JP2023158279A - 発電用窓及び蓄電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 長期間の使用に耐えることができ、安全性が高く、かつ、充電容量が大きい蓄電池を使用した発電用窓及び蓄電システムを提供する。
【解決手段】 窓枠10と、窓枠10に設けられている太陽電池30と、窓枠10の内縁の少なくとも一部に添設される形態で、ガラス板20に貼設されているリチウムポリマー蓄電池40と、を備える発電用窓Wを構成した。発電用窓Wとリチウムポリマー蓄電池40と接続されている出力装置(コンセント52)を備える蓄電システムSとした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、構造物(建築物)において発電を行うための発電用窓及び当該発電用窓を利用した蓄電システムに関する。
近年、地震などの災害時の事業継続計画(BCP)の観点から、非常時における電源確保のニーズが高まっている。一方、近年、環境意識の向上に伴って再生可能エネルギーが注目されるようになっており、太陽光発電装置等が各所で利用されている。
例えば、従来、太陽光を利用した発電装置に関連する技術として、窓枠と、当該窓枠の内側に設けられた透光性のガラス板と、当該ガラス板に設けられた透光性の太陽電池と、当該太陽電池にて発生した電力を無線で送信する送電手段と、窓枠に設けられ送電手段で送信される電力を受信する受電手段と、又は、太陽電池にて発生した電力が供給されて動作する負荷と、を具備した発電窓及び発電窓システムが存在している(特許文献1及び特許文献2)。
特開2015-151795号公報 特開2015-151798号公報
しかし、上記従来の発電窓等において、使用される蓄電池についての詳細は不明であるが、鉛蓄電池を使用する場合には、JIS規格でサイズ及び電極の位置等が定められていることから取付位置が限られてしまうとともに、自己放電が大きく、電池に蓄えられる電池容量が小さい等の問題点を有していた。
また、ニッケル-カドミウム蓄電池を使用する場合には、充電した電気容量を完全放電しない操作を繰り返すことにより充電容量が減少し、その容量より大きくならないメモリー効果を有しているため、長期間の使用には不適であるという問題点を有していた。
また、ニッケル-水素蓄電池を使用する場合には、正極と負極との間に存在するセパレータの劣化、及び負極に使われている水素吸蔵合金に含まれるコバルト又はマンガンの影響により自己放電が大きくなる。そのため、充放電を行わないと、電池容量が下がってしまい、太陽電池を用いて発電した電力を充分に蓄電することはできないという問題点を有していた。
さらに、リチウム蓄電池を使用した場合には、電池内部の電解液に有機溶媒を使用しているため、太陽光の影響を受ける高温下の環境において、デンドライト(電極から針状の金属結晶がセパレータを突き破ることで対極に接触して短絡を起こす事象)が見られ、発火等の危険性が高くなるという問題点を有していた。
本発明は、上記各問題点を解決するためになされたものであり、長期間の使用に耐えることができ、安全性が高く、かつ、充電容量が大きい蓄電池を使用した発電用窓及び当該発電用窓を使用した蓄電システムを提供することを課題とする。
上記目的を達成するために用いられる本発明は、窓枠と、上記窓枠に設けられている太陽電池と、上記窓枠の内縁全周に添設されているリチウムポリマー蓄電池と、を備えることを特徴とする発電用窓を提供するものである。
なお、窓枠と、上記窓枠の内側に設けられているガラス板と、上記ガラス板に貼設されている太陽電池と、上記窓枠の内縁全周に添設される形態で、上記ガラス板に貼設されているリチウムポリマー蓄電池と、を備えることを特徴とする発電用窓とすることも可能である。
また、上記発電用窓において、上記窓枠は矩形形状であり、上記リチウムポリマー蓄電池は方形枠状に形成されており、一面が支持体に取り付けられていることとすれば、施工の容易性を確保することができるため好適である。
また、本発電用窓は、上記本発電用窓と、上記蓄電池と接続されている出力装置と、を備えることを特徴とする蓄電システム(以下、「本蓄電システム」という場合がある。)を提供するものであり、蓄電された電力を、出力装置を介して電子機器において利用することができるため、災害時等の非常用電源等に特に好適である。
ここで、本発電用窓を取り付ける窓の種類に制限はなく、天窓、煙出し窓、高窓、欄間窓、出窓及び掃き出し窓等に適用可能であり、窓の形状についても、丸形、長方形、正方形、平行四辺形及び雲形等、様々な形状の窓に適用可能である。
窓枠は、取り付け対象である窓の形状に応じて、その形状及び種類等に関して、適切に定めることができる。
また、窓枠の構成物質及び成形方法についての制限はない。
また、窓枠の厚さ(窓の外表面から室内側壁面までの寸法に対応)に制限はないが、蓄電池の蓄電容量を増加させるためには、厚いことが好ましい。
発電体である太陽電池は、単結晶、多結晶、有機薄膜、ペロブスカイト型及びタンデム型等が好ましい(有機薄膜太陽電池であることが特に好ましい)が、これらに限定されることなく、種々のタイプを使用することができる。また、太陽電池の形状は、取り付けるガラス板の形態に応じて、長方形、正方形、丸形、楕円形及び雲形等、種々の形態とすることができる。また、発電素子の配置についても制限はなく、連続的に平面状を形成した状態、及び、線状に並べられた状態等とすることができる。
太陽電池の平面的な形状は、剛性を有した板状又は波板状であってもよく、エンボス加工された凹凸を有した形態等を採用するものであってもよい。
また、太陽電池の設置形態に制限はなく、窓枠の一部領域及び全体領域のいずれにも設けることができる。
また、太陽電池の設置箇所に制限はなく、例えば、ガラス板を使用する場合には、一枚のガラス板の外面側及び室内側、並びに、複数枚の窓ガラスの内部等の任意の箇所に設けることができる。なお、太陽電池をガラス板の内側及び内部に設ける場合には、当該ガラス板は透光性を有している必要がある。
リチウムポリマー蓄電池に関しては、実施形態の説明において詳述するが、蓄電容量を増やすためには、窓枠の内縁全周及び全厚さ部分に設けることが好ましい。但し、リチウムポリマー蓄電池を取り付ける際には、窓枠との間に、間隙を有することなく密着させて取り付ける必要はなく、概ね窓枠の内縁に適合した形状に形成されていればよい。
出力装置は、蓄電池に蓄電された電力を、所定の形式の電力として外部の電子機器に出力するための装置であり、各種のコンセント(例えば、AC100V用のインタフェース)、コネクタ(例えば、DC5V用のUSB規格のインタフェース)等である。
本発明(電用窓及び蓄電装置)によれば、構造物(建築物)の窓部を使用して発電を行い、その電力を蓄電池に蓄え、構造物内で使用される電気機器に供給することができる。そのため、従来、構造物の内部に設置していた蓄電池の設置面積を減らすことができるとともに、太陽電池と蓄電池間の配線量を減少させることができる。
また、本発明の発電用窓に使用されるリチウムポリマー蓄電池は、数ミリの厚みであり、その形状を自由に設計することが可能となるため、上記窓枠の内縁全周に添設する形態となる形状に形成することができる。加えて、発火等を考える必要が無く、高い安全性能を有している。
さらに、本発明の発電用窓に使用する太陽電池を窓枠の全体に設けるとともに、リチウムポリマー蓄電池を窓枠の内縁全周に添設することにより、大容量の蓄電を行うことが可能となる。
本発明によれば、長期間の使用に耐えることができ、安全性が高く、かつ、充電容量が大きい蓄電池を使用した発電用窓及当該発電用窓を使用した蓄電システムを提供することができる。
本発明の蓄電システムを示す平面図である。 本発明の発電用窓に用いられるリチウムポリマー蓄電池を示す側断面図である。。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態の一例について詳細に説明する。なお、下記の説明において、同一構成要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、下記説明に示す構成要素は例示にすぎず、本発明は当該構成要素に限定等されるものではない。
(1)本発明の蓄電システム構成
[全体構成]
本発明の蓄電システム(以下、「本蓄電システムS」という場合がある。)は、本発明の発電用窓(以下、「本発電用窓W」という場合がある。)と、本発電用窓Wを構成するリチウムポリマー蓄電池(以下、単に「蓄電池40」という場合がある。)とインバータ51を介して接続されているコンセント52(出力装置)と、を備えており、本発電用窓Wは、建築物の窓部分を形成する開口部(図示せず)に介装されている(図1)。
なお、インバータ51に変えて、パワーコンディショナー(PCS)を用いるものであってもよい。また、蓄電池40に蓄電されている直流電流を直接用いる場合には、インバータ51は不要である。
本発電用窓Wは、窓枠10と、当該窓枠10の内側に設けられているガラス板20と、当該ガラス板20の表面に貼設されている太陽電池30と、窓枠10の全周に沿って設けられている蓄電池40とを備えている。また、太陽電池30と蓄電池40とは、変圧器及びコンバータ(ともに図示せず)を介して、接続されている。
以下に、各構成要素について詳述する。
[窓枠及びガラス板]
窓枠10は、合成樹脂製であり、本実施形態では矩形形状に形成されている。また、ガラス板20は、窓枠10に嵌装される寸法である矩形形状に形成されている。
[太陽電池]
太陽電池30には、有機薄膜太陽電池及びペロブスカイト型太陽電池等の公知の太陽電池を使用することができる。太陽電池30は、薄板状に形成されており、ガラス板20の表面全体に貼設されている。
有機薄膜太陽電池を使用する場合において、その構成物質は、ポリチオフェン-チアゾロチアゾール共重合体、フラーレン、フラーレン誘導体、8-ヒドロキシキノリンアルミニウム、キノリノール誘導体金属錯体、及び縮合環テトラカルボン酸ジイミド類等を用いることができる。
具体的には、ポリ-3-ヘキシルチオフェン(P3HT)とphenyl-C61-butyric acid methyl ester(PCBM)等を用いることができる。また、フラーレン誘導体としては、PCBNB、[70]PCBM、Bis[60]PCBM,SIMEF、fulleropyrrolidine、manolate、carboxylic acid、Penta-adduct、metal complex等を用いることができる。
ペロブスカイト型太陽電池を使用する場合において、その構成物質は、ハロゲン化鉛メチルアンモニウム(CHNHPbX:MAPbX,Xはハロゲン元素)で形成することができる。また、正孔輸送層は、例えば、Spiro-OMeTADで形成することができる。金属膜はアノード電極であり、例えば、金(Au)で形成することができる。
正孔輸送剤としては、ポリ(3-ヘキシルチオフェン-2,5-ジイル)、2,2’,7,7'-テトラキス[N,N-ジ-p-メトキシフェニルアミノ]-9,9'-スピロビフルオレン、Spiro-MeOTAD,>99.5%[2,2',7,7'-テトラキス(N,N-ジ-p-メトキシフェニルアミノ)-9,9'-スピロビフルオレン]、p,m-Spiro-MeOTAD[N2,N2',N7,N7'-テトラキス(3-メトキシフェニル)-N2,N2',N7,N7'-テトラキス(4-メトキシフェニル)-9,9'-スピロビ[フルオレン]-2,2',7,7'-テトラアミン]、p.o-Spiro-MeOTAD[N2,N2',N7,N7'-テトラキス(2-メトキシフェニル)-N2,N2',N7,N7'-テトラキス(4-メトキシフェニル)-9,9'-スピロビ[フルオレン]-2,2',7,7'-テトラアミン]、TFB[ポリ[(9,9-ジオクチルフルオレニル-2,7-ジイル)-co-(4,4’-(N-(4-sec-ブチルフェニル)ジフェニルアミン)]]等を用いることができる。
ハロゲン化メチルアンモニウムとしては、よう化メチルアンモニウム、臭化メチルアンモニウム、塩化メチルアンモニウム用いることができる。
[蓄電池]
蓄電池40(リチウムポリマー蓄電池)は、一対の電極層(正極層46及び負極層44)と、各電極層44,46との間に介装されている電解質層45とを有する積層構造であり、ラミネートフィルム43によって封入融着されることにより外気から遮断されている(図2)。
蓄電池40は、薄平板状に形成されており、ラミネートフィルム43の一面は、接着層42を介して、樹脂板41(支持体)の表面に接着されている。ラミネートフィルム43の他面には、放熱層47が貼設されており、当該放熱層47には、多数の羽根状の放熱フィン48が突設されている。また、正極層46及び負極層44には、電極端子46a,44aが設けられており、各電極端子46a,44aは導線(図示せず)に接続されるとともに、各導線は太陽電池30等に接続されている。
(樹脂板及び接着層)
支持体である樹脂板41は、蓄電池40の補強性及び易施工性の観点から設けられる板状部材である。樹脂板41の構成物質に関する制限はなく、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、ポリアクリル、ポリスチレン、及びABS樹脂等を用いることができる。また、樹脂板41の成形方法に関する制限はなく、射出成形、ブロー成形、押し出し成形、注型、真空成型・圧空成形、圧縮成形、プレス成形及びハンドレイアップ法などを用いることができる。
接着層の構成物質に関する制限はなく、ホットメルト接着剤、エポキシ系接着剤、シアノアクリレート系接着剤及びパラフィン等を用いることができる。
(電極層)
正極層46における活物質の構成物質に関する制限はなく、リチウムイオン含有遷移金属酸化物(例えば、LiCO(リチウムコバルト酸化物)LiCoO(コバルト酸リチウム)、LiNiO(リチウムニッケル酸化物)、LiMnO(リチウムマンガン酸化物)、LiNiCOMn(リチウムニッケルコバルトマンガン酸化物)、LiFePO(リン酸鉄リチウム)、LiFeMnTiO(リチウム鉄マンガンチタン酸化物)、LiFeMnO(リチウム鉄マンガン酸化物))、リチウムリン酸鉄、リチウム鉄ルビジウム酸化物、リチウムストロンチウムニッケル酸化物、リチウムイットリウムマグネシウム酸化物、リチウムジルコニウムニッケル酸化物、リチウムニオブ鉄酸化物、コバルト、ニッケル及びマンガン等の遷移金属酸化物、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリパラフェニレン、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリアセン、及びポリスルフィド等を用いることができる。
負極層44における活物質の主成分としては、活性炭、グラファイト、ケッチェンブラック、金属リチウム、ケイ素、ゲルマニウム、スズ、亜鉛、マグネシウム、LiTi12、チタン酸リチウム、バナジウム酸リチウム、クロム酸リチウム、ニオブ酸リチウム、LiTi5O12、メタけい酸リチウム、二酸化すず、けい素粉末、一酸化けい素、二酸化けい素、ハードカーボン(難黒鉛化炭素)、ピッチ(タール蒸留後の釜残渣)系炭素及びソフトカーボン(易黒鉛化炭素)、フラーレン及びその誘導体、C70及びその誘導体、カーボンナノチューブ、等を用いることができる。
また、通常の電極製造法によれば、電極の構成微粒子を結着させるためには、バインダー成分を添加することになる。バインダー成分としては、ポリ(ふっ化ビニリデン)、ふっ化ルビジウム、1-メチル-2-ピロリドン等を用いることができる。
また、電極内の導電性を高めるために導電助剤を混合することができる。導電助剤としては、アセチレンカーボン黒、アセチレンカーボンブラック(50% compressed)等を選択することができる。
(電解質層)
電解質層45は、電解質と、必要に応じて添加される電解液から構成されている。
電解質の構成物質に制限はないが、ポリエチレンオキサイド、ポリエーテル、ポリアクリル酸、ポリアクリロニトリル及びポリシロキサン等を用いることができる。また、電解質に含まれるリチウム塩に制限はなく、LiPF、LIClO、LiBF、LiTFSA及びLiBPh、LiFSI[FSIのアニオンは(FSO)N]等を用いることができる。
電解液の溶媒の構成物質に制限はないが、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート、アセトニトリル、スルホラン及びテトラグライム等を用いることができる。
また、電解質層45には、セパレータを設けることができる。セパレータの構成材料に制限はなく、紙、フィルム、不織布、多孔質微粒子、ポリウレタン膜及び成形体等を用いることができる。
(ラミネートフィルム)
ラミネートフィルム43の構成物質に関する制限はなく、主に2軸延伸ナイロン、接着剤、下地処理剤、アルミ箔、アルミ蒸着ポリエチレンフィルム、アルミ蒸着ポリプロピレンフィルム、特殊接着剤及びシーラント等を用いることができる。
(放熱層)
放熱層47及び放熱フィン48は、蓄電池40の温度を低下させ、蓄電容量を維持するために設けられるものである。放熱層47の構成物質に関する制限はなく、銅、アルミニウム、鉄、チタン、亜鉛、金、銀、マグネシウム、コバルト、スズ、ジルコニア、シリカ、窒化ホウ素及び窒化ケイ素等を用いることができる。
[蓄電池等の取付態様]
蓄電池40は、窓枠10の内縁全周に沿って取り付けられる(添設される)ように、樹脂板41を含めて、方形の枠状であり、窓枠10の厚さ寸法に対応するように形成されている。なお、蓄電池40の四隅の隅角部は、曲線形状に形成されている。
そして、蓄電池40は、樹脂板41が、ガラス板20の太陽電池30が貼設されている面の裏面側において、当該ガラス板20の周縁部に接着剤により貼設されている。
このように形成されているガラス板20、太陽電池30及び蓄電池40(以下、「電池部」という場合がある。)が、窓枠10に取り付けられている。窓枠10への電池部の取り付け方法に制限はなく、摩擦保持力によって隙間なく組み込む方法、予め窓枠10に取り付けられている取付具(例えば、L字型フック)に、電池部を係合させる方法、並びにねじ及びボルト等を用いて固定する方法等を用いることができる。
特に、窓枠10に凹部を形成し、当該凹部に蓄電池40の周縁部を装脱可能に取り付けることにより、取付け、取外しを容易にし、蓄電池40のメンテナンスを行いやすくすることができるため好適である。
[その他]
太陽電池30は、電力切替回路を介して、構造物の主電源(以下、「主電源」という。)と接続されている。また、電力切替回路は、蓄電池40の蓄電量検出手段を備えている。そして、電力切替回路は、蓄電量検出手段により蓄電池40の蓄電量が満充電状態であることを検出した場合において、蓄電池40への電力の供給を遮断し、主電源に電力を供給可能であり、蓄電池40に蓄電された電力が所定基準値以下であることを検出した場合には、主電源への電力の供給を遮断し、太陽電池30から蓄電池40への電力の供給を行うことができるようになっている。
なお、電力切替回路は、必要に応じて、リレー、パワー半導体、IC、LSI、スイッチング素子、マイコンなどの素子又は電子部品等を使用して構成することができる。
また、主電源は無停電安定化装置(UPS)を搭載できる。
また、充電率又は充電状態を表す指標であるSOC(State Of Charge)を計測する装置を設け、蓄電池40の劣化が無いことを確認すること、及び充放電環境下における蓄電池40の残量推定を可能とすることもできる。
さらに、蓄電池40の過電圧、過昇温、漏電等の異常検知を行うためバッテリーマネジメントシステム(BMU)を搭載することもできる。
(2)本蓄電システムの動作
本蓄電システムSの動作について説明する。
本発電用窓Wの太陽電池30で発電した電力は、変圧器により所定の電圧となるように昇降圧されコンバータにより直流電流に変換されて蓄電池40に蓄電される。蓄電された電力は、インバータ51により交流電流に変換され、コンセント52を経由して、所望の電気機器(パーソナルコンピュータ、携帯電話等)に供給される。
このとき、電力切替回路の動作により、蓄電池40の蓄電量が満充電状態になった場合には、太陽電池30から構造物の主電源に供給される。一方、接続された電気機器の使用により、蓄電池40の蓄電量が所定基準値以下になった場合には、太陽電池30から蓄電池40への蓄電が再開されることになる。
(3)本蓄電システムの作用効果
本蓄電システムSによれば、構造物の窓部を使用して発電を行い、その電力を蓄電池40に蓄え、構造物内で使用される電気機器に供給することができる。そのため、携帯電話等の小電力の電気機器等の充電を行うことなど、災害時等の非常電源として好適に利用することができる。また、従来、構造物の内部に設置していた蓄電池の設置面積を減らすことができるとともに、太陽電池30と蓄電池40間の配線量を減少させ、構造物内の空間の有効利用に資することが可能となる。
また、本発電用窓Wに使用される蓄電池40は、数ミリの厚みであり、その形状を自由に設計することが可能となるため、上記窓枠10の内縁全周に添設される形態となる形状に形成することができる。
また、本発電用窓Wは、リチウムポリマー蓄電池40を使用しているため、発火等を考える必要が無く、高い安全性能を有している。
さらに、太陽電池30をガラス板20の全面に貼設し、蓄電池40を窓枠10の内縁全周に添設することにより、大容量の蓄電を行うことが可能となる。
また、本発電用窓Wにおいて、上記窓枠10は矩形形状であり、上記蓄電池40は方形枠状(窓枠形状)に形成されており、一面が樹脂板41と接着層42を介してガラス板20に取り付けられる構造であるため、施工の容易性を確保することが可能となる。
以上、本発明について、好適な実施形態についての一例を説明したが、本発明は当該実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各要素に関して、適宜設計変更が可能である。
本発明は、必要最小限の構成要素を例示したものであり、その作用効果を阻害しない限り、必要となる他の構成要素を付加するものであってもよい。また、上記で説明したように、本発明の各構成要素を実現するための構成物質等は例示したものにすぎず、実施形態に応じて、最良の構成物質等を選択して使用することができる。
なお、上記実施形態の発電用窓では、ガラス板を備える構成としたが、ガラス板を設けることなく、窓枠に太陽電池を嵌装する構成とするものであってもよい。また、リチウムポリマー蓄電池は、必ずしも方形枠状でなくてもよく、窓枠形状に対応する形状に形成され、一面が支持体に取り付けられているものであればよい。
S 蓄電システム
W 発電用窓
10 窓枠
20 ガラス板
30 太陽電池
40 蓄電池(リチウムポリマー蓄電池)
41 樹脂板(支持体)
42 接着層
43 ラミネート層
44 負極
44a,46a 電極端子
45 電解質層
46 正極
47 放熱層
48 放熱フィン
51 インバータ
52 コンセント

Claims (4)

  1. 窓枠と、前記窓枠に設けられている太陽電池と、
    前記窓枠の内縁全周に添設されているリチウムポリマー蓄電池と、を備えることを特徴とする発電用窓。
  2. 前記窓枠は矩形形状であり、
    前記リチウムポリマー蓄電池は方形枠状に形成されており、一面が支持体に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の発電用窓。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の発電用窓と、前記リチウムポリマー蓄電池と接続されている出力装置と、を備えることを特徴とする蓄電システム。
  4. 前記太陽電池が有機薄膜太陽電池であることを特徴とする請求項3に記載の蓄電システム。



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