JP2025063538A - Carry Cart - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車軸を中心として回転することにより路面を転動する車輪と、荷物等の被搬送物が載せられるカート本体部と、を備え、車輪の上記転動により走行するキャリーカートに関する。 The present invention relates to a carry cart that has wheels that rotate around axles to roll on a road surface, and a cart body on which objects to be transported, such as luggage, can be placed, and that runs by the rolling of the wheels.
キャリーカートの分野では、車輪に凸の段差を乗り越えさせるための構造が種々提案されている。例えば、特許文献1に記載された歩行補助器では、前輪に相当する主輪が設けられるとともに、進行方向における主輪の前方に補助輪が設けられている。補助輪の接地面は、主輪の接地面に対し上方に設定されている。補助輪と主輪との間にリンク機構が介在されている。そして、主輪は、段差に接触すると、進行方向における後上方へ移動させられる。この移動により、主輪が段差に接触したときの衝撃が緩和される。また、主輪の動きが、リンク機構を介して補助輪に伝達され、補助輪が下方に旋回させられる。補助輪が段差の頂面に接触して、同頂面を押さえるため、歩行補助器の前倒れが抑制される。
In the field of carrier carts, various structures have been proposed to allow wheels to overcome convex steps. For example, the walking aid described in
そして、主輪が段差を乗り越えると、補助輪は、弾性体により上方に旋回させられて、元の位置に戻る。歩行補助器は、段差を乗り越える前と同様の姿勢に戻る。 When the main wheels overcome the step, the auxiliary wheels are rotated upward by the elastic bodies and return to their original position. The walking aid returns to the same position it was in before the step was overcome.
上記特許文献1に記載された技術では、主輪(前輪)に段差を乗り越させるために、補助輪が必要となる。ところが、こうした補助輪を用いずに、前輪に段差を乗り越えさせることのできるキャリーカートが要望されている。
The technology described in
上記課題を解決するためのキャリーカートは、車軸を中心として回転することにより路面を転動する車輪と、前記車輪の前記路面に対する接地箇所よりも上方に配置され、かつ被搬送物が載せられるカート本体部と、を備え、前記車輪が、前輪と、前記前輪よりも進行方向における後方に配置された後輪と、を備え、前記車輪の前記転動により走行するキャリーカートであって、前記進行方向における前記前輪及び前記後輪の間に設けられ、かつ少なくとも骨格部分が支持本体部により構成される支持部と、前記前輪の前記車軸を支持するとともに、前記前輪の前記車軸よりも後方であり、かつ前記支持本体部よりも前方となる箇所に設定された回動軸線を中心として上下方向へ回動するリンク部と、前記リンク部及び前記支持本体部の間に位置し、かつ前記回動軸線よりも上方で、前記リンク部に対し付勢力を作用させる弾性部と、を備え、前記前輪及び前記後輪がともに水平面に接地した状態で、前記回動軸線が、前記前輪における前記車軸の中心軸線よりも低い箇所に位置する。 The carry cart for solving the above problem comprises wheels that rotate around their axles to roll on the road surface, and a cart body on which an object to be carried is placed, the wheels being front wheels and rear wheels located behind the front wheels in the direction of travel. The carry cart runs by the rolling of the wheels, and comprises a support section provided between the front and rear wheels in the direction of travel, with at least a skeletal portion being made up of a support body section, a link section that supports the axle of the front wheels and rotates vertically around a rotation axis set behind the axle of the front wheels and in front of the support body section, and an elastic section that is located between the link section and the support body section and above the rotation axis, and applies a biasing force to the link section, and when both the front and rear wheels are in contact with a horizontal surface, the rotation axis is located at a position lower than the central axis of the axle of the front wheels.
以下、キャリーカートの第1実施形態について、図1~図9を参照して説明する。
図1に示すように、キャリーカートCCは、車軸を中心として回転することにより路面10を転動する複数の車輪と、荷物等の被搬送物(図示略)が載せられるカート本体部20とを備えている。
Hereinafter, a first embodiment of a carry cart will be described with reference to FIGS.
As shown in FIG. 1, the carry cart CC includes a plurality of wheels that rotate about their axles to roll on a
車輪は、単一の前輪31と、一対の後輪33(各図では一方の後輪33のみ図示)とを備えている。キャリーカートCCは、各車輪の上記転動により、各図の右から左へ向けて走行するものとする。
The wheels include a
なお、以下の記載においては、キャリーカートCCの前進方向を前方とし、後進方向を後方として説明する。また、上下方向はキャリーカートCCの上下方向を意味し、左右方向は、上記前進方向及び上下方向の両方向に対し直交する方向である。左右方向は、キャリーカートCCの幅方向であって、同キャリーカートCCの前進時の左右方向と一致するものとする。 In the following description, the forward direction of the carry cart CC is referred to as the front, and the backward direction is referred to as the rear. The up-down direction refers to the up-down direction of the carry cart CC, and the left-right direction refers to the direction perpendicular to both the forward direction and the up-down direction. The left-right direction refers to the width direction of the carry cart CC, and coincides with the left-right direction when the carry cart CC is moving forward.
<路面10>
キャリーカートCCが走行の対象とする路面10は、凸の段差12を有している。ここで、路面10について、凸の段差12と、段差12とは異なる箇所とを区別するために、後者を一般路面11というものとする。また、段差12の上面を頂面13といい、段差12の後上側の角部を後側の角部14というものとする。説明の簡略化のために、ここでは、一般路面11及び頂面13が、いずれも水平面によって構成されているものとする。
<
The
頂面13は、例えば、歩道の上面により構成される。一般路面11は、例えば、車道の上面により構成される。
段差12の上下方向の寸法(高さ)、すなわち、一般路面11と頂面13との高低差は、30mm以下であり、第1実施形態では20mm程度を想定している。
The
The vertical dimension (height) of the
<カート本体部20>
カート本体部20は、前輪31及び後輪33の路面10に対する接地箇所よりも上方に配置されている。第1実施形態では、カート本体部20は、前輪31及び後輪33よりも高い箇所に配置されている。なお、各図では、カート本体部20が簡略化されて図示されている。
<Cart
The
<車輪>
前輪31は、カート本体部20の前部の下方空間のうち、左右方向における中央部分に配置されている。前輪31は、動力源としてのモータ(図示略)によって、車軸32の中心軸線AL2を中心として回転駆動される。モータは、カート本体部20等に搭載されたバッテリ(図示略)から電力を供給されて、作動する。
<Wheels>
The
上記中心軸線AL2は左右方向へ延びている。前輪31は、回転駆動されて、走行のための推進力をカート本体部20に与える駆動輪となっている。上記モータとしては、例えば、前輪31のホイールの内側又はその近くに配置されて、前輪31に動力を伝えて、前輪31を直接回転駆動するタイプの電動モータ、いわゆるインホイールモータが用いられてもよい。車軸32の両端部は、前輪31から左右方向における両側の外方へ突出している。
The central axis AL2 extends in the left-right direction. The
車輪が段差12を乗り越えることができるのは、一般に、段差12の高さが、車輪の半径の55%程度までとされている。この観点から、第1実施形態では、前輪31として、100mm程度の車輪径(直径)を有するものが用いられている。
Generally, a wheel can overcome a
一対の後輪33は、カート本体部20の下方空間のうち、前輪31よりも、進行方向における後方に配置されている。両後輪33は、前輪31とは異なり、駆動力を発生しない従動輪となっている。両後輪33は、前輪31と同程度の車輪径(直径)を有している。両後輪33は、左右方向に互い離間した箇所に配置されている。各後輪33は、左右方向へ延びる車軸34を中心として回転可能である。各車軸34の両端部は、後輪33から左右方向における両側の外方へ突出している。
The pair of
キャリーカートCCは、さらに、支持部41、リンク部及び弾性部を備えている。次に、各部について説明する。
<支持部41>
支持部41は、進行方向における前輪31及び両後輪33の間に設けられている。第1実施形態では、支持部41は、カート本体部20の下方空間のうち、前後方向における中央部分であり、かつ左右方向における中央部分に配置されている。また、支持部41の全体は、カート本体部20の下方空間に配置されている。支持部41は、支持本体部42、及び一対の前支持プレート43を備えるとともに、後輪33毎に一対の後輪支持部45を備えている。
The carry cart CC further includes a
<
The
支持本体部42は、支持部41の骨格部分を構成している。支持本体部42は、カート本体部20から下方へ延びている。支持本体部42の上端部は、カート本体部20に固定されている。
The
一対の前支持プレート43は、左右方向に互いに離間している。両前支持プレート43の大部分又は全部は、支持本体部42の前側に隣接する箇所において、前側ほど低くなるように、水平面に対し傾斜した状態で配置されている。各前支持プレート43の後上端部は、支持本体部42の下端部に固定されている。
The pair of
後輪33毎の一対の後輪支持部45は、左右方向に互いに離間している。両後輪支持部45の大部分又は全部は、支持本体部42の後側に隣接する箇所に配置されている。図1等では、各後輪支持部45は、後側ほど低くなるように、水平面に対し傾斜した状態で配置されているが、これとは逆方向に傾斜した状態で配置されてもよいし、水平状態で配置されてもよい。各後輪支持部45は、その前端部において、支持本体部42の下端部に固定されている。後輪33毎の一対の後輪支持部45の後部は、同後輪33を左右方向における両側から挟み込んでいる。後輪33を挟み込む一対の後輪支持部45の各後端部は、上記車軸34により、後輪33を回転可能に支持している。すなわち、両後輪支持部45の後端部には、軸受孔があけられており、車軸34のうち、後輪33から左右方向における両側の外方へ突出している部分が、この軸受孔に挿通されている。
The pair of rear
<リンク部>
リンク部は、第1実施形態ではリンク体51によって構成されている。リンク体51は、前輪31を支持部41に支持する機能を担っている。リンク体51は、前リンク部52と、前リンク部52の後側に隣接した状態で配置された後リンク部53との組み合わせを、2組備えている。両組み合わせは、図示はされていないが、左右方向に離間した状態で配置されている。組み合わせ毎の後リンク部53は、左右方向へ延びる連結部(図示略)によって連結されている。一対の前リンク部52の前部は、前輪31を左右方向における両側から挟み込んでいる。
<Links>
In the first embodiment, the link portion is constituted by a
上記前輪31及び両後輪33が水平面、例えば一般路面11、に接地した状態では、組み合わせ毎の前リンク部52は、前側ほど低くなるように、一般路面11に対し傾斜する。組み合わせ毎の後リンク部53は、後側ほど低くなるように、一般路面11に対し傾斜する。組み合わせ毎の後リンク部53は、自身の前端部において、前リンク部52の後端部に繋がっている。表現を変えると、組み合わせ毎の前リンク部52及び後リンク部53は、屈曲した状態で繋がっている。各前リンク部52の前端部は、リンク体51の前端部を構成している。各後リンク部53の後端部は、リンク体51の後端部を構成している。
When the
リンク体51は、自身の一部、第1実施形態では前端部、において前輪31の車軸32を支持している。すなわち、両前リンク部52の前端部には軸受孔があけられており、車軸32のうち、前輪31から左右方向における両側の外方へ突出している部分が、上記軸受孔に挿通されている。
The
また、リンク体51は、回動軸線AL1を中心として、上下方向へ回動可能である。回動軸線AL1は、上記車軸32よりも後方であり、かつ支持本体部42よりも前方となる箇所に設定されている。第1実施形態では、上記箇所に、上記回動軸線AL1を自身の軸線として有する支軸44が配置されている。リンク体51は、自身の後端部において、すなわち、両後リンク部53の後端部において、上記支軸44により、両前支持プレート43の前端部に対し、上下方向に回動可能に支持されている。
The
<弾性部>
弾性部は、リンク体51及び支持本体部42の間に位置し、かつ回動軸線AL1よりも上方で、リンク体51に対し付勢力を作用させる機能を担っている。
<Elastic part>
The elastic portion is located between the
より詳しくは、リンク体51及び支持本体部42の間であって、前リンク部52及び後リンク部53の境界部分54の後方となる箇所には、ばね受け61が配置されている。ばね受け61は、支持本体部42に取り付けられた受け部61aと、受け部61aからリンク体51の上記境界部分54に向けて延びるシャフト61bとを備えている。このシャフト61bの前端部は、リンク体51の上記連結部に対し、相対移動可能に挿通されている。この挿通により、シャフト61bは、支軸44の回動軸線AL1を中心としたリンク体51の回動を妨げずに、連結部によって支えられている。
More specifically, a
弾性部は、支軸44よりも上方で、リンク体51及び支持本体部42の間に配置された弾性体63によって構成されている。第1実施形態では、コイルばねが弾性体63として用いられている。弾性体63は、上記境界部分54と受け部61aとの間であって、シャフト61bの周りに配置されている。弾性体63は、圧縮弾性変形されたとき、上記回動軸線AL1よりも上方において、ここでは境界部分54において、リンク体51を前方へ付勢する。弾性体63がリンク体51を付勢する方向は、回動軸線AL1を中心としてリンク体51を前下方へ回動させる方向である。
The elastic portion is composed of an
<中心軸線AL2及び回動軸線AL1の上下方向の位置関係>
第1実施形態では、前輪31及び両後輪33が水平面、例えば一般路面11、に接地した状態で、回動軸線AL1が中心軸線AL2よりも低い箇所に位置するように、回動軸線AL1と中心軸線AL2との上下方向の位置関係が設定されている。
<Positional relationship between the central axis AL2 and the rotation axis AL1 in the up-down direction>
In the first embodiment, the vertical positional relationship between the pivot axis AL1 and the central axis AL2 is set so that when the
次に、上記のように構成された第1実施形態のキャリーカートCCの作用について、図1~図9を参照して説明する。このキャリーカートCCでは、カート本体部20上に被搬送物が載せられているものとする。
Next, the operation of the carry cart CC of the first embodiment configured as described above will be described with reference to Figures 1 to 9. In this carry cart CC, an object to be carried is placed on the cart
図1に示すように、前輪31及び両後輪33が、水平面からなる一般路面11に接地した場合には、カート本体部20(底面)は、水平な状態となる。
同図1において矢印で示すように、前輪31がモータによって前下方へ回転駆動されると、その前輪31には、キャリーカートCCを前方へ走行させるための推進力が発生する。この推進力の一部は、リンク体51、前支持プレート43、支持本体部42及び後輪支持部45を介して両後輪33に伝達される。また、上記推進力の一部は、リンク体51、弾性体63、ばね受け61、支持本体部42及び後輪支持部45を介して両後輪33に伝達される。伝達された推進力により前方へ引っ張られた両後輪33は、前輪31に連動して前下方へ回転する。
As shown in FIG. 1, when the
As shown by the arrow in Fig. 1, when the
前輪31及び両後輪33は、一般路面11を前方へ向けて転動する。キャリーカートCCは、カート本体部20の姿勢を変えず(傾斜せず)に、一般路面11に沿って前方へ走行(自走)する。
The
図2に示すように、キャリーカートCCの上記走行(自走)により、前輪31が、段差12の後側の角部14に対し後方から接触する。この接触に伴い、前輪31から段差12に対し、斜め前下方へ向かう力が作用する。特に、カート本体部20上に被搬送物が載せられているため、前輪31の段差12との接触により、キャリーカートCCの前方への走行を規制されると、被搬送物が慣性により前方へ移動しようとする。そのため、斜め前下方へ向かう力が、前輪31から角部14に対しより一層作用しやすい。一方、上記力の反力として、前輪31に対しては、角部14から斜め後上方へ向かう反力RF1が作用する。この反力RF1は、前方へ転動しようとする前輪31を押し戻そうとする力である。
As shown in FIG. 2, as the carry cart CC moves (self-propelled), the
ここで、仮に、前輪31に段差12を乗り越えさせやすくする工夫がなされていないと、前輪31は段差12を乗り越えることが難しい。また、段差12が高くなるに従い、前輪31が段差12を乗り越えにくくなる。
If no measures are taken to make it easier for the
この点、リンク部としてリンク体51が用いられ、かつ弾性部として弾性体63が用いられている第1実施形態によれば、上記反力RF1により、リンク体51が弾性体63を後方へ圧縮弾性変形させながら、回動軸線AL1を中心として上方へ回動しようとする。前輪31に対し、図3に示すような、上方へ向かう力F1が働く。
In this regard, according to the first embodiment in which the
また、図1において矢印で示すように、前下方へ回転する前輪31が、段差12の角部14に対し接触すると、前輪31から角部14に対し、斜め後下方へ向かう力が作用する。図3に示すように、この力の反力RF2が角部14から前輪31に作用する。この反力RF2の分力として、前輪31に対し、上方へ向かう分力Faと、進行方向前方へ向かう分力Fbとが作用する。
As shown by the arrow in Figure 1, when the
そして、この上方へ向かう分力Faが、上述したリンク体51の回動に伴い前輪31に作用する、上向きの力F1に加わり、前輪31が持ち上げられる。これに対し、両後輪33は、依然として一般路面11に接地している。そのため、図3及び図4に示すように、カート本体部20が、後側ほど低くなるように、水平面に対し傾斜した状態となる。
Then, this upward component force Fa is added to the upward force F1 acting on the
ここで、前輪31の最も低い箇所から、段差12の頂面13までの寸法を掛かり代(ラップ代)Δhとする。上記持ち上げに伴い、図3及び図4に示すように、掛かり代Δhが小さくなる。掛かり代Δhが小さくなるに従い、前輪31が段差12を乗り越えるために必要な力が小さくなる。従来のキャリーカートとは異なり、補助輪を用いなくても、前輪31が段差12を乗り越えやすくなる。
Here, the dimension from the lowest point of the
図5に示すように、前輪31が段差12に乗り上げると、すなわち、角部14を通過すると、上記反力RF1(図2参照)が前輪31に作用しなくなる。弾性体63の弾性復元力により、図5において矢印で示すように、リンク体51が回動軸線AL1を中心として下方へ回動しようとし、前輪31が段差12に乗り上げる前と同様な状態に戻る。
As shown in FIG. 5, when the
前輪31が段差12の頂面13に接地し、かつ両後輪33が依然として一般路面11に接地する。前輪31は両後輪33よりも高い箇所に位置する。カート本体部20は、後側ほど低くなるように、水平面に対し傾斜した状態を維持する。
The
図6に示すように、前輪31及び両後輪33が、それぞれ前下方へ回転すると、カート本体部20を上記のように、水平面に対し傾斜させた状態のキャリーカートCCが、前方へ走行する。キャリーカートCCの走行により、図7に示すように、両後輪33が段差12の後側の角部14に対し後方から接触する。このときには、上述したように、前輪31が段差12に接触した場合とは異なり、後輪33に対し、斜め前上方へ向かう力が作用する。これは、図2に示すように、前輪31が段差12の角部14に接触するときには、カート本体部20が傾斜していない。これに対し、図7に示すように、両後輪33が角部14に接触するときには、カート本体部20が、後側ほど低くなるように、水平面に対し傾斜しているからである。
As shown in FIG. 6, when the
そのため、図8に示すように、前輪31が段差12を乗り越えるときよりも小さな力で両後輪33が段差12を乗り越えることが可能である。前輪31が回転駆動されることによって発生する上記推進力によって、両後輪33に対し、これを前方へ引っ張る力が作用する。この力により、両後輪33が前下方へ回転して、図9に示すように、段差12を乗り越えると、前輪31及び両後輪33がともに段差12の頂面13に接地した状態となる。
As a result, as shown in FIG. 8, both
なお、頂面13に沿ってキャリーカートCCが引き続き走行しているときに、前輪31が新たな凸の段差に接触した場合には、上記一般路面11から段差12を乗り越える場合と同様にして、前輪31及び両後輪33が、この新たな段差を乗り越える。
If the
次に、第1実施形態の効果について説明する。
(1-1)図1に示すように、進行方向における前輪31及び両後輪33の間に支持部41を設ける。リンク部としてリンク体51を用い、弾性部として、コイルばねからなる弾性体63を用いる。回動軸線AL1を自身の軸線として有する支軸44を用いる。
Next, the effects of the first embodiment will be described.
(1-1) As shown in Fig. 1, a
リンク体51により、前輪31の車軸32を支持する。また、車軸32よりも後方であり、かつ支持部41の支持本体部42よりも前方となる箇所(前支持プレート43の前端部)に対し、リンク体51を支軸44によって上下方向へ回動可能に支持する。この構成により、回動軸線AL1を中心としたリンク体51の上下方向への回動を可能にする。支軸44よりも上方で、弾性体63をリンク体51及び支持本体部42の間に配置する。回動軸線AL1よりも上方で、リンク体51の境界部分54に対し、弾性体63の付勢力を作用させる。前輪31及び後輪33がともに水平面(一般路面11)に接地した状態で、回動軸線AL1を、車軸32の中心軸線AL2よりも低い箇所に位置させている。
The
そのため、前輪31が段差12の角部14と接触することに伴い、同角部14から前輪31に加わる、斜め後上方へ向かう反力RF1(図2参照)により、弾性体63を圧縮弾性変形させながら、リンク体51を上方へ回動させる。前輪31に対し、上方へ向かう力F1(図3参照)を作用させる。
As a result, when the
また、前下方へ回転する前輪31が上記角部14に接触したときに、同角部14から前輪31に対し、斜め前上方へ向かう反力RF2(図3参照)を作用させる。この反力RF2の上方へ向かう分力Faを前輪31に作用させる。
When the
上記力F1及び分力Faにより、前輪31を持ち上げ、掛かり代Δhを小さくし、前輪31に段差12を乗り越えさせるために必要な力を小さくできる。その結果、補助輪を用いなくても、前輪31に段差12を乗り越えさせることができる。
The force F1 and the component force Fa lift the
(1-2)ここで、人の手によって前方へ押されて走行するタイプ(非自走式)のキャリーカートでは、前輪が凸の段差に接触して走行を妨げられた場合、キャリーカートに対し、人が前輪を持ち上げる操作を行う。この操作により、前輪に段差を乗り越えさせることが可能である。 (1-2) Here, in the case of a type of carrier cart that is pushed forward by a person (non-self-propelled), if the front wheels come into contact with a convex step and are prevented from moving, the person operates the carrier cart to lift the front wheels. This operation makes it possible for the front wheels to overcome the step.
これに対し、自走するキャリーカートでは、上記のように、前輪を持ち上げるといった、人による操作が行われない。
この点、第1実施形態では、前輪31を、モータにより回転駆動されて、走行のための推進力をカート本体部20に与える駆動輪としている。そして、このように前輪31が駆動輪であるキャリーカートCCに対し、上記(1-1)の構成を採用している。すなわち、キャリーカートCCに、支持部41、リンク体51及び弾性体63を備えさせ、回動軸線AL1を中心軸線AL2よりも低い箇所に位置させている。
In contrast, with a self-propelled carry cart, there is no need for manual operation such as lifting the front wheel as described above.
In this regard, in the first embodiment, the
そのため、人による操作が行われず、自走するキャリーカートCCであるものの、前輪31に段差12を乗り越えさせることができる。従って、前輪31の駆動力によって段差12を乗り越えさせる以外に、段差12を乗り越えさせる手段を有していない第1実施形態のキャリーカートCCには、上記(1-1)の構成が、特に有用である。
Therefore, although the carry cart CC is self-propelled and not operated by a human, the
(1-3)第1実施形態では、図1に示すように、リンク体51及び一対の前支持プレート43を介して、前輪31を支持本体部42に支持している。これに加え、それぞれ一対の後輪支持部45を介して、各後輪33を支持本体部42に支持している。そのため、前輪31及び両後輪33をそれぞれ支持する構造を、支持部41に対し集中して配置することができる。
(1-3) In the first embodiment, as shown in FIG. 1, the
(第2実施形態)
次に、キャリーカートの第2実施形態について、図10を参照して説明する。
第2実施形態は、弾性部がゴムブッシュからなる弾性体64によって構成されている点で、第1実施形態と異なっている。弾性体64は、後面が開口され、前端に底部を有する椀状をなしている。底部の外面は、半球面状に形成されている。
Second Embodiment
Next, a second embodiment of the carry cart will be described with reference to FIG.
The second embodiment differs from the first embodiment in that the elastic portion is formed of an
弾性体64は、支軸44の回動軸線AL1よりも上方であり、かつリンク体51及び支持本体部42の間に配置されている。弾性体64は、自身の後端部において支持本体部42に対し、前方から取り付けられている。弾性体64は、底部の半球面状の外面において、支軸44(回動軸線AL1)よりも高い箇所で、リンク体51における境界部分54の後面に接触しており、同箇所に対し付勢力を作用させる。
The
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
従って、第2実施形態では、弾性部として、第1実施形態の弾性体63と異なる弾性体64が用いられるものの、上記(1-1)~(1-3)と同様の効果が得られる。
The configuration other than the above is the same as that of the first embodiment, so the same elements as those described in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and duplicated description will be omitted.
Therefore, in the second embodiment, although an
そのほかにも、第2実施形態によると、次の効果も得られる。
(2-1)弾性体64としてゴムブッシュが用いられた第2実施形態では、第1実施形態とは異なり、弾性体63を受けるばね受け61等が不要となる。そのため、弾性部、ひいてはキャリーカートCCの構造の簡略化を図ることができる。
In addition, the second embodiment has the following advantages.
(2-1) In the second embodiment, in which a rubber bush is used as the
(2-2)第2実施形態では、弾性体64の底部の外面が半球面状に形成されている。そのため、回動軸線AL1を中心としてリンク体51が回動して、弾性体64に入力される荷重の向きが変化しても、その荷重が弾性体64に作用しやすい。入力される荷重の向きの変化によらず、弾性体64が圧縮弾性変形しやすい。入力される荷重の向きの変化によって弾性体64の付勢力が大きく変化するのを抑制できる。
(2-2) In the second embodiment, the outer surface of the bottom of the
(第3実施形態)
次に、キャリーカートの第3実施形態について、図11及び図12を参照して説明する。
Third Embodiment
Next, a third embodiment of the carry cart will be described with reference to FIGS.
第3実施形態では、弾性部として、板ばねからなる弾性部71が用いられ、リンク部としてリンク部75が用いられている点で、第1実施形態と異なっている。
弾性部71は、一対(図11では一方のみ図示)用いられている。両弾性部71は、左右方向に互いに離間した箇所に配置されている。各弾性部71は、左右方向の寸法、すなわち、幅が互いに同一である後板部72、前板部73及び連結板部74を備えている。このような弾性部71は、例えば、帯板状のばね鋼鋼材を曲げ加工することによって形成することが可能である。
The third embodiment is different from the first embodiment in that an
A pair of elastic parts 71 (only one is shown in FIG. 11 ) are used. The
弾性部71毎の後板部72は、上下方向へ延び、かつ上記支持本体部42に対し、前方から取り付けられている。弾性部71毎の前板部73は、後板部72の前方で上下方向へ延びている。弾性部71毎の連結板部74は、後板部72の下端部と、前板部73の下端部とを連結している。弾性部71毎の連結板部74は、後板部72及び前板部73の間に設定された回動軸線AL1を中心として、下方へ膨らむように円弧状に湾曲している。
The
一方、リンク部75は、一対(図11では一方のみ図示)用いられている。両リンク部75は、それぞれ板状をなし、左右方向における前輪31の両側であって、上記弾性部71の前側に配置されている。各リンク部75は、前リンク板部76と、前リンク板部76の後側に隣接した状態で配置された後リンク板部77とを備えている。
On the other hand, a pair of link parts 75 (only one is shown in FIG. 11) are used. Both link
上記前輪31及び後輪33(図11では前輪31のみ図示)が、水平面、例えば一般路面11、に接地した状態では、リンク部75毎の後リンク板部77は、前後方向に延びている。後リンク板部77は、水平面に対し平行であってもよいし、傾斜してもよい。リンク部75毎の前リンク板部76は、前側ほど低くなるように、水平面に対し傾斜している。リンク部75毎の後リンク板部77は、自身の前端部において、前リンク板部76の後端部に繋がっている。表現を変えると、リンク部75毎の前リンク板部76及び後リンク板部77は、屈曲した状態で繋がっている。各前リンク板部76の前端部は、リンク部75の前端部を構成し、かつ各後リンク板部77の後端部は、リンク部75の後端部を構成している。
When the
リンク部75毎の前リンク板部76には、その前リンク板部76の前下端から斜め後上方へ延びる切欠き部78が形成されている。そして、車軸32のうち、前輪31から左右方向における両側の外方へ突出している部分が、リンク部75毎の切欠き部78に挿入されて支持されている。
The
上記回動軸線AL1は、車軸32の中心軸線AL2よりも低い箇所に位置している。
各リンク部75は、弾性部71の前板部73のうち、上記回動軸線AL1よりも上方、例えば同前板部73の上端部であって、左右方向における一方の側縁部に連結されている。第3実施形態では、各リンク部75は弾性部71と一体に形成されている。
The pivot axis AL1 is located at a lower position than the central axis AL2 of the
Each
各弾性部71は、回動軸線AL1よりも上方で、リンク部75に対し付勢力を作用させる。各リンク部75は、各弾性部71が弾性変形することにより、回動軸線AL1を中心として上下方向へ回動する。
Each
上記以外の構成は第1実施形態と同様である。そのため、第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
次に、第3実施形態の作用について説明する。第3実施形態では、図11に示すように、前方へ転動する前輪31が、段差12の後側の角部14に対し後方から接触する。第1実施形態と同様に、前輪31に対し、角部14から斜め後上方へ向かう反力RF1が作用する。この反力RF1が各リンク部75を介して、その後ろの弾性部71に伝達される。各弾性部71のうち、主に、回動軸線AL1よりも前側部分が後方へ弾性変形して、各前板部73が、上側ほど後方に位置するように、鉛直面に対し傾く。各前板部73の傾斜に伴い、各リンク部75が回動軸線AL1を中心として上方へ回動しようとし、前輪31に対し、上方へ向かう力F1が作用する。
The configuration other than the above is the same as that of the first embodiment, so the same elements as those described in the first embodiment are denoted by the same reference numerals, and duplicated description will be omitted.
Next, the operation of the third embodiment will be described. In the third embodiment, as shown in FIG. 11, the
また、前下方へ回転する前輪31が段差12の角部14に接触したときに、上記図3と同様に、同段差12から前輪31に対し、斜め前上方へ向かう反力RF2が作用し、この反力RF2の上方へ向かう分力Faが前輪31に作用する。
In addition, when the
ともに上方へ向かう上記力F1及び分力Faにより、前輪31が持ち上げられる。掛かり代Δhが小さくなり、前輪31が段差12を乗り越えるために必要な力が小さくなる。
前輪31が段差12に乗り上げると、すなわち、角部14を通過すると、斜め後上方へ向かう反力RF1が前輪31に作用しなくなる。各弾性部71の弾性復元力により、前板部73が上下方向に延びる姿勢になろうとする。各リンク部75が回動軸線AL1を中心として下方へ回動し、前輪31が段差12に乗り上げる前の状態に戻る。
The force F1 and the component force Fa, both of which are directed upward, lift up the
When the
従って、第3実施形態では、弾性部として、第1実施形態の弾性体63と異なる弾性部71が用いられ、リンク部として、第1実施形態のリンク体51に類似したリンク部75が用いられるものの、上記(1-1)~(1-3)と同様の効果が得られる。
Thus, in the third embodiment, an
そのほかにも、第3実施形態によると、次の効果も得られる。
(3-1)リンク部75及び弾性部71が一体に形成されている。そのため、リンク部75と弾性部71とが別々の部材により構成された場合よりも部品点数が少なくてすむ。また、第1実施形態で用いられた支軸44が不要となる。この点でも、部品点数を削減できる。さらに、構造の簡略化を図ることができる。
In addition, the third embodiment provides the following effects.
(3-1) The
(3-2)第3実施形態では、各リンク部75を介して各弾性部71に対し前方から荷重が加わった場合、各前板部73が回動軸線AL1を中心として、鉛直面に対する傾きを変える。各リンク部75から各弾性部71に入力される荷重の向きが変化しても、その荷重が各弾性部71に作用しやすい。入力される荷重の向きの変化によらず、各弾性部71が弾性変形しやすい。上記(2-2)と同様に、入力される荷重の向きの変化によって弾性部71の付勢力が大きく変化するのを抑制できる。
(3-2) In the third embodiment, when a load is applied from the front to each
なお、上記実施形態は、これを以下のように変更した変更例として実施することもできる。上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。 The above embodiment can also be implemented as a modified example with the following changes. The above embodiment and the following modified examples can be implemented in combination with each other to the extent that there is no technical contradiction.
<カート本体部20に関する事項>
・カート本体部20は、例えば、図13及び図14に示す構造を有していてもよい。
カート本体部20は、上下方向へ延びる主軸パイプ21(図14参照)を骨格部材として備えている。主軸パイプ21の上方には、図示はしないが、例えば、キャリーカートCCの使用者が把持する箇所であるハンドルが設けられてもよい。
<Matters Concerning
The
The
カート本体部20は、主軸パイプ21の前側に荷台22を備え、同主軸パイプ21の後側に台座26を備えている。
荷台22は、板状をなす荷台プレート23(図13参照)と、その荷台プレート23の周りに配置された荷台フレーム25とを備えている。
The
The
荷台プレート23は、被搬送物が載せられる底プレート部23aと、底プレート部23aの後端部から立ち上がる背プレート部23bとを備えている。底プレート部23aは、取り付け部材24を介して主軸パイプ21の外周部に取り付けられている。
The
荷台フレーム25は、底プレート部23aを取り囲むように配置された底フレーム部25aと、背プレート部23bを取り囲むように配置された背フレーム部25bとを備えている。底フレーム部25aは底プレート部23aに対し、また、背フレーム部25bは背プレート部23bに対し、それぞれ取り付けられている。背フレーム部25bは、自身の上下方向における中間部において、底フレーム部25aの後端部に固定されている。背フレーム部25bの下端部は、上記前支持プレート43に取り付けられている。
The
台座26は、取り付け基部27(図14参照)、受けフレーム部28及び載置プレート部29を備えている。取り付け基部27は、主軸パイプ21の外周部であって、上記取り付け部材24の取り付け箇所よりも低い箇所に取り付けられている。受けフレーム部28は取り付け基部27に固定され、載置プレート部29は受けフレーム部28上に固定されている。載置プレート部29は、荷物等の被搬送物が載せられる箇所であり、平板状をなしている。載置プレート部29は、上記荷台プレート23の底プレート部23aよりも低い箇所に位置している。上記載置プレート部29上には、例えば収納ケース30が取り付けられ、この収納ケース30内に被搬送物が収納されてもよい。
The
このようにして、上記カート本体部20は、主軸パイプ21の前後に被搬送物を載せる箇所(荷台22及び台座26)をそれぞれ備えている。また、主軸パイプ21の前側で被搬送物が載せられる箇所(荷台22)の上下位置と、同主軸パイプ21の後側で被搬送物が載せられる箇所(台座26)の上下位置とが、相互に異なっている。
In this way, the cart
第1実施形態等において説明した支持部41は、図13及び図14に示すキャリーカートCCでは、カート本体部20よりも下方に位置している。支持部41は、その骨格部分を構成する支持本体部42と、一対の前支持プレート43とを備えている。支持本体部42は、主軸パイプ21の下端部に固定されている。支持部41は、第1実施形態等とは異なり、後輪33毎の後輪支持部45を備えていない。後輪33毎の後輪支持部45は、支持本体部42に代えて、台座26の一部、例えば、受けフレーム部28及び載置プレート部29に取り付けられている。
The
なお、図13及び図14に示すキャリーカートCCでは、弾性部として、第2実施形態(図10参照)と同様に、ゴムブッシュからなる弾性体64(図14参照)が用いられている。 In the carry cart CC shown in Figures 13 and 14, an elastic body 64 (see Figure 14) made of a rubber bush is used as the elastic part, similar to the second embodiment (see Figure 10).
上記のように、図13及び図14に示すカート本体部20を有するキャリーカートCCであっても、支持部41、リンク体51及び弾性体64を備え、かつ回動軸線AL1が中心軸線AL2よりも低いため、上記第1実施形態等と同様の効果が得られる。
As described above, even with the carry cart CC having the cart
・車輪(前輪31、後輪33)の路面10に対する接地箇所よりも上方に配置されることを条件として、カート本体部20の配置される上下位置が変更されてもよい。例えば、カート本体部20の底面は、車輪(前輪31、後輪33)の最下端よりも高く、かつ最上端よりも低い箇所に位置してもよい。
- The vertical position of the
<車輪に関する事項>
・前輪31の数が、複数に変更されてもよい。また、後輪33の数が、3以上の複数に変更されてもよい。また、前輪31の数が複数に変更された場合、後輪33の数が1に変更されてもよい。
<Wheel-related matters>
The number of
・前輪31は、同前輪31の外部に設けられたモータによって回転駆動されてもよい。
・前輪31がモータ以外の動力源によって駆動されてもよい。
・後輪33が動力源によって回転駆動される駆動輪とされ、前輪31が従動輪とされてもよい。また、前輪31に加え、後輪33が動力源によって回転駆動される駆動輪とされてもよい。
The
The
The
・前輪31と後輪33とで、車輪径(直径)が異なっていてもよい。
・上記各実施形態では説明していないが、前輪31及び後輪33の少なくとも一方は、自在キャスターによって構成される。前輪31及び後輪33の一部が自在キャスターによって構成される場合には、残りは固定キャスターによって構成される。
The
Although not described in the above embodiments, at least one of the
自在キャスターは、キャリーカートCCの進行方向の変更に呼応して自在に旋回することにより、キャリーカートCCの進行方向を変更しつつスムーズな走行を可能にする。自在キャスターは固定キャスターに比べ、操作の自由度が高い。これに対し、固定キャスターは、旋回できないため、キャリーカートCCが真っ直ぐに走行する場合に操作しやすい。 The swivel casters rotate freely in response to changes in the direction of travel of the carry cart CC, allowing the carry cart CC to change direction while moving smoothly. Swivel casters offer greater freedom of operation than fixed casters. In contrast, fixed casters cannot rotate, so they are easier to operate when the carry cart CC is moving in a straight line.
なお、前輪31及び後輪33のいずれを自在キャスターによって構成し、いずれを固定キャスターによって構成するかは、キャリーカートCCの使用環境に応じて設定することが望ましい。前輪31が自在キャスターによって構成され、後輪33が固定キャスターによって構成された場合には、キャリーカートCCの走行が安定する。前輪31が固定キャスターによって構成され、後輪33が自在キャスターによって構成された場合には、小さな力で旋回可能となる。すべての車輪が自在キャスターによって構成された場合には、小回りに対応でき、狭いスペースや方向転換が多い場所に適している。
Which of the
なお、上記図13及び図14には、前輪31が固定キャスターによって構成され、かつ各後輪33が自在キャスターによって構成された例が図示されている。
・前輪31及び後輪33の少なくとも一方は、ストッパ付き(ブレーキ付き)キャスターによって構成されてもよい。
13 and 14 show an example in which the
At least one of the
<支持部41に関する事項>
・支持本体部42は、支持部41の少なくとも骨格部分を構成するものであればよい。従って、支持部41の全体が支持本体部42によって構成されてもよい。
<Matters Concerning
The
<リンク部に関する事項>
・上述した各実施形態におけるリンク体51及びリンク部75は、必ずしも屈曲形状をなしていなくてもよい。リンク体51及びリンク部75は、例えば、三角形の板状をなしていてもよい。
<Matters regarding links>
The
・リンク体51及びリンク部75の少なくとも一方は、自身の前端部よりも後方となる箇所で、前輪31の車軸32を支持してもよい。また、リンク体51は、自身の後端部よりも前方となる箇所で、支軸44により前支持プレート43に支持されてもよい。また、リンク部75は、自身の後端部よりも前方となる箇所で、前板部73に連結されてもよい。
At least one of the
・リンク体51における前リンク部52及び後リンク部53が別々の部材によって構成されて、相互に連結されてもよい。リンク部75についても同様であり、前リンク板部76及び後リンク板部77が別々の部材によって構成され、相互に連結されてもよい。
- The
<弾性部に関する事項>
・弾性部として、第1~第3実施形態で用いられたものとは異なる弾性体、又は弾性部が用いられてもよい。例えば、コイルばね及び板ばねとは異なる種類のばねによって弾性部又は弾性体が構成されてもよい。
<Matters regarding elastic parts>
The elastic portion may be made of an elastic body or a portion different from those used in the first to third embodiments. For example, the elastic portion or the elastic body may be made of a type of spring different from a coil spring and a leaf spring.
・第3実施形態において、一対のリンク部75が共通の弾性部71に接続されてもよい。この場合、共通の弾性部71における前板部73の左右方向における両方の側縁部から、それぞれリンク部75が前方へ延出する。
- In the third embodiment, a pair of
それぞれ前リンク板部76を含む一対のリンク部75毎の前部は、前輪31を左右方向における両側から挟み込む。そして、車軸32のうち、前輪31から左右方向における両側の外方へ突出している部分が、リンク部75毎の切欠き部78に挿入されて支持される。
The front parts of each pair of
・第3実施形態において、リンク部75と弾性部71とが別々の部材によって構成されてもよい。ただし、この場合には、リンク部75を弾性部71に連結する構造が必要となる。
In the third embodiment, the
<前輪31を支持部41に支持する構造に関する事項>
・第1実施形態において、第3実施形態と同様な切欠き部が、リンク体51における前リンク部52に形成されてもよい。そして、車軸32のうち、前輪31から左右方向における両側の外方へ突出している部分が、切欠き部に挿入されて支持されてもよい。
<Matters related to the structure supporting the
In the first embodiment, a cutout portion similar to that in the third embodiment may be formed in the
・上記とは逆に、第3実施形態において、第1実施形態と同様な軸受孔がリンク部75における前リンク板部76に形成されてもよい。そして、車軸32のうち、前輪31から左右方向における両側の外方へ突出している部分が、軸受孔に挿通されて支持されてもよい。
In contrast to the above, in the third embodiment, a bearing hole similar to that in the first embodiment may be formed in the front
<その他>
・本発明のキャリーカートは、非自走式のキャリーカートに適用されてもよい。この変更例によると、前輪31が段差12に接触した場合、前輪31を持ち上げるといった、人による操作を行わなくても、前輪31に段差12を乗り越えさせることができる。キャリーカートの使用者は、前輪31が段差12に接触しても、段差12の乗り越えに対処しやすくなり、同キャリーカートがより使いやすいものとなる。
<Other>
The carry cart of the present invention may be applied to a non-self-propelled carry cart. According to this modification, when the
・カート本体部20は、人が着座する座部や買い物かごを備えていてもよい。
・カート本体部20は、買い物かごを脱着可能に取り付ける構造を備えていてもよい。また、カート本体部20は、手提げ袋、鞄等のバッグを引っ掛ける箇所を備えていてもよい。
The
The
・キャリーカートは、走行を止めるブレーキ機構を備えてもよい。この変更例によると、キャリーカートの走行時に、前輪31及び後輪33の少なくとも一方に制動力を付与して、回転速度を可変にすることができる。また、回転を止めて、キャリーカートの走行を止めることができる。
The carry cart may be equipped with a brake mechanism that stops the cart from moving. According to this modification, when the carry cart is moving, a braking force can be applied to at least one of the
また、キャリーカートは、駐車時にキャリーカートの停止状態を保つためのブレーキを備えていてもよい。座部を備えるキャリーカートの場合には、そのキャリーカートは、座部への着座時に、キャリーカートを停止状態に保つためのブレーキを備えていてもよい。 The carrier cart may also be equipped with a brake to keep the carrier cart stationary when parked. In the case of a carrier cart equipped with a seat, the carrier cart may also be equipped with a brake to keep the carrier cart stationary when a person sits on the seat.
10…路面
20…カート本体部
31…前輪
32,34…車軸
33…後輪
41…支持部
42…支持本体部
44…支軸
51…リンク体(リンク部)
63,64…弾性体(弾性部)
71…弾性部
72…後板部
73…前板部
74…連結板部
75…リンク部
AL1…回動軸線
AL2…中心軸線
CC…キャリーカート
REFERENCE SIGNS LIST 10: Road surface 20: Cart body 31:
63, 64...elastic body (elastic portion)
71: Elastic portion 72: Rear plate portion 73: Front plate portion 74: Connecting plate portion 75: Link portion AL1: Rotation axis AL2: Central axis CC: Carry cart
Claims (5)
前記進行方向における前記前輪及び前記後輪の間に設けられ、かつ少なくとも骨格部分が支持本体部により構成される支持部と、
前記前輪の前記車軸を支持するとともに、前記前輪の前記車軸よりも後方であり、かつ前記支持本体部よりも前方となる箇所に設定された回動軸線を中心として上下方向へ回動するリンク部と、
前記リンク部及び前記支持本体部の間に位置し、かつ前記回動軸線よりも上方で、前記リンク部に対し付勢力を作用させる弾性部と、
を備え、前記前輪及び前記後輪がともに水平面に接地した状態で、前記回動軸線が、前記前輪における前記車軸の中心軸線よりも低い箇所に位置する、キャリーカート。 A carry cart comprising wheels that rotate about axles to roll on a road surface, and a cart body that is disposed above the contact points of the wheels with the road surface and on which a transported object is placed, the wheels including front wheels and rear wheels that are disposed rearward of the front wheels in a traveling direction, the carry cart running by the rolling of the wheels,
a support part provided between the front wheels and the rear wheels in the traveling direction, the support part having at least a skeletal portion formed by a support main body part;
a link portion that supports the axle of the front wheel and rotates in a vertical direction about a rotation axis set at a position rearward of the axle of the front wheel and forward of the support body portion;
an elastic portion that is located between the link portion and the support body portion and above the rotation axis and that applies a biasing force to the link portion;
wherein when both the front wheels and the rear wheels are in contact with a horizontal surface, the pivot axis is located at a position lower than the central axis of the axle of the front wheels.
前記弾性部は、前記支軸よりも上方で、前記リンク体及び前記支持本体部の間に配置された弾性体により構成される、請求項1に記載のキャリーカート。 the link portion is configured by a link body supported by a support shaft having the rotation axis so as to be rotatable in the vertical direction relative to the support portion,
2. The carry cart according to claim 1, wherein the elastic portion is configured by an elastic body disposed between the link body and the support body portion above the support shaft.
前記連結板部は、前記後板部及び前記前板部の間に設定された前記回動軸線を中心として、下方へ膨らむように円弧状に湾曲しており、
前記リンク部は前記前板部に連結され、かつ前記弾性部が弾性変形することにより、前記回動軸線を中心として上下方向へ回動するものである、請求項1に記載のキャリーカート。 the elastic portion includes a rear plate portion extending in a vertical direction and attached to the support body portion, a front plate portion extending in the vertical direction in front of the rear plate portion, and a connecting plate portion connecting lower ends of the rear plate portion and the front plate portion to each other,
The connecting plate portion is curved in an arc shape so as to bulge downward about the rotation axis line set between the rear plate portion and the front plate portion,
2. The carry cart according to claim 1, wherein the link portion is connected to the front plate portion, and the link portion is adapted to rotate vertically about the rotation axis as a center by elastic deformation of the elastic portion.
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Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| WO2026053480A1 (en) * | 2024-09-09 | 2026-03-12 | 豊田鉄工株式会社 | Luggage cart |
-
2023
- 2023-10-04 JP JP2023172825A patent/JP2025063538A/en active Pending
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| WO2026053480A1 (en) * | 2024-09-09 | 2026-03-12 | 豊田鉄工株式会社 | Luggage cart |
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