JP2024164998A - 電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】高調波規制を満足させることができるとともにモータの振動の増加を抑制することができる電力変換装置を提案する。
【解決手段】電力変換装置1は、三相入力交流電圧を全波整流するコンバータ回路10と、コンバータ回路10の出力に並列接続されたコンデンサ20を有し直流電圧Vdcを生成する直流リンク部30と、直流リンク部30によって生成された直流電圧Vdcをスイッチング動作により交流電圧に変換してモータ1100に供給するインバータ回路40と、インバータ回路40を制御する制御部100と、を備え、制御部100は、コンデンサ20が充放電する電流の逆位相の第1補正値、及び、電源周波数の6倍に同期して脈動させる第2補正値を用いて、モータ1100の駆動に関わる制御値を脈動させる。
【選択図】図1
【解決手段】電力変換装置1は、三相入力交流電圧を全波整流するコンバータ回路10と、コンバータ回路10の出力に並列接続されたコンデンサ20を有し直流電圧Vdcを生成する直流リンク部30と、直流リンク部30によって生成された直流電圧Vdcをスイッチング動作により交流電圧に変換してモータ1100に供給するインバータ回路40と、インバータ回路40を制御する制御部100と、を備え、制御部100は、コンデンサ20が充放電する電流の逆位相の第1補正値、及び、電源周波数の6倍に同期して脈動させる第2補正値を用いて、モータ1100の駆動に関わる制御値を脈動させる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電力変換装置に関する。
従来、電解コンデンサレスインバータの構成において、大容量のリアクトルを設けること無く、電源高調波規制を満足することができる電力変換装置が提案されている。
例えば、特許文献1に記載された電力変換装置は、入力交流を全波整流するコンバータ回路と、該コンバータ回路の出力に並列接続されたコンデンサを有し、直流電圧を出力する直流リンク部と、該直流リンク部の出力をスイッチングして交流に変換し、前記モータに供給するインバータ回路と、前記スイッチングを制御する制御部とを備える。そして、該制御部は、前記モータの速度を制御する操作量を求める速度制御部と、前記インバータ回路の出力トルクを制御する操作量を求めるトルク制御部と、前記モータのα軸電流及びβ軸電流を制御する操作量を求める電圧制御部とを備える。前記速度制御部は、前記モータの速度を制御する操作量を、前記入力交流の電源周波数の2倍に同期して脈動させ、前記トルク制御部は、前記モータの速度を制御する操作量から前記インバータ回路の出力トルク指令値を生成し、当該出力トルク指令値に基づいて、前記インバータ回路の出力トルクを制御する操作量を求める。前記電圧制御部は、前記インバータ回路の出力トルクを制御する操作量に基づき、静止座標系上で前記モータのα軸電流指令値及びβ軸電流指令値を生成し、これらα軸電流指令値及びβ軸電流指令値とα軸電流及びβ軸電流との偏差が小さくなるように前記モータのα軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値を生成し、且つ、前記モータの速度を制御する操作量に基づいて、前記インバータ回路に流れる直流リンク電流指令値を生成し、直流リンク電流が前記直流リンク電流指令値と等しくなるように前記α軸電圧指令値及び前記β軸電圧指令値を補正する。
例えば、特許文献1に記載された電力変換装置は、入力交流を全波整流するコンバータ回路と、該コンバータ回路の出力に並列接続されたコンデンサを有し、直流電圧を出力する直流リンク部と、該直流リンク部の出力をスイッチングして交流に変換し、前記モータに供給するインバータ回路と、前記スイッチングを制御する制御部とを備える。そして、該制御部は、前記モータの速度を制御する操作量を求める速度制御部と、前記インバータ回路の出力トルクを制御する操作量を求めるトルク制御部と、前記モータのα軸電流及びβ軸電流を制御する操作量を求める電圧制御部とを備える。前記速度制御部は、前記モータの速度を制御する操作量を、前記入力交流の電源周波数の2倍に同期して脈動させ、前記トルク制御部は、前記モータの速度を制御する操作量から前記インバータ回路の出力トルク指令値を生成し、当該出力トルク指令値に基づいて、前記インバータ回路の出力トルクを制御する操作量を求める。前記電圧制御部は、前記インバータ回路の出力トルクを制御する操作量に基づき、静止座標系上で前記モータのα軸電流指令値及びβ軸電流指令値を生成し、これらα軸電流指令値及びβ軸電流指令値とα軸電流及びβ軸電流との偏差が小さくなるように前記モータのα軸電圧指令値及びβ軸電圧指令値を生成し、且つ、前記モータの速度を制御する操作量に基づいて、前記インバータ回路に流れる直流リンク電流指令値を生成し、直流リンク電流が前記直流リンク電流指令値と等しくなるように前記α軸電圧指令値及び前記β軸電圧指令値を補正する。
三相電源を用いる電力変換装置において、制御指令値を電源周波数の6倍で脈動させることで、高調波を低減することが可能であるが、コンデンサの充放電電流によって入力電流に歪みが発生し、十分な低減効果が得られない。そのため、電源高調波規制を満足させるためには、大きな脈動が必要となる。その結果、負荷となるモータの回転速度の変動が増加し、振動が増加するおそれがある。
本発明は、高調波規制を満足させることができるとともにモータの振動の増加を抑制することができる電力変換装置を提案することを目的とする。
本発明は、高調波規制を満足させることができるとともにモータの振動の増加を抑制することができる電力変換装置を提案することを目的とする。
かかる目的のもと完成させた本発明は、三相入力交流電圧を全波整流するコンバータ回路と、前記コンバータ回路の出力に並列接続されたコンデンサを有し直流電圧を生成する直流リンク部と、前記直流リンク部によって生成された前記直流電圧をスイッチング動作により交流電圧に変換してモータに供給するインバータ回路と、前記インバータ回路を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記コンデンサが充放電する電流の逆位相の第1補正値、及び、電源周波数の6倍に同期して脈動させる第2補正値を用いて、前記モータの駆動に関わる制御値を脈動させる、電力変換装置である。
ここで、前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータの回転速度を制御する前記制御値を脈動させても良い。
また、前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータのトルクを制御する前記制御値を脈動させても良い。
また、前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータに供給する電流を制御する前記制御値を脈動させても良い。
また、前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータに印加する電圧を制御する前記制御値を脈動させても良い。
また、前記制御部は、前記第2補正値を、前記直流電圧による直流リンク電流における6次高調波の割合が目標割合となるように制御しても良い。
また、前記制御部は、電源の系統インピーダンスに応じて、前記目標割合を変化させても良い。
ここで、前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータの回転速度を制御する前記制御値を脈動させても良い。
また、前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータのトルクを制御する前記制御値を脈動させても良い。
また、前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータに供給する電流を制御する前記制御値を脈動させても良い。
また、前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータに印加する電圧を制御する前記制御値を脈動させても良い。
また、前記制御部は、前記第2補正値を、前記直流電圧による直流リンク電流における6次高調波の割合が目標割合となるように制御しても良い。
また、前記制御部は、電源の系統インピーダンスに応じて、前記目標割合を変化させても良い。
本発明によれば、高調波規制を満足させることができるとともにモータの振動の増加を抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る電力変換装置1の概略構成の一例を示す図である。
電力変換装置1は、三相の交流電源1000から供給された交流の電力を所定の周波数の電力に変換してモータ1100に供給する装置である。モータ1100は、例えば冷蔵庫(不図示)や空調機器(不図示)に用いられる圧縮機を駆動するモータであり、埋込磁石型同期型モータ(IPMSM(Interior Permanent Magnet Synchronous Motor))であることを例示することができる。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る電力変換装置1の概略構成の一例を示す図である。
電力変換装置1は、三相の交流電源1000から供給された交流の電力を所定の周波数の電力に変換してモータ1100に供給する装置である。モータ1100は、例えば冷蔵庫(不図示)や空調機器(不図示)に用いられる圧縮機を駆動するモータであり、埋込磁石型同期型モータ(IPMSM(Interior Permanent Magnet Synchronous Motor))であることを例示することができる。
電力変換装置1は、三相入力交流電圧を全波整流するコンバータ回路10と、コンバータ回路10の出力に並列接続されたコンデンサ20を備え直流電圧Vdcを生成する直流リンク部30とを備える。また、電力変換装置1は、直流リンク部30によって生成された直流電圧Vdcをスイッチング動作により出力交流電圧に変換してモータ1100に供給するインバータ回路40と、インバータ回路40の作動を制御する制御部100とを備える。
コンバータ回路10は、交流電源1000に接続され、交流電源1000からの交流を直流に整流する。この実施形態では、コンバータ回路10は6個のダイオードがブリッジ状に結線されたダイオードブリッジ回路から構成されている。コンバータ回路10は、6個のダイオードにより、交流電源1000の交流電圧を全波整流して直流電圧Vdcに変換する。
直流リンク部30は、コンデンサ20を備えている。コンデンサ20は、コンバータ回路10の出力に並列に接続され、コンデンサ20の両端に生じた直流電圧Vdcがインバータ回路40の入力ノードに接続されている。コンデンサ20は、インバータ回路40の後述するスイッチング素子がスイッチング動作する際に、スイッチング周波数に対応して生じる電圧変動のみを平滑化可能な静電容量を有している。すなわち、コンデンサ20は、コンバータ回路10によって整流された電圧を平滑化するような静電容量を有さない小容量のコンデンサである。小容量のコンデンサを用いるのは、電圧脈動を十分に平滑できる大容量のコンデンサを用いると、電源電圧に対して電流が流れる区間が短くなり、力率が悪くなるためである。例えば、コンデンサ20の容量は、電圧脈動を十分に平滑できる大容量の電解コンデンサの約1/100の容量であり、コンデンサ20はフィルムコンデンサであることを例示することができる。以上より、この直流リンク部30が出力する直流電圧Vdcは脈動している。
インバータ回路40は、直流電圧Vdcを交流電圧に変換して、モータ1100に供給するための回路である。インバータ回路40は、ブリッジ回路により構成され、複数組のスイッチング素子の一例としての6個のトランジスタを備えている。本実施形態においては、インバータ回路40は、モータ1100の複数の相巻線のそれぞれについて一対のトランジスタを有している。
(制御部100)
制御部100は、後で詳述する、速度制御部110と、トルク制御部120と、電流制御部130と、電圧制御部140と、信号出力部150とを備える。また、制御部100は、速度制御部110に入力する制御指令値を脈動させる補正値を設定する補正部160と、補正部160により補正された脈動の振幅を調整する振幅調整部165とを備える。また、制御部100は、補正部160からの出力値と振幅調整部165からの出力値とを加算する加算部167と、速度制御部110に入力する制御指令値を設定する指令値設定部169とを備える。
制御部100は、後で詳述する、速度制御部110と、トルク制御部120と、電流制御部130と、電圧制御部140と、信号出力部150とを備える。また、制御部100は、速度制御部110に入力する制御指令値を脈動させる補正値を設定する補正部160と、補正部160により補正された脈動の振幅を調整する振幅調整部165とを備える。また、制御部100は、補正部160からの出力値と振幅調整部165からの出力値とを加算する加算部167と、速度制御部110に入力する制御指令値を設定する指令値設定部169とを備える。
速度制御部110、トルク制御部120、電流制御部130、電圧制御部140、信号出力部150、補正部160、振幅調整部165、加算部167、指令値設定部169は、それぞれ、予め定められた制御周期で(例えば1ミリ秒ごとに)、以下に詳述する処理を繰り返し実行する。
図2は、速度制御部110、トルク制御部120、電流制御部130、電圧制御部140、信号出力部150の概略構成の一例を示す図である。
速度制御部110は、後述する指令値設定部169から出力された制御指令値ωr´からモータ1100の実際の回転速度ωaを減算する減算部111と、制御指令値ωr´と回転速度ωaとが一致するようにPI制御を行い、トルク指令値Ttを演算するPI制御部112とを備える。速度制御部110は、トルク制御部120に、制御値の一例としてのトルク指令値Ttを出力する。
速度制御部110は、後述する指令値設定部169から出力された制御指令値ωr´からモータ1100の実際の回転速度ωaを減算する減算部111と、制御指令値ωr´と回転速度ωaとが一致するようにPI制御を行い、トルク指令値Ttを演算するPI制御部112とを備える。速度制御部110は、トルク制御部120に、制御値の一例としてのトルク指令値Ttを出力する。
トルク制御部120は、速度制御部110が演算したトルク指令値Ttを用いて最大トルク制御を行うように、d-q座標系のq軸目標電流Iqtとd軸目標電流Idtとを演算する最大トルク制御部121を有する。最大トルク制御部121は、電流制御部130に、制御値の一例としての、q軸目標電流Iqt、d軸目標電流Idtを出力する。
電流制御部130は、トルク制御部120から出力されたq軸目標電流Iqtから、モータ1100に供給されるq軸実電流Iqaを減算するq軸減算部131を有する。また、電流制御部130は、トルク制御部120から出力されたd軸目標電流Idtから、モータ1100に供給されるd軸実電流Idaを減算するd軸減算部132を有する。また、電流制御部130は、q軸減算部131にて演算された偏差(Iqt-Iqa)に基づいてq軸目標電流Iqtとq軸実電流Iqaとが一致するようにPI制御を行い、q軸目標電圧Vqtを演算するq軸PI制御部133を有する。また、電流制御部130は、d軸減算部132にて演算された偏差(Idt-Ida)に基づいてd軸目標電流Idtとd軸実電流Idaとが一致するようにPI制御を行い、d軸目標電圧Vdtを演算するd軸PI制御部134を有する。そして、電流制御部130は、電圧制御部140に、制御値の一例としての、q軸目標電圧Vqt、d軸目標電圧Vdtを出力する。
電圧制御部140は、q軸PI制御部133,d軸PI制御部134にて演算されたq軸目標電圧Vqt,d軸目標電圧Vdtを、3相交流座標系のU相目標電圧Vut,V相目標電圧Vvt,W相目標電圧Vwtに変換する変換部141を有する。
信号出力部150は、U相目標電圧Vut,V相目標電圧Vvt,W相目標電圧Vwtに対応するように、インバータ回路40のトランジスタのON/OFFを制御するための制御信号を生成し、出力する。
図3は、補正部160の概略構成の一例を示す図である。
補正部160は、直流リンク電流Idcにおける、図3(a)に示すようなのこぎり歯状の波形を方形波に補正する第1補正部161と、モータ1100の回転が電源周波数fs(言い換えれば入力交流の周波数fs)の6倍に同期して脈動するように補正する第2補正部162とを有する。
補正部160は、直流リンク電流Idcにおける、図3(a)に示すようなのこぎり歯状の波形を方形波に補正する第1補正部161と、モータ1100の回転が電源周波数fs(言い換えれば入力交流の周波数fs)の6倍に同期して脈動するように補正する第2補正部162とを有する。
第1補正部161は、交流電源1000に、直流リンク電流Idcの逆位相の第1補正値Ic1(図3(b)参照)を加算する。
第1補正値Ic1の理論式は以下の式(1)の通りである。
Ic1(t)=C×Vdc×ωs×cos(ωs×t+π/3)・・・(1)
ここで、Cは、コンデンサ20の静電容量であり、ωsは、交流電源1000の角速度である。
また、第1補正値Ic1の近似式は以下の式(2)の通りである。
Ic1(t)=-12×π×(fs)2×C×Vdc×t+π×fs×C×Vdc・・・(2)
第1補正部161において、直流リンク電流Idcの波形となるのこぎり歯状に第1補正値Ic1が加算されることにより、図3(c)に示すような方形波となる。
第1補正値Ic1の理論式は以下の式(1)の通りである。
Ic1(t)=C×Vdc×ωs×cos(ωs×t+π/3)・・・(1)
ここで、Cは、コンデンサ20の静電容量であり、ωsは、交流電源1000の角速度である。
また、第1補正値Ic1の近似式は以下の式(2)の通りである。
Ic1(t)=-12×π×(fs)2×C×Vdc×t+π×fs×C×Vdc・・・(2)
第1補正部161において、直流リンク電流Idcの波形となるのこぎり歯状に第1補正値Ic1が加算されることにより、図3(c)に示すような方形波となる。
第2補正部162は、モータ1100の回転を電源周波数fsの6倍に同期して脈動させるために、第1補正部161からの出力値に、電源周波数fsの6倍の周波数である第2補正値Ic2(図3(d)参照)を加算する。
第2補正部162において、方形波の第1補正部161からの出力値に、第2補正値Ic2が加算されることにより、図3(e)に示すような、方形波と電源周波数fsの6倍の周波数で変動する変動波とが合成された波形となる。
第2補正部162において、方形波の第1補正部161からの出力値に、第2補正値Ic2が加算されることにより、図3(e)に示すような、方形波と電源周波数fsの6倍の周波数で変動する変動波とが合成された波形となる。
図4は、振幅調整部165の概略構成の一例を示す図である。
振幅調整部165は、直流リンク電流Idcにおける6次高調波の割合が目標割合Rtとなるように、補正部160が出力する波形の振幅を制御する振幅制御部180と、交流電源1000の系統インピーダンスに応じて目標割合Rtを補正する補正係数Kを設定する設定部190とを有する。
振幅調整部165は、直流リンク電流Idcにおける6次高調波の割合が目標割合Rtとなるように、補正部160が出力する波形の振幅を制御する振幅制御部180と、交流電源1000の系統インピーダンスに応じて目標割合Rtを補正する補正係数Kを設定する設定部190とを有する。
(振幅制御部180)
振幅制御部180は、直流リンク電流Idcにおける6次高調波の実際の割合である実割合Raが目標割合RtとなるようにPI制御を行う。より具体的には、振幅制御部180は、後で詳述する、乗算部181、導出部182、減算部183、PI制御部184及び変動波形生成部185を有する。
振幅制御部180は、直流リンク電流Idcにおける6次高調波の実際の割合である実割合Raが目標割合RtとなるようにPI制御を行う。より具体的には、振幅制御部180は、後で詳述する、乗算部181、導出部182、減算部183、PI制御部184及び変動波形生成部185を有する。
乗算部181は、予め定められた目標値Rpと設定部190が設定した補正係数Kとを乗算する。乗算部181が、乗算することにより得た値が目標割合Rt(=Rp×K)となる。
導出部182は、直流リンク電流Idcにおける6次高調波の実際の割合Raを導出する。図4に示した導出部182は、直流リンク電流Idcの検出信号に対するフーリエ変換処理の結果から、直流リンク電流Idcの検出信号に含まれる6次の高調波周波数成分の値を演算し、演算した高調波周波数成分の値を、直流リンク電流Idcの実効値で除算した値を実際の割合Raとする。
減算部183は、目標割合Rtから実際の割合Raを減算する。
PI制御部184は、減算部183にて演算された偏差(Rt-Ra)に基づいて目標割合Rtと実際の割合Raとが一致するようにPI制御を行い、補正値Xを演算する。
PI制御部184は、減算部183にて演算された偏差(Rt-Ra)に基づいて目標割合Rtと実際の割合Raとが一致するようにPI制御を行い、補正値Xを演算する。
変動波形生成部185は、PI制御部184が演算した補正値Xを、変動波形(例えば正弦波)で変動させて加算部167に出力する。
なお、振幅制御部180は、PI制御部184が演算した補正値Xを波形で変動させることなく加算部167に出力しても良い。また、振幅制御部180は、補正値Xを所定の範囲内の値に制限して加算部167に出力して良い。
なお、振幅制御部180は、PI制御部184が演算した補正値Xを波形で変動させることなく加算部167に出力しても良い。また、振幅制御部180は、補正値Xを所定の範囲内の値に制限して加算部167に出力して良い。
(設定部190)
設定部190は、交流電源1000の系統インピーダンスとコンデンサ20の共振周波数が、電源周波数の6倍に近い場合、電源周波数の6倍で脈動することで、かえって高調波を悪化させてしまうことに鑑み、目標割合Rtを補正する補正係数Kを設定する。本実施形態に係る設定部190は、以下の事項を考慮して、以下のように構成されている。
設定部190は、交流電源1000の系統インピーダンスとコンデンサ20の共振周波数が、電源周波数の6倍に近い場合、電源周波数の6倍で脈動することで、かえって高調波を悪化させてしまうことに鑑み、目標割合Rtを補正する補正係数Kを設定する。本実施形態に係る設定部190は、以下の事項を考慮して、以下のように構成されている。
共振周波数が6次高調波に近い系統インピーダンスでは、6次高調波電流が目標値Rpを超えているため、目標割合Rtの補正は行わない。共振周波数が6次高調波以下となる系統インピーダンスでは、6次高調波電流は目標値Rp以下となるが、目標割合Rtの補正を行っても系統インピーダンスによって平滑され6次高調波電流が増加せず、上限に張り付くため、目標割合Rtの補正は行わない。系統インピーダンスが大きくなると、直流電圧Vdcの6次高調波が整流波形の理論値(=交流電源1000の最大値×6/35π)以外の値となるのを利用し目標割合Rtを補正する。
設定部190は、系統インピーダンスを推定し、系統インピーダンスに応じて補正値Xを設定する。より具体的には、設定部190は、後で詳述する、偏差演算部191、決定部192を有する。
偏差演算部191は、直流電圧Vdcの6次高調波と、整流波形の理論値との偏差電圧ΔVを演算する。図4に示した偏差演算部191は、直流電圧Vdcの検出信号に対するフーリエ変換処理の結果から、直流電圧Vdcの検出信号に含まれる6次の高調波周波数成分の値を演算するとともに、交流電源1000の最大値に(6/35π)を乗算した値(言い換えれば整流波形の理論値)から、演算した高調波周波数成分の値を減算した値を偏差電圧ΔVとする。
決定部192は、偏差演算部191が演算した偏差電圧ΔVを用いて補正係数Kを決定する。図4に示した決定部192は、偏差電圧ΔVが0、言い換えれば直流電圧Vdcの6次高調波が整流波形の理論値と等しい場合には補正係数Kを1に決定し、偏差電圧ΔVが予め定められた所定範囲(図4に示した例においては-Vb≦ΔV≦Vb)を超えた場合には補正係数Kを0に決定する。また、決定部192は、偏差電圧ΔVが所定範囲内である場合には、偏差電圧ΔVの絶対値が大きいほど補正係数Kが小さくなるように、偏差電圧ΔVの絶対値に応じて補正係数Kを1から0まで徐変させる。
より具体的には、決定部192は、後で詳述する、乗算部193、制限部194、変換部195を有する。
乗算部193は、偏差電圧ΔVと(π/(2×Vb))とを乗算する。
制限部194は、乗算部193が乗算することにより得た値が-π/2からπ/2の規定範囲内である場合にはそのまま出力するとともに規定範囲外である場合には0を出力する。
乗算部193は、偏差電圧ΔVと(π/(2×Vb))とを乗算する。
制限部194は、乗算部193が乗算することにより得た値が-π/2からπ/2の規定範囲内である場合にはそのまま出力するとともに規定範囲外である場合には0を出力する。
変換部195は、制限部194からの出力値αを補正係数Kに変換する。本実施形態においては、変換部195は、以下の式(3)を用いて出力値αを補正係数Kに変換する。
K=cosα・・・(3)
なお、変換部195は、式(3)以外の式を用いても良い。
K=cosα・・・(3)
なお、変換部195は、式(3)以外の式を用いても良い。
また、設定部190が系統インピーダンスを推定する手法は特に限定されない。例えば、設定部190は、電流が流れているときの直流電圧Vdcと流れていないときの直流電圧Vdcとの偏差から得られるドロップ電圧から系統インピーダンスを推定しても良い。
加算部167は、補正部160からの出力値と振幅調整部165からの出力値である補正値Xとを加算する。
指令値設定部169は、速度指令値ωrと加算部167からの出力値とを加算するとともに、加算することにより得た値を制御指令値ωr´として速度制御部110に出力する。指令値設定部169は、速度制御部110に、制御値の一例としての、制御指令値ωr´を出力する。
指令値設定部169は、速度指令値ωrと加算部167からの出力値とを加算するとともに、加算することにより得た値を制御指令値ωr´として速度制御部110に出力する。指令値設定部169は、速度制御部110に、制御値の一例としての、制御指令値ωr´を出力する。
以上、説明したように、電力変換装置1は、三相入力交流電圧を全波整流するコンバータ回路10と、コンバータ回路10の出力に並列接続されたコンデンサ20を有し直流電圧Vdcを生成する直流リンク部30とを備える。また、電力変換装置1は、直流リンク部30によって生成された直流電圧Vdcをスイッチング動作により交流電圧に変換してモータ1100に供給するインバータ回路40と、インバータ回路40を制御する制御部100と、を備える。そして、制御部100は、コンデンサ20が充放電する電流の逆位相の第1補正値Ic1、及び、電源周波数の6倍に同期して脈動させる第2補正値Ic2を用いて、モータ1100の駆動に関わる制御値を脈動させる。例えば、制御部100は、第1補正値Ic1と第2補正値Ic2とを用いて、モータ1100の回転速度を制御する制御値の一例としての制御指令値ωr´を脈動させる。
以上のように構成された電力変換装置1によれば、最小限の脈動で高調波規制を満足させることができるとともにモータ1100の振動の増加を抑制することができる。また、コンデンサ20が小容量のコンデンサであったとしても、高調波規制を満足させるのに大型のインダクタが不要であるので、低廉に上記効果を奏することができる。
また、電力変換装置1においては、制御部100は、第2補正値Ic2を、直流電圧Vdcによる直流リンク電流Idcにおける6次高調波の割合が目標割合Rtとなるように制御する。それゆえ、電力変換装置1によれば、精度高く高調波規制を満足させることができる。
また、電力変換装置1においては、制御部100は、交流電源1000の系統インピーダンスに応じて、目標割合Rtを変化させる。つまり、制御部100は、予め定められた目標値Rpと設定部190が設定した補正係数Kとを乗算することにより得た値を目標割合Rtとする。
それゆえ、電力変換装置1によれば、機器を設置する環境によって交流電源1000の系統インピーダンスは異なったとしても、例えば小型のインダクタの変更や追加等、共振周波数を電源周波数の6倍と異なる値に調整する必要がないので、コストが高くなることを抑制することができる。
<第2実施形態>
図5は、第2実施形態に係る電力変換装置2の概略構成の一例を示す図である。
第2実施形態に係る電力変換装置2は、第1実施形態に係る電力変換装置1に対して、制御部100に相当する制御部200が異なる。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。第1実施形態と第2実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
図5は、第2実施形態に係る電力変換装置2の概略構成の一例を示す図である。
第2実施形態に係る電力変換装置2は、第1実施形態に係る電力変換装置1に対して、制御部100に相当する制御部200が異なる。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。第1実施形態と第2実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
制御部200は、制御部100に対して、速度制御部110、トルク制御部120、指令値設定部169それぞれに相当する速度制御部210、トルク制御部220、指令値設定部269が異なる。
速度制御部210は、速度指令値ωrからモータ1100の実際の回転速度ωaを減算するとともに、速度指令値ωrと回転速度ωaとが一致するようにPI制御を行い、トルク指令値Ttを演算して、トルク指令値Ttを出力する。
指令値設定部269は、速度制御部210から出力されたトルク指令値Ttと加算部167からの出力値とを加算するとともに、加算することにより得た値を制御指令値Tt´としてトルク制御部220に出力する。
トルク制御部220は、指令値設定部269が出力した制御指令値Tt´を用いて最大トルク制御を行うように、q軸目標電流Iqtとd軸目標電流Idtとを演算し、電流制御部130に、q軸目標電流Iqt、d軸目標電流Idtを出力する。
以上、説明したように、電力変換装置2の制御部200は、第1補正値Ic1と第2補正値Ic2とを用いて、モータ1100のトルクを制御する制御値の一例としての制御指令値Tt´を脈動させる。
電力変換装置2によれば、電力変換装置1と同様に、最小限の脈動で高調波規制を満足させることができるとともにモータ1100の振動の増加を抑制することができる。また、電力変換装置2によれば、コンデンサ20が小容量のコンデンサであったとしても、高調波規制を満足させるのに大型のインダクタが不要であるので、低廉に上記効果を奏することができる。
<第3実施形態>
図6は、第3実施形態に係る電力変換装置3の概略構成の一例を示す図である。
第3実施形態に係る電力変換装置3は、第1実施形態に係る電力変換装置1に対して、制御部100に相当する制御部300が異なる。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。第1実施形態と第3実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
図6は、第3実施形態に係る電力変換装置3の概略構成の一例を示す図である。
第3実施形態に係る電力変換装置3は、第1実施形態に係る電力変換装置1に対して、制御部100に相当する制御部300が異なる。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。第1実施形態と第3実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
制御部300は、制御部100に対して、速度制御部110、トルク制御部120、電流制御部130、指令値設定部169それぞれに相当する速度制御部310、トルク制御部320、電流制御部330、指令値設定部369が異なる。
速度制御部310は、速度指令値ωrからモータ1100の実際の回転速度ωaを減算するとともに、速度指令値ωrと回転速度ωaとが一致するようにPI制御を行い、トルク指令値Ttを演算して、トルク指令値Ttを出力する。
トルク制御部320は、速度制御部310が出力したトルク指令値Ttを用いて最大トルク制御を行うように、q軸目標電流Iqtとd軸目標電流Idtとを演算し、q軸目標電流Iqt、d軸目標電流Idtを出力する。
指令値設定部369は、トルク制御部320から出力されたq軸目標電流Iqtと、加算部167からの出力値とを加算するとともに、加算することにより得た値を制御指令値Iqt´として電流制御部330に出力する。
電流制御部330は、指令値設定部369から出力された制御指令値Iqt´から、モータ1100に供給されるq軸実電流Iqaを減算するとともに、偏差(Iqt´-Iqa)に基づいて制御指令値Iqt´とq軸実電流Iqaとが一致するようにPI制御を行い、q軸目標電圧Vqtを演算する。また、電流制御部330は、トルク制御部320から出力されたd軸目標電流Idtから、モータ1100に供給されるd軸実電流Idaを減算するとともに、偏差(Idt-Ida)に基づいてd軸目標電流Idtとd軸実電流Idaとが一致するようにPI制御を行い、d軸目標電圧Vdtを演算する。そして、電流制御部330は、電圧制御部140に、制御値の一例としての、q軸目標電圧Vqt、d軸目標電圧Vdtを出力する。
以上、説明したように、電力変換装置3の制御部300は、第1補正値Ic1と第2補正値Ic2とを用いて、モータ1100に供給する電流を制御する制御値の一例としての制御指令値Iqt´を脈動させる。
電力変換装置3によれば、電力変換装置1と同様に、最小限の脈動で高調波規制を満足させることができるとともにモータ1100の振動の増加を抑制することができる。また、電力変換装置3によれば、コンデンサ20が小容量のコンデンサであったとしても、高調波規制を満足させるのに大型のインダクタが不要であるので、低廉に上記効果を奏することができる。
<第4実施形態>
図7は、第4実施形態に係る電力変換装置4の概略構成の一例を示す図である。
第4実施形態に係る電力変換装置4は、第1実施形態に係る電力変換装置1に対して、制御部100に相当する制御部400が異なる。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。第1実施形態と第4実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
図7は、第4実施形態に係る電力変換装置4の概略構成の一例を示す図である。
第4実施形態に係る電力変換装置4は、第1実施形態に係る電力変換装置1に対して、制御部100に相当する制御部400が異なる。以下、第1実施形態と異なる点について説明する。第1実施形態と第4実施形態とで、同じものについては同じ符号を用い、その詳細な説明は省略する。
制御部400は、制御部100に対して、速度制御部110、トルク制御部120、電流制御部130、電圧制御部140、指令値設定部169それぞれに相当する速度制御部410、トルク制御部420、電流制御部430、電圧制御部440、指令値設定部469が異なる。
速度制御部410は、速度指令値ωrからモータ1100の実際の回転速度ωaを減算するとともに、速度指令値ωrと回転速度ωaとが一致するようにPI制御を行い、トルク指令値Ttを演算して、トルク指令値Ttを出力する。
トルク制御部420は、速度制御部410が出力したトルク指令値Ttを用いて最大トルク制御を行うように、q軸目標電流Iqtとd軸目標電流Idtとを演算し、電流制御部430に、q軸目標電流Iqt、d軸目標電流Idtを出力する。
電流制御部430は、トルク制御部420から出力されたq軸目標電流Iqtから、モータ1100に供給されるq軸実電流Iqaを減算するとともに、偏差(Iqt-Iqa)に基づいてq軸目標電流Iqtとq軸実電流Iqaとが一致するようにPI制御を行い、q軸目標電圧Vqtを演算する。そして、電流制御部430は、指令値設定部469に、制御値の一例としてのq軸目標電圧Vqtを出力する。また、電流制御部430は、トルク制御部420から出力されたd軸目標電流Idtから、モータ1100に供給されるd軸実電流Idaを減算するとともに、偏差(Idt-Ida)に基づいてd軸目標電流Idtとd軸実電流Idaとが一致するようにPI制御を行い、d軸目標電圧Vdtを演算する。そして、電流制御部430は、電圧制御部440に、d軸目標電圧Vdtを出力する。
指令値設定部469は、電流制御部430から出力されたq軸目標電圧Vqtと、加算部167からの出力値とを加算するとともに、加算することにより得た値を制御指令値Vqt´として電圧制御部440に出力する。
電圧制御部440は、指令値設定部469から出力された制御指令値Vqt´、電流制御部430から出力されたd軸目標電圧Vdtを、3相交流座標系のU相目標電圧Vut,V相目標電圧Vvt,W相目標電圧Vwtに変換する。
以上、説明したように、電力変換装置4の制御部400は、第1補正値Ic1と第2補正値Ic2とを用いて、モータ1100に印加する電圧を制御する制御値の一例としての制御指令値Vqt´を脈動させる。
電力変換装置4によれば、電力変換装置1と同様に、最小限の脈動で高調波規制を満足させることができるとともにモータ1100の振動の増加を抑制することができる。また、電力変換装置4によれば、コンデンサ20が小容量のコンデンサであったとしても、高調波規制を満足させるのに大型のインダクタが不要であるので、低廉に上記効果を奏することができる。
1,2,3,4…電力変換装置、10…コンバータ回路、20…コンデンサ、30…直流リンク部、100,200,300,400…制御部、160…補正部、165…振幅調整部、169,269,369,469…指令値設定部、1000…交流電源、1100…モータ
Claims (7)
- 三相入力交流電圧を全波整流するコンバータ回路と、
前記コンバータ回路の出力に並列接続されたコンデンサを有し直流電圧を生成する直流リンク部と、
前記直流リンク部によって生成された前記直流電圧をスイッチング動作により交流電圧に変換してモータに供給するインバータ回路と、
前記インバータ回路を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記コンデンサが充放電する電流の逆位相の第1補正値、及び、電源周波数の6倍に同期して脈動させる第2補正値を用いて、前記モータの駆動に関わる制御値を脈動させる、
電力変換装置。 - 前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータの回転速度を制御する前記制御値を脈動させる、
請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータのトルクを制御する前記制御値を脈動させる、
請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータに供給する電流を制御する前記制御値を脈動させる、
請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記第1補正値と前記第2補正値とを用いて、前記モータに印加する電圧を制御する前記制御値を脈動させる、
請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、前記第2補正値を、前記直流電圧による直流リンク電流における6次高調波の割合が目標割合となるように制御する、
請求項1に記載の電力変換装置。 - 前記制御部は、電源の系統インピーダンスに応じて、前記目標割合を変化させる、
請求項6に記載の電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2023080795A JP2024164998A (ja) | 2023-05-16 | 2023-05-16 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2023080795A JP2024164998A (ja) | 2023-05-16 | 2023-05-16 | 電力変換装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
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JP2023080795A Pending JP2024164998A (ja) | 2023-05-16 | 2023-05-16 | 電力変換装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2024164998A (ja) |
-
2023
- 2023-05-16 JP JP2023080795A patent/JP2024164998A/ja active Pending
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