JP2023139898A - 車両下部構造 - Google Patents

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和樹 大竹
Kazuki Otake
智正 是石
Tomomasa Koreishi
英生 竹田
Hideo Takeda
鉄平 常山
Teppei Tsuneyama
由麻 近藤
Yuma Kondo
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Toyota Motor Corp
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Abstract

【課題】側突の際のフロアパネルの衝撃エネルギの吸収量を大きくする。【解決手段】ボデー10の両側端部に配置されて車両前後方向に延びる一対のロッカ11L、11Rと、一対のロッカ11L、11Rの間に掛け渡される前後のフロアクロスメンバ13、14を含む車両下部構造100であって、前後のフロアクロスメンバ13、14の右ロッカ11Rに接続される車両幅方向の端部分13eに一般部よりも強度が低い低強度部13aを設ける。【選択図】図1

Description

本発明は、ロッカとフロアクロスメンバとを含む車両の下部構造に関する。
近年、低床で側面に両開きのスライドドアが設けられる乗合型の電動車両が用いられている。このような電動車両では、両開きのスライドドアを配置するため、側面に配置されるピラーの車両前後方向の間隔が大きくなっている。このような電動車両でピラーのない部分で側突が発生した際には、フロアクロスメンバに衝撃エネルギが入力されるが、側突の際のフロアクロスメンバの衝撃エネルギの吸収量については改善の余地があった。
2021-8139号公報
そこで、本発明は、側突の際のフロアクロスメンバの衝撃エネルギの吸収量を大きくすることを目的とする。
本発明の車両下部構造は、ボデーの両側端部に配置されて車両前後方向に延びる一対のロッカと、一対の前記ロッカの間に掛け渡されるフロアクロスメンバと、を含む車両下部構造であって、前記フロアクロスメンバの前記ロッカに接続される車両幅方向の端部分に一般部よりも強度が低い低強度部を設けること、を特徴とする。
これにより、側突によりロッカからフロアクロスメンバに入力された衝撃エネルギを低強度部の変形で吸収し、衝撃エネルギの吸収量を大きくできる。
本発明の車両下部構造において、前記フロアクロスメンバの下側で前記ロッカよりも車両幅方向内側に配置されて車両前後方向に延びる一対のフレームと、一対の前記フレームの間に配置された電池パックと、を含み、前記低強度部は、前記フレームの車両幅方向端部よりも車両幅方向外側に配置されてもよい。
これにより、衝撃力により低強度部が変形してもバリアがフレームよりも車両幅方向内側に進入することを抑制でき、側突時の衝撃エネルギの吸収量を増加させると共に、フロアクロスメンバが電池パックに接触することを抑制できる。
本発明の車両下部構造において、前記フレームの車両幅方向端部よりも車両幅方向内側に前記一般部よりも強度が高い高強度部を設けてもよい。
これにより、衝撃力により低強度部が変形しても高強度部によりバリアがフレームよりも車両幅方向内側に進入することを抑制でき、フロアクロスメンバが電池パックに接触することを効果的に抑制できる。
本発明は、側突の際のフロアクロスメンバの衝撃エネルギの吸収量を大きくできる。
実施形態の車両下部構造を車両の下側から見た底面図である。 実施形態の車両下部構造を車両の下側から見た底面図であり、図1に示すフレームと電池パックとを取り除いた状態を示す図である。 実施形態の車両下部構造の断面図であり、図1に示すA-A断面図である。 実施形態の車両下部構造を車両の下側から見た底面図であって、図1に示すB部の詳細図である。 実施形態の車両下部構造のフロアクロスメンバの断面図であり、図4に示すC-C断面図である。 他の実施形態の車両下部構造の断面図である。
以下、図面を参照して実施形態の車両下部構造100について説明する。尚、各図に示す矢印FR、矢印UP、矢印RHは、車両の前方向(進行方向)、上方向、右方向をそれぞれ示している。また、各矢印FR、UP、RHの反対方向は、車両後方向、下方向、左方向を示す。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車両幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
図1に示すように、実施形態の車両下部構造100は、左右一対のロッカ11L、11Rと、前クロスメンバ12と、後クロスメンバ15と、前フロアクロスメンバ13と、後フロアクロスメンバ14と、フロアメンバ16と、フロアパネル20と、左右一対のフレーム31L、31Rと、電池パック40と、を備えている。
左右一対のロッカ11L、11Rは、ボデー10の車両両側端部に配置されて車両前後方向に延びる強度部材である。図3に示すように、ロッカ11L、11Rは四角い閉断面部材である。
図2に示すように、左ロッカ11Lと右ロッカ11Rとの間には、前クロスメンバ12、後クロスメンバ15、前フロアクロスメンバ13、後フロアクロスメンバ14の4つのクロスメンバ12-15が掛け渡され、各端部は左右一対のロッカ11L、11Rにそれぞれ接続されている。各クロスメンバ12-15はそれぞれ車両下方向に凸のハット型断面で上側にはそれぞれフランジを備えている。前クロスメンバ12、後クロスメンバ15の上側には、前フロアパネル21、後フロアパネル23が取り付けられている。前フロアクロスメンバ13と後フロアクロスメンバ14との間には、車両前後方向に延びるフロアメンバ16が掛け渡されている。前フロアクロスメンバ13と後フロアクロスメンバ14との間は、開口部となっており、フロアメンバ16より左側の開口には複数の左中央フロアパネル22Lが取り付けられており、フロアメンバ16よりも右側の開口には、右中央フロアパネル22Rが取り付けられている。図3に示すように、左中央フロアパネル22Lは、前フロアクロスメンバ13と後フロアクロスメンバ14にボルト24で取り付けられた円筒状のナット25の上に取り付けられている。また、右中央フロアパネル22Rはボルト24で前フロアクロスメンバ13、後フロアクロスメンバ14に固定されている。複数の左中央フロアパネル22Lと右中央フロアパネル22Rとは中央フロアパネル22を構成し、前フロアパネル21と中央フロアパネル22と後フロアパネル23とはボデー10のフロアパネル20を構成する。
図1から3に示すように、前フロアクロスメンバ13、後フロアクロスメンバ14の右ロッカ11Rと接続される車両幅方向の端部分13e、14eには、一般部よりも強度を低下させた低強度部13a、14aが設けられている。ここで、一般部は、低強度部13a、14a以外の部位である。低強度部13a、14aについては後で図4、5を参照して説明する。
図1、図3に示すように、左右一対のフレーム31L、31Rは、前後のフロアクロスメンバ13、14の下側に配置され、車両前後方向に延びる骨格部材である。各フレーム31L、31Rは、四角い閉断面形状で、左右のフレーム31L、31Rの間には、図示しない複数のクロスフレームが掛け渡されている。左右のフレーム31L、31Rは、車両前方側に掛け渡された複数のクロスフレームに前方の懸架装置が取り付けられ、車両後方に掛け渡された複数のクロスフレームに後方の懸架装置が取り付けられる。そして、左右のフレーム31L、31の上には、ボデー10が搭載される。
図1に示すように、車両の中央部の左右のフレーム31L、31Rの間には、電池パック40が搭載されている。図3に示すように、電池パック40は、内部に電池モジュール49を格納する下ケーシング42と上ケーシング41とで構成されている。上下のケーシング41、42の側端部にはそれぞれフランジ41f、42fが張り出しており、各フランジ41f、42fはボルト43で締結されている。また、下ケーシング42には、取り付け用のアーム44が固定されている。アーム44は、締結板45とボルト46、47で左右のフレーム31L、31Rの下面に締結されている。
次に図4、5を参照しながら前フロアクロスメンバ13に設けられる低強度部13aの詳細について説明する。尚、後フロアクロスメンバ14に設けられる低強度部14aの構造は、低強度部13aと同一構造であるから、説明は省略する。
図4に示すように、前フロアクロスメンバ13の車両幅方向の端部分13eには、低強度部13aが設けられている。低強度部13aは、右ロッカ11Rと右フレーム31Rとの間に位置しており、右フレーム31Rの車両幅方向端部よりも車両幅方向外側に配置されている。図5に示すように、前フロアクロスメンバ13は、底板13gと、底板13gの両端から立ち上がる2つの側板13hと、各側板13hの上端から横方向にそれぞれ延びる上フランジ13fとを備える車両下方向に凸のハット形断面部材である。底板13gと側板13hとの接続部は稜線13jを構成し、側板13hと上フランジ13fとの接続部は稜線13kを構成する。
図5に示す様に、低強度部13aは、稜線13jを外側から内側に凹ませてV字型の溝とした底板側ビード13bと、稜線13kを内側から外側に突出させV字型の突起部としたフランジ側ビード13cとで構成される。
以上のように構成された車両下部構造100を備える車両に図1に示す様に車両右側から側突があった場合には、バリアからの衝撃荷重は右ロッカ11Rから前後のフロアクロスメンバ13、14の右側の端部分13e、14eに伝達され、前後のフロアクロスメンバ13、14の低強度部13a、14aを圧縮変形させる。これにより、側突の際の衝撃エネルギを吸収し衝撃エネルギの吸収量を大きくできる。
また、低強度部13a、14aは、右フレーム31Rの車両幅方向端部よりも車両幅方向外側に配置されているので、衝撃力により、右ロッカ11Rと右フレーム31Rとの間の領域W1の範囲の低強度部13a、14aを含む前後のフロアクロスメンバ13、14が変形してもバリアは強度が高い右フレーム31Rよりも車両幅方向内側に進入しない。このため、前後のフロアクロスメンバ13、14が変形して電池パック40に接触することを抑制できる。
以上、説明した実施形態の車両下部構造100では、低強度部13aは、稜線13jを外側から内側に凹ませてV字型の溝とした底板側ビード13bと、稜線13kを内側から外側に突出させV字型の突起部としたフランジ側ビード13cとで構成されるとして説明したがこれに限らない。例えば、ビードに代えて切欠きを設けても良いし、板厚を薄くして低強度部13aを構成してもよい。低強度部14aについても同様である。
次の図6を参照しながら他の実施形態の車両下部構造200について説明する。先に図1~図5を参照して説明した車両下部構造100と同一の部位には、同一の符号を付して説明は省略する。
図6に示すように、車両下部構造200は、車両上方視で、フレーム31L、31Rの車両幅方向外側端と電池パック40のフランジ41f、42fとの間に位置する長さW2部分を一般部よりも強度の高い高強度部17aとしたものである。図6に示す例では、長さW2の補強板17を前フロアクロスメンバ13の外面に張り付けて、補強板17がない一般部よりも強度が高い高強度部17aを構成している。後フロアクロスメンバ14も前フロアクロスメンバ13と同一構造の高強度部17aを備えている。
これにより、衝撃力により、右ロッカ11Rと右フレーム31Rとの間の領域W1の範囲の低強度部13a、14aを含む前後のフロアクロスメンバ13、14が変形してもバリアは強度が高い右フレーム31Rと高強度部17aとにより、右フレーム31Rよりも車両幅方向内側に進入しない。このため、前後のフロアクロスメンバ13、14が変形して電池パック40に接触することを効果的に抑制できる。
10 ボデー、11L、左ロッカ、11R 右ロッカ、12 前クロスメンバ、13 前フロアクロスメンバ、13a、14a 低強度部、13b 底板側ビード、13c フランジ側ビード、13e、14e 端部分、13f 上フランジ、13g 底板、13h 側板、13j、13k 稜線、14 後フロアクロスメンバ、15 後クロスメンバ、16 フロアメンバ、17 補強板、17a 高強度部、20 フロアパネル、21 前フロアパネル、22 中央フロアパネル、22L 左中央フロアパネル、22R 右中央フロアパネル、23 後フロアパネル、24、43、46、47 ボルト、25 ナット、31L、31R フレーム、40 電池パック、41 上ケーシング、41f、42f フランジ、42 下ケーシング、44 アーム、45 締結板、49 電池モジュール、100、200 車両下部構造。

Claims (3)

  1. ボデーの両側端部に配置されて車両前後方向に延びる一対のロッカと、
    一対の前記ロッカの間に掛け渡されるフロアクロスメンバと、を含む車両下部構造であって、
    前記フロアクロスメンバの前記ロッカに接続される車両幅方向の端部分に一般部よりも強度が低い低強度部を設けること、
    を特徴とする車両下部構造。
  2. 請求項1に記載の車両下部構造であって、
    前記フロアクロスメンバの下側で前記ロッカよりも車両幅方向内側に配置されて車両前後方向に延びる一対のフレームと、
    一対の前記フレームの間に配置された電池パックと、を含み、
    前記低強度部は、前記フレームの車両幅方向端部よりも車両幅方向外側に配置されていること、
    を特徴とする車両下部構造。
  3. 請求項2に記載の車両下部構造であって、
    前記フレームの車両幅方向端部よりも車両幅方向内側に前記一般部よりも強度が高い高強度部を設けること、
    を特徴とする車両下部構造。
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