JP2024015862A - 補整用衣類 - Google Patents

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拓二 飯田
Takuji Iida
裕介 佐竹
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Abstract

【課題】丸編みで編成され、形状保持性に優れた補整用衣類を提供する。【解決手段】補整用衣類1は、少なくとも着用者の腹部、腰部及び臀部に装着される補整用衣類であって、伸縮性を有し、丸編みによって筒状体に形成される本体部10と、本体部10の左右側縁部に上下方向に沿って配設される支持部20とを備え、本体部10が、左右側縁部において、伸縮性の異なる複数の領域を支持部20に隣接されて形成される。【選択図】図1

Description

本発明は、着用者の腹部、腰部及び臀部に装着され、丸編みで編成される補整用衣類に関し、特に、形状保持性に優れた補整用衣類に関する。
従来、補整用下半身衣類として、多種多様な商品が開発されている。
例えば、特許文献1に記載の下半身用肌着は、ヒップを覆う後身頃と、腹部を覆う前身頃と、股間を覆うクロッチ部とを含み、前記前身頃を形成する緯編地片において、着用者の起立状態における横方向が前記緯編地における緊締力の強く伸びにくい第1の方向になるように、かつ、前記後身頃を形成する緯編地片において、前記横方向が緊締力の弱く伸びやすい第2の方向になるように構成され、腹部を適度に引き締めることができるとともに、ウエスト近傍の背中まわりが伸びやすく、上半身を捻る等の着用者の身体の動きに柔軟に追従できるとしている。
特開2018-35451号公報
しかしながら、特許文献1に開示される下半身用肌着は、前身頃、後身頃等の複数の緯編地片を別途に形成し、しかも、この緯編地片の緊締力(伸縮力)を異ならせて編成し、これら形成・編成した各緯編地片を縫製等により結合させて一体化して作製することから、異なる形状に緯編地片を各々形成するとともに、これらの緯編地片における緊締力の大きさ及び方向を各々異ならせて作製しなければならず、製造コストが低下するといった課題を有していた。
また、下半身用肌着は、緊締力の異なる緯編地片から構成されることから、各緯編地片間で伸縮度合いが異なり、これにより肌着にうねりやヨレが生じてしまい、補整用下着としての機能を最大限に発揮できていないという課題を有していた。
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、丸編みで編成され、形状保持性に優れた補整用衣類を提供することを目的とする。
本発明に係る補整用衣類は、少なくとも着用者の腹部、腰部及び臀部に装着される補整用衣類であって、伸縮性を有し、丸編みによって筒状体に形成される本体部と、本体部の左右側縁部に上下方向に沿って配設される支持部とを備え、本体部が、左右側縁部において、伸縮性の異なる複数の領域を支持部に隣接されて形成される。
このように本発明においては、丸編みによって筒状体に形成される本体部が、左右側縁部において、伸縮性の異なる複数の領域を上下方向に沿って配設される支持部に隣接されて形成されることから、着用者の身体の各部に合わせて、本体部を構成する各領域の伸縮性を異ならせることを可能としつつ、これら伸縮性の異なる複数の領域を一定程度の剛性を有する支持部で支持することができることとなり、補整用衣類の形状保持性を高めることができる。
本発明に係る補整用衣類は、必要に応じて、本体部が、当該本体部の正面側の上部中央で着用者の腹部を押圧する腹部押圧領域と、当該腹部押圧領域の左右側端部から支持部まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域とを備える。
このように本発明においては、着用者の腹部を押圧する腹部押圧領域と、当該腹部押圧領域の左右側端部から支持部まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域とを本体部が備えることから、側縁部伸縮領域が本体部側縁部の支持部を起点として伸縮し、腹部押圧領域を両側から支持部側に向かって引っ張ることとなり、腹部押圧領域を着用者の腹部により強く押さえつけて、理想的な体のラインを得ることができる。
本発明に係る補整用衣類は、必要に応じて、本体部が、当該本体部の背面側の上部中央で着用者の腰部を押圧する腰部押圧領域と、当該腰部押圧領域の左右側端部から支持部まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域とを備える。
このように本発明においては、着用者の腰部を押圧する腰部押圧領域と、当該腰部押圧領域の左右側端部から支持部まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域とを本体部が備えることから、側縁部伸縮領域が本体部側縁部の支持部を起点として伸縮し、腰部押圧領域を両側から支持部側に向かって引っ張ることとなり、腰部押圧領域を着用者の腰部により強く押さえつけて腰部を前面に押し出し、脊椎から骨盤にかけて理想的なS字カーブを形成することができる。
本発明に係る補整用衣類は、必要に応じて、本体部が、筒状体下部の全周にわたって連続又は近接して配設してなる骨盤引締領域を備える。
このように本発明においては、筒状体下部の全周にわたって連続又は近接して配設してなる骨盤引締領域を本体部が備えることから、着用者の股部近傍に配設される骨盤引締領域及び支持部によって大転子を両側縁部から内側へ向かって押さえつつ、骨盤まわりを全体的に包み込むようにして引き締めて支持できることとなり、骨盤の歪みを予防、補整することができる。
本発明に係る補整用衣類は、必要に応じて、腰部押圧領域及び腰部押圧領域に連続する側縁部伸縮領域と骨盤引締領域との間に後伸縮領域を備え、後伸縮領域が、上端中央部分に腰部押圧領域側に向かって突出した凸部分を有する。
このように本発明においては、腰部押圧領域及び側縁部伸縮領域と骨盤引締領域との間に形成される後伸縮領域が、腰部押圧領域側に向かって突出した凸部分を有することから、後伸縮領域では、着用者の臀部を過度に押さえることなく、また、骨盤引締領域で臀部を後伸縮領域中央の凸部分に向かって押し上げることとなり、臀部の立体感を損なうことなく、臀部を押し上げて、理想的なヒップラインを形成することができる。
本発明に係る補整用衣類は、必要に応じて、側縁部伸縮領域が、本体部の側縁部から中心部に近づくに従って、上下方向の長さが短くなるように形成される。
このように本発明においては、本体部の側縁部から中心部に近づくに従って、上下方向の長さが短くなるように側縁部伸縮領域が形成されることから、腹部押圧領域や腰部押圧領域よりも伸縮率の大きい側縁部伸縮領域の伸び量が、腹部押圧領域や腰部押圧領域に近づくに従って小さくなり、腹部押圧領域による腹部の押圧、腰部押圧領域による腰部の押圧をより強くすることができ、理想的なラインを形成し、骨盤の歪みを抑えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る補整用衣類の概略構成を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る補整用衣類の概略構成を示す背面図である。 本発明の第1の実施形態に係る補整用衣類の装着時の概略構成を示す正面斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る補整用衣類の装着時の概略構成を示す背面斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る補整用衣類の概略構成を示す正面図である。 本発明の第2の実施形態に係る補整用衣類の概略構成を示す背面図である。
(本発明の第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態に係る補整用衣類について、図1ないし図4を用いて説明する。本実施形態の全体を通して、同じ要素には同じ符号を付している。
本実施形態に係る補整用衣類1は、少なくとも着用者の腹部、腰部及び臀部に被着される本体部10と、本体部10の左右側縁部に上下方向に沿って配設される支持部20とを備える。
本体部10は、伸縮性を有し、公知の丸編機により、丸編みで筒状体に形成され、後述する伸縮性の異なる複数の領域で形成される本体部10を一の工程で製造することができる。
筒状体に形成される本体部10は、本体部10の上端周方向に形成される履き口部11と、本体部10の下端周方向に形成される裾口部12と、本体部10の正面側の上部中央で着用者の腹部を押圧する腹部押圧領域13と、本体部10の背面側の上部中央で着用者の腰部を押圧する腰部押圧領域14と、腹部押圧領域13の左右側端部から腰部押圧領域14の左右側端部まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域15と、本体部10の下部周方向に形成される骨盤引締領域16とを備える。
履き口部11は、本体部10の上端周方向に形成されるものであり、着用者の腰まわりに対応する位置に配設される。履き口部11は、例えば、疑似リブ編で編成される。
裾口部12は、本体部10の下端周方向に形成されるものであり、着用者の股部下方近傍の大腿部に対応する位置に配設される。本実施形態で示す補整用衣類1では、裾口部12を一つの開口部として形成し、装着に際しては当該開口部に着用者の両大腿部を挿通するものとしているが、本体部10を下方向に延長して股下部を形成し、裾口部を二つ形成するように構成してもよい。
裾口部12の横方向の伸縮率は、着用者の様々な体型に合わせられるように、本体部10を構成する編み組織の中で最も大きくなっている。
裾口部12は、例えば、ヘム編で編成される。
腹部押圧領域13は、本体部10の正面側上部中央に略五角形状に形成され、着用者の腹部に対応する位置に配設されて腹部を押圧する。腹部押圧領域13の形状は、五角形状に限定されず、着用者の腹部を押圧できるものであれば、その形状は問わない。
腹部押圧領域13と側縁部伸縮領域15とは、腹部押圧領域13(又は側縁部伸縮領域15の正面側)の略上下方向に延びる左右側端部を介して、連続的に形成される。
腹部押圧領域13は、例えば、リップル編で編成される。
腹部押圧領域13の横方向(左右方向)の伸縮率は、後述する側縁部伸縮領域15の横方向の伸縮率よりも小さくなっている。
腰部押圧領域14は、本体部10の背面側上部中央に略四角形状に形成され、着用者の腰部に対応する位置に配設されて腰部を押圧する。腰部押圧領域14の形状は、四角形状に限定されず、着用者の腰部を押圧できるものであれば、その形状は問わない。
腰部押圧領域14と側縁部伸縮領域15とは、腰部押圧領域14(又は側縁部伸縮領域15の背面側)の略上下方向に延びる左右側端部を介して、連続的に形成される。
腰部押圧領域14は、例えば、リップルタック編で編成される。
腰部押圧領域14の横方向(左右方向)の伸縮率は、腹部押圧領域13の横方向の伸縮率よりも小さくなっており、また、本体部10を構成する編み組織の中で最も小さくなっている。これにより、腰部押圧領域14で着用者の骨盤を前方に押し出して、脊椎が理想的なS字カーブを描けるように補助的に機能している。
側縁部伸縮領域15は、腹部押圧領域13の左右側縁部から腰部押圧領域14の左右側縁部まで配設される。側縁部伸縮領域15は、正面側及び背面側において、上端及び下端が概ね平行となるように形成されている。
側縁部伸縮領域15は、丸編みによって正面側から背面側までコース方向に連続して編成されているが、本体部10の左右側縁部に支持部20が縫着されていることから、正面側の伸びは、背面側の伸びに影響しない。
側縁部伸縮領域15は、例えば、疑似リブ編で編成される。
側縁部伸縮領域15は、正面側において、上述のとおり、支持部20に支持されながら、この支持部20を側縁部伸縮領域15の伸縮の起点とし、側縁部伸縮領域15に連続して形成される腹部押圧領域13を左右両側から引っ張り、腹部押圧領域13を着用者の腹部側に押し付けて、腹部を押圧することとなる。
このように、着用者の腹部を押圧する腹部押圧領域13と、当該腹部押圧領域13の左右側端部から支持部20まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域15とを本体部10が備えることから、側縁部伸縮領域15が本体部10側縁部の支持部20を起点として伸縮し、腹部押圧領域13を両側から支持部20側に向かって引っ張ることとなり、腹部押圧領域13を着用者の腹部により強く押さえつけて、理想的な体のラインを得ることができる。
同様に、側縁部伸縮領域15は、背面側において、上述のとおり、支持部20に支持されながら、この支持部20を側縁部伸縮領域15の伸縮の起点とし、側縁部伸縮領域15に連続して形成される腰部押圧領域14を左右両側から引っ張り、腰部押圧領域14を着用者の腰部側に押し付けて、腰部を押圧することとなる。
このように、着用者の腰部を押圧する腰部押圧領域14と、当該腰部押圧領域14の左右側端部から支持部20まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域15とを本体部10が備えることから、側縁部伸縮領域15が本体部10側縁部の支持部20を起点として伸縮し、腰部押圧領域14を両側から支持部20側に向かって引っ張ることとなり、腰部押圧領域14を着用者の腰部により強く押さえつけて腰部を前面に押し出し、脊椎から骨盤にかけて理想的なS字カーブを形成することができる。
骨盤引締領域16は、筒状体をなす本体部10下部の全周にわたって連続又は近接して配設され、本体部10の正面側では、腹部押圧領域13及び側縁部伸縮領域15の下端に沿って配設され、本体部10の正面側中央から側縁に向かって上下方向の幅が広くなるようにリボン状に形成される。本体部10の正面側において、骨盤引締領域16と裾口部12との間には、前伸縮領域17が形成されている。
一方で、本体部10の背面側では、骨盤引締領域16は、腰部押圧領域14及び側縁部伸縮領域15の下端とは連続しておらず、後述する後伸縮領域18を挟んで、左右に延びる帯状に形成される。骨盤引締領域16は、背面側において、下端が裾口部12と連続するように形成される。
骨盤引締領域16の横方向(左右方向)の伸縮率は、腹部押圧領域13、腰部押圧領域14及び側縁部伸縮領域15の横方向の伸縮率よりも大きく、後述する前伸縮領域17及び後伸縮領域18の横方向の伸縮率よりも小さくなっている。
骨盤引締領域16は、例えば、疑似リブ編で編成される。
このように、筒状体下部の全周にわたって連続又は近接して配設してなる骨盤引締領域16を本体部10が備えることから、着用者の股部近傍に配設される骨盤引締領域16及び支持部20によって大転子を両側縁部から内側へ向かって押さえつつ、骨盤まわりを全体的に包み込むようにして引き締めて支持できることとなり、骨盤の歪みを予防、補整することができる。
また、骨盤引締領域16は、正面側において、リボン状に形成されることから、本体部10中心に向かって強い伸縮力を発揮できることとなり、より骨盤の歪みを予防、補整することができる。
前伸縮領域17は、上述したように、本体部10の正面側において、骨盤引締領域16と裾口部12との間に形成され、三角形状に形成される。
また、後伸縮領域18は、本体部10の背面側において、腰部押圧領域14及び側縁部伸縮領域15と骨盤引締領域16との間に、略帯状に形成される。
前伸縮領域17及び後伸縮領域18の横方向の伸縮率は、同程度とされ、本体部10を構成する編み組織の中で最も伸縮率が大きくなっている。
前伸縮領域17及び後伸縮領域18は、例えば、鹿の子編で編成される。
後伸縮領域18の上端中央部分は、腰部押圧領域14側に向かって突出した凸部分18aを有する。
このように、腰部押圧領域14及び側縁部伸縮領域15と骨盤引締領域16との間に形成される後伸縮領域18が、腰部押圧領域14側に向かって突出した凸部分18aを有することから、後伸縮領域18では、着用者の臀部を過度に押さえることなく、また、骨盤引締領域16で臀部を後伸縮領域18中央の凸部分18aに向かって押し上げることとなり、臀部の立体感を損なうことなく、臀部を押し上げて、理想的なヒップラインを形成することができる。
支持部20は、本体部10の両側縁部において上下方向に沿って本体部10に縫着されている。支持部20は、この側縁部において、履き口部11、裾口部12、側縁部伸縮領域15、骨盤引締領域16及び後伸縮領域18を支持し、伸縮性の異なる複数の領域に隣接して形成されている。
支持部20は、扁平棒状の樹脂製部材が収納袋の中に収容されて構成される。樹脂製部材の両先端部分は、収納袋からの突き出し防止のため、丸みを帯びて形成されている。
支持部20又は樹脂製部材は、本体部10から着脱自在に形成されていてもよい。また、支持部20は、本体部10の両側縁部に熱硬化性等の樹脂を塗布した後、硬化させて形成されたものであってもよい。
支持部20は、特に、側縁部伸縮領域15及び骨盤引締領域16の伸縮の起点として機能する。
以上のように、丸編みによって筒状体に形成される本体部10が、左右側縁部において、伸縮性の異なる複数の領域を、上下方向に沿って配設される支持部20に隣接されて形成されることから、着用者の身体の各部に合わせて、本体部10を構成する各領域の伸縮性を異ならせることを可能としつつ、これら伸縮性の異なる複数の領域を一定程度の剛性を有する支持部20で支持することができることとなり、補整用衣類1の形状保持性を高めることができる。
また、本体部10の両側縁部において、支持部20が上端近傍から下端近傍まで配設されることから、補整用衣類1の装着時に、本体部10の上端及び下端の捲れを防止することができる。
(本発明の第2の実施形態)
上記第1の実施形態に係る補整用衣類においては、側縁部伸縮領域の上端及び下端が略平行に形成される構成としたが、これに限らず、図5及び図6に示すように、側縁部伸縮領域の上端と下端との間の距離を本体部中心に近づくに従って小さくするように形成することもできる。
図5に示すように、補整用衣類1の側縁部伸縮領域19は、正面側において、本体部10の側縁部から中心部(腹部押圧領域13又は腰部押圧領域14)に近づくに従って、上端が下端側に近づくように形成されるとともに、本体部10の側縁部から中心部(腹部押圧領域13又は腰部押圧領域14)に近づくに従って、下端が上端側に近づくように形成される。
また、補整用衣類1の側縁部伸縮領域19は、背面側において、履き口部11に沿って上端が配設され、本体部10の側縁部から中心部(腹部押圧領域13又は腰部押圧領域14)に近づくに従って、下端が上端側に近づくように形成される。
すなわち、側縁部伸縮領域19の上下方向の長さ(幅)が、本体部10の側縁部から中心部に近づくに従って短くなるように形成される。
本実施形態に示す例では、側縁部伸縮領域19の上端上方及び下端上方には、腹部押圧領域13が延長して編成される構成となっているが、例えば、前伸縮領域17と同様のものを形成するようにしてもよい。
なお、図5では、側縁部伸縮領域19の上端及び下端が側縁部伸縮領域19の上下方向の長さ(幅)を短くするようにそれぞれ下端側及び上端側に近づくように形成されるが、側縁部伸縮領域19の上端及び下端のいずれか一方が、本体部10の側縁から中心に近づくに従って、それぞれ下端又は上端に近づくように形成してもよい。この場合、側縁部伸縮領域19の上端上方又は下端下方には、腹部押圧領域13が延長して編成される。
また、正面側及び背面側のいずれか一方において、側縁部伸縮領域19の上下方向の長さ(幅)が、本体部10の側縁部から中心部に近づくに従って短くなるように形成されてもよい。
以上のように、本体部10の側縁部から中心部に近づくに従って、上下方向の長さが短くなるように側縁部伸縮領域19が形成されることから、腹部押圧領域13や腰部押圧領域14よりも横方向の伸縮率の大きい側縁部伸縮領域19の伸び量が、腹部押圧領域13や腰部押圧領域14に近づくに従って小さくなり、腹部押圧領域13による腹部の押圧、腰部押圧領域14による腰部の押圧をより強くすることができ、理想的なラインを形成し、骨盤の歪みを抑えることができる。
1 補整用衣類
10 本体部
11 履き口部
12 裾口部
13 腹部押圧領域
14 腰部押圧領域
15、19 側縁部伸縮領域
16 骨盤引締領域
17 前伸縮領域
18 後伸縮領域
18a 凸部分
20 支持部

Claims (6)

  1. 少なくとも着用者の腹部、腰部及び臀部に装着される補整用衣類であって、
    伸縮性を有し、丸編みによって筒状体に形成される本体部と、
    前記本体部の左右側縁部に上下方向に沿って配設される支持部とを備え、
    前記本体部が、左右側縁部において、伸縮性の異なる複数の領域を前記支持部に隣接されて形成されることを
    特徴とする補整用衣類。
  2. 請求項1に記載の補整用衣類において、
    前記本体部が、当該本体部の正面側の上部中央で着用者の腹部を押圧する腹部押圧領域と、当該腹部押圧領域の左右側端部から前記支持部まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域とを備えることを
    特徴とする補整用衣類。
  3. 請求項1に記載の補整用衣類において、
    前記本体部が、当該本体部の背面側の上部中央で着用者の腰部を押圧する腰部押圧領域と、当該腰部押圧領域の左右側端部から前記支持部まで配設される左右一対の側縁部伸縮領域とを備えることを
    特徴とする補整用衣類。
  4. 請求項2又は3に記載の補整用衣類において、
    前記本体部が、筒状体下部の全周にわたって連続又は近接して配設してなる骨盤引締領域を備えることを
    特徴とする補整用衣類。
  5. 請求項4に記載の補整用衣類において、
    前記腰部押圧領域及び前記腰部押圧領域に連続する前記側縁部伸縮領域と、前記骨盤引締領域との間に後伸縮領域を備え、
    前記後伸縮領域が、上端中央部分に前記腰部押圧領域側に向かって突出した凸部分を有することを
    特徴とする補整用衣類。
  6. 請求項2又は3に記載の補整用衣類において、
    前記側縁部伸縮領域が、前記本体部の側縁部から中心部に近づくに従って、上下方向の長さが短くなるように形成されることを
    特徴とする補整用衣類。

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