JP2025022121A - 床構造 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、建築物に設けられる床構造に関する。
建築物、例えば、体育館、柔剣道場、フィットネススタジオ、リハビリ施設等の施設の床材の内部構造材として中空板材を使用する場合がある。内部に中空構造を有する中空板材は、適度な剛性と弾力性とを備えているとともに、全体にわたって均等な硬さを備えていることから、各種運動が行われる床構造に好適に使用することができる。
特許文献1には、建築物のコンクリートの上に、長方形板状をなす複数の合成樹脂製の中空板材を接着剤で固定し、中空板材の上に合成樹脂製の床材を接着剤で固定してなる床構造が記載されている。
ところで、合成樹脂製の中空板材は、材質や構造によって固有の線膨張係数を有している。同様に、合成樹脂製の床材も、材質や構造によって固有の線膨張係数を有している。そのため、周辺環境の温度変化によって、中空板材と床材との変形量に違いが生じることがある。特に、内層側に配置された複数の中空板材の線膨張係数が大きい場合には、内層側の中空板材の変形量が表層側の床材の変形量に比べて大きく、床材の下で中空板材の側面同士が押し合うことになる。その結果、中空板材の側面同士の突き合わせ部分が盛り上がる現象が起こって、表層の床材にも部分的な盛り上がりが形成されることになる。床構造の美観が低下するといった好ましくない事態が生じる。
上記の課題を解決するため、本発明は、下地層と、表層と、前記下地層と前記表層との間に設けられた接着層とを備えた床構造であって、前記下地層は、複数の樹脂製の中空板材の側面同士を突き合わせるようにして並べて形成され、前記中空板材は、前記表層より線膨張係数が大きく、前記下地層は、隣り合う前記中空板材の前記側面の間に隙間を有するようにして並べて形成されている。
上記の構成において、前記接着層は、前記下地層と前記表層との間に設けられた接着本体部と、前記隙間に入り込んだ側面接着部とを有していることが好ましい。
上記の構成において、前記中空板材は、厚み方向に延びる側壁部によって区画された複数のセルを有し、前記接着層は、前記側面接着部から延びて前記セルの内部に入り込んだ内部接着部を有していることが好ましい。
上記の構成において、前記中空板材は、厚み方向に延びる側壁部によって区画された複数のセルを有し、前記接着層は、前記側面接着部から延びて前記セルの内部に入り込んだ内部接着部を有していることが好ましい。
本発明によれば、床構造の表面の盛り上がりを抑制することができる。
<床構造10について>
以下、本発明を具体化した一実施形態として、体育館の床を形成する床構造10について説明する。なお、本実施形態の床構造10とは地盤の上に形成されている構造を意味し地盤は含まない。
以下、本発明を具体化した一実施形態として、体育館の床を形成する床構造10について説明する。なお、本実施形態の床構造10とは地盤の上に形成されている構造を意味し地盤は含まない。
図1に示すように、本実施形態の床構造10は、地盤上に下から、防湿シート11、断熱材12、コンクリート13、接着層14、クッション層30、接着層40、下地層50、接着層60、表層70のそれぞれが積層された構造をなす。なお、図1は各部材の積層構造を説明するための断面模式図であり、各部材の厚みは正確な厚みを示すものではない。また、シートとは、例えば巻取り可能なように変形可能なものに限らず、硬く変形しない或いは変形しにくいものも含む。
地盤は地面を一定深さ掘り下げて形成した一定面積を有する土壌からなり、その上面はある程度平坦にならされている。地盤の上には防湿シート11が敷設されている。防湿シート11は地盤上に敷設することにより、コンクリート13等の構造物を地盤の湿気から保護するものである。防湿シート11としては、ポリエチレンシート等、公知の防湿機能を有するシートを使用することができる。防湿シート11の厚さは特に限定されず、防湿機能を発揮することができればよい。一般的なポリエチレンシートとして0.1~2.0mmのものを使用することができる。
断熱材12は、防湿シート11の上に敷設されている。断熱材12は地盤の上方に敷設することにより、コンクリート13等の構造物に地盤の熱が直接作用しないようにするものである。断熱材12としては、シート状のもの、或いは発泡ポリスチレンのようにパネル状のものなど、公知の断熱材12を使用することができる。断熱材12の厚みは特に限定されず、使用する材質に応じて決定すればよい。発泡ポリスチレンであれば10~100mmのものを使用することができる。
コンクリート13は、断熱材12の上に形成されている。コンクリート13は土間コンクリート13aと、その上に形成されたレベリング材13bとから構成されている。なお、体育館の床に打設される土間コンクリート13aは内部に鉄筋が配置されているが、図1では鉄筋等の補強構造は図示を略している。土間コンクリート13aは、一般的に体育館の床仕上げの下地として使用される土間コンクリートである。土間コンクリート13aの厚みは、12~30cm、好ましくは15~20cm程度の範囲とすることができる。
土間コンクリート13aの上面にはレベリング材13bが積層されている。一般に土間コンクリート13aを打設した場合、その上面が凹凸となってしまい、土間コンクリート13aだけではその上面の水平性、平滑性を確保することは困難である。そのため、土間コンクリート13aの上面に流動性の高いレベリング材13bを一定厚さになるように流し込み、土間コンクリート13aと一体化し、上面の水平性、平滑性を実現している。
使用するレベリング材13bは特に限定されず、セメント系やモルタル等の自己水平性を有する公知のレベリング材13bを使用することができる。レベリング材13bの厚みも特に限定するものではないが、土間コンクリート13a上の水平性、平滑性を出すには1~3cmの範囲とすることができる。レベリング材13bにより、コンクリート13の上面は、水平及び平滑に整えられている。
接着層14は、コンクリート13とクッション層30とを接着固定する層である。接着層14を形成する接着剤の材質は、両者を接着固定できるものであれば特に限定されない。例えば、ウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、ビニル系接着剤、ゴム系接着剤、アクリル系接着剤等を使用することができる。また、接着層14の塗り方、貼り方は両面テープのように基材の両面に接着剤を構成する材料が配置されているものでもよい。
クッション層30は、床構造10に弾力性を付与する層である。クッション層30の厚み(図1における上下方向の長さ)は特に規定されないが、クッション性を付与するためには厚さ5mm以上が好ましい。クッション層30とは構造体の内部に空気が形成された多孔質体のことをいう。クッション層30としては樹脂発泡体を使用することができる。樹脂発泡体としてはポリウレタンフォームが好ましい。特にコストの点からはポリウレタンフォームの端材を粉砕して再成形したリサイクル品であるチップウレタンフォームが好ましく、本実施形態のクッション層30は、チップウレタンフォームで形成されている。
図3(a)に示すように、クッション層30は複数のクッション材シート30Sによって構成されている。各クッション材シート30Sは、長辺2000mm、短辺1200mm、厚み8mmの長方形板状をなしている。図1及び図3(a)に示すように、複数のクッション材シート30Sは、隣り合うクッション材シート30Sの側面30T同士を突き合わせた状態で、コンクリート13上に敷き詰められている。
接着層40は、クッション層30と下地層50とを接着固定する層である。接着層40を形成する接着剤の材質は、両者を接着固定できるものであれば特に限定されず、接着層14と同様の材質を例示することができる。接着層40を形成する接着剤の材質は、固化した状態で弾力性のあるものが好ましい。接着層40は、クッション層30上への接着剤の塗布により形成される。接着剤の塗り方は特に限定されない。
下地層50は、図4に示すような、熱可塑性樹脂製の中空板材20で形成されている。中空板材20は、内部に複数のセルSが並設された中空構造体である。中空板材20の構造については後に説明する。
本実施形態の下地層50は、複数の中空板材20によって構成されている。各中空板材20は、長辺1800mm、短辺900mm、厚み3~30mmの長方形板状をなしている。
図1、図2及び図4(b)に示すように、下地層50を構成する中空板材20は、隣り合う中空板材20の側面20T同士を突き合わせた状態で、クッション層30上に敷き詰められている。中空板材20は、隣り合う中空板材20の側面20Tの間に隙間Gが形成されるように敷き詰められている。本実施形態の下地層50は、床構造10を上面視したときに隙間Gが十字形状に交差する態様で形成されている。隙間Gの幅は、中空板材20の厚みより小さく、約2mmである。隙間Gは、下地層50の厚み方向に延びるように、下地層50の厚み方向にほぼ同じ間隔で形成されている。
接着層60は、下地層50と表層70と接着固定する層である。接着層60を形成する接着剤の材質は、両者を接着固定できるものであれば特に限定されず、接着層14や接着層40と同様の材質を例示することができる。接着層60を形成する接着剤の材質は、接着層40と同様に、固化した状態で弾力性のあるものが好ましい。接着層60は、下地層50上への接着剤の塗布により形成される。接着剤の塗り方は特に限定されない。
図2に示すように、接着層60は、接着本体部61、側面接着部62、及び内部接着部63を有している。接着本体部61は、下地層50と表層70との間に設けられた部分である。側面接着部62は、隙間Gに入り込んで、隣り合う中空板材20の側面20T同士を接着する部分である。内部接着部63は、中空板材20を構成するセルSの内部に入り込んだ部分である。側面接着部62は、接着本体部61から延びて接着本体部61と一体に形成されている。また、内部接着部63は、側面接着部62から延びて側面接着部62と一体に形成されている。
表層70は、床構造10の最上面に位置して意匠面となる層である。表層70の材質は特に限定されない。一般的に屋内運動施設の床材として使用されている合成樹脂製や、あるいはそれらを複層にしたものを使用することができる。本実施形態の表層70は、複数の床材シート70Sによって構成されている。床材シート70Sは、ポリ塩化ビニルシートを主構成とする複層構成とされている。具体的には、ポリ塩化ビニルシートと、ポリ塩化ビニルシートの表面側のウレタンコーティング層と、ポリ塩化ビニルシートの裏面側の高密度スポンジ層とを備えた複合シート層として形成されている。床材シート70Sは長辺1800mm、短辺150mm、厚み10~20mmの長尺状をなす。
図3(c)に示すように、表層70を構成する複数の床材シート70Sは、隣り合う床材シート70Sの側面70T同士を突き合わせた状態で、下地層50上に格子状に或いは千鳥状に敷き詰められている。
表層70を構成する床材シート70Sの線膨張係数の数値は、下地層50を構成する中空板材20の線膨張係数の数値より小さい。
<中空板材20について>
次に、床構造10の下地層50を形成する中空板材20について説明する。
<中空板材20について>
次に、床構造10の下地層50を形成する中空板材20について説明する。
図4(a)に示すように、本実施形態の中空板材20は、内部に複数のセルSが並設されたコア層21と、コア層21の上面21aに接合されたスキン層22と、コア層21の下面21bに接合されたスキン層23を備えている。なお、ここでは、中空板材20及びコア層21において、スキン層22が接合された側を上、スキン層23が接合された側を下として説明する。
図4(b)、図4(c)、及び図5に示すように、コア層21は、熱可塑性樹脂製のシートを所定形状に成形した1枚のシート材100を折り畳んで形成されている。コア層21は、上壁部24と下壁部25と、上壁部24及び下壁部25の間に立設されて六角筒状の壁部を構成する側壁部26とから構成されている。上壁部24、下壁部25、及び側壁部26によって、コア層21の内部に六角柱状のセルSが区画形成されている。以下で説明するように、コア層21の上壁部24及び下壁部25は、1層構造と2層構造とが混在した構造とされているが、図4(a)では、コア層21の上壁部24及び下壁部25を1層構造で示している。
図4(b)及び図4(c)に示すように、コア層21の内部に区画形成されるセルSには、構成の異なる第1セルS1及び第2セルS2が存在する。図4(b)に示すように、第1セルS1においては、側壁部26の上部に2層構造の上壁部24が設けられている。この2層構造の上壁部24の各層は互いに接合されている。また、2層構造の上壁部24には、コア層21の成形時に熱可塑性樹脂が熱収縮することにより、図示しない開口部が形成されている。第1セルS1においては、側壁部26の下部に1層構造の下壁部25が設けられている。
一方、図4(c)に示すように、第2セルS2においては、側壁部26の上部に1層構造の上壁部24が設けられている。また、第2セルS2においては、側壁部26の下部に2層構造の下壁部25が設けられている。この2層構造の下壁部25の各層は互いに接合されている。2層構造の下壁部25には、コア層21成形時の熱可塑性樹脂の熱収縮により、図示しない開口部が形成されている。
また、図4(b)及び図4(c)に示すように、隣接する第1セルS1同士の間、及び隣接する第2セルS2同士の間は、それぞれ2層構造の側壁部26によって区画されている。この2層構造の側壁部26は、コア層21の厚み方向中央部に互いに熱溶着されていない部分を有する。したがって、コア層21の各セルSの内部空間は、2層構造の側壁部26の間を介して他のセルSの内部空間に連通している。
図4(a)に示すように、第1セルS1はX方向に沿って列を成すように並設されている。同様に、第2セルS2はX方向に沿って列を成すように並設されている。第1セルS1の列及び第2セルS2の列は、X方向に直交するY方向において交互に配列されている。そして、これら第1セルS1及び第2セルS2により、コア層21は、全体としてハニカム構造をなしている。
本実施形態の中空板材20は、コア層21及びスキン層22、23がいずれも熱可塑性樹脂のみで構成されている。熱可塑性樹脂は、従来周知の熱可塑性樹脂であればよく、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、アクリロニトリル‐ブタジエン‐スチレン共重合体樹脂、アクリル樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等が挙げられる。本実施形態のコア層21及びスキン層22、23は、ポリプロピレン樹脂製である。つまり、本実施形態の中空板材20、つまり下地層50は、ポリプロピレン樹脂製である。
コア層21を構成する熱可塑性樹脂と、スキン層22、23を構成する熱可塑性樹脂は、同じ材質であることが好ましい。また、スキン層22、23の厚みは、コア層21を形成するシート材100の厚みより厚いことが好ましい。スキン層22とスキン層23の厚みは同一であることが好ましい。
<中空板材20の製造方法について>
次に、中空板材20を製造する方法について説明する。
図5に示すように、中空板材20は、一枚のシート材100からコア層21を形成するとともに、コア層21にスキン層22、23を接合して製造される。
次に、中空板材20を製造する方法について説明する。
図5に示すように、中空板材20は、一枚のシート材100からコア層21を形成するとともに、コア層21にスキン層22、23を接合して製造される。
図5(a)に示すように、シート材100は、1枚の熱可塑性樹脂製のシートを所定の形状に成形することにより形成されている。シート材100には、帯状をなす平面領域110及び膨出領域120が、シート材100の長手方向(Z1方向)に交互に配置されている。膨出領域120には、上面と一対の側面とからなる断面下向溝状をなす第1膨出部121が膨出領域120の延びる方向(Z2方向)の全体にわたって形成されている。なお、第1膨出部121の上面と側面とのなす角は90度であることが好ましく、その結果として、第1膨出部121の断面形状は下向コ字状となる。また、第1膨出部121の幅(上面の短手方向の長さ)は平面領域110の幅と等しく、かつ第1膨出部121の膨出高さ(側面の短手方向の長さ)の2倍の長さとなるように設定されている。
また、膨出領域120には、その断面形状が正六角形を最も長い対角線で二分して得られる台形状をなす複数の第2膨出部122が、第1膨出部121に直交するように形成されている。第2膨出部122の膨出高さは第1膨出部121の膨出高さと等しくなるように設定されている。また、隣り合う第2膨出部122間の間隔は、第2膨出部122の上面の幅と等しくなっている。
なお、こうした第1膨出部121及び第2膨出部122は、シートの塑性を利用してシートを部分的に上方に膨出させることにより形成されている。また、シート材100は、真空成形法や圧縮成形法等の周知の成形方法によって1枚のシートから成形することができる。
図5(a)及び図5(b)に示すように、上述のように構成されたシート材100を、境界線P、Qに沿って折り畳むことでコア層21が形成される。具体的には、シート材100を、平面領域110と膨出領域120との境界線Pにて谷折りするとともに、第1膨出部121の上面と側面との境界線Qにて山折りしてZ1方向に圧縮する。そして、図5(b)及び図5(c)に示すように、第1膨出部121の上面と側面とが折り重なるとともに、第2膨出部122の端面と平面領域110とが折り重なることによって、一つの膨出領域120に対して一つのZ2方向に延びる角柱状の区画体130が形成される。こうした区画体130がZ1方向に連続して形成されていくことにより中空板状のコア層21が形成される。
上記のようにシート材100を圧縮するとき、第1膨出部121の上面と側面とによってコア層21の上壁部24が形成されるとともに、第2膨出部122の端面と平面領域110とによってコア層21の下壁部25が形成される。なお、図5(c)に示すように、上壁部24における第1膨出部121の上面と側面とが折り重なって2層構造を形成する部分、及び下壁部25における第2膨出部122の端面と平面領域110とが折り重なって2層構造を形成する部分がそれぞれ重ね合わせ部131となる。
また、第2膨出部122が折り畳まれて区画形成される六角柱形状の領域が第2セルS2となるとともに、隣り合う一対の区画体130間に区画形成される六角柱形状の領域が第1セルS1となる。本実施形態では、第2膨出部122の上面及び側面が第2セルS2の側壁部26を構成するとともに、第2膨出部122の側面と、膨出領域120における第2膨出部122間に位置する平面部分とが第1セルS1の側壁部26を構成する。そして、第2膨出部122の上面同士の当接部位、及び膨出領域120における上記平面部分同士の当接部位が2層構造をなす側壁部26となる。なお、こうした折り畳み工程を実施するに際して、シート材100を加熱処理して軟化させた状態としておくことが好ましい。
続いて、コア層21の上面にスキン層22を重ね合わせ、コア層21の下面にスキン層23を重ね合わせる。スキン層22、23は、加熱処理して軟化させた状態にしておくことが好ましい。スキン層22、23が加熱処理されることで、スキン層22、23にコーティングされた熱可塑性樹脂の接着層は、一部熱溶融された状態となっている。そのため、コア層21に重ね合わされたスキン層22、23は、コア層21に仮接合された状態で位置決めされる。コア層21及びスキン層22、23の温度低下により接着層が固化し、コア層21にスキン層22、23が接合されて中空板材20が形成される。
中空板材20を床構造10の下地層50に使用する場合には、このように製造された長尺状の中空板材20を所定の長さ及び幅にカットしたものを使用することができる。
<床構造10の施工方法について>
次に、床構造10の施工方法について説明する。ここでは、コンクリート13上のクッション層30、下地層50、及び表層70の積層方法について説明する。以下の説明では、図1の各層について、図1の上下に基づいて上下方向を言う場合がある。
<床構造10の施工方法について>
次に、床構造10の施工方法について説明する。ここでは、コンクリート13上のクッション層30、下地層50、及び表層70の積層方法について説明する。以下の説明では、図1の各層について、図1の上下に基づいて上下方向を言う場合がある。
床構造10の施工方法は、準備工程、第1接着工程、第2接着工程、第3接着工程を備えている。準備工程は、所定形状の中空板材20を切り出す工程である。第1接着工程は、コンクリート13に接着剤を塗布するとともにコンクリート13上にクッション材シート30Sを接着固定して、接着層14及びクッション層30を形成する工程である。第2接着工程は、クッション層30に接着剤を塗布するとともにクッション層30上に中空板材20を接着固定して、接着層40及び下地層50を形成する工程である。第3接着工程は、下地層50に接着剤を塗布するとともに下地層50上に床材シート70Sを接着固定して、接着層60及び表層70を形成する工程である。
準備工程では、上記製造方法で説明した中空板材20を、長辺1800mm、短辺900mmの長方形状に切り出す。また、クッション層30となるクッション材シート30Sとして、長辺2000mm、短辺1200mm、厚み8mmのものを準備する。表層70となる床材シート70Sとして、長辺1800mm、短辺150mm、厚み10~20mmのものを準備する。
第1接着工程では、コンクリート13の上面全体に、接着層14となる接着剤を塗布する。続いて、図3(a)に示すように、接着剤が塗布されたコンクリート13上に、クッション材シート30Sの側面30T同士を突き合わせて敷き詰める。隣り合うクッション材シート30Sは、互いの側面30T同士が当接されて、互いの側面30Tの間に隙間が形成されない状態で配置する。接着剤の固化により、接着層14が形成されて、コンクリート13の上面にクッション材シート30Sからなるクッション層30が接着固定される。
第2接着工程では、クッション層30の上面全体に、接着層40となる接着剤を塗布する。続いて、図3(b)に示すように、接着剤が塗布されたクッション層30上に、切り出した中空板材20を配置する。このとき、隣り合う中空板材20の間には、約2mmの隙間Gが形成されるようにして配置する。また、図1に示すように、中空板材20の側面20Tの位置が、クッション材シート30Sの側面30Tと平面視で互いに重ならないように配置する。接着剤の固化により、接着層40が形成されて、クッション層30の上面に中空板材20からなる下地層50が接着固定される。
図2に示すように、切り出した中空板材20の側面20Tでは、中空板材20を構成するセルSの内部空間が露出した状態となっている。また、側面20Tの一部では、中空板材20のコア層21の側壁部26が傾斜した状態になっている。側壁部26が傾斜した部分では、側面20T側のセルSと、そのセルSに隣り合う内側のセルSとが、側壁部26が傾斜することによって形成された側壁部26端部の開口26aを介して連通した状態となっている。
第3接着工程では、下地層50の上面全体に、接着層60となる接着剤を塗布する。続いて、図3(c)に示すように、接着剤が塗布された下地層50上に、床材シート70Sの側面70T同士を突き合わせて敷き詰める。隣り合う床材シート70Sは、互いの側面70T同士が当接されて、互いの側面70Tの間に隙間が形成されない状態で配置する。また、図1に示すように、床材シート70Sの側面70Tの位置が、中空板材20の側面20Tの位置、及びクッション材シート30Sの側面30Tと平面視で互いに重ならないように配置する。接着剤の固化により、接着層60が形成されて、下地層50の上面に床材シート70Sからなる表層70が接着固定される。
図2に示すように、第3接着工程で接着剤を塗布すると、接着剤の一部が下側の中空板材20の隙間Gに入り込む。また、隙間Gに入り込んだ接着剤の一部が、側壁部26端部の開口26aから内方に位置するセルSの内部空間に入り込む。
図2に示すように、接着剤の固化により形成された接着層60は、下地層50と表層70との間に設けられた接着本体部61を有する。また、隙間Gに入り込んで、隣り合う中空板材20の側面20T同士を接着する側面接着部62を有する。側面接着部62は、接着本体部61と一体に形成される。さらに、セルSの内部空間に入り込んだ内部接着部63を有する。内部接着部63は、側面接着部62と一体に形成される。
側面接着部62は、隙間Gにおける下地層50の厚み方向全体に形成されている部分や、厚み方向の一部(上部)に形成されている部分がある。また、隙間Gには、側面接着部62が形成されていない部分も存在する。これは、第3接着工程で、接着層60となる接着剤の塗布量、粘度等により、隙間Gへ入り込む接着剤量にばらつきが生じるためである。
図2に示す内部接着部63は、セルSの内部で、コア層21を構成する上壁部24や側壁部26に接合している。内部接着部63は、これに限らず、上壁部24のみに接合している部分や、側壁部26のみに接合している部分、あるいは、上壁部24や側壁部26に接合していない部分が混在する。また、内部接着部63の一部は、下壁部25にまで到達している。これも、第3接着工程で、接着層60となる接着剤の塗布量、粘度等により、セルSの内部空間へ入り込む接着剤量にばらつきが生じるためである。
図1に示すように、クッション材シート30Sの側面30Tの位置、中空板材20の側面20Tの位置、床材シート70Sの側面70Tの位置は、平面視で互いに重ならないように配置する。
以上の各工程を経て、床構造10が施工される。
<床構造10の作用について>
本実施形態の床構造10は、下地層50の上に接着層60を介して表層70が接着固定されている。表層70は、下地層50を構成する中空板材20より線膨張係数が小さい層として形成されている。そのため、床構造10を施工する際に床下に籠る熱や、施工後の体育館周辺の温度変化等により、線膨張係数の大きい中空板材20からなる下地層50の変形量が大きくなる。
<床構造10の作用について>
本実施形態の床構造10は、下地層50の上に接着層60を介して表層70が接着固定されている。表層70は、下地層50を構成する中空板材20より線膨張係数が小さい層として形成されている。そのため、床構造10を施工する際に床下に籠る熱や、施工後の体育館周辺の温度変化等により、線膨張係数の大きい中空板材20からなる下地層50の変形量が大きくなる。
下地層50を構成する複数枚の中空板材20の間には、約2mmの隙間Gが形成されている。そのため、下地層50と表層70の変形量の違いは、隙間Gで吸収される。隣接する2つの中空板材20の相対する側面20Tに沿って表層70の表面が盛り上がる現象が抑制される。
第3接着工程で塗布した接着剤により、下地層50と表層70とを接着固定する接着層60が形成される。接着層60は、下地層50と表層70との間に設けられた接着本体部61と、隙間Gに入り込んで隣接する中空板材20の相対する側面20T同士を接合する側面接着部62とを有している。また、接着層60を形成する接着剤は、固化した状態で弾力性のあるものを使用している。そのため、中空板材20が伸縮するときの応力を側面接着部62が分散するように作用する。
また、接着層60は、側面接着部62から延びて中空板材20のセルSの内部空間に入り込んだ内部接着部63を有している。内部接着部63は、中空板材20の側面20T側の端縁に位置するセルSから、その内方に隣接するセルSの内部空間に入り込んでいる。そのため、固化した内部接着部63によって、下地層50と接着層60との接着面積が広くなる。内部接着部63のアンカー効果により、接合強度が向上する。
本実施形態のクッション層30は、チップウレタンフォームで形成されている。そのため、その弾力性により床構造10に弾力感を付与する。そして、隣り合うクッション材シート30Sの側面30Tの間に隙間が形成されない状態で配置されていても、その弾力性により、下地層50の変形が吸収される。また、発泡性材料であることから、下地層50を構成する中空板材20の変形を吸収可能である。
本実施形態の床構造10によれば以下の効果が得られる。
(1)本実施形態の床構造10は、中空板材20から構成された下地層50と、表層70と、下地層50と表層70との間に設けられた接着層60とを備えている。下地層50は、複数の樹脂製の中空板材20の側面20T同士を突き合わせるようにして並べて形成されている。そして、隣り合う中空板材20の側面20Tの間には隙間Gが形成されている。
(1)本実施形態の床構造10は、中空板材20から構成された下地層50と、表層70と、下地層50と表層70との間に設けられた接着層60とを備えている。下地層50は、複数の樹脂製の中空板材20の側面20T同士を突き合わせるようにして並べて形成されている。そして、隣り合う中空板材20の側面20Tの間には隙間Gが形成されている。
中空板材20が隙間なく敷き詰められて下地層50が形成されていると、中空板材20の線膨張係数が表層70の線膨張係数より大きい場合、中空板材20の変形量が表層70に比べて大きくなり、表層70の表面に、側面20T同士が突き合わされた部分の盛り上がりが現れてしまう。この点、本実施形態の床構造10では、隙間Gが形成されているため、中空板材20の変形量が隙間Gによって吸収される。中空板材20の変形に基づく床構造10の表面の盛り上がりが抑制されて、床構造10の表面の美観が低下するといった好ましくない事態を抑制することができる。
(2)接着層60は、下地層50と表層70との間に設けられた接着本体部61と、隣接する中空板材20の側面20Tの間の隙間Gに入り込んだ側面接着部62とを有している。接着層60を形成する接着剤は、固化した状態で弾力性のあるものを使用している。そのため、中空板材20が伸縮するときの応力を、接着層60の側面接着部62によって分散することができる。
(3)接着層60は、側面接着部62から延びて中空板材20のセルSの内部空間に入り込んだ内部接着部63を有している。そのため、内部接着部63がアンカー効果を発揮し、接着層60と下地層50との接合強度を向上させることができる。
(4)床構造10は、チップウレタンフォームからなるクッション層30を有している。そのため、床に弾力感を付与することができる。また、線膨張係数の大きい下地層50の変形を吸収することができる。
上記実施形態は、次のように変更することができる。なお、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて適用することができる。
・上記実施形態の床構造10は、下地層50として熱可塑性樹脂製の中空板材20、表層70としてポリ塩化ビニル複合シートが積層されたものとして説明したが、床構造10の層構成はこれに限定されない。下地層50を構成する中空板材20が、表層70より線膨張係数が大きいものであれば、中空板材20、表層70を適宜選択することができる。例えば、表層70はポリ塩化ビニル複合シートでなく、他の樹脂製のシートでもよい。また、木材製の薄い板材でもよい。表層70が木材製の場合、ポリ塩化ビニル複合シートに比べて重量が重い。そのため、第3接着工程で表層70を接合する際に、接着層60を構成する接着剤が表層70も重みで押されて、中空板材20の隙間Gに入りやすくなる。
・上記実施形態の床構造10は、下地層50として熱可塑性樹脂製の中空板材20、表層70としてポリ塩化ビニル複合シートが積層されたものとして説明したが、床構造10の層構成はこれに限定されない。下地層50を構成する中空板材20が、表層70より線膨張係数が大きいものであれば、中空板材20、表層70を適宜選択することができる。例えば、表層70はポリ塩化ビニル複合シートでなく、他の樹脂製のシートでもよい。また、木材製の薄い板材でもよい。表層70が木材製の場合、ポリ塩化ビニル複合シートに比べて重量が重い。そのため、第3接着工程で表層70を接合する際に、接着層60を構成する接着剤が表層70も重みで押されて、中空板材20の隙間Gに入りやすくなる。
・隣接する中空板材20の間の隙間Gに入り込む側面接着部62が形成されているのは、接着層60であるが、クッション層30と下地層50を接着固定する接着層40にも、隙間Gに入り込む側面接着部62と同様の部分が形成されていてもよい。この部分は、第2接着工程で、クッション層30の上面に中空板材20を配置する際、中空板材20の重みで隣接する中空板材20の間の隙間Gに接着剤が入り込むことによる。接着層40から延びて隙間Gに入り込んだ部分は、側面接着部62より小さい。これは、重力により、上方から隙間Gに入り込む接着剤の量が、下方から隙間Gに入り込む接着剤の量より多いためである。
・クッション層30と下地層50を接着固定する接着層40にも、隙間Gに入り込む側面接着部62と同様の部分から延びる内部接着部63と同様の部分が形成されていてもよい。この部分は、第2接着工程で、クッション層30上に中空板材20を配置する際、中空板材20の重みで隙間Gに入り込んだ接着剤の一部が、さらに側壁部26の下端部の開口26aから内方に位置するセルSに内部空間に入り込むことによる。側壁部26の下端部の開口26aから入り込んだ部分は、内部接着部63より小さい。
・床構造10の層構成は適宜変更することができる。防湿シート11、断熱材12、コンクリート13、接着層14、クッション層30、接着層40の少なくともいずれかを省略してもよい。また、防湿シート11、断熱材12、コンクリート13、接着層14、クッション層30、接着層40、下地層50、接着層60、表層70以外にさらに別の層を有していてもよい。例えば、表層70の表面に防汚層、クリアコート層等を有していてもよい。
・床構造10の各層の厚みは適宜変更することができる。
・クッション材シート30S、中空板材20、床材シート70Sの大きさ、形状は適宜変更することができる。
・クッション材シート30S、中空板材20、床材シート70Sの大きさ、形状は適宜変更することができる。
・上記実施形態の下地層50は、床構造10を上面視したときに隙間Gが十字形状に交差する態様で、複数の中空板材20が敷設されて形成されている。中空板材20の敷設方法はこれに限定されない。例えば、表層70を構成する床材シート70Sのように、格子状或いは千鳥状に敷き詰められていてもよい。
・隙間Gの大きさは2mmに限定されず、適宜調整することができる。下地層50の線膨張係数と、表層70の線膨張係数を考慮して設定すればよい。
・隙間Gの大きさは均一でなくてもよい。例えば、隣接する中空板材20の間に2mmより広い隙間が形成されていたり、2mmより狭い隙間が形成されていたりしてもよい。隙間Gの大きさを均一にする必要がないと、施工時に治具等を使用して正確に隙間Gを計測する必要がなく、施工時の作業効率がよくなる。
・隙間Gの大きさは均一でなくてもよい。例えば、隣接する中空板材20の間に2mmより広い隙間が形成されていたり、2mmより狭い隙間が形成されていたりしてもよい。隙間Gの大きさを均一にする必要がないと、施工時に治具等を使用して正確に隙間Gを計測する必要がなく、施工時の作業効率がよくなる。
・接着層60は、接着本体部61のみを有していて、側面接着部62及び内部接着部63を有していなくてもよい。また、接着本体部61及び側面接着部62を有していて、内部接着部63を有していなくてもよい。
・接着層40と接着層60とで、その材質を変更してもよい。また、塗布量を変更して、その厚みを変更してもよい。
・上記実施形態の床構造10は、現場施工型の床構造10として説明したが、板状の床パネルとしてもよい。この場合、例えば、クッション層30、接着層40、下地層50、接着層60、表層70を備える矩形板状の床パネルとして、現場のコンクリート基盤の上に敷き詰めるようにしてもよい。
・上記実施形態の床構造10は、現場施工型の床構造10として説明したが、板状の床パネルとしてもよい。この場合、例えば、クッション層30、接着層40、下地層50、接着層60、表層70を備える矩形板状の床パネルとして、現場のコンクリート基盤の上に敷き詰めるようにしてもよい。
・中空板材20のコア層21は、シート材100を折り畳んで形成されたものでなくてもよい。
・中空板材20は、従来公知の中空の構造体であれば使用することが可能である。
・中空板材20は、従来公知の中空の構造体であれば使用することが可能である。
・上記実施形態の中空板材20では、コア層21の内部に六角柱状のセルSが区画形成されているが、セルSの形状はこれに限定されない。例えば、四角柱状、八角柱状等の多角柱状や円柱状としてもよい。
・中空板材20に接合されているスキン層22、23は1層構造ではなく、少なくともいずれかが多層構造であってもよい。例えば、低融点フィルム層、柄を印刷した装飾層、不織布層等を有する多層構造であってもよい。
・スキン層23を省略してもよい。
・コア層21、及びスキン層22、23を構成する材料は、熱可塑性樹脂を含有していればよい。熱可塑性樹脂以外の材料を含有していてもよい。
・コア層21、及びスキン層22、23を構成する材料は、熱可塑性樹脂を含有していればよい。熱可塑性樹脂以外の材料を含有していてもよい。
・コア層21、及びスキン層22、23を構成する熱可塑性樹脂として、各種機能性樹脂を添加したものを使用してもよい。例えば、熱可塑性樹脂に難燃性の樹脂を添加することにより、難燃性を高めることが可能である。コア層21、及びスキン層22、23のすべてに対して各種機能性樹脂を添加したものを使用することも可能であり、また、コア層21、及びスキン層22、23の少なくともいずれかに対して使用することも可能である。
上記実施形態及び各変更例から把握できる技術思想について以下に記載する。
(イ)クッション層と、下地層と、表層と、前記クッション層と前記下地層との間に設けられた第1接着層と、前記下地層と前記表層との間に設けられた第2接着層とを備えた床パネルであって、前記下地層は、複数の樹脂製の中空板材の側面同士を突き合わせるようにして並べて形成され、前記中空板材は、前記表層より線膨張係数が大きく、前記下地層は、隣り合う前記中空板材の前記側面の間に隙間を有するようにして並べて形成されていることを特徴とする床パネル。
(イ)クッション層と、下地層と、表層と、前記クッション層と前記下地層との間に設けられた第1接着層と、前記下地層と前記表層との間に設けられた第2接着層とを備えた床パネルであって、前記下地層は、複数の樹脂製の中空板材の側面同士を突き合わせるようにして並べて形成され、前記中空板材は、前記表層より線膨張係数が大きく、前記下地層は、隣り合う前記中空板材の前記側面の間に隙間を有するようにして並べて形成されていることを特徴とする床パネル。
(ロ)前記第2接着層は、前記下地層と前記表層との間に設けられた第2接着本体部と、前記隙間に入り込んだ第2側面接着部とを有していることを特徴とする前記(イ)に記載の床パネル。
(ハ)前記中空板材は、厚み方向に延びる側壁部によって区画された複数のセルを有し、前記第2接着層は、前記第2側面接着部から延びて前記セルの内部に入り込んだ第2内部接着部を有していることを特徴とする前記(ロ)に記載の床パネル。
(ニ)前記第1接着層は、前記クッション層と前記下地層との間に設けられた第1接着本体部と、前記隙間に入り込んだ第1側面接着部とを有していることを特徴とする前記(イ)~(ハ)のいずれか一つに記載の床パネル。
(ホ)前記中空板材は、厚み方向に延びる側壁部によって区画された複数のセルを有し、前記第1接着層は、前記第1側面接着部から延びて前記セルの内部に入り込んだ第1内部接着部を有していることを特徴とする前記(ニ)に記載の床パネル。
G…隙間
S…セル
10…床構造
20…中空板材
20T…側面
26…側壁部
30…クッション層
40、60…接着層
50…下地層
61…接着本体部
62…側面接着部
63…内部接着部
70…表層
S…セル
10…床構造
20…中空板材
20T…側面
26…側壁部
30…クッション層
40、60…接着層
50…下地層
61…接着本体部
62…側面接着部
63…内部接着部
70…表層
Claims (3)
- 下地層と、表層と、前記下地層と前記表層との間に設けられた接着層とを備えた床構造であって、
前記下地層は、複数の樹脂製の中空板材の側面同士を突き合わせるようにして並べて形成され、
前記中空板材は、前記表層より線膨張係数が大きく、
前記下地層は、隣り合う前記中空板材の前記側面の間に隙間を有するようにして並べて形成されていることを特徴とする床構造。 - 前記接着層は、前記下地層と前記表層との間に設けられた接着本体部と、前記隙間に入り込んだ側面接着部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の床構造。
- 前記中空板材は、厚み方向に延びる側壁部によって区画された複数のセルを有し、
前記接着層は、前記側面接着部から延びて前記セルの内部に入り込んだ内部接着部を有していることを特徴とする請求項2に記載の床構造。
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-
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