JP2024115987A - ガスエンジン用配管装置及びガスエンジン - Google Patents

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Abstract

Figure 2024115987000001
【課題】ガスエンジンの良好なメンテナンス性を実現可能なガスエンジン用配管装置を提供する。
【解決手段】ガスエンジン用配管装置6であって、複数の配管ユニット8における隣り合う2つの配管ユニット8a、8bについて、第1配管ユニット8aの燃料ガス供給管12と第2配管ユニット8bの燃料ガス供給管12とを接続する接続管16と、接続管16の少なくとも一部を覆うように第1配管ユニット8aのケーシング14から第2配管ユニット8bのケーシング14まで延在するカバー部材18と、第1配管ユニット8aの燃料ガス供給管12と接続管16とを締結する少なくとも1つの第1締結部材32と、を備え、第2配管ユニット8bのケーシング14は、カバー部材18が第2配管ユニットのケーシング14に対してスライド可能となるように、カバー部材18をガイドするガイド部37を含む。
【選択図】図1

Description

本開示は、ガスエンジン用配管装置及びガスエンジンに関する。
例えば舶用等のガスエンジンでは、安全性等の観点から、エンジンの各シリンダに燃料を供給する燃料ガス管として2重管(例えば2重に成形した配管又は燃料ガス管をダクト等で覆った構造の部品)が用いられる場合がある(例えば特許文献1参照)。この場合、2重管の外側の管と内側の管の間の空間は、空気又は窒素等の不活性ガスで加圧されるか換気装置で負圧に維持される。
中国特許出願公開第115013189号明細書
上述のように、エンジンの各シリンダに燃料を供給する燃料ガス管として2重管を用いる場合には、2重に成形した配管又は燃料ガス管をダクト等で覆った構造の部品の何れを用いる場合であっても、エンジンのシリンダ毎に燃料ガス供給管を分解することが困難であり、エンジンのメンテナンス性に課題があった。
上述の事情に鑑みて、本開示の少なくとも一実施形態は、ガスエンジンの良好なメンテナンス性を実現可能なガスエンジン用配管装置及びこれを備えるガスエンジンを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の少なくとも一実施形態に係るガスエンジン用配管装置は、
ガスエンジンの複数のシリンダに燃料ガスを供給するためのガスエンジン用配管装置であって、
複数の配管ユニットを備え、
前記複数の配管ユニットの各々は、前記複数のシリンダの各々と1対1で対応して設けられており、
前記複数の配管ユニットの各々は、対応する前記シリンダに供給する燃料ガスの噴射を制御するための燃料ガス供給弁と、前記燃料ガス供給弁に接続される燃料ガス供給管と、前記燃料ガス供給管の少なくとも一部を収容するケーシングとを含み、
前記複数の配管ユニットにおける隣り合う2つの配管ユニットのうち一方の配管ユニットを第1配管ユニット、隣り合う前記2つの配管ユニットのうち他方の配管ユニットを第2配管ユニットと定義すると、
前記ガスエンジン用配管装置は、
前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給管と前記第2配管ユニットの前記燃料ガス供給管とを接続する接続管と、
前記接続管の少なくとも一部を覆うように前記第1配管ユニットの前記ケーシングから前記第2配管ユニットの前記ケーシングまで延在するカバー部材と、
前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給管と前記接続管とを締結する少なくとも1つの第1締結部材と、
を更に備え、
前記第2配管ユニットの前記ケーシングは、前記カバー部材が前記第2配管ユニットの前記ケーシングに対してスライド可能となるように、前記カバー部材をガイドするガイド部を含む。
上記目的を達成するため、本開示の少なくとも一実施形態に係るガスエンジン用配管装置は、
上記ガスエンジン用配管装置と、前記複数のシリンダとを備える。
本開示の少なくとも一実施形態によれば、ガスエンジンの良好なメンテナンス性を実現可能なガスエンジン用配管装置及びこれを備えるガスエンジンが提供される。
一実施形態に係るガスエンジン用配管装置6の一例を示す模式的な断面図である。 図1に示すガスエンジン用配管装置6について、カバー部材18を配管ユニット8aから離れる方向にスライドさせて、配管ユニット8aのケーシング14とカバー部材18との間に、ボルト32にアクセスするための隙間60を形成した状態を示す図である。 一実施形態に係るガスエンジン用配管装置6の他の一例を示す模式的な断面図である。 一実施形態に係るガスエンジン用配管装置6の更に他の一例を示す模式的な断面図である。 図4を用いて説明したガスエンジン用配管装置6における燃料ガス供給管12の延在する方向と直交する断面の一例を示す模式図である。
以下、添付図面を参照して本開示の幾つかの実施形態について説明する。ただし、実施形態として記載されている又は図面に示されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、発明の範囲をこれに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1は、一実施形態に係るガスエンジン用配管装置6の一例を示す模式的な断面図である。ガスエンジン用配管装置6は、ガスエンジン2が備える複数のシリンダ4に燃料を供給するための装置である。以下、ガスエンジン用配管装置6を単に配管装置6と記載する。
図1に示すように、配管装置6は、ガスエンジン2の複数のシリンダ4に燃料ガスをそれぞれ供給するように構成された複数の配管ユニット8を備える。配管装置6の複数の配管ユニット8の各々は、ガスエンジン2の複数のシリンダ4の各々と1対1で対応して設けられており、複数の配管ユニット8は、複数のシリンダ4の配列に沿って配置されている。
図1に示すように、ガスエンジン2の複数のシリンダ4は、互いに隣り合うシリンダ4aとシリンダ4bとを含む。複数の配管ユニット8は、シリンダ4aに対応して設けられた配管ユニット8aと、シリンダ4bに対応して設けられた配管ユニット8bとを含む。配管ユニット8aと配管ユニット8bとは隣り合うように配置されている。
図1に示すように、複数の配管ユニット8の各々は、各配管ユニット8に対応するシリンダ4に供給する燃料ガスの噴射を制御するための燃料ガス供給弁10と、燃料ガス供給弁10に接続される燃料ガス供給管12と、燃料ガス供給管12の少なくとも一部(図示する例では燃料ガス供給管12の全部)を収容するケーシング14とを含む。例えば、配管ユニット8aは、シリンダ4aに供給する燃料ガスの噴射を制御するための燃料ガス供給弁10と、燃料ガス供給弁10に接続される燃料ガス供給管12と、燃料ガス供給管12を収容するケーシング14とを含み、配管ユニット8bは、シリンダ4bに供給する燃料ガスの噴射を制御するための燃料ガス供給弁10と、燃料ガス供給弁10に接続される燃料ガス供給管12と、燃料ガス供給管12を収容するケーシング14とを含む。
配管装置6は、隣り合う2つの配管ユニット8の燃料ガス供給管12同士を接続する接続管16と、カバー部材18とを備える。カバー部材18は、接続管16の少なくとも一部を覆うように、隣り合う配管ユニット8における一方の配管ユニット8のケーシング14から他方の配管ユニット8のケーシング14まで延在する。例えば、配管ユニット8aの燃料ガス供給管12と配管ユニット8bの燃料ガス供給管12とを接続する接続管16の少なくとも一部を覆うカバー部材18は、配管ユニット8aのケーシング14から配管ユニット8bのケーシング14まで延在する。
配管装置6は、互いに隣り合う配管ユニット8とそれらを接続するための構成(接続管16及びカバー部材18)の繰り返しによって構成されるため、以下では、発明の理解を容易にするために、隣り合う2つの配管ユニット8a,8bとそれらを接続するための構成について説明する。なお、隣り合う2つの配管ユニット8a,8bの各々の構成は同一である。
図1に示すように、接続管16は、配管ユニット8aの燃料ガス供給管12と配管ユニット8bの燃料ガス供給管12とを接続する。接続管16は、配管ユニット8aの燃料ガス供給管12が延在する方向すなわち配管ユニット8bの燃料ガス供給管12が延在する方向に沿って延在している。以下、配管ユニット8aの燃料ガス供給管12が延在する方向すなわち配管ユニット8bの燃料ガス供給管12が延在する方向を第1方向と記載する。第1方向は、隣り合う配管ユニット8a,8bの並ぶ方向(複数の配管ユニット8が並ぶ方向)に相当する。
燃料ガス供給管12は、第1方向に沿って延在する直線状の配管部20と、配管部20から第1方向と交差する方向に分岐して配管部20と燃料ガス供給弁10とを接続する分岐管部22とを含む。配管部20の一端側にはフランジ24が形成されており、配管部20の他端側にはフランジ26が形成されている。フランジ24,26の各々は、第1方向と直交する平面に沿って形成されている。
ケーシング14は、第1方向における一方側の側壁36と、第1方向における他方側の側壁40とを含み、側壁36には貫通穴38が形成されており、側壁40には貫通穴42が形成されている。貫通穴38,42の各々は、ケーシング14の内側の空間(燃料ガス供給管12と燃料ガス供給弁10とを収容する空間)とケーシング14の外側の空間とを連通する。図示する例では、ケーシング14は、側壁36から第1方向における一方側に向けて突出する筒状のガイド部37を含み、貫通穴38は筒状のガイド部37の内周側に形成される。
接続管16の一端側にはフランジ28が形成されており、接続管16の他端側にはフランジ30が形成されている。フランジ28,30の各々は、第1方向と直交する平面に沿って形成されている。配管ユニット8aの燃料ガス供給管12のフランジ26と、接続管16のフランジ28とは複数のボルト32(複数の第1締結部材)で締結されており、配管ユニット8bの燃料ガス供給管12のフランジ24と、接続管16のフランジ30とは複数のボルト34(複数の第3締結部材)で締結されている。また、図示する例示的形態では、接続管16は、伸縮可能なベローズ管によって構成されている。
カバー部材18は、配管ユニット8aのケーシング14の側壁40に複数のボルト43で締結されるフランジ44と、フランジ44から配管ユニット8bに向けて第1方向に突出する筒状部46とを含む。フランジ44は、第1方向と直交する平面に沿って形成されている。筒状部46は、接続管16の少なくとも一部を覆うように筒状に形成されている。
カバー部材18における筒状部46の先端部48は、配管ユニット8bのケーシング14に形成された筒状のガイド部37の内側に差し込まれており、配管ユニット8bのケーシング14のガイド部37は、カバー部材18の筒状部46が配管ユニット8bのケーシング14のガイド部37に対してスライド可能となるようにカバー部材18の筒状部46をガイドする。具体的には、複数のボルト43をカバー部材18から取り除いた状態(配管ユニット8aのケーシング14とカバー部材18のフランジ44との複数のボルト43による締結を解除した状態)において、カバー部材18の筒状部46の外周面50は、配管ユニット8bのケーシング14における筒状のガイド部37の内周面52に沿ってスライド可能に構成されている。また、カバー部材18の筒状部46の外径は、配管ユニット8bの筒状のガイド部37の内径以下となっており、カバー部材18の筒状部46の外周面50と配管ユニット8bのケーシング14における筒状のガイド部37の内周面52との間にシール部材56が保持されている。図示する例示的な構成では、カバー部材18の筒状部46の外周面50には、環状の溝51が形成されており、環状のシール部材56(例えばOリング等)の少なくとも一部が環状の溝51の内側に保持されている。シール部材56は、カバー部材18の筒状部46の外周面50と配管ユニット8bのケーシング14における筒状のガイド部37の内周面52との隙間をシールするように構成されている。
上記配管装置6によれば、ケーシング14とカバー部材18とによって燃料ガス供給管12と接続管16とが覆われることにより、燃料ガス供給管12又は接続管16から燃料ガスが漏洩したとしても、燃料ガスが配管装置6の外部に燃料ガスが漏洩することを抑制することができる。また、ガスエンジン2のメンテナンス時において、複数のボルト43による配管ユニット8aとカバー部材18との締結を解除して複数のボルト43をカバー部材18及び配管ユニット8aから取り外すことにより、カバー部材18を配管ユニット8bのケーシング14に対してスライドさせることができる。これにより、図2に示すように、カバー部材18を配管ユニット8aから離れる方向にスライドさせて、配管ユニット8aのケーシング14とカバー部材18との間に、複数のボルト32にアクセスするための隙間60を形成することが可能となる。したがって、当該隙間60を通って複数のボルト32にアクセスし、複数のボルト32による配管ユニット8aの燃料ガス供給管12と接続管16との締結を解除して複数のボルト32を燃料ガス供給管12及び接続管16から取り外すことが可能となる。これにより、配管ユニット8aと配管ユニット8bとを分離することができる。
このため、ガスエンジン2のメンテナンス時において、例えば取り外しの対象とする配管ユニット8を、その隣に配置された配管ユニット8をガスエンジン2から取り外さなくても、個別にガスエンジン2から取り外したり分解したりすることができ、取り外した配管ユニット8に対応するシリンダ4や不図示のシリンダヘッド等も必要に応じてガスエンジン2から取り外したり分解したりすることが可能となる。このように、上記配管装置6によれば、ガスエンジン2の良好なメンテナンス性を実現することができる。
また、上記配管装置6によれば、接続管16が伸縮可能なベローズ管によって構成されているため、配管ユニット8aの燃料ガス供給管12と配管ユニット8bの燃料ガス供給管12との間から接続管16を容易に取り外すことができ、ガスエンジン2のメンテナンス性を一層向上することができる。また、ケーシング14が配管ユニット8毎に設けられているため、配管装置6の全体で1つのケーシングを共有するよりも、配管装置6を小型化することができる。
図3は、一実施形態に係るガスエンジン用配管装置6の他の一例を示す模式的な断面図である。図3に示すガスエンジン用配管装置6において、図1及び図2に示したガスエンジン用配管装置6の各構成と共通の符号は、特記しない限り図1及び図2に示したガスエンジン用配管装置6の各構成と同様の構成を示すものとし、説明を省略する。
幾つかの実施形態では、例えば図3に示すように、配管ユニット8の各々は、配管ユニット8の各々に対応するシリンダ4毎に設けられた動弁機構62(シリンダ4毎に設けられた不図示の給気弁及び排気弁を駆動するための動弁機構)の少なくとも一部を収容するロッカーケース64を備える。また、各配管ユニット8におけるケーシング14とロッカーケース64とは一体で構成されている。図3に示す例では、配管ユニット8aは、シリンダ4aに対応する不図示の給気弁及び排気弁を駆動するための動弁機構62の少なくとも一部を収容するロッカーケース64を備えており、配管ユニット8aのケーシング14とロッカーケース64とは一体で構成されている。また、配管ユニット8bは、シリンダ4bに対応する不図示の給気弁及び排気弁を駆動するための動弁機構62の少なくとも一部を収容するロッカーケース64を備えており、配管ユニット8bのケーシング14とロッカーケース64とは一体で構成されている。
各配管ユニット8のケーシング14とロッカーケース64とは、鋳造により一体で成形された1つの鋳物によって構成されていてもよい。例えば、配管ユニット8aのケーシング14と配管ユニット8aのロッカーケース64とは、鋳造により一体で成形された1つの鋳物によって構成されていてもよい。また、配管ユニット8bのケーシング14と配管ユニット8bのロッカーケース64とは、鋳造により一体で成形された1つの鋳物によって構成されていてもよい。
上記のように、各配管ユニット8におけるケーシング14とロッカーケース64とを一体で構成することにより、各配管ユニット8におけるケーシング14とロッカーケース64とを別体で構成するよりも、配管装置6の小型化及び低コスト化を実現することができる。
また、ロッカーケース64と一体で構成されたケーシング14の内側に燃料ガス供給弁10を配置することにより、例えば燃料ガス供給弁10をケーシング14の上に配置する場合等と比較して、配管装置6の重心を低くしてガスエンジン2の振動を抑制することができ、また、配管装置6の小型化及び低コスト化を実現することができる。
図4は、一実施形態に係るガスエンジン用配管装置6の更に他の一例を示す模式的な断面図である。図4に示すガスエンジン用配管装置6において、図3に示したガスエンジン用配管装置6の各構成と共通の符号は、特記しない限り図4に示したガスエンジン用配管装置6の各構成と同様の構成を示すものとし、説明を省略する。
幾つかの実施形態では、例えば図4に示すように、配管ユニット8の各々におけるケーシング14を構成する壁70(図示する例ではケーシング14におけるロッカーケース64と反対側の側壁)の内部には、冷却水を流すための冷却水通路72が形成されている。図4に示す例では、配管ユニット8aのケーシング14に形成される冷却水通路72は、ガスエンジン2の排気管74と配管ユニット8aの燃料ガス供給弁10との間を通るように構成されている。また、配管ユニット8bのケーシング14に形成される冷却水通路72は、ガスエンジン2の排気管74と配管ユニット8bの燃料ガス供給弁10との間を通るように構成されている。排気管74には、各シリンダ4から排出された排気が流れる。
図4に示す構成によれば、排気管74と燃料ガス供給弁10との間に冷却水通路72が配置されているため、排気管74からの熱が冷却水通路72で遮断されて燃料ガス供給弁10に伝わりにくくなるため、電磁弁によって構成された燃料ガス供給弁10に熱に起因する動作不良等が生じることを抑制し、燃料ガス供給弁の信頼性を向上することができる。
図5は、図4を用いて説明したガスエンジン用配管装置6における燃料ガス供給管12の延在する方向(配管ユニット8の並ぶ方向)と直交する断面の一例を示す模式図である。
幾つかの実施形態では、例えば図5に示すように、配管ユニット8の各々のケーシング14には、燃料ガス供給管12よりも上方に貫通穴80が形成されている。図示する例では、貫通穴80は、ケーシング14の天井壁84を鉛直方向に貫通するように形成される。また、配管ユニット8の各々は、貫通穴80を覆う蓋部材82を含み、蓋部材82は、ケーシング14から取り外し可能に構成される。図示する例では、蓋部材82は、天井壁84の上面85に複数のボルト86で締結されて固定されており、複数のボルト86を蓋部材82から取り外すことにより、蓋部材82をケーシング14から取り外すことができる。
図5に示す例示的な構成では、配管ユニット8の各々のケーシング14の底壁88には、燃料ガス供給弁10が燃料ガス供給弁取付用部品90を介して固定されている。また、配管ユニット8の各々のケーシング14の天井壁84には、不図示の熱交換器に接続される冷却水戻し通路92が形成されており、配管ユニット8の各々の冷却水通路72の上端が冷却水戻り通路92に接続されている。配管ユニット8の各々の冷却水通路72を通った冷却水は、第1方向に沿って延在する冷却水戻り通路92を通って例えば不図示の熱交換器に導かれ、熱交換器で冷却されて再び冷却水通路72に供給されてもよい。冷却水通路72には、例えばガスエンジン2の他の部位の冷却に使用される前又は後の冷却水が流れていてもよい。
図5に示す構成によれば、配管ユニット8のケーシング14に、燃料ガス供給管12よりも上方に貫通穴80が形成されている。このため、例えば配管装置6の外部(例えばガスエンジン2が配置される機関室等)に燃料ガスの漏洩を検知するセンサが設けられている場合等には、燃料ガス供給管12から燃料ガスが漏洩した場合であっても、蓋部材82を予め開放又は取り外しておくことにより、ケーシング14の内側の空間をファン等で換気しなくても空気より比重が小さい燃料ガスを貫通穴80からケーシング14の外部(配管装置6の外部)に拡散させて上記センサで燃料ガスの漏洩を検知することができる。また、例えば配管装置6の外部(例えばガスエンジン2が配置される機関室等)に燃料ガスの漏洩を検知するセンサが設けられていない場合等には、蓋部材82で貫通穴80を塞ぐことにより、ケーシング14の外部に燃料ガスが漏洩することを抑制することができる。
本開示は上述した実施形態に限定されることはなく、上述した実施形態に変形を加えた形態や、これらの形態を適宜組み合わせた形態も含む。
例えばカバー部材18の筒状部46の内周面が筒状のガイド部37の外周面にスライドするように、カバー部材18の筒状部46の内径が筒状のガイド部37の外径以上であってもよい。また、燃料ガス供給弁10と燃料ガス供給管12とを収容するケーシング14とロッカーケース64とは別体によって構成されていてもよい。また、ボルト32,34,43,86の各々の数は、複数に限らず、少なくとも1つであってもよい。また、蓋部材82は、例えばヒンジ機構等によって貫通穴80を開閉可能に構成されていてもよい。
上記各実施形態に記載の内容は、例えば以下のように把握される。
(1)本開示の少なくとも一実施形態に係るガスエンジン用配管装置(例えば上述のガスエンジン用配管装置6)は、ガスエンジン(例えば上述のガスエンジン2)の複数のシリンダ(例えば上述の複数のシリンダ4)に燃料ガスを供給するためのガスエンジン用配管装置であって、
複数の配管ユニット(例えば上述の複数の配管ユニット8)を備え、
前記複数の配管ユニットの各々は、前記複数のシリンダの各々と1対1で対応して設けられており、
前記複数の配管ユニットの各々は、対応する前記シリンダに供給する燃料ガスの噴射を制御するための燃料ガス供給弁(例えば上述の燃料ガス供給弁10)と、前記燃料ガス供給弁に接続される燃料ガス供給管(例えば上述の燃料ガス供給管12)と、前記燃料ガス供給管の少なくとも一部を収容するケーシング(例えば上述のケーシング14)とを含み、
前記複数の配管ユニットにおける隣り合う2つの配管ユニットのうち一方の配管ユニットを第1配管ユニット(例えば上述の配管ユニット8a)、隣り合う前記2つの配管ユニットのうち他方の配管ユニットを第2配管ユニット(例えば上述の配管ユニット8b)と定義すると、
前記ガスエンジン用配管装置は、
前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給管と前記第2配管ユニットの前記燃料ガス供給管とを接続する接続管(例えば上述の接続管16)と、
前記接続管の少なくとも一部を覆うように前記第1配管ユニットの前記ケーシングから前記第2配管ユニットの前記ケーシングまで延在するカバー部材(例えば上述のカバー部材18)と、
前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給管と前記接続管とを締結する少なくとも1つの第1締結部材(例えば上述の複数のボルト32)と、
を更に備え、
前記第2配管ユニットの前記ケーシングは、前記カバー部材が前記第2配管ユニットの前記ケーシングに対してスライド可能となるように、前記カバー部材をガイドするガイド部(例えば上述のガイド部37)を含む。
上記(1)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、ガスエンジンのメンテナンス時において、カバー部材を第2配管ユニットのケーシングに対してスライドさせることにより、第1配管ユニットのケーシングとカバー部材との間に、少なくとも1つの第1締結部材にアクセスするための隙間を形成することができる。したがって、当該隙間を通って少なくとも1つの第1締結部材にアクセスし、少なくとも1つの第1締結部材による第1配管ユニットの燃料ガス供給管と接続管との締結を解除することが可能となる。これにより、第1配管ユニットと第2配管ユニットとを分離することができる。
このため、例えば取り外しの対象とする配管ユニットを、その隣に配置された配管ユニットをガスエンジンから取り外さなくても、個別にガスエンジンから取り外したり分解したりすることができ、取り外した配管ユニットに対応するシリンダや不図示のシリンダヘッド等も必要に応じてガスエンジンから取り外したり分解したりすることが可能となる。このように、上記配管装置によれば、ガスエンジンの良好なメンテナンス性を実現することができる。
(2)幾つかの実施形態では、上記(1)に記載のガスエンジン用配管装置において、
前記接続管は伸縮可能に構成される。
上記(2)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、第1配管ユニットの燃料ガス供給管と第2配管ユニットの燃料ガス供給管との間から接続管を容易に取り外すことができ、ガスエンジンのメンテナンス性を一層向上することができる。
(3)幾つかの実施形態では、上記(1)又は(2)に記載のガスエンジン用配管装置において、
前記カバー部材は、前記接続管の少なくとも一部を覆うように筒状に形成された筒状部(例えば上述の筒状部46)を含み、
前記ガイド部は、筒状に形成される。
上記(3)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、接続管の少なくとも一部を覆う筒状部を含むカバー部材を、筒状のガイド部に沿って安定してスライドさせることができる。
(4)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(3)の何れかに記載のガスエンジン用配管装置において、
前記第1配管ユニットの前記ケーシングと前記カバー部材とを締結する少なくとも1つの第2締結部材(例えば上述の複数のボルト43)を更に備え、
前記第1配管ユニットの前記ケーシングと前記カバー部材とから前記少なくとも1つの第2締結部材を取り除いた状態において、前記カバー部材は、前記ガイド部に沿ってスライド可能に構成される。
上記(4)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、第1配管ユニットのケーシングとカバー部材とから少なくとも1つの第2締結部材を取り除いてカバー部材をガイド部に沿ってスライドさせることにより、第1配管ユニットのケーシングとカバー部材との間に、少なくとも1つの第1締結部材にアクセスするための隙間を形成することができる。したがって、当該隙間を通って少なくとも1つの第1締結部材にアクセスし、少なくとも1つの第1締結部材による第1配管ユニットの燃料ガス供給管と接続管との締結を解除することが可能となる。これにより、第1配管ユニットと第2配管ユニットとを分離することができる。
このため、例えば取り外しの対象とする配管ユニットを、その隣に配置された配管ユニットをガスエンジンから取り外さなくても、個別にガスエンジンから取り外したり分解したりすることができ、取り外した配管ユニットに対応するシリンダや不図示のシリンダヘッド等も必要に応じてガスエンジンから取り外したり分解したりすることが可能となる。このように、上記配管装置によれば、ガスエンジンの良好なメンテナンス性を実現することができる。
(5)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(4)の何れかに記載のガスエンジン用配管装置において、
前記カバー部材と前記ガイド部との間に保持されたシール部材(例えば上述のシール部材56)を更に備える。
上記(5)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、燃料ガス供給管又は接続管から燃料ガスが漏洩しても、カバー部材とガイド部との隙間からの燃料ガスの漏洩を抑制することができる。
(6)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(5)の何れかに記載のガスエンジン用配管装置において、
前記複数のシリンダのうち前記第1配管ユニットに対応する前記シリンダを第1シリンダ(例えば上述のシリンダ4a)と定義すると、前記ガスエンジン用配管装置は、前記第1シリンダに対応する給気弁を駆動するための動弁機構(例えば上述の動弁機構62)の少なくとも一部を収容するロッカーケース(例えば上述のロッカーケース64)を備え、
前記第1配管ユニットの前記ケーシングと前記ロッカーケースとは一体で構成される。
上記(6)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、第1配管ユニットのケーシングとロッカーケースとを一体で構成することにより、第1配管ユニットのケーシングとロッカーケースとを別体で構成するよりも、配管装置の小型化及び低コスト化を実現することができる。
(7)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(6)の何れかに記載のガスエンジン用配管装置において、
前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給弁は、前記第1配管ユニットの前記ケーシングの内側に配置される。
上記(7)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、ロッカーケースと一体で構成されたケーシングの内側に燃料ガス供給弁を配置することにより、例えば燃料ガス供給弁をケーシングの上に配置する場合等と比較して、配管装置の重心を低くしてガスエンジンの振動を抑制することができ、また、ガスエンジン用配管装置の小型化及び低コスト化を実現することができる。
(8)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(7)の何れかに記載のガスエンジン用配管装置において、
前記第1配管ユニットの前記ケーシングには、前記燃料ガス供給管よりも上方に貫通穴(例えば上述の貫通穴80)が形成される。
上記(8)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、例えばガスエンジン用配管装置の外部(例えばガスエンジンが配置される機関室等)に燃料ガスの漏洩を検知するセンサが設けられている場合等には、燃料ガス供給管から燃料ガスが漏洩した場合であっても、ケーシングの内側の空間をファン等で換気しなくても空気より比重が小さい燃料ガスを貫通穴からケーシングの外部(配管装置6の外部)に拡散させて上記センサで燃料ガスの漏洩を検知することができる。
(9)幾つかの実施形態では、上記(8)に記載のガスエンジン用配管装置において、
前記貫通穴を覆う蓋部材(例えば上述の蓋部材82)を更に備え、
前記蓋部材は、前記貫通穴を開閉可能又は前記ケーシングから取り外し可能に構成される。
上記(9)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、例えば配管装置の外部(例えばガスエンジンが配置される機関室等)に燃料ガスの漏洩を検知するセンサが設けられていない場合等には、蓋部材で貫通穴を塞ぐことにより、ケーシングの外部に燃料ガスが漏洩することを抑制することができる。
(10)幾つかの実施形態では、上記(1)乃至(9)の何れかに記載のガスエンジン用配管装置において、
前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給弁は電磁弁であり、
前記第1配管ユニットの前記ケーシングを構成する壁の内部には冷却水を流すための冷却水通路(例えば上述の冷却水通路72)が形成されており、
前記冷却水通路は、前記ガスエンジンの排気管(例えば上述の排気管74)と前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給弁との間を通るように構成される。
上記(10)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、排気管と燃料ガス供給弁との間に冷却水通路が配置されているため、排気管からの熱が冷却水通路で遮断されて燃料ガス供給弁に伝わりにくくなるため、電磁弁によって構成された燃料ガス供給弁に熱に起因する動作不良等が生じることを抑制し、燃料ガス供給弁の信頼性を向上することができる。
(11)本開示の少なくとも一実施形態に係るガスエンジンは、
上記(1)乃至(10)の何れかに記載のガスエンジン用配管装置と、前記複数のシリンダとを備える。
上記(11)に記載のガスエンジン用配管装置によれば、上記(1)乃至(10)の何れかに記載のガスエンジン用配管装置を備えるため、ガスエンジンの良好なメンテナンス性を実現することができる。
2 ガスエンジン
4,4a,4b シリンダ
6 ガスエンジン用配管装置
8,8a,8b 配管ユニット
10 燃料ガス供給弁
12 燃料ガス供給管
14 ケーシング
16 接続管
18 カバー部材
20 配管部
22 分岐管部
24,26,28,30,44 フランジ
32,34,43,86 ボルト
36,40 側壁
37 ガイド部
38,42,80 貫通穴
46 筒状部
48 先端部
50 外周面
51 溝
52 内周面
56 シール部材
60 隙間
62 動弁機構
64 ロッカーケース
70 壁
72 冷却水通路
74 排気管
82 蓋部材
84 天井壁
85 上面
88 底壁
90 燃料ガス供給弁取付用部品
92 冷却水戻り通路

Claims (11)

  1. ガスエンジンの複数のシリンダに燃料ガスを供給するためのガスエンジン用配管装置であって、
    複数の配管ユニットを備え、
    前記複数の配管ユニットの各々は、前記複数のシリンダの各々と1対1で対応して設けられており、
    前記複数の配管ユニットの各々は、対応する前記シリンダに供給する燃料ガスの噴射を制御するための燃料ガス供給弁と、前記燃料ガス供給弁に接続される燃料ガス供給管と、前記燃料ガス供給管の少なくとも一部を収容するケーシングとを含み、
    前記複数の配管ユニットにおける隣り合う2つの配管ユニットのうち一方の配管ユニットを第1配管ユニット、隣り合う前記2つの配管ユニットのうち他方の配管ユニットを第2配管ユニットと定義すると、
    前記ガスエンジン用配管装置は、
    前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給管と前記第2配管ユニットの前記燃料ガス供給管とを接続する接続管と、
    前記接続管の少なくとも一部を覆うように前記第1配管ユニットの前記ケーシングから前記第2配管ユニットの前記ケーシングまで延在するカバー部材と、
    前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給管と前記接続管とを締結する少なくとも1つの第1締結部材と、
    を更に備え、
    前記第2配管ユニットの前記ケーシングは、前記カバー部材が前記第2配管ユニットの前記ケーシングに対してスライド可能となるように、前記カバー部材をガイドするガイド部を含む、ガスエンジン用配管装置。
  2. 前記接続管は伸縮可能に構成された、請求項1に記載のガスエンジン用配管装置。
  3. 前記カバー部材は、前記接続管の少なくとも一部を覆うように筒状に形成された筒状部を含み、
    前記ガイド部は、筒状に形成された、請求項1に記載のガスエンジン用配管装置。
  4. 前記第1配管ユニットの前記ケーシングと前記カバー部材とを締結する少なくとも1つの第2締結部材を更に備え、
    前記第1配管ユニットの前記ケーシングと前記カバー部材とから前記少なくとも1つの第2締結部材を取り除いた状態において、前記カバー部材は、前記ガイド部に沿ってスライド可能に構成された、請求項1に記載のガスエンジン用配管装置。
  5. 前記カバー部材と前記ガイド部との間に保持されたシール部材を更に備える、請求項1に記載のガスエンジン用配管装置。
  6. 前記複数のシリンダのうち前記第1配管ユニットに対応する前記シリンダを第1シリンダと定義すると、前記ガスエンジン用配管装置は、前記第1シリンダに対応する給気弁を駆動するための動弁機構の少なくとも一部を収容するロッカーケースを備え、
    前記第1配管ユニットの前記ケーシングと前記ロッカーケースとは一体で構成された、請求項1に記載のガスエンジン用配管装置。
  7. 前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給弁は、前記第1配管ユニットの前記ケーシングの内側に配置された、請求項6に記載のガスエンジン用配管装置。
  8. 前記第1配管ユニットの前記ケーシングには、前記燃料ガス供給管よりも上方に貫通穴が形成された、請求項1に記載のガスエンジン用配管装置。
  9. 前記貫通穴を覆う蓋部材を更に備え、
    前記蓋部材は、前記貫通穴を開閉可能又は前記ケーシングから取り外し可能に構成された、請求項8に記載のガスエンジン用配管装置。
  10. 前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給弁は電磁弁であり、
    前記第1配管ユニットの前記ケーシングを構成する壁の内部には冷却水を流すための冷却水通路が形成されており、
    前記冷却水通路は、前記ガスエンジンの排気管と前記第1配管ユニットの前記燃料ガス供給弁との間を通るように構成された、請求項1に記載のガスエンジン用配管装置。
  11. 請求項1乃至10の何れか1項に記載のガスエンジン用配管装置と、前記複数のシリンダとを備える、ガスエンジン。
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