JP2023514263A - トランスポートブロックサイズを決定する方法、及び通信機器 - Google Patents

トランスポートブロックサイズを決定する方法、及び通信機器 Download PDF

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Abstract

本願は、ビークルトゥエブリシング(V2X)及びV2Vのようなシステムで使用できる、トランスポートブロックサイズを決定する方法、及び通信機器とを提供する。受信端端末装置及び送信端端末装置は、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長、及びスケーリング因子に基づき、符号化シンボルの数を決定でき、前記符号化シンボルの数に基づき、データチャネルのトランスポートブロックサイズを更に決定できる。従って、サイドリンク通信に使用される全部のスロットについて、同じ符号化シンボルの数が決定でき、同じトランスポートブロックサイズが更に決定できる。このように、トランスポートブロックの初期送信又は再送は、サイドリンク通信に使用される各スロットの中で実行でき、送信リソースの選択にかかる制限、及び結果として生じる送信遅延を回避する。

Description

本願は、通信分野に関するものであり、より具体的には、トランスポートブロック(transport block, TB)サイズ(size)を決定する方法及び通信機器に関するものである。
新無線(new radio, NR)ビークルトゥエブリシング(Vehicle-to-Everything, V2X)システムでは、トランスポートブロックサイズは、サイドリンク(sidelink, SL)スロット内の使用可能なすべてのシンボルに基づいて計算する必要がある。また、初期送信と再送に使用するトランスポートブロックを一緒に組み合わせて合成利得を得ることがあり、初期送信と再送に使用するトランスポートブロックサイズ(transport block size, TBS)が同じであることを保証する必要がある。そのため、初期送信と再送に使用されるトランスポートブロックサイズが同じであることを保証するために、初期送信と再送に使用されるスロット内の使用可能なシンボルの数が同じであることを保証する必要がある。しかし、実際の通信システムでは、異なるスロット内の使用可能なシンボルの数は完全に同じではない。これにより、送信リソースの選択に制限が生じ、送信リソースの選択の制限に起因して、対応する送信遅延が発生する。
本願は、ビークルトゥエブリシング、例えば、V2X通信、ロングタームエボリューションビークル(Long Term Evolution-Vehicle, LTE-V)、及び車両間(vehicle-to-vehicle, V2V)通信で使用され得る、又はインテリジェントドライビングやインテリジェントコネクテッドビークルのような分野で使用され得る、トランスポートブロックサイズを決定する方法及び通信装置を提供し、送信リソースの選択の制限と結果として生じる伝送遅延を回避する。
第1の態様によると、トランスポートブロックサイズを決定する方法が提供される。方法は、以下を含む。第1端末装置は、サイドリンク(sidelink, SL)通信に使用される時間単位でのシンボル長とスケーリング因子に基づいて、符号化シンボルの数を決定する。第1端末装置は、符号化シンボルの数に基づいてデータチャネルのトランスポートブロックサイズを決定する。
第2の態様によると、トランスポートブロックサイズを決定する方法が提供される。方法は、以下を含む。第2端末装置は、サイドリンク(sidelink, SL)通信に使用される時間単位でのシンボル長とスケーリング因子に基づいて、符号化シンボルの数を決定する。第2端末装置は、符号化シンボルの数に基づいてデータチャネルのトランスポートブロックサイズを決定する。
本願の方法は、装置間(device-to-device, D2D)シナリオで使用でき、任意でV2Xシナリオでも使用できる。第1端末装置は第2端末装置とD2D方式で通信し、第1端末装置は送信端であり、第2端末装置は受信端である。
本願では、シンボル長はシステムによって設定される場合がある。また、サイドリンク通信に使用するスロット(すなわち、シンボルがサイドリンク通信に使用されるシンボルを含むスロット)について、すべてのスロットでサイドリンク通信に使用するシンボルは同じ長さを有する。
更に、初期送信及び再送の間、本願の方法を使用して、符号化シンボルの数とトランスポートブロックサイズを決定する。つまり、本願では、初期送信と再送に使用されるスケーリング因子が同じか、又は初期送信と再送に使用される符号化シンボルの数が同じである。
任意で、シンボルは直交周波数分割多重化(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)シンボルでもよい。
任意で、スケーリング因子を予め設定することができ、事前設定はネットワーク装置によって設定された設定を含むか、又は仕様に従う。1つ以上の予め設定されたスケーリング因子が存在してよい。
任意で、スケーリング因子は、代替として、第1端末装置により決定することもできる。
本願では、符号化シンボルの数を使用して、物理リソースブロック(resource block, RB)内のデータチャネルの使用可能なリソース要素(resource element, RE)の数を決定する。
データチャネルは、物理サイドリンク共有チャネル(physical sidelink share channel, PSSCH)であってよい。
本願で提供される方法によると、符号化シンボルの数は、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長とスケーリング因子に基づいて決定されるため、サイドリンク通信に使用されるすべてのスロットについて、同じ数の符号化シンボルを決定することができ、更に同じトランスポートブロックサイズを決定することができる。このように、トランスポートブロックの初期送信又は再送は、サイドリンク通信に使用される各スロットの中で実行でき、従来技術における送信リソースの選択にかかる制限、及び結果として生じる送信遅延を回避する。
第1の態様と第2の態様を参照して、第1の態様と第2の態様の幾つかの実装では、符号化シンボルの数は次を満たし、
Figure 2023514263000002
ここで、
Figure 2023514263000003

は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000004

はシンボル長を示し、lαはスケーリング因子を示す。
このソリューションに基づいて、第1端末装置は、シンボル長とスケーリング因子のみに基づいて符号化シンボルの数を決定することができる。
第1の態様と第2の態様を参照して、第1の態様と第2の態様の幾つかの実装では、符号化シンボルの数は以下を満たし、
Figure 2023514263000005
ここで、
Figure 2023514263000006
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000007
はサイドリンク通信に使用されるシンボルのうち、自動利得制御(automatic gain control, AGC)に使用される最初のシンボルと最後のギャップ(GAP)シンボル以外のシンボルの数を時間単位で示し、lαはスケーリング因子を示す。
第1の態様を参照して、第1の態様の幾つかの実装では、方法は、
第1端末装置が、第2端末装置へ、第1指示情報を送信することであって、第1指示情報は、スケーリング因子の値又はスケーリング因子のインデックスを指示するために使用されることを更に含んでよい。
第2の態様を参照して、第2の態様の幾つかの実装では、方法は、
第2端末装置が、第1端末装置から、第1指示情報を受信することであって、第1指示情報は、スケーリング因子の値又はスケーリング因子のインデックスを指示するために使用されることを更に含んでよい。
任意で、第1指示情報は、制御情報の中で運ばれてよい。制御情報は、例えば、サイドリンク制御情報(sidelink control information, SCI)であってよい。
第1の態様と第2の態様を参照して、第1の態様と第2の態様の幾つかの実装では、符号化シンボルの数は次を満たし、
Figure 2023514263000008
ここで、
Figure 2023514263000009
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000010
はシンボル長を示し、lαはスケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい。
第1の態様と第2の態様を参照して、第1の態様と第2の態様の幾つかの実装では、符号化シンボルの数は以下を満たし、
Figure 2023514263000011
ここで、
Figure 2023514263000012
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000013
はサイドリンク通信に使用されるシンボルのうち、自動利得制御(automatic gain control, AGC)に使用される最初のシンボルと最後のギャップ(GAP)シンボル以外のシンボルの数を時間単位で示し、lαはスケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい。
第1の態様を参照して、第1の態様の幾つかの実装では、方法は、
第1端末装置が、第2端末装置へ、第2指示情報を送信することであって、第2指示情報は、kの値を指示するために使用されることを更に含んでよい。
第2の態様を参照して、第2の態様の幾つかの実装では、方法は、
第2端末装置が、第1端末装置から、第2指示情報を送信することであって、第2指示情報は、kの値を指示するために使用されることを更に含んでよい。
本願では、同じkの値を使用して、初期送信の符号化シンボルの数と再送の符号化シンボルの数を決定する。
任意で、第2指示情報は、制御情報の中で運ばれてよい。制御情報は、例えばSCIであってよい。
第1の態様と第2の態様を参照して、第1の態様と第2の態様の幾つかの実装では、スケーリング因子は物理サイドリンクフィードバックチャネル(physical sidelink feedback channel, PSFCH)の設定周期に対応する。
このソリューションに基づいて、第1端末装置及び/又は第2端末装置は、PSFCHの設定周期に基づいてスケーリング因子を決定できる。
任意で、PSFCHの設定周期が1の場合、lαは3又は5であり、
PSFCHの設定周期が2の場合、lαは1、2、又は3であり、或いは、lαは3、4、又は5であり、
PSFCHの設定周期が4の場合、lαは1、2、又は3であり、或いは、lαは3、4、又は5であり、又は、
PSFCHの設定周期がNの場合、lαは3/N、又は3/N+2であり、N≠0である。
任意で、時間単位にPSFCHが設定されていない場合、lα=0である。
第3の態様によると、トランスポートブロックサイズを決定する方法が提供される。方法は、
ネットワーク装置が、第1端末装置と第2端末装置に指示情報を送信することであって、指示情報はスケーリング因子を指示するために使用されるか、又は指示情報はスケーリング因子とPSFCHとの間の対応を指示するために使用され、スケーリング因子は符号化シンボルの数を決定するために使用されることを含む。
本願で提供される方法によると、第1端末装置及び/又は第2端末装置は、スケーリング因子に基づいて符号化シンボルの数を決定することができるため、サイドリンク通信に使用されるすべてのスロットについて、同じ数の符号化シンボルを決定することができ、更に同じトランスポートブロックサイズを決定することができる。このように、トランスポートブロックの初期送信又は再送は、サイドリンク通信に使用される各スロットの中で実行でき、従来技術における送信リソースの選択にかかる制限、及び結果として生じる送信遅延を回避する。
第4の態様によれば、通信機器であって、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行するように構成された各モジュール又はユニット、又は第2の態様又は第2の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行するように構成された各モジュール又はユニットを含む通信機器が提供される。
第5の態様による、プロセッサを含む通信機器が提供される。プロセッサはメモリに結合されており、メモリ内の命令を実行するように設定されてよく、従って機器は第1の態様又は第1の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、又は、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行する。任意で、機器は、メモリを更に含む。任意で、機器は、インタフェース回路を更に含み、プロセッサはインタフェース回路に結合される。
第6の態様によれば、通信機器であって、第3の態様又は第3の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行するように構成された各モジュール又はユニットを含む通信機器が提供される。
第7の態様によると、プロセッサを含む通信機器が提供される。プロセッサはメモリに結合されており、メモリ内の命令を実行するように設定されてよく、従って機器は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行する。任意で、機器は、メモリを更に含む。任意で、機器は、インタフェース回路を更に含み、プロセッサはインタフェース回路に結合される。
第8の態様によると、プロセッサであって、入力回路、出力回路、処理回路を含むプロセッサが提供される。処理回路は、入力回路を使用して信号を受信し、出力回路を使用して信号を送信するように構成されており、従って、プロセッサは、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行する。
特定の実装プロセスでは、プロセッサはチップであってよく、入力回路は入力ピンであってよく、出力回路は出力ピンであってよく、処理回路はトランジスタ、ゲート回路、トリガ、各種論理回路などであってよい。入力回路によって受信された入力信号は、例えば限定ではないが受信機によって受信及び入力されてよく、出力回路によって出力された信号は、例えば限定ではないが送信機に出力され、送信機によって送信されてよく、入力回路と出力回路は同じ回路であってもよく、回路は異なる瞬間に入力回路及び出力回路として使用される。プロセッサ及び様々な回路の特定の実装は、本願の本実施形態では限定されない。
第9の態様によると、プロセッサとメモリとを含む通信機器が提供される。プロセッサは、メモリに格納されている命令を読み取るように構成され、受信機を介して信号を受信し、送信機を介して信号を送信して、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行してよい。
任意で、1つ以上のプロセッサがあり、1つ以上のメモリがある。
任意で、メモリはプロセッサと統合されてよく、又はメモリとプロセッサは別々に配置される。
特定の実装プロセスでは、メモリは非一時的(non-transitory)メモリ、例えば読み出し専用メモリ(read-only memory, ROM)であってよい。メモリとプロセッサは同じチップに統合されてよく、又は、異なるチップに別個に配置されてもよい。メモリの種類及びメモリとプロセッサの配置方法は、本願の本実施形態に限定されない。
第9の態様による処理装置はチップであってもよい。プロセッサは、ハードウェア又はソフトウェアにより実装されてよい。プロセッサがハードウェアを使用して実装されるとき、プロセッサは論理回路、集積回路、等であってよい。プロセッサがソフトウェアを使用して実装されるとき、プロセッサは、汎用プロセッサであってよく、メモリに格納されたソフトウェアコードを読み出すことにより実装される。メモリは、プロセッサに統合されてよく、又はプロセッサの外部に位置し独立に存在する。
第10の態様によると、本願の実施形態は、通信機器を提供する。機器は、プロセッサ及びインタフェース回路を含む。インタフェース回路は、コード命令を受信し、そのコード命令をプロセッサに送信するように設定される。プロセッサは、コード命令を実行するように構成され、従って、機器は、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行する。
第11の態様によると、コンピュータプログラムプロダクトが提供される。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラム(コード又は命令とも呼ばれてよい)を含む。コンピュータプログラムが実行されると、コンピュータは、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行できるようになる。
第12の態様によると、可読媒体が提供される。可読媒体は、コンピュータプログラム(コード又は命令とも呼ばれてよい)を格納する。コンピュータプログラムがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、第1の態様又は第1の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、第2の態様又は第2の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行し、又は第3の態様又は第3の態様の可能な実装のいずれか1つの方法を実行できるようになる。
第13の態様によると、通信システムであって、上述の第1端末装置と第2端末装置を含む通信システムが提供される。任意で、通信システムは、上述のネットワーク装置を更に含んでよい。
本願によるV2X通信アーキテクチャの概略図である。
本願による、トランスポートブロックサイズを決定する方法の概略フローチャートである。
本願によるスロットの概略構造図である。
本願による通信機器の概略構造図である。
本願によるネットワーク装置の概略構造図である。
本願による端末装置の概略構造図である。
以下は、添付の図面を参照して、本願の技術的ソリューションを説明する。
本願で提供される技術的ソリューションは、装置間(device-to-device, D2D)シナリオで使用でき、任意でビークルトゥエブリシング(vehicle-to-everything, V2X)シナリオでも使用できる。例えば、V2Xシナリオは、具体的には、以下のシステム:車車間(vehicle-to-vehicle, V2V)通信、車両対歩行者間(vehicle-to-pedestrian, V2P)通信、車両対ネットワーク間(vehicle-to-network, V2N)サービス、及び車両対インフラストラクチャ間(vehicle-to-infrastructure, V2I)通信のいずれか1つであってよい。
例えば、D2Dはロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)D2D、又は新無線(new radio, NR)D2Dであってよく、又は、技術の発展に伴って出現する可能性のある別の通信システムのD2Dであってもよい。同様に、V2Xは、LTE V2X又はNR V2Xであってよく、又は技術の発展に伴って出現する可能性のある別の通信システムのV2Xであってもよい。
本願の実施形態における端末装置は、ユーザ機器、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイル装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント、又はユーザ機器であってよい。端末装置は、代替として、セルラフォン、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol, SIP)電話機、無線ローカルループ(Wireless Local Loop, WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant, PDA)、無線通信機能を備えるハンドヘルド装置、コンピューティング装置、無線モデムに接続された別の処理装置、車載装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおける端末装置、将来の進化型公衆地上モバイルネットワーク(Public Land Mobile Network, PLMN)における端末装置、等であってよい。これは、本願の実施形態において的に限定されない。
本願の実施形態におけるネットワーク装置は、基地局(base station)、進化型NodeB(evolved NodeB, eNodeB)、送信受信点(transmission reception point, TRP)、5G移動通信システムにおける次世代NodeB(next generation NodeB, gNB)、将来の移動通信システムにおける基地局、Wi-Fiシステムにおけるアクセスノードなどである。或いは、ネットワーク装置は、基地局の機能の一部を実装するモジュール又はユニットであってよく、例えば、中央ユニット(central unit, CU)又は分散ユニット(distributed unit, DU)であってよい。RAN装置で使用される特定の技術及び特定の装置形式は、本願の実施例に限定されない。
本願の実施形態において、端末装置又はネットワーク装置は、ハードウェアレイヤ、ハードウェアレイヤ上で動作するオペレーティングシステムレイヤ、及びオペレーティングシステムレイヤ上で動作するアプリケーションレイヤを含む。ハードウェアレイヤは、中央処理ユニット(central processing unit, CPU)、メモリ管理ユニット(memory management unit, MMU)、及びメモリ(メインメモリとも呼ばれる)のようなハードウェアを含む。オペレーティングシステムは、プロセス(process)、例えば、Linuxオペレーティングシステム、UNIXオペレーティングシステム、Andoroidoオペレーティングシステム、iOSオペレーティングシステム、又はWindowsオペレーティングシステムを用いることにより、サービス処理を実施する任意の1つ以上のコンピュータオペレーティングシステムであってよい。アプリケーションレイヤは、ブラウザ、アドレス帳、文書処理ソフトウェア、及びインスタント通信ソフトウェアのようなアプリケーションを含む。更に、本願の実施形態で提供される方法の実行主体の特定の構造は、本願の実施形態で提供される方法のコードを記録するプログラムが本願の実施形態で提供される方法に従い通信を実行するために実行可能ならば、本願の実施形態において特に限定されない。例えば、本願の実施形態で提供される方法は、端末装置、ネットワーク装置、又は端末装置及びネットワーク装置内にありプログラムを呼び出し実行できる機能モジュールにより、実行されてよい。
更に、本願の態様又は特徴は、方法、機器、又は標準的なプログラミング及び/又はエンジニアリング技術を使用するプロダクトとして実装されてよい。本願において使用される用語「プロダクト」は、任意のコンピュータ可読コンポーネント、キャリア、又は媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含する。例えば、コンピュータ可読媒体は、限定ではないが、磁気記憶コンポーネント(例えば、ハードディスク、フロッピーディスク又は磁気テープ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(compact disc, CD)、又はデジタルバーサタイルディスク(digital versatile disc, DVD))、スマートカード、及びフラッシュメモリコンポーネント(例えば、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable Programmable Read-Only Memory, EPROM)、カード、スティック、又はキードライブ)を含んでよい。更に、本明細書に記載の種々の記憶媒体は、情報を格納するために構成される1つ以上の装置及び/又は他の機械可読媒体を示してよい。「機械可読媒体」という用語は、無線チャネル、及び命令及び/又はデータを格納し、含み、及び/又は運ぶことができる種々の他の媒体を含んでよいが、これらに限定されない。
図1は、V2X通信アーキテクチャの概略図である。図1に示すように、アーキテクチャは、PC5インタフェースとUuインタフェースの2種類の通信インタフェースを含む。PC5インタフェースは、V2X UE(例えば、図示されたV2X UE1とV2X UE2)間の直接通信インタフェースである。V2X UE間の直接通信リンクは、サイドリンク又はサイドリンク(sidelink, SL)としても定義される。Uuインタフェース通信は、送信側V2X UE(例えば、V2X UE1)がUuインタフェースを介してV2Xデータを基地局に送信し、基地局がV2Xアプリケーションサーバに処理のためにデータを送信し、V2Xアプリケーションサーバが処理したデータを基地局に配信し、次に基地局が受信側V2X UE(例えば、V2X UE2)にデータを送信する通信モードである。Uuインタフェース通信モードでは、送信側V2X UEのアップリンクデータをアプリケーションサーバに転送する基地局と、アプリケーションサーバが配信したダウンリンクデータを受信側V2X UEに転送する基地局が、同じ基地局であってよく、又は異なる基地局であってよい。これは、アプリケーションサーバによって具体的に決定されてよい。理解されるべきことに、送信側のV2X UEにより実行される基地局への送信はアップリンク(uplink, UL)送信と呼ばれ、基地局により実行される受信側のV2X UEへの送信はダウンリンク(downlink, DL)送信と呼ばれる。
現在の技術では、初期送信と再送に使用されるTBSが同じであることを保証するために、初期送信と再送に使用されるスロット内の使用可能なシンボルの数が同じであることを保証する必要がある。しかし、実際の通信システムでは、異なるスロット内の使用可能なシンボルの数は完全に同じではない。これにより、送信リソースの選択に制限が生じ、送信リソースの選択の制限に起因して、対応する送信遅延が発生する。例えば、スロットn、n+1、n+2、n+4の各々で使用可能なシンボルの数は12であり、スロットn+3で使用可能なシンボルの数は10であり、スロットnはトランスポートブロックの初期送信に使用されると仮定する。3回の再送が更に実行される必要がある場合、スロットn+3の使用可能なシンボル数がスロットn、n+1、n+2、n+4の各々の使用可能なシンボル数と異なるため、スロットn+1、n+2、n+4でしか再送が実行できない。そのため、再送スロットの選択が制限される。また、スロットn+3では3回目の再送ができず、スロットn+4でしか3回目の再送ができないので、データ伝送遅延も発生する。
前述の技術的問題を解決するために、本願はトランスポートブロックサイズを決定する方法を提供する。以下は、本願で提供されるソリューションを記載する。
図2は、本願による、トランスポートブロックサイズを決定する方法の概略フローチャートである。方法200は、送信端で使用されてよく、又は受信端で使用されてよい。送信端と受信端は、D2D方式で相互に通信する2つの端末装置である。例えば、送信端は第1端末装置と呼ばれてよく、受信端は第2端末装置と呼ばれてよい。以下は、方法200のステップを説明する。
S210:サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長とスケーリング因子に基づいて、符号化シンボルの数を決定する。
時間単位はスロット(slot)でもよく、シンボル長はスロット内のサイドリンク通信にのみ使用されるシンボルの数である。例えば、スロット内の6つのシンボルだけがサイドリンク通信に使用される。この場合、シンボル長は6である。
また、時間単位は、スロット内のサイドリンク通信に使用されるシンボルによって形成される時間単位でもよい。この場合、シンボル長は時間単位の長さである。例えば、スロット内の6つのシンボルだけがサイドリンク通信に使用される。この場合、シンボル長は6であり、時間単位は6つのシンボルによって形成される時間単位である。
例えば、図3を参照すると、図3のスロット0のようなスロットを例として使用する。スロット0のサイドリンク通信に使用されるシンボルは、シンボル2からシンボル11である。この場合、シンボル長は10である。スロット0は時間単位と呼ばれてよく、又はシンボル2~シンボル11が時間単位と呼ばれてよく、時間単位の長さは10シンボルである。
本願では、シンボル長はシステムによって設定される場合がある。また、サイドリンク通信に使用するスロット(すなわち、シンボルがサイドリンク通信に使用されるシンボルを含むスロット)について、すべてのスロットでサイドリンク通信に使用するシンボルは同じ長さを有する。
同様に、例えば図3を参照すると、すべてのスロット0、1、2、3は、サイドリンク通信に使用されるシンボルを含む。この場合、スロット0、1、2、3の各々のサイドリンク通信に使用されるシンボルの長さは10である。別の例では、すべてのスロット0、1、3は、サイドリンク通信に使用されるシンボルを含む。この場合、スロット0、1、3の各々のサイドリンク通信に使用されるシンボルの長さは10である。
本願のシンボルはOFDMシンボルであってもよいが、これは本願に限定されない。
更に、本願では、初期送信と再送に使用されるスケーリング因子が同じである。つまり、初期送信と再送に使用される符号化シンボルの数が同じである。
以下は、シンボル長とスケーリング因子に基づいて符号化シンボルの数をどのように決定するかを説明する。
方法1。
送信端又は受信端は、シンボル長とスケーリング因子を知るだけで、符号化シンボルの数を決定することができる。
例1:符号化シンボルの数は次式(1)を満たす:
Figure 2023514263000014
ここで、
Figure 2023514263000015
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000016
はサイドリンク通信で使用されるシンボルのうち、AGCで使用される最初のシンボルと最後のGAPシンボル以外のシンボルの数を時間単位で示し、lαはスケーリング因子を示す。
つまり、
Figure 2023514263000017
Nsymlはシンボル長を示す。
理解されるべきことに、例1では、サイドリンク通信で使用される時間単位でのシンボルは、AGCで使用される最初のシンボルと最後のGAPシンボルを含む。例えば、AGCに使用される最初のシンボルは、制御チャネル及び/又はデータチャネルに使用されるAGCシンボルであってよい。本願では、データチャネルはPSSCHであってよく、制御チャネルはPSCCHであってよい。
また、AGCに使用される最初のシンボルは、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボルの最初のシンボルであってよく、又はサイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボルのうち最初のシンボルでなくてよい。同様に、最後のGAPシンボルは、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボルの最後のシンボルであってよく、又はサイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボルのうち最後のシンボルでなくてよい。
更に理解されるべきことに、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボルは、AGCに使用される最初のシンボル以外のAGCシンボル及び/又は最後のGAPシンボル以外のGAPシンボルを更に含んでよい。例えば、1時間単位は1スロットであり、図3に示すスロット0を例として使用する。スロット0のサイドリンク通信に使用されるシンボルは、シンボル2~シンボル11であり、シンボル2はAGCに使用される最初のシンボルであり、シンボル11は最後のGAPシンボルであり、シンボル8もGAPシンボルである。更に、シンボル9及びシンボル10は、PSFCHを送信するために使用されるシンボルであってよい。
D2Dシステムの各スロットにおける送信側ユーザの数が不確実であること、すなわち受信端が各スロットで受信可能な情報を送信するユーザの数を予測できないことを考慮すると、各スロットにおける受信電力は異なることを当業者は理解できるであろう。具体的には、受信端は、各スロットでデータを受信するとき、最適なアナログ(Analog, A)/デジタル(Digital, D)変換効果を得るために、無線周波数増幅係数を調整する必要がある。この機能がAGC機能である。
例2:符号化シンボルの数は次式(2)を満たす:
Figure 2023514263000018
ここで、
Figure 2023514263000019
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000020
はシンボル長を示し、lαはスケーリング因子を示す。
例えば、方法1は、複数のシナリオで使用されてもよい。
シナリオ1。送信端と受信端の両方で1つのスケーリング因子が予め設定されている、つまりlαは1つの値のみを有する。
このシナリオでは、送信端と受信端は、
Figure 2023514263000021
を次式の値:
Figure 2023514263000022
とlαのユニークな値に基づき決定してよい。
シナリオ2。送信端と受信端の両方で複数のスケーリング因子が予め設定されている、つまりlαは複数の値を有する。
このシナリオでは、送信端は最初にlαの値を決定し、次に決定されたlαの値を受信端に通知してよい。
例えば、送信端は受信端に第1指示情報を送信することでlαの値を指示できる。
例えば、第1指示情報は、lαの値、又はlαの値に対応するインデックスを具体的に示すことができる。例えば、lαは1、2、3のような複数の値を有し、各々の値が1つのインデックスに対応する。例えば、1、2、及び3に対応するインデックスは、各々0、1、及び2である。この場合、第1指示情報がインデックス0を示す場合、lα=1と決定できる。
任意で、第1指示情報は、制御情報を使用して送信されてよい。例えば、制御情報はSCIであってよい。
シナリオ3。送信端又は受信端でスケーリング因子が予め設定されず、送信端がlαを自律的に決定した後に、受信端にスケーリング因子を通知する。
同様に、送信端は、代替として、受信端に第1指示情報を送信することでlαの値を指示してよい。
シナリオ2とシナリオ3では、初期送信と再送に使用されるlαの値は、送信端により指示される。また、送信端は、初期送信に使用されるlαの値が、再送に使用されるlαの値と同じであることを指示する。例えば、初期送信に使用されるlαの値が第1指示情報を使用して指示される場合、再送に使用されるlαの値は第1指示情報を使用して指示される。
本願では、予め設定することは、プロトコル仕様を表してよく、又はネットワーク装置によって実行される事前設定を表してよい。
理解されるべきことに、上記のシナリオは、個別に使用されてよく、又は、組み合わせて使用されてよい。
任意で、本願では、スケーリング因子はPSFCHの設定周期に対応してよい。
例えば、表1と表2は各々、スケーリング因子とPSFCHの設定周期の対応を示している。表1に示す対応は式(1)で使用されてよく、表2に示す対応は式(2)に使用されてよい。
Figure 2023514263000023
Figure 2023514263000024
本願では、PSFCHの設定周期はスロット単位である。例えば、PSFCHの設定周期が0であることは、サイドリンク通信に使用される各スロットにPSFCHの送信に使用されるシンボルが設定されていないことを意味する。PSFCHの設定周期が1であることは、サイドリンク通信に使用される各スロットが、PSFCHの送信に使用されるシンボルを含むことを意味する。PSFCHの設定周期が2であることは、サイドリンク通信に使用されるスロットについて、PSFCHの送信に使用されるシンボルが1スロットの間隔で設定されることを意味する。例えば、スロット0、1、3、4、及び6がサイドリンク通信に使用されるスロットであると仮定すると、PSFCHの設定周期が2の場合、スロット0、3、及び6の各々は、PSFCHの送信に使用されるシンボルを含む。
理解されるべきことに、PSFCHに対応する時間周波数リソースは、送信端によって送信されたトランスポートブロックが正しく受信されたかどうかをフィードバックするために受信端によって使用される。PSFCHの設定周期は、ネットワーク装置によって設定されてよい。
表1、表2、及び前述の3つのシナリオを参照して、幾つかの例が説明のために使用される。
例えば、シナリオ1では、スケーリング因子がPSFCHの設定周期に対応している場合、PSFCHの設定周期が固定されているとき、時間周期内に1つのlαの値だけが存在すると定義できる。
例えば、lαが式(1)のlαの場合、ネットワーク装置は時間周期内で表3に示す対応を設定することができる。このように、送信端と受信端の両方が、PSFCHの設定周期と表3に基づいてlαの値を決定できる。ネットワーク装置は、別の時間周期に表4又は表5に示す対応を設定してよい。同様に、送信端と受信端の両方が、PSFCHの設定周期と表4又は表5に基づいてlαの値を決定できる。代替として、プロトコルは、表3、表4、又は表5に示す対応を指定してよい。このように、送信端と受信端は、PSFCHの設定周期に基づいてlαの値を決定できる。
Figure 2023514263000025
Figure 2023514263000026
Figure 2023514263000027
別の例では、lαが式(2)のlαの場合、ネットワーク装置は時間周期内で表6に示す対応を設定することができる。このように、送信端と受信端の両方が、PSFCHの設定周期と表6に基づいてlαの値を決定できる。ネットワーク装置は、別の時間周期に表7又は表8に示す対応を設定してよい。同様に、送信端と受信端の両方が、PSFCHの設定周期と表7又は表8に基づいてlαの値を決定できる。代替として、プロトコルは、表6、表7、又は表8に示す対応を指定してよい。このように、送信端と受信端は、PSFCHの設定周期に基づいてlαの値を決定できる。
Figure 2023514263000028
Figure 2023514263000029
Figure 2023514263000030
理解されるべきことに、表1~表8に示した対応は単なる例であり、例が本願に対する制限を構成するべきではない。
シナリオ2では、スケーリング因子がPSFCHの設定周期に対応している場合、PSFCHの設定周期が固定されているとき、時間周期内に1つ以上のlαの値が存在する可能性があると定義できる。
例えば、lαが式(1)のlαの場合、表1に示す対応が予めを設定されてよい。このように、PSFCHの設定手記が0又は1の場合、送信端と受信端は表1に基づいてlαの値を決定できる。PSFCHの設定周期が2又は4の場合、送信端は1、2、及び3から値を決定し、決定された値を受信端に通知できる。
例えば、lαが式(2)のlαの場合、表2に示す対応が予めを設定されてよい。このように、PSFCHの設定手記が0又は1の場合、送信側と受信側は表1に基づいてlαの値を決定できる。PSFCHの設定周期が2又は4の場合、送信端は3、4、及び5から値を決定し、決定された値を受信端に通知できる。
シナリオ3では、スケーリング因子がPSFCHの設定周期に対応している場合、PSFCHの設定周期が固定されているとき、1つ以上のlαの値が存在する可能性がある、又は1つのlαの値のみが存在すると定義できる。
例えば、表1又は表3に示す対応が予め設定されてよい。PSFCHの設定周期に基づいてlαの値を決定した後、送信端は受信端に値を通知する。
任意で、スケーリング因子とPSFCHの設定周期との対応はlα=3/Nを満たし、又はスケーリング因子とPSFCHの設定周期との対応はlα=3/N+2を満たす。NはPSFCHの設定周期であり、N≠0である。
任意で、N=0の場合、lα=0又は2である。
例えば、lαが式(1)のlαである場合、lα=3/Nである。例えば、lαが式(2)のlαである場合、lα=3/N+2である。
例えば、lαが式(1)のlαである場合、lα=0である。例えば、lαが式(2)のlαである場合、lα=2である。
このソリューションは、シナリオ1とシナリオ3に適用できる。
方法2。
送信端又は受信端は、シンボル長、スケーリング因子、及び調整係数に基づき、符号化シンボルの数を決定することができる。
つまり、送信端と受信端は、最初にスケーリング因子を使用するかどうかを決定してよい。スケーリング因子が使用される場合、符号化シンボルの数はシンボル長に基づいて決定される。スケーリング因子が使用されない場合、符号化シンボルの数は、シンボル長とスケーリング因子に基づいて決定される。
例1:符号化シンボルの数は次式(3)を満たす:
Figure 2023514263000031
ここで、
Figure 2023514263000032
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000033
はサイドリンク通信で使用されるシンボルのうち、AGCで使用される最初のシンボルと最後のGAPシンボル以外のシンボルの数を時間単位で示し、lαはスケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい。kは、調整係数と呼ばれてもよい。
式(3)において、k以外のパラメータの意味は、式(1)の対応するパラメータの意味と同じであることが理解できる。
式(3)は次式と等しい場合もあり:
Figure 2023514263000034
ここで、スケーリング因子が使用される場合、次式が使用される:
Figure 2023514263000035
スケーリング因子が使用される場合、次式が使用される:
Figure 2023514263000036
例2:符号化シンボルの数は次式(4)を満たす:
Figure 2023514263000037
ここで、
Figure 2023514263000038
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000039
はシンボル長を示し、lαはスケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい。kは、調整係数と呼ばれてもよい。
式(4)において、k以外のパラメータの意味は、式(2)の対応するパラメータの意味と同じであることが理解できる。
式(4)は次式と等しい場合もあり:
Figure 2023514263000040
ここで、スケーリング因子が使用される場合、次式が使用される:
Figure 2023514263000041
スケーリング因子が使用されない場合、次式が使用される:
Figure 2023514263000042
方法2では、kの値は送信端により決定され、送信端により受信端に通知されてよい。例えば、送信端は受信端に第2指示情報を送信してよく、第2指示情報はkの値を示す。
任意で、第2指示情報は、制御情報を使用して送信されてよい。例えば、制御情報はSCIであってよい。
本願では、符号化シンボルの数を決定するために、初期送信と再送に同じkの値が使用される。
初期送信と再送に使用されるkの値は、送信端により指示されることが理解できる。また、送信端は、初期送信に使用されるkの値が、再送に使用されるkの値と同じであることを指示する。例えば、初期送信に使用されるkの値が第2指示情報を使用して指示される場合、再送に使用されるkの値は第2指示情報を使用して指示される。
方法2はシナリオ1及びシナリオ3で使用されてよい。方法2がシナリオ3で使用される場合、送信端は受信端にlαの値を通知してよい。
例えば、方法2では、lαはPSFCHの設定周期に対応してよい。
例えば、lαとPSFCHの設定周期との対応は、表3~表8のいずれか1つに示されるものであってよい。例えば、lαが式(3)のlαである場合、lαとPSFCHの設定周期との対応は、表3、表4、又は表5に示すものであってよい。例えば、lαが式(4)のlαである場合、lαとPSFCHの設定周期との対応は、表6、表7、又は表8に示すものであってよい。
別の例として、lαとPSFCHの設定周期との対応は、lα=3/Nを満たしてよい。NはPSFCHの設定周期であり、N≠0である。
別の例では、N=0の場合、lα=0である。
S220:符号化シンボルの数に基づいてデータチャネルのトランスポートブロックサイズを決定する。
例えば、本願における符号化シンボルの数は、RB内のデータチャネルの使用可能なREの数を決定するために使用される。
従来技術では、RB内の物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink share channel, PDSCH)の使用可能なREの数は、式(5)を満たす:
Figure 2023514263000043
ここで、
Figure 2023514263000044
は、RB内のPDSCHの使用可能なREの数を示し、
Figure 2023514263000045
は、1つのRBが12個のサブキャリアを持つことを示し、
Figure 2023514263000046
は、スロット内のPDSCHに割り当てられたシンボルの数を示し、
Figure 2023514263000047
は、RB内のPDSCHの期間内の復調参照信号(demodulation reference signal, DMRS)のオーバヘッドを示し、
Figure 2023514263000048
は、より上位のレイヤによって設定されてよい。NREが取得された後、NREに基づいてトランスポートブロックサイズが決定できる。詳細については、従来技術を参照する。
本願において使用可能な符号化シンボルの数:
Figure 2023514263000049
の関数は、式(5)の
Figure 2023514263000050
の関数と同じである。本願では、RB内のデータチャネルの使用可能なREの数は、次の式(6)を満たす:
Figure 2023514263000051
ここで、
Figure 2023514263000052
は、RB内のデータチャネルの使用可能なREの数を示し、
Figure 2023514263000053
は、1つのPRBが12個のサブキャリアを持つことを示し、
Figure 2023514263000054
は、RB内の符号化シンボル上のDMRSのREの数を示し、
Figure 2023514263000055
は、上位層によって設定されてよい。
Figure 2023514263000056
が取得された後、従来技術に基づいてトランスポートブロックサイズが決定できる。詳細については、TS38.214の5.1.3.2節を参照する。
任意で、方法は、以下を更に含んでよい:送信端は、トランスポートブロックサイズに基づき、トランスポートブロックを送信する。相応して、受信端は、トランスポートブロックサイズに基づき、トランスポートブロックを受信する。つまり、受信端は、トランスポートブロックに対してチャネル復号を実行する。
結論として、本願で提供される方法によると、符号化シンボルの数は、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長とスケーリング因子に基づいて決定されるため、サイドリンク通信に使用されるすべてのスロットについて、同じ数の符号化シンボルを決定することができ、更に同じトランスポートブロックサイズを決定することができる。このように、トランスポートブロックの初期送信又は再送は、サイドリンク通信に使用される各スロットの中で実行でき、従来技術における送信リソースの選択にかかる制限、及び結果として生じる送信遅延を回避する。
以上は、図2及び図3を参照して、本願の実施形態で提供される方法を詳細に説明した。以下は、図4~図6を参照して、本願の実施形態で提供される機器を詳細に説明する。
図4は、本願の実施形態による通信機器の概略ブロック図である。図4に示すように、通信機器1000は、処理ユニット1200を含んでよい。任意で、通信機器は、トランシーバユニット1100を更に含んでよい。
トランシーバユニット1100は、他の装置に情報を送信し、又は他の装置から情報を受信し、例えば第1指示情報を送信又は受信するように構成されてよい。処理ユニット1200は、符号化シンボルの数を決定するために、機器の内部処理を実行するように構成されてよい。
実装では、通信機器1000は送信端(すなわち、第1端末装置)に対応してよい。通信機器1000は、端末装置、又は端末装置内に構成されたチップであってもよく、端末装置により実行される操作を実行するよう構成されるユニットを含んでよい。また、通信機器1000内の各ユニットは、上記の方法で送信端により実行される操作を実施するように別個に構成される。
具体的に、処理ユニット1200は、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長、及びスケーリング因子に基づき、符号化シンボルの数を決定し、符号化シンボルの数に基づき、データチャネルのトランスポートブロックサイズを決定するよう構成される。
任意で、符号化シンボルの数は次を満たす:
Figure 2023514263000057
ここで、
Figure 2023514263000058
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000059
はシンボル長を示し、lαはスケーリング因子を示す。
任意で、トランシーバユニット1100は、第1指示情報を受信端に送信するように構成され、ここで、第1指示情報は、スケーリング因子の値又はスケーリング因子のインデックスを示すために使用される。
任意で、第1指示情報は、制御情報の中で運ばれる。
任意で、符号化シンボルの数は次を満たす:
Figure 2023514263000060
ここで、
Figure 2023514263000061
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000062
はシンボル長を示し、lαはスケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい。
任意で、トランシーバユニット1100は、第2指示情報を受信端に送信するように構成され、ここで、第2指示情報は、kの値を示すために使用される。
任意で、第2指示情報は、制御情報の中で運ばれる。
任意で、スケーリング因子は予め設定される。
任意で、スケーリング因子はPSFCHの設定周期に対応する。
別の実装では、通信機器1000は受信端(すなわち、第2端末装置)に対応してよい。通信機器1000は、端末装置、又は端末装置内に構成されたチップであってもよく、端末装置により実行される操作を実行するよう構成されるユニットを含んでよい。また、通信機器1000内の各ユニットは、上記の方法で受信端により実行される操作を実施するように別個に構成される。
具体的に、処理ユニット1200は、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長、及びスケーリング因子に基づき、符号化シンボルの数を決定し、符号化シンボルの数に基づき、データチャネルのトランスポートブロックサイズを決定するよう構成される。
任意で、符号化シンボルの数は次を満たす:
Figure 2023514263000063
ここで、
Figure 2023514263000064
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000065
はシンボル長を示し、lαはスケーリング因子を示す。
任意で、トランシーバユニット1100は、第1指示情報を受信端から受信するように構成され、ここで、第1指示情報は、スケーリング因子の値又はスケーリング因子のインデックスを示すために使用される。
任意で、第1指示情報は、制御情報の中で運ばれる。
任意で、符号化シンボルの数は次を満たす:
Figure 2023514263000066
ここで、
Figure 2023514263000067
は符号化シンボルの数を示し、
Figure 2023514263000068
はシンボル長を示し、lαはスケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい。
任意で、トランシーバユニット1100は、第2指示情報を受信端から受信するように構成され、ここで、第2指示情報は、kの値を示すために使用される。
任意で、第2指示情報は、制御情報の中で運ばれる。
任意で、スケーリング因子は予め設定される。
任意で、スケーリング因子はPSFCHの設定周期に対応する。
更に別の実装では、通信機器1000は前述の方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応してよい。通信機器1000は、ネットワーク装置、又はネットワーク装置内に構成されたチップであってもよく、ネットワーク装置により実行される操作を実行するよう構成されるユニットを含んでよい。また、通信機器1000内の各ユニットは、上記の方法でネットワーク装置により実行される操作を実施するように別個に構成される。
実施形態では、トランシーバユニット1100は、受信端と送信端に指示情報を送信するように構成され、ここで指示情報はスケーリング因子を指示するために使用される。
別の実施形態では、トランシーバユニット1100は、受信端と送信端に指示情報を送信するように構成され、ここで指示情報は、スケーリング因子とPSFCHとの対応を示すために使用される。
理解されるべきことに、前述の方法の実施例では、ユニットが対応するネットワーク要素の前述の対応するステップを実行する具体的な処理が詳細に説明された。要するに、詳細はここで再び説明されない。
更に理解されるべきことに、通信機器1000がネットワーク装置である場合、通信機器1000内のトランシーバユニット1100は図5に示すネットワーク装置2000のRRU2100に対応してよく、通信機器1000内の処理ユニット1200は図5に示すネットワーク装置2000内のBBU2200に対応してよい。通信機器1000がネットワーク装置内に構成されたチップである場合、通信機器1000内のトランシーバユニット1100は入力/出力インタフェースであってよい。
更に理解されるべきことに、通信機器1000が端末装置である場合、通信機器1000内のトランシーバユニット1100は図6に示す端末装置3000内のトランシーバ3002に対応してよく、通信機器1000内の処理ユニット1200は図6に示す端末装置装置3000内のプロセッサ3001に対応してよい。
図5は、本願の一実施形態によるネットワーク装置の概略構造図であり、基地局の概略構造図であってよい。基地局2000は、図1に示すシステムの中で使用され、前述の方法の実施形態におけるネットワーク装置の機能を実行してよい。図示のように、基地局2000は、1つ以上の無線周波数ユニット、例えば1つ以上のリモート無線ユニット(remote radio unit, RRU)2100及び1つ以上のベースバンドユニット(BBU)(これは、分散ユニット(DU)とも呼ばれてよい)2200を含んでよい。RRU2100は、トランシーバユニット又は通信ユニットと呼ばれてよく、図4のトランシーバユニット1100に対応する。任意で、トランシーバユニット2100は、トランシーバ、トランシーバ回路、トランシーバマシンなどとも呼ばれてよく、少なくとも1つのアンテナ2101と無線周波数ユニット2102を含んでよい。任意で、トランシーバユニット2100は、受信ユニットと送信ユニットとを含んでよい。受信ユニットは受信機(受信機マシン、受信回路とも呼ばれる)に対応してよく、送信ユニットは送信機(送信機マシン、送信回路とも呼ばれる)に対応してよい。RRU2100は、主に、無線周波数信号を送信し及び受信し、無線周波数信号とベースバンド信号との間の変換を実行するよう構成される。BBU2200は、主に、ベースバンド処理を実行する、基地局を制御する、等のように構成される。RRU2100及びBBU2200は、物理的に一緒に配置されてよく、又は物理的に別個に配置されてよく、つまり分散型基地局であってよい。
BBU2200は、基地局の制御局であり、処理ユニットと呼ばれてもよい。BBU2200は、図4の処理ユニット1200に対応し、主に、ベースバンド処理機能、例えばチャネル符号化、多重化、変調、又は拡散を実施するように構成されている。例えば、BBU(処理ユニット)は、前述の方法の実施形態におけるネットワーク装置に関連する操作手順を実行するよう基地局を制御するよう構成されてよい。
例えば、BBU2200は1つ以上の基板を含んでよく、複数の基板は、共同で、単一のアクセス規格を有する(LTEネットワークのような)無線アクセスネットワークをサポートしてよく、又は別個に、異なるアクセス規格を有する(LTEネットワーク、5Gネットワーク、又は別のネットワークのような)無線アクセスネットワークをサポートしてよい。BBU202は、メモリ2201とプロセッサ2202とを更に含む。メモリ2201は、必要な命令及びデータを格納するよう構成される。プロセッサ2202は、基地局を制御して必要な動作を実行するように構成されており、例えば、基地局を制御して前述の方法の実施例におけるネットワーク装置に関する操作手順を実行するように構成されている。メモリ2201及びプロセッサ2202は、1つ以上の基板にサービスしてよい。つまり、メモリ及びプロセッサは、各基板に独立に配置されてよい。代替として、複数の基板が同じメモリ及び同じプロセッサを共有してよい。更に、必要な回路が、各基板に更に配置されてよい。
理解されるべきことに、図5に示す基地局2000は、前述の方法の実施形態におけるネットワーク装置に関する各処理を実施することができる。基地局2000内のモジュールの動作及び/又は機能は、各々、前述の方法の実施形態における対応する手順を実装することを意図している。詳細については、前述の方法の実施形態における説明を参照する。繰り返しを避けるため、詳細な説明はここでは適切に省略される。
BBU2200は、前述の方法の実施形態で説明したネットワーク装置内部で実施される動作を実行するように構成されてよく、RRU2100は、前述の方法の実施形態で説明したネットワーク装置が端末装置から受信する又はそれへ送信する動作を実行するように構成されてよい。詳細については、前述の方法の実施形態における説明を参照する。詳細はここで再び記載されない。
図6は、本願の実施形態3000による端末装置3000の概略構造図である。図示されるように、端末装置3000はプロセッサ3001とトランシーバ3002とを含む。任意で、端末装置3000は、メモリ3003を更に含んでよい。プロセッサ3001、トランシーバ3002、及びメモリ3003は、内部結合経路を通じて互いに通信してよく、制御及び/又はデータ信号を転送する。メモリ3003は、コンピュータプログラムを格納するよう構成される。プロセッサ3001は、メモリ3003からコンピュータプログラムを呼び出して、コンピュータプログラムを実行し、信号を受信及び送信するためにトランシーバ3002を制御するように構成されている。
プロセッサ3001及びメモリ3003は、1つの処理機器3004へと結合されてよい。プロセッサ3001は、メモリ3003に格納されたプログラムコードを実行して上記の機能を実現するように構成されている。理解されるべきことに、図示された処理機器3004は単なる一例である。特定の実装の間、メモリ3003は、代替として、プロセッサ3001内に統合されてよく、又はプロセッサ3001と独立であってよい。これは、本願において限定されない。
端末装置3000は更に、無線信号を使用して、トランシーバ3002によって出力されたアップリンクデータ又はアップリンク制御シグナリングを送信するように構成されたアンテナ3010を含んでよい。
理解されるべきことに、図6に示す端末装置3000は、前述の方法の実施形態における端末装置に関する各処理を実施することができる。端末装置3000内のモジュールの動作及び/又は機能は、各々、前述の方法の実施形態における対応する手順を実装することを意図している。詳細については、前述の方法の実施形態における説明を参照する。繰り返しを避けるため、詳細な説明はここでは適切に省略される。
任意で、端末装置3000は、端末装置内の様々なコンポーネント又は回路に電力を供給するように構成された電源3005を更に含んでよい。
更に、端末装置の機能をより完全なものにするために、端末装置3000は、入力ユニット3006、表示ユニット3007、オーディオ回路3008、カメラ3009、センサ3008などのうちの1つ以上を更に含んでよく、オーディオ回路は更にスピーカ30081、マイクロフォン30082などを含んでよい。
理解されるべきことに、処理機器3004又はプロセッサ3001はチップであってよい。例えば、処理機器3004又はプロセッサ3001は、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)であってもよく、又は汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor, DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field programmable gate array, FPGA)又は別のプログラマブルロジック装置、離散ゲート又はトランジスタロジック装置、離散ハードウェアコンポーネントであってもよく、システムオンチップ(system on chip, SoC)であってもよく、中央処理装置(central processor unit, CPU)であってもよく、ネットワークプロセッサ(network processor, NP)であってもよく、デジタル信号処理回路(digital signal processor, DSP)であってもよく、マイクロコントローラユニット(micro controller unit, MCU)であってもよく、プログラマブルコントローラ(programmable logic device, PLD)又は別の集積チップであってもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってよく、又はプロセッサは任意の従来のプロセッサ等であってよい。本願の実施形態を参照して開示された方法のステップは、ハードウェア復号プロセッサにより直接実行され達成されてよく、又は復号プロセッサ内のハードウェアとソフトウェアモジュールとの結合を用いて実行され達成されてよい。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み出し専用メモリ、プログラマブル読み出し専用メモリ、電気的消去可能プログラマブルメモリ、又はレジスタのような、従来の成熟した記憶媒体に置かれてよい。記憶媒体はメモリ内に置かれてよく、プロセッサはメモリ内の情報を読み出し、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法のステップを達成する。
メモリ3003は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリであってよく、又は揮発性メモリ及び不揮発性メモリを含んでよい。不揮発性メモリは、読み出し専用メモリ(Read-Only Memory, ROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(Programmable ROM, PROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Erasable PROM, EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(Electrically EPROM, EEPROM)、又はフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、外部キャッシュとして使用されるランダムアクセスメモリ(Random Access Memory, RAM)であってよい。例を通じて、限定ではなく、多くの形式のRAM、例えば、静的ランダムアクセスメモリ(Static RAM, SRAM)、動的ランダムアクセスメモリ(dynamic random access memory DRAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(Synchronous DRAM, SDRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(Double Data Rate SDRAM, DDR SDRAM)、拡張同期動的ランダムアクセスメモリ(Enhanced SDRAM, ESDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(Synchlink DRAM, SLDRAM)、及び直接ランバスランダムアクセスメモリ(Direct Rambus RAM, DR RAM)が使用されてよい。
留意すべきことに、本明細書に記載されたシステム及び方法におけるメモリは、限定ではないが、これらのメモリ及び別の適切な種類の任意のメモリを含む。
本願は、更に、コンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトは、コンピュータプログラムコードを含む。コンピュータプログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、上記の方法の実施形態における端末装置(送信端又は受信端)又はネットワーク装置により実行される方法を実行可能にされる。
本願は、コンピュータ記憶媒体を更に提供する。コンピュータ可読媒体はプログラムコードを格納する。プログラムコードがコンピュータ上で実行されると、コンピュータは、前述の実施形態におけるネットワーク装置又は端末装置により実行される方法を実行可能にされる。
本願は、端末装置とネットワーク装置とを含むシステムを更に提供する。
本願の一実施形態は、プロセッサとインタフェースとを含む処理機器を更に提供する。プロセッサは、上記の方法の実施形態のいずれか1つにおける端末装置又はネットワーク装置によって実行される方法を実行するように構成される。
前述の実施形態の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、又はそれらの任意の組み合わせを用いて実装されてよい。実施形態を実装するためにソフトウェアが使用されるとき、実施形態の全部又は一部は、コンピュータプログラムプロダクトの形式で実装されてよい。コンピュータプログラムプロダクトは、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータ命令は、コンピュータ上にロードされ実行されると、本願の実施形態による手順又は機能が全部又は部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又は別のプログラマブル機器であってよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されてもよく、又はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から別のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に送信されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタから、別のウェブサイト、コンピュータ、サーバ、又はデータセンタへ、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、又はデジタル加入者回線(digital subscriber line, DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線、又はマイクロ波)方式で送信されてよい。コンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能な任意の使用可能媒体、又は1つ以上の使用可能媒体を統合するサーバ若しくはデータセンタのようなデータ記憶装置であってよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、又は磁気テープ)、光媒体(例えば、高密度時デジタルビデオディスク(digital video disc, DVD))、半導体媒体(例えば、固体ドライブ(solid state disc, SSD))等であってよい。
本明細書で使用される「コンポーネント」、「モジュール」、及び「システム」のような用語は、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアを示すために使用される。例えば、コンポーネントは、限定ではないが、プロセッサじょうで実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行のスレッド、プログラム、又はコンピュータであってよい。図示のように、コンピューティング装置及びコンピューティング装置上で実行するアプリケーションは、両者とも、コンポーネントであってよい。1つ以上のコンポーネントは、プロセス又は実行スレッドの中に存在してよく、コンポーネントは、1つのコンピュータ上に位置し又は2つ以上のコンピュータの間で分散されてよい。更に、これらのコンポーネントは、種々のデータ構造を格納する種々のコンピュータ可読媒体から実行されてよい。例えば、コンポーネントは、ローカル又はリモートプロセスを用いて、例えば1つ以上のデータパケットを有する信号(例えば、ローカルシステム内の、分散型システム内の、及び/又はインターネットのようなネットワークに渡る、該信号を用いて他のシステムと相互作用する、別のコンポーネントと相互作用する2つのコンポーネントからのデータ)に基づき、通信を実行してよい。
理解されるべきことに、本明細書全体において言及される「実施形態」は、実施形態に関連する特定の特徴、構造、又は特性が、本願の少なくとも一実施形態に含まれることを意味する。従って、明細書全体の中の実施形態は、必ずしも同じ実施形態を参照しない。更に、特定の特徴、構造、又は特性は、任意の適正な方法で1つ以上の実施形態の中で結合されてよい。
理解されるべきことに、本願の実施形態においては、「第1」、「第2」等の数字は、異なるオブジェクトを区別するため、例えば異なるネットワーク装置を区別するために用いられるに過ぎず、本願の実施形態の範囲の制限を構成するものではない。本願の実施形態はそれらに限定されない。
更に理解されるべきことに、本願において、「とき」及び「場合」は、ネットワーク要素が客観的な状況において対応する処理を実行することを意味し、時間を制限することを意図したものではなく、また、ネットワーク要素は、必ずしも実装中に決定動作を有する必要はなく、他の制限を意味するものではない。
更に理解されるべきことに、本願では、「少なくとも1つ」は1つ以上を意味し、「複数の」は2つ以上を意味する。
更に理解されるべきことに、本願の実施形態では、「Aに対応するB」は、BがAに関連付けられること、及びBがAに基づき決定されてよいことを示す。しかしながら、更に理解されるべきことに、Aに基づきBを決定することは、BがAのみに基づき決定されることを意味しない。代替として、Bは、A及び/又は他の情報に基づき決定されてよい。
更に理解されるべきことに、本明細書における用語「及び/又は」は、単に関連付けられたオブジェクトを説明する関連付け関係を記述し、3つの関係が存在し得ることを示す。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合を示してよい。Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、並びに、Bのみが存在する。更に、本願明細書における文字「/」は、通常、関連付けられたオブジェクトの間の「又は」の関係を示す。
特に断りのない限り、本願において使用される、「アイテムが以下:A、B、及びCのうちの1つ以上を含む」という表現と同様の表現は、以下の場合:A;B;C;AとB;AとC;BとC;A、B及びC;AとA;A、A、及びA;A、A、及びB;A、A、及びC;A、B、及びB;A、C、及びC;BとB;B、B、及びB;B、B、及びC;CとC;C、C、及びC;並びにA、B、及びCの他の組み合わせ、のうちのいずれか1つを含む。上記の説明では、アイテムの任意のケースを記述する例として、3つの要素A、B、Cが使用された。表現が「アイテムが以下:A、B、...、及びXのうちの少なくとも1つを含む」であるとき、つまり、より多くの要素が表現に含まれるとき、アイテムが適用可能である場合も、前述のルールに従い得られる。
理解されるべきことに、本願の実施形態では、端末装置及び/又はネットワーク装置は、本願の実施形態における一部又は全部のステップを実行してよい。これらのステップ又は動作は、単なる例である。本願の実施形態では、他の動作又は種々の動作の変形が、更に実行されてよい。更に、ステップは、本願の実施形態で提示されたものと異なる順序で実行されてよく、必ずしも本願の実施形態における全部の動作が実行されない。
当業者は、本明細書に開示された実施形態で記載された例と組み合わせて、ユニット及びアルゴリズムが電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせにより実装できることを認識し得る。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的ソリューションの特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、特定の適用毎に、記載の機能を実施するために異なる方法を使用してよいが、実装が本願の範囲を超えると考えられるべきではない。
当業者であれば、便利で簡単な説明のために、前述のシステム、機器、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、前述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照することを明確に理解することができる。詳細は、ここでは再度説明しない。
本願において提供された幾つかの実施形態では、理解されるべきことに、開示のシステム、機器、及び方法は他の方法で実装されてよい。例えば、記載の機器の実施形態は単なる例である。例えば、ユニットへの分割は、単なる論理的機能分割であり、実際の実装の間、他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、結合され又は別のシステムに統合されてよく、或いは、幾つかの機能は、無視され又は実行されなくてよい。更に、示された又は議論された相互結合又は直接結合又は通信接続は、幾つかのインタフェースを通じて実装されてよい。機器又はユニット間の間接結合又は通信接続は、電子的、機械的、又は他の形式で実装されてよい。
別個の部分として記載されたユニットは、物理的に分離していてよく又はそうでなくてよい。ユニットとして示された部分は、物理的ユニットであってよく又はそうでなくてよく、1つの場所に置かれてよく、又は複数のネットワークユニットに分配されてよい。ユニットのうちの一部又は全部は、実施形態のソリューションの目的を達成するために、実際の要件に基づき選択されてよい。
更に、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてよく、ユニットの各々は物理的に単独で存在してよく、又は、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合される。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、独立したプロダクトとして販売され又は使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。このような理解に基づき、基本的に本願の技術的ソリューションは、又は従来の技術に貢献する部分は、又は技術的ソリューションのうちの全部又は一部は、ソフトウェアプロダクトの形式で実装されてよい。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に格納され、本願の実施形態で記載された方法のステップのうちの全部又は一部を実行するようコンピュータ装置(これは、パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置、等であってよい)に指示するための幾つかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリROM、ランダムアクセスメモリRAM、磁気ディスク、又は光ディスクのような、プログラムコードを格納できる任意の媒体を含んでよい。
上記の説明は、本願の特定の実装にすぎず、本願の保護範囲はこれに限定されない。本願で開示された技術的範囲の範囲内にある、当業者により直ちに考案される任意の変形又は置換は、本願の保護範囲の中に包含されるべきである。したがって、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきである。

Claims (41)

  1. トランスポートブロックサイズを決定する方法であって、
    第1端末装置により、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長、及びスケーリング因子に基づき、符号化シンボルの数を決定するステップと、
    前記第1端末装置により、前記符号化シンボルの数に基づき、データチャネルのトランスポートブロックサイズを決定するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記符号化シンボルの数は以下を満たし:
    Figure 2023514263000069
    ここで、
    Figure 2023514263000070
    は、前記符号化シンボルの数を示し、
    Figure 2023514263000071
    は、前記シンボル長を示し、lαは前記スケーリング因子を示す、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、
    前記第1端末装置により、第2端末装置へ、第1指示情報を送信するステップであって、前記第1指示情報は、前記スケーリング因子の値又は前記スケーリング因子のインデックスを指示するために使用される、ステップ、を更に含む請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1指示情報は、制御情報の中で運ばれる、請求項3に記載の方法。
  5. 前記符号化シンボルの数は以下を満たし:
    Figure 2023514263000072
    ここで、
    Figure 2023514263000073
    は、前記符号化シンボルの数を示し、
    Figure 2023514263000074
    は、前記シンボル長を示し、lαは前記スケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい、請求項1に記載の方法。
  6. 前記方法は、
    前記第1端末装置により、第2端末装置へ、第2指示情報を送信するステップであって、前記第2指示情報は、kの値を指示するために使用される、ステップ、を更に含む請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2指示情報は、制御情報の中で運ばれる、請求項6に記載の方法。
  8. 前記スケーリング因子は予め設定される、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記スケーリング因子は、物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHの設定周期に対応する、請求項8に記載の方法。
  10. トランスポートブロックサイズを決定する方法であって、
    第2端末装置により、サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長、及びスケーリング因子に基づき、符号化シンボルの数を決定するステップと、
    前記第2端末装置により、前記符号化シンボルの数に基づき、データチャネルのトランスポートブロックサイズを決定するステップと、
    を含む方法。
  11. 前記符号化シンボルの数は以下を満たし:
    Figure 2023514263000075
    ここで、
    Figure 2023514263000076
    は、前記符号化シンボルの数を示し、
    Figure 2023514263000077
    は、前記シンボル長を示し、lαは前記スケーリング因子を示す、請求項10に記載の方法。
  12. 前記方法は、
    前記第2端末装置により、第1端末装置から、第1指示情報を受信するステップであって、前記第1指示情報は、前記スケーリング因子の値又は前記スケーリング因子のインデックスを指示するために使用される、ステップ、を更に含む請求項10又は11に記載の方法。
  13. 前記第1指示情報は、制御情報の中で運ばれる、請求項12に記載の方法。
  14. 前記符号化シンボルの数は以下を満たし:
    Figure 2023514263000078
    ここで、
    Figure 2023514263000079
    は、前記符号化シンボルの数を示し、
    Figure 2023514263000080
    は、前記シンボル長を示し、lαは前記スケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい、請求項10に記載の方法。
  15. 前記方法は、
    前記第2端末装置により、第1端末装置から、第2指示情報を受信するステップであって、前記第2指示情報は、kの値を指示するために使用される、ステップ、を更に含む請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2指示情報は、制御情報の中で運ばれる、請求項15に記載の方法。
  17. 前記スケーリング因子は予め設定される、請求項10~14のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記スケーリング因子は、物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHの設定周期に対応する、請求項17に記載の方法。
  19. 通信機器であって、
    サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長、及びスケーリング因子に基づき、符号化シンボルの数を決定するよう構成される処理ユニット、を含み、
    前記処理ユニットは、前記符号化シンボルの数に基づき、データチャネルのトランスポートブロックサイズを決定するよう更に構成される、通信機器。
  20. 前記符号化シンボルの数は以下を満たし:
    Figure 2023514263000081
    ここで、
    Figure 2023514263000082
    は、前記符号化シンボルの数を示し、
    Figure 2023514263000083
    は、前記シンボル長を示し、lαは前記スケーリング因子を示す、請求項19に記載の通信機器。
  21. 前記通信機器は、
    第2端末装置へ、第1指示情報を送信するよう構成されるトランシーバユニットを更に含み、前記第1指示情報は、前記スケーリング因子の値又は前記スケーリング因子のインデックスを指示するために使用される、請求項19又は20に記載の通信機器。
  22. 前記第1指示情報は、制御情報の中で運ばれる、請求項21に記載の通信機器。
  23. 前記符号化シンボルの数は以下を満たし:
    Figure 2023514263000084
    ここで、
    Figure 2023514263000085
    は、前記符号化シンボルの数を示し、
    Figure 2023514263000086
    は、前記シンボル長を示し、lαは前記スケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい、請求項19に記載の通信機器。
  24. 前記通信機器は、
    第2端末装置へ、第2指示情報を送信するよう構成されるトランシーバユニットを更に含み、前記第2指示情報は、kの値を指示するために使用される、請求項23に記載の通信機器。
  25. 前記第2指示情報は、制御情報の中で運ばれる、請求項24に記載の通信機器。
  26. 前記スケーリング因子は予め設定される、請求項19~23のいずれか一項に記載の通信機器。
  27. 前記スケーリング因子は、物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHの設定周期に対応する、請求項26に記載の通信機器。
  28. トランスポートブロックサイズを決定する通信機器であって、
    サイドリンク通信に使用される時間単位でのシンボル長、及びスケーリング因子に基づき、符号化シンボルの数を決定するよう構成される処理ユニット、を含み、
    前記処理ユニットは、前記符号化シンボルの数に基づき、データチャネルのトランスポートブロックサイズを決定するよう更に構成される、通信機器。
  29. 前記符号化シンボルの数は以下を満たし:
    Figure 2023514263000087
    ここで、
    Figure 2023514263000088
    は、前記符号化シンボルの数を示し、
    Figure 2023514263000089
    は、前記シンボル長を示し、lαは前記スケーリング因子を示す、請求項28に記載の通信機器。
  30. 前記通信機器は、
    第1端末装置から、第1指示情報を受信するよう構成されるトランシーバユニットを更に含み、前記第1指示情報は、前記スケーリング因子の値又は前記スケーリング因子のインデックスを指示するために使用される、請求項28又は29に記載の通信機器。
  31. 前記第1指示情報は、制御情報の中で運ばれる、請求項30に記載の通信機器。
  32. 前記符号化シンボルの数は以下を満たし:
    Figure 2023514263000090
    ここで、
    Figure 2023514263000091
    は、前記符号化シンボルの数を示し、
    Figure 2023514263000092
    は、前記シンボル長を示し、lαは前記スケーリング因子を示し、kは0又は1に等しい、請求項28に記載の通信機器。
  33. 前記通信機器は、
    第1端末装置から、第2指示情報を受信するよう構成されるトランシーバユニットを更に含み、前記第2指示情報は、kの値を指示するために使用される、請求項32に記載の通信機器。
  34. 前記第2指示情報は、制御情報の中で運ばれる、請求項33に記載の通信機器。
  35. 前記スケーリング因子は予め設定される、請求項28~32のいずれか一項に記載の通信機器。
  36. 前記スケーリング因子は、物理サイドリンクフィードバックチャネルPSFCHの設定周期に対応する、請求項35に記載の通信機器。
  37. 通信機器であって、メモリとプロセッサとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で実行されるプログラムを格納し、前記プログラムを実行すると、前記プロセッサは、請求項1~9のいずれか一項に記載の通信方法を実施する、通信機器。
  38. 通信機器であって、メモリとプロセッサとを含み、前記メモリは、前記プロセッサ上で実行されるプログラムを格納し、前記プログラムを実行すると、前記プロセッサは、請求項10~18のいずれか一項に記載の通信方法を実施する、通信機器。
  39. 通信機器であって、プロセッサとインタフェース回路とを含み、前記インタフェース回路は、コード命令を受信し、前記コード命令を前記プロセッサへ送信するよう構成され、前記プロセッサは、前記コード命令を実行して、請求項1~9のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成される、通信機器。
  40. 通信機器であって、プロセッサとインタフェース回路とを含み、前記インタフェース回路は、コード命令を受信し、前記コード命令を前記プロセッサへ送信するよう構成され、前記プロセッサは、前記コード命令を実行して、請求項10~18のいずれか一項に記載の方法を実行するよう構成される、通信機器。
  41. 可読記憶媒体であって、前記可読記憶媒体は命令を格納するよう構成され、前記命令が実行されると、請求項1~18のいずれか一項に記載の通信方法が実施される、可読記憶媒体。
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