JP2023147577A - ロール状衛生薄葉紙用包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】ロール状衛生薄葉紙を、紙を含む基材を用いて包装してもヒートシール剤(ヒートシール層)がロールの角部に接触することがない、ヒートシール剤が基材に塗工されているロール状衛生薄葉紙用包装体を提供すること。【解決手段】複数個のロール状衛生薄用紙を包装するための紙基材を含む包装体であって、前記紙基材の前記複数個のロール状衛生薄葉紙と接触する面に、ロール状衛生薄用紙の周面と上面または下面とで形成される角部が前記紙基材と接触する領域を除いて、ヒートシール剤が塗工されている。【選択図】図9

Description

本発明は、ロール状衛生薄葉紙用包装体に関する。
キッチンペーパー、ペーパータオル、トイレットペーパー、ティッシュペーパー等のロール状の衛生薄用紙が収容されロール状薄用紙用包装袋は、樹脂フィルム製の包装袋に複数個のロールが収容された状態で流通され、使用される。近年、CO排出に伴う地球温暖化やマイクロプラスチック等の海洋汚染等の環境負荷を抑制する等の観点から、ロール状衛生薄用紙用包装袋に用いる包装袋を樹脂製から紙製に変更し、包装袋における樹脂の使用量を低減する動きが活発になっている(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、紙基材にヒートシール層を含むトイレットロール包装体が記載されている。紙基材にヒートシール層を含む場合は、紙基材の全面にヒートシール層を形成する場合及び紙基材同士が積層・接合される部分のみにヒートシール層を形成する場合が開示されている。
特開2021-172415号公報
紙基材の全面にヒートシール層を形成する場合で、包装する製品がロール状の場合、ロールの周面と端面とが交差する角部(稜線)となる部分は包装袋と接触するために接触面はヒートシール層と接する。このため、ヒートシール剤がロール製品に付着したり接着したりして、ロール状製品の品質や外観を損ねてしまう恐れが生じる。とりわけキャラメル包装で行う場合は、角部は最も圧力がかかる箇所のために、問題が顕在化する。
他方、ヒートシール層を、紙基材同士が積層・接合される部分のみとすると、特にキャラメル包装の場合は、ヒートシール層を形成する領域が複雑な形の領域になったり、まだら模様になったり、飛び地が生じることがある。このために、ヒートシール剤の塗工工程やヒートシール層形成後の取り扱いが複雑になる可能性が高まる。
実施の形態の課題は、ロール状衛生薄葉紙を、紙を含む基材を用いて包装してもヒートシール剤(ヒートシール層)がロールの角部に接触することがない、ヒートシール剤が基材に塗工されているロール状衛生薄葉紙用包装体を提供することである。
開示の発明の第1の実施の形態は、複数個のロール状衛生薄用紙を包装するための紙基材を含む包装体であって、前記紙基材の前記複数個のロール状衛生薄葉紙と接触する面に、ロール状衛生薄用紙の周面と上面または下面とで形成される角部が前記紙基材と接触する領域を除いて、ヒートシール剤が塗工されているロール状衛生薄用紙用包装体である。
ここで、ロール状衛生薄葉紙(以下、「ロール」という場合がある)の中心軸方向に離間している二つの端面のうちの一方の端面を上面、他方の端面を下面という。上面、下面は相対的なもので、例えば天地が決まっているものではない。
第1の実施の形態によると、ロール状衛生薄用紙の周面と上面または周面と下面とで形成される角部が前記紙基材と接触する領域を除いて、ヒートシール剤が塗工されるので、包装形式に拘わらず、角部とヒートシール剤(以下、「ヒートシール層」という場合がある)とが接触することはなく、ロールの角部がヒートシール剤により損なわれることはない。
開示の発明の第2の実施の形態は、前記複数のロール状衛生薄葉紙はキャラメル方式で包装されるロール状衛生薄葉紙用包装体である。
複数のロール状衛生薄葉紙をキャラメル方式で包装する場合に、ロールの角部が紙基材から強い圧力を受けても、紙基材との接触面にヒートシール剤は塗工されていないので、ロールの角部がヒートシール剤により損なわれることはない。
開示の発明の第3の実施の形態は、前記複数個のロール状衛生薄用紙が少なくとも上下に2段以上積み重なる場合は、前記ロール状衛生薄用紙の周面と上面または下面とで形成される角部が紙基材と接触する領域は、最上段のロール状衛生薄用紙の周面と上面とで形成される角部と、最下段のロール状衛生薄用紙の周面と下面とで形成される角部である、請求項1又は2に記載のロール状衛生薄用紙用包装体である。
ここで、複数個のロール状衛生薄用紙が少なくとも上下に2段以上積み重なる場合とは、2個以上のロールが、同じ軸線に沿って積み重なっている(又は直列に並んでいる)場合をいう。最上段のロールとは、積み重なったロールのうちの一方の最も外側にあるロールを示し、最下段のロールとは、他方の最も外側にあるロールを示す。
第3の実施の形態によると、複数個のロール状衛生薄葉紙が少なくともロールの中心軸に沿って、2段以上積み重なる場合は、紙基材から強い圧力を受けるのは、最上段に位置するロールの周面と上面とで形成される角部と、最下段に位置するロールの周面と下面とで形成される角部である。これらの両角部が紙基材と接触するそれぞれの領域はシール剤が塗工されないので、角部とシール剤とが接触することはなく、ロールの角部がヒートシール剤により損なわれることはない。
開示の発明の第4の実施の形態は、前記複数個のロール状衛生薄葉紙はキッチンペーパー、ペーパータオル、トイレットペーパーまたはティッシュペーパーのいずれかである、ロール状衛生薄葉紙用包装体である。
キッチンペーパー、ペーパータオル、トイレットペーパーまたはティッシュペーパーのいずれかのロールを複数個、ロールの周面と上面または下面とで形成される角部が前記紙基材と接触する領域を除いて、ヒートシール剤が塗工されている包装基材で包装するので、角部とヒートシール剤とが接触することはなく、ロールの角部がヒートシール剤により損なわれることはない。
開示の発明の一態様によれば、ロール状衛生薄葉紙を、紙を含む基材を用いて包装してもヒートシール剤(ヒートシール層)がロールの角部に接触することがない、ヒートシール剤が紙基材に塗工されているロール状衛生薄葉紙用包装体を提供することができる。
包装袋にロール状衛生薄葉紙が収容された包装体を示す図である。 包装袋に収容されるロール状衛生薄葉紙を示す図である。 図1の包装体を天面側から見た図である。 図1の包装体を底面側から見た図である。 図1の包装体を一方の側面側から見た図である。 図1の包装体を他方の側面側から見た図である。 図1の包装体を一方の妻面側から見た図である。 図1の包装体を他方の妻面側から見た図である。 包装袋をロールと接触する面から見た展開図である。 図9のA-A断面図である。
<包装体>
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、共通する部分は、同一の符号を付して説明を省略する場合がある。また、各図において、各部材の縮尺は実際とは異なる場合がある。なお、各図では、3軸方向(X方向、Y方向、Z方向)の3次元直交座標系を用い、包装袋の幅方向をX方向とし、長手方向をY方向とし、高さ方向(上下方向または厚み方向)をZ方向とする。
図1は、実施形態の包装袋にロールが収容された包装体を示す図である。図2は、包装袋に収容されるロールを示す図である。図3、図4、図5、図6、図7、図8は、図1の包装体を天面側、底面側、一方の側面側、他方の側面側、一方の妻面側、他方の妻面側からそれぞれ見た図である。包装体100は、本実施形態に係る包装体の一例であり、包装袋10、衛生薄葉紙のロール20を有する。
ロール20は、本実施形態に係る包装袋に収容されるロール状衛生薄葉紙の一例である。ロール20は、図1に示す例示では、包装袋10に2個収容されている。ロール20は、図2に示すように、長尺シート21が中空コア22に巻回されて構成されている。
ロール20の態様は、特に限定されず、例えば、キッチンペーパー、トイレットペーパー、ペーパータオル、ティシューペーパー等の衛生薄葉紙に適用可能である。ロール20の用途は、特に限定されず、産業用、家庭用、携帯用のいずれも適用できる。なお、本実施形態におけるロール20としては、これらの中でも、家庭用のキッチンペーパーが好適に用いられる。
図1に示すように、ロール20の周面21Aは、包装袋10の天面11、底面12、側面13、側面14にそれぞれ対面し、周面21Aの一部は隣接するロール20の周面21Aの一部に接触する。なお、図1等において、W1、L1、H1は,それぞれ包装体100の長さ、幅及び高さを示す。また、30、40、50はシールを示す。
ロール20は2つの端面を有する。一方の端面は上面21B、他方の端面は下面21Cである。なお、上面と下面は相対的な関係であり、上下が決まっているものではない。
ロール20が2個以上重なっている(直列に並んでいる)場合は、上面21Bのロールが最上段のロールとなり、下面21Cのロールが最下段のロールとなる。
角部23Bは、ロール20の周面21Aと上面21Bとで形成され稜線部分である。角部23Cは周面21Aと下面21Cとで形成される稜線部分である。これらの角部23B、23Cは、図1に示すように、包装袋10で包装する場合、包装袋10は角部23B、23Cの稜線に沿って変形し密着する。とりわけ図1に示すように、包装がキャラメル包装の場合は、角部23B、23Cは包装袋から強い圧力を受ける。
ロール20の寸法は、特に限定されないが、長尺シート21の幅方向(Y方向)の幅寸法(ロール幅)L2が好ましくは85mm以上500mm以下であり、長尺シート21の径方向(X方向またはZ方向)の径寸法(ロール径)W2が好ましくは80mm以上200mm以下である(図2参照)。
長尺シート21のプライ数は、特に限定されないが、1プライ以上にすることができ、好ましくは1プライまたは2プライ(2枚重ね)である。
長尺シート21の材質は、特に限定されないが、例えば、紙、不織布または布等のシートを用いることができ、好ましくは紙(紙シート)である。なお、長尺シート21が紙シートの場合、パルプを主原料とする原紙が用いられる。パルプ組成は、紙シートにおける公知の組成を用いることができる。例えば、パルプの配合割合を、50質量%以上、好ましくは90質量%以上、より好ましくは100質量%とすることができる。
また、長尺シート21(紙シート)におけるパルプ組成は、特に限定されない。例えば、NBKP(針葉樹クラフトパルプ)やNUKP(針葉樹未晒しパルプ)などの針葉樹パルプと、LBKP(広葉樹クラフトパルプ)やLUKP(広葉樹未晒しパルプ)などの広葉樹パルプとを、任意の比率で使用することができる。なお、広葉樹パルプと針葉樹パルプの比は、限定されないが、好ましくは10:90~80:20であり、より好ましくは広葉樹パルプに対して針葉樹パルプの比率がより多いパルプ組成である。また、長尺シート21(紙シート)に含まれるパルプには、古紙パルプを用いても良い。
長尺シート21の坪量は、特に限定されないが、プライ数に応じて、紙の場合は5g/m以上80g/m以下であり、好ましくは10g/m以上60g/m以下、より好ましくは10g/m以上45g/m以下である。また、不織布の場合は20g/m以上100g/m以下のものが望ましい。なお、坪量は、JIS P 8124(2011)の規定に準拠して測定される。
また、長尺シート21(紙シート)の厚みは、特に限定されず、JIS P 8111(1998)の環境下で測定された紙厚を採用することができる。例えば、長尺シート21が紙の場合、紙厚は、2プライあたり、50μm以上600μm以下であり、好ましくは60μm以上500μm以下、より好ましくは130μm以上400μm以下である。
また、長尺シート21(紙シート)には、エンボス加工が施されていてもよい。このようなエンボス加工は、公知のエンボス付与方法により実施することができる。
また、中空コア22は、周方向(R方向)に長尺シート21が巻き付けられる円筒状の巻芯である(図2参照)。また、中空コア22には、巻芯が存在しない構造(コアレス構造)も含まれる。中空コア22の材質は、特に限定されず、紙、樹脂等を用いることができる。
中空コア22の形態は、特に限定されず、例えば、中空コア22が紙管の場合は、一層の厚紙で構成したもの、複数層の厚紙で構成したもののいずれでもよく、厚紙への印刷や消臭剤の塗工を事前に行った塗工厚紙原紙でも良い。また、紙管の巻き方は、特に限定されず、例えば、平巻きのもの、螺旋状に巻かれたもの(いわゆるスパイラル紙管)等のいずれでもよい。
中空コアの寸法は、特に限定されない。例えば、中空コア22の長手方向(Y方向)の長さは、ロール20の幅方向(Y方向)のロール幅と同程度(85mm以上500mm以下)である。また、中空コア22の径方向(X方向またはZ方向)の径寸法は、33mm以上50mm以下であり、好ましくは35mm以上45mm以下である(図2参照)。
<包装袋>
包装袋10は、本実施形態に係る包装袋の一例である。図9は、包装袋10をロールと接する面から見た展開図である。図10は図9のA-A断面を示す図である。
包装袋10は、紙成分を含む紙層10Aと、紙層10Aの一方の面にヒートシール剤が塗工されたヒートシール層30を有している(図10)。
また、包装袋10は、包装袋10における紙成分の比率が45%以上となっている。ここで、紙成分は、例えば、植物繊維を膠着させたもの(パルプ)である。紙成分におけるパルプ組成は、限定されず、例えば、広葉樹パルプと針葉樹パルプの比が0:100~70:30であり、好ましくは広葉樹パルプに対して針葉樹パルプの比率がより多いパルプ組成である。また、パルプには、古紙パルプを用いても良い。
包装袋10構成する紙層10Aの材質は、特に限定されないが、例えば、クラフト紙またはレーヨン紙で形成することができる。ここで、クラフト紙は、クラフトパルプを原料とする紙である。また、レーヨン紙は、木材パルプなどから化学合成して作られたレーヨン繊維をクラフトパルプに配合させたものである。なお、レーヨン紙は、包装袋10の柔らかさと強度を両立させる観点から、レーヨン繊維の配合率が質量比で20%以下のものが好ましい。
包装袋10を構成する紙層10Aの坪量は、限定されないが、好ましくは10g/m以上40g/m以下であり、より好ましくは15g/m以上35g/m以下、さらに好ましくは20g/m以上30g/m以下である。なお、坪量は、JIS P 8124(2011)の規定に準拠して測定される。
包装袋10を構成する紙層10Aの厚みは、限定されないが、例えば、好ましくは20μm以上100μm以下であり、より好ましくは25μm以上90μm以下、さらに好ましくは40μm以上75μm以下である。なお、厚みは、JIS P 8118(2014)の規定に準拠して測定される。
<ヒートシール剤の塗工領域>
図9は、包装袋10をロールに接する面に塗工剤が塗工された展開図である。図10は、図9のA-A断面図である。包装袋は、紙基材(紙層)10Aの一方の面である、ロールと接する面にヒートシール剤が塗工され、ヒートシール層30を形成している。
ヒートシール剤は、図9に示す例では、領域18を除いて全面に塗工されている。領域18は、ロール20を包装袋で包装した際に、ロール20の角部23B及び23C(図2)が紙基材と接触する領域、および、接触はしないが、角部23B及び23Cと対向する領域を含む。
領域18の幅は、当該幅の中心がロール20の角部の稜線に当たるように、5~20mmであり、10~15mmがより好ましい。領域18の長さは、包装するロールの数によるが、紙基材と接触する、ロール20の角部を含め、包装されるロールの全周に渡るように形成するのが好ましい。
このように、包装するロールの角部23A、23Bと接触する箇所にヒートシール剤を塗工しないので、塗工しない領域18は幅の狭い直線状とすることができる。そのために、塗工する領域の外形は複雑になることはない。また塗工面積を少なくすることになるので、塗工するヒートシール剤の量を減らすことができる。
なお、図9において、符号11~15は、図1に示す、包装袋にロール状衛生薄葉紙が収容された包装体を示す図の符号と対応する符号で、図1に示す包装体10を展開した場合の対応位置を示している。
ヒートシール剤としては、公知の材料を用いることができ、塗工方法も公知の印刷技術などの方法を用いることができる。
なお、ヒートシール剤を塗工する範囲として、例えば図1に示す包装体100において、複数のロール20を包装した状態で、包装袋とロールの周面、上面及び下面とが接触する領域のすべてが包含される矩形状の領域を、ヒートシール剤を塗工しない領域とすることができる。
このような矩形領域を、ヒートシール剤を塗工しない領域とすることにより、ヒートシール層が包装するロール20の、角部を含むすべての面とヒートシール層とが接触することはない。したがって、ロールの包装工程だけでなく、ロール製品の流通販売を通じて、ロールが包装袋のヒートシール層と接触することはないので、ヒートシール剤により製品の外観等が損なわれることはない。
特にロールの材質及びヒートシール剤の性質により、紙基材にヒートシール剤が付着しやすい場合は、ヒートシール剤を塗工する範囲として、複数のロール20を包装した状態において、包装袋とロールの周面、上面及び下面とが接触する領域のすべてが包含される矩形状の領域を、ヒートシール剤を塗工しない領域とすることで、ヒートシール剤がロールに付着するのを回避することができる。また、ヒートシール剤の使用量を減らすことができる。
図10の断面図においては、包装袋10の他の面は紙基材のままである。
なお、他の面に、樹脂層を形成して、包装体の外面を保護するコーティング層として機能させるこができる。また樹脂層には包装体100の外面にデザインを印刷したり、文字を印刷することが可能な領域とすることができる。
印刷可能な領域に含まれる熱可塑性樹脂の材質は、特に限定されないが、好ましくは低密度ポリエチレンである。なお、低密度ポリエチレンとしては高圧法低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(L-LDPE)のいずれでもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
100 包装体
10 包装袋
10A 紙層
10B、10C 樹脂層
18 ヒートシール剤とロールの角部とが接触しない領域(ヒートシール剤が塗工されない領域)
20 ロール状衛生薄葉紙(ロール)
21 長尺シート
21A ロールの周面
21B ロールの上面
21C ロールの下面
23B、23C ロールの角部
30 シール(ヒートシール層)

Claims (4)

  1. 複数個のロール状衛生薄用紙を包装するための紙基材を含む包装体であって、前記紙基材の前記複数個のロール状衛生薄葉紙と接触する面に、ロール状衛生薄用紙の周面と上面または下面とで形成される角部が前記紙基材と接触する領域を除いて、ヒートシール剤が塗工されている、ロール状衛生薄用紙用包装体。
  2. 前記複数のロール状衛生薄葉紙はキャラメル方式で包装される、請求項1に記載のロール状衛生薄葉紙用包装体。
  3. 前記複数個のロール状衛生薄用紙が少なくとも上下に2段以上積み重なる場合は、前記ロール状衛生薄用紙の周面と上面または下面とで形成される角部が紙基材と接触する領域は、最上段のロール状衛生薄用紙の周面と上面とで形成される角部と、最下段のロール状衛生薄用紙の周面と下面とで形成される角部である、請求項1又は2に記載のロール状衛生薄用紙用包装体。
  4. 前記複数個のロール状衛生薄葉紙はキッチンペーパー、ペーパータオル、トイレットペーパーまたはティッシュペーパーのいずれかである、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のロール状衛生薄葉紙用包装体。
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