開口部5a(第三開口部5a)が形成されており、
前記第二下階部屋24は、前記第一下階部屋23と連続する空間として形成されていて、これら第一下階部屋23と第二下階部屋24との間は、前記第一下階部屋23と前記第二下階部屋24との間を行き来するための第一屋内側開口部とされており、
前記上階部屋46は、前記第一下階部屋23の前記上部空間に面する仕切壁46aを有し、当該仕切壁46aには、前記上階部屋46と前記上部空間とを連通する第二屋内側開口部46b(第一開口部46b)が形成されており、
前記第一屋内側開口部は、下階床から前記第二下階部屋24の天井までの高さに設定されていて、当該第一屋内側開口部の上端部の高さ位置は、前記屋外側開口部5aの上端部の高さ位置よりも低く設定され、
前記第二屋内側開口部46bの下端部の高さ位置と、前記屋外側開口部5aの上端部の高さ位置は略等しく設定されていることを特徴とする。
前記住宅本体3の前記下階には、屋外空間(アウトドアリビング11)に隣接して配置される第一下階部屋23(リビングルーム23)と、前記屋外空間に対して奥まって配置されるとともに前記第一下階部屋23に隣接して配置される第二下階部屋24(ダイニングルーム24)と、が設けられており、
前記住宅本体3の前記上階には、前記第二下階部屋24の上方に位置する上階部屋46(第一部屋46)が設けられており、
前記第一下階部屋23は、前記傾斜屋根7の直下に位置し、当該第一下階部屋23の上部空間は前記傾斜屋根7まで吹き抜けていて、さらに、当該第一下階部屋23における前記屋外空間に隣接する外壁5(第二外壁5)には屋外側開口部5a(第三開口部5a)が形成されており、
前記第二下階部屋24は、前記第一下階部屋23と連続する空間として形成されていて、これら第一下階部屋23と第二下階部屋24との間は、前記第一下階部屋23と前記第二下階部屋24との間を行き来するための第一屋内側開口部とされており、
前記上階部屋46は、前記第一下階部屋23の前記上部空間に面する仕切壁46aを有し、当該仕切壁46aには、前記上階部屋46と前記上部空間とを連通する第二屋内側開口部46b(第一開口部46b)が形成されており、
前記第一屋内側開口部は、下階床から前記第二下階部屋24の天井までの高さに設定されていて、当該第一屋内側開口部の上端部の高さ位置は、前記屋外側開口部5aの上端部の高さ位置よりも低く設定され、
前記第二屋内側開口部46bの下端部の高さ位置と、前記屋外側開口部5aの上端部の高さ位置は略等しく設定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、例えば図7,図8に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記第二屋内側開口部46bに設置される窓装置は、少なくとも一部が開閉可能に構成されていることを特徴とする。
前記第二屋内側開口部46bに設置される窓装置は、少なくとも一部が開閉可能に構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、例えば図3,図7に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記傾斜屋根7の軒先部8aは、前記屋外側開口部5aの上端部よりも上方に位置していることを特徴とする。
前記傾斜屋根7の軒先部8aは、前記屋外側開口部5aの上端部よりも上方に位置していることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、例えば図1~図7に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記第一下階部屋23及び前記上階部屋46は、前記傾斜屋根7における同一の屋根面7b(8)の下方に位置しており、
前記第一下階部屋23の天井は勾配天井23aとされ、
前記上階部屋46の天井は、少なくとも前記仕切壁46aの近傍が勾配天井とされていて、当該上階部屋46の勾配天井は、前記第一下階部屋23における前記勾配天井23aの延長線上に設けられていることを特徴とする。
前記第一下階部屋23及び前記上階部屋46は、前記傾斜屋根7における同一の屋根面7b(8)の下方に位置しており、
前記第一下階部屋23の天井は勾配天井23aとされ、
前記上階部屋46の天井は、少なくとも前記仕切壁46aの近傍が勾配天井とされていて、当該上階部屋46の勾配天井は、前記第一下階部屋23における前記勾配天井23aの延長線上に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、例えば図7に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記第二屋内側開口部46bの上端部の高さ位置は、前記第一下階部屋23における前記勾配天井23aの上端部及び前記上階部屋46における前記勾配天井の下端部の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする。
前記第二屋内側開口部46bの上端部の高さ位置は、前記第一下階部屋23における前記勾配天井23aの上端部及び前記上階部屋46における前記勾配天井の下端部の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、例えば図1~図12に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記住宅本体3は、前記第一下階部屋23の屋外側に隣接して設けられるとともに、前記外壁5に形成された前記屋外側開口部5aを通じて前記第一下階部屋23との行き来が可能とされた前記屋外空間としてのアウトドアリビング11を更に備えており、
前記屋外側開口部5aの下端部の高さ位置は、前記下階床の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする。
前記住宅本体3は、前記第一下階部屋23の屋外側に隣接して設けられるとともに、前記外壁5に形成された前記屋外側開口部5aを通じて前記第一下階部屋23との行き来が可能とされた前記屋外空間としてのアウトドアリビング11を更に備えており、
前記屋外側開口部5aの下端部の高さ位置は、前記下階床の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする。
本発明によれば、環境性能の高い住まいを実現しつつ、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。なお、以下の実施形態及び図示例における方角は、あくまでも説明の便宜上設定したものである。
図1~図5において符号1は、宅地である敷地を示す。敷地1は、住宅2が建てられた第一敷地1Aと、図示しない道路に面して駐車場とされた第二敷地1Bと、第二敷地1Bの一端部から敷地1の奥行方向の奥(北側)に伸びる第三敷地1Cと、を有する。
第二敷地1Bは、第一敷地1Aの南側に隣り合って配置されており、第三敷地1Cは、第一敷地1Aの東側に隣り合って配置されている。換言すれば、第二敷地1Bと第三敷地1Cは、平面視においてL字型を成すように配置されており、第一敷地1Aは、平面視L字型に形成された第二敷地1Bと第三敷地1Cの内角部分に配置されている。
第二敷地1Bは、第一敷地1Aの南側に隣り合って配置されており、第三敷地1Cは、第一敷地1Aの東側に隣り合って配置されている。換言すれば、第二敷地1Bと第三敷地1Cは、平面視においてL字型を成すように配置されており、第一敷地1Aは、平面視L字型に形成された第二敷地1Bと第三敷地1Cの内角部分に配置されている。
第二敷地1Bのうち、第一敷地1Aとは反対側に位置する南側縁部に沿った部分は、敷地1全体の接道面1Dとされている。すなわち、その接道面1Dよりも南側が、人又は車両が通る道路となっている。そのため、第二敷地1Bは、駐車スペースとして利用される場合が多い。なお、第二敷地1Bには、コンクリート板が敷設されている。また、敷地1は、周縁部に塀が設けられた状態となっている。
第三敷地1Cは、南側が、駐車スペース及び駐輪スペース等として利用される場合が多い。この第三敷地1Cの南側部分には、コンクリート板が敷設されている。
第三敷地1Cの北側は、例えば植栽スペース、家庭菜園スペース、物置スペース、洗濯物干しスペース等として利用されるが、特に限定されるものではない。
第三敷地1Cの北側は、例えば植栽スペース、家庭菜園スペース、物置スペース、洗濯物干しスペース等として利用されるが、特に限定されるものではない。
本実施形態の住宅2は、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てて構築するパネル工法で構築されるが、従来の軸組工法や壁式工法の木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造等の建物にも適用することができる。
また、パネル(建築用木質パネル)とは、縦横の框材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助桟材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面もしくは片面に、合板等の面材が貼設されたものであり、内部中空な構造となっている。さらに、その内部中空な部分には、グラスウールやロックウール等の断熱材が装填される。
また、パネル(建築用木質パネル)とは、縦横の框材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助桟材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面もしくは片面に、合板等の面材が貼設されたものであり、内部中空な構造となっている。さらに、その内部中空な部分には、グラスウールやロックウール等の断熱材が装填される。
また、このような住宅2は、図1~図4に示すように、基礎の上に建築された2階建ての住宅本体3と、住宅本体3の上に設けられた傾斜屋根7と、を備えている。
住宅本体3は、平面視において東西方向よりも南北方向に長く形成されており、傾斜屋根7は、住宅本体3と同様に南北方向に長く形成された招き屋根とされている。
住宅本体3は、平面視において東西方向よりも南北方向に長く形成されており、傾斜屋根7は、住宅本体3と同様に南北方向に長く形成された招き屋根とされている。
招き屋根である傾斜屋根7は、東西方向に伸びる棟部7aと、棟部7aの南側に位置する南側屋根面7bと、棟部7aの北側に位置する北側屋根面7cと、を備えている。
南側屋根面7bと北側屋根面7cは、本実施形態においては1/2勾配とされている。すなわち、南側屋根面7bと北側屋根面7cは、同一の傾斜角度に設定されている。
南側屋根面7bと北側屋根面7cは、本実施形態においては1/2勾配とされている。すなわち、南側屋根面7bと北側屋根面7cは、同一の傾斜角度に設定されている。
南側屋根面7b全体の屋根流れ方向の長さは、北側屋根面7c全体の屋根流れ方向の長さよりも長く設定されている。
南側屋根面7bは、平面視においてL字型に形成されている。すなわち、南側屋根面7bは、軒先までの長さが長い部分と、軒先までの長さが短い部分と、を有している。より詳細に説明すると、傾斜屋根7における南側屋根面7bは、棟部7aから第一軒先部8aまでの長さが長く設定された第一屋根部8と、棟部7aから第二軒先部9aまでの長さが短く設定された第二屋根部9と、を有しており、第一屋根部8と第二屋根部9は、互いに隣接するとともに一体形成されて同一の屋根面7bを形成している。つまり、南側屋根面7bは平面視において略L字型に形成されている。そして、第一軒先部8aと第二軒先部9aは、第一屋根部8の東側端部であるケラバ8bを介してクランク状に連続している。
なお、第二屋根部9における棟部7aから第二軒先部9aまでの長さは、北側屋根面7cにおける棟部7aから北側軒先部までの長さと等しく設定されている。
南側屋根面7bは、平面視においてL字型に形成されている。すなわち、南側屋根面7bは、軒先までの長さが長い部分と、軒先までの長さが短い部分と、を有している。より詳細に説明すると、傾斜屋根7における南側屋根面7bは、棟部7aから第一軒先部8aまでの長さが長く設定された第一屋根部8と、棟部7aから第二軒先部9aまでの長さが短く設定された第二屋根部9と、を有しており、第一屋根部8と第二屋根部9は、互いに隣接するとともに一体形成されて同一の屋根面7bを形成している。つまり、南側屋根面7bは平面視において略L字型に形成されている。そして、第一軒先部8aと第二軒先部9aは、第一屋根部8の東側端部であるケラバ8bを介してクランク状に連続している。
なお、第二屋根部9における棟部7aから第二軒先部9aまでの長さは、北側屋根面7cにおける棟部7aから北側軒先部までの長さと等しく設定されている。
南側屋根面7bの上面には、複数の太陽電池モジュールを有する太陽電池アレイ10が設置されている。太陽電池アレイ10における複数の太陽電池モジュールも、南側屋根面7bの形状に合わせて、平面視において略L字型となるように配列されている。すなわち、南側屋根面7bは、第一屋根部8が、第二屋根部9よりも軒先(第一軒先部8a)までの長さが長い分、太陽電池モジュールを設置できる面積が広くなっている。
住宅本体3は、図5,図6に示すように、以上のような第一屋根部8の直下に位置する西側部分3aと、以上のような第二屋根部9の直下に位置する東側部分3bに概ね分かれている。すなわち、住宅本体3自体も、南側屋根面7bにおける第一軒先部8aまでの長さと第二軒先部9aまでの長さとの寸法差に応じた形状となっている。つまり、第一屋根部8の直下に位置する西側部分3aは、第二屋根部9の直下に位置する東側部分3bよりも南北方向に長く形成されている。
このような住宅2が建築された第一敷地1Aのうち、第一屋根部8における第一軒先部8aの軒下には、屋内のリビングルーム23と同様に住人が普段いる場所として利用される屋外空間としてのアウトドアリビング11が設けられている。
アウトドアリビング11は、住宅本体3のうち第一屋根部8の直下に位置する西側部分3aの南側面から第一敷地1Aの南側端部近傍にかけて設けられている。換言すれば、アウトドアリビング11は、住宅本体3から第二敷地1B側に向かって張り出すように設けられている。
アウトドアリビング11は、住宅本体3のうち第一屋根部8の直下に位置する西側部分3aの南側面から第一敷地1Aの南側端部近傍にかけて設けられている。換言すれば、アウトドアリビング11は、住宅本体3から第二敷地1B側に向かって張り出すように設けられている。
本実施形態のアウトドアリビング11は、複数のデッキ材によって床部11aが構成されたテラスである。床部11aにおける上面(床面)の高さ位置は、住宅本体3における1階の床面と略等しい高さに設定されている。
また、アウトドアリビング11の南側端部には、手摺り11bが設けられており、この手摺り11bの上端部はカウンター板11cによって構成されている。住人は、例えばカウンター板11cに向かって椅子に座り、各種作業を行うなどしてアウトドアリビング11で過ごすことができる。
したがって、このアウトドアリビング11は、住宅2のうち、住人が日常的に過ごす場所としては最もオープンな空間で、かつパブリック性の高い場所として利用されている。
また、アウトドアリビング11の南側端部には、手摺り11bが設けられており、この手摺り11bの上端部はカウンター板11cによって構成されている。住人は、例えばカウンター板11cに向かって椅子に座り、各種作業を行うなどしてアウトドアリビング11で過ごすことができる。
したがって、このアウトドアリビング11は、住宅2のうち、住人が日常的に過ごす場所としては最もオープンな空間で、かつパブリック性の高い場所として利用されている。
また、第一敷地1Aのうち、第二屋根部9における第二軒先部9aの軒下には、第一敷地1A内で遮蔽壁13によって囲まれた半屋外空間としての庭部12が設けられている。
庭部12は、住宅本体3における西側部分3aの東側面と、東側部分3bの南側面と、平面視においてL型に形成された遮蔽壁13と、によって四方が囲まれた状態となっている。庭部12の上方は、傾斜屋根7がかかっている部分を除いて上空に向かって開放されている。
庭部12は、住宅本体3における西側部分3aの東側面と、東側部分3bの南側面と、平面視においてL型に形成された遮蔽壁13と、によって四方が囲まれた状態となっている。庭部12の上方は、傾斜屋根7がかかっている部分を除いて上空に向かって開放されている。
住宅本体3における東側部分3bには、庭部12に面して、玄関出入口4bが設けられている。より詳細に説明すると、東側部分3bのうち南側に面する外壁4(すなわち、第一外壁4)は、上下階に亘る壁面を有している。そして、外壁4のうち1階部分の一部に開口が形成されていて、当該開口の奥に設けられた外壁部分に、玄関ドアによって開閉される玄関出入口4bが形成されている。
庭部12は、この玄関出入口4bに面している。つまり、玄関出入口4bから屋外に出ると、そこには庭部12がある状態となっていて、住宅本体3の玄関20と庭部12は直結している。なお、玄関出入口4bから庭部12側に出て、外壁4のうち1階部分の一部に形成された上記の開口までの部分の床面(ポーチ床)は、上記の開口よりも屋外側に位置する部分の床面よりも一段高く配置されている。
庭部12には、西側部分3aの東側面から張り出すようにして縁台12aが設けられている。縁台12aの上面の高さ位置は、住宅本体3における1階の床面と略等しい高さに設定されている。
庭部12は、この玄関出入口4bに面している。つまり、玄関出入口4bから屋外に出ると、そこには庭部12がある状態となっていて、住宅本体3の玄関20と庭部12は直結している。なお、玄関出入口4bから庭部12側に出て、外壁4のうち1階部分の一部に形成された上記の開口までの部分の床面(ポーチ床)は、上記の開口よりも屋外側に位置する部分の床面よりも一段高く配置されている。
庭部12には、西側部分3aの東側面から張り出すようにして縁台12aが設けられている。縁台12aの上面の高さ位置は、住宅本体3における1階の床面と略等しい高さに設定されている。
住宅本体3の東側面及び南側面と共に庭部12を取り囲む遮蔽壁13は、南側に位置する第一遮蔽壁13aと、西側に位置する第二遮蔽壁13bと、北側に位置する第三遮蔽壁13cと、を備えている。
第一遮蔽壁13aは、住宅本体3における東側部分3bのうち南側に面する外壁4(すなわち、第一外壁4)と平行して配置されている。また、第一遮蔽壁13aは、住宅本体3における西側部分3aのうち南側に面する外壁5(すなわち、第二外壁5)とも平行、又は同一直線上に配置されている。さらに、第一遮蔽壁13aは、住宅本体3における東側部分3bのうち東側に面する外壁6(すなわち、第三外壁6)と平面視において直交して配置されている。つまり、第一遮蔽壁13aは、図1~図3に示すように、道路側から見た場合に、第二外壁5と並んで見えるように配置されている。
また、第一遮蔽壁13aの高さ寸法は、第二外壁5と略等しい高さ寸法に設定されている。
また、第一遮蔽壁13aの高さ寸法は、第二外壁5と略等しい高さ寸法に設定されている。
第二遮蔽壁13bは、第一遮蔽壁13aに対して平面視において直交して配置されている。より詳細に説明すると、第一遮蔽壁13aの東側端部と、第二遮蔽壁13bの南側端部とが接続されており、第二遮蔽壁13bは、平面視において第一遮蔽壁13aの東側端部から北に向かって伸びている。第二遮蔽壁13bの北側端部は、棟部7aより北側に位置している。この第二遮蔽壁13bは、第三外壁6と平行し、かつ、住宅本体3の東側部分3bにおける東側面に沿って配置されている。
また、第二遮蔽壁13bの高さ寸法は、第一遮蔽壁13aと等しい高さ寸法に設定されている。
なお、この第二遮蔽壁13bは、玄関出入口4bよりも北側に位置する部位が、住宅本体3の外壁として機能している。換言すれば、第二遮蔽壁13bのうち、玄関出入口4bよりも南側に位置する部位が、遮蔽壁13として機能することになる。
また、第二遮蔽壁13bの高さ寸法は、第一遮蔽壁13aと等しい高さ寸法に設定されている。
なお、この第二遮蔽壁13bは、玄関出入口4bよりも北側に位置する部位が、住宅本体3の外壁として機能している。換言すれば、第二遮蔽壁13bのうち、玄関出入口4bよりも南側に位置する部位が、遮蔽壁13として機能することになる。
第三遮蔽壁13cは、平面視において、第二遮蔽壁13bに対して直交して配置されているとともに、第一遮蔽壁13aと平行して配置されている。より詳細に説明すると、第二遮蔽壁13bの北側端部と、第三遮蔽壁13cの東側端部とが接続されており、第三遮蔽壁13cは、平面視において第二遮蔽壁13bの北側端部から西に向かって伸びている。そして、第三遮蔽壁13cの西側端部は、住宅本体3の東側部分3bにおける東側面に接続されている。
また、第三遮蔽壁13cの高さ寸法は、第二遮蔽壁13bと等しい高さ寸法に設定されている。
なお、この第三遮蔽壁13cは、住宅本体3の外壁として機能している。
また、第三遮蔽壁13cの高さ寸法は、第二遮蔽壁13bと等しい高さ寸法に設定されている。
なお、この第三遮蔽壁13cは、住宅本体3の外壁として機能している。
このように構成された遮蔽壁13のうち南側の第一遮蔽壁13aには、庭部12と道路側とを連通する出入口としての門14と、当該門14を開閉する門扉14aと、宅配ボックス15とが設けられている。門14は、玄関出入口4bと正対して配置されており、宅配ボックス15は、門14の横に設けられている。
門14及び門扉14aの道路側は、第一敷地1Aの南側端部及び第二敷地1Bを横切って接道面1Dまで続く玄関アプローチ1Eとされている。玄関アプローチ1Eは、アウトドアリビング11の東側に沿って接道面1Dまで伸びている。すなわち、庭部12は、住宅本体3の玄関出入口4bと玄関アプローチ1Eとの間に位置していることとなる。
門14及び門扉14aの道路側は、第一敷地1Aの南側端部及び第二敷地1Bを横切って接道面1Dまで続く玄関アプローチ1Eとされている。玄関アプローチ1Eは、アウトドアリビング11の東側に沿って接道面1Dまで伸びている。すなわち、庭部12は、住宅本体3の玄関出入口4bと玄関アプローチ1Eとの間に位置していることとなる。
庭部12は、門14を通じて外部との出入りも可能であるし、遮蔽壁13によって囲まれているため、例えば子供が遊んだり、高齢者が縁台12aに座って会話をしたりするような場所として好適である。したがって、この庭部12は、住人が日常的に過ごす場所としては比較的オープンで、かつパブリック性も高めでありながら、外部からの視線を効果的に遮ることができるようなプライベート性も兼ね備えた場所として利用されている。
次に、図5~図8を参照して、住宅本体3の内部について説明する。
玄関出入口4bを通過した位置には玄関20が設けられている。
玄関20は、上記のポーチ床と略等しい高さの床面とされた土間床部20aと、土間床部20aから一段上がった位置の玄関ホール部20bと、を有している。なお、玄関ホール部20bにおける床の高さ位置は、1階全体の床の高さ位置と等しい。
土間床部20aの北側には、シューズクローゼットが設けられている。また、土間床部20aの東側には嵌め殺し窓20cがあり、第三敷地1Cが見えるようになっている。つまり、この嵌め殺し窓20cは、第二遮蔽壁13bに設けられている。
なお、嵌め殺し窓20cの屋内側は、腰掛部となっている。
玄関20は、上記のポーチ床と略等しい高さの床面とされた土間床部20aと、土間床部20aから一段上がった位置の玄関ホール部20bと、を有している。なお、玄関ホール部20bにおける床の高さ位置は、1階全体の床の高さ位置と等しい。
土間床部20aの北側には、シューズクローゼットが設けられている。また、土間床部20aの東側には嵌め殺し窓20cがあり、第三敷地1Cが見えるようになっている。つまり、この嵌め殺し窓20cは、第二遮蔽壁13bに設けられている。
なお、嵌め殺し窓20cの屋内側は、腰掛部となっている。
玄関ホール部20bは、南北方向に伸びる廊下としても機能しており、南側端部における西側面には、住宅本体3の西側部分3aに通じる出入口が設けられている。また、南側端部における南側には収納スペースが設けられている。
玄関ホール部20bの北側端部における東側には、トイレ21が設けられている。すなわち、トイレ21は、玄関20の北側に配置された状態となっている。
玄関ホール部20bの北側端部における西側には、後述する階段27の下方空間を利用した階段下収納部27aが設けられている。
玄関ホール部20bの北側端部における北側には、複数の非居室28,29,30及び小部屋31を備えたバックヤードゾーンに通じる出入口が設けられている。
玄関ホール部20bの北側端部における東側には、トイレ21が設けられている。すなわち、トイレ21は、玄関20の北側に配置された状態となっている。
玄関ホール部20bの北側端部における西側には、後述する階段27の下方空間を利用した階段下収納部27aが設けられている。
玄関ホール部20bの北側端部における北側には、複数の非居室28,29,30及び小部屋31を備えたバックヤードゾーンに通じる出入口が設けられている。
玄関ホール部20bの南側端部における西側面に設けられた出入口を通過した先の、住宅本体3の西側部分3aには、居室22が設けられている。
居室22は、リビングルーム23(以下、リビング23)とダイニングルーム24(以下、ダイニング24)とキッチンルーム25(以下、キッチン25)の機能を一室に併存させた部屋である。
居室22は、リビングルーム23(以下、リビング23)とダイニングルーム24(以下、ダイニング24)とキッチンルーム25(以下、キッチン25)の機能を一室に併存させた部屋である。
リビング23(下階居室23)は、西側部分3aの南側端部に配置されており、南側に位置する第二外壁5を介してアウトドアリビング11と隣接している。換言すれば、リビング23とアウトドアリビング11との間には第二外壁5が設けられている。
第二外壁5には、開口部5a(第三開口部5a)が形成されている。第三開口部5aは、居室22の床面から第二外壁5の上端部付近までの高さに形成された掃き出し窓とされている。また、この第三開口部5aは、第二外壁5の大部分を占める面積に設定された大
開口となっている。
アウトドアリビング11は、第二外壁5から張り出すようにして設けられており、第三開口部5aを通じてリビング23とアウトドアリビング11との間を自在に行き来することができる。
第二外壁5には、開口部5a(第三開口部5a)が形成されている。第三開口部5aは、居室22の床面から第二外壁5の上端部付近までの高さに形成された掃き出し窓とされている。また、この第三開口部5aは、第二外壁5の大部分を占める面積に設定された大
開口となっている。
アウトドアリビング11は、第二外壁5から張り出すようにして設けられており、第三開口部5aを通じてリビング23とアウトドアリビング11との間を自在に行き来することができる。
リビング23は、西側部分3aの南側端部における東側に位置する第三外壁6を介して庭部12と隣接している。換言すれば、リビング23と庭部12との間には第三外壁6が設けられている。第三外壁6は、住宅本体3の西側部分3aにおける東側面を構成しているため、上端部が、第一屋根部8の傾斜角度に合わせて斜めに形成されている。
第三外壁6には、開口部6a(第四開口部6a)が形成されている。第四開口部6aは、居室22の床面から、第二外壁5の第三開口部5aと同程度の高さ位置まで形成された掃き出し窓とされている。
縁台12aは、第三外壁6から張り出すようにして設けられており、第四開口部6aを通じてリビング23と縁台12aとの間を自在に行き来することができる。
第三外壁6には、開口部6a(第四開口部6a)が形成されている。第四開口部6aは、居室22の床面から、第二外壁5の第三開口部5aと同程度の高さ位置まで形成された掃き出し窓とされている。
縁台12aは、第三外壁6から張り出すようにして設けられており、第四開口部6aを通じてリビング23と縁台12aとの間を自在に行き来することができる。
なお、第二外壁5のうち第三開口部5aが形成されている部位は、西側部分3aの南端面よりも屋内側に後退して配置されている。換言すれば、住宅本体3における西側部分3aのうち南側に面する外壁は、基礎から第一屋根部8に亘る壁面を有している。そして、この外壁の一部に開口が形成されていて、当該開口の奥に設けられた外壁部分に、第三開口部5aが形成されている。したがって、第二外壁5のうち第三開口部5aが形成された部位の左右に設けられた外壁は南側に伸びている。アウトドアリビング11は、このような左右の外壁間に設けられていて、アウトドアリビング11の領域が規定された状態となっている。
なお、アウトドアリビング11の西側に位置する外壁は、屋内側が平面視において凹型に形成されていて、その内側を収納スペースとして利用できるようになっている。
なお、アウトドアリビング11の西側に位置する外壁は、屋内側が平面視において凹型に形成されていて、その内側を収納スペースとして利用できるようになっている。
リビング23は、図7に示すように、第一屋根部8の直下に位置し、その上部空間が第一屋根部8の近傍まで吹き抜けて勾配天井23aとされている。
勾配天井23aの下端部は、住宅本体3における2階の床よりも高い位置に配置されている。勾配天井23aの上端部は、後述する仕切壁46aの上端部と略等しい高さ位置に配置されている。そして、勾配天井23aの傾斜角度は、第一屋根部8の傾斜角度と等しく設定されている。
勾配天井23aの下端部は、住宅本体3における2階の床よりも高い位置に配置されている。勾配天井23aの上端部は、後述する仕切壁46aの上端部と略等しい高さ位置に配置されている。そして、勾配天井23aの傾斜角度は、第一屋根部8の傾斜角度と等しく設定されている。
ダイニング24及びキッチン25は、リビング23の北側に配置されている。キッチン25にはキッチン台25aが設置されている。キッチン台25aは、バックヤードゾーン側の内壁26に接するペニンシュラキッチンとされている。ダイニング24にはダイニングテーブル24aが設置されている。なお、本実施形態において、ダイニングテーブル24aは、キッチン台25aと南北に隣接して設けられているが、キッチン台25aから離間して設置されてもよい。
居室22には、階段27が設けられている。このように階段27が居室22に配置されることで、いわゆるセンターリビング設計を実現できる。センターリビングとは、玄関からリビングを通らないと他の階には行けない間取りを指す。すなわち、本実施形態の住宅2も、階段27が居室22に配置されることで、玄関20から居室22に入らないと他の階には行けない間取りとなっている。
本実施形態の階段27は、南側から北側に向かって上っていく直階段であり、この階段27の下方空間には、上記のように階段下収納部27aがある。
本実施形態の階段27は、南側から北側に向かって上っていく直階段であり、この階段27の下方空間には、上記のように階段下収納部27aがある。
住宅本体3における1階の北側端部は、西側部分3aから東側部分3bに亘るバックヤードゾーンとなっている。バックヤードゾーンと、玄関20及び居室22との間には、上記の内壁26が設けられている。換言すれば、住宅本体3の1階は、内壁26によって仕切られた北側の領域が、バックヤードゾーンとされている。
内壁26には、玄関ホール部20b側の出入口26aと、キッチン台25aと階段27との間に位置する出入口26bと、キッチン台25aの西側に位置する出入口26cとが形成されている。これにより、ダイニングテーブル24a及びキッチン台25aの周囲と、階段27の周囲に回遊動線を形成することができる。
なお、各出入口26a,26b,26cは、扉・引戸等の建具によって開閉される。
内壁26には、玄関ホール部20b側の出入口26aと、キッチン台25aと階段27との間に位置する出入口26bと、キッチン台25aの西側に位置する出入口26cとが形成されている。これにより、ダイニングテーブル24a及びキッチン台25aの周囲と、階段27の周囲に回遊動線を形成することができる。
なお、各出入口26a,26b,26cは、扉・引戸等の建具によって開閉される。
そして、バックヤードゾーンは、上記のように、複数の非居室28,29,30及び小部屋31を備えている。
非居室28は浴室であり、バックヤードゾーンのうち最も東側に配置されている。
非居室29はランドリールームであり、浴室である非居室28の西側に隣接して配置されている。
非居室30は洗面所であり、ランドリールームである非居室29の西側に隣接して配置されている。
小部屋31は、居室22の北側端部に隣接して設けられるとともに、居室22との間の内壁26に形成された出入口26c(第三出入口26c)を通じて居室22との行き来が可能とされている。
複数の非居室28,29,30及び小部屋31は、東西方向に並んで配置されており、内壁26に沿った箇所を、各非居室28,29,30及び小部屋31間を行き来するための通路として利用できるようになっている。また、通路上には、建具が適宜設けられている。上記の出入口26a,26b,26cは、当該通路に面して設けられている。
非居室28は浴室であり、バックヤードゾーンのうち最も東側に配置されている。
非居室29はランドリールームであり、浴室である非居室28の西側に隣接して配置されている。
非居室30は洗面所であり、ランドリールームである非居室29の西側に隣接して配置されている。
小部屋31は、居室22の北側端部に隣接して設けられるとともに、居室22との間の内壁26に形成された出入口26c(第三出入口26c)を通じて居室22との行き来が可能とされている。
複数の非居室28,29,30及び小部屋31は、東西方向に並んで配置されており、内壁26に沿った箇所を、各非居室28,29,30及び小部屋31間を行き来するための通路として利用できるようになっている。また、通路上には、建具が適宜設けられている。上記の出入口26a,26b,26cは、当該通路に面して設けられている。
この小部屋31は、住宅本体3の西側部分3aのうちアウトドアリビング11から最も遠い位置にある部屋であり、キッチン25との間の出入口26cも建具によって閉塞することができる。そのため、小部屋31は、キッチン25や非居室28,29,30で家事を行う住人が休憩を取ったり、テレワークを行いながら家事を遂行したりするような場所として好適である。したがって、この庭部12は、住人が日常的に過ごす場所としては最もクローズドな空間で、プライベート性が高い場所として利用されている。
小部屋31には、小部屋31で快適に過ごせるように、住人が座るための腰掛部31aが少なくとも設置されている。なお、本実施形態においては、テレワークも行うことができるように、作業カウンター31bが設けられている。
小部屋31には、小部屋31で快適に過ごせるように、住人が座るための腰掛部31aが少なくとも設置されている。なお、本実施形態においては、テレワークも行うことができるように、作業カウンター31bが設けられている。
続いて、階段27を上ると住宅本体3の2階がある。2階の床は全て等しい高さ位置となっている。階段27を上った先には、まず、東西方向に伸びる第一廊下40が設けられている。また、この第一廊下40の西側端部と平面視において直交し、南北方向に伸びる第二廊下41が設けられている。また、第二廊下41は、階段27に沿って配置されている。
第一廊下40と第二廊下41は、互いに直交して配置されることによって略L字型に形成されている。
なお、第一廊下40の北側にはトイレ42が設けられている。第一廊下40とトイレ42との間には、建具付きの出入口が設けられている。
第一廊下40と第二廊下41は、互いに直交して配置されることによって略L字型に形成されている。
なお、第一廊下40の北側にはトイレ42が設けられている。第一廊下40とトイレ42との間には、建具付きの出入口が設けられている。
階段27及び第一廊下40の東側には、第一寝室43が設けられている。第一廊下40の東側端部と第一寝室43との間には、建具付きの出入口が設けられている。
この第一寝室43は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる主寝室として利用できるようになっている。第一寝室43は、住宅本体3における東側部分3bに位置し、南側屋根面7bの第二屋根部9及び北側屋根面4cの直下に設けられている。
この第一寝室43は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる主寝室として利用できるようになっている。第一寝室43は、住宅本体3における東側部分3bに位置し、南側屋根面7bの第二屋根部9及び北側屋根面4cの直下に設けられている。
第一廊下40及び第二廊下41の西側には、第二寝室44が設けられている。第一廊下40の西側端部と第二寝室44との間には、建具付きの出入口が設けられている。
この第二寝室44は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる寝室(子供部屋)として利用できるようになっている。第二寝室44は、住宅本体3における西側部分3aに位置し、南側屋根面7bの第一屋根部8及び北側屋根面4cの直下に設けられている。
この第二寝室44は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる寝室(子供部屋)として利用できるようになっている。第二寝室44は、住宅本体3における西側部分3aに位置し、南側屋根面7bの第一屋根部8及び北側屋根面4cの直下に設けられている。
第二廊下41及び第二寝室44の南側には、住人同士で共有する多目的スペース(マルチコモンズ)として利用される第一部屋46が設けられている。第二廊下41の南側端部と第一部屋46との間には、建具付きの出入口が設けられている。
第一部屋46は、第一屋根部8の直下に位置しており、1階のリビング23の上部空間と南北に隣接して配置されている。そのため、第一部屋46の南側には、リビング23の上部空間に面する仕切壁46aが設けられている。仕切壁46aは、平面視において第二外壁5と平行に配置されるとともに、第三外壁6と直交して配置されている。
第一部屋46は、第一屋根部8の直下に位置しており、1階のリビング23の上部空間と南北に隣接して配置されている。そのため、第一部屋46の南側には、リビング23の上部空間に面する仕切壁46aが設けられている。仕切壁46aは、平面視において第二外壁5と平行に配置されるとともに、第三外壁6と直交して配置されている。
仕切壁46aには、第一部屋46と上部空間とを連通する第一開口部46bが形成されている。第一開口部46bは、第一部屋46の床面から仕切壁46aの上端部付近までの高さに形成されており、縦横の桟材によって複数の小開口を有した状態となっている。これら複数の小開口は、嵌め殺し窓とされているが、これに限られるものではなく、開閉可能な窓であってもよい。また、第一開口部46bは、下端部が、人の腰ぐらいの高さ(例えば床から約80~100cm程度)に位置する腰高窓とされてもよい。
第一開口部46bから南側に向かって水平に視線を向けると、リビング23の勾配天井23aが視界に入ることとなる。また、図8等に示すように、第一開口部46bから南側に向かって斜め下に視線を向けると、リビング23と、第二外壁5に形成された第三開口部5aと、その第三開口部5aの屋外側にあるアウトドアリビング11とが視界に入ることとなる。さらに、第一開口部46bから南東側に向かって斜め下に視線を向けると、リビング23と、第三外壁6に形成された第四開口部6aと、その第四開口部6aの屋外側にある庭部12(縁台12aを含む)とが視界に入ることとなる。
第一部屋46は、机や椅子が設置されていて、しかも、2階に設けられているため、テレワーク等の作業を行うのに好適なスペースとなっている。そして、第一部屋46は、上記のように第一開口部46bから1階及び屋外空間が視界に入るようになっているので、住人は、第一部屋46で作業や執務を行いながら、第一開口部46bに視線を向けることで、当該第一開口部46bを通じて1階及び屋外空間の様子を窺うことが可能となる。
第一部屋46は、机や椅子が設置されていて、しかも、2階に設けられているため、テレワーク等の作業を行うのに好適なスペースとなっている。そして、第一部屋46は、上記のように第一開口部46bから1階及び屋外空間が視界に入るようになっているので、住人は、第一部屋46で作業や執務を行いながら、第一開口部46bに視線を向けることで、当該第一開口部46bを通じて1階及び屋外空間の様子を窺うことが可能となる。
第一部屋46の天井は、図6に示す破線L1の位置を境にして水平天井部分と勾配天井部分に分かれている。第一部屋46の勾配天井は、図7に示すように、リビング23の勾配天井23aと同一直線上に配置されている。換言すれば、1階から2階に続く勾配天井23aの途中部分に、仕切壁46aが設けられたような状態となっている。
第一部屋46の東側端部であって、かつ、階段27の南側は通路46cとなっている。通路46cは、第一寝室43の南側に位置する第二部屋47と隣接して配置されている。通路46cと第二部屋47との間には、建具付きの出入口が設けられている。
なお、通路46cの南側は、平面視において凹型に形成された壁を利用した収納スペースとなっている。
なお、通路46cの南側は、平面視において凹型に形成された壁を利用した収納スペースとなっている。
第二部屋47は、第一寝室43の南側に隣接して配置されている。すなわち、住宅本体3の東側部分3bに配置されているとともに、第二屋根部9の直下に位置している。
このような第二部屋47は、屋外空間に面する外壁4(第一外壁4)を有し、当該外壁4には、第二部屋47と屋外空間とを連通する開口部4a(第二開口部4a)が形成されている。換言すれば、第二部屋47は、住宅本体3における東側部分3bの南側端部に設けられている。第二開口部4aは、遮蔽壁13よりも上方に位置しているため、庭部12の上方空間に面している状態となっている。
なお、第二開口部4aは、第二部屋47の床面から外壁4の上端部付近までの高さに形成されており、縦横に仕切られることによって複数の小開口を有した状態となっている。これら複数の小開口は、嵌め殺し窓とされているが、これに限られるものではなく、開閉可能な窓であってもよい。
このような第二部屋47は、屋外空間に面する外壁4(第一外壁4)を有し、当該外壁4には、第二部屋47と屋外空間とを連通する開口部4a(第二開口部4a)が形成されている。換言すれば、第二部屋47は、住宅本体3における東側部分3bの南側端部に設けられている。第二開口部4aは、遮蔽壁13よりも上方に位置しているため、庭部12の上方空間に面している状態となっている。
なお、第二開口部4aは、第二部屋47の床面から外壁4の上端部付近までの高さに形成されており、縦横に仕切られることによって複数の小開口を有した状態となっている。これら複数の小開口は、嵌め殺し窓とされているが、これに限られるものではなく、開閉可能な窓であってもよい。
第一寝室43と第二部屋47との間には、開閉自在に構成された引戸47aが設けられている。そのため、引戸47aを開ければ、第一寝室43と第二部屋47は空間的に連続した状態となる。換言すれば、第一寝室43と第二部屋47は、出入口を有していない一つの部屋であり、このような一つの部屋が引戸47aによって仕切られた状態となっている。
本実施形態においては、第一寝室43と第二部屋47を仕切るものとして引戸47aが用いられているが、これに限られるものではなく、壁に沿って収納可能に構成され、その収納場所から展開される仕切り装置であってもよい。
本実施形態においては、第一寝室43と第二部屋47を仕切るものとして引戸47aが用いられているが、これに限られるものではなく、壁に沿って収納可能に構成され、その収納場所から展開される仕切り装置であってもよい。
第二部屋47は、主に、第一寝室43を使用する住人と、第一部屋46を使用する住人が多目的スペース(マルチヌック)として利用する小部屋である。第二部屋47は、例えば洗濯物干しスペース、休憩スペース等として利用されるが、特に限定されるものではない。第一部屋46を、テレワーク等の作業スペースとして利用した住人は、第二部屋47を休憩スペースとして利用し、庭部12で遊ぶ子供の様子を確認したり、洗濯物干し作業を行ったりすることができる。
第二開口部4aは遮蔽壁13よりも上方に位置しているため、第二開口部4aから南側に向かって水平に視線を向けると、道路が視界に入ることとなる。また、第二開口部4aから南側に向かって斜め下に視線を向けると、庭部12と、門14とが視界に入ることとなる。門扉14aが透視性を有する構成であった場合には、門14の外側の玄関アプローチ1Eも視界に入ることとなる。さらに、第二開口部4aは、平面視において第四開口部6aと直交して配置されていることから、第二開口部4aから南西側に視線を向けると、第四開口部6aを通じてリビング23が視界に入ることとなる。そのため、第二部屋47に居る住人は、第二部屋47で作業したり休憩したりしながら、第二開口部4aに視線を向けることで、当該第二開口部4aを通じて1階及び屋外空間の様子を窺うことが可能となる。
本実施形態によれば、以下のような優れた効果を奏する。
すなわち、傾斜屋根7における同一の屋根面7bを形成する第一屋根部8と第二屋根部9のうち、第一屋根部8の第一軒先部8aを、第二屋根部9の第二軒先部9aよりも長くすることができるので、その分だけ屋根7の面積を広くすることができる。これにより、例えば太陽電池アレイ10等の発電装置を設置可能な面積を広く確保できるので、環境性能の高い住まいの実現に貢献できる。
その上、リビング23は、第一屋根部8の直下に位置し、その上部空間が第一屋根部8の近傍まで吹き抜けて勾配天井23aとされているので、例えば天井高が総二階分の高さに設定されるとともに水平な天井の場合に比して気積を減らすことが可能となる。これにより、リビング23における空調効率を向上させることができるので、環境性能の高い住まいの実現に貢献できる。
また、第一屋根部8の直下に位置する第一部屋46は、リビング23の上部空間に面する仕切壁46aを有し、当該仕切壁46aには、第一部屋46と上部空間とを連通する第一開口部46bが形成されているので、第一部屋46とリビング23との間で視線が通ることになる。さらに、第二屋根部9の直下に位置する第二部屋47は、屋外空間に面する第一外壁4を有し、当該第一外壁4には、第二部屋47と屋外空間とを連通する第二開口部4aが形成されているので、第二部屋47と屋外空間との間で視線が通ることになる。
そのため、上階に居る住人は、第一部屋46又は第二部屋47で過ごしつつ、第一部屋46又は第二部屋47からリビング23又は屋外空間の様子を窺うことができる。下階に居る住人は、リビング23又は屋外空間で過ごしつつ、リビング23又は屋外空間から第一部屋46又は第二部屋47の様子を窺うことができる。これにより、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。
すなわち、傾斜屋根7における同一の屋根面7bを形成する第一屋根部8と第二屋根部9のうち、第一屋根部8の第一軒先部8aを、第二屋根部9の第二軒先部9aよりも長くすることができるので、その分だけ屋根7の面積を広くすることができる。これにより、例えば太陽電池アレイ10等の発電装置を設置可能な面積を広く確保できるので、環境性能の高い住まいの実現に貢献できる。
その上、リビング23は、第一屋根部8の直下に位置し、その上部空間が第一屋根部8の近傍まで吹き抜けて勾配天井23aとされているので、例えば天井高が総二階分の高さに設定されるとともに水平な天井の場合に比して気積を減らすことが可能となる。これにより、リビング23における空調効率を向上させることができるので、環境性能の高い住まいの実現に貢献できる。
また、第一屋根部8の直下に位置する第一部屋46は、リビング23の上部空間に面する仕切壁46aを有し、当該仕切壁46aには、第一部屋46と上部空間とを連通する第一開口部46bが形成されているので、第一部屋46とリビング23との間で視線が通ることになる。さらに、第二屋根部9の直下に位置する第二部屋47は、屋外空間に面する第一外壁4を有し、当該第一外壁4には、第二部屋47と屋外空間とを連通する第二開口部4aが形成されているので、第二部屋47と屋外空間との間で視線が通ることになる。
そのため、上階に居る住人は、第一部屋46又は第二部屋47で過ごしつつ、第一部屋46又は第二部屋47からリビング23又は屋外空間の様子を窺うことができる。下階に居る住人は、リビング23又は屋外空間で過ごしつつ、リビング23又は屋外空間から第一部屋46又は第二部屋47の様子を窺うことができる。これにより、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。
また、第一外壁4は、仕切壁46aと同じ向きに配置されているので、第一開口部46bから見えるリビング23と、第二開口部4aから見える屋外空間とが必然的に同じ向きに配置されることとなる。したがって、これらリビング23と屋外空間とを、空間的なつながりを持たせた状態にしやすくなるので、住宅2又は住宅2が建築された敷地1のうち、第一開口部46bから見えるリビング23と第二開口部4aから見える屋外空間が配置された方向に、住人が集まりやすい空間を形成しやすくなる。これにより、第一部屋46又は第二部屋47から、下階に居る住人が目に入りやすくなるので、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保しやすくなる。
また、第一部屋46と第二部屋47は隣接して配置されているので、第一開口部46bから見えるリビング23と、第二開口部4aから見える屋外空間とが必然的に隣接して配置されることとなる。したがって、これらリビング23と屋外空間とを、空間的なつながりを持たせた状態にしやすくなるので、住宅2又は住宅2が建築された敷地1のうち、第一開口部46bから見えるリビング23と第二開口部4aから見える屋外空間が配置された箇所に、住人が集まりやすい空間を形成しやすくなる。これにより、第一部屋46又は第二部屋47から、下階に居る住人が目に入りやすくなるので、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保しやすくなる。
また、第一開口部46bは、その上端縁が勾配天井23bの付近に位置し、下端縁が第一部屋46の床の付近に位置しているので、第一開口部46bの上下寸法を長く確保することができる。そのため、第一部屋46とリビング23との間で視線が通りやすくなるので、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保しやすくなる。
また、第一開口部46bが、その上端縁が勾配天井23aの付近に位置し、下端縁が第一部屋46の床よりも上方に位置する腰高窓とされている場合には、第一部屋46とリビング23との間での視線の通りやすさを、ある程度制限することができ、上下階間でのプライバシー保護に貢献できるので好ましい。
また、リビング23との間の第二外壁5に形成された第三開口部5aを通じてリビング23との行き来が可能とされた屋外空間としてのアウトドアリビング11が、リビング23のうち第一軒先部8a側の端部の屋外側に隣接して設けられているので、第一開口部46b、リビング23及び第三開口部5aを通じて、第一部屋46とアウトドアリビング11との間で視線が通ることになる。したがって、上階に居る住人は、第一部屋46で過ごしつつ、第一部屋46からリビング23及びアウトドアリビング11の様子を窺うことができる。アウトドアリビング11に居る住人は、アウトドアリビング11で過ごしつつ、アウトドアリビング11からリビング23及び第一部屋46の様子を窺うことができる。これにより、上下階間で、かつ、屋内と屋外との間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。
また、傾斜屋根7には発電装置10が設けられているので、発電装置10が、例えば太陽電池アレイ10等のような再生可能エネルギーを利用する発電装置であれば、環境性能の高い住まいの実現に貢献できる。
また、第一外壁4が面している屋外空間は、敷地1内で遮蔽壁13によって囲まれた庭部12を有しており、リビング23は、庭部12に面する第三外壁6を有し、当該第三外壁6には、リビング23と庭部12とを連通する第四開口部6aが形成されているので、第四開口部6aを通じてリビング23と庭部12との間で視線が通ることになる。これにより、屋内と屋外との間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。しかも、例えば第一開口部46b又は第二開口部4aが、第四開口部6aから見える位置に配置されていれば、第四開口部6aを通じて、上下階間で、かつ、屋内と屋外との間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。
さらに、庭部12は、敷地1内で遮蔽壁13によって囲まれているので、敷地1外からは見えにくく、かつ、第二開口部4aからは見えやすい。そのため、庭部12は、セキュリティが高く、例えば子供が遊ぶ空間として好適となる。
さらに、庭部12は、敷地1内で遮蔽壁13によって囲まれているので、敷地1外からは見えにくく、かつ、第二開口部4aからは見えやすい。そのため、庭部12は、セキュリティが高く、例えば子供が遊ぶ空間として好適となる。
また、庭部12は、住宅本体3の玄関出入口4bと玄関アプローチ1Eとの間に位置しており、遮蔽壁13のうち玄関アプローチ1E側の部位には、門14と、当該門14を開閉する門扉14aと、宅配ボックス15とが設けられているので、第二開口部4aから、門14を出入りする人の様子や宅配ボックス15への荷物の収納の様子を窺うことができる。
また、第二開口部4aと第四開口部6aは、平面視において直交する方向に配置されているので、上階側の第二開口部4aと、下階側の第四開口部6aとの間で視線が通ることになる。これにより、第二開口部4a及び第四開口部6aを通じて、上下階間で、かつ、屋内と屋外との間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。
また、リビング23と、リビング23の南側端部における南側面の屋外側に隣接して設けられるとともに、リビング23との間の第二外壁5に形成された第三開口部5aを通じてリビング23との行き来が可能とされた屋外空間としてのアウトドアリビング11と、リビング23の南側端部における東側面の屋外側に隣接して設けられるとともに、リビング23との間の第三外壁6に形成された第四開口部6aを通じて行き来が可能とされ、かつ、敷地1内で遮蔽壁13によって囲まれた半屋外空間としての庭部12と、リビング23の北側端部における北側面に隣接して設けられるとともに、リビング23との間の仕切壁である内壁26に形成された出入口26cを通じてリビング23との行き来が可能とされた屋内空間としての小部屋31と、を備えており、リビング23の南側端部は、敷地1のうち接道面1D側に配置されているので、アウトドアリビング11が道路の最も近くに配置され、庭部12が道路の近くに配置されつつも遮蔽壁13によって遮蔽され、小部屋31が道路から最も遠くに配置されることになる。これにより、住人は、リビング23を中心とした生活を送る際に、リビング23で過ごす選択肢の他に、パブリック性の高いアウトドアリビング11で過ごす選択肢と、パブリック性とプライベート性を併せ持つ庭部12で過ごす選択肢と、プライベート性の高い小部屋31で過ごす選択肢の中から任意の場所を選ぶことができる。そのため、リビング23を中心とした過ごし方のバリエーションを豊富にして、リビング23を中心とした生活を送る上での快適性を向上させることができる。
また、アウトドアリビング11は、住宅本体3の外側面から張り出す床部11aと、床部11aの張り出し方向先端部に配置された手摺り11bと、を有し、手摺り11bの上端部はカウンター板11cによって構成されているので、手摺り11bの位置は、住宅本体3から、より遠い位置に配置される。つまり、道路に近い側に配置されることとなる。そのため、カウンター板11c上で作業等を行う場合には、オープンな空間で作業を行うことになる。したがって、住人にとって、アウトドアリビング11は、住宅2のうち、住人が日常的に過ごす場所としては最もオープンな空間で、かつパブリック性の高い場所として認識されることとなり、リビング23を中心とした過ごし方のバリエーションを豊富にすることに貢献できる。
また、接道面1Dは、アウトドアリビング11よりも外側に位置しており、遮蔽壁13における接道面1D側の部位から、アウトドアリビング11の側方を通過して接道面1Dまでの間に設けられた玄関アプローチ1Eを更に備えているので、アウトドアリビング11の様子を窺いながら、玄関アプローチ1Eを通過することができる。また、反対に、玄関アプローチ1Eを通過する人を、アウトドアリビング11から確認することができる。そのため、住宅2のセキュリティ性を向上させることができる。
また、小部屋31には、人が座るための腰掛部31aが少なくとも設置されているので、小部屋31で過ごす際の快適性を向上させることができる。
また、近年、二酸化炭素の排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの推進による脱炭素社会の実現や、SDGs(Sustainable Development Goals)の目標達成が求められており、建築業界においても、建物を二酸化炭素排出量の少ない木造とする取り組みが進められている。本実施形態の住宅2は、木造の戸建て住宅であるため、カーボンニュートラルの推進による脱炭素社会の実現や、SDGsの目標達成に貢献できる。
〔変形例〕
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、変形例について説明する。以下に挙げる変形例は可能な限り組み合わせてもよい。また、以下の各変形例において、上述の実施形態と共通する要素については、共通の符号を付し、説明を省略又は簡略する。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。以下、変形例について説明する。以下に挙げる変形例は可能な限り組み合わせてもよい。また、以下の各変形例において、上述の実施形態と共通する要素については、共通の符号を付し、説明を省略又は簡略する。
〔変形例1〕
図9~図11において符号51は、宅地である敷地を示す。敷地51は、住宅52が建てられた第一敷地51Aと、図示しない道路に面して駐車場とされた第二敷地51Bと、を有する。第一敷地51Aは、周縁部に塀が設けられた状態となっている。また、第二敷地51Bは、第一敷地1Aの南側に隣り合って配置されている。
第二敷地51Bのうち、第一敷地51Aとは反対側に位置する南側縁部に沿った部分は、敷地1全体の接道面51Dとされている。
図9~図11において符号51は、宅地である敷地を示す。敷地51は、住宅52が建てられた第一敷地51Aと、図示しない道路に面して駐車場とされた第二敷地51Bと、を有する。第一敷地51Aは、周縁部に塀が設けられた状態となっている。また、第二敷地51Bは、第一敷地1Aの南側に隣り合って配置されている。
第二敷地51Bのうち、第一敷地51Aとは反対側に位置する南側縁部に沿った部分は、敷地1全体の接道面51Dとされている。
本変形例の住宅52は、基礎の上に建築された2階建ての住宅本体53と、住宅本体53の上に設けられた傾斜屋根57と、を備えている。
本変形例の傾斜屋根57は、上記の実施形態における傾斜屋根7と略同様の構成であるため説明を省略する。なお、南側屋根面7bの上面には太陽電池アレイ10が設置されているが、複数の太陽電池モジュールの設置範囲は特に限定されるものではない。
本変形例の傾斜屋根57は、上記の実施形態における傾斜屋根7と略同様の構成であるため説明を省略する。なお、南側屋根面7bの上面には太陽電池アレイ10が設置されているが、複数の太陽電池モジュールの設置範囲は特に限定されるものではない。
住宅本体53は、図11,図12に示すように、第一屋根部8の直下に位置する西側部分53aと、第二屋根部9の直下に位置する東側部分53bに概ね分かれている。
このような住宅52が建築された第一敷地51Aのうち、第一屋根部8における第一軒先部8aの軒下には、屋内のリビングルームと同様に住人が普段いる場所として利用される屋外空間としてのアウトドアリビング61が設けられている。
アウトドアリビング61は、住宅本体3のうち第一屋根部8の直下に位置する西側部分53aの南側面から第一敷地1Aの南側端部近傍にかけて設けられている。
このような住宅52が建築された第一敷地51Aのうち、第一屋根部8における第一軒先部8aの軒下には、屋内のリビングルームと同様に住人が普段いる場所として利用される屋外空間としてのアウトドアリビング61が設けられている。
アウトドアリビング61は、住宅本体3のうち第一屋根部8の直下に位置する西側部分53aの南側面から第一敷地1Aの南側端部近傍にかけて設けられている。
本実施形態のアウトドアリビング61は、複数のデッキ材によって床部61aが構成されたテラスである。このアウトドアリビング61は、住宅2のうち、住人が日常的に過ごす場所としては最もオープンな空間で、かつパブリック性の高い場所として利用されている。
また、第一敷地51Aのうち、第二屋根部9における第二軒先部9aの軒下は、接道面51Dまで続く玄関アプローチ51Eの一部となっている。
住宅本体53における東側部分53bには、上記の玄関アプローチ51Eの一部に面して、玄関出入口54bが設けられている。より詳細に説明すると、東側部分53bのうち南側に面する外壁54(すなわち、第一外壁54)は、上下階に亘る壁面を有している。そして、外壁54のうち1階部分の一部に開口が形成されていて、当該開口の奥に設けられた外壁部分に、玄関ドアによって開閉される玄関出入口54bが形成されている。また、当該開口の横には、宅配ボックス54cが設けられている。
玄関アプローチ51Eの一部には、西側部分53aの東側面から張り出すようにして縁台62aが設けられている。
住宅本体53における東側部分53bには、上記の玄関アプローチ51Eの一部に面して、玄関出入口54bが設けられている。より詳細に説明すると、東側部分53bのうち南側に面する外壁54(すなわち、第一外壁54)は、上下階に亘る壁面を有している。そして、外壁54のうち1階部分の一部に開口が形成されていて、当該開口の奥に設けられた外壁部分に、玄関ドアによって開閉される玄関出入口54bが形成されている。また、当該開口の横には、宅配ボックス54cが設けられている。
玄関アプローチ51Eの一部には、西側部分53aの東側面から張り出すようにして縁台62aが設けられている。
次に、図11,図12を参照して、住宅本体53の内部について説明する。
玄関出入口54bを通過した位置には玄関70が設けられている。
玄関70は、玄関出入口54b外のポーチ床と略等しい高さの床面とされた土間床部70aと、土間床部70aから一段上がった位置の玄関ホール部70bと、ウォークスルークローク70cと、を有している。なお、玄関ホール部70bにおける床の高さ位置は、1階全体の床の高さ位置と等しい。
ウォークスルークローク70cは、シューズクローゼット、コート掛け等を有する。
玄関70は、玄関出入口54b外のポーチ床と略等しい高さの床面とされた土間床部70aと、土間床部70aから一段上がった位置の玄関ホール部70bと、ウォークスルークローク70cと、を有している。なお、玄関ホール部70bにおける床の高さ位置は、1階全体の床の高さ位置と等しい。
ウォークスルークローク70cは、シューズクローゼット、コート掛け等を有する。
玄関ホール部70bは、廊下としても機能しており、南側端部における西側面には、住宅本体53の西側部分53aに通じる出入口が設けられている。また、南側端部における南側には収納スペースが設けられている。さらに、南側端部における北側には、階段77が設けられている。階段77は、下方空間を利用した階段下収納部77aを備え、階段下収納部77aは、玄関ホール部20bから使用できる。
玄関ホール部70bの北側端部における北側には、複数の非居室78,79,80,81を備えたバックヤードゾーンに通じる出入口が設けられている。
玄関ホール部70bの北側端部における北側には、複数の非居室78,79,80,81を備えたバックヤードゾーンに通じる出入口が設けられている。
玄関ホール部70bの南側端部における西側面に設けられた出入口を通過した先の、住宅本体53の西側部分53aには、居室72が設けられている。
居室72は、リビングルーム73(以下、リビング73)とダイニングルーム74(以下、ダイニング74)とキッチンルーム75(以下、キッチン75)の機能を一室に併存させた部屋である。
居室72は、リビングルーム73(以下、リビング73)とダイニングルーム74(以下、ダイニング74)とキッチンルーム75(以下、キッチン75)の機能を一室に併存させた部屋である。
リビング73(下階居室73)は、西側部分53aの南側端部に配置されており、南側に位置する第二外壁55を介してアウトドアリビング61と隣接している。
第二外壁55には、開口部55a(第三開口部55a)が形成されている。第三開口部55aは、居室72の床面から第二外壁55の上端部付近までの高さに形成された掃き出し窓とされている。また、この第三開口部55aは、第二外壁55の大部分を占める面積に設定された大開口となっている。
アウトドアリビング61は、第二外壁55から張り出すようにして設けられており、第三開口部55aを通じてリビング73とアウトドアリビング61との間を自在に行き来することができる。
第二外壁55には、開口部55a(第三開口部55a)が形成されている。第三開口部55aは、居室72の床面から第二外壁55の上端部付近までの高さに形成された掃き出し窓とされている。また、この第三開口部55aは、第二外壁55の大部分を占める面積に設定された大開口となっている。
アウトドアリビング61は、第二外壁55から張り出すようにして設けられており、第三開口部55aを通じてリビング73とアウトドアリビング61との間を自在に行き来することができる。
リビング73は、西側部分53aの南側端部における東側に位置する第三外壁56を介して屋外空間(玄関アプローチ51Eの一部)と隣接している。
第三外壁56には、開口部56a(第四開口部56a)が形成されている。第四開口部56aは、下端部が、居室72の床面よりも上方に位置して所定高さに配置された腰高窓とされている。
第三外壁56には、開口部56a(第四開口部56a)が形成されている。第四開口部56aは、下端部が、居室72の床面よりも上方に位置して所定高さに配置された腰高窓とされている。
リビング73は、第一屋根部8の直下に位置し、その上部空間が第一屋根部8の近傍まで吹き抜けて勾配天井とされている。
ダイニング74及びキッチン75は、リビング73の北側に配置されている。キッチン75には、ペニンシュラ型のキッチン台75aが設置されている。ダイニング74にはダイニングテーブル74aが設置されている。
住宅本体53における1階の北側端部は、西側部分53aから東側部分53bに亘るバックヤードゾーンとなっている。バックヤードゾーンと、玄関70及び居室72との間には、上記の内壁76が設けられている。換言すれば、住宅本体53の1階は、内壁76によって仕切られた北側の領域が、バックヤードゾーンとされている。
内壁76には、玄関ホール部70b側の出入口76aと、キッチン台75aと階段77との間に位置する出入口76bと、キッチン台75aの西側に位置する出入口76cとが形成されている。
内壁76には、玄関ホール部70b側の出入口76aと、キッチン台75aと階段77との間に位置する出入口76bと、キッチン台75aの西側に位置する出入口76cとが形成されている。
そして、バックヤードゾーンは、上記のように、複数の非居室78,79,80,81を備えている。
非居室78は浴室であり、バックヤードゾーンのうち最も東側に配置されている。
非居室79はランドリールームであり、浴室である非居室78の西側に隣接して配置されている。
非居室80は洗面所であり、ランドリールームである非居室79の西側に隣接して配置されている。
非居室81はトイレ及び収納スペースであり、洗面所である非居室80の西側に隣接して配置されている。
複数の非居室78,79,80,81は、東西方向に並んで配置されており、内壁76に沿った箇所を、各非居室78,79,80,81間を行き来するための通路として利用できるようになっている。また、通路上には、建具が適宜設けられている。上記の出入口76a,76b,76cは、当該通路に面して設けられている。
非居室78は浴室であり、バックヤードゾーンのうち最も東側に配置されている。
非居室79はランドリールームであり、浴室である非居室78の西側に隣接して配置されている。
非居室80は洗面所であり、ランドリールームである非居室79の西側に隣接して配置されている。
非居室81はトイレ及び収納スペースであり、洗面所である非居室80の西側に隣接して配置されている。
複数の非居室78,79,80,81は、東西方向に並んで配置されており、内壁76に沿った箇所を、各非居室78,79,80,81間を行き来するための通路として利用できるようになっている。また、通路上には、建具が適宜設けられている。上記の出入口76a,76b,76cは、当該通路に面して設けられている。
続いて、階段77を上ると住宅本体53の2階がある。2階の床は全て等しい高さ位置となっている。階段77を上った先には、まず、東西方向に伸びる第一廊下90が設けられている。また、この第一廊下90の西側端部と平面視において直交し、南北方向に伸びる第二廊下91が設けられている。また、第二廊下91は、階段77に沿って配置されている。
第一廊下90と第二廊下91は、互いに直交して配置されることによって略L字型に形成されている。
なお、第一廊下40の北側にはトイレ92が設けられている。
第一廊下90と第二廊下91は、互いに直交して配置されることによって略L字型に形成されている。
なお、第一廊下40の北側にはトイレ92が設けられている。
階段77及び第一廊下90の東側には、第一寝室93(第二部屋)が設けられている。第一廊下90の東側端部と第一寝室93との間には、建具付きの出入口が設けられている。
この第一寝室93は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる主寝室として利用できるようになっている。
この第一寝室93は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる主寝室として利用できるようになっている。
第一廊下90の西側には、第二寝室94が設けられている。第一廊下90の西側端部と第二寝室94との間には、建具付きの出入口が設けられている。
この第二寝室94は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる寝室(子供部屋)として利用できるようになっている。
この第二寝室94は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる寝室(子供部屋)として利用できるようになっている。
第二廊下91における南側部の西側には、第二寝室94の南側に位置する第三寝室95が設けられている。第二廊下91と第三寝室95との間には、建具付きの出入口が設けられている。
この第三寝室95は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる寝室(子供部屋)として利用できるようになっている。
第三寝室95は、第一屋根部8の直下に位置しており、1階のリビング73の上部空間と南北に隣接して配置されている。そのため、第三寝室95の南側には、リビング73の上部空間に面する第二仕切壁95aが設けられている。
第二仕切壁95aには、第三寝室95と上部空間とを連通する開口部95bが形成されている。
この第三寝室95は、住人が日常的に過ごす場所であり、いわゆる寝室(子供部屋)として利用できるようになっている。
第三寝室95は、第一屋根部8の直下に位置しており、1階のリビング73の上部空間と南北に隣接して配置されている。そのため、第三寝室95の南側には、リビング73の上部空間に面する第二仕切壁95aが設けられている。
第二仕切壁95aには、第三寝室95と上部空間とを連通する開口部95bが形成されている。
第二廊下91における南側端部の南側には、第三寝室95の東側に位置し、住人同士で共有する多目的スペース(マルチコモンズ)として利用される第一部屋96が設けられている。第二廊下91の南側端部と第一部屋96との間には、建具付きの出入口が設けられている。
第一部屋96は、第一屋根部8の直下に位置しており、1階のリビング73の上部空間と南北に隣接して配置されている。そのため、第一部屋96の南側には、リビング73の上部空間に面する第一仕切壁96aが設けられている。第一仕切壁96aは、平面視において第二外壁55と平行に配置されるとともに、第三外壁56と直交して配置されている。
第一仕切壁96aには、第一部屋96と上部空間とを連通する第一開口部96bが形成されている。
第一部屋96は、第一屋根部8の直下に位置しており、1階のリビング73の上部空間と南北に隣接して配置されている。そのため、第一部屋96の南側には、リビング73の上部空間に面する第一仕切壁96aが設けられている。第一仕切壁96aは、平面視において第二外壁55と平行に配置されるとともに、第三外壁56と直交して配置されている。
第一仕切壁96aには、第一部屋96と上部空間とを連通する第一開口部96bが形成されている。
第三寝室95の第二仕切壁95aと、第一部屋96の第一仕切壁96aは、同一直線上に配置されている。また、第二仕切壁95aに形成された開口部95bと、第一仕切壁96aに形成された第一開口部96bは、東西に並んで配置されている。
これら開口部95b及び第一開口部96bから南側に向かって水平に視線を向けると、リビング73の勾配天井が視界に入ることとなる。また、開口部95b及び第一開口部96bから南側に向かって斜め下に視線を向けると、リビング73と、第二外壁55に形成された第三開口部55aと、その第三開口部55aの屋外側にあるアウトドアリビング61とが視界に入ることとなる。さらに、開口部95b及び第一開口部96bから南東側に向かって斜め下に視線を向けると、リビング73と、第三外壁56に形成された第四開口部56aと、その第四開口部56aの屋外側(玄関アプローチ51Eの一部)とが視界に入ることとなる。
第三寝室95及び第一部屋96は、机が設置されていて、しかも、2階に設けられているため、テレワーク等を始めとする種々の作業を行うのに好適なスペースとなっている。そして、第三寝室95及び第一部屋96は、上記のように開口部95b及び第一開口部96bから1階及び屋外空間が視界に入るようになっているので、住人は、第三寝室95及び第一部屋96で作業や執務を行いながら、開口部95b及び第一開口部96bに視線を向けることで、当該開口部95b及び第一開口部96bを通じて1階及び屋外空間の様子を窺うことが可能となる。
これら開口部95b及び第一開口部96bから南側に向かって水平に視線を向けると、リビング73の勾配天井が視界に入ることとなる。また、開口部95b及び第一開口部96bから南側に向かって斜め下に視線を向けると、リビング73と、第二外壁55に形成された第三開口部55aと、その第三開口部55aの屋外側にあるアウトドアリビング61とが視界に入ることとなる。さらに、開口部95b及び第一開口部96bから南東側に向かって斜め下に視線を向けると、リビング73と、第三外壁56に形成された第四開口部56aと、その第四開口部56aの屋外側(玄関アプローチ51Eの一部)とが視界に入ることとなる。
第三寝室95及び第一部屋96は、机が設置されていて、しかも、2階に設けられているため、テレワーク等を始めとする種々の作業を行うのに好適なスペースとなっている。そして、第三寝室95及び第一部屋96は、上記のように開口部95b及び第一開口部96bから1階及び屋外空間が視界に入るようになっているので、住人は、第三寝室95及び第一部屋96で作業や執務を行いながら、開口部95b及び第一開口部96bに視線を向けることで、当該開口部95b及び第一開口部96bを通じて1階及び屋外空間の様子を窺うことが可能となる。
第一部屋96の東側には、第一寝室93が設けられている。第一部屋96と第一寝室93との間には、建具付きの出入口が設けられている。
第一寝室93は、屋外空間に面する外壁54(第一外壁54)を有し、当該外壁54には、第一寝室93と屋外空間とを連通する開口部54a(第二開口部54a)が形成されている。換言すれば、第一寝室93は、住宅本体53における東側部分53bに設けられている。
なお、第二開口部54aは、下端部が、第一寝室93の床面よりも上方に位置する腰高窓とされている。
第一寝室93は、屋外空間に面する外壁54(第一外壁54)を有し、当該外壁54には、第一寝室93と屋外空間とを連通する開口部54a(第二開口部54a)が形成されている。換言すれば、第一寝室93は、住宅本体53における東側部分53bに設けられている。
なお、第二開口部54aは、下端部が、第一寝室93の床面よりも上方に位置する腰高窓とされている。
第一寝室93の南側端部は、例えば洗濯物干しスペース、休憩スペース等として利用されるが、特に限定されるものではない。第一部屋96を、テレワーク等の作業スペースとして利用した住人は、第一寝室93の南側端部を休憩スペースとして利用し、屋外で遊ぶ子供の様子を確認したり、洗濯物干し作業を行ったりすることができる。
第二開口部54aから南側に向かって水平に視線を向けると、道路が視界に入ることとなる。また、第二開口部54aから南側に向かって斜め下に視線を向けると、玄関アプローチ51Eが視界に入ることとなる。さらに、第二開口部54aは、平面視において第四開口部56aと直交して配置されていることから、第二開口部54aから南西側に視線を向けると、第四開口部56aを通じてリビング73が視界に入ることとなる。そのため、第一寝室93に居る住人は、第一寝室93で作業したり休憩したりしながら、第二開口部54aに視線を向けることで、当該第二開口部54aを通じて1階及び屋外空間の様子を窺うことが可能となる。
本変形例によれば、傾斜屋根7における同一の屋根面7bを形成する第一屋根部8と第二屋根部9のうち、第一屋根部8の第一軒先部8aを、第二屋根部9の第二軒先部9aよりも長くすることができるので、その分だけ屋根7の面積を広くすることができる。これにより、例えば太陽電池アレイ10等の発電装置を設置可能な面積を広く確保できるので、環境性能の高い住まいの実現に貢献できる。
その上、リビング73は、第一屋根部8の直下に位置し、その上部空間が第一屋根部8の近傍まで吹き抜けて勾配天井とされているので、例えば天井高が総二階分の高さに設定されるとともに水平な天井の場合に比して気積を減らすことが可能となる。これにより、リビング73における空調効率を向上させることができるので、環境性能の高い住まいの実現に貢献できる。
また、第一屋根部8の直下に位置する第一部屋96は、リビング73の上部空間に面する仕切壁96aを有し、当該仕切壁96aには、第一部屋96と上部空間とを連通する第一開口部96bが形成されているので、第一部屋96とリビング73との間で視線が通ることになる。さらに、第二屋根部9の直下に位置する第一寝室93は、屋外空間に面する第一外壁54を有し、当該第一外壁54には、第一寝室93と屋外空間とを連通する第二開口部54aが形成されているので、第一寝室93と屋外空間との間で視線が通ることになる。そのため、上階に居る住人は、第一部屋96又は第一寝室93で過ごしつつ、第一部屋96又は第一寝室93からリビング73又は屋外空間の様子を窺うことができる。下階に居る住人は、リビング73又は屋外空間で過ごしつつ、リビング73又は屋外空間から第一部屋96又は第一寝室93の様子を窺うことができる。これにより、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。
その上、リビング73は、第一屋根部8の直下に位置し、その上部空間が第一屋根部8の近傍まで吹き抜けて勾配天井とされているので、例えば天井高が総二階分の高さに設定されるとともに水平な天井の場合に比して気積を減らすことが可能となる。これにより、リビング73における空調効率を向上させることができるので、環境性能の高い住まいの実現に貢献できる。
また、第一屋根部8の直下に位置する第一部屋96は、リビング73の上部空間に面する仕切壁96aを有し、当該仕切壁96aには、第一部屋96と上部空間とを連通する第一開口部96bが形成されているので、第一部屋96とリビング73との間で視線が通ることになる。さらに、第二屋根部9の直下に位置する第一寝室93は、屋外空間に面する第一外壁54を有し、当該第一外壁54には、第一寝室93と屋外空間とを連通する第二開口部54aが形成されているので、第一寝室93と屋外空間との間で視線が通ることになる。そのため、上階に居る住人は、第一部屋96又は第一寝室93で過ごしつつ、第一部屋96又は第一寝室93からリビング73又は屋外空間の様子を窺うことができる。下階に居る住人は、リビング73又は屋外空間で過ごしつつ、リビング73又は屋外空間から第一部屋96又は第一寝室93の様子を窺うことができる。これにより、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保することができる。
〔変形例2〕
上記の実施形態における住宅2は2階建てとされているが、本変形例の住宅は3階建てとされている。その場合、住宅の2階部分におけるルーフバルコニーが、アウトドアリビング11として利用される。また、遮蔽壁13によって外部からの視線が遮られる庭部12は、アウトドアリビング11と同一階にあってもよいし、地上にあってもよい。
上記の実施形態における住宅2は2階建てとされているが、本変形例の住宅は3階建てとされている。その場合、住宅の2階部分におけるルーフバルコニーが、アウトドアリビング11として利用される。また、遮蔽壁13によって外部からの視線が遮られる庭部12は、アウトドアリビング11と同一階にあってもよいし、地上にあってもよい。
本変形例によれば、住宅2が3階建て以上であったとしても、上記の実施形態と同様の効果を発揮する。
1 敷地
2 住宅
3 住宅本体
3a 西側部分
3b 東側部分
4 第一外壁
4a 第二開口部
5 第二外壁
5a 第三開口部
6 第三外壁
6a 第四開口部
7 傾斜屋根
7b 南側屋根面
8 第一屋根部
8a 第一軒先部
9 第二屋根部
9a 第二軒先部
11 アウトドアリビング
11a 床部
11b 手摺り
11c カウンター板
12 庭部
12a 縁台
13 遮蔽壁
13a 第一遮蔽壁
14 門
14a 門扉
15 宅配ボックス
13b 第二遮蔽壁
13c 第三遮蔽壁
22 居室
23 リビングルーム
23a 勾配天井
24 ダイニングルーム
25 キッチンルーム
26 内壁
31 小部屋
31a 腰掛部
46 第一部屋
46a 仕切壁
46b 第一開口部
47 第二部屋
2 住宅
3 住宅本体
3a 西側部分
3b 東側部分
4 第一外壁
4a 第二開口部
5 第二外壁
5a 第三開口部
6 第三外壁
6a 第四開口部
7 傾斜屋根
7b 南側屋根面
8 第一屋根部
8a 第一軒先部
9 第二屋根部
9a 第二軒先部
11 アウトドアリビング
11a 床部
11b 手摺り
11c カウンター板
12 庭部
12a 縁台
13 遮蔽壁
13a 第一遮蔽壁
14 門
14a 門扉
15 宅配ボックス
13b 第二遮蔽壁
13c 第三遮蔽壁
22 居室
23 リビングルーム
23a 勾配天井
24 ダイニングルーム
25 キッチンルーム
26 内壁
31 小部屋
31a 腰掛部
46 第一部屋
46a 仕切壁
46b 第一開口部
47 第二部屋
Claims (6)
- 下階と上階とを有する住宅本体と、前記住宅本体における前記上階の上に設けられた傾斜屋根と、を備えている住宅であって、
前記住宅本体の前記下階には、屋外空間に隣接して配置される第一下階部屋と、前記屋外空間に対して奥まって配置されるとともに前記第一下階部屋に隣接して配置される第二下階部屋と、が設けられており、
前記住宅本体の前記上階には、前記第二下階部屋の上方に位置する上階部屋が設けられており、
前記第一下階部屋は、前記傾斜屋根の直下に位置し、当該第一下階部屋の上部空間は前記傾斜屋根まで吹き抜けていて、さらに、当該第一下階部屋における前記屋外空間に隣接する外壁には屋外側開口部が形成されており、
前記第二下階部屋は、前記第一下階部屋と連続する空間として形成されていて、これら第一下階部屋と第二下階部屋との間は、前記第一下階部屋と前記第二下階部屋との間を行き来するための第一屋内側開口部とされており、
前記上階部屋は、前記第一下階部屋の前記上部空間に面する仕切壁を有し、当該仕切壁には、前記上階部屋と前記上部空間とを連通する第二屋内側開口部が形成されており、
前記第一屋内側開口部は、下階床から前記第二下階部屋の天井までの高さに設定されていて、当該第一屋内側開口部の上端部の高さ位置は、前記屋外側開口部の上端部の高さ位置よりも低く設定され、
前記第二屋内側開口部の下端部の高さ位置と、前記屋外側開口部の上端部の高さ位置は略等しく設定されていることを特徴とする住宅。 - 請求項1に記載の住宅において、
前記第二屋内側開口部に設置される窓装置は、少なくとも一部が開閉可能に構成されていることを特徴とする住宅。 - 請求項1に記載の住宅において、
前記傾斜屋根の軒先部は、前記屋外側開口部の上端部よりも上方に位置していることを特徴とする住宅。 - 請求項1に記載の住宅において、
前記第一下階部屋及び前記上階部屋は、前記傾斜屋根における同一の屋根面の下方に位置しており、
前記第一下階部屋は勾配天井とされ、
前記上階部屋の天井は、少なくとも前記仕切壁の近傍が勾配天井とされていて、当該上階部屋の勾配天井は、前記第一下階部屋における前記勾配天井の延長線上に設けられていることを特徴とする住宅。 - 請求項4に記載の住宅において、
前記第二屋内側開口部の上端部の高さ位置は、前記第一下階部屋における前記勾配天井の上端部及び前記上階部屋における前記勾配天井の下端部の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする住宅。 - 請求項1に記載の住宅において、
前記住宅本体は、前記第一下階部屋の屋外側に隣接して設けられるとともに、前記外壁に形成された前記屋外側開口部を通じて前記第一下階部屋との行き来が可能とされた前記屋外空間としてのアウトドアリビングを更に備えており、
前記屋外側開口部の下端部の高さ位置は、前記下階床の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする住宅。
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2024
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