JP2024041190A - 車両用制御装置 - Google Patents

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秀一 平林
Shuichi Hirabayashi
雄太 齋藤
Yuta Saito
勇波 中島
Yuha Nakajima
隆行 島内
Takayuki Shimauchi
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Abstract

【課題】マイルームモード設定時のバッテリの充電時間を短縮することができる車両用制御装置を提供する。【解決手段】給電設備によって充電可能な走行用のバッテリ11と、車室内12を空調する空調装置40と、を備える車両10の空調ECU80であって、給電設備によってバッテリ11の充電中に少なくとも空調装置40を含む補機が駆動可能となるマイルームモードが設定可能であって、マイルームモードが設定され、バッテリ11の充電率が所定充電率以下の場合には、空調装置40において暖房除湿運転を禁止する。【選択図】図1

Description

本発明は、給電設備によって充電可能な走行用のバッテリと、車室内を空調する空調装置とを備える車両の車両用制御装置に関する。
電動車両のうちのBEV(Battery Electric Vehicle)およびPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle)は、給電設備によって充電可能な走行用のバッテリを有している。当該車両では、バッテリの充電中に少なくとも車室内を空調する空調装置を含む補機が駆動可能となるマイルームモードが設定される場合がある(例えば、特許文献1)。マイルームモードによれば、車両の車室内をテレワークに利用する、バッテリの充電中に車室内で快適に待機することができる。
ところで、車室内を空調する空調装置は、暖房運転時にウィンドウガラスの防曇のために暖房除湿運転を実行する場合がある。暖房除湿運転では、車室内へ送風する空気を加熱すると共に冷却する必要があるため消費電力が大きくなる。
特開2020-054206号公報
BEVまたはPHEVにおいてバッテリの充電中にマイルームモードが設定され、暖房除湿運転が実行された場合には、暖房除湿運転の消費電力が大きいため、バッテリの充電時間が長くなる。
そこで、本発明は、マイルームモード設定時のバッテリの充電時間を短縮することができる車両用制御装置を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用制御装置は、給電設備によって充電可能な走行用のバッテリと、車室内を空調する空調装置と、を備える車両の車両用制御装置であって、給電設備によってバッテリの充電中に少なくとも空調装置を含む補機が駆動可能となるマイルームモードが設定可能であって、マイルームモードが設定され、バッテリの充電率が所定充電率以下の場合には、空調装置において暖房除湿運転を禁止することを特徴とする。
本発明の車両用制御装置によれば、マイルームモード設定時のバッテリの充電時間を短縮することができる。
実施形態に係わる車両を示す模式図である。 実施形態の一例である車両用制御装置の構成を示すブロック図である。 暖房除湿禁止制御の流れを示すフロー図である。
以下、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。以下の説明において、具体的な形状、材料、方向、数値等は、本発明の理解を容易にするための例示であって、用途、目的、仕様等に合わせて適宜変更することができる。
車両用制御装置としての空調ECU(Electronic Control Unit)80は、給電設備(図示なし)によって充電可能な走行用のバッテリ11と、車室内12を空調する空調装置40と、を備える車両10(図示なし)に設けられている。空調ECU80によれば、詳細は後述するマイルームモード設定時のバッテリ11の充電時間を短縮することができる。
<車両>
図1および図2を用いて、実施形態に係る車両10について説明する。
車両10は、バッテリ11の電力のみによってモータ(図示なし)を駆動して走行するBEVである。ただし、本実施形態の車両10は、ガソリンエンジンおよびモータを駆動して走行するHEVのバッテリ11に給電設備から充電できるPHEVであってもよい。
図1に示すように、車両10は、上述した走行用のバッテリ11と、バッテリ11の状態を取得するバッテリECU20と、後述するマイルームモードを設定可能な車両ECU30と、車室内12を空調する空調装置40と、空調装置40の各機器を制御する車両用制御装置としての空調ECU80とを有している。
本実施形態の車両10は、バッテリECU20、車両ECU30および空調ECU80を有する構成としたが、これに限定されない。1つのECUによって、バッテリ11の状態が取得され、マイルームモードが設定され、空調装置40の各機器が制御される構成であってもよい。
<バッテリ>
バッテリ11は、上述したように走行用のモータに電力を供給する。バッテリ11は、車両10の外部の給電設備によって充電可能である。バッテリ11は、バッテリECU20に接続されている。
バッテリECU20は、上述したようにバッテリ11の状態を取得する。バッテリECU20は、内部に情報処理を行うCPUを有するプロセッサ21と、プロセッサ21が実行するソフトウェア、プログラムまたはデータを格納するメモリ22とを有するコンピュータである。バッテリECU20は、車両ECU30と、空調ECU80とに接続されている。
図2に示すように、バッテリECU20は、バッテリ11が給電設備によって充電中であるかどうかを確認する充電判定部23と、バッテリ11の充電率を算出する充電率算出部24とを有している。充電判定部23および充電率算出部24は、プロセッサ21がメモリ22に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
<マイルームモード>
再度、図1に示すように、車両ECU30は、後述するマイルームモードを設定可能である。車両ECU30は、内部に情報処理を行うCPUを有するプロセッサ31と、プロセッサ31が実行するソフトウェア、プログラムまたはデータを格納するメモリ32とを有するコンピュータである。
マイルームモードとは、車両10が給電設備によってバッテリ11の充電中に少なくとも空調装置40を含む補機が駆動可能となる状態である。補機には、音響機器、映像機器、ナビゲーションシステム、シートヒータ、ミラーヒータ等が含まれていてもよい。マイルームモードによれば、使用者が車両10の車室内12をテレワークに利用する、バッテリ11の充電中に車室内12で快適に待機すること等ができる。
車両ECU30は、マイルームモードを設定するためのマイルームモード釦34に接続されている。マイルームモード釦34は、車室内12の運転席近傍に設けられている。また、車両ECU30は、バッテリECU20と、空調ECU80とに接続されている。
図2に示すように、車両ECU30は、マイルームモードを設定するマイルームモード設定部33を有している。マイルームモード設定部33は、プロセッサ31がメモリ32に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
<空調装置>
再度、図1に示すように、空調装置40は、車室内12に調和した空気を送風するための空気通路50と、空気通路を通過する空気を冷却する冷凍サイクル回路60と、空気通路50を通過する空気を加熱するヒータ回路70とを有している。
空気通路50は、空気を調和し、調和した空気を車室内12に送風する通路である。空気通路50は、ヒータ回路70に接続され、空気通路50を通過する空気を加熱するヒータコア71と、冷凍サイクル回路60に接続され、空気通路50を通過する空気を冷却するエバポレータ64と、車室内12へ送風する空気の内気循環または外気導入を切り替える内外気切替ドア51と、ヒータコア71への送風、またはエバポレータ64への送風を切替えるエアミックスドア52と、車室内12に向かう空気流を発生させる送風機53とを有している。
冷凍サイクル回路60は、冷媒を圧縮する圧縮機61と、外部空気に排熱する室外熱交換器62と、液冷媒を膨張させる膨張弁63と、空気通路50に設けられ、空気通路50を通過する空気を冷却するエバポレータ64とが配管によって接続されている。本実施形態では、外部空気に排熱する室外熱交換器62を有する構成としたが、これに限定されない。ヒータ回路70に排熱する水冷コンデンサを有していてもよい。
ヒータ回路70は、空気通路50に設けられ、空気通路50を通過する空気を加熱するヒータコア71と、ヒータ回路70の冷却水を加熱する電気ヒータ72と、ヒータ回路70の冷却水を循環させるポンプ73とを有している。
ここで、空調装置40は、暖房運転時に車室内12のウィンドウガラスの防曇のために暖房除湿運転を実行する場合がある。暖房除湿運転では、車室内12へ送風する空気をヒータ回路70のヒータコア71によって加熱すると共に、車室内12へ送風する空気を冷凍サイクル回路60のエバポレータ64によって冷却する必要がある。具体的には、ヒータ回路70の電気ヒータ72およびポンプ73を駆動すると共に、冷凍サイクル回路60の圧縮機61を駆動する必要があり、消費電力が大きくなる。
そこで、詳細は後述するが、空調ECU80は、車両10が走行しないマイルームモード設定時には、車室内12のウィンドウガラスの防曇性能が低下しても安全上の問題がないため、バッテリ11が所定充電率以下の場合には、暖房除湿運転は禁止してバッテリ11の充電時間の短縮を図る。
空調ECU80は、上述したように空調装置40の各機器を制御する。空調ECU80は、内部に情報処理を行うCPUを有するプロセッサ81と、プロセッサ81が実行するソフトウェア、プログラムまたはデータを格納するメモリ82とを有するコンピュータである。空調ECU80は、バッテリECU20と、車両ECU30とに接続されている。
空調ECU80は、空気通路50の内外気切替ドア51、エアミックスドア52および送風機53と、冷凍サイクル回路60の圧縮機61および膨張弁63と、ヒータ回路70の電気ヒータ72およびポンプ73と接続されている。
図2に示すように、空調ECU80は、それぞれ詳細は後述する、バッテリ充電判定部83と、マイルームモード設定判定部84と、バッテリ充電率判定部85と、暖房除湿運転禁止部86とを有している。バッテリ充電判定部83、マイルームモード設定判定部84、バッテリ充電率判定部85および暖房除湿運転禁止部86は、プロセッサ81がメモリ82に格納されたプログラムを実行することにより実現される。
バッテリ充電判定部83は、バッテリECU20の充電判定部23による判定結果をバッテリECU20から取得してバッテリ11が充電中であるかどうかを判定する。
マイルームモード設定判定部84は、車両ECU30のマイルームモード設定部33の設定結果を車両ECU30から取得してマイルームモードが設定されているかどうかを判定する。
バッテリ充電率判定部85は、バッテリECU20の充電率算出部24による算出結果をバッテリECU20から取得してバッテリ11の充電率が所定充電率以下であるかどうかを判定する。
暖房除湿運転禁止部86は、バッテリ充電判定部83によってバッテリ11が充電中であると判定され、マイルームモード設定判定部84によってマイルームモードが設定されていると判定され、バッテリ充電率判定部85によってバッテリ11の充電率が所定充電率以下であると判定された場合には、消費電力の大きい暖房除湿運転が実行された場合にはバッテリ11の充電時間が長くなると予想されるため、暖房除湿運転を禁止する。
暖房除湿運転禁止部86によれば、マイルームモード設定時にバッテリ11の充電率が所定充電率以下の場合には、暖房除湿運転を禁止することによってバッテリ11の充電時間を短縮することができる。このとき、車両10は走行しないため、ウィンドウガラスの防曇性能が低くなるとしても安全上の問題はない。
<暖房除湿禁止制御>
図3を用いて、暖房除湿禁止制御の流れについて説明する。
ステップS11において、バッテリ充電判定部83によって、バッテリECU20の充電判定部23による判定結果を取得してバッテリ11が充電中であるかどうかが判定される。バッテリ11が充電中の場合には、ステップS12に移行する。
ステップS12において、マイルームモード設定判定部84によって車両ECU30のマイルームモード設定部33の設定結果を取得してマイルームモードが設定されているかどうかが判定される。マイルームモードが設定されている場合には、ステップS13に移行する。
ステップS13において、バッテリ充電率判定部85によってバッテリECU20の充電率算出部24による算出結果を取得してバッテリ11の充電率が所定充電率以下であるかどうかが判定される。バッテリ11の充電率が所定充電率以下の場合には、ステップS14に移行する。
ステップS14において、暖房除湿運転禁止部86によって、消費電力の大きい暖房除湿運転が実行された場合にはバッテリ11の充電時間が長くなると予想されるため、暖房除湿運転が禁止される。
ステップS15において、特に暖房除湿運転禁止部86によって暖房除湿運転が禁止されることなく、暖房除湿運転を可能とする通常運転が実行される。
なお、本発明は上述した実施形態およびその変形例に限定されるものではなく、本願の特許請求の範囲に記載された事項の範囲内において種々の変更や改良が可能であることは勿論である。
10 車両、11 バッテリ、12 車室内、20 バッテリECU、21 プロセッサ、22 メモリ、23 充電判定部、24 充電率算出部、30 車両ECU、31 プロセッサ、32 メモリ、33 マイルームモード設定部、34 マイルームモード釦、40 空調装置、50 空気通路、51 内外気切替ドア、52 エアミックスドア、53 送風機、60 冷凍サイクル回路、61 圧縮機、62 室外熱交換器、63 膨張弁、64 エバポレータ、70 ヒータ回路、71 ヒータコア、72 電気ヒータ、73 ポンプ、80 空調ECU、81 プロセッサ、82 メモリ、83 バッテリ充電判定部、84 マイルームモード設定判定部、85 バッテリ充電率判定部、86 暖房除湿運転禁止部

Claims (1)

  1. 給電設備によって充電可能な走行用のバッテリと、車室内を空調する空調装置と、を備える車両の車両用制御装置であって、
    前記給電設備によって前記バッテリの充電中に少なくとも前記空調装置を含む補機が駆動可能となるマイルームモードが設定可能であって、
    前記バッテリの充電中であって、前記マイルームモードが設定され、前記バッテリの充電率が所定充電率以下の場合には、前記空調装置において暖房除湿運転を禁止する、
    車両用制御装置。
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