JP2023082416A - 電機子及び電機子の製造方法 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023082416000001
【課題】永久磁石と鉄心との熱膨張差に起因した鉄心における応力の発生を抑制できる電機子及び電機子の製造方法を提供する。
【解決手段】回転子11は、中心軸線Lが延びる軸線方向に貫通する複数の磁石孔15が周縁部に沿って並んで設けられた鉄心13と、複数の磁石孔15にそれぞれ挿入される複数の永久磁石16と、鉄心13における上面13a及び下面13bを覆った状態で鉄心13に固定される一対の板材14とを備える。永久磁石16は、上端面16a及び下端面16bが一対の板材14にそれぞれ接着剤21によって接着されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄心に設けられた磁石孔に永久磁石が固定された電機子及び電機子の製造方法に関する。
従来、この種の電機子として、例えば特許文献1に示す回転電機のロータが知られている。こうしたロータ(電機子)は、外周側に周方向に配置された複数の磁石孔を有するロータコア(鉄心)と、各磁石孔に挿入された永久磁石と、永久磁石を固定する磁石固定部材とを備えている。磁石固定部材は、熱硬化性樹脂によって構成されている。磁石固定部材は、各磁石孔に永久磁石の全体を覆うように充填されて硬化されることによって永久磁石を固定する。
特許第6705385号公報
ところで、上述のようなロータでは、磁石孔における永久磁石とロータコアとの間に磁石固定部材が充填されているとともに、永久磁石とロータコアとの熱膨張率が互いに異なっている。このため、例えば、ロータの温度変化に伴って永久磁石がロータコアよりも大きく熱膨張した場合には、ロータコアが磁石固定部材を介して永久磁石から荷重を受けるので、ロータコアに応力が生じるという問題がある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する電機子は、中心軸線が延びる軸線方向に貫通する複数の磁石孔が周縁部に沿って並んで設けられた鉄心と、複数の前記磁石孔にそれぞれ挿入される複数の永久磁石と、前記鉄心における前記軸線方向の両面を覆った状態で前記鉄心に固定される一対の板材と、を備えた電機子であって、前記永久磁石は、前記軸線方向の両端部が一対の前記板材にそれぞれ接着剤によって接着されていることを要旨とする。
この構成によれば、磁石孔に挿入された永久磁石は、上記軸線方向の両端部(2箇所)において一対の板材に接着されることによって磁石孔に保持される。このため、磁石孔における永久磁石と鉄心との間には隙間が形成される。したがって、互いに熱膨張率が異なる永久磁石と鉄心とが熱膨張した場合に、永久磁石と鉄心との熱膨張差を永久磁石と鉄心との間の隙間によって吸収できる。この結果、鉄心が永久磁石から荷重を受けることを抑制できるので、永久磁石と鉄心との熱膨張差に起因した鉄心における応力の発生を抑制できる。
上記課題を解決する電機子の製造方法は、中心軸線が延びる軸線方向に貫通する複数の磁石孔が周縁部に沿って並んで設けられた鉄心の複数の前記磁石孔に複数の永久磁石がそれぞれ挿入され、前記鉄心における前記軸線方向の両面が一対の板材に覆われた電機子の製造方法であって、前記永久磁石における前記軸線方向の両端部及び一対の前記板材における前記両端部と対応する部分のうち少なくとも一方に接着剤を付与する接着剤付与工程と、前記磁石孔に前記永久磁石を挿入する挿入工程と、前記永久磁石の前記両端部と一対の前記板材とを前記接着剤で接着する接着工程と、一対の前記板材と前記鉄心とを接合する接合工程と、を備えることを要旨とする。
この構成によれば、上記電機子と同様の作用効果を得ることができる。
一実施形態の回転子の分解斜視図である。 図1の回転子の断面図である。 下側治具に下板及び鉄心をセットしたときの状態を示す断面模式図である。 図3において鉄心の磁石孔に永久磁石を挿入したときの状態を示す断面模式図である。 図4において下側治具に上板をセットして、上板、下板、及び鉄心を下側治具と上側治具とで挟んで加圧した状態で、鉄心と、上板及び下板のそれぞれとを溶接するときの状態を示す断面模式図である。
以下、電機子を回転子に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
<回転子11>
図1及び図2に示すように、回転電気機械の電機子の一例としての回転子11(ロータ)は、中心部にシャフト(図示略)を挿入するための略円形状の第1貫通孔12を有した円柱状の鉄心13と、一対の円環状の板材14とを備えている。
<鉄心13>
図1及び図2に示すように、鉄心13は、円環状の金属板(電磁鋼板)が複数枚(例えば数百枚)積層された積層構造をなしている。鉄心13の周縁部には、鉄心13の中心軸線Lが延びる軸線方向に貫通する略矩形状の磁石孔15が複数設けられている。すなわち、鉄心13には、複数の磁石孔15が周方向に等間隔となるように周縁部に沿って並んで設けられている。
なお、以下の説明では、中心軸線Lが延びる軸線方向が上下方向と一致するものとする。すなわち、以下の説明における上下方向は、図1における上下方向と一致するものとする。
図1及び図2に示すように、鉄心13における上下方向の両面は、それぞれ上面13a及び下面13bとされている。各磁石孔15の上端及び下端は、鉄心13の上面13a及び下面13bにおいてそれぞれ開口している。各磁石孔15には、直方体状の永久磁石16が挿入されている。
各永久磁石16における上下方向の両端面(両端部)は、それぞれ上端面16a及び下端面16bとされている。各永久磁石16は、長辺方向が上下方向となるように磁石孔15内に配置されている。各永久磁石16の上下方向の長さは、磁石孔15の上下方向の長さと同じになっている。
したがって、各永久磁石16の上端面16aは鉄心13の上面13aと面一になっているとともに、各永久磁石16の下端面16bは鉄心13の下面13bと面一になっている。鉄心13における磁石孔15を形成する壁面13cと永久磁石16の全ての側面16cとの間には、隙間17が形成されている。つまり、各永久磁石16は、鉄心13の壁面13cに対してほとんど接触することなく磁石孔15に挿入されている。
<板材14>
一対の板材14は、例えばステンレス鋼によって構成される。一対の板材14は、中心部にシャフト(図示略)を挿入するための略円形状の第2貫通孔18を有している。第2貫通孔18は、鉄心13の第1貫通孔12と形状及び径が同じになっている。一対の板材14の外径は、鉄心13の外径と同じになっている。つまり、一対の板材14の内径及び外径は、鉄心13の内径及び外径とそれぞれ一致している。
一対の板材14は、鉄心13の上面13a全体及び下面13b全体をそれぞれ覆った状態で鉄心13に対して例えば溶接によって固定される。一対の板材14のうち、鉄心13の上面13a全体を覆う一方は上板19とされるとともに、鉄心13の下面13b全体を覆う他方は下板20とされている。上板19及び下板20は、互いに同一の構成になっている。
各永久磁石16における上端面16a及び下端面16bは、上板19の下面及び下板20の上面に対してそれぞれ接着剤21によって接着されている。本例の接着剤21には、例えばマイクロカプセル接着剤が採用される。マイクロカプセル接着剤は、硬化剤が閉じ込められたカプセルを主剤の中に含んでいる。マイクロカプセル接着剤は、加圧によりカプセルが破壊されることで、硬化剤を主剤と混合させて硬化することにより接着力が生じるタイプの接着剤である。
<回転子11の製造方法>
次に、上述のように構成された回転子11の製造方法を説明する。
図3に示すように、回転子11を製造する場合には、まず、下側治具22を用意する。下側治具22は、円板状の基部23と、基部23の上面の中心部に立設された円柱状の突出部24とを備えている。突出部24は、鉄心13の第1貫通孔12及び一対の板材14の第2貫通孔18に対して挿嵌可能に構成されている。
続いて、下板20の第2貫通孔18に突出部24が挿嵌されるように下板20を基部23の上に載置することにより、下側治具22に下板20を位置決め状態でセットする。続いて、円環状の複数枚の金属板(電磁鋼板)を積層して接合することによって鉄心13を形成する。続いて、鉄心13の第1貫通孔12に突出部24が挿嵌されるように鉄心13を基部23上に載置された下板20の上に載置することにより、下側治具22に鉄心13を位置決め状態でセットする。
続いて、永久磁石16の上端面16a及び下端面16bに接着剤21を付与する(接着剤付与工程)。この場合、接着剤21がマイクロカプセル接着剤によって構成されているため、接着剤付与工程を予め多数の永久磁石16に対して行っておいてもよい。続いて、図4に示すように、上端面16a及び下端面16bに接着剤21が付与された状態の永久磁石16を全ての磁石孔15に順次に挿入する(挿入工程)。
続いて、図5に示すように、上板19の第2貫通孔18に突出部24が挿嵌されるように上板19を鉄心13の上面13a上に載置することにより、下側治具22に上板19を位置決め状態でセットする。続いて、図5に示すように、円板状の上側治具25を用意する。上側治具25の下面の中央部には、下側治具22の突出部24の先端部を挿入可能な凹部25aが形成されている。
続いて、図5に示すように、上側治具25の凹部25aに下側治具22の突出部24の先端部が挿入されるように上板19の上に上側治具25を載置する。続いて、上側治具25を下方に向かって押圧することにより、上板19、下板20、及び鉄心13を、下側治具22の基部23と上側治具25とで挟んで加圧した状態にする。このときの加圧力は、永久磁石16の上端面16aと上板19の下面との間及び永久磁石16の下端面16bと下板20の上面との間の接着剤21にも付与される。
このため、マイクロカプセル接着剤によって構成された接着剤21に接着力が生じるので、この接着力が生じた接着剤21により、各永久磁石16が上板19及び下板20に接着されて固定される(接着工程)。続いて、上板19、下板20、及び鉄心13の予熱を行った後、鉄心13と、上板19及び下板20のそれぞれとを溶接トーチ26から付与される熱で溶接を行うことによって接合する(接合工程)。
この場合、鉄心13と、上板19及び下板20のそれぞれとは、周方向における複数箇所において溶接される。これにより、図1及び図2に示す回転子11が製造される。この製造された回転子11は、上側治具25を退避させた後、下側治具22から取り外される。
<回転子11の作用>
次に、回転子11の使用時の作用について説明する。
回転子11は、回転電気機械に組み込まれて使用される。回転電気機械の稼動により回転子11の温度が上昇して高温になると、回転子11が熱膨張する。すると、永久磁石16と鉄心13とは、熱膨張率が互いに異なるため、永久磁石16と鉄心13との間で熱膨張の程度に差が出る。
しかしながら、本実施形態の回転子11では、磁石孔15に挿入された永久磁石16が、上端面16a及び下端面16bの2箇所において一対の板材14に接着されることによって磁石孔15に保持された構成になっている。すなわち、回転子11は、磁石孔15における永久磁石16と鉄心13との間に隙間17が形成された構成になっている。
このため、互いに熱膨張率が異なる永久磁石16と鉄心13とが熱膨張した場合に、永久磁石16と鉄心13との熱膨張差が永久磁石16と鉄心13との間の隙間17によって吸収される。したがって、鉄心13が永久磁石16から荷重を受けることを抑制できるので、永久磁石16と鉄心13との熱膨張差に起因した鉄心13における応力の発生を抑制できる。
因みに、磁石孔15における永久磁石16と鉄心13との間の隙間17に樹脂などの充填材が充填されていると、鉄心13が当該充填材を介して永久磁石16から荷重を受ける。この結果、鉄心13に応力が発生するので、例えば鉄心13における周縁と磁石孔15との間の脆弱な薄肉部分に応力集中が起こると、当該薄肉部分が破損するおそれがあるという問題がある。
こうした問題は、特に永久磁石16にネオジウム磁石を用いた場合に起こり易くなる。なぜなら、ネオジウム磁石は、特定の方向において、高温になると収縮するとともに低温になると膨張する性質があるからである。つまり、例えば、高温時に膨張している鉄心13の磁石孔15に収縮しているネオジウム磁石を挿入すると、低温時に鉄心13が収縮するとともにネオジウム磁石が膨張するため、鉄心13が上記充填材を介してネオジウム磁石から大きな荷重を受けるからである。
以上詳述した実施形態によれば、次のような効果が発揮される。
(1)回転子11において、永久磁石16は、上端面16a及び下端面16bが一対の板材14にそれぞれ接着剤21によって接着されている。
この構成によれば、磁石孔15に挿入された永久磁石16は、上端面16a及び下端面16b(2箇所)において一対の板材14に接着されることによって磁石孔15に保持される。このため、磁石孔15における永久磁石16と鉄心13との間には隙間17が形成される。したがって、互いに熱膨張率が異なる永久磁石16と鉄心13とが熱膨張した場合に、永久磁石16と鉄心13との熱膨張差を永久磁石16と鉄心13との間の隙間17によって吸収できる。この結果、鉄心13が永久磁石16から荷重を受けることを抑制できるので、永久磁石16と鉄心13との熱膨張差に起因した鉄心13における応力の発生を抑制できる。
また、永久磁石16は、鉄心13に接合されていない上に、磁石孔15における永久磁石16と鉄心13との間には隙間17が形成されるため、鉄心13を構成する積層状態の複数の金属板(電磁鋼板)には、多少の遊びがある。このため、鉄心13を構成する複数の金属板の一部にずれがあった場合でも、鉄心13の第1貫通孔12へシャフト(図示略)を挿入することで、金属板のずれが解消される。したがって、鉄心13の第1貫通孔12へのシャフト(図示略)の挿入を容易に行うことができる。
(2)回転子11の製造方法において、接着剤21はマイクロカプセル接着剤であり、接合工程では一対の板材14と鉄心13とを加圧した状態で接合する。
この構成によれば、接着剤21を構成するマイクロカプセル接着剤は加圧力が付与されることによりマイクロカプセルが破壊されることで硬化して接着力を生じる。このため、接合工程で一対の板材14と鉄心13とを加圧するときの加圧力を接着剤21にも付与できる。したがって、接合工程を行うだけで接着工程が自動的に行われるようにすることができる。この結果、回転子11の製造効率を向上できる。
(3)回転子11の製造方法では、特許文献1のロータ(回転子)を製造する方法とは異なり、永久磁石16全体を熱硬化性樹脂によって覆って固定する必要がない。このため、回転子11の軸線方向の厚さを、特許文献1のロータ(回転子)に比べて薄くできる。また、永久磁石16の固定に熱硬化性樹脂を用いないので、熱硬化性樹脂を硬化させるための熱エネルギーや熱硬化性樹脂が硬化するまでの永久磁石16の保持時間を不要とすることができる。このため、回転子11の製造コストの低減及び回転子11の製造時間の短縮に寄与できる。
(変更例)
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・接着剤21には、感圧接着剤を用いてもよい。感圧接着剤は、通常圧力の下では硬化せずに、所定時間加圧されることで硬化するタイプの接着剤である。
・接着剤21には、加圧しなくても塗布して自然乾燥させるだけで接着力が生じる一般的な接着剤を用いてもよい。
・接着剤付与工程において、上板19の下面における永久磁石16の上端面16aと対応する位置及び下板20の上面における永久磁石16の下端面16bと対応する位置に接着剤21を付与してもよい。この場合、永久磁石16の上端面16a及び下端面16bには、接着剤21を付与してもよいし、接着剤21を付与しなくてもよい。
・鉄心13は、金属板を複数積層して形成せずに、金属の塊を切削加工することによって形成してもよい。
・上記実施形態にかかる電機子は、回転子11に限らず回転電気機械の固定子(ステータ)に適用してもよい。
11…電機子の一例としての回転子
12…第1貫通孔
13…鉄心
13a…上面
13b…下面
13c…壁面
14…板材
15…磁石孔
16…永久磁石
16a…上端面
16b…下端面
16c…側面
17…隙間
18…第2貫通孔
19…上板
20…下板
21…接着剤
22…下側治具
23…基部
24…突出部
25…上側治具
25a…凹部
26…溶接トーチ
L…中心軸線

Claims (3)

  1. 中心軸線が延びる軸線方向に貫通する複数の磁石孔が周縁部に沿って並んで設けられた鉄心と、
    複数の前記磁石孔にそれぞれ挿入される複数の永久磁石と、
    前記鉄心における前記軸線方向の両面を覆った状態で前記鉄心に固定される一対の板材と、
    を備えた電機子であって、
    前記永久磁石は、前記軸線方向の両端部が一対の前記板材にそれぞれ接着剤によって接着されていることを特徴とする電機子。
  2. 中心軸線が延びる軸線方向に貫通する複数の磁石孔が周縁部に沿って並んで設けられた鉄心の複数の前記磁石孔に複数の永久磁石がそれぞれ挿入され、前記鉄心における前記軸線方向の両面が一対の板材に覆われた電機子の製造方法であって、
    前記永久磁石における前記軸線方向の両端部及び一対の前記板材における前記両端部と対応する部分のうち少なくとも一方に接着剤を付与する接着剤付与工程と、
    前記磁石孔に前記永久磁石を挿入する挿入工程と、
    前記永久磁石の前記両端部と一対の前記板材とを前記接着剤で接着する接着工程と、
    一対の前記板材と前記鉄心とを接合する接合工程と、
    を備えることを特徴とする電機子の製造方法。
  3. 前記接着剤は、マイクロカプセル接着剤であり、
    前記接合工程では、一対の前記板材と前記鉄心とを加圧した状態で接合することを特徴とする請求項2に記載の電機子の製造方法。
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