JP2023137221A - 作業装置および作業装置の制御方法 - Google Patents

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良太 西嶋
ryota Nishijima
憲一郎 石本
Kenichiro Ishimoto
圭介 田中
Keisuke Tanaka
三惠 千々和
Mie Chijiwa
文明 八尋
Fumiaki Yahiro
壮 山本
So Yamamoto
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Abstract

【課題】本作業の前に行う準備作業に要する時間を短縮して作業効率を向上させることができる作業装置および作業装置の制御方法を提供することを目的とする。【解決手段】所定の準備作業を行った後に作業対象に対する本作業を実行する作業部を備えた作業装置において、作業部を構成する特定の要素の状態変化を検出する検出部からの検出情報に基づいて、前回の本作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間にその特定の要素に状態の変化があったか否かが判定される(ST1)。特定の要素に状態の変化がなかったと判定された場合には本来の作業パターンからその一部が省略された第1のパターンが選択され(ST2)、特定の要素に状態の変化があったと判定された場合には本来の作業パターンである第2のパターンが選択される(ST3)。作業部は選択された第1のパターンまたは第2のパターンで準備作業を行った後、本作業を実行する(ST4、5)。【選択図】図11

Description

本発明は、所定の準備作業を行った後に作業対象に対する本作業を実行する作業部を備えた作業装置およびその作業装置の制御方法に関する。
従来、作業対象に対して作業を行う作業部を備えた作業装置として、例えば、基板搬送部によって作業位置に位置決めした基板に対し、装着ヘッドにより部品をピックアップして装着する作業(部品装着作業)を行う部品装着装置が知られている。部品装着装置は、装着ヘッドから下方に延びるシャフト部材(ノズルシャフト)の下端に部品を吸着するためのノズルを着脱自在に取り付けることができ、吸着する対象の部品の種類等に応じてノズルを交換することができるようになっている(例えば、下記の特許文献1)。
このような部品装着装置では、作業対象に対する本作業としての部品装着作業を実行する前に、所定の準備作業が行わる。準備作業としては、例えば、ノズルをノズルシャフトから取り外し、そのノズルに設けられた識別マークを撮像し、そのノズルを識別してからノズルシャフトに取り付け直すノズル取付け直し作業のほか、基板の幅方向寸法に合わせて基板搬送部を構成するコンベア間の距離を調整する幅寄せ作業や、基板搬送部によって位置決めした基板の位置を改めて確認する基板位置確認作業、装着ヘッドを移動させるヘッド移動機構の熱変形による誤差を補正する熱補正作業等がある。このような準備作業が本作業の前に行われることにより、前回の部品装着作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間(稼働停止期間中)に、作業者によってノズルの交換が手作業でなされていたり、装着ヘッドから一部のノズルが取り外されていたりしたような場合であっても、生産プログラムに従った部品装着作業を継続して行うことが可能となる。
特開2010-67743号公報
しかしながら、上記のように本作業である部品装着作業を実行する前に行う準備作業において、前回の本作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの稼働停止期間中、作業者が部品装着装置の内部に全くアクセスしていなかったような場合にまで準備作業の全てを行うことは時間のロスであり、その分、作業効率が悪くなるという問題点があった。
そこで本発明は、本作業の前に行う準備作業に要する時間を短縮して作業効率を向上させることができる作業装置および作業装置の制御方法を提供することを目的とする。
本発明の作業装置は、所定の準備作業を行った後に作業対象に対する本作業を実行する作業部と、前記作業部を制御する制御部と、を備えた作業装置であって、前記作業部を構成する特定の要素の状態変化を検出する検出部と、前記検出部からの検出情報に基づいて、前回の本作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間に前記特定の要素に状態の変化があったか否かを判定する判定部を備え、前記制御部は、前記判定部により前記特定の要素に状態の変化がなかったと判定された場合に、準備作業としての本来の作業パターンからその一部が省略された作業パターンである第1のパターンで準備作業を行うように前記作業部を制御する。
本発明の作業装置の制御方法は、所定の準備作業を行った後に作業対象に対する本作業を実行する作業部を備えた作業装置の制御方法であって、前記作業部を構成する特定の要素の状態変化を検出する検出部からの検出情報に基づいて、前回の本作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間に前記特定の要素に状態の変化があったか否かを判定する判定工程と、前記判定工程で前記特定の要素に状態の変化がなかったと判定された場合には、準備作業としての本来の作業パターンからその一部が省略された作業パターンである第1のパターンを選択し、前記判定工程で前記特定の要素に状態の変化があったと判定された場合には、準備作業としての本来の作業パターンである第2のパターンを選択する選択工程と、前記作業部が前記選択工程で選択した前記第1のパターンまたは前記第2のパターンで準備作業を行った後、前記本作業を実行するように前記作業部を作動させる制御工程と、を含む。
本発明によれば、本作業の前に行う準備作業に要する時間を短縮して作業効率を向上させることができる。
(a)(b)本発明の一実施の形態における部品装着装置の斜視図 本発明の一実施の形態における部品装着装置の平面図 本発明の一実施の形態における部品装着装置の正面図 本発明の一実施の形態における部品装着装置が備える装着ヘッドの正面図 本発明の一実施の形態における部品装着装置が備える装着ヘッドとテープフィーダの斜視図 本発明の一実施の形態における部品装着装置が備える装着ヘッドのノズルシャフトに取り付けられるノズルの斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品装着装置が備える基台に台車を連結させる様子を示す側面図 本発明の一実施の形態における部品装着装置の制御系統を示すブロック図 本発明の一実施の形態における部品装着装置が備えるノズルチェンジャの斜視図 (a)(b)本発明の一実施の形態における部品装着装置が備えるノズルチェンジャの平面図 本発明の一実施の形態における部品装着装置が実行する生産作業の流れを示すフローチャート
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1(a),(b)、図2および図3は、本発明の実施の形態1における作業装置としての部品装着装置1を示している。部品装着装置1は外部から搬入した基板KBに部品BHを装着する部品装着作業を行う装置である。本実施の形態では説明の便宜上、基板KBが搬送される水平方向をX方向とし、X方向と直交する水平方向をY方向とする。また上下方向をZ方向とする。
図1(a),(b)および図2において、部品装着装置1は、床面上に設置された基台11上に基板搬送部12を備えている。基板搬送部12はX方向に延びてY方向に並んで配置された一対のコンベア12aから成る。基板搬送部12は外部から供給された基板KBを受け取って搬入し、基台11の中央付近の作業位置に位置決めする。また基板搬送部12は、作業位置に位置決めした基板KBを外部に搬出する。
図1(a),(b)および図2において、基台11にはカバー部材としての基台カバー13が設けられている。基台カバー13は基台11の上方に作業空間11Sが形成されるように基台11の全体を覆っている。基台カバー13のX方向の両側面には、基板搬送部12の両端に臨む搬入開口13aと搬出開口13bが設けられている。基板搬送部12によって搬送される基板KBは、搬入開口13aを通じて作業空間11S内に引き込まれ、搬出開口13bを通じて作業空間11Sから排出される。
図1(a),(b)、図2および図3において、基台11のY方向の両端部それぞれには台車14が連結されている。各台車14はブロック状のフィーダベース14Fを備えており、フィーダベース14Fには複数のテープフィーダ15がX方向に並んで取り付けられている。
テープフィーダ15は台車14に保持されたリールRLからキャリアテープCTを引き出して搬送し、キャリアテープCTに封入された部品BHを部品供給口15Kに供給する。このように本実施の形態においてテープフィーダ15は、部品装着装置1における部品供給部として機能する。
図1(b)および図2において、基台11にはY方向に延びた固定ビーム16aとX方向に延びた可動ビーム16bから成るヘッド移動機構16が設けられている。固定ビーム16aは基台11に固定されており、可動ビーム16bは固定ビーム16aに対してY方向に移動自在となっている。
図1(b)および図2において、可動ビーム16bには装着ヘッド17がX方向(すなわち可動ビーム16bに沿った方向)に移動自在に設けられている。図4および図5に示すように、装着ヘッド17からは複数のノズルシャフト17Sが下方に延びており、各ノズルシャフト17Sの下端にはノズル18が着脱自在に取り付けられている。
図6において、ノズル18は基部18a、管部18bおよび鍔部18cを備えている。基部18aはノズルシャフト17Sの下端に外嵌される筒状の部位である。管部18bは基部18aの内部と連通した内部管路を有する管状の部位である。鍔部18cは基部18aと管部18bとの間に位置する円盤状の部位である。鍔部18cの上面にはそのノズル18を他のノズル18と識別するための識別マーク18Mが取り付けられている。
装着ヘッド17はノズル18の管部18bの下に真空吸着力を発生させることによって、テープフィーダ15が供給する部品BHをノズル18に吸着させることができる。また装着ヘッド17は、ノズル18に吸着させた部品BHを基板KBで離脱させることによって、基板KBに部品BHを装着させることができる。このように本実施の形態において、装着ヘッド17は、部品供給部としてのテープフィーダ15が供給する部品BHを受け取って基板KBに装着するノズル18を備えたものとなっている。
図2および図5において、装着ヘッド17には基板カメラ21が設けられている。基板カメラ21は撮像視野を下方に向けており、装着ヘッド17と一体となって移動する。基板カメラ21は基板搬送部12によって作業位置に位置決めされた基板KBを上方から撮像する。基板カメラ21の撮像によって得られた画像は基板KBの認識に用いられる。
図1(b)および図2において、基台11上には部品カメラ22が設けられている。部品カメラ22は撮像視野を上方に向けている。部品カメラ22は装着ヘッド17のノズル18に吸着された部品BHを下方から撮像する。部品カメラ22の撮像によって得られた画像は部品BHの認識に用いられる。
図1(b)および図2において、基台11上にはノズルチェンジャ23が設けられている。ノズルチェンジャ23は装着ヘッド17のノズルシャフト17Sからノズル18を取り外すとともにその取り外したノズル18をそのまま載置させておく機能と、ノズルシャフト17Sに取り付けられるノズル18を載置させておく機能とを有する。
次に、図5および図7(a),(b)を用いてテープフィーダ15と台車14について説明する。図5において、テープフィーダ15は本体部31とテープ押さえ32を備えている。本体部31は台車14のフィーダベース14Fに水平方向に挿入されて取り付けられる。本体部31の内部には外周に送りピン33Pを備えたスプロケット33が設けられている。スプロケット33は回転しながら送りピン33PをキャリアテープCTの送り孔KHに係合させることで、キャリアテープCTを搬送する。
テープ押さえ32は後端部が枢結部材32Sによって本体部31に対して枢結されている(図5)。テープ押さえ32は、水平姿勢となる閉位置(図5に示す位置)と、前端側を起仰させた開位置(図7(a)に一点鎖線で示す位置)との間で移動(揺動)させることができる。閉位置に位置したテープ押さえ32は、スプロケット33に搬送されて部品供給口15K付近を通るキャリアテープCTを上方から押さえる機能を有する。
作業者は、キャリアテープCTをテープフィーダ15にロードさせる際、テープ押さえ32を開位置に位置させた状態で、スプロケット33の送りピン33PにキャリアテープCTの送り孔KHを係合させる。そして、テープフィーダ15にキャリアテープCTをロードした後は、テープ押さえ32を倒伏させて閉位置に戻すようにする。
図1(a),(b)、図2および図7(a),(b)おいて、台車14は一対のハンドル14Hが設けられている。作業者はこれらハンドル14Hを操作することで台車14を床面上で移動させ、基台11に連結させることができる。台車14が基台11に連結されると、台車14側に設けられたコネクタ(台車側コネクタ14C)が基台11側に設けられたコネクタ(基台側コネクタ11C)に接続される(図7(a)→図7(b))。
台車側コネクタ14Cが基台側コネクタ11Cに接合すると、基台11に設けられた制御部40(図7(a),(b))はこれを検知する(図8)。このとき基台側コネクタ11Cは、基台11に台車14が連結されたこと(状態変化)を検出する台車検出センサとして機能する。台車側コネクタ14Cが基台側コネクタ11Cに接続されると、制御部40は、台車14を通じて各テープフィーダ15を制御することが可能となる。
次に、ノズルチェンジャ23について説明する。ノズルチェンジャ23は図9に示すように、テーブル状のベース部41と、ベース部41の上面側に配置された水平な平板状のシャッタ部42を備えている。ベース部41は基台11に固定されており、シャッタ部42はベース部41に対して水平方向(ここではX方向)にスライド自在になっている。
図9および図10(a),(b)において、ベース部41には上面に開口した複数のノズル挿入孔41Hがマトリクス状に設けられている。各ノズル挿入孔41Hの内径は、ノズル18の管部18bの外径よりも若干大きい寸法となっている。シャッタ部42には、ベース部41に設けられた複数のノズル挿入孔41Hと同じ配置で設けられた複数の円形孔42Cがシャッタ部42のスライド方向(X方向)に延びた連通路42Rによって繋げられてなるシャッタ溝43が設けられている。
円形孔42Cの内径42D(図9中に示す右側拡大図)はノズル18の鍔部18cの外径よりも若干大きい寸法の内径を有しており、連通路42Rの溝幅42W(図9中に示す右側拡大図)はノズル18の基部18aの外径より若干大きい寸法となっている。シャッタ部42は図示しないシャッタ駆動部によってX方向に駆動されてスライドされることで、連通路42Rがノズル挿入孔41Hと平面視において一致する挿抜規制位置(図10(a))と、円形孔42Cの中心がベース部41のノズル挿入孔41Hと平面視において一致する挿抜許容位置(図10(b))との間で位置切替えされる。
装着ヘッド17(ノズルシャフト17S)に取り付けられているノズル18を取り外してノズルチェンジャ23に載置する場合には、先ず、シャッタ駆動部を作動させて、シャッタ部42を挿抜許容位置に位置させる(図10(b))。そして、ノズルチェンジャ23の上方に装着ヘッド17を移動させ、ノズル18の管部18bがノズル挿入孔41Hの上方に位置するようにしたうえで、ノズルシャフト17Sを下降させる。これによりノズルシャフト17Sに取り付けられているノズル18がノズル挿入孔41Hに挿入される。
ノズル18がノズル挿入孔41Hに挿入されたらシャッタ駆動部を作動させて、シャッタ部42の位置を挿抜許容位置から挿抜規制位置に切り替える(図10(b)→図10(a))。この状態から装着ヘッド17がノズルシャフト17Sを上方に引き上げると、ノズル18の鍔部18cはシャッタ部42と干渉して上方への移動が妨げられる。このためノズル18はノズルチェンジャ23に残留し、ノズルシャフト17Sだけが上昇する。これによりノズル18はノズルシャフト17Sから取り外された状態となる(ノズル取外し作業)。
ノズルチェンジャ23に載置されたノズル18をノズルシャフト17Sに取り付ける場合には、先ず、装着ヘッド17を移動させて、これから取り付けようとするノズル18の識別マーク18Mを基板カメラ21に撮像させる。そして、撮像によって得られた画像に基づいてノズル18を識別する(ノズル識別作業)。
ノズル18を識別したら、ノズル18の上方にノズルシャフト17Sを位置するように装着ヘッド17を移動させうえで、ノズルシャフト17Sを下降させる。これによりノズルシャフト17Sの下端にノズル18の基部18aが外嵌し、ノズル18がノズルシャフト17Sに結合する。ノズル18がノズルシャフト17Sに結合したら、シャッタ駆動部を作動させて、シャッタ部42を挿抜許容位置に位置させる(図10(b))。この状態で装着ヘッド17がノズルシャフト17Sを上方へ引き上げると、ノズル18はノズルシャフト17Sとともに上昇し、ノズルシャフト17Sにノズル18が取り付けられた状態となる(ノズル取付け作業)。
上記のノズル取外し作業、ノズル識別作業およびノズル取付け作業から成る一連の作業は、ノズルシャフト17Sに取り付けられたノズル18を交換するノズル交換作業において行われるほか、部品装着作業が一定時間中断された状態から武装作業を再開させる場合にも行われる(ノズル取付け直し作業)。但し、ノズル交換作業では、ノズルシャフト17Sから取り外されるノズル18とノズルシャフト17Sに取り付けられるノズル18は互いに異なるノズル18であるが、ノズル取付け直し作業では、ノズルシャフト17Sから取り外されるノズル18とノズルシャフト17Sに取り付けられるノズル18は同一のノズル18となる。
制御部40は、部品装着装置1の各部の動作を制御する(図8)。具体的には、制御部40は、基板搬送部12による基板KBの搬送および位置決め動作、各テープフィーダ15による部品供給動作、ヘッド移動機構16による装着ヘッド17の移動動作、ノズルチェンジャ23におけるシャッタ部42の位置切替え動作を制御する。また制御部40は、装着ヘッド17によるノズル18の下端への部品BHの吸着動作(および吸着解除動作)を制御し、基板カメラ21と部品カメラ22それぞれの撮像動作を制御する。また制御部40は、基板カメラ21から送られてきた撮像画像データと部品カメラ22から送られてきた画像データそれぞれに基づいて各種認識を行う。
図2において、搬入開口13aと搬出開口13bのそれぞれには、搬入開口13aまたは搬出開口13bに作業者の手やその他の異物等が侵入した状態を検出する侵入検出センサ61が設けられている(図1(a)も参照)。侵入検出センサ61は、本実施の形態では、検査光を投光する投光器61aと、投光器61aが投光する検査光を受光する受光器61bから成る光センサによって構成され、搬入開口13aまたは搬出開口13bに異物(作業者の手等も含む)が侵入して検査光が遮断された場合には、侵入検出信号を制御部40に出力する(図8)。すなわち侵入検出センサ61は、搬入開口13aまたは搬出開口13bにおける状態変化を検出する。
図1(a)および図7(a),(b)において、基台カバー13はY方向の端部にそれぞれカバー扉13Tが設けられている。各カバー扉13Tは基台カバー13の天面に設けられたヒンジ13Hを支点にして上下方向に開閉させることができる(図7(a))。
図7(b)から分かるように、カバー扉13Tが閉じた状態で台車14を基台11に連結させると、台車14に取り付けられたテープフィーダ15の部品供給口15Kは作業空間11S内に位置する。このためカバー扉13Tが閉じた状態では作業者は装着ヘッド17に触れることはできず、テープフィーダ15のテープ押さえ32を操作すること(すなわちテープフィーダ15に対するキャリアテープCTのロード作業をすること)もできない。このため作業者が装着ヘッド17およびノズルチェンジャ23にアクセスする際には、カバー扉13Tを開閉することが必要となる。
図1(a)および図2において、基台カバー13には、カバー扉13Tが閉じられた状態にあるか否かを検出する扉センサ62が設けられている。制御部40は、部品装着作業中にカバー扉13Tが開けられたことを検知したときには、扉センサ62は、扉開閉信号を制御部40に出力する。すなわち扉センサ62は、カバー扉13Tの状態変化を検出する。
図2および図3において、基台カバー13にはフィーダセンサ63が設けられている。フィーダセンサ63は、作業空間11S内におけるテープフィーダ15のテープ押さえ32のやや上方の位置をX方向に検査光を投光する投光部63aと、検査光を受光する受光部63bから成る。
フィーダセンサ63は、テープフィーダ15に対してテープ押さえ32が完全に閉じられていない状態やフィーダベース14Fに対するテープフィーダ15に対してフィーダベース14Fから浮き上がっている状態(すなわちテープフィーダ15の非正常な状態)を、テープフィーダ15の本体部31やテープ押さえ32によって検査光が遮断されることによって検出する。フィーダセンサ63は、検査光が遮断され、テープフィーダ15の非正常な状態を検出したときには、フィーダ非正常状態検出信号を制御部40に出力する。すなわちフィーダセンサ63は、フィーダベース14Fに対するテープフィーダ15の状態変化と、テープフィーダ15の本体部31に対するテープ押さえ32の状態変化を検出する。
図1(a)および図2において、基台カバー13の前後それぞれには非常停止ボタン64が設けられている。非常停止ボタン64が作業者によって操作されると、非常停止ボタン64は非常停止信号を制御部40に出力する。
制御部40は、部品装着作業中に、侵入検出センサ61から侵入検出信号が出力された場合、扉センサ62から扉開閉信号が出力された場合、フィーダセンサ63からフィーダ非正常状態検出信号が出力された場合、あるいは非常停止ボタン64から非常停止信号が出力された場合には、作業部70の動作を緊急停止させる。ここで「作業部70」とは、部品装着装置1における部品装着作業に関連する動作部をいい、本実施の形態では、基板搬送部12、テープフィーダ15、ヘッド移動機構16を指す(図8)。
図8において、制御部40はプログラム記憶部71、動作制御部72、センサ監視部73、判定部74、パターン記憶部75およびパターン選択部76を備えている。プログラム記憶部71には部品装着装置1が部品装着作業を実行する際における作業部70を含む各部の動作順序等が書き込まれた生産プログラムのほか、基板KBや部品BHのデータ等が記録されている。動作制御部72は、プログラム記憶部71に記録された生産プログラムに従って作業部70を動作させる機能部であり、センサ監視部73は、検出部80からの出力を常時監視する機能部である。ここで「検出部80」とは、作業部70を構成する特定の要素の状態変化を検出するものであり、本実施の形態では、基台側コネクタ11C、侵入検出センサ61、扉センサ62、フィーダセンサ63および非常停止ボタン64を指す(図8)。
部品装着装置1は、部品装着作業を実行する場合には先ず、準備作業を行う。「準備作業」とは、作業対象(ここでは基板KB)に対する本作業である部品装着作業を実行する前に行う作業であり、前述のノズル取付け直し作業のほか、基板KBの幅方向寸法に合わせて基板搬送部12のコンベア12a間の距離を調整する幅寄せ作業や、基板搬送部12によって位置決めした基板KBを基板カメラ21によって撮像することで基板KBの位置を改めて確認する基板位置確認作業、ヘッド移動機構16の熱変形による誤差を補正する熱補正作業等の諸作業をいう。
上記準備作業のうちノズル取付け直し作業は、前述したように、ノズル取外し作業、ノズル識別作業およびノズル取付け作業から成り、ノズルシャフト17Sから取り外されるノズル18とノズルシャフト17Sに取り付けられるノズル18は同一のノズル18となる。このノズル取付け直し作業が準備作業において行われることにより、前回の本作業(部品装着作業)と次の本作業との間に、作業者によってノズル18の交換が手作業でなされていたり、装着ヘッド17から一部のノズル18が取り外されていたりしたような場合であっても、生産プログラムに従った部品装着作業を継続することが可能となる。
制御部40は、ノズル取付け直し作業を含む準備作業を作業部70に行わせたら、次いで、本作業である部品装着作業を作業部70に行わせる。部品装着作業では先ず、部品装着装置1の上流から送られてきた基板KBを基板搬送部12が受け取って搬送し、作業位置に位置決めする。基板搬送部12が基板KBを作業位置に位置決めしたら、ヘッド移動機構16が装着ヘッド17をテープフィーダ15と基板KBとの間で往復移動させて、装着ターンを繰り返し実行させる。
装着ヘッド17による装着ターンは、テープフィーダ15が部品供給口15Kに供給する部品BHをノズル18によってピックアップする動作と、ピックアップした部品BHをノズル18の下端に吸着保持したまま部品カメラ22の上方を通過し、部品BHを部品カメラ22に認識させてから基板KBの上方に移動する動作と、基板KBの上方で部品BHを目標装着位置に装着する動作から成る。部品BHを目標装着位置に装着する動作を行う際には、制御部40は、部品カメラ22が部品BHを撮像することによって得られた部品BHの認識情報に基づいて、ノズル18の位置を補正する。
装着ヘッド17が上記の装着ターンを繰り返し実行することによって、基板KBに装着されるべき部品BHが全て基板KBに装着されたら、基板搬送部12が作動して基板KBを部品装着装置1から搬出する。これにより基板KBの1枚当たりの部品装着作業が終了する。
部品装着装置1は、上記のように、ノズル取付け直し作業、幅寄せ作業、基板位置確認作業、熱補正作業等の諸作業から成る準備作業を行った後に本作業である部品装着作業を実行するようになっているが、本実施の形態では、次に説明するように、或る条件が満たされる場合には、準備作業の一部としてのノズル取付け直し作業が省略されるようになっている。
前述したように制御部40は、判定部74、パターン記憶部75およびパターン選択部76を備えている(図8)。判定部74は、センサ監視部73を通じて取得される検出部80からの出力(検出情報)に基づいて、本作業である部品装着作業が終了してからその次の準備作業が開始されるまでの間(稼働停止期間中)に作業部70を構成する特定の要素に状態の変化があったか否かを判定する機能部である。
判定部74は、上記「特定の要素に状態の変化があったか否か」の判定を稼働停止期間中に(1)基台11から台車14が分離されることがあったか、(2)搬入開口13aまたは搬出開口13bに異物(作業者の手等も含む)が侵入したことがあったか、(3)カバー扉13Tが開かれたことがあったか、(4)フィーダベース14Fからテープフィーダ15が取り外されたことがあったか、(5)テープフィーダ15のテープ押さえ32が操作されたことがあったか、を判断して行う。ここで判定部74は、上記(1)については基台側コネクタ11Cからの検出情報に基づいて判断し、上記(2)については侵入検出センサ61からの検出情報に基づいて判断する。また判定部74は、上記(3)については扉センサ62からの検出情報に基づいて判断し、上記(4)と(5)についてはフィーダセンサ63からの検出情報に基づいて判断する。
判定部74は、上記(1)~(5)の全てが「否」であると判断した場合、すなわち、稼働停止期間中、部品装着装置1が、基台11から台車14が分離されず、搬入開口13aまたは搬出開口13bに異物が侵入せず、カバー扉13Tが開かれず、フィーダベース14Fからテープフィーダ15が取り外されず、テープフィーダ15のテープ押さえ32が操作されなかった状態を維持していたと判断した場合には、「特定の要素に状態の変化がなかった」と判定する。一方、判定部74は、上記(1)~(5)の少なくともひとつが「否」でなかった場合には、「特定の要素に状態の変化があった」と判定する。
図8において、パターン記憶部75には、第1のパターン75aと第2のパターン75bが記憶されている。ここで「第1のパターン75a」は、準備作業としての本来の作業パターン、すなわち前述した準備作業の全てを実行する作業パターンからその一部の作業であるノズル取付け直し作業を省いた作業パターンであり、「第2のパターン75b」は、準備作業の全てを実行する準備作業としての本来の作業パターンである。
パターン選択部76は、判定部74の判定結果に基づいて、パターン記憶部75に記憶された2つの作業パターン、すなわち第1のパターン75aと第2のパターン75bのうちのいずれかを選択する。具体的には、パターン選択部76は、判定部74が「特定の要素に状態の変化がなかった」と判定した場合には第1のパターン75aを選択し、判定部74が「特定の要素に状態の変化があった」と判定した場合には第2のパターン75bを選択する。そして制御部40は、パターン選択部76で選択された作業パターン(第1のパターンと第2のパターンのいずれか)で作業部70が準備作業を行うように作業部70を制御し、次いで、作業部70が本作業としての部品装着作業を実行するように作業部70を制御する。
上記第1パターンは準備作業としての本来の作業パターンからその一部が省略された作業パターンであり、省略される作業は、装着ヘッド17がノズルチェンジャ23にノズル18を載置する作業(ノズル取外し作業)、ノズルチェンジャ23に載置されたノズル18の識別マーク18Mを撮像手段である基板カメラ21によって撮像し、その撮像によって得られた結果に基づいてノズル18を識別する作業(ノズル識別作業)、識別されたノズル18を装着ヘッド17によってノズルチェンジャ23に取り付ける作業(ノズル取付け作業)である。
このように本実施の形態における部品装着装置1は、作業部70を構成する特定の要素の状態変化を検出する検出部80と、検出部80からの検出情報に基づいて、前回の本作業(部品装着作業)が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間(稼働停止期間中)にその特定の要素に状態の変化があったか否かを判定する判定部74を備えている。そして制御部40は、判定部74により特定の要素に状態の変化がなかったと判定された場合には、作業部70が準備作業としての本来の作業パターンからその一部が省略された第1のパターンで準備作業を行うように作業部70を制御し、判定部74により特定の要素に状態の変化があったと判定された場合には、作業部70が準備作業としての本来の作業パターンである第2のパターンで準備作業を行うように作業部70を制御するようになっている。
本実施の形態において、判定部74により「特定の要素に状態の変化がなかった」と判定された場合、これは部品装着装置1の内部に作業者がアクセスした形跡がないことを意味し、稼働停止期間中、作業者の手作業によるノズル18の交換は行われなかったことが保証される。よって判定部74により「特定の要素に状態の変化がなかった」と判定された場合においてまで、直後の準備作業において改めてノズル取付け直し作業を行うことは無駄であり、時間のロスとなる。このため本実施の形態では、稼働停止期間中に作業部70を構成する特定の要素に状態の変化があったことが検出されず、判定部74が「特定の要素に状態の変化がなかった」と判定された場合には、準備作業としての本来の作業パターンからその一部の作業(ここではノズル取付け直し作業)が省略された第1のパターンで作業部70が準備作業を行うことにし、準備作業に要する時間の短縮を図るようにしている。
図11は、部品装着装置1による生産作業(準備作業を含めた部品装着作業)の流れ(作業装置の制御方法)を示している。生産作業では、制御部40は先ず、判定部74において、検出部80からの検出情報に基づき、前回の部品装着作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間(稼働停止期間中)に特定の要素に状態の変化があったか否かを判定する(ステップST1)。
ステップST1において、制御部40は、判定部74において、特定の要素に状態の変化がなかったと判定した場合には、稼働停止期間中に部品装着装置1の内部へのアクセスはなかったとして、パターン選択部76により第1のパターンを選択する(ステップST2)。一方、ステップST1において、判定部74において、特定の要素に状態の変化があったと判定した場合には第2のパターンを選択する(ステップST3)。
制御部40は、ステップST2において第1のパターンを選択し、あるいはステップST3において第2のパターンを選択したら、その選択した作業パターンで準備作業を行うように作業部70を制御し(ステップST4)、次いで、本作業としての部品装着作業を実行するように作業部70を制御する(ステップST5)。
図11のフローチャートに示す作業装置の制御方法のステップのうち、ステップST1は、作業部70を構成する特定の要素の状態変化を検出する検出部80からの検出情報に基づいて、前回の本作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間にその特定の要素に状態の変化があったか否かを判定する判定工程に該当する。また、ステップST2およびステップST3は、判定工程で特定の要素に状態の変化がなかったと判定された場合には、準備作業としての本来の作業パターンからその一部が省略された作業パターンである第1のパターンを選択し、判定工程で特定の要素に状態の変化があったと判定された場合には、準備作業としての本来の作業パターンである第2のパターンを選択する選択工程に該当する。また、ステップST4とステップST5は、作業部70が選択工程で選択した第1のパターンまたは第2のパターンで準備作業を行った後、本作業を実行するように作業部を作動させる制御工程に該当する。
このような手順により部品装着装置1を制御することで、上述した効果、すなわち本作業(部品装着作業)の前に行う準備作業に要する時間を短縮して作業効率を向上させることが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態における作業装置としての部品装着装置1とその制御方法では、作業部70を構成する特定の要素の状態変化を検出する検出部80からの検出情報に基づいて、作業部70による本作業(部品装着作業)が終了してからその次の準備作業が開始されるまでの間(稼働停止期間中)にその特定の要素に状態の変化があったか否かが判定される。そして、特定の要素に状態の変化がなかったと判定された場合には、作業部70は準備作業としての本来の作業パターンからその一部が省略された第1のパターンで準備作業を行ってから本作業を実行し、特定の要素に状態の変化があったと判定された場合には、作業部70は準備作業としての本来の作業パターンである第2のパターンで準備作業を行ってから本作業を実行するようになっている。このため準備作業としての本来の作業パターンのうち稼働停止期間中に作業者が手を触れていないことが保証されている部位に関する作業の一部を省略することで準備作業に要する時間を短縮でき、これにより部品装着装置1の作業効率を向上させることができる。
これまで本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上述したものに限定されず、種々の変形等が可能である。例えば、上述の実施の形態では、第1のパターンにおいて準備作業としての本来の作業パターンから省略される作業はノズル取外し作業、ノズル識別作業、ノズル取付け作業であったが、省略される作業はこれらの作業に限定されない。また、本実施の形態では作業装置は部品装着装置であったがこれは一例であり、本発明が適用される作業装置は、準備作業を行った後に作業対象に対する本作業を実行する作業部を備えているのであれば、部品装着装置に限られない。
本作業の前に行う準備作業に要する時間を短縮して作業効率を向上させることができる作業装置および作業装置の制御方法を提供する。
1 部品装着装置(作業装置)
15 テープフィーダ(部品供給部)
17 装着ヘッド
18 ノズル
18M 識別マーク
21 基板カメラ(撮像手段)
23 ノズルチェンジャ
40 制御部
61 侵入検出センサ
62 扉センサ
63 フィーダセンサ
70 作業部
74 判定部
75 パターン記憶部
75a 第1のパターン
75b 第2のパターン
76 パターン選択部
80 検出部
BH 部品
KB 基板(作業対象)

Claims (6)

  1. 所定の準備作業を行った後に作業対象に対する本作業を実行する作業部と、前記作業部を制御する制御部と、を備えた作業装置であって、
    前記作業部を構成する特定の要素の状態変化を検出する検出部と、
    前記検出部からの検出情報に基づいて、前回の本作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間に前記特定の要素に状態の変化があったか否かを判定する判定部を備え、
    前記制御部は、前記判定部により前記特定の要素に状態の変化がなかったと判定された場合に、準備作業としての本来の作業パターンからその一部が省略された作業パターンである第1のパターンで準備作業を行うように前記作業部を制御する、作業装置。
  2. 前記制御部は、前記判定部により前記特定の要素に状態の変化があったと判定された場合に、準備作業としての本来の作業パターンである第2のパターンで準備作業を行うように前記作業部を制御する、請求項1に記載の作業装置。
  3. 前記作業部は、部品供給部が供給する部品を受け取って前記作業対象としての基板に装着するノズルを備えた装着ヘッドと、前記ノズルが載置されるノズルチェンジャと、を備え、前記省略される作業は、前記装着ヘッドが前記ノズルチェンジャに前記ノズルを載置する作業である、請求項1または2に記載の作業装置。
  4. 前記装着ヘッドに備えられ、撮像視野を下方に向けた撮像手段と、前記ノズルに設けられた識別マークと、を有し、前記省略される作業は、前記ノズルチェンジャに載置された前記ノズルの識別マークを前記撮像手段によって撮像し、その撮像によって得られた結果に基づいて前記ノズルを識別する作業である、請求項3に記載の作業装置。
  5. 前記省略される作業は、前記識別された前記ノズルを前記装着ヘッドによって前記ノズルチェンジャに取り付ける作業である、請求項4に記載の作業装置。
  6. 所定の準備作業を行った後に作業対象に対する本作業を実行する作業部を備えた作業装置の制御方法であって、
    前記作業部を構成する特定の要素の状態変化を検出する検出部からの検出情報に基づいて、前回の本作業が終了してから次の準備作業が開始されるまでの間に前記特定の要素に状態の変化があったか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で前記特定の要素に状態の変化がなかったと判定された場合には、準備作業としての本来の作業パターンからその一部が省略された作業パターンである第1のパターンを選択し、前記判定工程で前記特定の要素に状態の変化があったと判定された場合には、準備作業としての本来の作業パターンである第2のパターンを選択する選択工程と、
    前記作業部が前記選択工程で選択した前記第1のパターンまたは前記第2のパターンで準備作業を行った後、前記本作業を実行するように前記作業部を作動させる制御工程と、
    を含む作業装置の制御方法。
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