JP2023082531A - プラズマ処理装置及びマイクロ波放射源 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイクロ波を放射する開口付近におけるコンタミネーションの発生を抑制する。【解決手段】天壁に開口を有する処理容器と、マイクロ波放射源と、を備えるプラズマ処理装置であって、前記マイクロ波放射源は、スロットを有し、前記スロットからマイクロ波を放射するスロットアンテナと、前記開口を閉塞し、マイクロ波を前記スロットから前記処理容器内に放射する透過窓と、を有し、前記透過窓は、前記開口の側壁を覆うように垂下する垂下部を有する第1面と、前記第1面の反対面であって、間隙を介して前記スロットアンテナと対面する第2面と、を有する、プラズマ処理装置が提供される。【選択図】図7

Description

本開示は、プラズマ処理装置及びマイクロ波放射源に関する。
例えば、特許文献1は、処理容器の天壁の開口に設けられた透過窓の下面に凹凸がなく、マイクロ波放射部材から放射されたマイクロ波の表面波が伝搬する天壁の下面に凸部を有するプラズマ処理装置を提案している。
特許文献2は、チャンバ内でウエハを載置する載置台と、複数のマイクロ波透過孔を有し、チャンバ内にマイクロ波を導入する平面アンテナ部材と、載置台との間に形成されるプラズマ処理空間を区画する透過板と、を備えるプラズマ処理装置を提案し、透過板の下面には凸部が形成されている。
特開2019-106358号公報 特開2007-294924号公報
本開示は、マイクロ波を放射する開口付近におけるコンタミネーションの発生を抑制することができる技術を提供する。
本開示の一の態様によれば、天壁に開口を有する処理容器と、マイクロ波放射源と、を備えるプラズマ処理装置であって、前記マイクロ波放射源は、スロットを有し、前記スロットからマイクロ波を放射するスロットアンテナと、前記開口を閉塞し、マイクロ波を前記スロットから前記処理容器内に放射する透過窓と、を有し、前記透過窓は、前記開口の側壁を覆うように垂下する垂下部を有する第1面と、前記第1面の反対面であって、間隙を介して前記スロットアンテナと対面する第2面と、を有する、プラズマ処理装置が提供される。
一の側面によれば、マイクロ波を放射する開口付近におけるコンタミネーションの発生を抑制することができる。
実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を示す断面模式図。 参考例に係る透過窓の構成と整合位置の一例を示す図。 第1実施形態に係る透過窓の構成と整合位置の一例を示す図。 第1実施形態の透過窓の構成におけるコンタミネーション数の実験結果の一例を示す図。 第2実施形態に係る透過窓の構成と整合位置の一例を示す図。 第2~第3実施形態及び参考例の透過窓の構成における着火性の実験結果の一例を示す図。 第3実施形態に係るマイクロ波放射源の構成の一例を示す図。 第3実施形態に係る透過窓の構成と整合位置の一例を示す図。 第3実施形態に係る透過窓における電磁界シミュレーションの結果の一例を示す図。
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
本明細書において平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右などの方向には、実施形態の効果を損なわない程度のずれが許容される。角部の形状は、直角に限られず、弓状に丸みを帯びてもよい。平行、直角、直交、水平、垂直、円、一致には、略平行、略直角、略直交、略水平、略垂直、略円、略一致が含まれてもよい。
[プラズマ処理装置]
実施形態に係るプラズマ処理装置の一例を説明する。図1は、実施形態に係るプラズマ処理装置100の一例を示す模式断面図である。プラズマ処理装置100は、処理容器101と、載置台102と、ガス供給部103と、排気装置104と、マイクロ波放射源140と、制御部106とを有する。
処理容器101は、金属材料、例えば表面にイットリア(Y)等で皮膜処理が施されたアルミニウムからなり、有底の円筒形状の容器本体112と天壁111とを有する。容器本体112の上部は開口し、その開口を円板形状の天壁111が閉塞する。これにより、処理容器101内のプラズマ処理空間Uの気密が保持される。処理容器101内では底部に載置台102が配置されている。
載置台102は円板形状であり、例えば表面に陽極酸化処理が施されたアルミニウム等の金属材料、又は例えば窒化アルミニウム(AlN)等のセラミックス材料から形成されている。載置台102は、半導体ウエハを一例とする基板Wを載置する。載置台102は、例えば、容器本体112の底部から絶縁部材121を介して上方に延びる金属製の支持部材120により支持されている。
また、載置台102の内部には、基板Wを昇降するための昇降ピン(図示せず)が載置台102の上面に対して突没可能に設けられている。さらに、載置台102の内部には加熱手段としてヒータ126が設けられている。ヒータ126は、ヒータ電源127から給電されて発熱する。そして、載置台102の上面の近傍に設けられた不図示のセンサ(例えば、熱電対)の温度信号によりヒータ126の出力を制御することで、基板Wが所定の温度に加熱制御される。
載置台102には、高周波電源122が電気的に接続されている。載置台102がセラミックスの場合は、載置台102に電極を設けて、その電極に高周波電源122を電気的に接続する。高周波電源122は、載置台102にバイアス電力としての高周波電力を印加する。高周波電源122が印加する高周波電力の周波数は0.4~27.12MHzの範囲が好ましい。
容器本体112の底部には排気管116が設けられ、排気管116には排気装置104が接続されている。排気装置104は、真空ポンプ、圧力制御バルブ等を備え、真空ポンプにより排気管116を介して処理容器101内が排気され、所望の真空状態に制御される。処理容器101内の圧力は、圧力計(図示せず)の値に基づいて圧力制御バルブにより制御される。容器本体112の側壁には、処理容器101に隣接する搬送室(図示せず)との間で基板Wの搬入出を行うための搬入出口114が設けられている。基板Wの搬入出時、搬入出口114は、容器本体112の側壁に沿って設けられたゲートバルブ115により開口される。
天壁111は、マイクロ波放射源140及びガス導入管123を配置するための複数の開口を有している。ガス供給部103は、複数のガス導入管123と、ガス供給配管124と、ガス供給源125とを有する。複数のガス導入管123は、天壁111の中央のマイクロ波放射源140の周りに形成された複数の開口に配置される。複数のガス導入管123は、ガス供給配管124を介してガス供給源125に接続される。
ガス供給源125は、各種の処理ガスを供給する。なお、ガス供給配管124には、処理ガスの供給及びその停止を制御するバルブや処理ガスの流量を調整する流量調整器が設けられている。
マイクロ波放射源140は、天壁111の外周の6つの開口(図1では2つのみ図示)と、天壁111の中央の1つの開口とに配置される。つまり、本実施形態では、7つのマイクロ波放射源140のそれぞれが天壁111の開口に挿入されるように、天壁111の上部に配置される。ただし、マイクロ波放射源140の個数及び配置はこれに限らず、例えば天壁111の中央に1つのみ配置してもよいし、天壁111の外周のみに複数配置してもよい。
マイクロ波放射源140は、アンプ部142を介してマイクロ波出力部130に接続されている。マイクロ波出力部130は、マイクロ波を生成するとともに、マイクロ波を分配して各アンプ部142に出力する。各アンプ部142は、分配されたマイクロ波を主に増幅して各マイクロ波放射源140に出力する。
マイクロ波放射源140は、アンテナモジュール143、スロットアンテナ144及び透過窓145を有する。アンテナモジュール143は、内導体143aと内導体143aの周りに同心円に配置された外導体143bとを有する同軸導波管であり、内導体143aと外導体143bとの間の空間をマイクロ波が伝搬する。内導体143aと外導体143bとの間の空間には環状の誘電部材M1、M2が上下に設けられている。誘電部材M1は、誘電部材M2の上部に配置されている。誘電部材M1、M2は上下動可能であり、これによりインピーダンスを調整する。透過窓145の構成については、第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態の順に後述する。
外導体143bの先端(アンテナモジュール143の先端)は拡径されている。外導体143bの拡径された内部には円盤形状のスロットアンテナ144が嵌め込まれている。外導体143b及びスロットアンテナ144は天壁111の上部(外部)に設けられている。内導体143aはスロットアンテナ144の上面中央に当接している。スロットアンテナ144は、スロットアンテナ144の中心部の周りに弧状または円環状のスロットSを有する(図7(b)参照)。スロットアンテナ144は、スロットSからマイクロ波を放射するアンテナの機能を有する。なお、スロットSは、スロットアンテナ144の中心部の周りに弧状または円環状に形成されていればよい。
スロットアンテナ144の下方には、スロットSから放射されたマイクロ波を処理容器101内に放射する透過窓145が設けられている。透過窓145は、天壁111に設けられた開口の内部に配置され、その開口を閉塞する。透過窓145はアルミナ(Al)等の誘電体から形成され、マイクロ波を透過する。このようにしてマイクロ波放射源140は、マイクロ波を処理容器101内に放射する。
制御部106は、例えば、コントローラ106a、メモリ106bを有するコンピュータである。制御部106は、入力装置、表示装置等を有してもよい。コントローラ106aは、プラズマ処理装置100の各部を制御する。コントローラ106aでは、入力装置を用いて、オペレータがプラズマ処理装置100を管理するためにコマンドの入力操作等を行うことができる。また、コントローラ106aは、表示装置により、プラズマ処理装置100の稼働状況を可視化して表示することができる。さらに、メモリ106bには、プラズマ処理装置100で実行される各種処理をコントローラ106aにより制御するための制御プログラム及びレシピデータが格納されている。コントローラ106aが制御プログラムを実行して、レシピデータにしたがってプラズマ処理装置100の各部を制御することにより、プラズマ処理装置100を使用して成膜等の基板の処理が実行される。
<第1実施形態>
[透過窓]
次に、第1実施形態に係る透過窓145の構成の詳細について、図2及び図3を参照しながら説明する。図2(a)は、参考例に係る透過窓145'の構成を示す図である。図3(a)は、第1実施形態に係る透過窓145の構成を示す図である。
図2(a)の参考例及び図3(a)の第1実施形態のいずれも、スロットアンテナ144と、透過窓145'及び透過窓145とは同一の直径を有する円盤形状である。すなわち、スロットアンテナ144と透過窓145'の側壁の位置は一致し、スロットアンテナ144と透過窓145の側壁の位置は一致する。ただし、同一の直径を有することが必須の条件ではない。天壁111の開口の側壁111a1は露出している。
図2(a)の参考例の透過窓145'では、下面145'L及び上面145'Uは共に平坦であり、透過窓145'の上面145'Uはスロットアンテナ144と接触する。透過窓145'の厚さは一定である。一方、図3(a)の第1実施形態の透過窓145では、透過窓145の下面である第1面145Lには天壁111の開口の側壁111a1を覆うように垂下する垂下部145aを有する。透過窓145の厚さは垂下部145aを除き一定である。透過窓145の上面である第2面145Uは平坦であり、スロットアンテナ144と接触する。垂下部145aは、透過窓145の側壁よりも内側に形成されている。
図2(a)の参考例の透過窓145'の構成では、天壁111の開口の側壁111a1の角部やその近傍にて透過窓145'から放射された電磁波による電界が集中し、天壁111の開口付近が高電界になり、天壁111がダメージを受ける。そのダメージによって天壁111表面のイットリアの溶射膜が摩耗し、内部のアルミニウムがプラズマに露出することでアルミニウムが削られ、イットリウムやアルミニウムのコンタミネーションが発生し、かかる処理容器101内の金属汚染が課題となっていた。
天壁111の開口の側壁111a1の角部やその近傍におけるダメージの回避及びコンタミネーションの発生回避のため、図3(a)の第1実施形態の透過窓145では、開口の側壁111a1を覆うように垂下する垂下部145aを設ける。垂下部145aは、スロットSよりも外周側で開口の側壁111a1の全周に亘って側壁111a1を覆っている。また、垂下部145の端部145a1の高さは、開口の端部の高さと一致する。すなわち、開口の端部と垂下部145aの端部145a1とは、天壁111の下面111aの高さに一致する。
これにより、垂下部145aによって、開口の側壁111a1の角部やその近傍への電界集中を回避でき、天壁111の開口付近へのダメージを防止又は抑制できる。これにより、金属コンタミネーションの発生を軽減させることができる。
図4は、第1実施形態の透過窓145を用いた場合及び参考例の透過窓145'を用いた場合の、天壁111の表面に施された溶射膜のイットリア中のイットリウム(Y)が金属コンタミネーションとして析出された数を比較して示した実験結果の一例を示す。
図4の結果では、Nガス、NHガス、NF/Ar/Heの混合ガスのいずれの場合にも、プラズマを生成したときの第1実施形態の透過窓145を用いた場合のコンタミネーション数は参考例の透過窓145'を用いた場合よりも少なかった。なお、Nガス及びNHガスのプラズマを生成したとき、処理容器101内は20Paに制御した。NF/Ar/Heの混合ガスのプラズマを生成した時、処理容器101内は20Paと100Paとに制御した。いずれの場合にも第1実施形態の透過窓145の構成を用いることで参考例よりも金属コンタミネーションの発生を軽減することができた。
ところが、図3(a)の第1実施形態の透過窓145では、垂下部145aを設けることで透過窓の形状が変更されたことにより、図2(a)の参考例の透過窓145'と比較してプラズマの使用条件(プロセスの使用条件)が狭くなってしまった。その結果について、図2(b)(c)及び図3(b)(c)を用いて説明する。透過窓145'の厚さは10mmであリ、透過窓145の厚さは垂下部145aを除き10mmである。
図2(b)及び図3(b)は、処理容器101内を6Pa、10Pa、20Pa、50Pa、100Paに制御し、透過窓145、145'から投入したマイクロ波のパワー(W)を横軸に示す。また、Arガスのプラズマを生成したときの誘電部材M1、M2の整合位置(mm)を縦軸に示す。
図2(c)及び図3(c)は、処理容器101内を6Pa、10Pa、20Pa、50Pa、100Paに制御し、透過窓145、145'から投入したマイクロ波のパワー(W)を横軸に示す。また、Nガスのプラズマを生成したときの誘電部材M1、M2の整合位置(mm)を縦軸に示す。
実験の結果、参考例の透過窓145'を使用した場合、図2(b)及び図2(c)に示すようにマイクロ波のパワーや圧力を変化させても誘電部材M1、M2の整合位置は概ね変わらなかった。これは、プラズマが安定していることを示す。換言すれば、プラズマの使用条件が広いことを示す。
これに対して、第1実施形態の透過窓145を使用した場合、図3(b)及び図3(c)に示すようにマイクロ波のパワーや圧力を変化させると誘電部材M1、M2の整合位置が変化し、バラツキが生じた。これは、プラズマが不安定であることを示す。換言すれば、プラズマの使用条件が狭いことを示す。
更に誘電部材M2の下面からスロットアンテナ144の上面までの距離をDとしたとき(図1,図7(a)参照)、誘電部材M2の整合位置における距離Dが10mmを下回ると誘電部材M2からスロットアンテナ144までの距離が短いため接触の可能性がある。つまり、これ以上誘電部材M2をスロットアンテナ144側に移動させることができず、整合がとれなくなることを示す。換言すれば、プラズマの使用条件が狭いことを示す。
この点について、参考例の透過窓145'を使用した場合、図2(b)に示すように誘電部材M2の整合位置(距離D)は10mmを上回った。これに対して、第1実施形態の透過窓145を使用した場合、図3(b)に示すように誘電部材M2の整合位置(距離D)が10mmを下回った。以上から、図3(a)の第1実施形態の透過窓145では、図2(a)の参考例の透過窓145'と比較してプラズマが不安定になり、プラズマの使用条件が狭くなった。
そこで、第1実施形態の透過窓145を使用した場合よりもプラズマの使用条件を広くすると同時に、天壁111のダメージを回避し、コンタミネーションの発生を抑制できるように透過窓145の形状に改良を加えた。改良後の第2実施形態の透過窓145の構成について、図5を参照しながら説明する。
<第2実施形態>
[透過窓]
図5(a)は、第2実施形態に係る透過窓145の構成と整合位置の一例を示す図である。第2実施形態の透過窓145は、基本的に第1実施形態と同様の構成であり、以下では第1実施形態の透過窓145と異なる構成について説明し、同一構成については説明を省略する。
第2実施形態に係る透過窓145は、開口の側壁111a1を覆うように垂下する垂下部145aを有する第1面145Lと、第1面145Lの反対面であって、間隙Kを介してスロットアンテナ144と対面する第2面145Uとを有する。スロットアンテナ144と第2面145Uとは接しておらず、その間に垂直方向に2mmの間隙Kが存在する。透過窓145の厚さは垂下部145aを除き8mmである。ただし、間隙Kは、垂直方向に2mm以下であってもよい。
図5(b)(c)は、処理容器101内を6Pa、10Pa、20Pa、50Pa、100Paに制御し、第2実施形態の透過窓145から投入したマイクロ波のパワーを横軸に示す。また、図5(b)はArガスのプラズマを生成したとき、図5(c)はNガスのプラズマを生成したときの誘電部材M1、M2の整合位置を縦軸に示す。
実験の結果、第2実施形態の透過窓145を使用した場合、図5(b)に示すようにArガスのプラズマを生成したとき、マイクロ波のパワーや圧力を変化させても誘電部材M1の整合位置はほぼ変わらなかった。誘電部材M2の整合位置に多少のバラツキが生じたが、誘電部材M2の整合位置(距離D:図7(a)参照)は10mmを上回った。これは、プラズマが安定していることを示す。
図5(c)に示すようにNガスのプラズマを生成したとき、マイクロ波のパワーや圧力を変化させても誘電部材M1、M2の整合位置はほぼ変わらなかった。これは、プラズマが安定していることを示す。換言すれば、プラズマの使用条件が広いことを示す。
以上から、第2実施形態の透過窓145を使用した場合、第1実施形態の透過窓145を使用した場合よりもプラズマを安定させ、プラズマの使用条件を広くすることができた。よって、第2実施形態の透過窓145によれば、プラズマの使用条件を広く維持しつつ、天壁111へのダメージを防止又は抑制でき、金属コンタミネーションの発生を軽減させることができる。
一方、プラズマ着火性の実験結果では、第2実施形態の透過窓145を使用した場合、参考例の透過窓145'を使用した場合よりもプラズマ着火性が悪かった。図6は、第2~第3実施形態及び参考例の透過窓の構成における着火性の実験結果の一例を示す図である。
図6(a)は、Arガスのプラズマを生成した場合のプラズマ着火の状態を示す。図6(b)は、Nガスのプラズマを生成した場合のプラズマ着火の状態を示す。プラズマ着火性は、目視により判断した。
この実験結果では、図6(1)に参考例に係る透過窓145'を使用した場合、図6(2)に第2実施形態に係る透過窓145を使用した場合について、各圧力及び各マイクロ波のパワーに対して着火したときを〇(着火可能)で示し、着火しなかったときを×(着火不可)で示す。図6(3)の第2実施形態に係る透過窓145を使用した場合については後述する。図6(2)の第2実施形態に係る透過窓145を使用した場合、図6(1)に示す参考例に係る透過窓145'を使用した場合と比べて、図6(a)(b)のいずれにおいてもプラズマの着火性能が悪くなった。
そこで、プラズマの使用条件及びプラズマ着火性能を維持した状態で、天壁111のダメージを回避し、金属コンタミネーションの発生を抑制できるように更に透過窓145の形状に改良を加えた。改良後の第3実施形態の透過窓145の構成について、図7及び図8を参照しながら説明する。
<第3実施形態>
[透過窓]
図7は、第3実施形態に係る透過窓145を含むマイクロ波放射源140の一例を示す断面模式図である。図8は、第3実施形態に係る透過窓145の構成と整合位置の一例を示す図である。第3実施形態の透過窓145は、基本的に第2実施形態の透過窓145と同様の構成であり、以下では第2実施形態の透過窓145と異なる構成について説明し、同一構成については説明を省略する。
図7(a)及び図8(a)に示すように、第3実施形態に係る透過窓145は、開口の側壁111a1を覆うように垂下する垂下部145aを有する第1面145Lを有する。また、第1面145Lの反対面であって、間隙Kを介してスロットアンテナ144と対面する第2面145Uを有する。第2面145Uは、スロットアンテナ144の中心部に接触する凸部145cを有し、凸部145cを除く面において間隙Kを介してスロットアンテナ144と対面するように構成されている。つまり、第2面145Uは、凸部145cを除きスロットアンテナ144と接しておらず、その間に垂直方向に2mmの間隙Kが存在する。透過窓145の厚さは、垂下部145aを除き8mmである。
図7(b)は、透過窓145の第2面145Uと対面するスロットアンテナ144の裏面の位置関係を示し、図7(c)は、第2面145Uを示す。図7(b)に示すように、本開示では、スロットアンテナ144のスロットSは、中心CTから所定の内径及び外径を有する円環状の開口である。スロットSの内径よりも内側は、凸部145cとの接触部分を有するスロットアンテナ144の中心部である。
例えば本開示では、凸部145cは、透過窓145の中心から半径R、高さが2mmの円柱形状である。凸部145cの上面はスロットアンテナ144に接触する面であり、スロットSの内径(内側直径)よりも小さい直径(2R)の円である。この場合、図7(b)に示すように、スロットSから離れてスロットアンテナ144の中心部と接触する。
ただし、これに限らず、凸部145cの上面は、スロットSの内径以下の直径(2R)の円であってもよい。例えば、凸部145cの上面の直径とスロットSの内径とが一致してもよい。この場合、凸部145cの上面はスロットSの内部に重ならない。つまり、スロットSを通して凸部145cの上面は見えない。一方、凸部145cの上面の直径がスロットSの内径よりも大きいと凸部145cの上面がスロットSの内部に重なるため許容されない。また、本開示では、凸部の高さは2mmであるが、2mm以下であってもよい。
図8(b)(c)は、処理容器101内を6Pa、10Pa、20Pa、50Pa、100Paに制御し、第3実施形態の透過窓145から投入したマイクロ波のパワーを横軸に示す。また、図8(b)はArガスのプラズマを生成したとき、図8(c)はNガスのプラズマを生成したときの誘電部材M1、M2の整合位置を縦軸に示す。
実験の結果、第3実施形態の透過窓145を使用した場合、図8(b)(c)に示すようにArガス及びNガスのいずれのプラズマを生成したときも、マイクロ波のパワーや圧力を変化させても誘電部材M1、M2の整合位置はほぼ変わらなかった。これは、プラズマが安定していることを示す。換言すれば、プラズマの使用条件が広いことを示す。更に、第3実施形態の透過窓145を使用した場合、図8(b)に示すように誘電部材M2の整合位置(距離D)が10mmを上回った。これは、プラズマが安定していることを示す。
更に、図6のプラズマ着火性の実験結果を参照する。図6(3)に示す第3実施形態に係る透過窓145を使用した場合、図6(2)に示す第2実施形態に係る透過窓145を使用した場合と比べて図6(a)(b)のいずれのガスの場合もプラズマの着火性能が向上した。図6(3)に示す第3実施形態に係る透過窓145を使用した場合、図6(1)に示す参考例に係る透過窓145'を使用した場合と同等までプラズマ着火性を向上できた。
以上から、第3実施形態の透過窓145を使用した場合、第2実施形態の透過窓145を使用した場合と同様にプラズマを安定させ、プラズマの使用条件を広くすることができる。
加えて、第3実施形態の透過窓145では、第2実施形態の透過窓145を使用した場合よりもプラズマ着火性を向上させることができた。以上から、第3実施形態の透過窓145によれば、プラズマの使用条件及びプラズマ着火性能を維持した状態で、天壁111のダメージを回避し、金属コンタミネーションの発生を抑制できる。
第3実施形態の透過窓145の構成がプラズマ着火性を向上できる理由について、図9を参照しながら説明する。図9は、第3実施形態に係る透過窓145を使用した場合に、マイクロ波放射源140から所定パワーのマイクロ波を放射したときの電磁界シミュレーションの結果の一例を示す図である。図9(a)に示すRは凸部145cの半径を示す。rは、透過窓145の中心からの距離を示す。透過窓145の中心は、図7(b)に示すスロットアンテナ144の中心CTに等しい。
電磁界シミュレーションの条件としては、透過窓145はアルミナ(Al)により形成され、処理容器101内にガスは供給せず、間隙Kは大気(空気)とした。また、マイクロ波放射源140から供給されるマイクロ波の周波数は860MHz、マイクロ波のパワーは500Wに設定した。間隙Kは2mm、透過窓145の厚さは、垂下部145aを除き8mmに設定した。
その結果を図9(b)(c)に示す。図9(b)の横軸は、図9(a)に示す透過窓145の中心軸Axからの距離r(mm)、縦軸は放射されたマイクロ波により発生する電界強度(V/m)である。図9(b)は、凸部145cの半径R(図9(a)、図7(c)の参照)が、5mm(R5)、8mm(R8)、14mm(R14)、19mm(R19)、24mm(R24)の場合、透過窓145の中心からの距離rにおける電界強度の最大値(電界最大値)をプロットした。また、図9(c)は、凸部145cの半径Rが、0mm、5mm、8mm、14mm、19mm、24mmのときの距離rにかかわらない電界最大値を数値で示した表である。凸部145cの半径Rが0mmとは、透過窓145に凸部145cを有しない第2実施形態に係る透過窓145の形状であることを示す。
以上の結果によれば、凸部145cの存在によって電界最大値が大きくなることがわかる。そして、凸部145cの半径Rが8mmのとき、すなわち凸部145cの直径φが16mmのとき、放射されるマイクロ波による電界の最大値を得ることができる。電界最大値が大きくなるほど、プラズマ着火性が良くなる。よって、透過窓145に凸部145cを設けることで透過窓145に凸部145cを有しない第2実施形態に係る透過窓145と比べてプラズマ着火性を向上させることができる。
つまり、第3実施形態の透過窓145によれば、垂下部145a及び凸部145cを透過窓145の所定位置に設けることによりプラズマ使用条件及びプラズマ着火性能を維持しつつ、天壁111のダメージを回避し、金属コンタミネーションの発生を抑制できる。
凸部145cの外周寸法は、マイクロ波の実効波長の半分程度にすると電界強度を最大にできる。周波数が860MHzのマイクロ波の真空中の波長λは348mmである。このとき、マイクロ波の透過窓145における実効波長をλとすると式(1)が成立する。
Figure 2023082531000002
透過窓145をアルミナで形成した場合、アルミナの比誘電率εは約10である。これを式(1)に代入すると、式(2)からマイクロ波の実効波長の半分(λ/2)は、約55と算出される。
Figure 2023082531000003
透過窓145の凸部145cの直径φが16mmのとき(半径Rが8mmのとき)、凸部145cの外周2πRは、式(3)から約50と算出される。
外周2πR=2×3.14×8≒50・・・式(3)
凸部145cの外周寸法をマイクロ波の実効波長λの半分にする又は実効波長λの半分に近づけると電界強度を最大にできる理由は、比誘電率εが異なる境界部で電界が強まるため、凸部145cの外周寸法が電界強度を高めるのに効いてくるためである。
比誘電率εが異なる境界部とは天壁111であれば、間隙Kの空気層との境界であるアルミナの凸部145cの外周部分を指し、スロットSであれば、空気であるスロットSとアルミニウムであるスロットアンテナ144との境界部分を指す。したがって、スロットSの外周寸法をマイクロ波の実効波長λの半分にする又は実効波長λの半分に近づけると、スロットアンテナ144において図7(b)に示すスロットSとスロットアンテナ144との境界で発生する磁場H及び電界Eの強度を最大にできる。
また、凸部145cの外周寸法が電界Eの強度の最大を導くパラメータとなる。図7(c)の磁場Hは凸部145cの外周寸法をマイクロ波の実効波長λの半分にする又は実効波長λの半分に近づけると凸部145cの外周(境界部)で発生する磁場H及び電界Eの強度を最大にできる。なお、上述した「マイクロ波の実効波長λの半分にする又は実効波長λの半分に近づける」とは、概ねλ/2±λ/10のことである。
以上に説明したように、本実施形態のプラズマ処理装置100及びマイクロ波放射源140によれば、マイクロ波を放射する開口におけるダメージによるコンタミネーションの発生を抑制することができる。
特に、第3実施形態の透過窓145を使用した場合、第2実施形態の透過窓145を使用した場合と同様にプラズマを安定させ、プラズマの使用条件を広くすることができ、更に第2実施形態の透過窓145と比較してプラズマ着火性を高めることができる。
なお、図4に示すように、第1実施形態の透過窓145を使用した場合にコンタミネーションとして析出されたイットリウム(Y)の数は、参考例の透過窓145'を用いた場合と比較して減少した。図示していないが、第2及び第3実施形態の透過窓145を使用した場合も同様に、コンタミネーションとして析出されたイットリウム(Y)の数は、参考例の透過窓145'を用いた場合と比較して減少した。
今回開示された実施形態に係るプラズマ処理装置100及びマイクロ波放射源140は、すべての点において例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で変形及び改良が可能である。上記複数の実施形態に記載された事項は、矛盾しない範囲で他の構成も取り得ることができ、また、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
100 プラズマ処理装置
101 処理容器
102 載置台
103 ガス供給部
106 制御部
111 天壁
140 マイクロ波放射源
144 スロットアンテナ
145 透過窓
145a 垂下部
145c 凸部
145L 第1面
145U 第2面

Claims (10)

  1. 天壁に開口を有する処理容器と、マイクロ波放射源と、を備えるプラズマ処理装置であって、
    前記マイクロ波放射源は、
    スロットを有し、前記スロットからマイクロ波を放射するスロットアンテナと、
    前記開口を閉塞し、マイクロ波を前記スロットから前記処理容器内に放射する透過窓と、を有し、
    前記透過窓は、
    前記開口の側壁を覆うように垂下する垂下部を有する第1面と、前記第1面の反対面であって、間隙を介して前記スロットアンテナと対面する第2面と、を有する、プラズマ処理装置。
  2. 前記第2面は、前記スロットアンテナの中心部に接触する凸部を有し、前記凸部を除く面において前記間隙を介して前記スロットアンテナと対面するように構成されている、
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記スロットは、前記中心部の周りに弧状または円環状に形成され、
    前記凸部の接触面は、前記スロットの内側直径以下の直径を有する円であり、前記スロットの内部に重ならない、
    請求項2に記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記凸部の接触面は、前記スロットの内側直径よりも小さい直径を有する円であり、前記スロットから離れて前記中心部と接触する、
    請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記凸部の高さは、2mm以下である、
    請求項2~4のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記凸部の外周の寸法は、マイクロ波の実効波長λの半分である、
    請求項2~5のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記垂下部の端部の高さは、前記開口の端部の高さと一致する、
    請求項1~6のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記垂下部は、前記スロットよりも外周側で前記開口の側壁の全周に亘って形成されている、
    請求項1~7のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記垂下部は、前記透過窓の側壁よりも内側に形成されている、
    請求項1~8のいずれか一項に記載のプラズマ処理装置。
  10. 天壁に開口を有する処理容器を備えるプラズマ処理装置に使用されるマイクロ波放射源であって、
    スロットを有し、前記スロットからマイクロ波を放射するスロットアンテナと、
    前記開口を閉塞し、マイクロ波を前記スロットから前記処理容器内に放射する透過窓と、を有し、
    前記透過窓は、
    前記開口の側壁を覆うように垂下する垂下部を有する第1面と、前記第1面の反対面であって、間隙を介して前記スロットアンテナと対面する第2面と、を有する、マイクロ波放射源。
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