JP2023100562A - 半導体製造装置、検査装置および半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体製造装置、検査装置および半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】傷の検出感度を向上させることが可能な技術を提供することである。【解決手段】半導体製造装置は、ダイを撮像する撮像装置と、撮像装置に設けられたレンズと、照明光を照射する照明装置と、照明装置により正反射領域を前記ダイ上またはダイの周辺に形成すると共に表面検査時において正反射領域よりも大きい暗視野領域をダイ上に形成し、所定ピッチでの正反射領域の移動とダイの撮像とを繰り返し暗視野領域のうち正反射領域に近接する所定領域を検査するよう構成される制御部と、を備える。【選択図】図6

Description

本開示は半導体製造装置に関し、例えばダイの表面検査を行うダイボンダに適用可能である。
半導体装置の製造工程の一部に半導体チップ(以下、ダイという。)を配線基板やリードフレーム等(以下、基板という。)に搭載してパッケージを組み立てる工程があり、パッケージを組み立てる工程の一部に、半導体ウエハ(以下、単にウエハという。)からダイを分割する工程(ダイシング工程)と、分割したダイを基板の上に搭載するダイボンド工程とがある。ダイボンド工程に使用される半導体製造装置がダイボンダ等である。このとき、ダイボンド工程やそれよりも前の工程、例えば、ダイシング工程において、ダイにクラックやスクラッチ等(以下、傷という。)が発生することがある。
特開2020-13841号公報
本開示の課題は傷の検出感度を向上させることが可能な技術を提供することである。その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、半導体製造装置は、ダイを撮像する撮像装置と、撮像装置に設けられたレンズと、照明光を照射する照明装置と、照明装置により正反射領域をダイ上またはダイの周辺に形成すると共に表面検査時において正反射領域よりも大きい暗視野領域をダイ上に形成し、所定ピッチでの正反射領域の移動とダイの撮像とを繰り返し暗視野領域のうち正反射領域に近接する所定領域を検査するよう構成される制御部と、を備える。
本開示によれば、傷の検出感度を向上させることができる。
図1は実施形態におけるダイボンダの構成例を示す概略上面図である。 図2は図1において矢印A方向から見たときの概略構成を説明する図である。 図3は図1に示されるダイボンダの制御系の概略構成を示すブロック図である。 図4は比較例における暗視野検査システムの構成例を示す図である。 図5は図4に示す暗視野検査システムにおける撮像画像および明るさを示す図である。 図6は実施形態における暗視野検査システムの構成例を示す図である。 図7(a)は図6に示す(a)の位置に照明装置が移動した場合の検査対象のダイを撮像した画像を示す図である。図7(b)は図6に示す(b)の位置に照明装置が移動した場合の撮像画像を示す図である。 図8は第一変形例における暗視野検査システムの動作を示す図である。 図9(a)は第二変形例における暗視野検査システムの動作を示す図である。図9(b)は第三変形例における暗視野検査システムの動作を示す図である。 図10は第四変形例における暗視野検査システムの構成および動作を示す図である。 図11(a)は図10に示す(a)の位置に照明装置が移動した場合の撮像画像を示す図である。図11(b)は図10に示す(b)の位置に照明装置が移動した場合の撮像画像を示す図である。図11(c)は図10に示す(c)の位置に照明装置が移動した場合の撮像画像を示す図である。図11(d)は図10に示す(d)の位置に照明装置が移動した場合の撮像画像を示す図である。 図12は第五変形例における暗視野検査システムの構成および動作を示す図である。 図13は第六変形例における暗視野検査システムの構成を示す図である。
以下、実施形態および変形例について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。なお、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。
実施形態におけるダイボンダの構成について図1および図2を用いて説明する。
ダイボンダ10は、大別して、ダイ供給部1と、ピックアップ部2と、中間ステージ部3と、ボンド部4と、搬送部5と、基板供給部6と、基板搬出部7と、各部の動作を監視し制御する制御部8と、を有する。Y軸方向がダイボンダ10の前後方向であり、X軸方向が左右方向である。ダイ供給部1がダイボンダ10の手前側に配置され、ボンド部4が奥側に配置される。ここで、基板Sには最終的に一つのパッケージとなる、一つ又は複数の製品エリア(以下、パッケージエリアPという。)がプリントされている。
ダイ供給部1は、ウエハ11を保持するウエハ保持台12と、ウエハ11からダイDを突き上げる点線で示す突上げユニット13と、を有する。ウエハ保持台12は図示しない駆動手段によってXY方向に移動し、ピックアップするダイDを突上げユニット13の位置に移動させる。突上げユニット13は図示しない駆動手段によって上下方向に移動する。ウエハ11はダイシングテープ16上に接着されており、複数のダイDに分割されている。ウエハ11は図示しないウエハリングに保持されている。また、ウエハ11とダイシングテープ16との間にダイアタッチフィルム(DAF)と呼ばれるフィルム状の接着材料が貼り付けられている。
ピックアップ部2は、ダイDをピックアップするピックアップヘッド21と、ピックアップヘッド21をY方向に移動させるピックアップヘッドのY駆動部23と、コレット22を昇降、回転及びX方向移動させる図示しない各駆動部と、ウエハ11上のダイDの姿勢を認識するためのウエハ認識カメラ24と、を有する。ピックアップヘッド21は、突き上げられたダイDを先端に吸着保持するコレット22を有し、ダイ供給部1からダイDをピックアップし、中間ステージ31に載置する。ピックアップヘッド21は、コレット22を昇降、回転及びX方向移動させる図示しない各駆動部を有する。
中間ステージ部3は、ダイDを一時的に載置する中間ステージ31と、中間ステージ31上のダイDを認識する為のステージ認識カメラ32と、を有する。
ボンド部4は、ボンドヘッド41と、Y駆動部43と、基板認識カメラ44と、を有する。ボンドヘッド41はピックアップヘッド21と同様にダイDを先端に吸着保持するコレット42を備える。Y駆動部43はボンドヘッド41をY軸方向に移動させる。基板認識カメラ44は基板SのパッケージエリアPの位置認識マーク(図示せず)を撮像し、ボンド位置を認識する。ボンド部4は、中間ステージ31からダイDをピックアップし、搬送されてくる基板SのパッケージエリアP上にダイをボンドし、又は既に基板SのパッケージエリアPの上にボンドされたダイの上に積層する形でダイをボンドする。このような構成によって、ボンドヘッド41は、ステージ認識カメラ32の撮像データに基づいてピックアップ位置・姿勢を補正し、中間ステージ31からダイDをピックアップする。そして、ボンドヘッド41は、基板認識カメラ44の撮像データに基づいて基板のパッケージエリアP上に、または既に基板SのパッケージエリアPの上にボンドされたダイの上に積層する形で、ダイDをボンディングする。
搬送部5は、基板Sを掴み搬送する基板搬送爪51と、基板Sが移動する搬送レーン52と、を有する。基板Sは、搬送レーン52に設けられた基板搬送爪51の図示しないナットを搬送レーン52に沿って設けられた図示しないボールネジで駆動することによって移動する。このような構成によって、基板Sは、基板供給部6から搬送レーン52に沿ってボンド位置まで移動し、ボンド後、基板搬出部7まで移動して、基板搬出部7に基板Sを渡す。
ウエハ認識カメラ24、ステージ認識カメラ32および基板認識カメラ44と後述する照明装置と共に用いられてダイDの表面検査が行われる。表面検査に用いる照明装置はダイDの姿勢認識等に用いられる照明装置と同じであってもよいし、異なってもよい。
次に、制御部8について図3を用いて説明する。
制御系80は制御部(制御装置)8と駆動部86と信号部87と光学系88とを備える。制御部8は、大別して、主としてCPU(Central Processing Unit)で構成される制御・演算装置81と、記憶装置82と、入出力装置83と、バスライン84と、電源部85とを有する。記憶装置82は、処理プログラムなどを記憶しているRAM(Random Access Memory)で構成されている主記憶装置82aと、制御に必要な制御データや画像データ等を記憶しているHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等で構成されている補助記憶装置82bとを有する。
入出力装置83は、装置状態や情報等を表示するモニタ83aと、オペレータの指示を入力するタッチパネル83bと、モニタを操作するマウス83cと、光学系88からの画像データを取り込む画像取込装置83dと、を有する。また、入出力装置83は、ダイ供給部1のXYテーブル(図示せず)やボンドヘッドテーブルのZY駆動軸等の駆動部86を制御するモータ制御装置83eと、種々のセンサや後述する照明装置26などの明るさを制御するスイッチやボリューム等を含む信号部87から信号を取り込み又は制御するI/O信号制御装置83fとを有する。光学系88には、ウエハ認識カメラ24、ステージ認識カメラ32、基板認識カメラ44が含まれる。制御・演算装置81はバスライン84を介して必要なデータを取込み、演算し、ピックアップヘッド21等の制御や、モニタ83a等に情報を送る。
制御部8は画像取込装置83dを介してウエハ認識カメラ24、ステージ認識カメラ32および基板認識カメラ44で撮像した画像データを記憶装置82に保存する。保存した画像データに基づいてプログラムしたソフトウェアにより、制御・演算装置81を用いてダイDおよび基板SのパッケージエリアPの位置決め、並びにダイDおよび基板Sの表面検査を行う。制御・演算装置81が算出したダイDおよび基板SのパッケージエリアPの位置に基づいてソフトウェアによりモータ制御装置83eを介して駆動部86を動かす。このプロセスによりウエハ上のダイの位置決めを行い、ピックアップ部2およびボンド部4の駆動部で動作させダイDを基板SのパッケージエリアP上にボンドする。使用するウエハ認識カメラ24、ステージ認識カメラ32および基板認識カメラ44は、光強度や色を数値化する。ウエハ認識カメラ24、ステージ認識カメラ32および基板認識カメラ44は撮像装置ともいう。
次に、半導体装置の製造方法の一工程であるダイボンド工程について説明する。
実施形態のダイボンド工程では、まず、ウエハが組み込まれたウエハリングを準備し、ダイボンダ10に搬入する(P1工程)。制御部8は、ウエハリングをウエハ保持台12に載置し、ウエハ保持台12をダイDのピックアップが行われる基準位置まで搬送する(P2工程)。そして、基板Sを準備し、ダイボンダ10に搬入する(P3工程)。制御部8は、基板供給部6で基板Sを搬送レーン52に載置する。制御部8は、基板Sを掴み搬送する基板搬送爪51をボンド位置まで移動させる(P4工程)。
P2工程に続いて、制御部8は、ウエハ11が載置されたウエハ保持台12を所定ピッチでピッチ移動させ、水平に保持することによって、最初にピックアップされるダイDをピックアップ位置に配置する(P5工程)。
P5工程に続いて、制御部8は、ウエハ認識カメラ24によってピックアップ対象のダイDの主面(上面)を撮影し、取得した画像からピックアップ対象のダイDの上述のピックアップ位置からの位置ずれ量を算出する。制御部8は、この位置ずれ量を基にウエハ11が載置されたウエハ保持台12を移動させ、ピックアップ対象のダイDをピックアップ位置に正確に配置する(P6工程)。そして、制御部8は、ウエハ認識カメラ24によってピックアップ対象のダイDの主面(上面)を撮影し、取得した画像から、ダイDの表面検査を行う(P7工程)。
P4工程に続いて、制御部8は、基板認識カメラ44によって基板Sを撮像して撮像画像に基づいて基板Sの位置決めを行う(P8工程)。そして、制御部8は、基板認識カメラ44によって基板Sを撮像し、取得した画像から、基板SのパッケージエリアPの表面検査を行う(P9工程)。
P8工程に続いて、制御部8は、コレット22を含むピックアップヘッド21によってダイDをダイシングテープ16からピックアップし、中間ステージ31に載置する(P10工程)。以後、同様の手順に従ってダイDが1個ずつダイシングテープ16から剥がされる。不良品を除くすべてのダイDのピックアップが完了すると、それらダイDをウエハ11の外形で保持していたダイシングテープ16およびウエハリング等を搬出する。
P10工程に続いて、制御部8は、中間ステージ31に載置したダイの姿勢ずれの検出をステージ認識カメラ32にて撮像して行う。制御部8は、姿勢ずれがある場合は中間ステージ31に設けられた駆動装置(不図示)によって実装位置を有する実装面に平行な面で中間ステージ31を駆動させて姿勢ずれを補正する(P11工程)。そして、制御部8は、ステージ認識カメラ32によって中間ステージ31に載置したダイを撮像し、取得した画像から、ダイDの表面検査を行う(P12工程)。
P12工程に続いて、制御部8は、コレット42を含むボンドヘッド41によって中間ステージ31からダイDをピックアップし、基板SのパッケージエリアPまたは既に基板SのパッケージエリアPにボンドされているダイにダイボンドする(P13工程)。
P13工程に続いて、制御部8は、ダイDをボンドした後、そのボンド位置が正確になされているかを基板認識カメラ44によりダイDおよび基板Sを撮像して検査する(P14工程)。このとき、ダイの中心と、タブの中心を求め、相対位置が正しいかを検査する。そして、制御部8は、基板認識カメラ44によってダイDおよび基板Sを撮像し、取得した画像から、ダイDおよび基板Sの表面検査を行う(P15工程)。
以後、同様の手順に従ってダイDが1個ずつ基板SのパッケージエリアPにボンドする。1つの基板のボンドが完了すると、基板搬送爪51で基板Sを基板搬出部7まで移動して、基板搬出部7に基板Sを渡す(P16工程)。そして、ダイボンダ10から基板Sを搬出する(P17工程)。
上述したように、ダイDは、ダイアタッチフィルムを介して基板S上に実装され、ダイボンダから搬出される。その後、ワイヤボンド工程でAuワイヤを介して基板Sの電極と電気的に接続される。積層パッケージを製造する場合は、続いて、ダイDが実装された基板Sがダイボンダに搬入されて基板S上に実装されたダイDの上にダイアタッチフィルムを介して第2のダイDが積層される。そして、ダイボンダから搬出された後、ワイヤボンド工程でAuワイヤを介して基板Sの電極と電気的に接続される。第2以降のダイDは、上述した方法でダイシングテープ16から剥離された後、ボンド位置に搬送されてダイDの上に積層される。上記工程が所定回数繰り返された後、基板Sをモールド工程に搬送し、複数個のダイDとAuワイヤとをモールド樹脂(図示せず)で封止することによって、積層パッケージが完成する。
傷の表面検査は、ダイ位置認識を行う場所であるダイ供給部1、中間ステージ部3、およびボンド部4の少なくとも1か所で行ってもよいが、すべての箇所で行うのがより好ましい。ダイ供給部1で行えば、早く傷を検出することができる。中間ステージ部3で行えば、ダイ供給部1で検出できなかった傷またはピックアップ工程以降で発生した傷(ダイボンド工程よりも前に顕在化しなかった傷)をボンド前に検出することができる。また、ボンド部4で行えば、ダイ供給部1および中間ステージ部3で検出できなかった傷(ダイボンド工程よりも前に顕在化しなかった傷)またはダイボンド工程以降で発生した傷を、次のダイを積層するボンド前に、または基板排出前に検出することができる。
本実施形態における表面検査の照明をより明確にするため、傷を検出するための照明の問題点について説明する。
カメラによる撮像画像での傷の検査機能を設計する場合、その照明構成は「背景を暗くして、見たいものを明るく写す」暗視野方式と、「背景を明るくして見たいものを暗く写す」明視野方式と、がある。
比較例における暗視野方式を用いた暗視野検査システムについて図4および図5を用いて説明する。図4の上側は上面図であり、下側は正面図である。
図4に示すように、レンズ102が取り付けられたカメラ101を検査対象のダイDの表面に対して上方に配置する。カメラ101の視野CVには検査対象のダイDおよびそれに隣接する周辺のダイDpの一部または全部が含まれる。照明装置103は斜光バー等の斜光照明であり、光学軸OAに対して所定の角度で検査対象のダイDの外側近傍に照明光ILを照射する。ここでは、照明光ILはダイDの左側に隣接する周辺のダイDpに向けて照射される。照明装置103の照射面はY軸方向に延伸している。水平方向における照明光ILの照射方向はX軸方向である。
暗視野検査システムにおける表面検査(暗視野検査)は、斜光バー照明の設置位置より導き出される正反射領域SRA以外の領域で行われる。ここで、正反射領域SRAは鏡面反射特性を示すダイD等の表面に写る照明の正反射像である。図7に示すように、正反射領域SRAはY軸方向の長さがX軸方向の長さよりも長い矩形状である。正反射領域SRAは検査対象のダイDの左側に隣接する周辺のダイDpに形成される。暗視野検査において、傷の可視化は微細な傷(の内部の)側面での光の反射により行われる。クラック等の傷が連続して直線状に生じている場合、側面も連続しており、照明光ILの照射方向に依存して傷が可視化される。このため、水平方向において、傷が延伸する方向とは異なる方向から照明光ILを照射することにより側面に光が当たる。
図5の上側の画像に示すように、Y軸方向に沿って延伸する傷Kは認識できるが、X軸方向に向かうに連れてだんだん暗くなる。図5の下側の明度(BR)のグラフに示すように、背景BGと傷Kとの明度比(コントラスト比)は正反射領域SRAに近いほど大きくなるため、正反射領域SRAに近接する領域で最も感度が高くなる。言い換えると、正反射領域SRAから離れるにしたがい検査感度が落ちてしまう。
本実施形態における暗視野検査システムについてピックアップ部の光学系を例に図6および図7を用いて説明する。
図6に示すように、レンズ25が取り付けられたウエハ認識カメラ24をウエハ11(ダイD)の表面に対して垂直に配置する。すなわち、光学軸OAをダイDの表面に対して垂直にする。ただし、ウエハ認識カメラ24は撮像対象のダイDの中心から離れた位置に配置される。照明装置26はバー照明であり、その照射面はウエハ11の表面と対向するよう配置される。照明装置26は光学軸OAに沿った方向に照射するが、照射される照明光は拡散光であるので、照射方向(ウエハ11の表面における照射領域)に広がりがある。照明装置26の照射面はY軸方向の長さはX軸方向の長さよりも長い矩形状である。言い換えると、照明装置26はY軸方向に延伸している。照明装置26の照射面の幅(X軸方向の長さ)はレンズ25の幅よりも小さい。照明装置26はウエハ認識カメラ24の視野CV内に入らない位置、例えば、レンズ25の下面と同等の高さの位置に配置される。照明装置26はX軸方向に沿って移動可能である。ウエハ認識カメラ24の視野はダイDよりも広い範囲である。
図6に示すように、制御部8は、照明装置26を図示しない駆動部によりX軸方向に沿って動かし正反射領域SRAの位置を移動させる。図6に示す(a)の位置に照明装置26が移動すると、図7(a)に示すように、正反射領域SRAが移動し、制御部8はその位置おいてダイDを撮像する。制御部8は、撮像した画像のうち、正反射領域SRAの右側(正反射領域SRAの移動方向側)に隣接する検査領域IAを画像処理して検査する。所定領域としての検査領域IAは所定の大きさであり暗視野検査の高感度領域である。検査領域IAはダイD上に形成された暗視野領域の一部であり、例えば、正反射領域SRAと同等の大きさである。なお、ダイDの左側の端部付近を検査領域IAにする場合は、正反射領域SRAはダイDの左の外側近傍に位置する。
図6に示す(a)と(b)の間の位置に照明装置26が移動すると、正反射領域SRAはダイDの中央部に移動し、制御部8はその位置おいてダイDを撮像する。制御部8は、撮像した画像のうち、正反射領域SRAに近接し正反射領域SRAを挟む二つの検査領域IAを画像処理して検査する。
図6に示す(b)の位置に照明装置26が移動すると、図7(b)に示すように、正反射領域SRAが移動し、制御部8はその位置おいてダイDを撮像する。制御部8は、撮像した画像のうち、正反射領域SRAの左側(正反射領域SRAの移動方向の反対側)に隣接する検査領域IAを画像処理して検査する。なお、ダイDの右側の端部付近を検査領域IAにする場合は、正反射領域SRAはダイDの右の外側近傍に位置する。
制御部8は、照明装置26の移動、ウエハ認識カメラ24によるダイDの撮影、および画像処理による検査を繰り返すことで、最も感度の高い領域をダイD全体に設けて検査することができる。
ピックアップ部2の光学系(ウエハ認識カメラ24およびその照明装置26)について説明したが、中間ステージ部3の光学系(ステージ認識カメラ32およびその照明装置)およびボンド部4の光学系(基板認識カメラ44およびその照明装置)も同様の構成である。
実施形態によれば、正反射領域を移動して検査ができるので、傷の検出感度を向上することができる。また、傷の検出感度が向上するので、ダイボンダが組み立てる製品の歩留まりの向上が可能となる。
<変形例>
以下、実施形態の代表的な変形例について、幾つか例示する。以下の変形例の説明において、上述の実施形態にて説明されているものと同様の構成および機能を有する部分に対しては、上述の実施形態と同様の符号が用いられ得るものとする。そして、かかる部分の説明については、技術的に矛盾しない範囲内において、上述の実施形態における説明が適宜援用され得るものとする。また、上述の実施形態の一部、および、複数の変形例の全部または一部が、技術的に矛盾しない範囲内において、適宜、複合的に適用され得る。
(第一変形例)
第一変形例における暗視野検査システムについて図8を用いて説明する。
実施形態では、正反射領域SRAの位置を移動させるため、照明装置26を水平方向に移動させる例を説明したが、ウエハ認識カメラ24を水平移動させるようにしてもよい。ウエハ認識カメラ24が移動した場合、ウエハ認識カメラ24の視野CVの中でウエハ11(ダイD)の位置が移動し、ウエハ認識カメラ24に到達する照明光のウエハ11(ダイD)上での正反射位置も変化する。
(第二変形例)
第二変形例における暗視野検査システムについて図9(a)を用いて説明する。
実施形態では、正反射領域SRAの位置を移動させるため、照明装置26を水平方向に移動させる例を説明したが、図9(a)に示すように、被写体であるウエハ11(ダイD)を水平移動させるようにしてもよい。これにより、ウエハ認識カメラ24に到達する照明光のウエハ11(ダイD)上での正反射位置が変化する。
(第三変形例)
第三変形例における暗視野検査システムについて図9(b)を用いて説明する。
図9(b)に示すように、照明装置26を光学軸OAに沿った方向(ウエハ11(ダイD)の表面に対して垂直方向)に移動させるようにしてもよい。これにより、ウエハ認識カメラ24に到達する照明光のウエハ11(ダイD)上での正反射位置が変化する。
(第四変形例)
第四変形例における暗視野検査システムについて図10および図11を用いて説明する。
実施形態では、ウエハ認識カメラ24は撮像対象のダイDの中心から離れた位置に配置されているが、第四変形例では、図10に示すように、ウエハ認識カメラ24は撮像対象のダイDの中心付近に配置され、照明装置26はウエハ認識カメラ24(レンズ25)の下を通過できる位置に配置される。
照明装置26がウエハ認識カメラ24の左側からX軸方向に沿って(左右方向に)右側に移動してウエハ認識カメラ24の下を通過する場合の動作について、以下説明する。
まず、正反射領域SRAはダイDの左の外側近傍に位置するよう照明装置26が配置される。この場合、ダイDの左側の端部付近、すなわち、正反射領域SRAの右側を検査領域IAとする。
左側から移動してきた照明装置26が図10に示す(a)の位置に移動すると、図11(a)に示すように、正反射領域SRAはダイDの左側端部付近に形成される。この位置では正反射領域SRAの右側を検査領域IAとする。
そして、照明装置26が図10に示す(b)の位置(レンズ25の左端近傍の位置)まで移動する間は、図11(b)に示すように、正反射領域SRAの右側を検査領域IAとする。ここで、図10に示す(b)の位置は検査領域IAが照明装置26によって遮蔽されない限界の位置である。
図10に示す(b)の位置から(c)の位置までは、照明装置26がウエハ認識カメラ24の視野内に入るので、照明装置26の移動のみでダイDの撮像を行わない。
続いて、照明装置26が図10に示す(c)の位置(レンズ25の左端近傍の位置)に移動すると、図11(c)に示すように、正反射領域SRAの左側を検査エリアとする。ここで、図10に示す(c)の位置は検査領域IAが照明装置26によって遮蔽されない限界の位置である。
そして、照明装置26が図10に示す(d)の位置に移動すると、図11(d)に示すように、正反射領域SRAはダイDの右側端部付近に形成される。この場合も、正反射領域SRAの左側を検査領域IAとする。
最後に、正反射領域SRAはダイDの右の外側近傍に位置するよう照明装置26が配置される。この場合も、ダイDの右側の端部付近、すなわち、正反射領域SRAの左側を検査領域IAとする。これによりダイD全面の検査が可能となる。
(第五変形例)
第五変形例における暗視野検査システムについて図12を用いて説明する。
第四変形例では、照明装置26がウエハ認識カメラ24の下方に位置するため、ウエハ認識カメラ24の視野内に入る場合がある。その場合、正反射領域SRAに隣接する二つの領域の一方が検査領域にすることができない。例えば、図10に示す(b)の位置に照明装置26が移動する場合、図11(b)に示す正反射領域SRAの右側は検査領域IAとすることができるが、正反射領域SRAの左側は検査領域とすることができない。
第五変形例では、レンズ25が取り付けられたウエハ認識カメラ24を撮像対象のダイDの表面に対して垂直に配置する。すなわち、ダイDの表面の中心付近に光学軸OAが位置すると共に、光学軸OAがダイDの表面に対して垂直になるようにウエハ認識カメラ24を設置する。そして、レンズ25とダイDとの間に、ウエハ認識カメラ24の光学軸OAに対して45度傾いたハーフミラー27を設置する。そして、照明装置26をウエハ認識カメラ24の視野外に配置すると共に、照明装置26の照射面がハーフミラー27と対向するよう配置する。照明装置26は光学軸OA方向に沿って移動可能である。
仮想照明装置26’が図10に示す照明装置26と同様に移動するように、制御部8は、照明装置26が上下方向に移動するよう制御する。照明装置26はウエハ認識カメラ24の視野外に位置するので、正反射領域SRAに隣接する二つの領域の一方が検査領域にすることができる。また、仮想照明装置26’がレンズ25の直下および左右端部の外側近傍に位置する場合も撮像可能である。
(第六変形例)
第六変形例における暗視野検査システムについて図13を用いて説明する。
ウエハ認識カメラ24にはレンズ25が取り付けられ、レンズ25を通してダイDの主面の画像を撮影する構成となっている。ウエハ認識カメラ24とダイDとを結ぶ線上のレンズ25とダイDとの間には、面発光照明(光源)261およびハーフミラー(半透過鏡)262を内部に備える照明装置260が配置されている。面発光照明261からの照射光は、ハーフミラー262によってウエハ認識カメラ24と同じ光軸で反射され、ダイDに照射される。ウエハ認識カメラ24と同じ光軸でダイDに照射されたその散乱光は、ダイDで反射し、そのうちの正反射光がハーフミラー262を透過してウエハ認識カメラ24に達し、ダイDの映像を形成する。すなわち、照明装置260は同軸落射照明(同軸照明)の機能を有する。
照明装置260内の面発光照明261は面発光タイプのLED光源であり、格子状に平面配列した点光源としてのLED261aを複数有するLED基板261bを備える。各LED261aは個別に点灯(ON)および消灯(OFF)が可能に構成されている。
制御部8は、表面検査時、LED261aを1列ごとまたは1行ごとに順次点灯させることにより線光源を形成し、その線光源を移動するように構成される。面発光照明261のハーフミラー262の照射エリアを絞ることで正反射領域SRAおよび暗視野の検査領域IAを設ける。また、制御部8は、アライメント(位置合わせ)時、照明装置26のLED261aを全て点灯するよう構成される。
以上、本開示者らによってなされた発明を実施形態および変形例に基づき具体的に説明したが、本開示は、上記実施形態および変形例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、実施形態ではダイ位置認識の後にダイ外観検査認識を行っているが、ダイ外観検査認識の後にダイ位置認識を行ってもよい。
また、実施形態ではウエハの裏面にDAFが貼付されているが、DAFはなくてもよい。
また、実施形態ではピックアップヘッドおよびボンディングヘッドをそれぞれ1つ備えているが、それぞれ2つ以上であってもよい。また、実施形態では中間ステージを備えているが、中間ステージがなくてもよい。この場合、ピックアップヘッドとボンディングヘッドは兼用してもよい。
また、実施形態ではダイの表面を上にしてボンディングされるが、ダイをピックアップ後ダイの表裏を反転させて、ダイの裏面を上にしてボンディングしてもよい。この場合、中間ステージは設けなくてもよい。この装置はフリップチップボンダという。
また、実施形態では、ダイを基板に載置するダイボンダ(半導体製造装置)を例に説明したが、ダイボンダに搬入される前のウエハ(ダイ)の表面を検査する検査装置またはダイボンダから搬出された基板に載置されたダイの表面を検査する検査装置にも適用できる。
8・・・制御部
10・・・ダイボンダ(半導体製造装置)
24・・・ウエハ認識カメラ(撮像装置)
26・・・照明装置
D・・・ダイ
IA・・・検査領域(所定領域)
SRA・・・正反射領域

Claims (15)

  1. ダイを撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置に設けられたレンズと、
    照明光を照射する照明装置と、
    前記照明装置により正反射領域を前記ダイ上または前記ダイの周辺に形成すると共に表面検査時において前記正反射領域よりも大きい暗視野領域を前記ダイ上に形成し、所定ピッチでの前記正反射領域の移動と前記ダイの撮像とを繰り返し前記暗視野領域のうち前記正反射領域に近接する所定領域を検査するよう構成される制御部と、
    を備える半導体製造装置。
  2. 請求項1の半導体製造装置において、
    前記制御部は、前記正反射領域の位置する箇所に基づいて、前記正反射領域の移動方向側に近接する所定領域、または、前記正反射領域の移動方向とは反対側に近接する所定領域、または、前記正反射領域の両側に近接する所定領域を検査するよう構成される半導体製造装置。
  3. 請求項2の半導体製造装置において、
    前記制御部は、
    前記正反射領域が前記ダイの一端側に位置する場合、前記正反射領域の移動方向側に近接する所定領域を検査し、
    前記正反射領域が前記ダイの他端側に位置する場合、前記正反射領域の移動方向とは反対側に近接する所定領域を検査するよう構成される半導体製造装置。
  4. 請求項2の半導体製造装置において、
    前記制御部は、前記正反射領域が前記ダイの中央部付近に位置する場合、前記正反射領域の両側に近接する所定領域を検査するよう構成される半導体製造装置。
  5. 請求項1の半導体製造装置において、
    前記照明装置は、第一方向が第二方向より長い照射面を有するバー照明であり、照射光を前記撮像装置の光学軸に沿った第三方向に照射するよう設けられ、
    前記制御部は、前記照明装置を前記第二方向に移動させることにより、前記正反射領域を移動するよう構成される半導体製造装置。
  6. 請求項1の半導体製造装置において、
    前記照明装置は、第一方向が第二方向より長い照射面を有するバー照明であり、照射光を前記撮像装置の光学軸に沿った第三方向に照射するよう固定して設けられ、
    前記制御部は、前記撮像装置を前記第二方向に移動させることにより、前記正反射領域を移動するよう構成される半導体製造装置。
  7. 請求項1の半導体製造装置において、
    前記照明装置は、第一方向が第二方向より長い照射面を有するバー照明であり、照射光を前記撮像装置の光学軸に沿った第三方向に照射するよう固定して設けられ、
    前記制御部は、前記ダイを前記第二方向に移動させることにより、前記正反射領域を移動するよう構成される半導体製造装置。
  8. 請求項1の半導体製造装置において、
    前記照明装置は、第一方向が第二方向より長い照射面を有するバー照明であり、照射光を前記撮像装置の光学軸に沿った第三方向に照射するよう設けられ、
    前記制御部は、前記照明装置を前記撮像装置の光学軸に沿った方向移動させることにより、前記正反射領域を移動するよう構成される半導体製造装置。
  9. 請求項5または8の半導体製造装置において、
    前記撮像装置は前記ダイの端部よりも外側にオフセットして配置される半導体製造装置。
  10. 請求項5の半導体製造装置において、
    前記撮像装置は前記ダイの上に配置され、
    前記照明装置は前記撮像装置の下方を通過するよう配置され、
    前記制御部は、前記照明装置が前記レンズ下に位置する場合、前記ダイを撮像しないよう構成される半導体製造装置。
  11. 請求項1の半導体製造装置において、
    さらに、前記撮像装置と前記ダイとの間にハーフミラーを備え、
    前記照明装置は、第一方向が第三方向よりを長い照射面を有するバー照明であり、照射光を前記撮像装置の光学軸に垂直な第二方向に配置される前記ハーフミラーに照射するよう設けられ、
    前記撮像装置は前記ダイの上に配置され、
    前記制御部は、前記照明装置を前記撮像装置の光学軸の方向に沿った前記第三方向に移動させることにより、前記正反射領域を移動するよう構成される半導体製造装置。
  12. 請求項1の半導体製造装置において、
    前記照明装置は、前記撮像装置と前記ダイとの間に配置され、面発光照明とハーフミラーとを備え、
    前記面発光照明は、マトリクス状に平面配置された複数のLEDを備え、前記LEDのそれぞれは個別に点灯および消灯が可能であり、
    前記制御部は、表面検査時において、前記複数のLEDの一列または1行のLEDを点灯させるよう構成される半導体製造装置。
  13. 請求項12の半導体製造装置において、
    前記制御部は、前記LEDの点灯箇所を変更することにより前記正反射領域を移動するよう構成される半導体製造装置。
  14. ダイを撮像する撮像装置と、
    前記撮像装置に設けられたレンズと、
    照明光を照射する照明装置と、
    前記照明装置により正反射領域を前記ダイ上または前記ダイの周辺に形成すると共に表面検査時において前記正反射領域よりも大きい暗視野領域を前記ダイ上に形成し、所定ピッチでの前記正反射領域の移動と前記ダイの撮像とを繰り返し前記暗視野領域のうち前記正反射領域に近接する所定領域を検査するよう構成される制御部と、
    を備える検査装置。
  15. ダイを撮像する撮像装置と、前記撮像装置に設けられたレンズと、照明光を照射する照明装置と、を備える半導体製造装置に複数のダイをウエハ形状に保持するウエハリングを搬入する工程と、
    前記照明装置により正反射領域を前記ダイ上または前記ダイの周辺に形成すると共に表面検査時において前記正反射領域よりも大きい暗視野領域を前記ダイ上に形成し、所定ピッチでの前記正反射領域の移動と前記ダイの撮像とを繰り返し前記暗視野領域のうち前記正反射領域に近接する所定領域を検査する工程と、
    を含む半導体装置の製造方法。
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