JP2024025890A - 加速度センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】パッケージ応力、実装時の外力、又は熱の影響を受け難い加速度センサを提供する。【解決手段】加速度センサ1は、第1基板11と、第2基板12と、を備えている。第1基板11は、第1基板キャビティ13の底面の一部領域に設けられている第1アンカー領域17aから第1方向に沿って第2基板12に向かって突出している、第1アンカー17と、第1アンカー17から第1方向に垂直な第2方向に延びている、ばね18と、ばね18に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されており、第1方向に変位する、可動電極21と、を有している。第2基板12は、第2基板キャビティ14の底面の一部領域に設けられている第2アンカー領域29aから第1方向に沿って第1基板11に向かって突出している、第2アンカー29と、第2アンカー29に機械的に固定されており、可動電極21に対向している、固定電極30と、を有している。【選択図】図1

Description

本発明は、加速度センサに関する。
特許文献1には、上下に対向する第1の半導体基板と第2の半導体基板とを備える加速度センサが開示されている。第2の半導体基板は、上下方向の加速度が生じるとき、上下方向に僅かに動くカンチレバーによって支持されているウエート部を有する。第1の半導体基板は、ウエート部に対向している電極を有する。加速度センサは、上下方向の加速度が生じるとき、ウエート部と電極との間の静電容量の変化を検出して、加速度を算出する、静電容量型加速度センサである。
特開平8-285884号公報
第1の半導体基板又は第2の半導体基板は、モールド樹脂によってパッケージングされた後、常温まで冷却されたときに生じるパッケージ応力、実装時の外力、又は熱の影響を受けて変形する場合がある。この場合、ウエート部と電極との間のクリアランスが変化するため、静電容量の初期値や変化量などの特性も変化してしまう。
そこで、本開示は、パッケージ応力、実装時の外力、又は熱の影響を受け難い加速度センサを提供することを目的とする。
まず、本開示は、
第1方向に向かい合う第1基板第1主面と第1基板第2主面とを有する、第1基板と、
前記第1方向に向かい合う第2基板第1主面と第2基板第2主面とを有しており、前記第2基板第1主面が前記第1基板第1主面に対して前記第1方向に向かい合う、第2基板と、を備えている、加速度センサであって、
前記第1基板は、
前記第1基板第1主面から前記第1基板第2主面に向かって窪んでいる、第1基板キャビティと、
前記第1基板キャビティの底面の一部領域に設けられている、第1アンカー領域と、
前記第1アンカー領域から前記第1方向に沿って前記第2基板第1主面に向かって突出している、第1アンカーと、
前記第1アンカーから前記第1方向に垂直な第2方向に延びている、ばねと、
前記ばねに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されており、前記第1方向に変位する、可動電極と、を有しており、
前記第2基板は、
前記第2基板第1主面から前記第2基板第2主面に向かって窪んでいる、第2基板キャビティと、
前記第2基板キャビティの底面の一部領域に設けられている、第2アンカー領域と、
前記第2アンカー領域から前記第1方向に沿って前記第1基板第1主面に向かって突出している、第2アンカーと、
前記第2アンカーに機械的に固定されており、前記可動電極に対向している、固定電極と、を有している、加速度センサを提供する。
本開示の加速度センサは、第1基板の第1アンカーにばねを介して動作可能に支持されている、可動電極と、第2基板の第2アンカーに機械的に固定されている、固定電極と、を備える。よって、可動電極と固定電極はそれぞれ、第1基板キャビティの底面の一部領域に設けられている第1アンカーと、第2基板キャビティの底面の一部領域に設けられている第2アンカーと、を介して第1基板と第2基板に配置されているため、第1基板と第2基板が、パッケージ応力、実装時の外力、又は熱の影響によって変形したとしても、変形の影響を受け難い。したがって、加速度センサは、第1方向の加速度が生じるとき、パッケージ応力、実装時の外力、又は熱の影響を抑えて、可動電極と固定電極との間の静電容量の変化を検出して、第1方向の加速度を算出できる。
また、実装時、第1基板と第2基板が変形したとしても、可動電極と固定電極が第1基板と第2基板の変形の影響を受け難いため、センサの校正を行う必要性が低い。
したがって、本開示の加速度センサは、パッケージ応力、実装時の外力、又は熱の影響を受け難い。
本開示の一実施形態に係る加速度センサの断面図。 図1の加速度センサの第1基板の平面図。 図1の加速度センサの第2基板の平面図。 図1の加速度センサの回路図。 他の実施形態に係る加速度センサの部分拡大図。
以下、本開示の一実施形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。また、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは相違している。
図1は、本開示の一実施形態に係る加速度センサ1の断面図であって、後述する図2の2点鎖線Iに沿った断面図である。加速度センサ1は、第1方向に対向する第1基板11と第2基板12とを備える。本実施形態において、第1方向は、図1の上下方向、すなわち加速度センサ1の高さ方向であって、Z軸方向と呼称される。また、加速度センサ1の上方は+Z方向、下方は-Z方向と呼称される。
第1基板11は、第2基板12よりも-Z方向に配置されている。第1基板11は、Z軸方向に対向する第1基板第1主面11aと第1基板第2主面11bとを有する。第1基板第1主面11aは、第1基板第2主面11bよりも+Z方向に位置している。第1基板11は、第1基板第1主面11aから第1基板第2主面11bに向かって、すなわち-Z方向に窪んでいる第1基板キャビティ13を有する。
第2基板12は、Z軸方向に対向する第2基板第1主面12aと第2基板第2主面12bとを有する。第2基板第1主面12aは、第2基板第2主面12bよりも-Z方向に位置している。第2基板第1主面12aは、第1基板第1主面11aに対して+Z方向から対向している。第2基板12は、第2基板第1主面12aから第2基板第2主面12bに向かって、すなわち+Z方向に窪んでいる第2基板キャビティ14を有する。
本実施形態において、第1基板11は、シリコンからなるベース基板である一方、第2基板12は、シリコンからなるリッド基板である。第1基板11は、第1基板第1主面11a上に設けられており、後述する第1基板11と第2基板12に設けられている電気回路に対して電気的に接続されて電気信号の入出力を行う、電極パッド15を有する。
第1基板11と第2基板12はそれぞれ、第1基板キャビティ13と第2基板キャビティ14よりも外側において、固着層16を介して固着されている。第1基板11と第2基板12が固着されることにより、第1基板キャビティ13と第2基板キャビティ14とが封止される。
[第1基板]
第1基板11は、第1基板キャビティ13の底面の一部領域に設けられている、第1アンカー領域17aと、第1アンカー領域17aから第2基板第1主面12aに向かって、すなわち+Z方向に突出している、第1アンカー17と、を有する。
図2は、図1の第1基板11を+Z方向から見た平面図である。第1アンカー領域17aは、+Z方向から見て、四角形状であり、Z軸方向に垂直な第2方向と第3方向において、それぞれ、10μm以上40μm以下の長さを有する。本実施形態において、第2方向は、図2の上下方向、すなわち加速度センサ1の縦方向であって、Y軸方向と呼称される。第3方向は、図2の左右方向、すなわち加速度センサ1の横方向であって、X軸方向と呼称される。また、図2の上方は+Y方向、下方は-Y方向、右側は+X方向、左側は-X方向と呼称される。
第1基板11は、第1アンカー17の+Z方向側の端部からY軸方向の両側に延びている、ばね18を有する。本実施形態において、ばね18は、第1アンカー17から+Y方向に延びるビーム状の第1ばね18aと、第1アンカー17から-Y方向に延びるビーム状の第2ばね18bと、を含む。第1ばね18aと第2ばね18bは、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。
本実施形態において、第1ばね18aの+Y方向側の端部には、X軸方向の両側に延びる、第1メインフレーム19aが接続されている。第2ばね18bの-Y方向側の端部には、X軸方向の両側に延びる、第2メインフレーム19bが接続されている。第1メインフレーム19aと第2メインフレーム19bは、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。本実施形態では、第1メインフレーム19aと第2メインフレーム19bをまとめて、メインフレーム19と呼称する。
第1メインフレーム19aの-X方向側の端部と第2メインフレーム19bの-X方向側の端部には、Y軸方向に延びる、第1サブフレーム20aが接続されている。第1メインフレーム19aの+X方向側の端部と第2メインフレーム19bの+X方向側の端部には、Y軸方向に延びる、第2サブフレーム20bが接続されている。第1サブフレーム20aと第2サブフレーム20bは、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。
第1基板11は、第1メインフレーム19a、第2メインフレーム19b、第1サブフレーム20a、及び第2サブフレーム20bに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、可動電極21を有する。可動電極21は、第1アンカー17よりも-X方向側に配置されており、第1アンカー17との間で、第1メインフレーム19a、第2メインフレーム19b、及び第1サブフレーム20aを囲む、第1可動電極22と、第1アンカー17よりも+X方向側に配置されており、第1アンカー17との間で、第1メインフレーム19a、第2メインフレーム19b、及び第2サブフレーム20bを囲む、第2可動電極23と、を含む。
本実施形態において、第1可動電極22は、+Y方向側に配置されており、第1メインフレーム19aと第1サブフレーム20aに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1可動電極第1部22aと、第1可動電極第1部22aから-Y方向側に離間しており、第2メインフレーム19bと第1サブフレーム20aに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1可動電極第2部22bと、を有する。第1可動電極第1部22aと第1可動電極第2部22bは、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。
第2可動電極23は、+Y方向側に配置されており、第1メインフレーム19aと第2サブフレーム20bに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第2可動電極第1部23aと、第2可動電極第1部23aから-Y方向側に離間しており、第2メインフレーム19bと第2サブフレーム20bに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第2可動電極第2部23bと、を有する。第2可動電極第1部23aと第2可動電極第2部23bは、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。
第1基板11は、第1可動電極22に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1マス24aと、第2可動電極23に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されており、質量が第1マス24aよりも大きい、第2マス24bと、を有する。第1マス24aと第2マス24bは、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。
本実施形態において、第1マス24aは、第1可動電極22よりも-X方向側に配置されており、X-Y方向に拡がる長方形状であり、第1可動電極第1部22aと第1可動電極第2部22bの-X方向側の端部に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2マス24bは、第2可動電極23よりも+X方向側に配置されており、X-Y方向に拡がる長方形状であり、第2可動電極第1部23aと第2可動電極第2部23bの+X方向側の端部に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
+Z方向から見て、第1マス24aは、XY平面に関して、第1表面積S1を有する。一方、第2マス24bは、XY平面に関して、第1表面積S1よりも大きい第2表面積S2を有する。
第1基板11は、第1可動電極第1部22aと第1可動電極第2部22bとの間において、第1サブフレーム20aから第1マス24aに向けて-X方向に延びている、第1補強フレーム25aと、第2可動電極第1部23aと第2可動電極第2部23bとの間において、第2サブフレーム20bから第2マス24bに向けて+X方向に延びている、第2補強フレーム25bと、を有する。第1補強フレーム25aと第2補強フレーム25bは、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。
第1補強フレーム25aは、第1サブフレーム20aと第1マス24aに対して機械的に接続されていると共に、第1可動電極第1部22aの-Y方向側の端部と第1可動電極第2部22bの+Y方向側の端部とに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2補強フレーム25bは、第2サブフレーム20bと第2マス24bに対して機械的に接続されていると共に、第2可動電極第1部23aの-Y方向側の端部と第2可動電極第2部23bの+Y方向側の端部とに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第1可動電極第1部22a、第1可動電極第2部22b、第2可動電極第1部23a、及び第2可動電極第2部23bはそれぞれ、第1メインフレーム19a、第2メインフレーム19b、第1サブフレーム20a、第2サブフレーム20b、第1マス24a、第2マス24b、第1補強フレーム25a、及び第2補強フレーム25bに対して、アイソレーションジョイント26を介して、機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
アイソレーションジョイント26は、例えば第1基板第1主面11aにトレンチを形成して、トレンチの両壁の導電性シリコンを熱酸化することによって形成された酸化シリコンであって、アイソレーションジョイント26の両側を機械的に接続して、電気的に絶縁する。アイソレーションジョイント26は、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。
第1可動電極第1部22aと第1メインフレーム19aとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第1可動電極第1部22aと第1メインフレーム19aは、アイソレーションジョイント26を介して、Y軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第1可動電極第1部22aと第1サブフレーム20aとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第1可動電極第1部22aと第1サブフレーム20aは、アイソレーションジョイント26を介して、X軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第1可動電極第2部22bと第2メインフレーム19bとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第1可動電極第2部22bと第2メインフレーム19bは、アイソレーションジョイント26を介して、Y軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第1可動電極第2部22bと第1サブフレーム20aとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第1可動電極第2部22bと第1サブフレーム20aは、アイソレーションジョイント26を介して、X軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2可動電極第1部23aと第1メインフレーム19aとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第2可動電極第1部23aと第1メインフレーム19aは、アイソレーションジョイント26を介して、Y軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2可動電極第1部23aと第2サブフレーム20bとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第2可動電極第1部23aと第2サブフレーム20bは、アイソレーションジョイント26を介して、X軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2可動電極第2部23bと第2メインフレーム19bとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第2可動電極第2部23bと第2メインフレーム19bは、アイソレーションジョイント26を介して、Y軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2可動電極第2部23bと第2サブフレーム20bとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第2可動電極第2部23bと第2サブフレーム20bは、アイソレーションジョイント26を介して、X軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第1可動電極第1部22aと第1マス24aとの間には、Y軸方向に並んでいる2つのアイソレーションジョイント26が設けられている。第1可動電極第1部22aと第1マス24aは、2つのアイソレーションジョイント26を介して、X軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第1可動電極第2部22bと第1マス24aとの間には、Y軸方向に並んでいる2つのアイソレーションジョイント26が設けられている。第1可動電極第2部22bと第1マス24aは、2つのアイソレーションジョイント26を介して、X軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2可動電極第1部23aと第2マス24bとの間には、Y軸方向に並んでいる2つのアイソレーションジョイント26が設けられている。第2可動電極第1部23aと第2マス24bは、2つのアイソレーションジョイント26を介して、X軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2可動電極第2部23bと第2マス24bとの間には、Y軸方向に並んでいる2つのアイソレーションジョイント26が設けられている。第2可動電極第2部23bと第2マス24bは、2つのアイソレーションジョイント26を介して、X軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第1可動電極第1部22aと第1補強フレーム25aとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第1可動電極第1部22aと第1補強フレーム25aは、アイソレーションジョイント26を介して、Y軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第1可動電極第2部22bと第1補強フレーム25aとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第1可動電極第2部22bと第1補強フレーム25aは、アイソレーションジョイント26を介して、Y軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2可動電極第1部23aと第2補強フレーム25bとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第2可動電極第1部23aと第2補強フレーム25bは、アイソレーションジョイント26を介して、Y軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
第2可動電極第2部23bと第2補強フレーム25bとの間には、アイソレーションジョイント26が設けられている。第2可動電極第2部23bと第2補強フレーム25bは、アイソレーションジョイント26を介して、Y軸方向に機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。
本実施形態において、第1メインフレーム19aの+Y方向側の端部、第1可動電極第1部22aの+X方向側の端部、及び第2可動電極第1部23aの-X方向側の端部にはそれぞれ、フレックスリード27が取り付けられている。フレックスリード27は、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて浮いている。フレックスリード27は、不図示の配線層を介して、電極パッド15に繋がっている。
第1可動電極第1部22aと第1可動電極第2部22bは、不図示の配線層を介して、互いに電気的に接続されている。第2可動電極第1部23aと第2可動電極第2部23bは、不図示の配線層を介して、互いに電気的に接続されている。
本実施形態において、第1メインフレーム19a、第2メインフレーム19b、第1サブフレーム20a、第2サブフレーム20b、第1可動電極第1部22a、第1可動電極第2部22b、第2可動電極第1部23a、第2可動電極第1部23a、第1マス24a、第2マス24b、第1補強フレーム25a、及び第2補強フレーム25bはそれぞれ、複数の孔28を有している。
複数の孔28の底部はそれぞれ、等方性エッチングにより、互いに繋がって、第1基板キャビティ13が形成される。よって、第1メインフレーム19a、第2メインフレーム19b、第1サブフレーム20a、第2サブフレーム20b、第1可動電極第1部22a、第1可動電極第2部22b、第2可動電極第1部23a、第2可動電極第2部23b、第1マス24a、及び第2マス24bは、第1基板キャビティ13の底面に対して第1アンカー17により支持されて+Z方向に浮いている。
[第2基板]
図1に示されるように、第2基板12は、第2基板キャビティ14の底面の一部領域に設けられている、第2アンカー領域29aと、第2アンカー領域29aから第1基板第1主面11aに向かって、すなわち-Z方向に突出している、第2アンカー29と、を有する。第1アンカー領域17aと第2アンカー領域29aは、Z軸方向に対向している。第1アンカー17と第2アンカー29は、Z軸方向に対向している。
図3は、図1の第2基板12を-Z方向から見た平面図である。第2アンカー領域29aは、-Z方向から見て、四角形状であり、Z軸方向に垂直な第2方向と第3方向において、それぞれ、10μm以上40μm以下の長さを有する。本実施形態において、第1アンカー領域17aと第2アンカー領域29aは、同等の表面積を有する。
第2基板12は、第2アンカー29の-Z方向側の端部からX-Y方向に拡がっており、可動電極21に対向する、固定電極30を有する。本実施形態において、固定電極30は、-Z方向から見て、四角形状であり、第1可動電極第1部22a、第1可動電極第2部22b、第2可動電極第1部23a、及び第2可動電極第1部23aをオーバーラップする大きさを有する。
本実施形態において、固定電極30は、複数の孔31を有している。
複数の孔31はそれぞれ、等方性エッチングにより、互いに繋がって、第2基板キャビティ14が形成される。よって、固定電極30は、第2基板キャビティ14の底面に対して第2アンカー29により支持されて-Z方向に浮いている。
[加速度センサの動作]
Z軸方向の加速度が生じるとき、第1マス24aよりも質量が大きい第2マス24bは、慣性によって、留まろうとする一方で、第2マス24bよりも質量が小さい第1マス24aは、Z軸方向に振れやすい。その結果、第1マス24aに機械的に接続されている第1可動電極22は、第2マス24bに機械的に接続されている第2可動電極23に対してZ軸方向に大きく変位する。また、第1可動電極22と第2可動電極23が、メインフレーム19を介して、ばね18のX軸方向の両側に機械的に接続されているため、Z軸方向の加速度が生じるとき、ばね18はY軸方向周りにねじれる。よって、Z軸方向の加速度が生じるとき、第1可動電極22と第2可動電極23はそれぞれ、シーソーのように、Z軸方向の相対する方向に変位する。したがって、第1可動電極22と第2可動電極23との間には、Z軸方向の変位差が生じ易い。
加速度センサ1は、第1可動電極22と固定電極30との間の第1静電容量C1の変化、及び第2可動電極23と固定電極30との間の第2静電容量C2の変化を検出して、加速度の向きと加速度の値を算出する。
図4は、図1の加速度センサ1の回路図であって、-Z方向の加速度が生じたときの状況を示す。-Z方向の加速度が生じたとき、第1可動電極22は-Z方向に振れて、ばね18は図4の反時計回りにねじれる。よって、第2可動電極23は、第1可動電極22と反対の+Z方向に振れるため、第1可動電極22と第2可動電極23の変位に差が生じる。第1可動電極22と固定電極30との間の距離が大きくなる一方、第2可動電極23と固定電極30との間の距離が小さくなるため、第1静電容量C1は小さくなる一方、第2静電容量C2は大きくなる。
第1可動電極22、第2可動電極23、及び固定電極30はそれぞれ、フレックスリード27を介して、異なる複数の電極パッド15に電気的に接続されている。
駆動電圧が電極パッド15を介して第1可動電極22と第2可動電極23に接続されている場合、第1可動電極22と固定電極30との間の第1静電容量C1、及び第2可動電極23と固定電極30との間の第2静電容量C2が合成されて、合成された静電容量の変化が、固定電極30に接続されている電極パッド15から検出されて、加速度が算出されると共に、加速度の向きが判定される。
駆動電圧が電極パッド15を介して引出電極32に接続されている場合、第1可動電極22と固定電極30との間の第1静電容量C1、及び第2可動電極23と固定電極30との間の第2静電容量C2がそれぞれ、引出電極27a,27bに接続されている電極パッド15から検出されて、2つの静電容量C1,C2に基づいて、加速度が算出されると共に、加速度の向きが判定される。
上述の実施形態に係る加速度センサ1によれば、次の効果が発揮される。
本開示の加速度センサ1は、第1基板11の第1アンカー17にばね18を介して動作可能に支持されている、可動電極21と、第2基板12の第2アンカー29に機械的に固定されている、固定電極30と、を備える。よって、可動電極21と固定電極30はそれぞれ、第1アンカー17と第2アンカー29を介して第1基板11と第2基板12に配置されているため、第1基板11と第2基板12が、パッケージ応力、実装時の外力、又は熱の影響によって変形したとしても、変形の影響を受け難い。したがって、加速度センサ1は、Z軸方向の加速度が生じるとき、パッケージ応力、実装時の外力、又は熱の影響を抑えて、可動電極21と固定電極30との間の静電容量の変化を検出して、Z軸方向の加速度を算出できる。
また、実装時、第1基板11と第2基板12が変形したとしても、可動電極21と固定電極30が第1基板11と第2基板12の変形の影響を受け難いため、センサの校正を行う必要性が低い。
加速度センサ1は、ベース基板である第1基板11と、第1基板11と共に、第1基板キャビティ13と第2基板キャビティ14とを封止する、リッド基板である第2基板12と、を備える。よって、可動電極21と固定電極30は、第1基板キャビティ13と第2基板キャビティ14によって形成される空間内に密閉される。
固定電極30は可動電極21をオーバーラップする大きさを有する。よって、可動電極21の表面全体が電荷を帯びる。したがって、加速度センサ1は、第1基板11と第2基板12の組付位置がずれたとしても、Z軸方向の加速度が生じるとき、可動電極21の表面全体の静電容量の変化が検出されるため、Z軸方向の加速度を正確に算出できる。
可動電極21は、第1可動電極22と第2可動電極23とを有する。よって、加速度センサ1は、第1可動電極22と固定電極30との間の第1静電容量C1の変化と、第2可動電極23と固定電極30との間の第2静電容量C2の変化と、を検出して、Z軸方向の加速度を算出できる。
第1可動電極22には、第1マス24aが機械的に接続されており、第2可動電極23には、第1マス24aよりも質量が大きい第2マス24bが機械的に接続されている。よって、Z軸方向の加速度が生じるとき、第1可動電極22と第2可動電極23は、慣性によって、Z軸方向の変位に差が生じるため、可動電極21はZ軸方向のいずれかの側に傾斜する。したがって、加速度センサ1は、Z軸方向の加速度が生じるとき、可動電極21の傾きによって、加速度の向きを判定できる。
第2マス24bは、第1マス24aよりも大きいため、第1マス24aよりも大きな質量を有する。
第1可動電極22と第2可動電極23はそれぞれ、メインフレーム19を介してばね18に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている。よって、可動電極21とばね18との間の剛性が確保されて、可動電極21はばね18に確実に取り付けられる。
メインフレームは、Y軸方向の一方側に延びる第1ばね18aに機械的に接続されている、第1メインフレーム19aと、Y軸方向の他方側に延びる第2ばね18bに機械的に接続されている、第2メインフレーム19bと、を有する。よって、第1可動電極22と第2可動電極23はそれぞれ、第1メインフレーム19aと第2メインフレーム19bに対して機械的に接続されて、Y軸方向に延びる形状を有する。したがって、可動電極21は、大きな領域を有するため、静電容量が大きくなる。
第1サブフレーム20aと第2サブフレーム20bが第1メインフレーム19aと第2メインフレーム19bに機械的に繋がっている。よって、第1メインフレーム19aと第2メインフレーム19bの剛性が確保される。したがって、第1メインフレーム19aと第2メインフレーム19bに機械的に接続されている第1可動電極22と第2可動電極23はそれぞれ、第1ばね18aと第2ばね18bに確実に取り付けられる。
第1可動電極22は、第1可動電極第1部22aと、第1可動電極第1部22aから離間している第1可動電極第2部22bと、を有する。また、第2可動電極23は、第2可動電極第1部23aと、第2可動電極第1部23aから離間している第2可動電極第2部23bと、を有する。
第1マス24aと第2マス24bはそれぞれ、第1補強フレーム25aと第2補強フレーム25bを介して、第1メインフレーム19aと第2メインフレーム19bに対して機械的に接続されている第1サブフレーム20aと第2サブフレーム20bに支持されている。よって、第1マス24aと第2マス24bはそれぞれ、第1メインフレーム19aと第2メインフレーム19bに対して変形することなく、支持される。
可動電極21は、アイソレーションジョイント26によって、第1メインフレーム19a、第2メインフレーム19b、第1サブフレーム20a、第2サブフレーム20b、第1マス24a、第2マス24b、第1補強フレーム25a、及び第2補強フレーム25bから電気的に絶縁されており、固定電極30と異なる電位を有する。よって、加速度センサ1は、Z軸方向の加速度が生じるとき、可動電極21と固定電極30との間の静電容量の変化を検出して、Z軸方向の加速度を算出できる。
第1アンカー領域17aと第2アンカー領域29aは、X軸方向とY軸方向において、それぞれ、10μm以上40μm以下の長さを有する。よって、第1アンカー17と第2アンカー29は、小さいため、第1基板11と第2基板12が外力又は熱によって変形するとき、変形の影響を可動電極21に伝え難い。したがって、加速度センサ1は、Z軸方向の加速度が生じるとき、外力又は熱の影響を受けることなく、可動電極21と固定電極30との間の静電容量の変化を検出して、Z軸方向の加速度を算出できる。
第1基板11と第2基板12は、シリコンからなる。よって、第1基板11と第2基板12がエッチングされることにより、特別な処理を施すことなく、第1基板キャビティ13、第2基板キャビティ14、第1アンカー17、第2アンカー29、ばね18、可動電極21、及び固定電極30が形成される。
[他の実施形態]
なお、本発明は、上述の実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
上述の実施形態では、第1基板11は-Z方向側に配置されており、第2基板12は+Z方向側に配置されているが、第1基板11と第2基板12がそれぞれ、逆に配置されていてもよい。
また、上述の実施形態では、第1可動電極22と第2可動電極23はそれぞれ、第1可動電極第1部22a、第1可動電極第2部22b、第2可動電極第1部23a、及び第2可動電極第2部23bに分離されており、アイソレーションジョイント26によって、第1メインフレーム19a、第2メインフレーム19b、第1サブフレーム20a、第2サブフレーム20b、第1マス24a、第2マス24b、第1補強フレーム25a、及び第2補強フレーム25bに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されているが、例えば、第1可動電極と第2可動電極の全周が、基板に対して機械的に接続されており、アイソレーションジョイントに囲まれていることによって、電気的に絶縁されていてもよい。
図5は、他の実施形態に係る加速度センサ100の部分拡大図であって、特に、第2基板112の固定電極130に対向する第2マス124bを示す。+Z方向から見て、第2マス124bは、第1マス124aと同じ大きさの表面積を有する。一方、第2マス124bは、第1マス124a、メインフレーム、サブフレーム、第1可動電極122、及び第2可動電極123のZ軸方向の第1高さH1よりも大きいZ軸方向の第2高さH2を有する。したがって、第2マス124bは、第1マス124aよりも大きな質量を有する。よって、Z軸方向の加速度が生じるとき、第1可動電極122と第2可動電極123は、慣性によって、Z軸方向の変位に差が生じるため、可動電極121はZ軸方向のいずれかの側に傾斜する。したがって、加速度センサ100は、Z軸方向の加速度が生じるとき、可動電極の傾きによって、加速度の向きを判定できる。
本発明の第1の態様は、
第1方向に向かい合う第1基板第1主面と第1基板第2主面とを有する、第1基板と、
前記第1方向に向かい合う第2基板第1主面と第2基板第2主面とを有しており、前記第2基板第1主面が前記第1基板第1主面に対して前記第1方向に向かい合う、第2基板と、を備えている、加速度センサであって、
前記第1基板は、
前記第1基板第1主面から前記第1基板第2主面に向かって窪んでいる、第1基板キャビティと、
前記第1基板キャビティの底面の一部領域に設けられている、第1アンカー領域と、
前記第1アンカー領域から前記第1方向に沿って前記第2基板第1主面に向かって突出している、第1アンカーと、
前記第1アンカーから前記第1方向に垂直な第2方向に延びている、ばねと、
前記ばねに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されており、前記第1方向に変位する、可動電極と、を有しており、
前記第2基板は、
前記第2基板第1主面から前記第2基板第2主面に向かって窪んでいる、第2基板キャビティと、
前記第2基板キャビティの底面の一部領域に設けられている、第2アンカー領域と、
前記第2アンカー領域から前記第1方向に沿って前記第1基板第1主面に向かって突出している、第2アンカーと、
前記第2アンカーに機械的に固定されており、前記可動電極に対向している、固定電極と、を有している、加速度センサを提供する。
本発明の第2の態様は、
前記第1基板は、ベース基板を有しており、
前記第2基板は、前記ベース基板と共に、前記第1基板キャビティと前記第2基板キャビティとを封止するリッド基板を有する、第1の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第3の態様は、
前記固定電極は、前記第1方向から見て、前記可動電極をオーバーラップする大きさを有する、第1の態様又は第2の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第4の態様は、
前記可動電極は、
前記第1方向と前記第2方向に垂直な第3方向の一方側に配置されている、第1可動電極と、
前記第3方向の他方側に配置されている、第2可動電極と、を有する、第1の態様から第3の態様のいずれかに記載の加速度センサを提供する。
本発明の第5の態様は、
前記加速度センサは、
前記第1可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1マスと、
前記第2可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されており、質量が前記第1マスよりも大きい、第2マスと、を有する、第4の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第6の態様は、
前記第1方向から見て、
前記第1マスは、第1表面積を有しており、
前記第2マスは、前記第1表面積よりも大きい第2表面積を有する、第5の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第7の態様は、
前記第1方向において、
前記第1マスは、第1高さを有しており、
前記第2マスは、前記第1高さよりも大きい第2高さを有する、第5の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第8の態様は、
前記加速度センサは、前記ばねから前記第3方向の両側に延びており、前記第1可動電極と前記第2可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、メインフレームを備える、第5の態様から第7の態様のいずれかに記載の加速度センサを提供する。
本発明の第9の態様は、
前記ばねは、
前記第2方向の一方側に延びる、第1ばねと、
前記第2方向の他方側に延びる、第2ばねと、を有しており、
前記メインフレームは、
前記第1ばねに対して機械的に接続されており、前記第1可動電極と前記第2可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1メインフレームと、
前記第2ばねに対して機械的に接続されており、前記第1可動電極と前記第2可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第2メインフレームと、を有する、第8の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第10の態様は、
前記加速度センサは、
前記第1メインフレームの第1端と前記第2メインフレームの第1端とを互いに機械的に接続するように、前記第2方向に延びる、第1サブフレームと、
前記第1メインフレームの第2端と前記第2メインフレームの第2端とを互いに機械的に接続するように、前記第2方向に延びる、第2サブフレームと、を備える、第9の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第11の態様は、
前記第1可動電極は、
前記第2方向の一方側に配置されており、前記第1メインフレームと前記第1サブフレームに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1可動電極第1部と、
前記第1可動電極第1部から前記第2方向の他方側に離間しており、前記第2メインフレームと前記第1サブフレームに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1可動電極第2部と、を有しており、
前記第2可動電極は、
前記第2方向の一方側に配置されており、前記第1メインフレームと前記第2サブフレームに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第2可動電極第1部と、
前記第2可動電極第1部から前記第2方向の他方側に離間しており、前記第2メインフレームと前記第2サブフレームに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第2可動電極第2部と、を有する、第10の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第12の態様は、
前記加速度センサは、
前記第1可動電極第1部と前記第1可動電極第2部との間において、前記第1サブフレームから前記第3方向に沿って前記第1マスに向けて延びて、前記第1マスに対して機械的に接続されている、第1補強フレームと、
前記第2可動電極第1部と前記第2可動電極第2部との間において、前記第2サブフレームから前記第3方向に沿って前記第2マスに向けて延びて、前記第2マスに対して機械的に接続されている、第2補強フレームと、を備える、第11の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第13の態様は、
前記加速度センサは、
前記第1可動電極第1部と前記第1メインフレームとの間、
前記第1可動電極第1部と前記第1サブフレームとの間、
前記第1可動電極第1部と前記第1マスとの間、
前記第1可動電極第1部と前記第1補強フレームとの間、
前記第1可動電極第2部と前記第2メインフレームとの間、
前記第1可動電極第2部と前記第1サブフレームとの間、
前記第1可動電極第2部と前記第1マスとの間、
前記第1可動電極第2部と前記第1補強フレームとの間、
前記第2可動電極第1部と前記第1メインフレームとの間、
前記第2可動電極第1部と前記第2サブフレームとの間、
前記第2可動電極第1部と前記第2マスとの間、
前記第2可動電極第1部と前記第2補強フレームとの間、
前記第2可動電極第2部と前記第2メインフレームとの間、
前記第2可動電極第2部と前記第2サブフレームとの間、
前記第2可動電極第2部と前記第2マスとの間、
及び前記第2可動電極第2部と前記第2補強フレームとの間をそれぞれ、機械的に接続する一方、電気的に絶縁する、アイソレーションジョイントを備える、第12の態様に記載の加速度センサを提供する。
本発明の第14の態様は、
前記第1アンカー領域と前記第2アンカー領域は、前記第2方向と前記第3方向において、それぞれ、10μm以上40μm以下の長さを有する、第4の態様から第13の態様のいずれかに記載の加速度センサを提供する。
本発明の第15の態様は、
前記第1基板と前記第2基板は、シリコンからなる、第1の態様から第14の態様のいずれかに記載の加速度センサを提供する。
1 加速度センサ
11 第1基板
11a 第1基板第1主面
11b 第1基板第2主面
12 第2基板
12a 第2基板第1主面
12b 第2基板第2主面
13 第1基板キャビティ
14 第2基板キャビティ
17 第1アンカー
17a 第1アンカー領域
18 ばね
21 可動電極
29 第2アンカー
29a 第2アンカー領域
30 固定電極

Claims (15)

  1. 第1方向に向かい合う第1基板第1主面と第1基板第2主面とを有する、第1基板と、
    前記第1方向に向かい合う第2基板第1主面と第2基板第2主面とを有しており、前記第2基板第1主面が前記第1基板第1主面に対して前記第1方向に向かい合う、第2基板と、を備えている、加速度センサであって、
    前記第1基板は、
    前記第1基板第1主面から前記第1基板第2主面に向かって窪んでいる、第1基板キャビティと、
    前記第1基板キャビティの底面の一部領域に設けられている、第1アンカー領域と、
    前記第1アンカー領域から前記第1方向に沿って前記第2基板第1主面に向かって突出している、第1アンカーと、
    前記第1アンカーから前記第1方向に垂直な第2方向に延びている、ばねと、
    前記ばねに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されており、前記第1方向に変位する、可動電極と、を有しており、
    前記第2基板は、
    前記第2基板第1主面から前記第2基板第2主面に向かって窪んでいる、第2基板キャビティと、
    前記第2基板キャビティの底面の一部領域に設けられている、第2アンカー領域と、
    前記第2アンカー領域から前記第1方向に沿って前記第1基板第1主面に向かって突出している、第2アンカーと、
    前記第2アンカーに機械的に固定されており、前記可動電極に対向している、固定電極と、を有している、加速度センサ。
  2. 前記第1基板は、ベース基板を有しており、
    前記第2基板は、前記ベース基板と共に、前記第1基板キャビティと前記第2基板キャビティとを封止するリッド基板を有する、請求項1に記載の加速度センサ。
  3. 前記固定電極は、前記第1方向から見て、前記可動電極をオーバーラップする大きさを有する、請求項1に記載の加速度センサ。
  4. 前記可動電極は、
    前記第1方向と前記第2方向に垂直な第3方向の一方側に配置されている、第1可動電極と、
    前記第3方向の他方側に配置されている、第2可動電極と、を有する、請求項1に記載の加速度センサ。
  5. 前記加速度センサは、
    前記第1可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1マスと、
    前記第2可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されており、質量が前記第1マスよりも大きい、第2マスと、を有する、請求項4に記載の加速度センサ。
  6. 前記第1方向から見て、
    前記第1マスは、第1表面積を有しており、
    前記第2マスは、前記第1表面積よりも大きい第2表面積を有する、請求項5に記載の加速度センサ。
  7. 前記第1方向において、
    前記第1マスは、第1高さを有しており、
    前記第2マスは、前記第1高さよりも大きい第2高さを有する、請求項5に記載の加速度センサ。
  8. 前記加速度センサは、前記ばねから前記第3方向の両側に延びており、前記第1可動電極と前記第2可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、メインフレームを備える、請求項5に記載の加速度センサ。
  9. 前記ばねは、
    前記第2方向の一方側に延びる、第1ばねと、
    前記第2方向の他方側に延びる、第2ばねと、を有しており、
    前記メインフレームは、
    前記第1ばねに対して機械的に接続されており、前記第1可動電極と前記第2可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1メインフレームと、
    前記第2ばねに対して機械的に接続されており、前記第1可動電極と前記第2可動電極に対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第2メインフレームと、を有する、請求項8に記載の加速度センサ。
  10. 前記加速度センサは、
    前記第1メインフレームの第1端と前記第2メインフレームの第1端とを互いに機械的に接続するように、前記第2方向に延びる、第1サブフレームと、
    前記第1メインフレームの第2端と前記第2メインフレームの第2端とを互いに機械的に接続するように、前記第2方向に延びる、第2サブフレームと、を備える、請求項9に記載の加速度センサ。
  11. 前記第1可動電極は、
    前記第2方向の一方側に配置されており、前記第1メインフレームと前記第1サブフレームに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1可動電極第1部と、
    前記第1可動電極第1部から前記第2方向の他方側に離間しており、前記第2メインフレームと前記第1サブフレームに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第1可動電極第2部と、を有しており、
    前記第2可動電極は、
    前記第2方向の一方側に配置されており、前記第1メインフレームと前記第2サブフレームに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第2可動電極第1部と、
    前記第2可動電極第1部から前記第2方向の他方側に離間しており、前記第2メインフレームと前記第2サブフレームに対して機械的に接続されて、電気的に絶縁されている、第2可動電極第2部と、を有する、請求項10に記載の加速度センサ。
  12. 前記加速度センサは、
    前記第1可動電極第1部と前記第1可動電極第2部との間において、前記第1サブフレームから前記第3方向に沿って前記第1マスに向けて延びて、前記第1マスに対して機械的に接続されている、第1補強フレームと、
    前記第2可動電極第1部と前記第2可動電極第2部との間において、前記第2サブフレームから前記第3方向に沿って前記第2マスに向けて延びて、前記第2マスに対して機械的に接続されている、第2補強フレームと、を備える、請求項11に記載の加速度センサ。
  13. 前記加速度センサは、
    前記第1可動電極第1部と前記第1メインフレームとの間、
    前記第1可動電極第1部と前記第1サブフレームとの間、
    前記第1可動電極第1部と前記第1マスとの間、
    前記第1可動電極第1部と前記第1補強フレームとの間、
    前記第1可動電極第2部と前記第2メインフレームとの間、
    前記第1可動電極第2部と前記第1サブフレームとの間、
    前記第1可動電極第2部と前記第1マスとの間、
    前記第1可動電極第2部と前記第1補強フレームとの間、
    前記第2可動電極第1部と前記第1メインフレームとの間、
    前記第2可動電極第1部と前記第2サブフレームとの間、
    前記第2可動電極第1部と前記第2マスとの間、
    前記第2可動電極第1部と前記第2補強フレームとの間、
    前記第2可動電極第2部と前記第2メインフレームとの間、
    前記第2可動電極第2部と前記第2サブフレームとの間、
    前記第2可動電極第2部と前記第2マスとの間、
    及び前記第2可動電極第2部と前記第2補強フレームとの間をそれぞれ、機械的に接続する一方、電気的に絶縁する、アイソレーションジョイントを備える、請求項12に記載の加速度センサ。
  14. 前記第1アンカー領域と前記第2アンカー領域は、前記第2方向と前記第3方向において、それぞれ、10μm以上40μm以下の長さを有する、請求項4に記載の加速度センサ。
  15. 前記第1基板と前記第2基板は、シリコンからなる、請求項1に記載の加速度センサ。
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