JP2023533589A - 着用可能な保護装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、収縮された状態にある停止状態と膨張された状態にある動作状態との間で移動することに適した少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)を備える保護ヘルメット(12)と、インフレータユニット(18)と着用可能な保護装置(10)の使用者に対する危険な状態が識別された場合に、インフレータユニット(18)をトリガーするように設計される作動システム(20)とを備える着用可能要素(16)とを備える着用可能な保護装置(10)に関する。本発明によって、着用可能要素(16)は、収縮された状態にある停止状態と膨張された状態にある動作状態との間で移動することに適した少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)を備える。インフレータユニット(18)は、少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および/または少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)に接続される。インフレータユニット(18)は、着用可能な保護装置(10)の使用者に対する危険な状態が作動システム(20)によって識別された場合、動作状態において、少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および/または少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)を移動させるように、少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および/または前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)を膨張させるように設計される。

Description

本発明は、着用可能な保護装置に関するものである。本発明はまた、衝撃および/または落下に対する追加の保護を使用者に提供するために、危険な場合に膨張することに適した膨張可能な部材を備える着用可能な保護装置に関するものである。特に、本発明は、衝撃および/または落下の場合に、使用者の首、または胴体と組み合わせる首を損傷から保護するように設計される膨張可能な部材を備える着用可能な保護装置に関するものである。
膨張可能な部材を備える着用可能な保護装置は、着用可能なエアバッグ装置とも言われ、オートバイ、サイクリング、スキー、ウォーキング、または産業労働活動など、さまざまな種類の活動中に着用されるのに適した。
通常、着用可能なエアバッグ装置は、ヘルメット、ジャケット、スーツ、ベスト、ベルトなどの着用体で構成される。着用体は、一般的に、膨張可能なバッグまたはチャンバ、バッグの膨張手段、および膨張手段を作動するためのシステムを含む。作動システムは、例えば着用体および/または着用可能なエアバッグ装置と組み合わせて使用される車両に適用されるセンサーによって検出されたデータに基づく電子式でもよく、または例えば着用可能なエアバッグ装置と組み合わせて使用される車両に着用体を接続するケーブルによる機械式でもよい。
オートバイの分野では、使用者の首は最も重要な保護部位の1つであり、その部位は、オートバイに乗る人がヘルメットを着用しても、露出して依然として脆弱である。
最近、首を保護するように設計された膨張可能なバッグの一部を有するエアバッグカラー、エアバッグヘルメットまたはエアバッグベストが研究されている。
これらのエアバッグ装置はすべて、基本的にスタンドアロン装置であり、すなわち、別の保護装置から独立して着用されるように設計されている。
エアバッグカラーは通常、使用者の首の周りに適用するように適したハウジングを備え、その内部には、膨張可能なバッグ、ガスカートリッジ、および作動システムが設けられている。
エアバッグヘルメットは、特に首のゾーンで、ヘルメットから提供される保護を改善するために、ヘルメットシェルの内側に直接に設けられるエアバッグシステムである。
エアバッグヘルメットにおいて、膨張可能なバッグは通常、ヘルメットの内側および/またはヘルメットの下縁に配置される。作動システムと膨張可能な手段がヘルメットの内に備えられる。
エアバッグベストには、使用者の首を覆うように設計された部分を有する膨張可能なバッグを設けることができる。これらの装置において、膨張可能なバッグは一般に、ベストの肩領域の上に配置された部分を有する。そのような部分は、危険な場合に使用者の首を少なくとも部分的に覆うことができるために、ベストから外側に広がるように設計されている。
これらのエアバッグ装置はすべて、高く評価されていても、いくつかの欠点がある。
実際のところ、エアバッグ カラーとエアバッグ ヘルメットは、ガス発生器、センサー、制御ユニットなど、作動に必要なすべてのデバイスが構造内に含まれているため、かさばり、快適ではない。
さらに、カラーまたはヘルメットの内側には、エアバッグの作動システムのすべての構成要素が設けられるので、カラーまたはヘルメットが重くなる。
さらに、極端な事象において、大きな衝撃があった場合、ガス発生器、センサー、および制御ユニットがカラーとヘルメットの内部に安全に埋め込まれても、使用者の頭に接触して、あざができたり、怪我をしたりする可能性がある。
最後に、エアバッグヘルメットにおいて、エアバッグの作動に対する必要なデバイスをヘルメット内に挿入できるように、外側の保護シェルの形状と寸法を調整する必要がある。当該技術分野で周知のように、事故の場合、ヘルメットが地面を滑って、ヘルメットのブロックは、使用者の脳に危険な回転加速が発生する可能性があるため、シェルの楕円形は、使用者の頭への衝撃に対する適切な保護と許容の両方を提供するように設計される。
従って、ヘルメットが地面を滑るのに影響を与える角や突起をシェルに挿入することにより、エアバッグシステムのさまざまなデバイスをヘルメットの内部に挿入する必要に応じて、シェルが理想的な楕円形から離れる可能性がある。
首を保護するために設計された膨張可能なバッグを備えたベストは、追加の衣服の上に着用する必要がある。そうしないと、膨張可能なバッグが首に向かって拡張するのが妨げられる。同時に、エアバッグの展開を可能にするために、エアバッグが確実に外側に展開できるように、ベストには降伏性がプログラムされたゾーンを設ける必要がある。ベストの製造にはコストがかかる。さらに、ベストは、作動すると、必然的に新しいものと交換する必要がある。
さらに、使用者がエアバッグ システムによって首だけでなく胴体や体の他の部分を保護したい場合、エアバッグカラーまたはエアバッグヘルメットは、自分の膨張可能なバッグを備える衣服と組み合わせて使用する必要があることが分かる。その結果、使用者は 二つの異なる着用可能なエアバッグ装置を着用することを強制され、各デバイスには独自の検出および展開システムがあり、そのようなデバイスが互いに干渉するリスクがある。
本発明は、使用者の首を保護するように設計された既知の着用可能なエアバッグ装置に関して上述した欠点を克服し、少なくとも軽減するように構成された膨張可能なチャンバを備える着用可能な保護装置を提供することを目的とする。
より具体的には、本発明は、保護装置の快適性および装着性に影響を与えることなく、使用者の首に改善された保護を提供するのに適した着用可能な保護装置を提供する主な目的とする。
本発明のさらなる目的は、使用者の首への保護を改善することに加えて、使用および着用が容易になる着用可能な保護装置を提供することである。
さらに、本発明の目的は、使用者の首に対する改善された保護を提供することに加えて、簡素化された構造を有する着用可能な保護装置を提供することである。
さらに、本発明の目的は、使用者の首に対する保護を改善することに加えて、使用者の体の他の部分に対する保護を強化する着用可能な保護装置を提供することである。
本発明の別の目的は、使用者の首および身体に対する改善された保護を提供することに加えて、メンテナンスが容易な着用可能な保護装置を提供することである。
上記の目的、および本明細書の以下でよりよく明らかになる他の目的は、請求項1に記載の着用可能な保護装置によって達成される。
本発明の利点および特有の特徴は、添付の図を参照して、本発明の好適な実施例の以下 の説明からより明確にわかるだろう。
図1は、本発明に係る使用者が着用する着用可能な保護装置の第1の実施形態の概略断面側面図である。 図1は、着用可能な保護装置の膨張可能なチャンバが膨張状態にある時の、図1と同様の断面側面図である。 図1は、本発明に係る着用可能な保護装置のさらなる実施形態の、部分的に分解された斜視背面図である。 図1は、本発明に係る着用可能な保護装置の保護ヘルメットのさらなる実施形態の側面図である。 図5は、図4のV-V線に沿った断面図である。 図5Aは、図5の保護ヘルメットの細部Aの拡大図である。 図5Bは、異なる動作状態における保護ヘルメットを示し、図5Aと同様の図である。 図6は、図4の保護ヘルメットの正面図である。 図7は、図6のVII-VII線に沿う断面図である。 図8は、図1の保護ヘルメットの正面斜視図である。 図9は、図8の細部の拡大図である。 図10は、図8の保護ヘルメットの底面図である。 図11は、本発明に係る使用者が着用する着用可能な保護装置の第2の実施形態の簡略化した断面側面図である。 図12は、着用可能な保護装置の膨張可能なチャンバが膨張状態にある時の、図11と同様の断面側面図である。 図13は、本発明に従う着用可能な保護装置のさらなる実施形態の、部分断面背面図である。 図14は、本発明による着用可能な保護装置の異なる実施形態の、部分的に分解された斜視背面図である。 図15は、本発明による着用可能な保護装置の保護ヘルメットのさらなる実施形態の、拡大背面図である。
添付の図面を参照すると、本発明における着用可能な保護装置は、その全体が参照符号10で示される。
着用可能な保護装置10は、少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ14を備える保護ヘルメット12を備える。第1の膨張可能なチャンバ14は収縮された状態(例えば、図1および図11を参照)にある停止状態と膨張された状態(例えば、図2および図12を参照)にある動作状態との間で移動することに適した。
着用可能な保護装置10は、インフレータユニット18と作動システム20とを備える着用可能要素16をさらに備える。
着用可能な保護装置10の使用者に対する危険な状態が識別された場合に、作動システム20はインフレータユニット18を作動するように設計される。
本発明によると、インフレータユニット18は第1の膨張可能なチャンバ14に接続可能である。詳細には、インフレータユニット18は、第1の膨張可能なチャンバ14を膨張させるように設計されることができ、それによって、着用可能な保護装置10の使用者に対する危険な状態が作動システム20によって識別された場合に、動作状態において、第1の膨張可能なチャンバ14を移動させる。
危険な状態として、着用可能要素16が突然の加速/減速、および/またはその向きおよび/またはその角速度の突然の変化を受ける状態を意図すべきである。
特に、着用可能な保護装置の使用者がオートバイなどの車両に乗っている場合、着用可能要素が受ける突然の加速または減速により、バイクが障害物にぶつかった、または使用者がオートバイのコントロールを失ってサドルから放り出されたことなどを識別することができる。
添付の図面を参照すると、モーターサイクリストが使用するのに適した保護ヘルメット12が示されている。それにもかかわらず、以下の説明からより明確になるように、着用可能な保護装置10は、サイクリスト、スキーヤー、ホッケー、フットボール、ポロ、または頭部の効果的な保護を必要とする他のスポーツ選手によって使用されるタイプの保護ヘルメット12を含むことができる。
保護ヘルメット12は職場環境での使用に適したヘルメットでもあり得る。
添付の図面には、顎ガード13を備える保護ヘルメット12が示されている。さらに、本発明の教示も、いわゆるジェットヘルメットに対して、有利に適用することができる。
上述のように、保護ヘルメット12は、膨張されて使用者の首を保護するように設計された少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ14を備える。
第1の膨張可能なチャンバまたはバッグ14は、いわゆる縫製されたエアバッグを得るために、下部パネルおよび上部パネルをそれらの周囲部分に沿って縫い合わせることによって製造することができる。
又は、第1の膨張可能なチャンバ14は、例えばジャカード織機を使用して、いわゆるワンピース織り(OPW)エアバッグを得るために、単一の織り操作によって、または編み操作によって製造することができる。
さらなる実施形態では、第1の膨張可能なチャンバ14は、好ましくは天然ゴムまたは合成ゴムを含む群から選択される弾性材料で作ることができる。
第1の膨張可能なチャンバ14には、動作状態での移動中に膨張可能なチャンバ14の展開を制御するのに適した内部テザー(添付の図に示さず)を備える。
好ましくは、添付の図に示されるように、第1の膨張可能なチャンバ14は、保護ヘルメット12の下部に適用される(例えば、図1、3、4、11および14を参照)。このように、第1の膨張可能なチャンバ14は、着用可能な保護装置10の使用者の胴体上部に面し、膨張すると、保護ヘルメット12の下縁から使用者の体に向かって拡張し、それによって、使用者の首を覆い、保護することができる。特に、第1の膨張可能なチャンバ14は、膨張すると、保護ヘルメット12の下縁と着用可能要素16の上部との間の隙間を埋めるように設計される。
有利には、第1の膨張可能なチャンバ14は、保護ヘルメット12の下部の内側に部分的または完全に設置される(例えば、図4―7を参照)。
好ましくは、第1の膨張可能なチャンバ14は、通常はネックロール、すなわち、長い円筒形のフォームピースの形態で保護ヘルメット12の下部の周りに延在する圧縮可能なフォームによって占められる部分に設置される。
従って、保護ヘルメット12を着用する場合、第1の膨張可能なチャンバ14は使用者の首の周りに配置される。特に、第1の膨張可能なチャンバは、ヘルメットの下部と、使用者の肩、胸の上部および/または背中の上部との間に介在される(例えば、図3および14を参照)。
有利には、このような配置は、保護ヘルメット12の外殻15および衝撃吸収ライナー19の形状および寸法に影響を与えない(図5および7を参照)。さらに、第1の膨張可能なチャンバ14は、保護ヘルメットの下部に配置されているため、事故中に保護ヘルメットが構造的な損傷を受けていない場合、保護ヘルメット全体を交換する必要なく、作動後に簡単に交換できる。
好ましくは、第1の膨張可能なチャンバ14は、保護ヘルメット12の下縁に適用又は配置されるハウジング24の内部に設けられる。
有利には、ハウジング24は、構造を変更する必要なく、既存の保護ヘルメットの下縁に取り付けることもできる。この場合、既存の保護ヘルメットとハウジング24との間に対応する固定手段を設けるだけでよい。
ハウジング24は、膨張した後に第1の膨張可能なチャンバ14の膨張を妨げないように、柔軟で弾性のある材料で作ることができる(例えば、図1―2を参照)。
又は、ハウジング24は、ハウジングの底縁を通って延びて形成される開口部を有し、半剛性または剛性の材料で作ることができる(例えば、図4―7を参照)。このような開口部は、ハウジングに枢動可能に取り付けられた可動蓋27によって閉じられる(図5aおよび5bを参照)。
着用可能な保護装置10の通常の使用中、蓋27は、第1の膨張可能なチャンバ14がハウジング24内に安全に収容されることを保証するために、閉じた形態を維持するように設計される(図5Aを参照)。同時に、膨張可能なチャンバ14がその稼働状態にあるときに、蓋27は、開放形態にあるように設計され、第1の膨張可能なチャンバ14を膨張させることができる(図5B参照)。
ハウジング24からの第1の膨張可能なチャンバ14の検査または取り外しが必要な場合、蓋27も開くことができる。
さらなる実施形態では、第1の膨張可能なチャンバ14または第1の膨張可能なチャンバ14が収容されるハウジング24は、解放可能な固定手段36によって保護ヘルメット12の下縁に固定することができる。このように、固定手段36を単に解放することによって、第1の膨張可能なチャンバ14を交換することができる。
解放可能な固定手段36は、ボタン付きのフック、面ファスナーまたは類似的なものを含むことができる。図9には、解放可能な固定手段36は、第1の膨張可能なチャンバ14またはハウジング24の周囲部分に適用され保護ヘルメット12の下縁に設けられた対応するスロット38に係合するように設計された解放可能なストラップ37からなる実施形態が示される。
有利には、第1の膨張可能なチャンバ14は、保護ヘルメット12の下部に適用することができ、または折り畳まれる構成でハウジング24の内側に配置することができ、それによって、ヘルメットの限られた容積を占有する。このように、第1の膨張可能なチャンバ14は、使用者の頭の自由な動きを妨げない。
添付の図において、保護ヘルメット12は、顎ガード13を除いて、保護ヘルメット12の下縁全体に沿って延びる単一の第1の膨張可能なチャンバ14を備える(図10を参照)。
しかし、異なる配置も可能である。例えば、保護ヘルメット12は、保護ヘルメットの下縁の異なる部分に沿って設けられた2つ以上の第1の膨張可能なチャンバ14を備えることができる。
着用可能な保護装置10は、着用可能要素16も備える。
好ましくは、着用可能要素16は、使用者の体の少なくとも1つの胴部を覆うように設計される。
着用可能要素16は、例えばジャケット、スーツ、またはベスト(例えば図1―3を参照)のような防護服であり得る。又は、着用可能要素は、外側の保護衣服17の下層に着用するのに適する下着16であってもよい(例えば、図11―13を参照)。添付の図面には示されていないさらなる実施形態では、着用可能要素16は、他の衣類の上層または下層に着用するように設計されたハーネスまたはベルトであり得る。
有利には、着用可能要素は、使用者の臀部を覆って保護するのに適した、半ズボンまたはブリーフのような、高齢者用の衣服であってもよい。
着用可能要素16は、保護ヘルメット12に適用される第1の膨張可能なチャンバ14を膨張させるように設計されるインフレータユニット18を備える。
好ましくは、インフレータユニット18は、火工式インフレータ、圧縮ガスインフレータ、およびハイブリッドインフレータを含むグループから選択される。
インフレータユニット18は、第1の膨張可能なチャンバ14を時間順に2回以上膨張させることができるように、複数の膨張量を備えることができる。
図1―2および11―12に示されるように、インフレータユニット18は、使用者の背中を覆う着用可能要素16の部分に適用される。好ましくは、インフレータユニット18は、着用可能要素16の後部に適用される剛性または半剛性のケーシング40の内部に提供される(図3および14を参照)。ケーシング40は、必要に応じて使用者がインフレータユニットに容易にアクセスできるように、取り外し可能なカバー41によって閉じることができる。
又は、インフレータユニット18は、着用可能要素16の後部に適用されるバックプロテクタ42の内側に設けることができる(例えば、図13を参照)。
有利には、インフレータユニット18を収容するケーシング40は、バックプロテクタ42の上部に一体化することができる(例えば図14を参照)。
インフレータユニット18は、単一のガスカートリッジ(例えば図1~2を参照)または複数のガスカートリッジ(図3および13を参照)を備えることができる。
インフレータユニット18は、接続ホース22によって第1の膨張可能なチャンバ14に直接的または間接的に接続される。
有利には、接続ホース22は可撓性材料で作られる。好ましくは、接続ホース22は、強化された可撓性材料、例えば強化ゴムで作られる。
接続ホース22は、少なくとも部分的に着用可能要素16の内部に位置されるように設計され、それによって、制限された伸張の間だけ露出される。このように、事故の際に接続ホース22が外部の物体に引っかかる可能性がある危険性が低減される。
インフレータユニット18と第1の膨張可能なチャンバ14とが直接に接続されている場合、接続ホース22は、第1の膨張可能なチャンバ14に接続されるように設計された第1の端部28と、インフレータユニット18に接続されるように設計された第2の端部30とを有する。第1の端部28および第2の端部30は、それぞれ、第1の膨張可能なチャンバ14およびインフレータユニット18に気密に接続される。
インフレータユニット18と第1の膨張可能なチャンバ14とが間接的に接続されている場合、接続ホース22は、第1の膨張可能なチャンバ14に接続されるように設計された第1の端部28と、インフレータユニット18に接続された中間要素に接続されるように設計された第2の端部30とを有する。この場合も、インフレータユニット18との直接的または間接的な接続はすべて気密に行われる。
接続ホース22の第1の端部28および第2の端部30は、接続ホース22を第1の膨張可能なチャンバ14およびインフレータユニット18から取り外すことができるように、解放可能な接続手段を設けることができる。
好ましくは、図15に示すように、解放可能な接続手段は、第1の膨張可能なチャンバ14またはインフレータユニット18に設けられた対応するコネクタ31に挿入されるように設計されたプラグインコネクタ29で構成することができる。
予想する通りに、第1の膨張可能なチャンバ14の作動システム20は、着用可能要素16に適用される。
作動システム20は、電子的または機械的な作動機構であり得る。
電子作動機構20は、好ましくは、例えば、加速度計のような着用可能要素16に作用する力を検出し、および/または例えば、ジャイロスコープのような着用可能要素16の角速度を測定し、および/または例えば、超音波距離センサーのような着用可能要素16と目標物の間の距離を検出するように設計された少なくとも1つのセンサー21を備える。
添付の図面の実施形態では、2つのセンサー21が着用可能要素16の肩部分に適用される(図13を参照)。代替的に、または加えて、1つまたは複数のセンサー21をバックプロテクタ42の内部またはケーシング40の内部に適用することができる。
図示されていないさらなる実施形態では、少なくとも1つのセンサーは、着用可能な保護装置10と組み合わせて使用される車両、例えばオートバイまたはモトスクーターに適用することもできる。
他の識別の必要性を満たすために、少なくとも1つのセンサー21は異なる構成を有することが可能である。
電子作動機構20はまた、危険状態が識別されたときに、センサー21によって検出されたデータを処理し、インフレータユニット18にトリガ信号を送るように設計された制御ユニット23を備えることができる。
制御ユニット23は、有線接続25(例えば図14を参照)または無線接続(例えば図3および13を参照)によってセンサー21に接続することができる。
同時に、制御ユニット23は、好ましくは、インフレータユニット18に電子的に接続される。有利には、制御ユニット23は、着用可能要素16に適用されるバックプロテクタ42の内部に収容されることが可能である。
図3および図14に示されるように、制御ユニット23は、必要に応じて容易にアクセスできるように、インフレータユニット18の同じケーシング40内に収容されることが可能である。
制御ユニット23は、センサー21から受信したデータを定期的に処理して、着用可能要素16に作用する力に関する情報を取得し、その空間位置および/または向きを計算するように設計されている。
制御ユニット23が、そこに実装されたアルゴリズムに基づいて、危険な状態が発生していることを検出した場合、トリガ信号が制御ユニット23からインフレータユニット18に送られ、着用可能な保護装置10の第1の膨張可能なチャンバ14を膨張させることができる。
次に、機械的な作動システムは、着用可能要素16を、着用可能な保護装置10と組み合わせて使用される車両に接続する作動ケーブルを備えることができる。
作動ケーブルは、車両、例えばオートバイに接続された第1端と、インフレータユニットを作動させるのに適した撃針をトリガーするように設計されたトリガー装置に固定された第2端とを有する。
着用可能な保護装置10の使用者がオートバイから分離することが発生した場合、トリガー装置による作動ケーブルが撃針をトリガーし、インフレータユニットの展開を引き起こす。
着用可能要素16は、少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバまたはバッグ26も備える。第2の膨張可能なチャンバ26は、収縮された状態にある停止状態(例えば図11を参照)と膨張された状態にある動作状態(例えば図12を参照)との間で移動することに適した。
好ましくは、第2の膨張可能なチャンバ26は、使用者の肩および/または胸および/または側面および/または背中を保護するのに適した。明らかに、他の識別の必要性を満たすために、第2の膨張可能なチャンバ26は異なる構成を有することが可能である。例えば、膨張可能なチャンバ26は、使用者の腕、臀部、および/または脚も保護するように設計可能である。
第2の膨張可能なチャンバ26は、単一の膨張可能なバッグで構成することができ、または複数の別個の膨張可能なバッグを順に備えることもできる。
第2の膨張可能なチャンバ26は、第1の膨張可能なチャンバ14と同様に、縫製されたエアバッグ、OPWエアバッグ、ニットエアバッグ、または弾性材料で作られたエアバッグであってもよい。
第2の膨張可能なチャンバ26は、第1の膨張可能なチャンバ14に関して異なるタイプのものであってもよい。
例えば、第2の膨張可能なチャンバ26は、高い伸び率を有する弾性材料で作られたチャンバまたはバッグであってもよく、それによって、収縮された状態で減少した体積を占有することができ、一方、第1の膨張可能なチャンバ14は、縫製されたエアバッグまたはOPWエアバッグであってもよい。
さらに、第2の膨張可能なチャンバ26にも、その展開を制限するのに適した内部テザーを設けることができる。
好ましくは、第2の膨張可能なチャンバ26は、例えば、ポケットまたは着用可能要素16の2つの対向する表面によって形成される隙間のような、着用可能要素16に提供されるシートに収容される。または、第2の膨張可能なチャンバ26は、着用可能要素16の内面または外面に固定することができる。
添付の図に示されているように、インフレータユニット18は、第2の膨張可能なチャンバ26に接続することができる。詳細には、インフレータユニット18は、動作状態で第1の膨張可能なチャンバ14および/または第2の膨張可能なチャンバ26を移動させるために、第1のチャンバ14および/または第2のチャンバ26を膨張させるように設計可能である。
添付の図に示されるように、好ましくは、インフレータユニット18は、第2のチャンバ26に直接的に接続される。
第1の実施形態では、例えば図14を参照すると、第2の膨張可能なチャンバ26の接続は、膨張可能なチャンバ26の開口部の内側にインフレータユニットの端部を直接的にクランプすることによって実行される。又は、インフレータユニット18の端部には、第2の膨張可能なチャンバ26の開口部に配置されたキャップの対応するねじの内側にねじ込まれるのに適した雄ねじを設けることができる。
又は、インフレータユニット18の端部は、バヨネットマウントによって第2の膨張可能なチャンバ26に接続可能である。オス要素はインフレータユニットの端部に設けられ、メスレセプタは第2の膨張可能なチャンバ26の開口部に配置されたキャップに設けられる。
図14の実施形態では、インフレータユニット18は、2つのガスカートリッジを含み、各ガスカートリッジは、第2の膨張可能なチャンバ26の対応する端部に接続されている。2つのガスカートリッジのうちの少なくとも1つは、接続ホース22にも接続される。
さらなる実施形態(例えば、図13を参照)では、インフレータユニット18は、2つのガスカートリッジ32、34を備える。第1のカートリッジ32は、接続ホース22によって第1の膨張可能なチャンバ14に接続され、第2のカートリッジ34は、第2の膨張可能なチャンバ26に気密に接続される。
添付の図面には示されていない別の実施形態では、接続ホースはY字形とすることができる。Y字形の下端はインフレータユニット18に接続され、Y字形の各上端はそれぞれ第1の膨張可能なチャンバ14および第2の膨張可能なチャンバ26に接続される。
第1の膨張可能なチャンバ14がインフレータユニット18に間接的に接続されている場合、接続ホース22は、第1の膨張可能なチャンバ14に接続されるように設計された第1の端部28と、中間要素として機能する第2の膨張可能なチャンバ26に、好ましくは気密に接続されるように設計された第2の端部とを有することができる。この実施形態では、インフレータユニット18がトリガーされると、膨張ガスは、最初に第2の膨張可能なチャンバ26の内部に流れ、そこから第1の膨張可能なチャンバ14の内部に流れる。
好ましくは、第1および第2の膨張可能なチャンバ14、26は、作動状態で同時に移動する(例えば、図2および12を参照)。
つまり、第2の膨張可能なチャンバ26は、危険な状態が作動システム20によって識別されたときに、第1の膨張可能なチャンバ14と同時に膨張するように有利に設計される。
有利には、第1の膨張可能なチャンバ14および第2の膨張可能なチャンバ26は、それら自体の膨張ユニットおよび作動機構を備える必要がない。実際のところ、第1および第2の膨張可能なチャンバ14、26は、単独のインフレータユニット18および単独の作動システム20によって作動される。
インフレータユニット18がトリガーされると、膨張ガスは、第1および第2の膨張可能なチャンバ14、26内を瞬時に流れる。
インフレータユニット18は、両方の膨張可能なチャンバを膨張させるのに十分な膨張流体を提供するために、サイズ設定される。
この実施形態では、第1および第2の膨張可能なチャンバの両方がインフレータユニット18に直接接続されており、単一の膨張可能なチャンバの膨張を実行できる。実際には、第1または第2膨張可能なチャンバとインフレータユニット18との接続を外すことにより、第1または第2膨張可能なチャンバの選択的な膨張を行うことができる。
図12に明確に示されているように、第1および第2の膨張可能なチャンバ14、26は、作動されると、保護ヘルメット12の下縁と着用可能要素16の上部との間の隙間を埋めるように設計されており、それによって、使用者の首を保護する。
特に、第2の膨張可能なチャンバ26は、保護ヘルメット12の第1の膨張可能なチャンバ14と協働して、保護ヘルメットの下縁と使用者の肩との間の隙間を埋めるような寸法にされる。具体的には、第2の膨張可能なチャンバ26は、膨張した状態で、肩とヘルメットの下部リムとの間の隙間も第1の膨張可能なチャンバ14によって部分的に占有されることを考慮して寸法にされる。
特に、第1および第2の膨張可能なチャンバ14、26は、作動後に第1の膨張可能なチャンバ14が実質的にその最大膨張に達したときに第2の膨張可能なチャンバ26と接触することを可能にするために、適切な寸法にされ、それによって、使用者の首が牽引力を受けるのを回避することができる。
着用可能な保護装置によって提供される保護を最大化するために、第1および第2の膨張可能なチャンバは使用者の測定値にうまく一致するように異なる大きさに開発される。
この時点で、本発明による着用可能な保護装置10を用いて所定の目的をどのように達成できるかは明らかである。
着用可能な保護装置10は、改善された保護を使用者に提供し、第1の膨張可能なチャンバ14は、通常の使用中に使用者の動きを妨げることなく使用者の首と頭を保護するのに適し、実際のところ、接続ホース22は使用者の動きの自由を制限しない。
同時に、第2の膨張可能なチャンバ26は、使用者の体を衝撃および挫傷から保護し、第1の膨張可能なチャンバ14と協働して、使用者の首および胴体に対する改善された保護を提供するのに適している。
さらに、第1の膨張可能なチャンバ14は、インフレータユニットおよび着用可能要素16に適用される作動システムを使用することによって作動されるので、保護ヘルメットの下縁に第1の膨張可能なチャンバ14を設けることは保護ヘルメットの形状および容積に影響を及ぼさないか、または非常に限られた影響しか持たない。このように、ヘルメットの装着性と快適性は影響を受けない。
さらに、着用可能な保護装置は使いやすく、装着も簡単である。実際のところ、着用可能要素16および保護ヘルメット12の両方は、それぞれ通常の衣服およびヘルメットとして着用することができる。使用者は、接続ホース22を第1の膨張可能なチャンバ14に接続すればよい。
さらに、第1および第2の膨張可能なチャンバが単一の作動システムによって作動されるという事実は、購入および保守に関連する安全性、信頼性、およびコストの点で利点を提供する。例えば、作動される場合、使用者は単一のインフレータユニットのみを変更することができる。
又は、保護ヘルメット12に第1の膨張可能なチャンバ14を設けることにより、首に提供される保護に影響を与えることなく、ジャケットまたはスーツの下に着用可能要素16を着用することが可能である。着用可能要素16の第2の膨張可能なチャンバ26は、首を保護するために外側に拡張する必要はない。この保護は、第1の膨張可能なチャンバ14によってすでに保証されている。
最後に、着用可能要素16にインフレータユニットおよび作動システムを設けることにより、保護ヘルメットの形状を変更せず、それによって、事故の場合に地面上での外殻の滑りに影響を与えない。
上記の着用可能な保護装置10 の実施形態に関して、当業者は、識別の要件を満たすために、添付の特許請求の範囲から逸脱することなく、説明されている要素を修正および/または同等の要素に置き換えることができる。

Claims (18)

  1. 着用可能な保護装置(10)であって、
    前記着用可能な保護装置(10)は、
    少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)を備える保護ヘルメット(12)であって、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)は収縮された状態にある停止状態と膨張された状態にある動作状態との間で移動することに適した保護ヘルメット(12)と、
    インフレータユニット(18)と作動システム(20)とを備える着用可能要素(16)であって、前記着用可能な保護装置(10)の使用者に対する危険な状態が識別された場合、前記作動システム(20)は前記インフレータユニット(18)をトリガーするように設計される着用可能要素(16)と、
    を備え、
    前記着用可能要素(16)は、収縮された状態にある停止状態と膨張された状態にある動作状態との間で移動することを適する少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)を備え、
    前記インフレータユニット(18)は、前記着用可能な保護装置(10)の前記使用者に対する危険な状態が前記作動システム(20)によって識別された場合に、前記動作状態において、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および/または前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)を移動させるために、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および/または前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)に接続され、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および/または前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)を膨張させるように設計されることを特徴とする着用可能な保護装置(10)。
  2. 前記インフレータユニット(18)は、接続ホース(22)によって、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)に直接又は間接的に接続されることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  3. 前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)は、前記保護ヘルメット(12)の下部に適用されることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  4. 前記着用可能要素(16)は、前記使用者の体の少なくとも胴部を覆うように設計され、前記インフレータユニット(18)は、前記使用者の背中を覆う前記着用可能要素(16)の部分に適用されることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  5. 前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)は、前記保護ヘルメット(12)の下部の内に部分的にまたは完全に設置されることを特徴とする請求項1―4のいずれか一項に記載の着用可能な保護装置(10)。
  6. 前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)は、前記保護ヘルメット(12)の下縁に適用又は配置されるハウジング(24)の内に設けられることを特徴とする請求項5に記載の着用可能な保護装置(10)。
  7. 前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)は、危険な状態が前記作動システム(20)によって識別された場合に、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)と同時に膨張されるように設計されることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  8. 前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)は、前記使用者の首を保護するように、それぞれの前記動作状態において、前記保護ヘルメット(12)の下縁および前記着用可能要素(16)の上部の間の隙間を埋めるように設計されることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  9. 前記接続ホース(22)は、可撓性材料によって作られることを特徴とする請求項2に記載の着用可能な保護装置(10)。
  10. 前記接続ホース(22)は、前記着用可能要素(16)の内部に少なくとも部分的に位置されるように設計されることを特徴とする請求項2に記載の着用可能な保護装置(10)。
  11. 前記接続ホース(22)は、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)に接続されるように設計される第1の端部(28)および前記インフレータユニット(18)に接続されるように設計される第2の端部(30)を有し、前記第1の端部(28)および前記第2の端部(30)は、前記接続ホース(22)を前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および前記インフレータユニット(18)からの取り外しが行える解放可能な接続手段を備えることを特徴とする請求項2に記載の着用可能な保護装置(10)。
  12. 前記インフレータユニット(18)は二つのガスカートリッジを備え、第1のガスカートリッジ(32)は前記接続ホース(22)によって前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)に接続され、第2のガスカートリッジ(34)は気密状態で前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)に接続されることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  13. 前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)は、前記使用者の肩および/または胸および/または両側および/または背中を保護するように設計されることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  14. 前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)または前記ハウジング(24)は、解放可能な固定手段(36)によって前記保護ヘルメット(12)の下縁に固定されることを特徴とする請求項6に記載の着用可能な保護装置(10)。
  15. 前記インフレータユニット(18)は接続ホース(22)によって前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)に間接的に接続され、前記接続ホース(22)は前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)に接続されるように設計される第1の端部(28)および前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)に接続されるように設計される第2の端部を有することを特徴とする請求項2に記載の着用可能な保護装置(10)。
  16. 前記インフレータユニット(18)は前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および/または前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)に着脱可能に接続され、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)は、前記少なくとも1つの第1の膨張可能なチャンバ(14)および/または前記少なくとも1つの第2の膨張可能なチャンバ(26)の接続を外すことによって選択的に膨張可能であることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  17. 前記作動システム(20)は、前記着用可能要素(16)に適用される少なくとも1つのセンサー(21)で検知されたデータを処理するように設計される制御ユニット(23)を備えることを特徴とする請求項1に記載の着用可能な保護装置(10)。
  18. 前記少なくとも1つのセンサー(21)は前記着用可能要素(16)に作用する力を検出し、および/または前記着用可能要素(16)の角速度を測定し、および/または前記着用可能要素(16)と目標物の間の距離を検出するように設計可能であることを特徴とする請求項17に記載の着用可能な保護装置(10)。
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